JPS63235758A - 機械的な倍力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、機°械的な倍力装置であって、くさびを備え
た一次側部材を有しており、一次側部材を有しており、
一次側部材が加圧ロールに作用しており、加圧ロールが
２つの対向面に支えられており、対向面が一緒に、狭く
なる間隙を形成しており、一方の対向面が増大された力
を伝達する二次側部材の構成部分であり、くさび、加圧
ｐ−ル及び対向面が円筒形のケーシング内に配置されて
いる形式のものに関する。

前記形式の機械的な倍力装置は、例えばＧＢ−ＰＳ　６
１４９０５号公報に記載しである。この場合、加圧ロー
ル組の各加圧ロールはくさび状の一次側部材によって間
隙内に押し込まれ、間隙は別のそれぞれ２つの加圧ロー
ルによって形成されている。この別の加圧ロールの凸状
の表面が狭くなる間隙を形成している。

倍力装置の別の構成では、一次側部材のくさびが２つの
加圧ロール組を運動させ、加圧ロール組が間隙内に押し
込まれる。

公知の倍力装置においては、加圧ロールも対向面も市販
のロール部材によって構成されており、このような構成
部材は摩滅に際し容易に交換できる。しかしながら倍力
装置によって生せしめられる伝達比が特別な間隙形状に
基づきコンスタントではなく、累進的に強く変化する。

その結果、自縛作用が生じ、加圧ロールが負荷軽減に際
し一次側部材に追従しない。

３つ若しくは４つのロール組の配置においては、欠点と
して作業方向での構成長さが増大せしめられる。倍力装
置は、例えば個々の構成部分の寸法をできるだけ小さく
しなければならない工作機械のためのバイス若しくは類
似の緊定装置に用いられるものである。

さらに別の倍力装置がＤｇ−ＰＳ２８４４２６５号公報
に記載しである。この場合にはくさび状の一次側部材が
狭くなる間隙内に配置された２つのロール組に作用して
いる。このような構成においては伝達比は変らない。そ
れというのはころがり部材の対向面が平らであシかつ各
緊定位置で幾何学的な関係が相似的であるからである。

しかしながら、互いにころがシかつ周方向にわずかにす
べる２つのロール組は比較的に長いくさびを必要とする
。

ＤＥ−ＧＭ８００３００４号公報に記載された機械的な
倍力装置においては、円錐面を備えた２つのグレート間
に複数の球体を配置してあシ、球体が円錐形の加圧面を
備えた一次側部材によって円錐形の対向面間の間隙内に
押し込まれる。この場合、球体は半径方向外側へ押され
るだけではなく、同時に回動させられる。

回動する球状の加圧体は、点接触と相俟って対向面に著
しい摩滅を生ぜしめる。

同じく加圧体として球体を用いた別の装置（ＤＥ−ＰＳ
２７１１６−公報）においては、直径の比較的に大きな
箇所に配置された多数の球体によって、球体と協働する
面に対する単位面積当シの負荷を減少させるようになっ
ている。しかしながら、このような装置は比較的に短時
的な力増大にしか適していない。

本発明の課題は、冒頭に述べた形式の倍力装置を改善し
て、できるだけ簡単かつ安価な構造で作業行程全体にわ
たって比例的な倍力を行なうようにすることである。

前記課題を解決するために本発明の構成では、唯一の一
対の加圧ロールを設け、加圧ロールが直接にほぼ平らな
対向面に支えられている。

もっばら一対の加圧ロールの使用により構成長さが著し
く短くなる。さらにケーシングの内室が最適に活用され
、すなわち加圧ロールの直径がケーシングの内室を満た
すように大きく構成され、この場合力行程に際し加圧ロ
ールの運動にとって必要なスペースのみが残されている
。

大きな加圧ロールは比較的大きな支持面を与えるもので
あり、この支持面は理論的には線状であるが圧着力の作
用を受けてス）　ＩＪツブ状に広がる。明らかなように
、大きな面の支持は十分な寿命のための重要な条件であ
る。

