JPS63243236A - アモルフアス合金粉粒物の成形方法 - Google Patents

アモルフアス合金粉粒物の成形方法

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JPS63243236A
JPS63243236A JP7604387A JP7604387A JPS63243236A JP S63243236 A JPS63243236 A JP S63243236A JP 7604387 A JP7604387 A JP 7604387A JP 7604387 A JP7604387 A JP 7604387A JP S63243236 A JPS63243236 A JP S63243236A
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新宮 秀夫
Mitsunobu Abe
阿部 光延
Shun Sato
駿 佐藤
Toshio Yamada
山田 利男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アモルファス合金粉粒物(以下アモルファス
粉粒物と略称する)から、理論密度あるいはそれに近い
密度を有し、かつ所望の厚さを有する例えばプレート状
の立体成形物(所望の厚さを有する例えばプレート状の
立体成形物を本明細書では立体成形物と略記する)を成
形する方法に関する。更に詳しくは、アモルファスは優
れた物理的、化学的特性を有するが、急冷して製造する
必要から箔、細線あるいは粉粒物の形で得られることが
多い、しかしこれらの形状では使用分野の制約を伴う6
本発明は、アモルファスが有する優れた物理的、化学的
特性を損うことなく、アモルファス粉粒物を立体成形物
に成形する方法に関する。
[従来の技術] 粉末を容器に入れて圧延する方法としては、特公昭55
−1323号、特公昭57−41521号、特公昭60
−58289号、及び特開昭56−45289号の技術
が知られている。即ちこれらは、粉末を金属容器に装填
し、そのまシあるいは一旦焼結した後、粉末が焼結し易
く又粉末や容器の変形抵抗も小さくなる高温に加熱して
、熱間圧延を行い成形体を得る方法であり、従ってこれ
らの方法では容器の強度はさほど高くなくても十分で又
能率よく成形体が得られる利点はあるが、この方法では
粉末を高温に昇温するため、アモルファスが有する優れ
た物理的、化学的特性が失われる場合があるために適当
でない。
またアモルファス合金の粉末を、衝撃圧着する方法も開
示されている(例えば日本金属学会講演概要集、198
4.10月発行、541頁)が、銃弾の衝突による衝撃
や火薬の爆発力を利用するもので、環境問題、成形体の
寸法にたいする制約などがあり、工業的に採用するには
問題が多い。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、ミクロ組織の特徴に起因して優れた物理的、
化学的性質を有するアモルファス粉粒物を、その優れた
物性を保持したま\、立体成形物に工業的規模で成形す
ることを目的としている。
特願昭61−204664号は、本願出願人が昭和61
年12月12日に出願した、粉粒物、箔、細線から立体
成形物を成形する方法の特許出願である。即ち特願昭6
l−24)4664号は、粉粒物又は箔又は細線などを
、成形に耐える十分な強さの金属製容器に内蔵した後、
該金属製容器を、前記内蔵物の特性保持温度で強制的に
圧延する事により、内蔵する粉粒物や箭や細線を立体成
形物に成形する方法であり、アモルファス粉粒物はこの
方法によって立体成形物に成形される0本特許出願は、
アモルファス粉粒物について、この発明を工業的に且つ
簡易に実施する方法を提供するものである。
[問題点を解決するための手段、作用]本発明は、成形
に耐えるに十分な強さを有しかつ長さLと内寸りの比L
 / Dが10以上の金属管内にアモルファス粉粒物を
充填し、該金属管を密封することなく特性保持温度で圧
延することにより、内蔵したアモルファス粉粒物をアモ
ルファス合金の立体成形物とする、アモルファス粉粒物
の成形方法である。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明でいうアモルファス粉粒物とは金属と半金属、ま
たは金属と金属の合金で、主として融体急冷法で製作さ
