JPS6324320Y2 - - Google Patents

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JPS6324320Y2
JPS6324320Y2 JP7561483U JP7561483U JPS6324320Y2 JP S6324320 Y2 JPS6324320 Y2 JP S6324320Y2 JP 7561483 U JP7561483 U JP 7561483U JP 7561483 U JP7561483 U JP 7561483U JP S6324320 Y2 JPS6324320 Y2 JP S6324320Y2
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JP
Japan
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gas
injection pipe
cylinder chamber
cylinder
injection
Prior art date
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JP7561483U
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JPS59180097U (ja
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Priority to JP7561483U priority Critical patent/JPS59180097U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ボンベ本体内のボンベ室に2以上の
種類のガスを注入弁を介して順に導入して該ボン
ベ室内で混合ガスを形成し、該混合ガスを注出弁
を介して外部に供給する混合ガスボンベに関す
る。
<従来技術とその問題点> 従来のこのような混合ガスボンベとしては、例
えば、特公昭51−47891号公報に示されたものが
ある。これは、ボンベ室の軸心に沿つて設けた注
入管をボンベバルブに連通連結し、その注入管の
周壁にその軸心方向に適当な間隔を置いて多数の
細孔を貫通させ、ガス注入時にその細孔の数と同
数のかく乱領域とそれを取囲む拡散領域をボンベ
室内に形成するように構成される。このような従
来の混合ガスボンベでは、かく乱領域と拡散領域
とが多数に細分化されるため、2以上の種類のガ
スの混合を比較的短時間で行える利点がある。
ところが、注入管に形成される多数の細孔は、
注入圧のドロツプ現象を多かれ少なかれ招くの
で、ボンベ室の軸心方向に混合が多かれ少なかれ
不均一にならざるを得ない。
<本考案の目的> 本考案は、上述の事情に鑑み、ボンベ室内の混
合ガスがボンベ室内全体にわたつて均一になるよ
うにすることを目的とする。
<本考案の構成及び効果> 本考案は上述の目的を達成するために、上記注
入弁に上記ボンベ室内にその軸心に沿つて配置し
た注入管を連通連結し、該注入管に、その内部か
らボンベ室にその軸心方向の互いに背反方向に向
けてガスを噴出させる少なくとも1対のノズルを
設けたことを特徴とする。
このように構成された本考案では、注入された
ガスがボンベ室の軸心に沿つて各ノズルからボン
ベ室の各端部に向つて噴出し、次いでボンベの各
端壁に当り各端壁の内面に沿つてボンベ室の周縁
に案内されて反転させられてからボンベの周壁に
沿つてボンベ室の中間部に向つて流れる。また、
既にボンベ室内に注入されていたガスは、ノズル
から噴出されるガスのエゼクト作用によつて、次
から次へとノズルから噴出するガス流に強制的に
巻き込まれる。その結果、ボンベ室内に注入され
た2以上の種類のガスはボンベ室内全体に広がる
対流に乗つて流れる間に、さらにかく乱されて混
合され、ボンベ室全体にわたつて均一に混合され
ることになる。また、このように、ボンベ室内全
体がガスの流れによつてかく乱されるかく乱領域
となるので、かく乱領域からの分子拡散が進行す
る拡散領域を有する従来のものに比べるとガスの
混合がより迅速に行なわれる。加えて、注入管に
多数の細孔を設けないので、注入管の加工が容易
になる。更には、注入管を注出管と兼用する場合
には、ボンベ室から注入兼注出管の内部に向うガ
ス流がノズル内の狭い流路を通るので、注出され
るガスがより一層濃かに混成される等の効果を奏
する。
<実施例の説明> 次に、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図は本考案に係る混合ガスボンベの縦断面
図、第2図はそのノズルの拡大縦断面図である。
この混合ガスボンベ1は、図上、縦長に形成さ
れたボンベ本体2を備える。このボンベ本体2の
上端にその内部のボンベ室3とその外部とを断続
する注入弁と注出弁とを兼ねるボンベバルブ4を
組付けてある。このボンベバルブ4の通孔5に
は、ボンベ室3の軸心に沿つて設けられた注入兼
注出管6が連通連結される。
この注入兼注出管6の下端寄りの部分には、注
入兼注出管6を介してボンベ室3に注入されるガ
スを下向きに噴出させるノズル7が設けられる。
このノズル7は、第2図に示すように、注入兼
注出管6の管壁を貫通する通孔71と、この通孔
71を環状の噴気案内空間72を置いて注入兼注
出管6の外周から覆うカラー部73と備える。上
記カラー部73の上端部は注入兼注出管6にその
全周にわたつて密着させて溶接される。このよう
にして噴気案内空間72の上端をカラー部73の
上端部で閉じるとともに、該噴気案内空間72の
下端をボンベ室3に開放する。符号74はノズル7
の噴口である。
この注入兼注出管6の上端寄りの部分には、注
入兼注出管6を介してボンベ室3に注入されるガ
スを上向きに噴出させるもう1つのノズル7が設
けられる。このノズル7は上述の下向きにガスを
噴出させるノズル7と上下方向が逆になつている
他は同様に構成される。各ノズル7,7の噴口7
4の開口面積を通孔71の開口面積及びボンベバ
ルブ4の通孔5の流路断面積よりも小さくするこ
とにより、噴口74から噴出するときのガス圧と
