JPS63242813A - 冷却床における棒状搬送材の搬送装置 - Google Patents

冷却床における棒状搬送材の搬送装置

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JPS63242813A
JPS63242813A JP10288287A JP10288287A JPS63242813A JP S63242813 A JPS63242813 A JP S63242813A JP 10288287 A JP10288287 A JP 10288287A JP 10288287 A JP10288287 A JP 10288287A JP S63242813 A JPS63242813 A JP S63242813A
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Toru Nojima
野島 亨
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、圧延棒鋼材の精整設備において見られるよう
に、長尺の棒状搬送材をレイク装置から成る冷却床の一
端から他端に亘って順次自動的に搬送する間にその自然
冷却を行ない、これを定寸に冷間切断して製品を得るよ
うなものにおいて、同冷却床における棒状搬送材の搬送
内容を改善した新しい搬送手段の提供に関する。
(従来の技術) 棒鋼圧延設備を出た圧延棒鋼材を長尺のままこれを精整
設備側に移送し、同設備における移動レイクと固定レイ
クとからなる冷却床上に並列状に搬送する間にこれを自
然冷却し、冷却された複数本の棒鋼材を1グループとし
て冷間切断装置(コールドシャー)に移送して定寸に切
断して製品とすることは既知であり、今これを第6図お
よび第7図についてその概要を説示する。即ち、第6図
において、棒鋼圧延設備(図示省略)を出た長さL (
m)に分割された棒鋼材A1は、その移動速度V (m
/5ec)で時間T (sec) (−L / V )
毎に、1木兄が連続してランインローラ1によって冷却
床Bの入口側に搬入され、同人口に設置した昇降可能な
第1リフター2および第2リフター3の交互昇降を介し
図のA4位置へ運ばれる。冷却床Bは既知のように移動
レイク4と固定レイク5とによって構成され、両レイク
4,5は、何れも搬送方向に延びる帯状プレートの各上
縁に、棒鋼材Aの1本を支承する支承溝4a、5aが第
2図および第3図に示すように列設され、かつ両レイク
4,5は平行に並設されるとともに、両支承溝4a、5
aは第3図の位置関係にある。このさい固定レイク5は
固定フレーム5bに保持され、移動レイク4はその移動
フレーム4bが、駆動軸4cの偏心カム4dに支持され
て円運動が与えられることにより、移動レイク4の1回
転動作によって図のA4位置にある棒鋼材Aは、固定レ
イク5の最初の支承溝5a内に掬い取られることになる
。これらの各運動は棒鋼材Aのランインローラ1による
1木兄の連続搬入とともに互いに連続して行なわれるの
で、各棒鋼材Aは固定レイク5の最初の支承溝5aに入
ったものを先頭として、次々に同レイク5の支承溝5a
内に並列状に移載され、かつ搬送方向(図向って左方向
)に逐次前進移動するのであり、最初の支承r#5aに
掬い取られた棒鋼材Aが、固定レイク5における最後の
支承溝5aに到達する間に、その自然冷却が行なわれる
ことになる。こうして最後の支承溝5aに到達した棒鋼
材Aは、間溝からその搬送方向が冷却床Bの搬送方向と
同方向とされた既知の集積コンベヤ6上に移動され、同
コンベヤ6上に所定本数の棒鋼材Aが逐次並列され、こ
れらコンベヤ6上の棒鋼材Aはこれを一括して1グルー
プとして、トラバーサ9で掬い取られ、ランアウトロー
ラ8上へ搬出され、図示省略しであるが、同コンベヤの
下流側に設置されるコールドシャー(冷間切断装置)に
より、1グループの棒鋼群が定寸に切断されて製品群と
なるのであり、尚第2図において7は冷却床Bの搬送終
端側に介入設置されるアライニングローラを示している
(発明が解決しようとする問題点) 上記した冷却床においては、次の点において問題がある
。金棒鋼材Aの長さL=75m、その搬入速度V = 
15 m/secとすると、ランインローラ1よりの搬
入サイクルT = 75/ 15 = 5 secとな
るから5 sec毎に1本の割合である。また現行のこ
の種棒鋼圧延設備に用いる冷却床Bにおける移動レイク
4における棒鋼材Aの取込速度は、一般的に1回転運転
=min、 4sec −、2回転運転=min、 4
sec+2.5 sec 、 3回転運転=min、 
9secサイクルで運転可能である故、上記のように搬
