JPS63236591A - 超純水中の微量有機成分の除去方法 - Google Patents

超純水中の微量有機成分の除去方法

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JPS63236591A
JPS63236591A JP6805587A JP6805587A JPS63236591A JP S63236591 A JPS63236591 A JP S63236591A JP 6805587 A JP6805587 A JP 6805587A JP 6805587 A JP6805587 A JP 6805587A JP S63236591 A JPS63236591 A JP S63236591A
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JP
Japan
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ultrapure water
membrane
organic components
organic
semipermeable membrane
Prior art date
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Pending
Application number
JP6805587A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Kubota
昇 久保田
Takayuki Yokoyama
高幸 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP6805587A priority Critical patent/JPS63236591A/ja
Publication of JPS63236591A publication Critical patent/JPS63236591A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、超純水中に存在する微量有機成分の除去方法
に関するものであり、特に電子工業用途の81純水に対
して好適に用いられると考えられるものである。
(従来の技術) 工業用超純水は1年々高純度のものが要求されるよう罠
なってさている。特に電子工業用途のLSI製造用超純
水Fi、いよいよ集積度のメガビット時代を迎え、将来
的にもその要求水質のレベルはますます高くなるものと
予想されている。かかる状況の中でS超純水中に微量に
含まれているTOC(Total Organic C
arbon = 「全有機炭素」の略)成分をできるだ
け低減させる方策の模索が近年活発に行なわれている。
現在、LSI製造用Mi純水は1通常、第2図に示すよ
うなフローで製造されており、現行ノベルでは、ユース
ポイントにおけるTOCJI度は約50p%程度と言わ
れている。これをとシめえずは子分の20〜30 pp
b ;$るいはそれ以下に抑えて。
次世代LSIの製造に供するというのが当面の目標とな
っている。(「超LSIウルトラクリーンテクノロジー
シンポンウムノ駈2.超純水・高縄度桑品供給系、餡和
61年3月19−21日、於東示、プロシーディング」
参照) しかしながら、第2図からも推察されるように。
原水中に含まれているTOC成分の大部分は、前段に設
置されている逆浸透膜で除去されているはずである。し
たがって、ユースポイントに現われてくるTOC成分は
、逆浸透膜でも除去しきれない有機成分か、あるいは逆
浸透膜よりも後段に設置されているイオン交換塔やポリ
ラシャ−あるいは配管からの溶出物であると考えられる
。いずれにしても、かなりの低分子量の有機物と考えら
れ。
1L非荷電性と考えられるため(ユースポイント直前の
比抵抗litは1通常、理論純水のそれとほとんど差が
ない)、その除去は非常に困難である。
一般に、中性の低分子有機物は、そのままの状態では有
効な除去手段が現在のところあまりなく。
逆浸透Mt−用いても困難な場合が多い。しかしながら
、かかる中性の低分子有機物も、酸fヒすることによっ
て有機酸等圧変比させれば、イオン変換樹脂等による吸
着分離が司能になってくる。例えば、特公昭54−19
227.%公昭56−28191、特開昭61−101
292等に見られる超純水中の微量有機成分の除去方法
は、いずれも紫外線酸化とイオン交換樹脂との組み合わ
せKよる微量有機成分の吸着分離方法によるものである
しかしながら、かかる吸着剤を用いた分離方法でti1
通常、イオン交換樹脂等の吸着剤粒子tカラム様の容器
に充填し、該容器内に被処理tLを流すことによって吸
着分離方法なわせるのであるが。
吸着剤粒子は、友とえいくら密に充填したといつても、
やはシある程度の6すき間”が生じることが避けられな
いため、ざらには、吸着分離方法は、基本的には吸着剤
と被処理液との二相間での被処理物質(こ0場合は有機
ば等)の分配、すなわち。
吸着平衡に基つく分離力法であるため、かかる吸M剤を
用いた分離方法では、被処理液中の被処理物1′iの凝
度が非常に希薄になってくると、その効果が薄れてしま
い、極低濃度の水の処理には適さない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、超X4H水中にamに存在する有機成分全効
率よく除去する方法全提示せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、f!i純水中に存在する微量の有機成分
、特に数十ppbレベルの有機成分をも除去できる方法
を開発するために鋭意研究し几結果、有機成分をカルボ
ン等q)電離性成分にまで酸1ヒした後に、スルホン酸
基を有する荷電性半透膜でろ過することにより、効率よ
く該有機成分が除去できることを見い出し2本発明に到
達した。
スルホン酸基等の荷電基を有する荷電膜は、その固定解
離基の存在ゆえ罠、 ponnan排除(r(ヒ学総説
、ム450機能性有機薄膜、p11〜。
1ν84」参照)が働き、イオン性物質の排除能力は、
非イオン性glJ質に対して比較的ルーズな分画性能を
