JPS63238033A - オルト−クロロフェノールの塩素化方法 - Google Patents

オルト−クロロフェノールの塩素化方法

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JPS63238033A
JPS63238033A JP63050551A JP5055188A JPS63238033A JP S63238033 A JPS63238033 A JP S63238033A JP 63050551 A JP63050551 A JP 63050551A JP 5055188 A JP5055188 A JP 5055188A JP S63238033 A JPS63238033 A JP S63238033A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C37/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C37/62Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by introduction of halogen; by substitution of halogen atoms by other halogen atoms

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオルト−クロロフェノールから2,6−ジクロ
ロフェノールを得るための塩素化方法に係る。
ドイツ特許出願第3318791号は、過塩素化非極性
溶媒中で分枝鎖アミンの存在下に処理することを特徴と
するフェノールから、オルトークロロフエノールを得る
ための泗択的塩素化方法を開示している。
フランス特許出願第85103802号は、非極性非プ
ロトン溶媒中で第一アミン又は第三アミン又は第三アミ
ンの存在下にオルト−クロロフェノールのごとき種々の
化合物をフェノール基に対してオルト位で選択的に塩素
化する方法を開示している。
この方法は極めて優れた選択性を示すが、溶媒を使用す
るので蒸処理が複雑になる。
塩素ガスを用いたオルト−クロロフェノールの塩素化方
法において、溶媒を使用することなく2.6−ジクロロ
フェノールの選択性を改良する方法が本発明によって提
供される。
より詳細には本発明は、有効量の1種類以上の第一アミ
ン又は第三アミン又は第三アミンの存在下に溶融状態で
反応を行なうことを特徴とする塩素ガスを用いてオルト
−クロロフェノールから2.6−ジクロロフェノールを
得るための塩素化方法を提供する。
本明細書における「アミン」なる用語は、方法の処理条
件下で液体又は固体であり1つ以上のアミン基を含有す
る任意の化合物を意味すると理解されたい。
かかる化合物は1つ以上の別の化学基、例えば、ヒドロ
キシル基、カルボン酸基、カルボン酸エステル基、アミ
ド基又はイミン基を含有し得る。
使用されるアミンが塩の形態、特に夫々の塩酸塩の形態
で導入され得ることは明らかであろう。
本発明方法で触媒として使用されるアミンは特に一般式
(1) 1式中、 R5、R2及び代、は同じ基でも異なる基でもよく、−
炭素原子1〜12個をもつ直鎖アルキル基、−炭素原子
3〜12個をもつ第三アルキル基、又は−炭素原子4〜
12個をもつ第三アルキル基を示し、これらのアルキル
基が1つ又は2つの一〇−エーテル基又はヒドロキシル
基、アミン基、カルボン酸基、カルボン酸エステル基、
アミド基又はイミン基を含んでいてもよく、又は、 一フェニル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基又
はシクロペンチル基、 一アルキル部分に1〜4個の炭素原子を含むフェニルア
ルキル基、シクロへキシルアルキル基、シクロへブチル
アルキル基又はシクロペンチルアルキル基、又は 一水素原子を示し、 R,はNH2でもよく、 R2とR3とが一緒に窒素原子と共に、炭素原子1〜4
個をもつ1つ以上のアルキル基でff11mされるかも
しくは未置換の、飽和複素環又は1つ以上の二重結合を
含む複素環を形成してもよく、 R2と81、又はR2とR2とR1とが一緒に、窒素原
子及び1つ以上の窒素及び/又は酸素及び/又はイオウ
原子と共に、炭素原子1〜4個をもつ1つ以上のアルキ
ル基で置換されるかもしくは未置換の飽和又は不飽和複
素環を形成してもよく、 R1と82と83とが一緒に窒素原子と共に1つ又は2
つのメチル基又はエチル基で置換されるか又は未置換の
不飽和複素環を形成してもよく、 R2とR1又はR1とR2とR3とが一緒に、窒素原子
及び任意に1つ以上の窒素及び/又は酸素及び/又はイ
オウ原子と共に、炭素原子1〜4個をもつ1つ以上のア
ルキル基で置換されるかもしくは未置換の飽和又は不飽
和の多環化合物を形成してもよい]で示されるアミンで
ある。
式(1)のアミンの代表例を以下に示す。
−アンモニア、 −第一アミン、例えば、ロープロピルアミン、イソプロ
ピルアミン、イソブチルアミン、n−ブチルアミン、t
ert−ブチルアミン、n−ペンチルアミン、2−メチ
ルブチルアミン、3−メチルブチルアミン、n−へキシ
ルアミン、2−エチルヘキシルアミン、アニリン、ラウ
リルアミン、シクロヘキシルアミン、シクロペンチルア
ミン、ベンジルアミン、グアニジン、アセトアミジン、
グリシンのエチルエステル、エタノールアミン、エチレ
ンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、N−アミノエチ
ルピロリジン、ピラゾリン、リジン、N−アミノモルフ
ォリン及びN−アミノピペリジン、 一第ニアミン、例えば、ジブチルアミン、ジプロピルア
ミン、メチルプロとルアミン、メチルブチルアミン、メ
チルイソブチルアミン、メチル−tert−ブチルアミ
ン、メチルベンジルアミン、ジーLert−ブチルアミ
ン、1−メチルシクロペンチルアミン、1−メチルシク
ロヘキシルアミン、ジシクロヘキシルアミン、モルフォ
リン、イミダゾール、ピロリジン、イミダゾリジン、ピ
ペラジン及びインドール、 一第三アミン、例えば、トリエチルアミン、トリブチル
アミン、とリジン、トリス(3,6−ジオキサへブチル
)アミン及び1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウ
ンデシー7−エン。
また、ヒドラジン又はその誘導体のごときアミノ化合物
、特に1つ又は2つの水素原子をアルキル基、アリール
基、環式脂肪族基又は複素環基で置換することによって
得られた誘導体を使用することも可能である。
本発明方法におけるアミンの使用量は広い範囲から選択
できる。
アミンの使用量は一般に、反応媒体の重量に対して0.