ガス流路を高め、噴流の到達距離をより長くする
とともに、そのエゼクト作用がより強力に行われ
るようにしてある。
符号8は注入兼注出管6の下端に必要に応じて
組込まれた逆止弁であり、これはガス注入時には
閉弁するが、ガス注出時にはガスの注出がより容
易に行なえるように開弁される。
第3図〜第5図はそれぞれノズルの変形例を示
している。第3図のノズル7はコンバージエント
形の噴気案内空間72を有し、第4図のノズル7
はダイバージエント形の噴気案内空間72を有す
る。
また、第5図のノズル7は上記カラー部73の
内周面にら旋状の噴気案内凹条75を設け、ノズ
ル7から噴出されるガス流にノズルの軸心周りに
旋回する旋回成分を与えるようにしたものであ
る。上述の噴気案内凸条75に代えて凹溝よりな
る噴気案内条をカラー部の内周面に設けてもよ
い。このようにしてガス流に旋回成分を与える
と、ボンベ室内でのガスの混合をより迅速に行え
る。
第6図は本考案の別の実施例の縦断面図であ
る。
この混合ガスボンベ1は、第1図の混合ガスボ
ンベ1の注入兼注出管6の中間高さ部に更に1対
のノズル9を付加したものである。このノズル9
は、上向きと下向きの1対のノズルを一体化した
もので、第7図に示すように、上向きの噴口91
を介してボンベ室3に連通する噴気案内空間92
と、下向きの噴口93を介してボンベ室3に連通
する噴気案内空間94とを有する。各噴気案内空
間92,94をそれぞれ通孔95を介して注入兼
注出管6の内部と連通連結される。符号96はカ
ラー部である。
この混合ガスボンベ1では、ボンベ室3の中間
高さ部に設けられたノズル9によつて、その上部
と下部のノズル7,7の作用が助長されるのみな
らず、その中間高さのノズル9自体によつてガス
を噴出し、そのガスのエゼクト作用によつて既に
ボンベ室3内に注入されているガスをその流れに
強制的に巻き込み、ボンベ室3内がそのガス流で
かく乱されてガスが混合されることになる。その
結果、第1図のものよりもさらに短時間でガスを
混合できる。
なお、第1図又は第6図の混合ボンベにおい
て、注入兼注出管6の上下各端部寄りに設けられ
たノズル7を第7図に示すように構成してもよ
い。更に、第6図の混合ボンベにおいて、注入兼
注出管6の上下各端部寄りに設けられたノズル7
を省略することも本考案の範囲に含まれる。もち
ろん、注入弁と注出弁とを別々に設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図
はそのノズルの拡大縦断面図、第3図、第4図、
第5図はそれぞれ上述のノズルの変形例の縦断面
図、第6図は本考案の別の実施例の縦断面図、第
7図はそのノズルの拡大縦断面図である。 1……混合ガスボンベ、2……ボンベ本体、3
……ボンベ室、4……注入弁、6……注入管、7
……ノズル、9……ノズル、71……通孔、72
……噴気案内空間、73……カラー部、92,9
4……噴気案内空間、95……通孔、96……カ
ラー部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ボンベ本体2内のボンベ室3に2以上の種類
    のガスを注入弁4を介して順に導入して該ボン
    ベ室3内で混合ガスを形成し、該混合ガスを注
    出弁4を介して外部に供給する混合ガスボンベ
    において、上記注入弁4に上記ボンベ室3内に
    その軸心に沿つて配置した注入管6を連通連結
    し、該注入管6に、その内部からボンベ室3に
    その軸心方向の互いに背反方向に向けてガスを
    噴出させる少なくとも1対のノズル7,9を設
    けたことを特徴とする混合ガスボンベ。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載された
    混合ガスボンベにおいて、上記注入管6をボン
    ベ室3内の一端から他端まで設け、該注入管6
    の両端寄り部にそれぞれ注入管6の端に向つて
    ガスを噴出させる各ノズル7を設けたもの。 3 実用新案登録請求の範囲第2項に記載された
    混合ガスボンベにおいて、両端のノズル7の他
    に更に注入管6の中間部に互いにガスを背反方
    向に噴出させる1対のノズル9を設けたもの。 4 実用新案登録請求の範囲第1項に記載された
    混合ガスボンベにおいて、上記注入管6をボン
    ベ室3の一端からほぼその中央まで延出し、ボ
    ンベ室3の中央部にその軸心方向の背反方向に
    ガスを噴出させる1対のノズル9を設けたも
    の。 5 実用新案登録請求の範囲第1項、第2項又は
    第3項に記載された混合ガスボンベにおいて、
    上記ノズル7,9は、注入管6の管壁を貫通す
    る通孔71,95と、この通孔71,95を環
    状の噴気案内空間72,92,94を置いて注
    入管6の外周から覆うカラー部73,96と備
    え、上記カラー部73,96の一端を注入管6
    にその全周にわたつて密着させて噴気案内空間
    72,92,94の一端を閉じるとともに、該
    噴気案内空間72,92,94の他端をボンベ
    室3に開放したもの。 6 実用新案登録請求の範囲第4項に記載された
    混合ガスボンベにおいて、上記カラー部73の
    内周面にら施状の噴気案内条75を設けたも
    の。
JP7561483U 1983-05-19 1983-05-19 混合ガスボンベ Granted JPS59180097U (ja)

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JP7561483U JPS59180097U (ja) 1983-05-19 1983-05-19 混合ガスボンベ

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JPS59180097U JPS59180097U (ja) 1984-12-01
JPS6324320Y2 true JPS6324320Y2 (ja) 1988-07-04

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