JPS63236589A

JPS63236589A - 浄水器

Info

Publication number: JPS63236589A
Application number: JP6895487A
Authority: JP
Inventors: Tadashi Kizaki; 木崎　正
Original assignee: Shibaura Engineering Works Co Ltd
Current assignee: Shibaura Mechatronics Corp
Priority date: 1987-03-25
Filing date: 1987-03-25
Publication date: 1988-10-03
Anticipated expiration: 2010-06-14
Also published as: JPH0755314B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」本発明は、耐圧ケースの内部に通水性のめる袋に入れた
浄水剤を収納して水道水等を浄水する浄水器に関する。

「従来の技術」水道水等に含まれる塩素や不純物を除去する浄水器は、
浄水剤に活性炭などの粉末や粒状の濾過剤を用いるため
、浄水剤の交換のために濾過剤をカートリッジに収納し
ている。

しかしながら、このカートリッジを丈夫なケースとして
構成すると耐圧ケースとの二重のケースを構成すること
になり、また、カートリッジは、浄水剤の交換に際して
捨てられるものとなるため、高価な材料を使用すること
は不経演であった。

また、ケース状のカートリッジに浄水剤を収納すること
は、カートリッジに浄水剤が充填できるような構造にし
なければならず複数の部品構成になることが避けられな
かった。

「発明が解決しようとする問題点」そこで、浄水剤を経済的な通水性のある袋に収納して耐
圧ケースに収納することが考えられるが、この場合、実
験すると耐圧ケースと袋との間に水路が形成されて浄水
されない注水が浄水に混入する結果となる。

この様な耐圧ケースと袋との間を密着するように構成す
れば、問題は解消されるが、浄水剤が入った袋を耐圧ケ
ースの内面に密着ざぜることは容れると常時耐圧ケース
と袋との間を少しの水が流れ、浄水能力を大きく低下さ
せる恐れがあった。

さらに、袋に浄水材を入れて耐圧ケースに収納すると袋
が一様の形状にならないこと、および浄水剤が重量で計
量しても、体積で計量してもいずれの場合も定容積の耐
圧ケースにうまく収まらず、耐圧ケースとの間に隙間が
できるか、あるいは耐圧ケースの内容量より大きくなる
などの問題を生じた。

「問題点を解決するための手段」本発明は、浄水剤を通水性のある袋に入れて耐圧ケース
に収納し、この耐圧ケースの一方側に前記袋に圧接する
パッキングを備え、このパッキングの外周を避りた一部
に透孔を形成して袋への注水を可能としたことによって
問題点を解決している。

１作用」耐圧ケースの一方側から注水が入ると、パッキングを介
して浄水剤の通水性の必る袋に注水されることになる。

このため、パッキングに加わる水圧で袋が圧縮され、袋
は耐圧ケースの内周壁に密着することになる。

従って、耐圧ケースと袋との間に水路が形成されること
なく、注水される注水は、全て袋の内部を通過し、浄水
剤に接触することになる。

この様なパッキングは、袋を圧縮するために通水抵抗が
必要であり、透孔を備える必要があり、この透孔は、で
きるだけ耐圧ケースの中央が好ましく、外周側を避けて
形成する必要がある。

「実施例」この様な本発明の一実施例を図面に示して説明すると第
１図は、本発明の一実施例による浄水器の縦断面図であ
り、第２図は、その効果を示す図でおる。

第１図において、浄水器は、耐圧ケース１の上部にＭ２
が着脱自在に備えられ、ざらに上部に吐出口３が描えら
れている。

そして、耐圧ケース１の内部には、通水性のある袋４に
収納された浄水剤５が収納されており、袋４は、布など
の通水性があって内部の浄水剤５が出ないような材料で
構成されている。