005重量%〜10重量%である。アミンを過剰り使用
することなく十分な効率を得るためには、反応媒体に対
して0.015重呈重量5重景%のアミンを使用するの
が好ましい。
本発明方法においては、一般式(I)のアミンのうちで
も式(II) [式中、 R2又はR1は水素原子を示してもよく、R2及びR1
は同じ基を示しても異なる基を示してもよく、 一炭素原子1〜10個をもつ直鎖アルキル基、−炭素原
子3〜10個をもつ第三アルキル基、−炭素原子4〜1
0個をもつ第三アルキル基、−シクロヘキシル基又はシ
クロペンチル基、−フェニル基、 一ベンジル基又はフェネチル基 を示してもよく、 R2と83とが一緒に窒素原子及び別の窒素及び/又は
酸素原子と共に、飽和複素環を形成するか又は1つ以上
の不飽和結きを含む複素環を形成してもよく、 で示される第一アミン又は第二アミンを使用するのが特
に好ましい。
一般式(II)の第一アミン、の代表例は、ロープロピ
ルアミン、イソプロピルアミン、n−ブチルアミン、イ
ソブチルアミン、tert−ブチルアミン、n−ペンチ
ルアミン、2−メチルペンチルアミン、3−メチルペン
チルアミン、2−エチルヘキシルアミン、ラウリルアミ
ン、シクロヘキシルアミン、シクロペンチルアミン、ベ
ンジルアミン、グリシンのエチルエステル及びエタノー
ルアミンである。
一般式(II)の第二アミンの特に好ましい例は、R2
とRコの少なくとも1つ、好ましくはR2とR3との双
方が、 −炭素原子3〜10個をもつ第二アルキル基、例えばイ
ソプロピル、2−ブチル、2−ペンチル、3−ペンチル
、2−ヘキシル、3−ヘキシル、2−ヘプチル、3−へ
ブチル、4−へブチル、2−オクチル、3−オクチル、
4−オクチル、2−ノニル、3−ノニル、4−ノニル、
5−ノニル、2−デシル、3−デシル、4−デシル、5
−デシル、 一シクロヘキシル基又はシクロペンチル基を示す第三ア
ミン、又は、R2とR1とが窒素原子と共に、別の窒素
原子又は酸素原子を任意に含む複素環を形成する第三ア
ミンである。
かかる第三アミンの代表例は、ジイソプロピルアミン、
ジイソブチルアミン、ジシクロヘキシルアミン、モルフ
ォリン及びイミダゾールである。
本発明方法の極めて有利な実施態様では、少なくとも1
種類のポリクロロフェノールに希釈したオルトクロロフ
ェノールを塩素化する。
この実施態様の特に好ましい具体例では、−クロロフェ
ノール総量に対するオルトクロロフェノールの重量比が
30重量%以下になる量の少なくとも1種類のポリクロ
ロフェノールと、−有効量の1種類以上の第一アミン又
は第三アミン又は第三アミンと の存在下に溶融状態で反応を行なわせることによって、
塩素ガスを用いたオルトクロロフェノールか通常は反応
媒体重量に対して0.005重量%〜10重量%のアミ
ンを使用する。
好ましくは前記のごとく、反応媒体重量に対して0.0
15重量%〜5重量%のアミンを使用する。
アミン(又はそれらの塩酸塩)は本文中で本発明の一般
的な方法に関して定義されたアミンである。
本発明方法をこの態様によって実施するときに使用され
るポリクロロフェノールは主として、2.4−ジクロロ
フェノール、2.6−ジクロロフェノール及び2,4.
