JPS63243542A - 液気式緩衝装置 - Google Patents

液気式緩衝装置

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JPS63243542A
JPS63243542A JP62331864A JP33186487A JPS63243542A JP S63243542 A JPS63243542 A JP S63243542A JP 62331864 A JP62331864 A JP 62331864A JP 33186487 A JP33186487 A JP 33186487A JP S63243542 A JPS63243542 A JP S63243542A
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liquid
collar
disc
deflector
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    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/50Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics
    • F16F9/512Means responsive to load action, i.e. static load on the damper or dynamic fluid pressure changes in the damper, e.g. due to changes in velocity
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/104Suspension devices for wheels, rollers, bogies or frames
    • B62D55/112Suspension devices for wheels, rollers, bogies or frames with fluid springs, e.g. hydraulic pneumatic
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/34Special valve constructions; Shape or construction of throttling passages
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  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皇!上二皿里盆I 本発明は、車輌、特に重車輌の液気式懸架素子用の緩衝
装置に関する。
従来の技術 液体気体式、特に、ピストンと基質との間にある液圧室
内に配置されたカートリッジを備えた重車輌用のオイル
−気圧式懸架素子が公知である。
かくて、実際の緩衝装置およびピーク制限弁からなる緩
衝カートリッジが提供され、車輌が起伏の多い路面を走
行する場合に液圧室内のピストンが動く間にこれらカー
トリッジの間を液流が交互に移動することは公知である
。緩衝装置は車輌の最大速度まで直接に作動し、それ以
下では、特にいくらか起伏のある路上では、車輌が隆起
および穴の上を通過した場合に発生する非常に迅速な圧
力上昇および低下は、緩衝装置と連動する双方向急速開
放ピーク制限弁により吸収される。
後者には従来は、ねじにより適所に保持されるばねによ
りあるいは弾性ワッシャにより、その座に弾性的に戻る
シャッタがとり付けられている。
明が解決しようとする問題点 一定の速度以上で特にでこぼこの道路を走行する車輌の
カートリッジに対しては、緩衝装置が作動せず、従って
液がシャッタあるいは弾性ワッシャの両側にかけて出入
りしないことがわかっている。これは、液圧がワッシャ
をその座から離す場合に、後者とワッシャとの間に真空
が生じ、これがシャッタあるいはワッシャの弾性復帰力
に加えて、十分な量の液が緩衝装置を通って通過する前
に再び通路を閉じる傾向がある、という事実により説明
できる。経験によれば、その時にシャッタをその座から
引き離すことは不可能であり、その結果懸架素子の液圧
室内に発生した非常に高い液圧(数百気圧)がこの素子
のアームを完全に破壊し、懸架装置を作動不能とする。
他の事例においては、突然の圧力変動によりワッシャが