入間隔時間が短かいものでは、固定レイク5の各支承溝
5a毎に(同支承溝の数は90個である)棒鋼材Aを取
込み、90回で先頭の棒鋼材Aが最終の支承溝5aを通
過する関係になる。それまでの所要時間はT2O−5X
90=450 sec掛り、この冷却時間を可変とする
ことは構造的に不可能である。一方棒鋼材Aはその口径
が大・中・小各種存在し、例えば、細い径の棒鋼材は高
速で搬入されることから、前記取込サイクルを変更する
ことができない反面、冷却床上での滞在時間(通過時間
)も短縮できないので、冷間切断装置において切断する
時には、その切断に最適な温度となっておらず、このた
め切断面の不良や時効割れ等の原因となるのであり、そ
れぞれの径を持つ各棒鋼材に対して、その最適切断温度
を得ることが困難である点が大きな問題である。
更に他の問題点は、かかる冷却床において長時間の自然
冷却を行なわせるための搬送中において、棒状搬送材に
曲りを生じる点であり、これを第8図(1)乃至同図(
3)に亘って説示する。即ち先に説示したように、かか
る冷却床においては、移動レイク4の円運動を介し、同
レイク4の支承溝4aにより、固定レイク5における支
承溝5aの1溝毎に棒状搬送材Aを搬送してゆくのであ
り、従来の一般的な冷却床では第8図(1)に示す搬送
内容を持つものである。同図において固定レイク5に対
し、移動レイク4は重複をさけるため、その円運動軌跡
として図示してあり、Dはその円運動径、0は円運動中
心、Pは送りピッチを示し、同図において矢印で示すよ
うに、図向って左側の支承溝5aに位置する棒状搬送材
Aが移動レイク4の支承溝4a(図示路)により持ち上
げられて、図向って右側の支承溝5a内に運ばれるが、
このさいP=Dとして、移動レイク4→搬送材A→固定
レイク5間において、搬送材すべりが生じないように、
移動レイク4の円運動中心0を1/2P位置として設置
するのが一般的である。このため図示のように搬送材A
における図示(81点は常に一定方向に向くため、冷却
床の全長に亘る長時間の自然冷却間において、長手方向
における曲りが不可避的に発生する。また第8図(2)
に示すように、P=Dの条件において、移動レイク4の
円運動中心Oの位置を図示のように1/2P位置よりΔ
iずらした場合において、図向って左側の支承溝5aに
ある搬送材Aを移動レイク4の円運動を行なう支承溝4
a (図示路)により持ち上げた時点において、搬送材
Aは図向って右側に回転させられることになるが、図向
って右側の次位の固定レイク支承溝5aに納まる時、同
支承溝5aにおける溝傾斜面上ですべる回転が与えられ
、結果的に図fa1点は元の位置に戻るように、搬送材
Aは回転しないのである。
このため第8図(3)で示すように、曲り発生を抑止す
るため、移動レイク4と固定レイク5との両者のみによ
って、搬送材Aに回転を与える手段が考えられている。
同図においてDlは移動レイク4の搬送円運動径で、そ
の他の符号は第8図(1)および第8図(2)と同様で
あるが、同図に示すようにDI >Pの条件を与えて、
同条件下に移動レイク4の円運動中心Oを、水平方向に
おいてΔ11、また垂直方向においてΔ12を、固定レ
イク5の中心01よりずらすのである。このさいΔi1
=Δ12またはΔ11≠Δ12の何れでもよい。このよ
うにして移動レイク4の円運動により、図向って左側の
支承溝5aにある搬送材Aを、図向って右側の次位の支
承溝5aに搬入するに当り、次位の支承溝5aの中心と
移動レイク4の支承溝5a (図示路)の受渡点(b)
と同位置となるように設定することにより、最初に図向
って左側の支承溝5aの搬送材Aを、移動レイク4の支
承溝4a (図示路)で持ち上げた時、右側に回転され
た搬送材Aは、図向って左側の固定レイク5の支承#5
aに納まる時、その回転状態が維持されたまま、図の(
b)点に納まって受は渡しが行なわれることになる。こ
の手段は設備的には実施容易であるが、一度その冷却床
設備としてxP=DIの比が決定されて設計製作された
以上、量比を変更することができないのであり、またか
かる棒状搬送材Aとして、棒鋼材等ではその圧延サイズ
は大小多岐であるため、広範囲に亘る各種サイズのもの
に対して満足される回転角度が得られないことと、更に
この搬送内容では搬送材Aに必ずすべりが生じるのであ
り、すべり摩擦による表面疵発生をきらうものや、軟か
い材質の棒状搬送材に対しては不適とされ、一般的には
供用されていないのであり、曲りの発生を解消する点に
おいて尚未解決の問題とされる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記した冷却床における問題点、即ち搬送中