6−)ジクロロフェノールである。また、2.3,4.
6−チトラクロロフエノール又はペンタクロロフェノー
ルのごとき別のポリクロロフェノールが反応混合物中に
存在してもよい。
溶融状態のオルトクロロフェノール単独を塩素ガスで塩
素化すると主として2.6−ジクロロフェノールが得ら
れる。
ポリクロロフェノールに希釈した溶融状態のオルI・ク
ロロフェノールを本発明方法を用いて塩素化する場合、
2.4−ジクロロフェノールへの塩素化よりも2.6−
ジクロロフェノールへの塩素化の選択性が大きい。
本発明方法のこの実施態様によれば、通常導入されたオ
ルトクロロフェノール1モル当たり形成される2、6−
ジクロロフェノール0.70モル以上という選択性が達
成され得る。
少量だけ形成される2、4−ジクロロフェノールの大部
分は2,4.6− )ジクロロフェノールに変換される
本発明方法に使用される温度は一般に、オルトクロロフ
ェノール及び任意に存在するポリクロロフェノールの融
点と150℃の間の温度である。
実際にはこの温度は65℃〜120℃であるが、これら
の値は臨界値ではない。
噴射される塩素の流速は、装置と反応媒体中のアミン及
びオルトクロロフェノールの濃度とに依存する。
一般には、存在するオルトクロロフェノールに対するア
ミンの濃度が高いほど塩素の流速を増加し得る。また、
媒体中のオルトクロロフェノールの濃度が高いほど塩素
の流速を増加し得る。
アミンの存在は塩素の結合性を向上させる。従って通常
は、化学量論的量よりも過剰の量の塩素を導入する必要
はない。
従って、余剰塩素の再利用の問題及び排ガス処理の問題
が解決し易くなる。
塩素は単独で使用されてもよく、又は例えば窒素のごと
き不活性ガスに希釈されてもよい、必要に応じて不活性
ガスを存在させると、所与の時間に導入される塩素の量
を増加させずにガス流速を増加させ得る。
本発明方法は連続処理でもよく又は不連続処理でもよい
本発明方法は、オルトクロロフェノールと2.4.6−
ドリクロロフエノールとの混合物に極めて有利に使用さ
れる。はとんどのオルトクロロフェノールが2.6−ジ
クロロフェノールに変換され、残りのオルトクロロフェ
ノールは2.4−ジクロロフェノールに変換され更に2
,4.6−ドリクロロフエノールに塩素化される。従っ
て、塩素化が終了すると、2,6−ジクロロフェノール
と2.4.6− )ジクロロフェノールとの混合物が得
られる。これらの2つの生成物は、特に植物保護製品の
合成中間物質として商品価値がある。
本発明方法の別の実施態様では、最初に前記のごときア
ミンの存在下に溶融状態のオルトクロロフェノールを塩
素化する。この塩素化によって、主として2.6−ジク
ロロフェノールが形成され、同時に2.4−ジクロロフ
ェノールと2.4.6− )ジクロロフェノールとが形
成される。
媒体中のオルトクロロフェノールの濃度が約30重量%
以下の値になると、塩素ガスの噴射と同時にオルトクロ
ロフェノールを連続的に注入する。
反応媒体中のオルトクロロフェノールの重量濃度が常に
30重量%以下に維持されるように流量を選択する。そ
うすると、注入されるオルトクロロフェノールは主とし
て2.6−ジクロロフェノールに変換される。
所望の場合、オルトクロロフェノールの添加を中止し、
反応媒体中に存在するオルトクロロフェノールが完全に
消滅するまで塩素化を継続する。
反応が終了すると、2.6−ジクロロフェノールと2.
