JPS6324322B2 - - Google Patents

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JPS6324322B2
JPS6324322B2 JP55006869A JP686980A JPS6324322B2 JP S6324322 B2 JPS6324322 B2 JP S6324322B2 JP 55006869 A JP55006869 A JP 55006869A JP 686980 A JP686980 A JP 686980A JP S6324322 B2 JPS6324322 B2 JP S6324322B2
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JP
Japan
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circuit
output
capacitor
transistor
level
Prior art date
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JP55006869A
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English (en)
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JPS56104508A (en
Inventor
Ritsuji Takeshita
Kunio Seki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS56104508A publication Critical patent/JPS56104508A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ブツシユブル出力回路を構成する
出力トランジスタの破壊を防止する保護回路に関
する。
従来、ブツシユブル出力回路における出力トラ
ンジスタの保護回路として、ASO(安全動作領
域)制限回路が公知である。この回路として、例
えば、第1図に示すような回路が考えられてい
る。この回路は、出力トランジスタQ31のコレク
タ、エミツタ間に抵抗R30,R31を設けて、トラ
ンジスタQ31のコレクタ、エミツタ間電圧VCE
検出し、上記トランジスタQ31のエミツタに抵抗
R32を挿入して、コレクタ電流Cを検出して
ASO検出トランジスタQ32のエミツタに入力し
て、その出力で駆動トランジスタQ30のベースと
出力トランジスタQ31のエミツタ間を短絡するト
ランジスタQ33を制御することによりASO制限動
作を行なうものである。
上記リミツタトランジスタQ33により、出力段
回路の入出力を短絡するものであるので、上記リ
ミツタトランジスタQ33が正帰還ループを構成す
るため、発振防止用にコンデンサC2と抵抗R34
挿入するものである。
また、過入力時の負荷短絡、例えば、ステレオ
アンプを構成した場合において、他チヤンネルと
の出力端子の短絡に対しても、ASO制限回路で
保護しようとする場合には、短絡した他チヤンネ
ルから高出力電圧が負の半波出力を形成するトラ
ンジスタに供給されるため、上記同様なASO制
限回路を負の半波出力を形成する出力トランジス
タ(図示せず)側にも設ける必要があり、回路素
子数が大幅に増加するという欠点がある。
また、ASO制限回路により、出力端子の負荷
フオルト(直流的地落)に対しても保護動作を行
なわせるようにする場合には、直流的な電圧、電
流によるトランジスタの破壊防止を行なう必要が
あり、ASO検出の設定が難しいという欠点があ
る。
そこで、本願出願人においては、先に第2図に
示すような保護回路を提案した。
(特願昭53−90471号(特公昭62−7722号公報)
参照)この回路は、増幅素子を含む電子回路と、
該増幅素子の破壊を生じる該電子回路の異常状態
を検出する異常検出回路と、該異状検出回路の出
力によつて導通・非導通が制御される制御素子
と、コンデンサと該コンデンサの充電・放電の一
方を実行する回路手段とを含む時定数回路と、二
つのしきい値を有するとともに該時定数回路の該
コンデンサの端子電圧に応答して上記電子回路の
上記増幅素子を制御するヒステリシス回路とを具
備してなり、上記制御素子はその導通時に上記時
定数回路の上記コンデンサの充電・放電の他方を
実行し、上記電子回路の正常状態に上記異常検出
回路は上記制御素子を非導通とすることにより上
記コンデンサの上記端子電圧を該正常状態に対応