破壊され、それにより懸架装置が)動子能に近い状態と
なる。
問題点を解決するための手「 そのため、本発明の目的は、ある種の車輌においてはお
よそ1000気圧に達する非常に高い圧力が液圧室に生
じても、車輌が高速走行をしている場合、特にでこぼこ
の路面において、効果的かつ信頼性ある作動が可能であ
る緩衝装置を提供することにある。
本発明に関する緩衝装置は、円盤の両側に液流の通路の
ためのポートを有する支持リング内に固定された円盤と
、1方向の流れをいくつかのポートにのみ生じ、反対方
向の流れをその他のポートに生じる手段と、前記手段を
円盤に固定する素子とを備えてなる。
本発明に従えば、上述の手段は円盤の対向する2つの面
に取り付けられて、液流通路ポートの反対側に配置され
ている剛性の環状デフレクタ内に配置された弾性可撓ワ
ッシャを備えてなる。
この、充分耐食性のある金属あるいは金属合金(鋼鉄)
からなるデフレクタがあるために、懸架素子内の液圧が
突然上昇しあるいは低下した場合でも、ワッシャが保護
される。
本発明のその他の特別な特徴に従えば、各ポートは、円
盤を通り抜けるボア内に固定された管状挿入部により形
成され、挿入部のいくつかは挿入部ごとに1つのカラー
の割合で端カラーが取り付けられて、このカラーが円盤
の1面に突出し、他の挿入部は円盤の反対側の面に突出
している端カラーが取り付けられており、この突出して
いるカラーの寸法は、デフレクタが前記カラーに対し弾
力的に持ち上げられるような寸法であり、それにより液
圧が不十分な場合は、デフレクタはそれに対応するカラ
ーから離れず、対応する挿入部を遮断している。
本発明のその他の特徴に従えば、デフレクタはその放射
状のリングの環状表面により挿入部のカラーを支え、環
状表面の厚さと等しいデフレクタの幅と管状挿入部の壁
の厚さとは、液圧が十分である間は、デフレクタをその
対応するカラーから引き離して維持し、同時に前記カラ
ーを傷つけない範囲に設定されている。
そのような緩衝装置について行われた検査では高速の重
車輌がでこぼこの路面においても、完全に満足すべき作
動をすることを示した。
X−五一団 第1図は液体気体式懸架素子を示しており、この詳細は
フランス特許第83.20,063号明細書に説明され
ており、そのためここではその詳細を説明する必要がな
い。
素子1は車輪支持アーム2を備え、このアームの断面図
のみがここには示され、図面に示されている部分の反対
側にあるこのアームの端は垂直可動ローラ(図示されて
いない)に関節連結されている。アーム2に固定されて
いるロッカー3上に関節連結されているのは、アーム2
の振動の間に液圧室6内で同時に反対方向に移動可能な
2つのピストンのロッド4の端である。各室6に関連す
るのは、液体室6および緩衝カートリッジ9と連絡して
いる、液体区室7bからガス区室7aを分離している可
撓ダイヤフラムを有するガスアキュムレータ7である。
後者(緩衝カートリッジ9)はピストン5の反対側にあ
る液体室6の端に取り付けられ、これが連絡する液体区
室7bに面しており、室6はアキュムレータ7に封止連
結されている部品11により区画されている。
各カートリッジ9は、緩衝装置と双方向急速開放ピーク
制限弁とを備えた組立体を形成し、緩衝装置は本発明に
関するそれに従っている。
第2図は、重車輌用の第2懸架素子12を描いており、
この種のそれはフランス特許第85.0.5067号明
細書に説明されているので、ここではその詳細は説明さ
れない。
素子12はアーム13と、それを通る車輌の軸ジヤーナ
ル(図示されていない)とを備え、車輌のシャシ(図示
されていない)に固定された固定部分14上に回転可能
に関節連結されている。固定部分14はシャシに連結さ
れている軸15に対し相対的に同軸であり、ローラ手段
が回転アーム13と固定部分14との間に設けられてい
る。アーム13には、室16をレセプタクル18から分
離する摺動ピストン17を含む液体室16がある。ピス
トン17上に関節連結され、室16内を封止摺動するの
は連結ロッド19であり、そのピストン17の反対側の
端は、固定部分14と一体となワているラグ22内に横
方向に固定されているピボットピン21上に関節連結さ
れている。
アーム13内には、気室23もあり、これが液室16の
軸に平行な軸を有し、かつ2つの自由摺動ピストン24
があり、2つのガス室26.27を形成している。ガス
室26の反対側面には、連結管路28を経て室16から
来る液圧をピストン24が受け、管路28の一端は、緩
衝装置と双方向ピーク制限弁とを構成するカートリッジ
