JPS63235590A - 抄紙機用ワイヤ，フエルト，カンバス等の洗浄方法および洗浄用シヤワ−ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は主として抄紙様用具の洗浄工程において、例え
ば無端状に走行するワイヤー、フェルト。

カンバス（以下ワイヤー等という）特に多重織ワイヤー
等の洗浄方法および洗浄用シャワーノズルに関する。

〈従来の技術〉 周知のように無端状に走行するワイヤー等の洗浄は、被
洗浄物であるワイヤー等の巾方向に往復動するシャワー
パイプに連通し、軸方向等間隔に並設した複数のノズル
を介して直針状に噴射する噴射水をワイヤー等の巾方向
平面に対して垂直（直角）に噴射させて洗浄を行ってい
る。

ところが近年抄紙機の大型化、抄速の高速化するに及ん
で適用されるワイヤー等の用具も素材の開発によって従
来のブロンズ類からプラスチック及び合繊製へと移行し
ており、特にワイヤーにおいては、−１織から二重、三
重様への使用が多く製品（紙）品質の向上に貢献してい
るが、所詮はワイヤー等の洗浄が効果的に行われること
が条件である。

この点従来の洗浄方法においては、−重織ワイヤー等を
使用して一定の洗浄効果は得られたが、二重、三重様ワ
イヤー（以下多重織ワイＶ−という）等に至っては特に
ワイヤーの場合、洗浄効果の不足に基因して紙料中の微
細ｓ、ｍや填料その他薬品類の付着によって目詰りによ
る濾水度の不良化を招来して製品品質の安定化は勿論、
ワイヤー自体の耐用命数の長期化を期待できないという
実用上の難点がある。このためかかる現況に鑑み、上記
諸点の解決方が緊急課題となるに至った。

〈発明が解決しようとする問題点〉 ここにおいて本発明者は、上記の課題を解決すべく鋭意
実験研究を進めた結果、前記課題を解決するためには、
無端状に走行するワイヤー等の巾方向に往復動するシャ
ワーノズルによる洗浄方法および洗浄用ノズルの構成を
、従来のそれとは全く別異の方法および構成とすること
が課題解決上必須の要件であるとの結論に達した。

く問題点を解決するための手段〉 上記の点を認識して本発明は、（１）無端状に走行する
抄紙機用ワイヤー等の洗浄において、ワイヤー等の巾方
向平面に対して等速摺動装置付きシャワーパイプに等間
隔に並設した複数のノズル端部に固設したディスクの噴
射孔から直針状に噴射する噴射水の噴射角度を前記ワイ
ヤー等の織り方に合致する如く前記ノズルの軸線に対し
４°〜２０°の傾斜角度を有する噴射孔を左右対称に貫
設して該噴射孔からの噴射水を洗浄水として使用するこ
とを要旨とする抄紙機用ワイヤー等の洗浄方法と、前記
方法の発明の実施に直接使用する装置（洗浄用シャワー
ノズル）の発明とからなり、この洗浄用シャワーノズル
は、（１）前記抄紙機用ワイヤー等の洗浄において、ワ
イヤー等の巾方向平面に対して等速摺動装冒付きシャワ
ーパイプに等間隔に並設した複数のノズル端部に側面山
形または円錐形のディスクを固設し、該ディスクに噴射
孔をノズルの軸線に対し４′″〜２０”に左右対称に貫
設するとともに、該噴射孔をディスクの山形または円錐
角度に直角に設けたもの、および（２）前記等速摺動装
置付きシャワーパイプの軸方向両側に軸方向に対して一
定の同一角度で同一方向を指向する複数のエルボ型ノズ
ルを、シャワーパイプの両側において反対方向を指向す
る如く異ならしめて等間隔に１を設し、該ノズル端部に
側面山形または円錐形のディスクを固設するとともに、
該ディスクに噴射孔をノズルの軸線に対し４°〜２０゜
に左右対称に貫設し、かつ該噴射孔をディスクの山形ま
たは円錐角度に直角（傾斜面）に設けたものからなる。

本発明の目的は、抄紙機用ワイヤー等特に多重織ワイヤ
ー等において、紙料中の微細ｍＭや填料その他薬品類の
付着を効果的に洗浄、除去して前記ワイヤー等の目詰り
を皆無ならしめ、濾水度の向上により製品品質の安定化
とワイヤー等の耐用命数の長期化を図る上で最適な洗浄
方法および該方法実施に直接使用する洗浄用シャワーノ
ズルを提供することにある。

