JPS63242249A - 弾性を有する生体用部材 - Google Patents
弾性を有する生体用部材Info
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- JPS63242249A JPS63242249A JP62078404A JP7840487A JPS63242249A JP S63242249 A JPS63242249 A JP S63242249A JP 62078404 A JP62078404 A JP 62078404A JP 7840487 A JP7840487 A JP 7840487A JP S63242249 A JPS63242249 A JP S63242249A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「４栗上の利用分野」
人畜の骨、歯等に使用する生体用部材で特に弾性を有す
るものである。
るものである。
「従来の技術」
人畜の骨、歯等が欠損した時にこの補充にはステンレス
鋼やアルミナ磁器等の高強度部材が用いられてきたが、
生体との親和性が乏しく、生体との接合が難しいため、
リン酸カルシウムやアパタイト焼結体が用いられるよう
になった。
鋼やアルミナ磁器等の高強度部材が用いられてきたが、
生体との親和性が乏しく、生体との接合が難しいため、
リン酸カルシウムやアパタイト焼結体が用いられるよう
になった。
併しこれらは強度がステンレス鋼やアルミナ磁器に比較
して劣ることから、特開昭５８−１５０５０５号「高強
度生体端部材」では、リン酸カルシウムよりなる管状体
とこれの内面に嵌合し接着剤によりて接着一体化された
金属基体とよジなる「高強度生体用部材」が開示された
。併し、人畜の骨はかなり柔軟性を有しているのに対し
、上記生体用部材は極めて硬く、変形能力の殆んどない
ものであることから、運動中骨の変形に全く追随できず
、骨との接合部及び近辺において、剥離し易いものであ
った。
して劣ることから、特開昭５８−１５０５０５号「高強
度生体端部材」では、リン酸カルシウムよりなる管状体
とこれの内面に嵌合し接着剤によりて接着一体化された
金属基体とよジなる「高強度生体用部材」が開示された
。併し、人畜の骨はかなり柔軟性を有しているのに対し
、上記生体用部材は極めて硬く、変形能力の殆んどない
ものであることから、運動中骨の変形に全く追随できず
、骨との接合部及び近辺において、剥離し易いものであ
った。
「発明が解決しようとする問題点」
上記問題点に対し、高い強度と生体親和性を有しかつ、
骨の変形に応じられるような柔軟性を有する弾性を有す
る生体用部材を提供することである。
骨の変形に応じられるような柔軟性を有する弾性を有す
る生体用部材を提供することである。
「問題点を解決するための手段」
セラミック、金属又は繊維強化プラスチックよりなる高
強度な基体の表面に、リン酸カルシウムを主成分とする
繊維の集合体金シリコンゴムによって接合した弾性を有
する生体用部材を提供するものである。
強度な基体の表面に、リン酸カルシウムを主成分とする
繊維の集合体金シリコンゴムによって接合した弾性を有
する生体用部材を提供するものである。
ここでリン酸カルシウムを主成分とする繊維の材質につ
いては、特開昭５５−５６０５３号「高強度リン酸カル
シウム焼結体の製造方法」において開示したＣａ ／
Ｐ原子比が１．４〜１．７５のカルシウムのリン酸塩を
主体とする粉末に焼成後のリン酸カルシウム成分に対し
０．５〜１５恵墓チのＣａ／Ｐ原子比０．２〜０．７５
を有する力μシウム・リン酸系フリットを添加混合し、
溶融する特に強度の強いもの、又は上記リン酸カルシウ
ムに０．５〜１５重ｆ％のアルカリ土類、亜鉛及び／又
はアルカリ土類金属の酸化物・リン酸系フリットを含有
せしめ焼結したもの（特開昭５５−１４０７５６号「高
強度リン酸カルシウム焼結体」）又は特開昭５５−８０
７７１号「高強度リン酸カルシウム焼結体」において開
示したカルシウムのリン酸塩を主体とする粉末及びカル
シウム、リン酸系フリットを焼結してなる焼結体におい
て強化剤としてＹ２Ｏ３を３〜２３％含有することを特
徴とするものがある。併し、本発明で定義するリン酸カ
ルシウムはこれにこだわることなく、一般に呼称される
リン酸カルシウムを多量に含むものからアパタイトセラ
ミックと称するものまで含むものとする。
いては、特開昭５５−５６０５３号「高強度リン酸カル
シウム焼結体の製造方法」において開示したＣａ ／
Ｐ原子比が１．４〜１．７５のカルシウムのリン酸塩を
主体とする粉末に焼成後のリン酸カルシウム成分に対し
０．５〜１５恵墓チのＣａ／Ｐ原子比０．２〜０．７５
を有する力μシウム・リン酸系フリットを添加混合し、
溶融する特に強度の強いもの、又は上記リン酸カルシウ
ムに０．５〜１５重ｆ％のアルカリ土類、亜鉛及び／又
はアルカリ土類金属の酸化物・リン酸系フリットを含有
せしめ焼結したもの（特開昭５５−１４０７５６号「高
強度リン酸カルシウム焼結体」）又は特開昭５５−８０
７７１号「高強度リン酸カルシウム焼結体」において開
示したカルシウムのリン酸塩を主体とする粉末及びカル
シウム、リン酸系フリットを焼結してなる焼結体におい
て強化剤としてＹ２Ｏ３を３〜２３％含有することを特