した第1レベルに向かつて変化せしめ、上記二つ
のしきい値のうち該第1レベルに近接した第1し
きい値を境に上記端子電圧が上記第1レベルに向
かつて変化することによつて上記ヒステリシス回
路の出力は上記電子回路の上記増幅素子の動作を
実行せしめ、上記電子回路の異常状態に上記異常
検出回路は上記制御素子を導通とすることにより
上記コンデンサの上記端子電圧を該異常状態に対
応した第2レベルに向かつて変化せしめ、上記二
つのしきい値のうち該第2レベルに近接した第2
しきい値を境に上記端子電圧が上記第2レベルに
向かつて変化することによつて上記ヒステリシス
回路の出力は上記電子回路の上記増幅素子の保護
動作を実行することを特徴とする電子回路であ
る。
この回路は、ブツシユブル出力回路1の出力ト
ランジスタのASOを検出する検出回路2を設け
て、出力トランジスタの動作軌跡が予め設定した
ASO検出レベルを越えると、上記ASO検出回路
2は、コンデンサC1を短絡して、放電させるも
のとして、上記コンデンサC1の充電電圧を入力
とするシユミツトトリガ回路3を反転させてブツ
シユブル出力回路1の出力トランジスタのバイア
ス電流を形成するバイアス回路4を制御して、バ
イアス電流を遮断することにより出力トランジス
タをオフとして保護しようとするものである。
例えば、負荷フオルトによりASO検出回路2
が動作した場合には、上記シユミツトトリガ回路
3によるバイアス回路の制御で出力トランジスタ
がオフするため、ASO検出回路2の検出出力は
なくなるが、中点電圧は負荷フオルトが継続して
いる限りOVのままであるので、コンデンサC1
放電したままとなり、したがつて保護動作を継続
するものである。
そして、負荷フオルトが解除したときには、ブ
ツシユブル出力回路の中点電圧が立つようにリー
ク抵抗を挿入しておけば、抵抗R12を介してコン
デンサC1に充電がなされ、シユミツトトリガ回
路3は、もとの状態に反転してバイアス回路4を
復起させて、再びブツシユブル出力回路1の増幅
動作を行なわせるものである。
また、前記負荷短絡(他チヤンネルの出力との
短絡)によつてASO検出レベルを越えた場合に
も、コンデンサC1の放電によりシユミツトトリ
ガ回路3が反転して、バイアス回路4を介して出
力トランジスタをオフさせるものであるが、出力
中点電圧は、地落と異なりOVとはならないので
抵抗R12を介してコンデンサC1は常時充電される
ものであり、この充電電圧でシユミツトトリガ回
路3はもとの状態に反転してバイアス回路4を復
起させ、出力トランジスタを動作させるものとな
る。このときも引き続き上記負荷短絡されていれ
ば、ASO検出レベルを越えた時点でコンデンサ
C1を放電させ、シユミツトトリガ回路3を反転
させるという動作を繰り返すことになる。
したがつて、上記負荷短絡が継続している場合
には、シユミツトトリガ回路のヒステリシス特性
と、コンデンサC1と抵抗R12の時定数により、出
力トランジスタは間欠動作を繰り返すことにな
る。
この間欠動作の周期が短いと、出力トランジス
タの保護が十分に行なえないことより、周期を長
くするため、コンデンサC1の容量を大きくする
必要がある。しかし、このコンデンサC1の容量
を大きくすると、ASO検出出力によりこれを放
電させる時間が長くなり、速やかな保護動作へ移
行が行なえず、ASO検出してから出力トランジ
スタをオフさせるまでの間に出力トランジスタが
破壊してしまう虞れがある。
なお、抵抗R12を大きくすることも考えられる
が、モノリシツク半導体集積回路化した場合、大
きな値の抵抗を形成することが困難であり、しか
も占有面積が増加するため得策ではない。
この発明は、出力トランジスタの保護能力、言
い換えれば、出力トランジスタの破壊強度を向上
させることができる保護回路を提供するためにな
された。
この発明は、前記第2図に示す保護回路におい
て、ASO検出出力として、ダーリントン形態で
構成されたトランジスタを用いてコンデンサC1
の放電を行なう吸い込み電流を増加させることに
より、保護動作のスピードアツプを図ろうとする
ものである。
以下、この発明を実施例とともに詳細に説明す
る。
第3図は、この発明の一実施例を示す回路図で
ある。
増幅トランジスタQ5と、そのコレクタ側に設
けられた定電流負荷トランジスタQ3とは、B級
ブツシユブル出力回路の入力電圧信号を形成する
A級電圧増幅回路を構成するものである。
上記増幅トランジスタQ5のコレクタ出力は、
pnpトランジスタで構成された駆動トランジスタ
Q3により位相反転して負の半波出力を形成する
出力トランジスタQ9を駆動する。
また、レベルシフトダイオード(ダイオード接