本発明において、ノズル端部に固設した側面山形または
円錐形のディスクに噴射孔をノズルの軸線に対し、左右
対称に４°〜２０°好ましくは１０゜〜１５°の傾斜角
度に貫設したことは、前記噴射孔から直針状に噴射する
噴射水の噴射角度がワイヤー等特に多重織ワイヤー等の
織り方に合致してその巾方向ワイヤー等の面に対し、左
右対称の角度をもってそれらを構成する経糸裏面に付着
堆積する前記微細ＩＩＮ等を洗浄するほか、第１．第２
３１間にも噴入して上記堆積物の洗浄除去を効果的なら
しめる範囲であって、この傾斜角度が４°未満となると
、直針状噴射水がノズル軸線に近ずき平行近似の状態と
なるため、前記ワイヤー等の織り方に合致する範囲から
大巾に逸脱して前記するような所望する洗浄が行われず
、また傾斜角度が上限（２０°）以上となると、噴射孔
からの直針状噴射水はシャワーパイプの軸方向に近接す
ることとなり、前記同様ワイヤー等の対織り方範囲を逸
脱して所望する洗浄効果が得られず不適である。

このため本発明においては、前記ディスクに貫設する噴
射孔の傾斜角度を対ノズル軸線前記の如く採択したもの
で、本発明はこの点に最大の特徴を有する。

また本発明は、噴射孔からの噴射水を前記の如く対ノズ
ル軸線左右対称に一定の角度（前記）をもって噴射でき
るよう山形または円錐形ディスクの傾斜面に対し噴射孔
を直角に、かつ左右対称に貫設したために、噴射水を直
針状に噴射させて前記ワイヤー等の洗浄効果を前記噴射
孔の傾斜角度の採択と相俟ってより効果的ならしめるよ
う配慮したものである。

〈作用〉 本発明は次のように作用する。

ワイヤー等の巾方向に往復動するシャワーパイプに連通
し、軸方向等間隔に並設した複数のノズル端部に側面山
形または円錐形のディスクを固着し、前記ノズルの軸線
に対し一定の傾斜角度を有する噴射孔を左右対称（第２
図参照）に設けたために、一方のディスク噴射孔からの
噴射水と隣り合う他方のディスクからの１ＩＩｆＪ４水
との競合を抑止でき（第３図Ａ参照）、シかも前記噴射
孔を前記山形または円錐形ディスクの傾斜面に対し直角
となる如く貫設したので、往復動するシャワーパイプノ
ズルの噴射孔から噴射される噴射水は直針状となって例
えば二重織ワイヤーにあっては、経糸の裏面に付着堆積
する紙料中の微細繊維等を効果的に洗浄除去することと
なる。

〈実施例〉 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

図において１は、シャワーパイプ（以下パイプという）
で、該パイプ１は無端状に走行するワイヤー７（後記）
の上方５０〜１５０履にあって駆動装置（図示せず）を
介して前記ワイヤー７の巾方向に往復動する。２は断面
円形のノズルで、該ノズル２は短管からなり、パイプ１
と連通してパイプ１の軸方向にそいその複数が等間隔に
並列され、突出基部においてパイプ１と溶着固定３する
（第１図参照）。４はノズル２の外径を直径とする円形
のディスクで、該ディスク４は第２図示の如く側面山形
または円錐形からなり、その外周縁はパイプ１と袋ナツ
ト６を介して取外し自在に固着（第１図参照）されてい
る。そして側面山形のディスク４には、ノズル２の軸線
４′に対し左右対称に一定の噴射角度（４″〜２０”　
、本図では１５°）を有する噴射孔５，５が前記山形デ
ィスクの傾斜面に対し直角に貫設されている（第２図Ａ
参照）。

また側面円錐形ディスクの場合においても噴射孔５．５
が前記山形ディスク同様ノズル２の軸線４′に対し左右
対称に一定の角度（１５°）で、かつ円錐ディスク４の
傾斜面に対して直角に貫設されている（第２図Ｂ参照）
。