において棒状搬送材に発生する曲りを防止するとともに
、冷却時間の一定不変を任意に可変とすることを、同時
的に解決可能であるように搬送内容を改善したものであ
り、具体的には、その搬送方法の1つとして、1本宛搬
入される棒状搬送材を、その全長に亘って多数の搬送材
支承溝を列設した移動レイク並びに固定レイクの並設さ
れた冷却床上に、前記移動レイクの円運動を介し同レイ
クの支承溝より前記固定レイクの支承溝内に順次移載か
つ移動させることによって、前記棒状搬送材を一方向に
並列状に搬送する間に自然冷却を行なうものにおいて、
前記固定レイク支承溝上の棒状搬送材を、移動レイクの
円運動を介する同レイクの支承溝により搬送するととも
に、前記固定レイクおよび移動レイク間に介入されかつ
複数個の搬送材支承溝を列設したトラバーサの、両レイ
クに沿う微昇降および進退移動を介し、搬送中の移動レ
イク支承溝上の棒状搬送材を同トラバーサ支承溝に受取
るとともに同支承溝を経由して固定レイク支承溝に移動
させ、前記トラバーサ支承溝および固定レイク支承溝の
各傾斜面を介して棒状搬送材に任意角度の回動を与える
ことにより、棒状搬送材における一方向曲りの生じない
エビ・7チ搬送を行なうことにあり、また搬送方法の他
の1つとしては、前記固定レイク支承溝上の棒状搬送材
を、前記固定レイクおよび移動レイク間に介入されかつ
複数個の搬送材支承溝を列設したトラバーサの支承溝上
に、同トラバーサの上昇を介して受取り、次いで同トラ
バーサを前記固定レイク支承溝の複数個を飛び越して任
意ストロークに亘り搬送方向に向って前進移動させ、同
移動地点においてトラバーサを下降させ、同トラバーサ
支承溝上の棒状搬送材を前記移動地点における固定レイ
ク支承溝上に移載することにより、棒状搬送材の冷却時
間可変な飛越搬送を行なうことにあり、更には搬送装置
として、前記冷却床内に固定レイク並びに移動レイク上
の複数本の棒状搬送材の支承可能な回動レイク兼早送り
トラバーサを、同冷却床における搬送方向の一部または
全長に亘り、搬送方向と直交して昇降可能かつ搬送方向
に沿って進退可能に、前記固定レイク並びに移動レイク
と平行に配設することにある。
(作  用) 本発明の上記した各技術的手段によれば、第1図に示す
ように、図例では先に示した棒鋼材Aの冷却床Bを例示
しているが、ランインローラ1、第1リフタ2、第2リ
フタ3を入口側に具備し、かつ移動レイク4および固定
レイク5によって構成される冷却床Bにおいて、固定レ
イク5内に同レイクと平行して、固定レイク5の各支承
溝5a内に支承されている棒鋼材(棒状搬送材)Aの複
数本の支承溝11aを上端に列設した回動レイク兼早送
りトラバーサ1工を、昇降装置りによって棒状搬送材A
の搬送方向と直交して垂直昇降可能に設けて固定レイク
5の搬送面より出没可能とし、更に同トラバーサ11を
棒状搬送材Aの搬送方向と平行して進退装置Eによって
直進進退可能に設けることによって、先ず第1の発明で
ある棒状搬送材Aに対して、任意角度の回転を与えて、
曲りの生じない1ピッチ搬送を行なうに当っては、第2
図(1)乃至第2図(8)に亘って示すように、トラバ
ーサ11を回転レイクとして運動させることにより可能
である。即ち第2図(11において、先に第8図におい
て示したと同様に固定レイク5は実線で示し、これに対
し移動レイク4はその円運動軌跡をもって示し、また点
線によって回転レイクトラバーサ11を示しているが、
トラバーサ11は図示位置が定位置で固定レイク5より
も下位にある。固定レイク5の支承溝5a上に載置され
ている棒状搬送材Aを矢印で示すように図向って左側よ
り右側に、移動レイク4の円運動を介し、同レイク4の
支承溝4a(図示路)により、第2図(2)に示すよう
に持ち上げ搬送するとともに、トラバーサ11を同図の
ように固定レイク5と同高位置に、オーバラップ状に上
昇させ、同位置で一旦停止させる。第2図(1)で支承
溝5aの底に位置している搬送材Aの(81点は、第2
図(2)で示した1/2ピッチ搬送による上昇位置にお
いても不変である。次いで第2図(3)に示すように、
移動レイク4が残り1/2ピフチの下降搬送行程に移る
途中で、同レイク4とトラバーサ11とがオーバラップ
し、搬送材Aはトラバーサ11の同図向って左側の支承
溝11a傾斜面上に接し、次いで第2図(4)に示すよ
うに移動レイク4が下降停止位置に達するとともに、支
承溝11aの傾斜面上に残された搬送材Aは同傾斜面を
転勤して、同傾斜面と固定レイク5の支承溝5aの同図
向って右側の傾斜面との間に支承されて停止し、この運
動により搬送材Aには同図(a1点位置の変化で明らか
なように、目標回転角の1/4回転が与えられる。