29の反対側の室16内へ開放されている。管路28の
第2端は車輌の液圧回路(図示されていない)と連絡し
ている。
第1図および第2図の懸架素子のカートリッジ9と29
とを形成するM街装置およびピーク制限弁は、ここで第
3図から第12図までを参照して更に詳細に説明される
(これらの緩衝装置およびピーク制限弁の使用例は制限
的なものではない)。
A)緩衝装置の説明(第3図から第8図まで)緩衝装置
31は外部ねじ33が設けられた円盤32を備え、この
ねじにより環状ガスケット35を有する管状ケーシング
34にねじ込み可能となり、液体室の壁に対し相対的に
封止を確保する。軸×−×がカートリッジ(9あるいは
29、第1図あるいは第2図)の基本軸であり、円盤3
2に機械加工されているのは、ボア36であり、これら
のボアは軸X−Xに対し平行であり、この軸の周囲に平
均して分配されており、それぞれのボアは管状挿入部3
7a、37bに固定され、その内部ポート38.30は
円盤32の2つの面上にその反対側の端で開いている。
この例では第5図に示されているところでは、10個の
ボアとそれに対応する挿入部があるが、もちろんこの数
は変更可能である。挿入部のいくつかは、つまり37a
で示されているそれらの半分は、液体室に直面している
円盤32の面に対し相対的に突出している対応する端カ
ラー39が設けられており、それに対してその他の37
bで示されている挿入部は、それぞれ円盤32の反対側
の面に対し相対的に突出している端カラーが設けられて
いる。
カラー39.41の反対側の挿入部37a 、 37b
の噛は、円盤32の対応する面内に作られている対応す
るへこみ42.43内へ開いており、これらのへこみ4
2.43は円筒型で、対応する挿入部37a 、 37
bの軸に対して相対的にずれていることが好ましい。
へこみ42.43は対応する挿入部37a 、 37b
に合わせて、Id+X−Xの周囲に均一に交互に配列さ
れている。示されている例においては、へこみ43は懸
架素子の液体室に直面する円盤32の面上に作られ、へ
こみ43の直径方向反対側にあるカラー39は、緩衝装
置31に関連するピーク制限弁65の反対側にある円盤
32のこの同じ面上に突出している。この構成はへこみ
42とこれに関連する挿入部37bに対しては逆向きと
なる。挿入部は、例えば対応するボア36の内側ねじに
ねじ込まれるねじ44とか、残りの挿入部37a 13
7bと一体となって、対応する円盤32のレセプタクル
内に半径方向に突出している環状肩部45のような適当
な手段により円盤32内に固定される。
緩衝装置31には、挿入部37aのポート38の方向へ
のみ液体が通過する手段と、挿入部37bのポート30
へのみ、上と反対方向に液体が通過する手段とが設けら
れている。説明されている実施例においては、これらの
手段は、円盤32の2つの対向する面上に設けられてい
る、挿入部37a 、 37bのポート38.30の反
対側に設けられた剛性の環状デフレクタ48.49内に
配置された弾性可撓金属ワッシャのスタック46.47
を備えている。第4図に示されている例においては、各
スタック46.47は3つのワッシw 46a、46b
、 46cおよび47a、47b、 47cからなり、
それらの外側縁は対応するデフレクタ48.49の軸X
−Xと相対的に同軸に円形翼51により半径方向に保持
されている。多翼51は放射状のリング52により伸長
し、このリング52は軸X−Xに対し垂直で、その表面
は対応する挿入部37a、37bの環状端に直面してい
る。
緩衝装置31は円盤32を軸方向に通るねじ53と、ワ
ッシャ46.47のスタックと2つのデフレクタ48.
49 とで完成する。スタック46.47 とデフレク
タ48.49 とには、ねじ53が貫通し、ワッシャ4
6a等、および47a等と直面している環状部材54.
55により、ねじ53に隣接する範囲の適所に保持され
、それら自体はそれぞれねじ53の端ワッシャ56とナ
ツト57とにより適所に固定されている。2つのワッシ
ャ58.59は円盤32とスタック46.47との間に
配置され、第3ワツシヤ61はナツト57と環状部材5
5との間に挿入されている。
2つのデフレクタ48.49、ワッシャ4Sa等および
47a等、および突出カラー39.41の寸法は、緩衝
装置31が休止中の場合、リング52が対応するワッシ
ャ46a等、47a等により、対応するカラー39.4
1の環状表面に弾性保持されるような寸法である。この
位置においては(第3図および第4図)、カラー39.