本発明の意図する平らな対向面は簡単に製作される。こ
の場合、対称的に配置された例えば２つの対向面は力行
程の方向に対して直角に向けられていてよいが、すべて
の対向面が倍力装置の中心軸線に対して多かれ少なかれ
鋭角を成対 していてもよい。別のｌ内面が適当に傾斜している場合
には角度を鈍角にすることも可能である。

本発明においては伝達比が広く自由に選ばれる。力行程
全体にわたって伝達比はコンスタントでアシ、その結果
例えば機械・ぐイスによって生ぜしめられる緊締力も所
定の限界内にある。

従って、自縛作用の発生が確実に防止される。

加圧ロールは圧力負荷軽減に際しそれぞれ出発位置に戻
される。極端な伝達比においては、加圧ロールの出発位
置への戻りを容易にする装置、例えば弾性的な部材を設
けるとよい。

本発明においては市販のころがシ部材を用いることもで
き、これによって製作費が安くなる。

本発明の別の実施態様では対向面がケーシング内に交換
可能に装着されたプレートに形成されている。これによ
って、加圧ロールが摩滅しやすい構成部分として交換で
きるだけではなく、対向面も摩滅に際し迅速に交換でき
る。プレートの材料は発生する負荷に適合される。

両方のプレートが摩擦プレートとして構成されていると
有利である。特に二次側部材に作用する支持面を有する
プレートのリング構造は、極めてコンパクトな構造形式
を可能にする。有利には円筒形のピンから成シかつ斜め
のカットによってくさび面を形成された一次側部材にと
っても極めて簡単な構造が可能である。

本発明の別の実施態様では、一次側部材が互いに向き合
ったくさび面を備えるフォーク状若しくはリング状の部
材として構成されている。

このような構成では一次側部材が加圧ロールを内側へ押
圧し、その結果押圧に際し加圧ロールは互いに接近する
。この場合には、加圧ロールの運動する間隙は倍力装置
の中心軸線に向かって狭くなっている。

通常、本発明においては平らなくさび面及び平らな対向
６面が用いられる。平らなくさび面及び平ら女対内面は
製作が簡単でかつ比例作用を保証し、その結果例々の部
材のそのつどの位置に無関係に同じ伝達比が維持される
。

伝達比を行程中にわずかに増大させたい場合には、例え
ばくさび面若しくは対向面の一部若しくはすべての対向
面が凸面に構成される。

倍力作用を行程中に減少させたい場合には、倍力作用の
減少は凹面を用いることによって行なわれる。

次に図面を用いて本発明の実施例を具体的に説明する。

ケーシング１２は中央の孔１４及び円筒形の切欠き１３
を有している。円筒形の切欠き１３内には対向面３，５
を備えたリングプレート７並びに対向回生、６を備えた
リングプレート８が挿入されている。対向面３と冬若し
くは５と６は互いに向き合っていてかつ、半径方向外側
に向かって狭くなる間隙１５．１６を制限している。

間隙内には加圧ロール１若しくは２がはめ込まれている
。リングプレート７若しくは８の中央の切欠き１７若し
くは１８の直径は、有利には孔１４の直径に相応してい
る。リングプレート８には加圧体１９が当接している。

加圧体は皿ばね組２０の作用下にあり１皿ばね組はケー
シングのストッパ２１に支えられている。第１図の上側
半部には一次側部材９の加圧行程開始のための位置が示
しである。一次側部材９は、少なくともケーシング１２
内に進入する部分を円筒形のピンとして構成されている
。斜めの切断によって両方のくさび面１０．１１が形成
される。くさび面１０は加圧ロール１と協働し、くさび
面１１は加圧ロール２と協働する。図示の構成では、く
さび面１０．１１は半楕円形を成している。二次側部材
として作用する加圧体１９の方向へ一次側部材を移動さ
せる際のくさび面の幅の減少は全く不利にならない。

ピン状の一次側部材９が押し込まれると、加圧 ｌロール１，２が間隙１５．１６内に圧入され、対向面
３・５若しくは冬、６の角度位置に応じてリングプレー
ト８の移動及び二次側部材（加圧体１９）の運動が行な
われる。皿ばね組２０は一次側部材９の戻シ行程に際し
出発位置が再び得られるように作用する。