次いで第2図(4)位置から第2図(5)に示すように
、トラバーサ11を図示固定レイク5よりも上方に上昇
させることにより、固定レイク5の支承溝5aの右側傾
斜面より、トラバーサ11の支承溝11aの右側傾斜面
への移動を介し、搬送材Aには更に1/4回転が与えら
れ、この2回の回転により搬送材Aには目標回転角の1
/2回転が与えられることになる。このトラバーサ上昇
位置から、第2図(6)に示すようにトラバーサ11を
、図例では搬送材Aの搬送方向と反対方向に僅かに移動
(バンク)させ、このさい(a1点位置は不変である。
次いで第2図(7)に示すように、トラバーサ11を垂
直下降させることにより、その下降途中においてトラバ
ーサ11は固定レイク5とオーバラップし、トラバーサ
11の支承溝11aの底にある搬送材Aが固定レイク5
の支承溝5aにおける同図向って左側の傾斜面上に一部
が接することとなり、第2図(8)に示すようにトラバ
ーサ11が最下降位置に戻って第2図(1)に示すスタ
ート位置に戻る間に、同トラバーサ11の支承溝11a
上の搬送材Aは、固定レイク5における支承溝5aの図
向って左側の傾斜面を転動して、同支承溝5aの底に支
承停止され、前記傾斜面に沿っての転勤により、搬送材
Aは図の(81点移動で明らかなように、目標回転角の
残り 1/2の回転が与えられ、目標回転角の100%
回転が与えられることにより、棒状搬送材Aの長手方向
における曲りの発生を同回転によって抑止することがで
きる。
図例では第2図(6)から第2図(8)に亘る運動経過
によって、所要の回転(残り1/2の回転)を最終的に
与えるようにしたが、これは第2図(6)“において示
すように、搬送材Aを支承して上昇したトラバーサ11
を、第2図(6)のようにバックさせることなく、矢印
で示すように、上昇した位置から進行方向における次の
固定レイク支承溝5a上に前進移動させても同効であり
、圧延機側から冷却床への搬送材送り込み時間が早い(
間隔が短かい)場合に有効である。何れにもせよ本発明
の回転レイクトラバーサ3,11の参加によれば、棒状
搬送材Aの1ピッチ送りによる回転角度は、 πd  xcos  α 第2図(6)゛ に示す通り明らかである。但し上式に
おいてdは棒状搬送材Aの径、αは固定レイク5の支承
溝5aにおける傾斜面の角度を示している。
次に第2の発明である棒状搬送材Aに対して、冷却床上
における自然冷却時間を可変とするための飛越搬送は次
のようにして行なうことができる。
図示のC1位置に下降している前記トラバーサ11を昇
降装置りによって図示C2位置に上昇させることにより
、同トラバーサ11と対応する固定レイク5の各支承溝
5a内に支承している複数本の棒状搬送材Aを、トラバ
ーサ11の支承溝11aで掬い取り、これを固定レイク
5と干渉しない上方に移動させることができ、次いでそ
のC2位置より進退装置Eを介して同トラバーサ11を
図示C3位置に前進移動させて、その支承溝11a上の
各棒状搬送材Aを、固定レイク5の中間支承溝5aを飛
び越した搬送方向の前方位置に移動させ、しかる後C3
位置の同トラバーサ11を昇降装置りを介してC4位置
に下降させることにより、その支承溝11a内の各棒状
搬送材Aを、C3位置と対応する固定レイク5の各支承
溝5a内に各々移載させることが可能であり、C4位置
の同トラバーサ11を再びC1位置に復帰させることに
よって、固定レイク5の支承溝5a内に支承されている
複数本の棒状搬送材Aの冷却床上滞留時間を任意に変更
させること、即ちその自然冷却時間を任意に可変とする
ことができ、固定レイク5の各支承溝5aを順送りに移
動して最初の支承溝5aから最終の支承溝5aに至る間
の冷却時間を短縮することが可能である。このことはそ
の棒状搬送材Aの種類、内容に適応した最適の温度下に
おける切断を可能とするのであり、従来の問題点を解決
することになる。
(実施例) 本発明方法を行なうための冷却床の適切な実施例を第1
図について説示する。冷却床Bを構成する移動レイク4
および固定レイク5の各構造は、先に第6図において示
したものと同様で、各同一符号は何れも同一部材を示し
ており、その詳細は省略する。冷却床Bの全長に亘り等
間隔で配設された移動レイク4および固定レイク5の中
間に、等間隔で垂直昇降兼進退可能に設けられる回転レ
イク兼早送りトラバーサ11において、同トラバーサ1
1は、走行車輪13を具備した主体11b°に略り字形
のアームllbが起立状に形成され、同アーム11bの
上端に、固定レイク5の支承溝5aと同形状の支承溝1
1aが同ピッチに列設され、前記主体11b゛は昇降レ
ール12上に走行車輪13を介して搬送方向と平行して
