JPS63240909A - 水平流ろ過装置 - Google Patents

水平流ろ過装置

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JPS63240909A
JPS63240909A JP62072531A JP7253187A JPS63240909A JP S63240909 A JPS63240909 A JP S63240909A JP 62072531 A JP62072531 A JP 62072531A JP 7253187 A JP7253187 A JP 7253187A JP S63240909 A JPS63240909 A JP S63240909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
raw water
filtration
water
outer shell
Prior art date
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Pending
Application number
JP62072531A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Iwasaki
岩崎 克己
Satoshi Inatomi
稲富 智
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、汚濁物質を含有する排水若しくは廃水を処理
して清澄水とするろ過装置に関するものであり、特にス
クリーンを介して中空筒体状に形成したろ過域の垂直軸
線に対して、直交する方向すなわち水平方向に通水する
ことによってろ過する水平流ろ過装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来の上向流式若しくは下向流式におけるろ過面積は、
ろ退域の直径がDであればπD2/4で表わされるのに
対し、直径り、高さHなる輻流式若しくは水平流式のろ
過面積はπD Hとなるため。
H>D/4となるようにHを選定すれば、同一処理能力
における設置面積が少なくてすむという有利性があるた
め、特に狭隘な設置面積しか確保できない処理場におい
て有利である。このような水平流ろ過装置の例を第4図
に縦断面図によって示す。同図において31は外殻であ
り、中空円筒状に形成すると共に、下端部に倒立截頭中
空円錐状に形成した底板32を固着する。外殻31内に
は横断面円環状に形成し、かつ内外側面に配設したスク
リーン33を介して粒状ろ材34を充填してなるろ退域
35を設ける。而してろ退域35の外方に原水域36を
、内方に清澄域37を各々前記外殻31と同軸的に配設
する。次に清澄域37の中央部には前記ろ退域35の下
端と上端とを連結するろ材洗浄管38を設けると共に、
ろ材洗浄管38の下端部には圧縮空気の吹込管39を上
方に臨ませて設ける。なお40.41は各々原水供給管
および清澄水排出管であり、各々前記原水域36の下部
および清澄域37の上部と接続する。
42はろ滓回収樋、43はろ滓排出管であり2両者連通
して形成すると共に、前記外殻31の上方に配設する。
上記の構成により、原水供給管40を介して原水域36
に導入した原水をろ退域35内を水平に流過させること
により、スクリーン33および粒状ろ材34を介して原
水中の濁質を除去するのである。このようにして清澄域
37に到達した清澄水は、清澄水排水管41を経て系外
に排出される。
なお処理時間が経過して一定限度を超過した場合には、
ろ材洗浄管38内に吹込管39を介して圧縮空気を吹込
むことにより1粒状ろ材34を洗浄循環させ、含有する
ろ滓をろ滓回収樋42およびろ滓排出管43を介して系
外に排出するのである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の従来の水平流ろ過装置は、ろ退域35の水平方向
の層厚を所定寸法に形成すれば、外殻31の外径寸法を
徒に増大させる必要がなく。
一方処理能力を増大させるためには、ろ退域35の高さ
寸法を増加すればよいことは前述の通りである。しかし
ながら実際に使用する場合において。
占有面積若しくは床面積を規制したまま高さ寸法を増加
させて処理能力の増大を図ることは、設置する場合にお
ける高所作業の危険を伴なうのみならず、ろ過装置自体
の安定性をt員ない、保守点検作業もまた危険かつ煩雑