4.6− )ジクロロフェノールとの混合物が得られる
この混合物中の2.6−ジクロロフェノールの濃度は、
塩素化の第二段階で注入されるオルトクロロフェノール
の量に比例するであろう。
最後に、本発明方法の別の実施態様では、2,6−ジク
ロロフェノールがら2,4.6−)ジクロロフェノール
を生成するか又は任意に本発明方法で得られた2、6−
ジクロロフェノールと2.4.6− )ジクロロフェノ
ールとの混合物がら2,4.6−ドリクロロフエノール
を生成する。
この実施聾様では、2,4.6−ドリクロロフエノール
と適宜混合した2、6−ジクロロフェノールを含有する
反応媒体に有効量の強酸又はルイス酸を導入する。
強酸は、−5以下の酸度関数Hoをもつプロトン酸を意
味すると理解されたい。
かかる強酸の非限定例は、硫酸、過塩素酸、トリフルオ
ロメタンスルホン酸、クロロスルホン酸、フルオロスル
ホン酸、発煙硫酸(ピロ硫酸)及びフルオロスルホン酸
基を含む酸性樹脂である。
ルイス酸は、通常の定義による電子対受容体である化合
物を意味すると理解されたい、特に、G。
^、OL^HrFriecleトCrafts and
 Re1ated Reactions」volume
 I 、191〜197頁(1963)に記載のルイス
酸の使用が可能である。
この実施態様で使用され得るルイス酸は特に、元素の周
期律表の3a、4a、5a、lb、2b、4b、5b、
6b、7b及び8族の元素のハライド、例えばアルミニ
ウム、スズ、リン、アンチモン、ヒ素、ビスマス、チタ
ン、タンタル、ニオブ、ジルコニウム、バナジウム、タ
ングステン、モリブデン、鉄、コバルト、ニッケル、銅
、亜鉛及びカドミウムの塩化物、臭化物、フッ化物及び
ヨウ化物であり、これらは処理条件で液体又は固体であ
る。
かかるハライドの特定具体例としては、塩化アルミニウ
ム、臭化アルミニウム、塩化第一スズ及び塩化第二スズ
、臭化第一スズ及び臭化第二スズ、三塩化ビスマス、四
塩化チタン、四塩化ジルコニウム、五フッ化アンチモン
、六塩化タングステン、塩化モリブデン、塩化第一鉄、
塩化第二鉄、臭化第一鉄、臭化第二鉄、塩化第一銅、塩
化第二銅、塩化亜鉛がある。
これらのルイス酸のうちで、塩化アルミニウム、塩化第
二鉄、四塩化ジルコニウム及び四塩化チタンが好ましい
また、ある種のルイス酸と水素酸との錯体が反応条件下
で液体又は固体である限り、このような錯体を使用する
ことが可能である。例えば錯体SbF5.11Fを使用
し得る。
一般に、強酸又はルイス酸の使用量は、2.6−ジクロ
ロフェノールに対する強酸又はルイス酸の重量比が0.
01重量%〜10重量%になるように選択される。
好ましくは、これらの重量比は0.1置火%〜5重呈%
の範囲である。
本発明方法においては、反応体が溶融状態であるから、
強プロトン酸の使用が特に好ましい。
この場合、通常は3重量%未満の2.4,5,6.6−
ベンタクロロー2−シクロヘキセノンを含有する2、4
.6−トリクロロフェノールが高い収率で得られる。
本発明の種々の実施態様を以下の実施例によって説明す
る。
及m 焼結ガラス末端を備えた浸漬管(dip tube)と
温度計ケースと水冷還流コンデンサとを備えた500e
l11”ガラス反応器に、 オルトクロロフェノール35.5y(0,276mo1
)14.2…o1%と、 2.4.6−トリクロロフェノール330FI(1,6
62moi’)85.8鵠01%と 、 ジブチルアミン0.4g(反応混合物に対して約0.1
重量%)とを充填する。
恒温浴で混合物を約70℃に加熱してがら、浸漬管を介
して塩素ガスを流速201/時で導入する。塩素化中の
温度を65℃〜75℃の範囲に維持する。
6分間の塩素化後、反応混合物のモル組成をガスクロマ
トグラフィーで分析する。
以下の結果が観察される: オルトクロロフェノール    6.45%2.6−ジ
クロロフェノール     5.8%2.4−ジクロロ
フェノール     1.75%2.4.6−)ジクロ
ロフェノール  86.0%この結果によれば、オルト
クロロフェノール塩素化の2.6−ジクロロフェノール
選択性は0.75mof/ll1olである。
オルトクロロフェノールと2.4−ジクロロフェノール
とがほぼ完全に消失するまで(混合物中で0.2%未満
)、塩素化を12分間継続する。
以下の混合物が得られる(ガスクロマトグラフィーによ
って測定されたmo1%): 2.6−ジクロロフェノール    10.4%2.4
.6−トリクロロフェノール  89.6%選択性は、
導入されるオルトクロロフェノール1モル当たり形成さ
れる2、6−ジクロロフェノール0.73モルである。
去」1舛1− オルトクロロフェノール55I?(0,428mof)
27.8mof%と、 2.4.6− トリクロロフェノール220g、(1,
108随o1)72.2II101%と、 ジイソプロピルアミン0.28g(反応混合物に対して
0.1重量%)とを充填し実施例1の手順を繰り返す。