また、本実施例では浄水剤５は、粒状活性炭で構成され
ているが、外に粉末活性炭おるいはイオン交換樹脂など
を用いて構成されることができるものでおる。

耐圧ケース１の下部は、注水部６が形成されてあり、水
道の蛇口などの水源に接続されるホース７が備えられて
いる。

そして、注水部６の中央には、ボール弁８が形成されて
おり、耐圧ケース１から内部の水が逆流しないように構
成されており、ざらに、耐圧ケース１の内径に沿って外
周が密着しているパッキング９が袋４の下部に備えられ
ている。

このパッキング９には、はぼ中央に透孔１０が形成され
ており、この透孔１０は、通水抵抗がある程度ｊｑられ
るような径の小さいもので形成されている。

袋４の上部には、スクリーン１］が備えられており、万
一浄水剤５が袋４から出た場合、吐出口３へ流れないよ
うに構成されている。

第２図において、浄水器は、通水聞に対して特性が劣化
する状態を示しており、Ａ線がパッキングがない場合の
浄水器の特性を示しており、Ｂ線が本発明の浄水器の特
性を示している。

この様な構成において、浄水器は、図示されない蛇口な
どから消毒用の塩素や鉄管の錆などの不純物が混入して
いる注水を注水部６から注入する。

注水は、ホース７を介して連続的に注水されるが、この
際、パッキング９の透孔１０を介して袋４内部の浄水剤
５に接触して注水を浄化する。

浄化された注水は、上部の吐出口３から浄水として吐出
され、飲料などにに用いることができる。

そして、この様な動作に際して、パッキング９の透孔１
０を注水が通過する場合、幾らかの通水抵抗によってパ
ッキング９が袋４を吐出口３の方向へ圧縮することにな
る。

また、パッキング９は、注水側に注水側からの水圧が加
わるため、袋４を吐出口３の方向へ強く押すことになる
。

この様なパッキング９により圧縮される袋４は、耐圧ケ
ース１の内部において、圧縮されることになり、耐圧ケ
ース１の径方向へ拡張して耐圧ケース１の内面に密着す
ることになる。

従って、パッキング９の透孔１０を通過する源水は、袋
４と耐圧ケース１との間を通過する隙間か形成されず、
袋４の内部を通過することになり、確実に浄水剤５に接
触することになる。

このため、確実な浄水が行え第２図に示される通り、パ
ッキングつがない場合、Ａ線に示される通り、袋と耐圧
ケースとの間から通過する源水が浄水に混入して特性を
劣化させていたが、本発明によれば、この源水が袋４と
耐圧ケース１との間を通過することがないため、すべて
の源水が確実に浄水されることになり、Ｂ線で示される
通りの特性を得ることができる。

この様なパッキング９は、ゴムなどの材料で袋４を押圧
することができるものでよく、透孔１０は、できる限り
中央に設置プることにより源水が袋４の内部を一様に拡
散するのに都合が良い。

また、パッキング９は、袋４に活性炭などの浄水剤５が
耐圧ケース１の内容量と一致しない場合でも、この袋４
の容積変化を吸収することができる。

従って、耐圧ケース１に浄水剤５を収納した袋４を収納
することを可能にすることができる。

「発明の効果」本発明によれば、耐圧ケースに通水性の必る袋に浄水剤
を入れて収納することができ、経済的な効果が大きく、
しかも袋と耐圧ケースとの間から源水が漏洩することも
なく、性能の良い浄水器を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例による浄水器の縦断面図で
あり、第２図は、その効果を示す図でおる。１・・・耐圧ケース、　２・・・蓋、　３・・・吐出口
、４・・・袋、　５・・・浄水剤、　９・・・パッキン
グ、　１０・・・透孔。

Claims

【特許請求の範囲】

耐圧ケースの内部に浄水剤を備えて一方から注水し、他
方から浄水を吐出する浄水器において、浄水剤を通水性
のある袋に入れて耐圧ケースに収納し、この耐圧ケース
の一方側に前記袋に圧接するパッキングを備え、このパ
ッキングの外周を避けた一部に透孔を形成して袋への注
水を可能としたことを特徴とする浄水器。