JPS6323674Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6323674Y2 JPS6323674Y2 JP15379383U JP15379383U JPS6323674Y2 JP S6323674 Y2 JPS6323674 Y2 JP S6323674Y2 JP 15379383 U JP15379383 U JP 15379383U JP 15379383 U JP15379383 U JP 15379383U JP S6323674 Y2 JPS6323674 Y2 JP S6323674Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- insulation assembly
- insulation
- female
- inner cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は主として都市ガス等の配管に用いて管
のマクロセル腐食を防止するための電気絶縁性の
管継手に関するものである。
のマクロセル腐食を防止するための電気絶縁性の
管継手に関するものである。
鋼管を主とする配管における土壌とコンクリー
ト建物間に発生する電位差をなくし電気的腐食を
防止するためには、配管の一部に電気絶縁型の管
継手を用いることが有効である。
ト建物間に発生する電位差をなくし電気的腐食を
防止するためには、配管の一部に電気絶縁型の管
継手を用いることが有効である。
このため、この種の管継手に関して種々の発
明、考案がなされているが、いずれも既存の管継
手に比し構造が特異なもの複雑なもので、火災時
に漏れが発生したり、また埋設配管した場合に絶
縁物が吸湿して長期の絶縁性能あるいはコスト面
で不利なものが多かつた。
明、考案がなされているが、いずれも既存の管継
手に比し構造が特異なもの複雑なもので、火災時
に漏れが発生したり、また埋設配管した場合に絶
縁物が吸湿して長期の絶縁性能あるいはコスト面
で不利なものが多かつた。
本考案は従来の管継手の量産性を生かし、簡単
な構造にて高性能かつ量産が容易で耐火災性およ
び長期の絶縁性能を備えた絶縁継手を提供するこ
とを目的とするものである。
な構造にて高性能かつ量産が容易で耐火災性およ
び長期の絶縁性能を備えた絶縁継手を提供するこ
とを目的とするものである。
本考案の要旨は、一方に絶縁組立用おねじを設
け他方に配管接続用の管用めねじを設けかつ前記
両ねじの中心を通る流体通路を設けた内筒の前記
絶縁組立用おねじと、一方に絶縁組立用めねじを
設け他方に配管接続用の管用めねじを設け前記内
筒と同様に両ねじの中心を通る流体通路を設けた
外筒の前記絶縁組立用めねじとを螺合して結合し
た配管接続用の継手において、前記絶縁組立用お
ねじと絶縁組立用めねじの間に絶縁コーテイング
を介在させるとともに接着剤を介在させ、前記内
筒の絶縁組立用おねじの終り部に設けた壁と前記
外筒の絶縁組立用めねじの外端面との間にガスケ
ツトを挟持したことを特徴とする絶縁継手であ
る。
け他方に配管接続用の管用めねじを設けかつ前記
両ねじの中心を通る流体通路を設けた内筒の前記
絶縁組立用おねじと、一方に絶縁組立用めねじを
設け他方に配管接続用の管用めねじを設け前記内
筒と同様に両ねじの中心を通る流体通路を設けた
外筒の前記絶縁組立用めねじとを螺合して結合し
た配管接続用の継手において、前記絶縁組立用お
ねじと絶縁組立用めねじの間に絶縁コーテイング
を介在させるとともに接着剤を介在させ、前記内
筒の絶縁組立用おねじの終り部に設けた壁と前記
外筒の絶縁組立用めねじの外端面との間にガスケ
ツトを挟持したことを特徴とする絶縁継手であ
る。
配管に流れる電圧は、通常電車の軌道から受け
る迷走電流やコンクリート建物と土壌間で生じる
マクロセル電流で、上記の迷走電流で約5V、マ
クロセル電流で0.5V程度であ。そしてマクロセ
ル腐食防止に必要な絶縁抵抗は5×106Ω程度あ
れば十分と言われている。
る迷走電流やコンクリート建物と土壌間で生じる
マクロセル電流で、上記の迷走電流で約5V、マ