実施例1の条件下に塩素化し、全部のオルトクロロフェ
ノールと形成された2、4−ジクロロフェノールとを変
換する。
以下の最終混合物が得られる(ガスクロマトグラフィー
によって測定されたlll01%):2.6−ジクロロ
フェノール    20,9%2,4.6− )ジクロ
ロフェノール  79.1%選択性は、導入されたオル
トクロロフェノール1モル当たり形成された2、6−ジ
クロロフェノール0675モルである。
実」口舛厳− 実施例1の装置に、 オルトクロロフェノール240FI(1,712mo1
)と、ジブチルアミン2.4g(オルトクロロフェノー
ルの1.0重景%)とを充填する。
混合物を70℃に加熱し、次に浸漬管を介して塩素ガス
を流速約401/時でオルトクロロフェノールのモル濃
度が10%未満になるまで導入する(変化をガスクロマ
トグラフィーで追跡する)。
約1時間塩素化後の反応混合物は以下のモル組成をもつ
: オルトクロロフェノール    6.8%2.5−ジク
ロロフェノール    50.9%2.4−ジクロロフ
ェノール    39.4%Z、4.6− トリクロロ
フェノール  2.9%この段階での反応の選択性は、
導入されたオルトクロロフェノール1モル当たり形成さ
れる2、6−ジクロロフェノール0.55モルである。
この混合物を、前記と同様の装備をもち更にオルトクロ
ロフェノール注入管を備えた11のガラス反応器に移す
温度を70〜75°Cに維持しつつ、 240FI/時のオルトクロロフェノールと、流量45
17時の塩素とを反応器に同時に注入する。
クロマトグラフィー分析によって観察すると、媒体中の
オルトクロロフェノールの濃度は10重量%未満に維持
される(実験中に3重量%〜8重量%の範囲で変化する
)。
8時間の塩素化後、以下のモル組成の反応混合物が得ら
れる。
オルトクロロフェノール    3.7%2.6−ジク
ロロフェノール    65.0%2.4−ジクロロフ
ェノール    10.4%2.4.6−)ジクロロフ
ェノール  20.9%次にオルトクロロフェノールの
添加を中止し、存在するオルトクロロフェノールと2,
4−ジクロロフェノールとが完全に消失するまで塩素化
を継続する。
最終反応混合物は以下のモル組成をもつ:2.6−ジク
ロロフェノール    66.0%2.4.6− トリ
クロロフェノール  34.0%実」L阿A− 塩素化触媒としてジイソプロピルアミンを使用して実施
例3の手順を繰り返す。
まず、 オルトクロロフェノール235gと。
ジイソプロピルアミン2.42とを充填する。
混合物を約70℃に加熱し、次に浸漬管を介して塩素ガ
スを流速約4017時で1時間20分間導入する。
反応混合物は以下のモル組成をもつ。
オルトクロロフェノール    0.5%2.6−ジク
ロロフェノール    60.3%2.4−ジクロロフ
ェノール    38.1%2.4.6− )ジクロロ
フェノール  1.1%この段階での選択性は、導入さ
れたオルトクロロフェノール1モル当なり形成される2
、6−ジクロロフェノール0.60モルである。
次に実施例5のごとく処理する。即ち、第二反応器に、 240g/時のオルトクロロフェノールと、約4517
時の塩素ガスと を同時に8時間で導入する。
クロマトグラフィー分析で観察すると、媒体中のオルト
クロロフェノールの濃度は10重1%未満に維持されて
いる。
8時間の塩素化後、反応混合物は以下のモル組成をもつ
: オルトクロロフェノール    2.7%2.6−ジク
ロロフェノール    65.4%2.4−ジクロロフ
ェノール     8.4%2.4.6−1−ジクロロ
フェノール  23.5%−次にオルトクロロフェノー
ルの添加を中止し、存在するオルトクロロフェノールと
2.4−ジクロロフェノールとが完全に消失するまで塩
素化を継続する。
最終反応混合物は以下のモル組成をもつ。
2.6−ジクロロフェノール    70.0%2.4
.6− )ジクロロフェノール  30.0%及I健工 実施例1と同様の装備をもつ500cm’のガラス反応
器に、 オルトクロロフェノール35.5g(0,276+++
o1)14.2輪01%と、 2.4.6− )ジクロロフェノール330y(1゜6
62鶴of>85.8Iloe%と、 ジブチルアミン0.4g(0,0031mof) (反
応媒体に対して0,11重量%)とを充填する。
混合物を約70℃に加熱し、浸漬管を介して塩素ガスを
流速1517時で導入する。
温度を約70℃に維持し、定期的に採取したサンプルの
分析によって反応の進行を追跡する。
14分後、全部のオルトクロロフェノールが変換されて
いる。
ガスクロマトグラフィーで測定すると反応混合物は以下
のモル組成をもつ: オルトクロロフェノール    <0.1%2.6−ジ
クロロフェノール     11.8%2.4−ジクロ
ロフェノール     1・3%2.4.6− )ジク
ロロフェノール  86.9%オルトクロロフェノール
塩素化の2.6−ジクロロフェノールへの選択性は0.