直進進退可能に架装されるとともに、昇降レール12に
は進退装置Eの主体であるローラチェン無端帯16が、
前記レール両端に装設する鎖車14.15および中間位
置に配置される駆動鎖車17間に亘って循環回送可能に
設けられ、このローラチェン無端帯16に前記主体11
b″の前後両端が連結されることによって、前記トラバ
ーサ11に対して、同図C2位置からC3位置およびC
4位置からC位置への直進進退運動が与えられることに
なる。
前記昇降レール12はその下部が図示のように2本の平
行する垂直なアーム18.19によって水平姿勢に保持
され、一方のアーム18は昇降装置りを構成する昇降駆
動レバー20の一端にピン軸22を介して支持され、他
方のアーム19は昇降従動レバー21の一端にピン軸2
3を介して支持される。前記駆動レバー20を支持して
いる駆動軸24と、従動レバー21を支持している従動
軸25とは、両軸24および25に各一端を支持された
レバー27および28、両レバー27.28の各他端を
連結するタイロッド26によって連動可能に連結され、
駆動軸24に一端を連結したL/ バー 30の他端を
サーボシリンダ29のビス)71:Itソドに連結する
ことにより、同シリンダ29の作動によるピストンロッ
ドの進退を介して、レバー30を経由して駆動軸24が
正逆回動することにより、前記レバー27.2B 、タ
イロッド26および駆動レバー20、従動レバー21の
同期連動により、一対のアーム18.19が垂直に昇降
して、昇降レール12を水平に同行昇降し、これによっ
て早送りトラバーサ11に対して、図示C1位置からC
2位置への、またC3位置からC4位置への昇降動作が
与えられるのである。勿論前記した昇降装置りおよび進
退装置Eは図例以外の機構を用いることが出来る。
また早送りトラバーサ11は1個のみでなく、棒状搬送
材Aを安定に支持してその移動を行なうので、適宜間隔
をおいて複数個が図面に向って垂直方向に亘り配設され
、駆動軸24は共通のものとされる。
昇降レール12、昇降装置りおよび進退装置Eもトラバ
ーサ11の数に応じ複数個が配設される。
上記した実施例によれば、冷却床の搬送方向の全長にお
いてその一部を占める長さのもとに形成されたトラバー
サ11を、回転レイクトラバーサとして用いる場合、同
トラバーサ11を冷却床の任意の位置かつ第2図(1)
の状態に移動させて置き、その場所において先に作用の
項において述べた処の、第2図(1)から第2図(8)
(第2図(6)゛を含む)に亘る運動順序で示すような
、棒状搬送材Aに対する回転付与が自由に行なえること
になる。回転レイクとして用いるさいのトラバーサ11
の垂直昇降量および水平移動量は僅少で足りるが、この
ような僅少な運動を行なわせるに際しては、駆動源とし
てサーボ弁、シンクロ発振器等を具備した油圧サーボシ
リンダ等を用い、同シリンダのピストンロッドを第1図
において示されるレバー27.28に連結し、同シリン
ダを遠隔自動制御することにより行なうことが適当であ
り、このさいサーボシリンダ制御シーケンスに、先に説
示した棒状搬送材Aの1ピッチ送りによる回転角度の算
式 1式% 送材の径dφによりΔi3をインプットする等で容易に
自動制御でき、これらは自動制御手段としては一般的に
公知であるため、その詳細は省略する。ここに棒状搬送
材Aの径dφにより所要の回転角度を任意に与える各実
施例として、1例を第3図(第3図(1)乃至第3図(
5)を含む)に示す。第3図(11乃至第3図(5)に
おいて、移動レイク4はその円運動軌跡によって代替表
示し、固定レイク5は実線によって示し、また回転レイ
クトラバーサ11は2点鎖線によって示し、各図におい
て図向って左半の図形は棒状搬送材Aの動きを示し、棒
状搬送材Aは図示矢印で示すように、図向って右側から
左側に向って搬送され、棒状搬送材A1は移動レイク4
によるレイク時の位置を示し、同搬送材A1はトラバー
サ11を用い、同トラバーサ11を固定レイク5と同高
位置に上昇させて後、移動レイク4の下降によるオーバ
ラツブ時、搬送材Aがトラバーサ11の支承溝11aの
傾斜面に最初に接する位置を示し、同搬送材A2は移動
レイク4が下降、停止して後、トラバーサ11の支承溝
11aの傾斜面を転がり、同傾斜面と固定レイク5の支
承溝5aの傾斜面との間で停止する位置を示し、また同
時にこの位置は次に行なわれるトラバーサ11の垂直上
昇位置を示している。またEは固定レイク5の支承溝5
aの溝中心、Fはトラバーサ11の支承溝11aの溝中
心を示し、図示のように両者間には先に第2図(6)°
 で示したΔi3の位置ずれがある。
また各図における棒状搬送材Aの動きを示した図の一側
、即ち図向って右半に示した線図はトラバーサ11の動