41に直面していないリングの表面の部分は、へこみ4
3.42から、そのへこみの距離に、リング52とそれ
らに直面する円盤32の面との間の距離を加えた距離に
等しいだけ離れている。
!yi衝装置は以下のように作動する。
円盤32の1面上に突然液圧が上昇し、所定の値まで達
すると、液体がデフレクタ49あるいは48を対応する
カラー39あるいは41から引き離すように動かし、液
体はポート38あるいは30を経て円盤32の他側面へ
流れる。液体の流れは、デフレクタ48あるいは49と
対応するカラー41あるいは39の環状表面との間で発
生する流体力学的真空と、ワッシャ46あるいは47の
スタックにより発生する弾性復元力により妨害を受ける
。そのため液体は、後者(デフレクタ)をカラー39あ
るいは41上に当接させようとする流体力学的真空とデ
フレクタの弾性復元力よりも、液体の液圧と上流へ流れ
ようとする力とが大きい限り、流れ続ける。
流体力学的真空とこれに対応してデフレクタ上に発生す
る力は、特定のデフレクタに接触するカラー39あるい
は41の環状表面に直接比例している。この結果は、液
体が実際に一定の液圧から流れることを保証するために
、この環状接触表面が一定の値を越えてはならないとい
うことである。
逆に言えば、デフレクタ48.49と接触する挿入部3
7a 、37bのこの環状表面が小さすぎれば、カラー
41.39にかかるこの力が挿入部37a 、 37b
の素材の負担限度を越え、従ってカラー39.41の損
傷の原因となる。そのため、挿入部の壁の厚さが評価さ
れる、つまり、デフレクタ48.49を受ける環状表面
の厚さが、使用される素材と懸架素子の室内の液圧に依
存する特定の限度の間になければならない。
第6図を参照すれば、この限度は以下のデータから決定
可能である。
−dl=挿入部37aあるいは37bの突出しているカ
ラー39.41のポート38あるいは30の直径。
−d2=カラー39あるいは41の外径。
−x−十分な圧力を有する液体がポート38(30)か
らデフレクタ48 (49)の外側へ流れる場合の、リ
ング52およびデフレクタ48あるいは49の表面とカ
ラー39あるいは41の環状表面との間の距離。
−21=ポート内の液圧。
−p2=デフレクタ内の液圧。
−5−ポート38(3G)の断面積に等しく、圧力p1
を受けるデフレクタ表面。
力学的均衡は、下記の関係を満足する場合に得られる。
ここでは、Flは圧力p1によりデフレクタの表面S上
に発生する力であり、F2は、カラー39とデフレクタ
48との間の液体力学的真空の結果としての、デフレク
タの弾性復元力である。
F1=F2+F3 (d2/di、x)この故に(pi
−p2)s=F2+F3これから(pi−p2)π(d
i)’/2−F 2+xα・F2 そして x=f  [′(pi−p2)d2;di/d2コ実際
、液体力学的真空はデフレクタの弾性復元力F2の関数
でもある。しかしながら、この液体力学的復元力は、d
 2/d 1比の最初のかつ主要な関数であり、つまり
、接触表面が大きすぎると、デフレクタは挿入部から離
れることはなく、あるいはたとえ離れても直ちに戻りて
しまい、永久に閉じてしまう。逆に言えば、d 2/d
 1比が低ずぎる場合(1に等しい限度である場合)は
、挿入部の素材のたわみ限度(yield 11m1t
)に到達しあるいはそれを越える。そしてカラー39あ
るいは41の周辺に傷を生じて、緩衝装置が作動不適合
となる。
かくて、下記の関係が成り立たなければならない。
Add 2/d 1 <B ここでAは挿入部の素材のたわみ限度に対応する係数で
あり、Bは、デフレクタが再び閉じて緩衝装置をブロッ
クするd 2/d 1比の値である。
指標(indication)を与えるための例として
、緩衝装置に使用される素材と、懸架素子内に発生する
液圧(これはある種の重車輌ではおよそ1000気圧に
達する)とによるが、それはα=0.25である。その
ため、d 2/d 1比の限度値を決定することが可能
である。
wi街装置31の可能な代替的実施例については、下記
のことが特に言及される。弾性ワッシャ46a−47c
の数は変更可能であり、これらワッシャは適当な素材、
デフレクタ48.49に使用されているのと同じ素材で
作られ、これは鋼鉄から製造されることが好ましい。挿
入部37a 、37bおよびボア36の数も変更可能で
あり、それらは適当な手段により円盤32に固定可能で
ある。
ワッシャ46a −47bに面している環状部材54.