れるアモルファス粉粒物をいう、金属と半金属の合金に
おいて金属とは例えばFe。
Co、Ni、Cr、Mo、V、Nb、Zr、Tiなどの
1種または2種以上、半金属はB、SL、C,P。
Geなどの1種または2種以上である。金属と金属の合
金の場合、金属の組合せの例として、Fe−Ti。
Fe−Zr、 Cu−Tiなどがある。
融体急冷法には直接アモルファス粉粒物の作成が可能な
、アトマイズ法、キャビテーション法、液中噴霧法、プ
ラズマ溶射法がある。アモルファスの粉粒法はまた薄帯
や線を作製した後これをボールミルなどで粉砕しても得
られる。
本発明では、成形に耐えるに十分な強さを有する金属管
にアモルファス粉粒物を充填する。後述する如く、アモ
ルファス粉粒物は金属管に内蔵されて金属管とともに圧
延されるが、この際金属管は内蔵物が圧下により展延す
るとともに塑性変形する。金属管はその変形抵抗が内蔵
物の変形抵抗よりも大きい、金属管は肉厚の十分大きな
強度の高い金属管で、しかも展延性を有するもので、従
って圧延では大きな圧下刃が必要となるが、これが内蔵
物であるアモルファス粉粒物の稠密化をもたらすことに
なる。
本発明の金属管は、長さLと内寸D(横断面がリング形
状の金属管ではその内径を、横断面が多角形の金属管で
は内面の内接円の直径を、本明細書では内寸りという)
の比L/Dが10以上の金属管である。アモルファス粉
粒物は前記の如く、金J’irC管に拘束されて強制的
にロールに噛み込まれる。
噛み込みに際して内蔵物には押し戻されようとする圧力
が生ずるが、金属管はこの圧力に対して内蔵物の流動を
拘束する十分な長さが必要である。
即ちL/Dが小さ過ぎると、内蔵物は未噛込部に押し戻
されるが、L/Dが10以上の金属管を用いると内蔵物
は押し戻される事がなく、従って大きな圧下刃を受ける
こととなる。
従って本発明では金属管内にアモルファス粉粒物を内蔵
させる際もしくはその後に金属管の内部を真空にしたり
不活性ガス雰囲気にしなくてもよいし、又特性保持温度
での圧延も金属管の両端を封じないで行うことができる
尚圧延の際に金属管の中よりアモルファス粉粒物がこぼ
れおちないように、コルク、木材等の脆弱な材料で管端
をふさいでおくか、端部のかなりの部分を空洞として圧
延してもよい。
アモルファス粉粒物を内蔵した金属管は、予め予備圧縮
を行って粉粒物の充填密度を高めておいてもよい1本明
細書で予備圧縮とは、金属管や内蔵物を大きく延伸させ
ることなく、断面が扁平となるように、金属管を例えば
上下方向から加圧することをいう。
この予備圧縮は、常温で、扁平加工に相応した圧下刃で
、金属管を圧延する事によって達せられる。
例えば第1図(A)の横断面で、円の周長を変えないで
、上下方向から直径の1/2高さとなるまで扁平に圧縮
して第1図(B)の横断面のようにすると、扁平形状の
面積(斜線部)は元の円の面積(斜線部)の約68%と
なり、この圧縮で面積は約32%減少する。このように
予備圧縮は粉粒物の充填密度を高め、充填密度が高くな
ることによって、金属管内の空気が金属管の端部から管
外に追い出され次の圧延工程でアモルファス粉粒物が圧
着されやすくなる。
アモルファス粉粒物を内蔵した金属管は次に特性保持温
度で圧延される6本発明で特性保持温度とは内蔵したア
モルファスのミクロ組織の特徴に起因した。優れた物理
的、化学的性質が保持される温度をいう。この特性保持
温度は通常の焼結温度や熱間圧延温度よりも低温であり
1例えばアモルファスFe7. Sin 813(原子
%でFaニア9. SL:8. B:13)合金tδよ
り作った粉体では、その結晶化開始温度である520℃
以下を指すが、この温度以下で成形するとアモルファス
の優れた物理的、化学的特性が損われることなく保持さ
れる。たゾし結晶化開始温度を越えても、保持時間が短
時間であれば、物理的、化学的性質を損うことはない、
尚特性保持温度の特に高温側限界近くに長時間保持する
と内蔵物の優れた特性が損オ)れる事がある。従って特
性加熱温度への昇熱は急速加熱が望ましく、又圧延後も
急冷が望ましい1例えばパイプの両端をL字形の治具で
支持゛しながらソルトバスに浸漬することによって実施
できる。
本発明では、強制的噛み込みによる圧延を利用している
ため、従来の静水圧による粉末成形?A(HIP、CI
Pなと)では起り得ない、粉粒物どうしの剪断的な変形