徴とするものがある。併し、本発明で定義するリン酸カ
ルシウムはこれにこだわることなく、一般に呼称される
リン酸カルシウムを多量に含むものからアパタイトセラ
ミックと称するものまで含むものとする。
次に高強度な基体としてはステンレス、 Ｃ。
−Ｃｒ合金、Ｔ１合金等の生体金属や、該生体金属の表
面に生体に無害のＷ 、 Ｍｏ 、 Ｇｅ等を被覆した
り、セラミックを被覆したものを用いたり窒化珪素、部
分安定化ジルコニア、アルミナ磁器等の高強度セラミッ
クスや更にエンジニャリングプフスチックスと呼ばれる
高強度プラスチックやＦＲＰも利用できる。
面に生体に無害のＷ 、 Ｍｏ 、 Ｇｅ等を被覆した
り、セラミックを被覆したものを用いたり窒化珪素、部
分安定化ジルコニア、アルミナ磁器等の高強度セラミッ
クスや更にエンジニャリングプフスチックスと呼ばれる
高強度プラスチックやＦＲＰも利用できる。
次にシリコンゴムは、自己接着タイプの接着剤で、無溶
剤で使用できるため反応副生物がなく、毒性の問題もな
く、柔軟で、長いポットライフと良好な作業性を有する
ことが好ましく、振動・衝撃をよく吸収する。
剤で使用できるため反応副生物がなく、毒性の問題もな
く、柔軟で、長いポットライフと良好な作業性を有する
ことが好ましく、振動・衝撃をよく吸収する。
「実施例」
本発明の生体用部材の横断面図第１図に従つて説明する
。
。
Ｃｏ −Ｃｒ合金にて直径３閣、長さ６０ｍの円柱状１
に成形した。次いでＣａ／Ｐ原子比が１．６のカルシウ
ムの燐酸塩を主体とする粉末に焼成後のリン酸カルシウ
ム成分に対し１０重量％のＣａ／Ｐ原子比０．６を有す
るカルシウム・リン酸系フリットを添加混合し、白金る
つぼ中にて１８００ ’Ｃに昇温して浴融し、５０μの
小孔ｔ−有する白金製口金より引き出して直径５０μの
繊維状に成形し、これを１０本ずつまとめて縦糸及び横
糸として平織としリン酸カルシウムよりなる織布とした
。次にトーンシリコーン５Ｅ１フ００接着剤を用い主剤
と触媒を１０：１の重量比で混合したペーストにて基体
１の表面に塗付し接着層２とし、前記織布にて接着層２
の表面をおおい繊維の集合体層８とした。次に、１００
°Ｃで６０分、１５０°Ｃで２０分加熱して接Ｎを完了
した。これを犬の腓骨に用いたところ、３力月で他Ｏ腓
骨とよく接合し、１年後も良好な接合状態を保つことが
できたのに対し、通常の柔軟性を持たないエポキシ樹脂
で接着したものは１年後に骨との接合部に剥離がみられ
た。
に成形した。次いでＣａ／Ｐ原子比が１．６のカルシウ
ムの燐酸塩を主体とする粉末に焼成後のリン酸カルシウ
ム成分に対し１０重量％のＣａ／Ｐ原子比０．６を有す
るカルシウム・リン酸系フリットを添加混合し、白金る
つぼ中にて１８００ ’Ｃに昇温して浴融し、５０μの
小孔ｔ−有する白金製口金より引き出して直径５０μの
繊維状に成形し、これを１０本ずつまとめて縦糸及び横
糸として平織としリン酸カルシウムよりなる織布とした
。次にトーンシリコーン５Ｅ１フ００接着剤を用い主剤
と触媒を１０：１の重量比で混合したペーストにて基体
１の表面に塗付し接着層２とし、前記織布にて接着層２
の表面をおおい繊維の集合体層８とした。次に、１００
°Ｃで６０分、１５０°Ｃで２０分加熱して接Ｎを完了
した。これを犬の腓骨に用いたところ、３力月で他Ｏ腓
骨とよく接合し、１年後も良好な接合状態を保つことが
できたのに対し、通常の柔軟性を持たないエポキシ樹脂
で接着したものは１年後に骨との接合部に剥離がみられ
た。
また、リン酸カルシウムよりも高強度な基体を内部に埋
入しないものは強度が不足し、使用に耐えなかった。
入しないものは強度が不足し、使用に耐えなかった。
実施例２
実施例１の織布の代りに織布にしない糸をまきつけた点
のみ変更し、同様の効果が得られた。
のみ変更し、同様の効果が得られた。
また実施例１において、織布とする代りにリン酸カルシ
ウムを主体とする繊維を厚さ０．５間の紙状に堆積成形
したものを用いても同様の効果が得られ九。
ウムを主体とする繊維を厚さ０．５間の紙状に堆積成形
したものを用いても同様の効果が得られ九。
「発明の作用効果」
生体の運動中、骨は弾力を有し少々変形を繰り返すのに
対し、従来の硬質の生体用部材は全く追随できないのに
対し、本発明のシリコンゴムによって接合した生体用部
材は、接着剤層及び繊維の集合体が弾力性を有する九め
に、接着剤層の３０％程度の変形を可能とするため、生
体の骨の動きに追随できる。かつ表面がリン酸カルシウ
ムであるため、生体の骨に同化することができ、かつ同
化した後もシリコンゴムは生体に無害であり、かつ基体
によって十分な強度も有するため、生体の欠損した骨を
補継するのに極めて有用なものである。
対し、従来の硬質の生体用部材は全く追随できないのに
対し、本発明のシリコンゴムによって接合した生体用部
材は、接着剤層及び繊維の集合体が弾力性を有する九め
に、接着剤層の３０％程度の変形を可能とするため、生
体の骨の動きに追随できる。かつ表面がリン酸カルシウ
ムであるため、生体の骨に同化することができ、かつ同
化した後もシリコンゴムは生体に無害であり、かつ基体
によって十分な強度も有するため、生体の欠損した骨を
補継するのに極めて有用なものである。
第１図は本発明の生体用部材の横断面図。
■・・・基体、２・・・シリコンゴム、３・・・繊維の