55の表面は最初は平面で、次に円錐台形となる。これ
は、ねじ53から出発して、部材54.55の周辺まで
増加する隙間をこれらワッシャと前記円錐台形の表面と
の間に取っておくためである。この構成によりワッシャ
とデフレクタ48.49に必要な弾性運動が可能となる
B)ピーク制限弁の説明(第3図および第7図−第12
図) 従来の双方向急速開放ピーク制限弁には、第13図を参
照して説明可能な、2重の欠点がある。第13[]によ
れば、縦座標には、車輌の速度(m/s)V関数として
公知のピーク制限弁を開放するに必要な力(kN)が示
されている。プラスの速度(横座標)に対する曲線Aの
部分は、液体の圧縮に苅応し、マイナスの横座標は拡張
に対応する。■=0の両側にある急勾配(ピーク)の曲
線Aの2つの部分は、緩衝装置のみを通って往復する液
体の流れ(スロットルフロラ)に対応する。
車輪の平均垂直速度、つまりおよそ5〜Ion/Sの車
輌速度において、圧縮のかかった状態で弁を開くのに必
要なスラストは比較的低いことがわかる。この結果とし
て、車輌がこの速度で路面の隆起上を走行した場合、車
輌のボディのテールゲート(tatlgating)現
象が発生し、そのため乗員に不愉快な激しい上下動が生
ずる。この速度を越える範囲では、引き金となる力は急
速に増加する。他方、拡張時においては、およそ0〜2
m/Sのマイナスの垂直速度では、曲線Aのこの部分か
ら、液体が実際に最初に緩衝装置に流れ、次に弁を通る
ことを保証するに必要な力は非常に高いことがわかる。
このことは、車輌が低速度で隆起を通過した後、車輪あ
るいは車輌のローラは、ボディより先に再び地面に接触
するために充分迅速に下方へ戻らないことを意味する。
ボディと車輪は全体として同時に落下し、これがもう1
つの車輌の乗員にとっての不愉快な上下動となる。
第3図および第7図から第12図までに描かれているピ
ーク制限弁65は、従来の弁にあるこれらの欠点を排除
可能なように設計されている。
弁65は、緩衝装置31を含む管状ケーシング内に設け
られ(緩衝装置31は適当なその他のM衝装置と代替可
能である)、ねじ66aによりケーシング34内にねじ
込まれ、かつピストンの反対側にある液体室の底部の、
アキュムレータと同じ側面上の中央オリフィスを有する
管状本体66を備えており(第1図:室6、ピストン5
およびアキュムレータ7)、このオリフィス57は液体
の通過のために設けられている。
弁65は、弁65およびスリーブ69内の緩衝装置31
の共通軸X−Xに沿って摺動可能に取り付けられた中空
の摺動部68をも有し、それ自体は本体66内で軸X−
Xに沿フて摺動可能であり、かつ摺動部68に対し相対
的に同軸であるように取り付けられている。この事例で
は、らせんばね71からなる弾性部材が中央オリフィス
72を形成する本体66の環状肩部72上で支え、スリ
ーブ69の第1環状端73に密着する摺動部68を押圧
する。この目的のために、オリフィス67の反対側にあ
るばね71の端は、摺動部68の第2環状肩部74を支
え、そこに第2中央オリフイス75を形成し、そこと反
対側にオリフィス67が形成されている。オリフィス6
7に隣接し、放射状のフランジを形成している摺動部6
8の端部76は通常は、ばね71によりスリーブli9
の端部78に対して(当接するように)保持されている
円錐台形の環状座77を有する。
端部76の反対側にあるスリーブ69の第2yJ状端7
9は、後者(摺動部68)がばね71によりスリーブ6
9に対し保持されている限り、摺動部68により遮断さ
れている放射状オリフィス81を有している。
更に、弁65は、その中央オリフィス67の反対側にあ
る後者(本体66)の側面に、つまり摺動部68内にあ
るオリフィス75と同じ側面に、本体66を閉鎮するた
めのカバー82を有している。カバー82は、軸x−x
に垂直な底部83と、軸x−xと相対的に同軸の環状ス
カート84とを備え、本体66の円筒型の内側肩部85
ともう1つのケーシング34の環状肩部87との間に固
定されている。そのため底部83の周辺は、肩部87に
密着し、それに対してスカート84の環状端は肩部85
に密着している(第3図、第7図、第8図)。スカート
84内には、スリーブ69とスカート84との間に形成
されている対応する室a9を経て放射状オリフィス81
と連絡する放射状のポート88が形成されている。
カバー82に隣接するスリーブ69の端部79は、カバ
ー82に属する円形の縁90上に支えられるための円錐
台形の座91を有し、カバー82に対し摺動部68の噛
7Bにより押圧されて密着し、それ自体はばね71によ
り押圧されている。座91の環状断面は、スリーブ69
の端部73上の摺動部68を支えるための、座77の環