83mo1/mo1である。
比JLIL倒J2 比較のためにアミンを使用しないで実施例5を縄り返す
実施例5と同じ塩素化条件を使用すると、全部のオルト
クロロフェノールが変換するための所要時間は17分で
ある。
最終反応混合物は以下のモル組成をもつ二オルトクロロ
フェノール    <0.1%2.6−ジクロロフェノ
ール     4.3%2.4−ジクロロフェノール 
    8.9%2.4.6− )ジクロロフェノール
  86.8%オルトクロロフェノール塩素化の2.6
−ジクロロフェノールへの選択性は0.3O−o1/l
l1ofである。
IIl[ アミン/反応媒体の重量比を低減して実施例5の手順を
繰り返す。
オルトクロロフェノール27.0g(0,21mo1)
と、2.4.6− トリクロロフェノール230fI(
1゜165輪o12)と、ジブチルアミン0.1309
(0、OOlmol) (アミン/反応媒体重量比0.
05重量%)とを充填する。
実施例5と同じ塩素化条件を用いる。
17分後にオルトクロロフェノール全部が変換されてい
る。
最終反応混合物は以下のモル組成をもつ:オルトクロロ
フェノール    <0.1%2.6−ジクロロフェノ
ール     11,2%2.4−ジクロロフェノール
     3.0%2.4.6− )ジクロロフェノー
ル  85.8%選択性は、導入されたオルトクロロフ
ェノール1mo1当たり形成される2、6−ジクロロフ
ェノール0.73mo1である。
実施例1と同じ装備をもつ100cm’のガラス反応器
にオルトクロロフェノール38.6g(0,3moN)
を充填する。
オルトクロロフェノールを50℃に加熱し、同じ温度の
0.27s+o1の塩素を流量517時で導入する。
塩素の添加が終了すると、反応器を窒素で掃気する、ガ
スクロマトグラフィーで分析すると反応混合物(48,
14g>は以下のモル組成をもっ:オルトクロロフェノ
ール    11.5%2.6−ジクロロフェノール 
   20.8%2.4−ジクロロフェノール    
66.3%2.4.6− )−ジクロロフェノール  
1.5%オルトクロロフェノール塩素化の2,6−ジク
ロロフェノール選択性は0.24iol/ll1oi’
である。
実]1舛1− オルトクロロフェノール55.0y(0,428mo1
)と、2.4.6− )−リフOL77 xノール22
0g(1、108mo1)と、シフチルアミン0.27
5fI(o、oo2111O1)トラ充填して実施例5
の手順を繰り返す。
実施例5と同じ塩素化条件を用いる。
34分後にオルトクロロフェノール全部が変換されてい
る。
最終反応混合物は以下のモル組成をもつ:オルトクロロ
フェノール    0% 2.6−ジクロロフェノール    22,4%2.4
−ジクロロフェノール     2・1%2.4.6−
 )ジクロロフェノール  75.5%オルトクロロフ
ェノール塩素化の2,6−ジクロロフェノールへの選択
性は0.81mot’/n+ofである。
支11影 オルトクロロフェノール100y(0,778n+of
fi)と、2.4.6− )ジクロロフェノール150
y(0,754mo1)と、ジブチルアミン0.250
y(0,0O19n+ol)とを充填して実施例5の手
順を繰り返す。
塩素の流量は3017時で温度は約70℃である。
43分後にオルトクロロフェノール全部が変換されてい
る。
最終反応混合物は以下のモル組成をもつ:オルトクロロ
フェノール    <0.1%2.6−ジクロロフェノ
ール    31.1%2.4−ジクロロフェノール 
    1フ・7%2.4.6− )ジクロロフェノー
ル  55.3%・オルトクロロフェノール塩素化の2
.6−ジクロロフェノールへの選択性は0.62Ilo
1/l1o1である。
及11去 オルトクロロフェノール240y(1,867mo1)
と、ジブチルアミン7.0g(オルトクロロフェノール
に対して2.9重量%)とを充填して実施例5の手順を
繰り返す。
塩素の流速は301y時で温度は約70℃である。
71分間反応後の反応混合物は以下のモル組成をもつ: オルトクロロフェノール     1.9%2.6−ジ
クロロフェノール    49.3%2.4−ジクロロ
フェノール    44.2%2.4.6− )ジクロ
ロフェノール  4,6%オルトクロロフェノール塩素
化の2.6−ジクロロフェノール選択性は0.51mo
Z/+*o1である。
火11追 実施例1と同様の装備をもつ200cm ’のガラス反
応器に、 オルトクロロフェノール9.OI?(70mmoZ)と