続したトランジスタを含む、以下同じ)Q10
Q11を介した上記増幅トランジスタQ5の出力は、
ト駆動トランジスタQ6により同相出力を形成し
て正の半波出力を得る出力トランジスタQ7を駆
動することによりB級ブツシユブル出力回路を構
成する。なお、上記位相反転を行なう駆動トラン
ジスタQ8のエミツタには、トランジスタQ12を設
けて、そのベース、エミツタを介してトランジス
タQ13と抵抗R4及びダイオードQ14,Q15で構成さ
れた定電圧回路を設けて、出力端子に接続する。
上記トランジスタQ12のベース側には定電流トラ
ンジスタQ4からバイアス電流を供給してトラン
ジスタQ5のバイアス電流及び定電圧回路の電流
供給を行なうものである。
この回路は、ダイオードQ10,Q11とともに、
出力トランジスタQ7,Q9のアイドリング電流を
設定するものであり、クロスオーバ歪低減のため
に設けられるものである。
また、ダイオードQ1と抵抗R1とで定電圧を形
成して、トランジスタQ27のベースに印加して、
そのエミツタに抵抗R2を設けて定電流を形成し
て、上記定電流トランジスタQ3,Q4とともに電
流ミラー回路を構成するダイオードQ2に入力し
て、これらのトランジスタQ3,Q4から定電流を
得るものである。
上記出力トランジスタQ7のコレクタ側に設け
られた抵抗R5は、出力トランジスタQ7のコレク
タ電流を検出するものであり、出力トランジスタ
Q7のコレクタ、エミツタ間に設けた抵抗R6,R7
は、コレクタ、エミツタ間電圧を検出するもので
ある。なお、上記抵抗R7に直列に設けたダイオ
ードQ15,Q19は、温度補償のためのものである。
上記抵抗R5〜R7で形成した出力トランジスタ
Q7のコレクタ電流、コレクタ、エミツタ間電圧
信号は、トランジスタQ16のエミツタに入力す
る。このトランジスタQ16のコレクタに抵抗R8
設け、ベースと接続するとともに、定電流回路
ICDを設ける。また、上記トランジスタQ16のコレ
クタ出力を入力とし、コレクタに定電流回路ICO
を接続したトランジスタQ17を設けて、そのコレ
クタよりASO検出信号を得るものである。
ここで、上記抵抗R5〜R7の値を、次の関係
(R5≪R6≪R7)としたとき、トランジスタQ17
ベース、エミツタ間にかかる電圧VBE17は、次式
(1)により求められる。
VBE17=R5・IC7 +R6/R7VCE7+ICO(R6−R8)+VBE9……(1) またトランジスタQ6,Q7の特性がそろつたも
のを用いることにより、検出信号が得られるの
は、VBE7>VBE6となつたときである。
したがつて、検出レベルは、次式(2)により求め
られる。
R5・IC7+R6/R7VCE7+ICO(R6−R8>0 ……(2) これは、次式(3)のように変形できる。
IC7>R8−R6/R5ICO−R6/R5・R7VCE7 ……(3) ここで、ICO=VCC/R7、R8=2R6に設定すれば、上 式(3)は、次式(4)のように簡略化できるものであ
る。
IC7>R6/R7・R5(VCC−VCE7) ……(8) この(8)式は、出力トランジスタQ7のコレクタ
電流IC7と、コレクタ、エミツタ間電圧VCE7とが、
トランジスタQ7のコレクタ電流IC、コレクタ、エ
ミツタ間電圧特性において、(OV、R6/R5・R7 VCC)、(VCC、OA)を結ぶレベルを越えたとき、
検出信号が得られることを示すものである。
したがつて、定状態能における出力トランジス
タの動作軌跡は、電流増幅率hFEリニアリテイが
無限、飽和抵抗がゼロのときでも、OCL方式の
BTLアンプ構成の場合、出力トランジスタのコ
レクタ、エミツタ間電圧VCE、コレクタ電流が負
荷抵をRLとしたとき、上記電流−電圧特性にお
いて、(OV、VCC/RL)、(VCC、OA)を結ぶレベル を越えることは理論的にはあり得ない。
したがつて、負荷抵抗の最小値をRLnioとすれ
ば、R6/R5・R7>1/RLnioに設計することにより通常 動作では絶対にASO検出信号が出力されるとい
う誤動作は生じないものとなる。
上記トランジスタQ17から得られた検出信号は
ダーリントン形態に接続したトランジスタQ20
Q21により検出出力、すなわち、コンデンサC1
放電させる吸い込み電流を形成するものである。
トランジスタQ22,Q23及び共通エミツタ抵抗
R16と、コレクタ抵抗R17,R18とがシユミツトト
リガ回路を構成するものであり、上記抵抗R18
反転出力を得るトランジスタQ24、及びコレクタ
抵抗R19,R20を設けるものである。
ツエナーダイオードDZと抵抗R21は、定電圧回
路を構成し、インピーダンス変換用の出力トラン
ジスタQ25を介して、上記シユミツトトリガ回路