を示したもので、矢印線で示すように昇降移動を行なう
ものであり、第3図(1)はその径dが16φの棒状搬
送材、第3図(2)は同25φの棒状搬送材、第3図(
3)は同40φ、第3図(4)は同60φ、第3図(5
)は同80φのものに対し、それぞれ回転運動を与えた
場合を示し、各図に付記した具体的数値に示すように、
第3図(1)および第3図(2)における16φおよび
25φのものでは、何れも45X4 =180 °の回
転角度が得られ、第3図(3)の40φのものに対して
は22.5X4 =90 ” 、第3図(4)の60φ
のものに対しては11.25 X4 =45”、また第
3図(5)の80φのものでは同じ<11.25 X4
 =45’の各回転角度が得られるように、広範囲に亘
る各サイズの棒状搬送材Aに対して、それぞれ所要の回
転角度を与えることが可能である。また各図においてE
、F間の数値はΔi3の具体的数値で、搬送材サイズに
よって異なり、その単位は鶴である。また各図のトラバ
ーサ作動線図に付記した数値は昇降移動距離の具体的数
値を示し、同じくその単位は寵である。
上記した各実施例の何れにおいても、その回転レイクト
ラバーサ11および移動レイク4の動作は、先に第2図
(第2図(1)乃至第2図(6)を含む)において説示
したものと同一であるため、ここに再現することは省略
するが、今までの説示で明らかなように、同形、同大の
各搬送材支承溝4a、5aを列設した従来の移動レイク
4および固定レイク5の中間位置に、支承溝4a 、 
5aと同様の支承溝11aを列設したトラバーサ11を
昇降移動可能に介入させ、移動レイク4による棒状搬送
動作中に、回転レイクトラバーサ11を参加させ、微昇
降かつ搬送方向に沿って移動させるとともに、棒状搬送
材Aの中継授受を行なうことにより、各サイズの棒状搬
送材Aに対し、任意角度の軸まわり回動を与え、これに
より搬送材Aに生じる長手方向の曲りを効果的に抑止で
きるのである。
更に上記した実施例によれば、前記トラバーサ11を早
送りトラバーサとして用いるに当っては、ランインロー
ラ1によって搬入される棒状搬送材Aは、第1リフタ2
および第2リフタ3の交互昇降を介し、かつ移動レイク
4の周回転運動を介し、固定レイク5における最初の支
承溝5a内に取込まれ、以下後続する棒状搬送材Aの順
次搬入、取込みとともに、先頭の棒状搬送材A以下が逐
次支承溝5aを並列状に1溝宛搬送方向に前進すること
になる。このまま′m続すれば、固定レイク5の支承溝
5aの数が90個のものである場合、90本の棒状搬送
材を取込んだ時に、先頭の棒状搬送材Aは最終の90番
目の支承溝5aに到達し、全ての支承溝5a内に棒状搬
送材Aが存在する状態となる。この搬送方式は従来と同
様で棒状搬送材Aの各自然冷却時間は最初の支承溝5a
から最終の支承溝5aに到達するまでの所要時間となる
。本考案では早送りトラバーサ11が設置しであるため
、必要に応じてこれを用い、先頭の棒状搬送打入が所定
位置に到達した時、同トラバーサ11を上昇させて所要
数の棒状&送材Aをその支承溝11a上の掬い取り、所
要数の溝数を飛び越した目的位置までトラバーサ11の
一動作で前進させ、図示アライニングローラ7の手前で
再び固定レイク5の支承溝5a上に棒状搬送材Aを下降
移載させ、以後は移動レイク4の運動を介し1ピッチ移
動前進を行なって、図示の集積コンベヤ6上に移載し、
同コンベヤ6上に1グル一プ単位の所要本数の集積が終
れば、同コンベヤ6上の1グループの棒状搬送材A群を
、図例ではトラバーサ11を用いてランアウトテーブル
8上に一括搬送し、同テーブル8を介して冷間切断装置
側に送って定寸切断することになる。尚早送りトラバー
サ11による固定レイク5の支承溝5aの飛び越し移動
距離は大小任意に選択でき、これによって冷却時間の自
由な可変が容易に得られることになる。
更に本発明における変形実施例としては、前記したトラ
バーサ11を、冷却床の一部を占める長さのものとする
ことなく、全長に亘る長さのトラバーサ11として使用
することも可能である。この場合は早送り機能は不可能
であるが、固定レイク5、移動レイク4および回転レイ
クトラバーサ11の組合せにより、冷却床全長において
搬送材Aに対して回転運動を与えながら搬送する回転搬
送式冷却床として用いることも可能である。
(発明の効果) 本発明の搬送方法によれば、冷却床における棒状搬送材
の搬送、冷却に当り、棒状搬送材に生じる曲りの発生、
更には棒状搬送材における冷却時間の一定不変という2
つの問題点を、同時的に解決できる点においてきわめて
有利である。即ち従来の冷却床設備における移動レイク