であるという問題点がある。一方高さ寸法と対応させて
1例えば外殻31の直径寸法を増大させることは、占を
面積を増大させるのみで、処理能力の増大を期待するこ
とができないという欠点がある。なお従来の上向流式若
しくは下向流式のろ過装置において、占有面積を増大さ
せぬまま2例えば上下2層に重ねた構造にすると、下段
に配設したろ過装置におけるろ滓の除去および粒状ろ材
の交換、補充等の作業が著しく煩雑となり、場合によっ
ては作業不可能の事態も惹起するという問題点がある。
本発明は、上記従来技術に存在する問題点を解消し、処
理能力が極めて大であると共に、保守点検作業が容易で
ある水平流ろ過装置を提供することを目的とするもので
ある。
c問題点を解決するための手段〕 上記従来技術に存在する問題点を解決するため。
本発明においては、下記の技術的手段を採用したのであ
る。すなわち。
A、垂直軸を存する中空筒体状に形成した外殻内に9横
断面環状に形成し、かつ内外側面に配設したスクリーン
を介して粒状ろ材を充填してなるろ退域を設け、このろ
退域の外方に原水域を。
内方に清澄域を各々前記外殻と同軸的に配設し。
前記原水域および清澄域に各々原水供給管および清澄水
排出管を接続した水平流ろ過装置において。
B、前記外殻内に中空筒体状に形成した1個若しくは複
数個の中殻を夫々外殻と同軸的に配設する。
C6外殻と中殻との間および隣接する中殻相互間に夫々
外方から内方に向かって原水域、ろ退域および清澄域を
形成する。
D、夫々の原水域間および清澄域間を夫々原水連通管お
よび清澄水連通管を介して連通ずる。
E、前記ろ退域の下端部には洗浄水供給源と連通ずる複
数個の開口を設けた支持板を配設する。
F、ろ退域には前記支持板上に配設したろ材支持粒を介
して粒状ろ材を充填積層する。
という技術的手段を採用した。
〔作用〕
上記の構成により、外殻内に同軸的に夫々独立した複数
個のろ退域を形成することができると共に、原水を同時
並列的に供給することができるから、夫々のろ退域にお
いて他のろ退域とは全く無関係に原水中の濁質除去とい
う水処理を行ない得るという作用を期待することができ
るのである。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例を示す一部縦断面要部正面図、
第2図は同一部破砕要部平面図、第3図は第1図におけ
るA−A線断面図である。これらの図において、1は外
殻であり、垂直軸を有する中空円筒状に形成すると共に
、上下端部には椀状に形成した鏡板2.3を固着する。
次に外殻1内には底部に配設した支持板4を介して、中
空円筒状に形成した中殻5を前記外殻1と同軸的に配設
する。6a、6bは各々中殻5の外側および内側に配設
したろ退域であり、横断面円原状に形成すると共に、内
外側面にスクリーン7を配設して粒状ろ材8を充填する
。なおスクリーン7の下端部には隔板9を固着して前記
支持板4と接続すると共に、スクリーン7の上端部には
天蓋IOを固着して外殻1若しくは中殻5と接続し、あ
るいは天M10相互間を例えば円錐状に接続する。次に
前記ろ退域6a、6bの外方には原水域1)を、内方に
は清澄域12を各々前記外殻1と同軸的に設けると共に
、各原水域1)問および各清澄域12間を各々原水連通
管13および清澄水連通管14を介して連通ずる。15
は原水供給管であり、外殻1と接する原水域1)ピ連通
するように設ける。
一方16は清澄水排出管であり、ろ退域6bの内方に形
成した+’−1’l’ 澄域12と連通ずるように設け
る。
次に17は洗浄水供給管であり、支持板4の下方に形成
した洗浄氷室18と連通させて設ける。なおろ退域5a
、5bに臨む支持板4には複数個の開口I9を設ける。
而してろ退域6a、6bにおいては、前記開口19より
若干大なる外形寸法を有するろ材支持粒20を支持板4
の開口19上に配設した後2粒状ろ材8を充填積層する
。次にろ退域6a、6b、天蓋10若しくは中殻5の上
方には、それらの略中心軸上にろ性器21を配設すると
共に、系外に連通ずる洗浄水排出管22を接続する。
上記の構成により2次に作用について記述する。
まず処理すべき原水を原水供給管I5から一部は原水連
通管13を経て各ろ退域5a、5bの外方に形成された
原水域1)に供給すると、原水はスクリーン7.7間に
粒状ろ材8を充填してなるろ退域6a、5bを水平に流
通する。而して上記流過により、原水内に存在する濁質
が除去されて清澄水となり、清澄域12に至り、一部は