(こすれ合い)が起きる。また強度の高い金属製容器と
共に圧延されるため、大きな圧下刃を内蔵物が受けるこ
ととなり、従って粒子等の大きな変形も起る。その結果
内蔵物相互の強制的密着性の点で極めて優れた成形体を
得ることができる。この事実は又本発明の方法が、従来
の焼結法や熱間圧延法によるよりもはるかに低い温度で
、理論密度あるいはそれに近い密度の成形体を作り得る
結果をもたらす。アモルファス粉は昇温すると優れた性
質が失われるが、本発明では低温で密度の高い成形体が
できるため、その優れた物理的、化学的特性は立体成形
物となっても維持される。
〔実施例] 外径35mm 、内径25mm 、長さ5mのSO53
04鋼管に、アモルファス合金(Fθ7! + 5il
l 11313)の帯状箔を粉砕した粉体を充填し、長
さ5mのアモルファス粉を内蔵したステンレス鋼管を製
作した。このステンレス鋼管の両端を封じないで、圧延
により20mm厚さに予備圧縮した後、L字型の支持具
で両端を支持して510℃に保たれたソルトバス中に2
分間浸漬し、支持具をとり外しすぐさま1段パスにより
11mm厚さに圧延した。圧延はロール径300!+−
の圧延機で、約0.1m/sの圧延速度で行った。ロー
ル通過後に圧延物はすぐさま水冷した。冷却後ステンレ
ス部を取除き、厚み約3 、5mm 、巾約35mmの
アモルファス立体成形物を取り出した。この立体成形物
をX線回折の結果、アモルファス状態は保たれているこ
とが判った。
[発明の効果] 本発明によって、アモルファス合金の粉粒物を簡易な方
法で立体成形物とする事ができる。又本発明によって、
長尺のアモルファスの立体成形物を工業規模で、高い能
率や歩留りで製造する事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造工程の1例を示す模式図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)成形に耐えるに十分な強さを有しかつ長さLと内
    寸Dの比L/Dが10以上の金属管内にアモルファス合
    金粉粒物を充填し、該金属管を密封することなく特性保
    持温度で圧延することにより内蔵したアモルファス合金
    粉粒物をアモルファス合金の立体成形物とする、アモル
    ファス合金粉粒物の成形方法
  2. (2)圧延が、アモルファス合金粉粒物を充填した金属
    管を予備圧縮した後圧延する圧延である、特許請求の範
    囲第1項に記載のアモルファス合金粉粒物の成形方法
JP7604387A 1986-12-12 1987-03-31 アモルフアス合金粉粒物の成形方法 Granted JPS63243236A (ja)

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JP7604387A JPS63243236A (ja) 1987-03-31 1987-03-31 アモルフアス合金粉粒物の成形方法
EP87118309A EP0271095A3 (en) 1986-12-12 1987-12-10 Method for the manufacture of formed products from powders, foils, or fine wires
US07/131,715 US4820141A (en) 1986-12-12 1987-12-11 Method for the manufacture of formed products from powders, foils, or fine wires

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5229407A (en) * 1975-09-02 1977-03-05 Miyamoto Kogyo Kk Process for production of titanium bars

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5229407A (en) * 1975-09-02 1977-03-05 Miyamoto Kogyo Kk Process for production of titanium bars

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