4および固定レイク5の中間に、棒状搬送材Aの支承溝
11aを列設したトラバーサ11を、両レイク4,5に
対して両者に沿って垂直昇降および水平進退可能に介入
させ、移動レイク4の円運動により同レイク4の支承溝
4aを介して、固定レイク5の支承溝5a上の各棒状搬
送材Aの順列自動搬送を行なうに当り、前記トラバーサ
11を回転レイクトラバーサとして、前記搬送運動に微
昇降、進退させて同調介入させることにより、支承14
aより支承溝5aに渡る間に、同搬送材Aを中継授受し
て支承溝11aおよび支承溝5aの各溝傾斜面を利用し
て搬送材Aに任意角度の回転を与えられることにより、
棒状搬送材Aの搬送において生じる一方向曲りを抑止で
き、しかもこれによればこの種棒状搬送材の各種サイズ
の大小を問うことなく、きわめて広範囲に亘りそれぞれ
曲り防止に有効な回転運動を円滑にかつすべりを生じる
ことなく与えることができ、これは搬送材材質の硬、軟
を問わずきわめて有利である。
これによって品質的に優れた均一な搬送材製品が得られ
るのである。
更にまた、従来の冷却床Bにおける棒状搬送材Aの冷却
時間一定に対し、早送りトラバーサ11として用いるこ
とによって、棒状搬送材Aの冷却床B上における冷却時
間を、任意に選択可変とした点においてきわめて有利で
ある。即ち第4図は従来方式の全支承溝移動による搬送
下の通常冷却のタイミングチャート図を示し、また第5
図は本発明方式の早送りトラバーサ11の使用による同
チャート図であり、両図において冷却床Bのレイク4゜
5よる取込サイクルT=5 sec 、レイク支承溝N
90 = 90溝、早送りトラバーサ11による搬送溝
数N=45溝、1グループの棒状搬送材Aの本数N=2
0本とした条件下の対比であり、図示のように第4図の
通常冷却においては、その搬入から冷間切断装置到達ま
では580secであるに対し第5図のトラバーサ11
を用いN=45溝早送りした場合の搬入から冷間切断装
置到達までの所要時間は380secである。両図表で
も明らかなように、搬入から切断開始まで達する時間内
、固定レイク5上に滞在する時間が大部分を占めている
ことはきわめて明らかであり、この時間を可変にするこ
とが、最も確実かつ有効な冷却時間のコントロールとな
り、例えば切断に最適な冷却温度を得るための制御要因
であり、本考案によって冷却床で充分に冷却する場合は
、早送りトラバーサ11を使用することなく、移動レイ
ク4と固定レイク5とのみによる溝送り手段を用い、ま
た前記手段では冷却滞留時間が長く、棒鋼材等が冷え過
ぎるおそれのある時は、短縮したい必要時間に相当する
レイク溝数を飛び越して、トラバーサ11によって搬送
し、冷間切断に最適な冷却温度下で切断装置に到達させ
、切断面形状の改善や切断後の時効割れや曲り発生の防
止が得られることになる。勿論切断以外の処理の場合に
は本発明は利用でき、この種冷却床における冷却時間の
一定不変による問題を解決したものとして優れる。
また本発明による搬送装置は、上記した両手段を実施す
るためのものとして、その必要構成が比較的簡易である
とともに、従来の冷却床設備に容易に実施できるもので
あり、冷却床の規模に応じて所要長さの回転レイク兼早
送りトラバーサ11を介入させるのみで足り、特に曲り
を生じない1ピッチ搬送に当り、固定レイク5とトラバ
ーサ11とにおける必要なΔi3の位置ずれの設定も、
目的とする棒状搬送材Aの口径に応じて、該トラバーサ
11の水平進退によって適切な位置ずれの設定が得られ
るのであり、トラバーサ11に対して格別の複雑な運動
も必要でなく、位置とタイミングのみを考慮すれば全く
すべりを生じない移動が得られ、棒状搬送材表面におけ
る疵発生のおそれもなく、材質の硬、軟にかかわらず円
滑な搬送を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する冷却床1例の縦断正面図
、第2図は本発明方法における棒状搬送材に対する回転
付与1ピッチ殿送運動の順列説明図、第3図は各口径搬
送材に対する回転付与を示す搬送材およびトラバーサの
運動説明図、第4図は従来方式による棒状搬送材の所要
経過時間のタイムチャート図、第5図は本発明早送り搬
送方式による同チャート図、第6図は従来冷却床1例の
同正面図、第7図は同レイク運動説明図、第8図は従来
搬送方式における各運動説明図である。 1・・・ランインローラ、2,3・・・リフタ、4・・
・移動レイク、5・・・固定レイク、11・・・トラバ
ーサ、4a、5a、 lla・・・棒状搬送材支承溝、
A・・・棒状搬送材、B・・・冷却床B、D・・・・・
・昇降装置、E・・・進退装置。 特 許 出 願 人  株式会社神戸製鋼所手続士甫正