第１図の実施例においては、リングプレート８の対向面
会、６は中心軸線２２に対して直角に向けられている。

従って、対向面は共通の１つのリング面であってよい。

第２図の実施例において、対向回生、６は間隙１５．１
６を狭めるために寄与するように構成されている。

幾何学的な関係が第３図に示しである。中心軸線２２と
直角な面に対する対向面の角度β１、β２はポジチプで
ある。第１図に示すように、角度β２は零であってよい
。角度β２は角度β１が十分に大きく選ばれている場合
にはネガチプな値であってもよい。

加圧ロール１の接触箇所Ａ、Ｂ、Ｃの垂直力は互いにバ
ランスしている。第２図の実施例では接触箇所Ｃにおい
て最大の力が生じる。この接触箇所で加圧ロールはころ
がシ運動し、逆に接触箇所Ｂ及びＣで滑動する。両方の
角度β１、β２若しくはくさび角β３の変化によって、
力の配分が変えられ、特に−久方Ｆ１と二次力Ｆ２との
間のそのつと所望の伝達比が規定される。

距離Ｓｌ及びＳ２　　（第１図）は、摩擦力を無視する
と力に反比例する。

第十図には本発明の別の実施例が示しである。

一次側部材はフォーク状の部材２３として構成されてお
シかつ、フォーク状の部材２３の両方の部分２６．２７
は、図示してないが互いに結合されている。部分２６．
２７の内面がくさび面２４．２５を形成しており、くさ
び面が加圧ロール１，２に作用して、加圧ロールを加圧
行程に際し互いに圧着する。両方のプレート２８゜２９
は中心軸線２２に向かって狭くなる間隙３０を制限して
いる。

部材２３をリング状に構成して、このようなリングの内
面にくさび面２４．２５を形成することもできる。

【図面の簡単な説明】 図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図は倍
力装置の実施例の縦断面図、第２図は別の実施例の縦断
面図、第３図は本発明の作用を示す縦断面図、第４図は
さらに別の実施例の縦断面図である。 １及び２・・・加圧ロール、３，４．５及び６・・・対
向面、７及び８・・・リングプレート、９・・・一次側
部材、１０及び１１・・・くさび面、１２・・・ケーシ
ング、１３・・・切欠き、１４・・・孔、１５及び１６
・・・間隙、１７及び１８・・・切欠き、１９・・・加
圧体、２０・・・皿ばね組、２１・・・ストン／ｌ、２
２・・・中心軸線、２３・・・部材、２４及び２５・・
・くさび面、２６及び２７・・・部分、２８及び２９・
・・グレート、３０・・・間隙。 ９・・一次側部材

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、機械的な倍力装置であつて、くさびを備えた一次側
   部材を有しており、一次側部材が加圧ロールに作用して
   おり、加圧ロールが２つの対向面に支えられており、対
   向面が一緒に、狭くなる間隙を形成しており、一方の対
   向面が増大された力を伝達する二次側部材の構成部分で
   あり、くさび、加圧ロール及び対向面が円筒形のケーシ
   ング内に配置されている形式のものにおいて、唯一の一
   対の加圧ロール（１、２）を設けてあり、加圧ロール（
   １、２）が直接にほぼ平らな対向面（３、４、５、６）
   に支えられていることを特徴とする機械的な倍力装置。 ２、対向面（３、５；４、６）が交換可能にケーシング
   内に装着されたプレート（７、８）に形成されている請
   求項１記載の倍力装置。 ３、両方のプレート（７、８）がリングプレートとして
   構成されている請求項１又は２記載の倍力装置。 ４、一次側部材が円筒形のピン（９）から成つており、
   ピンが斜めの切断によつて形成されたくさび面（１０、
   １１）を有している請求項１から３までのいずれか１項
   記載の倍力装置。 ５、一次側部材がフォーク状若しくはリング状の部材（
   ２３）として構成されており、フォーク状若しくはリン
   グ状の部材が互いに向き合つたくさび面（２４、２５）
   を有している請求項１から４までのいずれか１項記載の
   倍力装置。