清澄水連通管14を経て清澄水排出管16から系外に排
出されるのである。この場合ろ退域6a、5bは各々独
立に形成されているため、原水を他のろ退域とは全く無
関係に同時並列的に処理することができるのである。な
お原水の処理を連続して実行する間に、ろ退域6a、6
bを形成する粒状ろ材8への濁質の付着若しくは堆積に
より、ろ過抵抗が増加した場合には2粒状ろ材8を洗浄
する必要がある。この場合には前記原水の供給および清
澄水の排出を一時中断した後、洗浄水供給管17により
洗浄水室18を径て、支持板4の開口19からろ退域6
a、6b内に洗浄水を圧入する。洗浄水はろ退域内を上
昇する間に粒状ろ+オ8に付着若しくは堆積した濁質を
1)1雛してろ滓として、ろ退域6a、6bの上方に設
けたろ性器21に至り、洗浄水と共に洗浄水排出管22
から系外に排出される。なお前記ろ退域を形成するスク
リーン7の上端部に固着した天ff1lOは、上記粒状
ろ材8の洗浄中に1粒状ろ材8および/またはろ滓が原
水域1)および/または清澄域12内に流入するのを阻
止する。また外殻1内に設ける中殻5の上端縁部は、前
記ろ退域6a、6bを形成する粒状ろ材8または前記天
ff1loの上端縁部より若干上方に突出させて設け、
前記洗浄中における膨張した粒状ろ材8の流出を防止す
る作用を付与するのがよい。
本実施例においては、外殻、原水域、ろ退域および清澄
域を夫々横断面円形の輪郭によって形成した例を示した
が1円形以外の多角形その他の幾何学的形状としても作
用は同一であり、また夫々の横断面輪郭の形状を異なる
ものとしてもよい。
また外殻内に設けるべき中殻を1個として、ろ退域を内
外2層で形成した例を示したが、中殻を複数個同軸的に
設けることによって、ろ退域を3N以上の複数層として
も、夫々のろ退域の内外に独立した夫々の原水域および
清澄域を配設する限り作用は同一であることは勿論であ
る。更にろ退域の内外側面を形成するスクリーンの下端
部に設けた隔板は、少な(ともろ材支持粒の積層高さよ
り若干高い位置まで配設するのが好ましい。
〔発明の効果〕
本発明は以上記述のような構成および作用であるから、
ろ過装置内のデッドスペースを解消し。
小形であるのに拘らずろ過面積が大きく、がっ保守点検
作業が極めて容易であるという効果を期待することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は各々本発明の一部断面嬰部正面図
および同一部破砕要部平面図、第3図は第1図における
A−A線断面図、第4図は従来の水平流ろ過装置の例を
示す縦断面図である。 1:外殻、  4: 支持板、  5:中殻。 6a、6b:ろ退域、  7:スクリーン。 8:粒状ろ材、  1):原水域。 12:清澄域、  13:原水連通管。 14:清澄水連通管、  17:洗浄水供給管。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)垂直軸を有する中空筒体状に形成した外殻内に、
    横断面環状に形成し、かつ内外側面に配設したスクリー
    ンを介して粒状ろ材を充填してなるろ過域を設け、この
    ろ過域の外方に原水域を、内方に清澄域を各々前記外殻
    と同軸的に配設し、前記原水域および清澄域に各々原水
    供給管および清澄水排出管を接続した水平流ろ過装置に
    おいて、前記外殻内に中空筒体状に形成した1個若しく
    は複数個の中殻を夫々外殻と同軸的に配設し、外殻と中
    殻との間および隣接する中殻相互間に夫々外方から内方
    に向かって原水域、ろ過域および清澄域を形成し、夫々
    の原水域間および清澄域間を夫々原水連通管および清澄
    水連通管を介して連通し、前記ろ過域の下端部には洗浄
    水供給源と連通する複数個の開口を設けた支持板を配設
    すると共に、ろ過域には前記支持板上に配設したろ材支
    持粒を介して粒状ろ材を充填積層したことを特徴とする
    水平流ろ過装置。
  2. (2)外殻、原水域、ろ過域および清澄域を夫々横断面
    円形の輪郭によって形成した特許請求の範囲第1項記載
    の水平流ろ過装置。
  3. (3)中殻が1個であり、ろ過域を内外2層で形成した
    特許請求の範囲第1項若しくは第2項記載の水平流ろ過
    装置。
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