クロセル電流で0.5V程度であ。そしてマクロセ
ル腐食防止に必要な絶縁抵抗は5×106Ω程度あ
れば十分と言われている。
本考案のごとくねじの表面にコーテイングした
場合のコーテイングの膜厚は通常0.05mm程度であ
る。
場合のコーテイングの膜厚は通常0.05mm程度であ
る。
例えば絶縁コーテイング材としてエポキシ樹脂
を用いた場合、エポキシ樹脂の耐電圧は1cm当た
り1500Vであり、またその絶縁抵抗は1cm当たり
1015Ωである。このためコーテイングの膜厚0.05
mmでは、理論上、耐電圧75V、絶縁抵抗5×
1013Ωの性能を有し、配管に必要な絶縁継手とし
て十分な性能が得られる。
を用いた場合、エポキシ樹脂の耐電圧は1cm当た
り1500Vであり、またその絶縁抵抗は1cm当たり
1015Ωである。このためコーテイングの膜厚0.05
mmでは、理論上、耐電圧75V、絶縁抵抗5×
1013Ωの性能を有し、配管に必要な絶縁継手とし
て十分な性能が得られる。
また、絶縁組立用おねじと絶縁組立用めねじと
の間隙が小さいから絶縁継手の耐引抜強度が高
く、さらに火災時に絶縁コーテイングが焼失して
もガス等の内部流体が多量に噴出しない。
の間隙が小さいから絶縁継手の耐引抜強度が高
く、さらに火災時に絶縁コーテイングが焼失して
もガス等の内部流体が多量に噴出しない。
またさらに、内筒と外筒は接着剤によつてその
絶縁組立用おねじとめねじが固着されてこの部分
のシール性が保たれている。
絶縁組立用おねじとめねじが固着されてこの部分
のシール性が保たれている。
また、内筒と外筒の結合端部に挟着したガスケ
ツトによつて内筒と外筒の結合端部間に電流がジ
ヤンピングする現象が防止される。
ツトによつて内筒と外筒の結合端部間に電流がジ
ヤンピングする現象が防止される。
本考案の実施例について、図面を参照して説明
する。
する。
第1図において、外筒1は配管接続用めねじ1
1と絶縁組立用めねじ12および流体通路13を
有する。内筒2は配管接続用めねじ21と絶縁組
立用おねじ22および流体通路23を有する。
1と絶縁組立用めねじ12および流体通路13を
有する。内筒2は配管接続用めねじ21と絶縁組
立用おねじ22および流体通路23を有する。
前記外筒1の絶縁組立用めねじ12と内筒2の
絶縁組立用おねじ22のいずれか一方あるいは両
方にあらかじめ絶縁コーテイング3を施す。
絶縁組立用おねじ22のいずれか一方あるいは両
方にあらかじめ絶縁コーテイング3を施す。
絶縁コーテイング3は、一例としてエポキシ樹
脂を約0.05mmの膜厚に静電塗装した後、約250℃
で焼成してねじの表面に焼き付けしてある。この
ためコーテイングの表面硬度が硬くコーテイング
を施してない他のねじと螺合してもコーテイング
層が破れることがない。
脂を約0.05mmの膜厚に静電塗装した後、約250℃
で焼成してねじの表面に焼き付けしてある。この
ためコーテイングの表面硬度が硬くコーテイング
を施してない他のねじと螺合してもコーテイング
層が破れることがない。
すなわち、ねじの締め付けトルクT(Kgf・m)
は、口径D(インチ)として一般にT=5Dと定め
られているが、上記のようにエポキシ樹脂を約
0.05mmの膜厚にコーテイングし約250℃で焼成し
た場合、コーテイング部の破壊トルクT′(Kgf・
m)は、T′≒5Tであり実用上全く問題ないので
ある。
は、口径D(インチ)として一般にT=5Dと定め
られているが、上記のようにエポキシ樹脂を約
0.05mmの膜厚にコーテイングし約250℃で焼成し
た場合、コーテイング部の破壊トルクT′(Kgf・
m)は、T′≒5Tであり実用上全く問題ないので
ある。
この絶縁コーテイング3を施したねじの表面に
エポキシ樹脂系の接着剤を塗布して絶縁組立用め
ねじ12とおねじ22とを螺合させて組み立て
る。
エポキシ樹脂系の接着剤を塗布して絶縁組立用め
ねじ12とおねじ22とを螺合させて組み立て
る。
その際、外筒1の端面14と内筒2の絶縁組み
立て用おねじ22の終わり部に設けた壁24との
間に耐火性のあるガスケツト4を挟持させる。
立て用おねじ22の終わり部に設けた壁24との
間に耐火性のあるガスケツト4を挟持させる。