状断面よりも大きい。長手方向の管路92は、ケーシン
グ34内に形成され、かつ軸X−Xの周囲に配分され、
その数はこの事例では24個あるが(第12図)、その
開口部は一方ではポート88に連絡する室80(第9図
)内に開き、他方では、ケーシング34の空洞70内へ
と、緩衝装置31のデフレクタ49の領域、つまりカバ
ー82のケーシング34の反対側面上にある、懸架素子
の液体室内へ開いている。
長手方向の管路93はスリーブ69内に配置され、一方
で室89と連絡し、他方でスリーブ69内に配置されか
つその端部73に隣接する横方向のボア94と連絡する
。ポア94自体は、摺動部58の隣接端76とスリーブ
69の端部73との間に設けられた隙間95と連絡する
。これらの隙間95は、摺動部68がスリーブ69に密
着している限り、スリーブ69の縁78上に摺動部68
を支えるための環状座77により閉じている。
本体66内に作られた長手方向の管路96はそのカバー
82の反対側にある一端で開放されており、それに対し
て他端は、スリーブ69がその座91によりカバー82
に密着している場合は、スリーブ69の対応する端73
により閉じている。
本体66の環状肩部85は一方で室89を形成し、他方
で長手方向の管路96を形成し、そしてその肩部85の
内側壁により、スリーブ69内に長手方向の管路93を
形成している。
この事例では4つある長手方向の管路98は、ケーシン
グ34内に形成され、それらの一端は、カバー82の反
対側のケーシング34の面でそれぞれ開いており、液体
を絞るため緩衝装置を含むケーシング34内に配置され
ているレセプタクル99内に入り込んでいる。
上述のピーク制限弁65は以下のように作動する。
1一体止中は、弁65は第3図に示されている位誼にあ
り、液圧は弁の両側で均衡を保っている。
ばね71が縁78に対して配置されている座77におい
て、スリーブ69に対し摺動部68がばね71により密
着し、それにより隙間95が閉じ、その座91によりス
リーブ69がカバー82に密着し、放射状オリフィス8
1が摺動部68により閉じられる。そのため、弁65を
通る液体の通路はなくなる。
2− 圧縮中の弁65の作動(第7図)懸架素子の室内
に所定の値を越えて突然液圧が増加した場合、液体の一
部がデフレクタを動かして挿入部37bから引き離し、
そのためにレセプタクル99内に入り、そこから液体は
管路g8を経て弁65の反対側へ、つまりアキュムレー
タへ流れる。
液体の残りの部分は管路92を通り、室80、ポート8
8、室89、管路93、ボア94および隙間95へ流れ
る。次に隙間95内にある摺動部68上に発生した圧力
は前記77を動かして&t78から引き離し、それに続
いて摺動部68をスリーブ69から引き離し、摺動部6
8の端76が本体66の端に密着する。このため、液体
の小さな流れが隙間95から流れ出し、端73と76と
の間、次に端76と本体6Gとの間を通り、オリフィス
67を経て外へ出る。同時に、液体はスリーブ69の端
79と、摺動部68の隣接する端74との間にある開放
ポート81を通過して流れる。そのため、この流れは摺
動部68を通過し、オリフィス67を経て摺動部68か
ら離れる。
液体が通過する様々な経路は、第7図に記された矢印に
より象徴されるが、その殆どは管路92と弁65を通っ
て流れる。
第13図の曲線Bは弁65と緩衝装置31とから構成さ
れた組立体の作動の例を説明している。およそ1m/s
以下の低いプラスの速度(圧縮)では、′  緩衝装置
31は液体が管路98を通過することを保証するのに十
分であり、それに対して、車輌の速度がそれより速い場
合には、弁65が開いてそのピーク制限流が緩衝装置3
1のスロットル流に加わる、ということがわかる。スロ
ットルピークは明らかに曲線Aのそれよりも高く、曲線
Bは、弁65を開くに必要な力が同様に公知の従来の弁
(曲線A)のそれよりもずっと大きいことを示している
。かくて、上述の有害なテールゲート現象が防止される
3− 拡張時におけるピーク制限弁65の作動この場合
、突然の液圧のピークが車輌が路面の隆起部を通過した
場合に摺動部68内に発生する。
この圧力はカバー82の底部83にかかり、次に、スリ
ーブ69の端部79と底部83との間に設けられた環状
の通路隙間40がある結果として、スリーブ69の前2
己91上にかかる。座91の環状断面積は、同じ圧力が
かかる座77のそれよりも大きいため、スリーブ69の
端73よ摺動部68の端76との間では、それにより圧
力差が座91に生じ、前記91を縁90から引き離し、
それに対し座77は縁78に当接したまま残る。スリー
ブ69は摺動し、摺動部68を本体66の環状端に密着
させる。このため、液体が室89、ポート88および烹