、2.6−ジクロロフェノール51g(312,9mm
of)と、ジイソプロピルアミン0.06.とを充填す
る。
反応混合物を攪拌しながら70℃に加熱し、塩素ガスを
流速517時で18分50秒間導入する。これは塩素ガ
スの導入量70mg1o1に相当する。
反応混合物をGC及びHPLCで分析すると以下の結果
が得られる。
オルトクロロフェノールの変換率(DC)  94.0
%2.6−ジクロロフェノールの収率(YLD)   
64.3%2.4−ジクロロフェノールの収率(YLD
)   22.5%2.4.6−ドリクロロフエノール
の収率(YLD) 6.7%次に、0.3g(0,5重
量%)のトリフルオロメタンスルホン酸を導入し、次に
塩素ガスを流速517時で再度2時間導入する。これは
塩素ガス導入量446閣論o1に相当する。
反応器を窒素で掃気し最終反応混合物をGC及び11P
Lcで分析する。
以下の結果が得られる: オルトクロロフェノール及び2,6−ジクロロフェノー
ルの変換率            98.8%オルト
クロロフェノールと変換2.6−ジクロロフェノールと
に対する2、4.6−ドリクロロフエノールの収率  
              97.5%ペンタクロロ
シクロヘキセノンの収率2.7%。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有効量の1種類以上の第一アミン又は第二アミン
    又は第三アミンの存在下に溶融状態で反応を行なうこと
    を特徴とする塩素ガスを用いてオルト−クロロフェノー
    ルから2,6−ジクロロフェノールを得るための塩素化
    方法。
  2. (2)―クロロフェノール総量に対するオルトクロロフ
    ェノールの重量比が30重量%以下になる量の少なくと
    も1種類のポリクロロフェノールと、 ―有効量の1種類以上の第一アミン又は第二アミン又は
    第三アミンと の存在下に溶融状態で反応させることを特徴とする塩素
    ガスを用いてオルトクロロフェノールから2,6−ジク
    ロロフェノールを得るための特許請求の範囲第1項に記
    載の塩素化方法。
  3. (3)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、 R_1、R_2及びR_3は同じ基でも異なる基でもよ
    く、 ―炭素原子1〜12個をもつ直鎖アルキル基、 ―炭素原子3〜12個をもつ第二アルキル基、又は ―炭素原子4〜12個をもつ第三アルキル基を示し、こ
    れらのアルキル基が1つ又は2つのエーテル基−O−又
    はヒドロキシル基、アミン基、カルボン酸基、カルボン
    酸エステル基、アミド基又はイミン基を含んでいてもよ
    く、又は、 ―フェニル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基又
    はシクロペンチル基、 ―アルキル部分に1〜4個の炭素原子を含むフェニルア
    ルキル基、シクロヘキシルアルキル基、シクロヘプチル
    アルキル基又はシクロペンチルアルキル基、又は ―水素原子を示し、 R_1はNH_2でもよく、 R_2とR_3とが一緒に窒素原子と共に、炭素原子1
    〜4個をもつ1つ以上のアルキル基で置換されるかもし
    くは未置換の、飽和複素環又は1つ以上の二重結合を含
    む複素環を形成してもよく、 R_2とR_3、又はR_1とR_2とR_3とが一緒
    に、窒素原子及び1つ以上の窒素及び/又は酸素及び/
    又はイオウ原子と共に、炭素原子1〜4個をもつ1つ以
    上のアルキル基で置換されるかもしくは未置換の飽和又
    は不飽和複素環を形成してもよく、 R_1とR_2とR_3とが一緒に窒素原子と共に、1
    つ又は2つのメチル基又はエチル基で置換されるか又は
    未置換の不飽和複素環を形成してもよく、 R_2とR_3又はR_1とR_2とR_3とが一緒に
    、窒素原子及び任意に1つ以上の窒素及び/又は酸素及
    び/又はイオウ原子と共に、炭素原子1〜4個をもつ1
    つ以上のアルキル基で置換されるかもしくは未置換の飽
    和又は不飽和の多環化合物を形成してもよい]で示され
    るアミンを使用することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項又は第2項に記載の方法。
  4. (4)アミンの使用量が、反応媒体の重量に対して0.