に安定化電圧を供給するものである。
なお、上記シユミツトトリガ回路の出力を得る
抵抗R19,R20の分圧出力で、トランジスタQ26
駆動して、このオン動作によりバイアス回路を構
成するトランジスタQ27をオフとして、上記定電
流トランジスタQ3,Q4をオフとする。これによ
り駆動トランジスタQ6,Q8のバイアス電流を遮
断することにより出力トランジスタQ7,Q9を共
にオフとして保護動作を行なうものである。
また、抵抗R9と抵抗R10,R11は、そのリーク
電流により出力端子の地落が解除したときに、中
点電圧(VCC/2)に立ち上らせるものである。
したがつて、抵抗の値は、R9=R10+R11に選ら
ばれるものである。上記中点電圧は、抵抗R10
R11で分圧して高抵抗R12を介して上記コンデン
サC1への充電を行ない、地落解除後の自動復起
を行なわせる。
この実施例回路においては、ASO検出信号で
コンデンサC1を放電させる際に、ダーリントン
形態のトランジスタQ20,Q21により形成した大
きな吸い込み電流でコンデンサC1を放電させる
ことができるため、コンデンサC1の値を大きく
しても高速に放電させることができる。したがつ
て、ASO検出レベルを越える出力トランジスタ
の動作状態が短時間で解除できることとなり、出
力トランジスタの破壊強度を向上させることがで
きる。このことは、コンデンサC1の値を大きく
して、負荷短絡等における前記間欠動作の周期を
長くすることができ、この点からも出力トランジ
スタの破壊強度を向上させることができる。
また、この場合において、リーク抵抗R12等の
値を比較的小さい値とすることができるため、モ
ノリシツク半導体集積回路に構成したときの抵抗
R12の占有面積を増大させることがない。
この発明は、前記実施例に限定されず、ASO
検出回路、シユミツトトリガ回路等は種々変形で
きるものであり、また、この発明に係る保護回路
で保護しようとするブツシユブル出力回路の具体
的構成も、種々変形できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来考えられていたASO制限回路
の一例を示す回路図、第2図は、本願出願人にお
いて先に提案した保護回路の原理を説明するブロ
ツク図、第3図は、この発明の一実施例を示す回
路図である。 1……ブツシユブル出力回路、2……ASO検
出回路、3……シユミツトトリガ回路、4……バ
イアス回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 増幅素子を含む電子回路と、該増幅素子の破
    壊を生じる該電子回路の異常状態を検出する異常
    検出回路と、該異常検出回路の出力によつて導
    通・非導通が制御される制御素子と、コンデンサ
    と該コンデンサの充電・放電の一方を実行する回
    路手段とを含む時定数回路と、二つのしきい値を
    有するとともに該時定数回路の該コンデンサの端
    子電圧に応答して上記電子回路の上記増幅素子を
    制御するヒステリシス回路とを具備してなり、上
    記制御素子はその導通時に上記時定数回路の上記
    コンデンサの充電・放電の他方を実行し、上記電
    子回路の正常状態に上記異常検出回路は上記制御
    素子を非導通とすることにより上記コンデンサの
    上記端子電圧を該正常状態に対応した第1レベル
    に向かつて変化せしめ、上記二つのしきい値のう
    ち該第1レベルに近接した第1しきい値を境に上
    記端子電圧が上記第1レベルに向かつて変化する
    ことによつて上記ヒステリシス回路の出力は上記
    電子回路の上記増幅素子の動作を実行せしめ、上
    記電子回路の異常状態に上記異常検出回路は上記
    制御素子を導通とすることにより上記コンデンサ
    の上記端子電圧を該異常状態に対応した第2レベ
    ルに向かつて変化せしめ、上記二つのしきい値の
    うち該第2レベルに近接した第2しきい値を境に
    上記端子電圧が上記第2レベルに向かつて変化す
    ることによつて上記ヒステリシス回路の出力は上
    記電子回路の上記増幅素子の保護動作を実行する
    電子回路の保護回路において、上記制御素子はダ
    ーリントン形態のトランジスタで構成されてなる
    ことを特徴とする電子回路の保護回路。
JP686980A 1980-01-25 1980-01-25 Protective circuit Granted JPS56104508A (en)

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