JPS63242275A - ハイパ−サ−ミア装置 - Google Patents

ハイパ−サ−ミア装置

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JPS63242275A
JPS63242275A JP7646187A JP7646187A JPS63242275A JP S63242275 A JPS63242275 A JP S63242275A JP 7646187 A JP7646187 A JP 7646187A JP 7646187 A JP7646187 A JP 7646187A JP S63242275 A JPS63242275 A JP S63242275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balloon
medium
temperature
applicator
cooling
Prior art date
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Pending
Application number
JP7646187A
Other languages
English (en)
Inventor
康弘 植田
修一 高山
塚谷 隆志
匡志 阿部
信二 八田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Priority to US07/172,554 priority patent/US5003991A/en
Publication of JPS63242275A publication Critical patent/JPS63242275A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は温熱療法によって腫瘍を治療するのに用いるハ
イパーサーミア装置に関するものである。
[従来の技術] ハイパーサーミア装置は癌細胞が正常細胞に比べて熱に
弱いことに着目して癌細胞を42〜43°C以上の温度
に選択的に加熱するものであり、従来より種々の提案が
為されている。例えば特開昭60−119962号公報
には体内電極と体外電極との間に高周波エネルギーを与
えて生体を加温するに当たり、正常細胞が過度に加熱さ
れてしまうことがないように電極と、この電極を包囲す
るバルーンとを一体的に設けたアプリケータを用い、こ
のバルーンを経て冷却媒体を循環させるようにしたもの
が開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のハイパーサーミア装置においては、例え
ば体内用アプリケータの電極を包囲するバルーンと体外
用アプリケータの電極を包囲するバルーンとに対して共
通の冷却媒体Wi環平手段設けることができるが、この
場合には冷却媒体を介して両電極が短絡されるのを避け
るためには電気絶縁性の媒体を用いる必要がある。しか
しながら、電極を絶縁性冷却媒体で包囲してしまうと、
電極間のインピーダンスが増大し、効率良く高周波エネ
ルギーを生体に与えることができず、生体を所望の温度
に加温することが困難となる。そこで冷却媒体としては
一般に導電性の生食水が用いられている。このような導
電性冷却媒体を用いる場合には、それぞれのアプリケー
タのバルーンを経て冷却媒体を循環させる手段を分離し
て設ける必要があるが、従来の装置ではこれらが完全に
分離されていない。例えば、バルーンに連結されたパイ
プや冷却装置よび冷却媒体を循環させるためのポンプは
別個に設けても、冷却装置やポンプのモータが共通の電
源ラインに接続されていると、これを介して冷却媒体が
導通してしまう恐れがあり、安全上も好ましくなかった
本発明の目的は上述した欠点を除去し、2つの電極を包
囲するバルーンを経て循環される冷却媒体の間を電気的
に完全に分離して短絡事故を防止することができ、安全
性の高いハイパーサーミア装置を提供することを目的と
するものである。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明は、
電極と、これを包囲するように設けたバルーンとを一体
的に設けたアプリケータを2個以上設け、これら゛電極
間に高周波エネルギーを与えて生体を加温するとともに
バルーンを経て温度制御された媒体を循環させるように
したハイパーサーミア装置において、前記各アプリケー
タのバルーンに媒体を循環させる複数の手段を電気的に
完全に絶縁して設けたことを特徴とするものである。
このような本発明のハイパーサーミア装置によれば、2
つのアプリケータのバルーンを経て循環される媒体とし
て導電性の液体を用いても、これらの媒体は電気的に完
全に分離されているので、短絡事故が発生することはな
くなり、きわめて安全性が高くなる。
また、冷却手段の各種の電気器機は共通の電源ラインに
接続しても何ら不都合は生じないので、構成はそれだけ
簡単となる。
〔実施例〕
第1図は本発明によるハイパーサーミア装置の一実施例
の全体の構成を示すものであり、第2図は同じくその流
体系の構成を主として示すものである。ハイパーサーミ
ア装置はRF電源部1および冷却部2とを具えており、
RF電源部はRFケーブル3を経て体内用アプリケータ
4に接続されるとともにRFケーブル5を経て体外用ア
プリケータ6に接続されている。また、冷却部2は注水
および排水パイプ7および8を介して体内用アプリケー
タ4に連結されているとともに注水および排水パイプ9
およびIOを介し体外用アプリケータ6に連結されてい
る。体内用アプリケータ4は生体11の体腔内に挿入し
易い形状となっている。
第2図に示すように、体内用アプリケータ4は絶縁性を
有するとともに可撓性を有するロッド12を有しており
、このロッドの先端部に電極13が設げられ、さらにこ
の電極を包囲するように絶縁材料製のバルーン14が一
体的に設けられている。ロッド12の内部には絶縁性注
水パイプ7に連結されるダクト15と、絶縁性の排水パ