    005重量%〜10重量%、好ましくは0.015重量
    %〜5重量%であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項から第3項のいずれかに記載の方法。
  5. (5)一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、 R_2又はR_3は水素原子を示してもよく、R_2及
    びR_3は同じ基を示しても異なる基を示してもよく、 ―炭素原子1〜10個をもつ直鎖アルキル基、 ―炭素原子3〜10個をもつ第二アルキル基、 ―炭素原子4〜10個をもつ第三アルキル基、 ―シクロヘキシル基又はシクロペンチル基、 ―フェニル基、 ―ベンジル基又はフェネチル基 を示してもよく、 R_2とR_3とが一緒に窒素原子及び別の窒素及び/
    又は酸素原子と共に、飽和複素環を形成するか又は1つ
    以上の不飽和結合を含む複素環を形成してもよく、 R_2及び/又はR_3が1つ以上のアミン基、ヒドロ
    キシル基又はカルボン酸エステル基を含んでいてもよい
    ]で示される第一アミン又は第二アミンを使用すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項から第4項のいずれ
    かに記載の方法。
  6. (6)一般式(II)、 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、R_2とR_3の少なくとも1つ、好ましくは
    R_2とR_3との双方が、 ―炭素原子3〜10個をもつ第二アルキル基、例えばイ
    ソプロピル、2−ブチル、2−ペンチル、3−ペンチル
    、2−ヘキシル、3−ヘキシル、2−ヘプチル、3−ヘ
    プチル、4−ヘプチル、2−オクチル、3−オクチル、
    4−オクチル、2−ノニル、3−ノニル、4−ノニル、
    5−ノニル、2−デシル、3−デシル、4−デシル、5
    −デシル、 ―シクロヘキシル基又はシクロペンチル基 を示す]で示される第二アミン、又は、式中のR_2と
    R_3とが窒素原子と共に、別の窒素原子又は酸素原子
    を任意に含む複素環を形成する一般式(II)で示される
    第二アミンを使用することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項から第5項のいずれかに記載の方法。
  7. (7)ジイソプロピルアミン、ジイソブチルアミン、ジ
    ブチルアミン、ジシクロヘキシルアミン、モルフォリン
    又はイミダゾールをアミンとして使用することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項から第6項のいずれかに記載
    の方法。
  8. (8)n−プロピルアミン、イソプロピルアミン、イソ
    ブチルアミン、n−ブチルアミン、tert−ブチルア
    ミン、n−ペンチルアミン、2−メチルブチルアミン、
    3−メチルブチルアミン、n−ヘキシルアミン、2−メ
    チルペンチルアミン、3−メチルペンチルアミン、2−
    エチルヘキシルアミン、ラウリルアミン、シクロヘキシ
    ルアミン、シクロペンチルアミン、ベンジルアミン、グ
    リシンエチルエステル又はエタノールアミンをアミンと
    して使用することを特徴とする特許請求の範囲第1項か
    ら第6項のいずれかに記載の方法。
  9. (9)塩素化されるオルトクロロフェノールが、主とし
    て2,6−ジクロロフェノールと2,4−ジクロロフェ
    ノールと2,4,6−トリクロロフェノールとから選択
    された1種類以上のクロロフェノールとの混合物である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項から第8項のい
    ずれかに記載の方法。
  10. (10)オルトクロロフェノール及び任意に存在する他
    のクロロフェノールの融点と150℃の間の温度、好ま
    しくは65℃〜120℃の温度が用いられることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項から第9項のいずれかに記
    載の方法。
  11. (11)―最初に0.005重量%から10重量%の第
    一アミン又は第二アミン又は第三アミンの存在下に溶融
    状態のオルトクロロフェノールを、反応媒体中のオルト
    クロロフェノールの濃度が約30重量%以下になるまで
    塩素化し、 ―次に反応媒体中の濃度を30重量%以下の値に維持し
    つつオルトクロロフェノールと塩素ガスとを同時に導入
    することによって塩素化を継続することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項から第10項のいずれかに記載の方
    法。
  12. (12)有効量の強酸又はルイス酸の存在下に反応を行
    なうことを特徴とする、特許請求の範囲第1項から第1
    1項のいずれかに記載の方法によって得られた2,6−
    ジクロロフェノールの塩素化方法。
  13. (13)強酸が、−5以下の酸度関数Hoをもつプロト
    ン酸であることを特徴とする特許請求の範囲第12項に
    記載の方法。
  14. (14)強酸が、硫酸、過塩素酸、トリフルオロメタン
    スルホン酸、クロロスルホン酸、フルオロスルホン酸、
    発煙硫酸(ピロ硫酸)及びフルオロスルホン酸基を含む
    酸性樹脂から選択されることを特徴とする特許請求の範
    囲第12項又は第13項に記載の方法。
  15. (15)ルイス酸が、塩化アルミニウム、臭化アルミニ
    ウム、塩化第一スズ及び塩化第二スズ、臭化第一スズ及
    び臭化第二スズ、三塩化ビスマス、四塩化チタン、四塩
    化ジルコニウム、五フッ化アンチモン、六塩化タングス
    テン、塩化モリブデン、塩化第一鉄、塩化第二鉄、臭化
    第一鉄、臭化第二鉄、塩化第一銅、塩化第二銅、塩化亜
    鉛から成るグループから選択されることを特徴とする特
    許請求の範囲第12項に記載の方法。
  16. (16)ルイス酸が、塩化アルミニウム、塩化第二鉄、
    四塩化ジルコニウム及び四塩化チタンから選択されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第12項から第15項の
    いずれかに記載の方法。
  17. (17)2,6−ジクロロフェノールに対する強酸又は
    ルイス酸の重量比が0.01重量%〜10重量%、好ま
    しくは0.1重量%〜5重量%であることを特徴とする
    特許請求の範囲第12項から第16項のいずれかに記載
    の方法。
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