接着剤を併用することにより内部流体の気密性
が確保されるとともに、外筒1と内筒2のゆるみ
を防止し一体に固着される。また耐火ガスケツト
4を端面14と壁24の間で挟持することによ
り、火災時において絶縁コーテイング3が焼失し
た場合においても気密性を確保することができ
る。
が確保されるとともに、外筒1と内筒2のゆるみ
を防止し一体に固着される。また耐火ガスケツト
4を端面14と壁24の間で挟持することによ
り、火災時において絶縁コーテイング3が焼失し
た場合においても気密性を確保することができ
る。
以上説明した絶縁継手は、部品点数が少なく組
み立てが簡単であり、管継手としての機械的強度
が十分であり、火災時においても内部流体の気密
性が十分確保できる。このため配管用の絶縁継手
として最適なものである。
み立てが簡単であり、管継手としての機械的強度
が十分であり、火災時においても内部流体の気密
性が十分確保できる。このため配管用の絶縁継手
として最適なものである。
第1図は本考案の一実施例を示す絶縁継手の部
分断面図である。 1:外筒、2:内筒、3:絶縁コーテイング、
4:耐火ガスケツト、11,21:管用めねじ、
12,22:絶縁組立用めねじ、13,23:流
体通路、14:外筒の端面、24:内筒の壁。
分断面図である。 1:外筒、2:内筒、3:絶縁コーテイング、
4:耐火ガスケツト、11,21:管用めねじ、
12,22:絶縁組立用めねじ、13,23:流
体通路、14:外筒の端面、24:内筒の壁。
Claims (1)
- 一方に絶縁組立用おねじを設け他方に配管接続
用の管用めねじを設けかつ前記両ねじの中心を通
る流体通路を設けた内筒の前記絶縁組立用おねじ
と、一方に絶縁組立用めねじを設け他方に配管接
続用の管用めねじを設け前記内筒と同様に両ねじ
の中心を通る流体通路を設けた外筒の前記絶縁組
立用めねじとを螺合して結合した配管接続用の継
手において、前記絶縁組立用おねじと絶縁組立用
めねじの少なくともいずれかの表面にあらかじめ
絶縁コーテイングが施されているとともに接着剤
を介在して螺合結合され、前記内筒の絶縁組立用
おねじの終り部に設けた壁と前記外筒の絶縁組立
用めねじの外端面との間にガスケツトが挟持され
てなることを特徴とする絶縁継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15379383U JPS6061584U (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | 絶縁継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15379383U JPS6061584U (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | 絶縁継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6061584U JPS6061584U (ja) | 1985-04-30 |
JPS6323674Y2 true JPS6323674Y2 (ja) | 1988-06-29 |
Family
ID=30340153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15379383U Granted JPS6061584U (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | 絶縁継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6061584U (ja) |
-
1983
- 1983-10-05 JP JP15379383U patent/JPS6061584U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6061584U (ja) | 1985-04-30 |
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