書(方 式) 昭和62年7月28日 特許庁長官 黒 1)明 m  殿 1、事件の表示 昭和62年特 許 願第102882号2、発明の名称 冷却床における棒状搬送材の搬送方法並びに装置3、補
正をする者 事件との関係 特許出願人 (119)株式会社神戸製鋼所 4、代 理 人■577 住所 大阪府東大阪市御厨1013番地電話 06 (
782) 6917 ・6918番手 続 宇宙 正 
書(自 発) 昭和62年7月28日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 昭和62年特 許 願第102882号2、発明の名称 冷却床における棒状搬送材の搬送方法並びに装置3、補
正をする者 事件との関係 特許出願人 (119)  株式会社神戸製鋼所 4、代 理 人8577 住所 大阪府東大阪市御厨1013番地電話 06 (
782) 6917 ・6918番とあるは、「第2図
(9)」と何れも訂正します。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1本宛搬入される棒状搬送材を、その全長に亘っ
    て多数の搬送材支承溝を列設した移動レイク並びに固定
    レイクの並設された冷却床上に、前記移動レイクの円運
    動を介し同レイクの支承溝より前記固定レイクの支承溝
    内に順次移載かつ移動させることによって、前記棒状搬
    送材を一方向に並列状に搬送する間に自然冷却を行なう
    ものにおいて、前記固定レイク支承溝上の棒状搬送材を
    、移動レイクの円運動を介する同レイクの支承溝により
    搬送するとともに、前記固定レイクおよび移動レイク間
    に介入されかつ複数個の搬送材支承溝を列設したトラバ
    ーサの、両レイクに沿う微昇降および進退移動を介し、
    搬送中の移動レイク支承溝上の棒状搬送材を同トラバー
    サ支承溝に受取るとともに同支承溝を経由して固定レイ
    ク支承溝に移動させ、前記トラバーサ支承溝および固定
    レイク支承溝の各傾斜面を介して棒状搬送材に任意角度
    の回動を与えることにより、棒状搬送材における一方向
    曲りの生じない1ピッチ搬送を行なうことを特徴とする
    冷却床における棒状搬送材の搬送方法。
  2. (2)1本宛搬入される棒状搬送材を、その全長に亘っ
    て多数の搬送材支承溝を列設した移動レイク並びに固定
    レイクの並設された冷却床上に、前記移動レイクの円運
    動を介し同レイクの支承溝より前記固定レイクの支承溝
    内に順次移載かつ移動させることによって、前記棒状搬
    送材を一方向に並列状に搬送する間に自然冷却を行なう
    ものにおいて、前記固定レイク支承溝上の棒状搬送材を
    、前記固定レイクおよび移動レイク間に介入されかつ複
    数個の搬送材支承溝を列設したトラバーサの支承溝上に
    、同トラバーサの上昇を介して受取り、次いで同トラバ
    ーサを前記固定レイク支承溝の複数個を飛び越して任意
    ストロークに亘り搬送方向に向って前進移動させ、同移
    動地点においてトラバーサを下降させ、同トラバーサ支
    承溝上の棒状搬送材を前記移動地点における固定レイク
    支承溝上に移載することにより、棒状搬送材の冷却時間
    可変な飛越搬送を行なうことを特徴とする冷却床におけ
    る棒状搬送材の搬送方法。
  3. (3)1本宛搬入される棒状搬送材を、その全長に亘っ
    て多数の搬送材支承溝を列設した移動レイク並びに固定
    レイクの並設された冷却床上に、前記移動レイクの円運
    動を介し同レイクの支承溝より前記固定レイクの支承溝
    内に順次移載かつ移動させることによって、前記棒状搬
    送材を一方向に並列状に搬送する間に自然冷却を行なう
    ものにおいて、前記冷却床内に固定レイク並びに移動レ
    イク上の複数本の棒状搬送材の支承可能な回動レイク兼
    早送りトラバーサを、同冷却床における搬送方向の一部
    または全長に亘り、搬送方向と直交して昇降可能かつ搬
    送方向に沿って進退可能に、前記固定レイク並びに移動
    レイクと平行に配設することを特徴とする冷却床におけ
    る棒状搬送材の搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113976987A (zh) * 2021-11-16 2022-01-28 大连华锐重工集团股份有限公司 高效冷剪机在线横移调控系统及方法

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