集合体 第 １ 図 手続補正書（自発） 昭和６２年５月７日 昭和６２年特許願第０７８４０４号 ２、発明の表示 弾性を有する生体用部材 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 （住所） の ４６７−９１ 名古屋市瑞穂区高辻町１４番１８号 ４、補正の対象 図面。 ５、補正の内容 第１図を別紙の通り訂正します。
集合体 第 １ 図 手続補正書（自発） 昭和６２年５月７日 昭和６２年特許願第０７８４０４号 ２、発明の表示 弾性を有する生体用部材 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 （住所） の ４６７−９１ 名古屋市瑞穂区高辻町１４番１８号 ４、補正の対象 図面。 ５、補正の内容 第１図を別紙の通り訂正します。
Claims (1)
- セラミック、金属又は繊維強化プラスチックよりなる
高強度な基体の表面に、リン酸カルシウムを主成分とす
る繊維の集合体をシリコンゴムによって接合した弾性を
有する生体用部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62078404A JPS63242249A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 弾性を有する生体用部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62078404A JPS63242249A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 弾性を有する生体用部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63242249A true JPS63242249A (ja) | 1988-10-07 |
Family
ID=13661086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62078404A Pending JPS63242249A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 弾性を有する生体用部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63242249A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1566371A3 (de) * | 2004-02-18 | 2005-10-19 | KAHLA/Thüringen Porzellan GmbH | Form-Produkt mit veränderter Oberfläche |
| US7498073B2 (en) | 2004-02-18 | 2009-03-03 | Kahla/Thuringen Porzellan Gmbh | Shaped product having a touch-friendly surface |
| WO2009138797A1 (en) | 2008-05-14 | 2009-11-19 | Dow Corning Corporation | Silicone rubber compositions |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6048751A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-16 | 日本特殊陶業株式会社 | インプラントの製造方法 |
| JPS61106149A (ja) * | 1984-08-31 | 1986-05-24 | ブリストルーマイヤーズ スクイブ カンパニー | 骨組織凝着促進部材，骨植込み部材および製法 |
| JPS6219172A (ja) * | 1985-07-18 | 1987-01-27 | 株式会社イナックス | 人工歯・骨用アパタイト系焼結体およびその製法 |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP62078404A patent/JPS63242249A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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|---|---|---|---|---|
| JPS6048751A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-16 | 日本特殊陶業株式会社 | インプラントの製造方法 |
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| WO2009138797A1 (en) | 2008-05-14 | 2009-11-19 | Dow Corning Corporation | Silicone rubber compositions |
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