イプ8に連結されるダクH6が形成され、これらダクト
はバルーン14の内部に開口している。また、ロッド1
2の外表面にはRFケーブル3に接続される導体コート
17が電極13まで延在するように形成されている。さ
らにバルーン14の外表面には熱電対針18が取付けて
あり、これは導線19を経てRF電源部l内に設けた温
度計測部20に接続されている。
体外用アプリケータ6は、RFケーブル5に接続される
電極21と、この電極を包囲するように電極と一体的に
設けた絶縁性バルーン22とを具えており、このバルー
ンは絶縁性注水および排水パイプ9および10に連結さ
れている。また、バルーン22の外表面には熱電対針2
3が設けてあり、これは導線24を経て温度計測部25
に接続されている。これらの温度計測部20および25
で計測した温度情報は電源コントローラ26に供給し、
この電源コントローラの出力信号でRF電源27を制御
するように構成する。
冷却部2には加温冷却装置28と、これに連結された熱
交換器29とが設けてあり、加熱冷却装置で加熱または
冷却した媒体30、例えば水を熱交換器29を経て循環
させるようになっている。この熱交換器29には注水お
よび排水パイプ7および8に連結した絶縁性コイル31
を配置する。また、注水パイプ7の途中にはローラポン
プ32を配置し、生食水より成る媒体33をポンプ32
−パイプ7−ダクト15−バルーン14−ダクト16−
パイプ8−コイル31−パイブ7−ポンプ32の経路を
経て循環させるように構成する。熱交換器29では、コ
イル31の内部を流れる媒体33と水30との間で熱交
換が行なわれ、媒体33を所定の温度に制御する。ここ
で体内用アプリケータ4のバルーン14を経て循環させ
る媒体33は生体を冷却するだけでなく加温するように
も作用する。すなわち、温熱療法では癌細胞は42〜4
3°C以上の温度に加温する必要があり、例えば通電初
期においては媒体33によって加熱した方が望ましいた
めである。一方、正常な細胞を破壊することがないよう
に、正常な部位の温度は43〜44°C以下の温度に保
つ必要があるので媒体33による冷却も勿論必要となる
。このように生体温度に応じて媒体33の温度を制御で
きるように温度計測部20の出力で加熱冷却装置28を
制御している。
一方、体外用アプリケータ6においては冷却をするだけ
でよいので、冷却部2には冷却装置34と、これに連結
された熱交換器35とを設け、この熱交換器には絶縁性
のパイプ9および10に連結された絶縁性コイル36を
配置する。また、パイプ9にはローラポンプ37を配置
し、ポンプ37−パイプ9−バ′ルーン22−パイプ1
0−コイル36−パイプ9−ポンプ37の経路を経て生
食水38を循環させている。
また、温度計測部25で測定した温度情報によって冷却
装置34を制御し、バルーン22を循環する生食水38
の温度を制御するようにしている。
本例においては、熱交換器29.35において、バルー
ン14.22を循環する生食水33.38と、加温冷却
装置28.34を循環する水30.39とは電気的に完
全に分離されているのでこれら加温冷却装置28゜34
を共通の電源ラインに接続しても生食水33と38が短
絡する恐れはまったくない。また、生食水33゜38を
循環させるローラポンプ32.37もチューブをしごい
て流体を搬送する形式のものであるから、ローラを回転
させるモータを共通の電源ラインに接続しても生食水3
3と38とが短絡される恐れはまったくない。
第3図は本発明のハイパーサーミア装置の他の実施例に
おける媒体温度制御部の構成を示すものであり、本例で
は2個の体外用アプリケータを用いるものとする。この
場合にはアプリケータのバルーンを経て循環させる媒体
は冷却だけを行なうものでよいから、1つの冷却装置5
0とこれに連結された熱交換器51を設け、この熱交換
器の内部に2つのコイル52および53を配置し、一方
のコイル52を一方の体外用アプリケータのバルーンに
連結される注水、排水パイプ54.55に連結し、他方
のコイル53を他方の体外用アプリケータのバルーンに
連結される注水、排水パイプ56.57に連結する。
本例でも両アプリケータのバルーンを経て循環される生
食水を完全に絶縁することができる。
第4図は温度制御手段のさらに他の実施例を示すもので
ある。本例では熱交換器60のハウジングの外表面にペ
ルチェ素子61を取付け、このペルチェ素子に通電する
ことにより熱交換器60の温度を調整できるようにする
。熱交換器60の内部にはコイル62を配置し、このコ
イルをアプリケータのバルーンに連結された注水、排水
バイブロ3.64に連結する。
第5図は上述したRF電源部1の一例の構成を主として
示すブロック図である。この例では、発振器121から
のRF倍信号高周波増幅器122および整合器123を
経て同軸ケーブル124に供給する。
同軸ケーブル124の出力端は、患者の近傍に配置され
るインターフェース125に連結する。インターフェー
ス125には、可変整合器126、切換スイッチ114
およびコネクタ131.132.133を設け、これら
コネクタ131〜133にそれぞれ導線を介して3個の
アプリケータの電極を接続できるようにし、これら電極
から切換スイッチ114により2個の電極を切換え選択
して、その選択された電極間に同軸ケーブル124を経
て供給されるRF倍信号可変整合器126および切換ス
イッチ114を経て印加するようにする。
この例では、切換スイッチ114による電極の切換えを
、主制御部134により予め定められたプログラムに従
って制御する。また、インターフェース125には温度
検知器用のコネクタ135.136.137を設け、こ
れらコネクタ135〜137に電極による加温部分の温
度を検知する熱電対針を接続して、それらの出力を主制
御部134に供給する。なお、切換スイッチ114はこ
のようにして検出した温度をパラメータとしてプログラ
ム制御することもできる。
一方、高周波増幅器122と整合器123との間には、
位相測定器138および透過形量力計139を接続し、