80内に入り、それからそこから管路92を経て液体室
へ流入する。
同時に、その他の液体の流れが、本体66とスリーブ6
9との間の隙間から、管路96から管路93へ流れ、そ
こからポート88を経て管路92内へ流れ、それに対し
て、液体のスロットノー流は管路98、レセプタクル9
9、および挿入部37aを経て流れ、それと同時にこれ
らをデフレクタ49から引き離す。
弁65のピーク制限流の殆どは管路96.93、室89
およびポート88を経て横方向に流れ、カバー82とス
リーブ69の端79との間を通っては流れない。
弁65は緩衝装置31の余分のスロットル流を吸収し、
この余分の流れは管路98を経て流れる。
マイナス横座標に対応する第13図の曲線Bの部分は、
拡張時において弁65を開くに必要な力は、最初は対応
する曲線Aに対する力よりもわずかに小さく、次に急速
に1m/sを越えておよそ5m / sまで減少する、
ということを示しているが、これは、車輌が隆起部を通
過した直後、懸架素子に関連する車輪あるいはローラが
従来の弁(曲線A)によるよりもずっと急速に再び落下
する、ということを意味している。かくて、車輌の本体
が再び懸架素子上に乗ってくる場合に、上述の上下動を
防止することになる。
本発明の代替的実施例は多数存在する。そのため、閉鎖
カバー82の形状およびボア94、管路93、ポート8
8および管路92および98の数は変更可能である。
ピーク制限弁は上述のフランス特許明細書に説明されて
いる懸架素子、トーションバー、あるいはらせんばね緩
衝装置、および一般に弾性システムを有する緩衝装置に
使用可能である。
最後に、上述のピーク制限弁と緩衝装置は、すべての自
動車、特に重車輌に使用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、特に重車輌用の、本発明の緩衝装置に取付は
可能な液気式懸架素子の長手方向の断面図および一部立
面図。 第2図は、本発明に従った緩衝装置に取付は可能な第2
の液気式懸架素子の第1図に類似の図。 第3図は、本発明に従った緩衝装置ど、双方向急速開放
ピーク制限弁との組み合せにより構成され、緩衝装置と
弁が休止状態にある、第1図および第2図にある懸架素
子に取付は可能なカートリッジの軸方向の断面図。 第4図は、第3図の緩衝装置の一部立面図を含む軸方向
の断面図。 第5図は、第4図の5−5の線に沿う立面図。 第6図は、管状挿入部と、第3図から第5図までの緩衝
装置を取り付けたデフレクタの拡大部分断面図。 第7図および第8図は、液体の圧縮および拡張の位萱に
それぞれある緩衝装置と弁とを示す第3図のそれに類似
の図。 第9図は、第10図の9−9の線に沿う緩衝装置の端面
図。 第10図は、第3図、第7図および第8図のカートリッ
ジの部分を形成する外側管状ケーシングの軸方間の断面
図。 第11図は、第10図の11−11の線に沿う断面図。 第12図は、第10図の矢印に沿う端面図。 第13図は、第3図から第12図までの緩衝装置とピー
ク制限弁とに必要な圧縮および拡張における、車輌の車
輪の垂直速度の関数として、変動を描いたグラフ。 1・・・素子、2・・・車輪支持アーム、3・・・ロッ
カー、4・・・ロッド、5・・・ピストン、6・・・ン
夜圧室、7・・・ガスアキュムレータ、7a・・・ガス
区室、7b・・・液圧区室、8・・・可撓ダイヤフラム
、9・・・緩衝カートリッジ、11・・・部品、12・
・・素子、13・・・アーム、14・・・固定部、15
・・・軸、16・・・液圧室、17・・・摺動ピストン
、18・・・レセプタクル、19・・・連結ロッド、2
1・・・ピボットビン、22・・・ラグ、23・・・空
圧室、24・・・自由摺動ビス)・ン、25・・・自由
摺動ピストン、26・・・ガス室、27・・・ガス室、
2B・・・連結管路、29・・・カートリッジ、30・
・・内側ポート、31・・・緩衝装置、32・・・日盛
、33・・・外部ねじ、34・・・管状ケーシング、3
5・・・環状ガスケット、3ト・・ボア、37・・・管
状挿入部、37a・・・管状挿入部、37b・・・内側
ポート、39・・・カラー、41・・・カラー、42・
・・くぼみ、43・・・くぼみ、44・・・ねじ、45
・・・環状肩部、46・・・スタック、46a・・・ワ
ッシャ、46b・・・ワッシャ、46c・・・ワッシャ
、47・・・スタック、47a・・・ワッシャ、47b
・・・ワッシャ、47c・・・ワッシャ、51・・・円
形翼、52・・・放射状リング、53・・・ねじ、54
・・・環状部材、55・・・環状部材、56・・・端ワ
ッシャ、57・・・ナツト、58・・・ワッシャ、59
・・・ワッシャ、65・・・ピーク制限弁、66・・・
環状体、66a・・・ねじ、67・・・オリフィス、6