有する膜(かかるルーズな半透膜は1通常、透水性能は
高い)でさえもかなり高い。また、被処理水中の微量の
有機成分を酸fヒして有機酸等の′ilL雌性成分に変
化させた場合、かかる有機酸等は、その量がal/にで
あるがゆえに大きな5fBi度を示し、その大部分がイ
オン化するため、荷電&を用いて容易に除去できるよう
になると考えられる( Donnan排除の利用)。か
かる場合、濾過に用いる荷1を膜中に存在する固定解I
IK基は、その解離性が大きい(すなわち、酸解離定数
が大きい)はど有効であると考えられるため、スルホン
酸基が有利である。ま友、有機成分の酸f上方法として
は。
特に制限はないが、超純水に対して行なうことを考慮す
れば、クリーンな方法であることが必須となり、紫外線
を酸素または/および酸化剤(過酸化水素、オゾン等)
の存在下に被処理水中に照射する方法が有利である。
さらに1本発明による手法では、被処理水中の有M成分
の−11(TOCa度)が少なければ少ないほど該有機
成分の分離率が高くなるという従来の吸層剤処理法や1
通常の膜処理法では見られない特異な効果が発現する。
これは1本発明による有+1i成分の除去方法が主とし
てDonnan排除に基づき(Donnan耕除はイオ
ン濃度が低いほど効果的に鋤<)、かつ該有機成分の数
比生成物である有機酸等の解m度が低濃度になるほど大
きくなるためと考えられる。
濾過に用いるスルホン酸基を有する半透膜についても特
に制限はないが、除去率全高くするためには、中性有機
物(糖類、アルコール類等)に対する分画分子量が20
00以下である限外濾過膜。
あるいは逆浸透膜であることが好ましい。また。
透水11ヒカを高くする点からは、スルホン酸基を有す
る半透性薄膜状スキン層が支持膜上に一体比支持されて
成る複合半透膜であることが好ましい。
さらに、かかるスルホン酸基を有する半透性スキン層は
、耐熱性や耐塩素性、耐pH性等を考慮すれば、スルホ
ン化ポリ−2,6−ジメチル−1.4−7二二レンオキ
サイドのような物理的fヒ学的に安定なスルホン酸基含
有高分子より成ることが好ましい。
また、有機成分の酸1ヒ方法として紫外巌照射を行なう
場合、用いる照射用ランプは特に制限はされず1通常汎
用に用いられている170〜400nmの紫外線が照射
できるランプでよい。また。
紫外M1に照射する際に、必要に応じて過酸化水素。
オゾン等のクリーンな酸化剤を併用することもできるが
、酸化に要する酸素源を浴存暇素のみに求めてもよい。
なお、酸化処理によって被処理水中にイオン性成分が発
生しtかどうかは、被処理水の比抵抗値が酸化処理によ
り低下したかどうかで判断できる。
(実施例) 以下に実施例を子げて本発明を具体的に説明するが9本
発明は、この実施例により何ら限定されるものではない
ポリスルホンより成る外径1.3511111.内径0
.72mm 、分画分子量6000の多孔性中空繊維状
限外−過膜の外表面上に、イオン交換容量が1.9 ミ
IJ当t/2のスルホン[ヒボリー2.6−ジメチル−
1゜4−フェニレンオキサイトラエチレングリコール七
)−〇−ブチルエーテルに2爪量係になるように浴解し
、コーティングして得られる複合半透膜(500ppm
のβ−シクロテキストIJン水水溶液用用て、25C1
外圧式10kg/cTItで評価した性能が、除去率9
0%、透水率1.0rIl:/ゴ・日のもの)を用いて
複合半透膜モジュールを作製し、第1図に示すライン中
に設置し、25G、10ゆ/CT/l(外圧方式)で該
複合半透膜モジュールのTOC除去能を評価し友。結果
を下表に示した。なお。
TOC(1度はアストロ社製TOCメーター、モデル1
800PPB(z用いて測定し、比抵抗値はフォンクス
ボロー社展比抵抗計、920−gA−1k用いて測定し
た。
(発明の効果) 本発明によれは、超純水中に微量に存在する有機成分を
効率よく除去することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を用いた超純水製造方法の一例を示
すフロー図、8142図は電子工朶において通常用いら
れている超純水製造のフロー図である。 代理人  清 水    猛  ゛。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超純水中に存在する微量の有機成分を酸化した後
    、スルホン酸基を有する半透膜でろ過することを特徴と
    する超純水中の微量有機成分の除去方法。
  2. (2)有機成分の酸化方法が、酸素または/および過酸
    化水素の存在下、あるいは酸素または/およびオゾンの
    存在下で紫外線を照射する方法である特許請求の範囲第
    1項記載の超純水中の微量有機成分の除去方法。
  3. (3)スルホン酸基を有する半透膜が、スルホン酸基を
    有して実質的に溶質の分離機能を支配する薄膜状のスキ
    ン層と、これを一体的に支持する支持膜とから成る複合
    半透膜である特許請求の範囲第1項記載の超純水中の微
    量有機成分の除去方法。
  4. (4)スルホン酸基を有する複合半透膜が、スルホン化
    ポリ−2,6−ジメチル−1,4−フェニレンオキサイ
    ドから成る溶質の分離機能を実質的に支配する薄膜状の
    スキン層と、これを一体的に支持する支持膜とから成る
    複合半透膜である特許請求の範囲第3項記載の超純水中
    の微量有機成分の除去方法。
JP6805587A 1987-03-24 1987-03-24 超純水中の微量有機成分の除去方法 Pending JPS63236591A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4005488A1 (de) * 1990-02-21 1991-08-22 Wabner Dietrich Verfahren und vorrichtung zur wasserentgiftung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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