位相測定器138によりRF倍信号位相を、透過形量力
計139によりRF倍信号入射電力および反射電力をそ
れぞれ測定する。これら位相測定器138および透過形
量力計139の出力は、主制御部134に供給すると共
に自動整合制御部140に供給し、該自動整合制御部1
40により可変整合器126を制御して切換スイッチ1
14で選択された2個の電極を含む入力インピーダンス
と、同軸ケーブル124すなわちRF発振装置115の
出力インピーダンスとの整合をとるようにする。
高周波増幅器122は電源部141によって駆動すると
共に、この電源部141を主制御部134の制御の下に
出力0N101’F制御部142により制御して高周波
増幅器122の出力を0N10FF制御する。これによ
り、例えば切換スイッチ114での電極の切換え選択時
にRF信号出力をOFFにしたり、また温度検知器で検
知された加温部分の温度が設定温度以上となったときに
OFF 、設定温度以下となったときにONするように
制御する。
また、透過形量力計139で測定した反射電力は過反射
監視部143にも供給し、ここで所定の基準値と比較し
て反射電力が基準値を越えたときに、その信号を過反射
表示器144に供給して過反射の発生を表示させると共
に、主制御部134および強制OFF制御部145に供
給して、該強制OFF制御部145により出力0N10
FF制御部142および電源部141を介して高周波増
幅器122からのRF信号出力を強制的にOFFするよ
う制御する。これにより、電極のコネクタ131〜13
3からの脱落等による急激なインピーダンス不整合に基
く過大な反射電力による機器の損傷を防止する。
更に、この例では高周波増幅器122の増幅率を主制御
部134により制御するようにし、これにより例えば発
振開始時、切換スイッチ114での電極の切換え時や、
インピーダンス不整合時および可変整合器126でのイ
ンピーダンス整合中において高周波増幅器122の出力
を低出力とし、インピーダンス整合後にその出力を所定
の高出力にするよう制御する。このようにして、発振開
始時や発振中におけるインピーダンス不整合による機器
の損傷を防止する。なお第5図では示していないが、主
制御部134によって冷却装置28.34 (第2図)
の動作を制御するようにする。
〔発明の効果〕
上述したように本発明のハイパーサーミア装置によれば
、生体に高周波エネルギーを与えるために生体内部また
は外表面に接触して設けられるアプリケータのバルーン
を経て循環される媒体は互いに電気的に完全に分離され
ているので、冷却装置や循環装置を介して短絡事故が発
生したりすることがないので、安全性が非常に高くなる
。また、媒体として導電性を有する生食水を用いること
ができるので、高周波エネルギーを生体に効率良く与え
ることができ、生体部位を所望の温度に加温することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のハイパーサーミア装置の一実施例の全
体の構成を示す図、 第2図は同じくその詳細な構成を示す図、第3図は本発
明のハイパーサーミア装置に用いる熱交換器の他の例を
示す図、 第4図は同、しく熱交換器のさらに他の例を示す図、 第5図はRF電源部の一例の構成を示すブロック図であ
る。 1・・・RF電源部    2・・・冷却部4・・・体
内用アプリケータ 6・・・体外用アプリケータ 7、8.9.10・・・パイプ 13.21・・・電極
14、22・・・バルーン   28.34.50・・
・冷却装置29、35.51.60・・・熱交換器3L
 36.52.53.62・・・コイル32、37・・
・ローラポンプ 33.38・・・媒体(生食水) 61・・・ペルチェ素子 特 許 出 願 人  オリンパス光学工業株式会社代
理人弁理士 杉  村  暁  秀 同    弁理士   杉    村    興   
 作第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、生体を加温するための高周波エネルギーを与える電
    極と、温度制御された媒体が循環されるバルーンとを一
    体的に設けたアプリケータを複数個有するハイパーサー
    ミア装置において、前記複数のアプリケータの各々のバ
    ルーンを経て媒体を循環させる複数の媒体循環手段を電
    気的に完全に絶縁して設けたことを特徴とするハイパー
    サーミア装置。
JP7646187A 1987-03-31 1987-03-31 ハイパ−サ−ミア装置 Pending JPS63242275A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7646187A JPS63242275A (ja) 1987-03-31 1987-03-31 ハイパ−サ−ミア装置
US07/172,554 US5003991A (en) 1987-03-31 1988-03-24 Hyperthermia apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7646187A JPS63242275A (ja) 1987-03-31 1987-03-31 ハイパ−サ−ミア装置

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JPS63242275A true JPS63242275A (ja) 1988-10-07

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ID=13605801

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JP7646187A Pending JPS63242275A (ja) 1987-03-31 1987-03-31 ハイパ−サ−ミア装置

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