8・・・中空摺動部、69・・・スリーブ、71・・・
らせんばね、72・・・環状肩部、73・・・環状端、
74・・・環状肩部、75・・・第2中央オリフイス、
76・・・端部、77・・・円錐台形環状座、78・・
・端縁、79・・・第2環状端、81・・・放射状オリ
フィス、82・・・カバー、83・・・底部、84・・
・環状スカート、85・・・内側肩部、87・・・環状
肩部、88・・・ポート、89・・・室、90・・・円
形縁、91・・・円錐台座、92・・・長手方向の管路
、93・・・長手方向の管路、94・・・横方向のボア
、95・・・長手方向の隙間、96・・・長手方向の管
路、97・・・管路、98・・・長手方向の管路、99
・・・レセプタクル。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円盤のどちらかの側面上に液体の通過するための
    ポート(30、38)を有する外側ケーシング(34)
    に固定された円盤(32)を備え、あるポート(30)
    に対しては1方向にのみ通過させ、他のポート(38)
    に対しては逆方向にのみ通過させる手段(48、49、
    37a、37b)を備え、円盤に前記手段を固定させる
    素子(53、54、55)を備えてなる車輌特に重車輌
    の液気式懸架素子用の緩衝装置(31)において、円盤
    (32)の2つの対向する面上に取り付けられた上述の
    手段が液体の通路のポート(30、38)の反対側に配
    置された剛性の環状デフレクタ(48、49)内に設け
    られている弾性可撓金属ワッシャ(46a−46c;4
    7a−47c)のスタックを備えてなる車輌特に重車輌
    の液気式懸架素子用の緩衝装置。
  2. (2)各ポート(38、30)が、円盤(32)に直角
    に通過するボア(36)内に固定された管状挿入部(3
    7a、37b)により形成され、挿入部の一部(37a
    )が円盤の1面上に突出している端カラー(39)を備
    え、残りの挿入部(37b)が円盤の反対側の面上に突
    出している端カラー(41)を備え、これら突出してい
    るカラー(39、41)の寸法が、デフレクタ(48、
    49)が前記カラー(41、39)に対し弾性密着によ
    り保持されるような寸法であり、それにより、液圧がデ
    フレクタを対応するカラーから引き離すに不十分である
    間は、対応する挿入部(37b、37a)を遮断するよ
    うになされている特許請求の範囲第1項に記載の緩衝装
    置。
  3. (3)管状挿入部(37b、37a)の、突出している
    カラー(39、41)の反対側にある端が、前記面に設
    けられているデフレクタ(48、49)の反対側にある
    円盤(32)の対応する面内に作られているへこみ(4
    2、43)内に開いている特許請求の範囲第2項に記載
    の緩衝装置。
  4. (4)円盤(32)を軸方向に通過するねじ(53)と
    、円盤(32)の各側面に備えられているデフレクタお
    よびワッシャのスタック(46、47)とを保持するた
    めの環状部材(54、55)とを有し、これら環状部材
    (54、55)自体が軸方向のねじ(53)の2つの対
    向する端においてワッシャ(46a−46c、47a−
    47c)に密着保持される特許請求の範囲第2項に記載
    の緩衝装置。
  5. (5)各デフレクタ(48、49)が、前記デフレクタ
    の放射状リング(52)の環状表面により挿入部(37
    b、37a)の端カラー(41、39)を支え、前記環
    状表面の幅に等しい管状挿入部の壁の厚さが、液圧が十
    分である場合に対応するカラー(41、39)からデフ
    レクタ(48、49)を引き離して保持し、同時に前記
    カラーの損傷を防止するに十分な厚さの範囲である特許
    請求の範囲第2項に記載の緩衝装置。
  6. (6)特許請求の範囲第1項に記載の緩衝装置と双方向
    急速開放ピーク制限弁(65)との組み合せにより構成
    された、液気式車輌懸架素子用の緩衝装置およびピーク
    制限装置。
JP62331864A 1986-12-26 1987-12-26 液気式緩衝装置 Granted JPS63243542A (ja)

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FR8618208 1986-12-26

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