従ってこのように構成されたノズル２の噴射孔５．５か
ら噴射水７′が強力な直針状となってワイヤー等１例え
ば多重織ワイヤー１に噴射されると、直針状噴射水７′
はワイヤーの第１．第２層あるいは第１〜第３層を構成
する経糸、緯糸間に噴入して特に経糸裏面に付着、堆積
する紙料中の微細繊維、填料その他薬品類等の洗浄除去
に寄与する。

しかもこの洗浄効果はパイプ１の往復動によって一層増
進される。この状態を拡大断面として第３図に示す。

第４図は本発明と同等の洗浄効果を示す別例を示したも
ので、前記ディスク４を付帯した側面エルボ型ノズル２
の基部がパイプ１の軸方向両側に左右対称（Ａ図参照）
に設けられ、その延出部分は図示の如く袋ナツト６を介
して側面エルボ型ノズル２を形成してその複数が一連に
一定の同一角度で同一方向を指向する（Ｂ図参照）が、
パイプ１の両側においてその指向方向を異ならしめて等
間隔に並設されている。そしてこのエルボ型ノズル２は
袋ナツト６の調節により左右への回動を可能ならしめて
ノズル２の指向方向の微調節に寄与する。エルボ型ノズ
ル２の先端部には、前例（第１〜３図）と同構成からな
る噴射孔５．５を貫設したディスク４が袋ナツト６′を
介して着脱自在に固着されているものである。

このため前記構成からなるエルボ型ノズル２の噴射孔５
．５から強力な直針状噴射水７′が前例同様ワイヤー特
に多重織ワイヤー７に噴射されると、この噴射水はワイ
ヤーの第１．第２層あるいは第１〜第３層を構成する経
糸、緯糸間に噴入して特に経糸裏面に付着、堆積する紙
料中の微細繊維等の洗浄除去に寄与するとともに、パイ
プの往復動によって前例と同等の効果を発揮する。

第５図は本発明と少なくとも同等もしくは遜色のない洗
浄効果を示す別例を示したもので、従来使用されている
単一噴射孔付き板状ディスクを前例（第４図二以下同じ
）に示すエルボ型ノズル２の端部に袋ナツト６′を介し
て着脱自在に固着されており、該・エルボ型ノズル２は
、図示の如くパイプ１の軸方向両側に左右対称（Ａ図参
照）に、かつ一定の角度で同一方向を指向するが、両側
においてその指向方向を異ならしめて前例同様等間隔に
並設されている（Ｂ図参照）。

従って前記構成からなるエルボ型ノズル２の端部に固設
したディスク６′の単一噴射孔５から強力な直針状とな
って噴射する噴射水は、ワイヤー等１特に多重織ワイヤ
ー７において前例間等もしくは遜色のない洗浄効果を発
揮させることができるものである。

しかもこの効果はパイプ１の往復動によってさらに向上
されることから当然ながら本例による洗浄方法も前記本
発明の洗浄方法と同じ範囲に包含されるものである。

〈発明の効果〉 本発明は前記構成からなるために、これが関連駆動装置
（図示せず）を介して稼動すると、次の特有の効果を発
揮する。

■無端状に走行するワイヤー等が例えば二重織ワイヤー
であると、その上方（５０〜１５０ａｍ）に配設された
パイプの前後進に伴いパイプに前記の如く並列した複数
の噴射角度を持ったノズルの噴射孔からの洗浄水が所定
角度で加圧Ｆに直針状となってワイヤーの第１層（経糸
）、第２８１（緯糸）問に噴入するので、紙料の濾過時
において特に経糸裏面に付着堆積する紙料中の微細繊維
や薬品及び填料等を洗浄除去してそれら堆積物による濾
水抵抗を皆無ならしめる。

従って従来のように、短期間周期でのワイヤー替えの必
要もなく、安定操業が可能となり、製品品質の向上安定
化が期待できるばかりか、ワイヤー自体の耐用命数の大
巾な延長が期待できる。

なお本発明は、本発明者の案出に係る特公昭６１−３７
３９５号公報（ウェットフェルト等の洗浄用シャワーバ
イブの摺動装置）記載の関連部署に適用することによっ
ては、より良好効果を発揮させ得ることはいうまでもな
い。

■また本発明は構造至簡にして量産に適するから、安価
に提供でき、関連産業分野における実用上の効果は特に
高く評価される。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示したもので、第１図はパイプ
の一部を切欠し、本発明を断面として示すとともにその
取付は状態を示す略示的説明図。 第２図Ａ、Ｂはディスクに貫設した噴射孔のあり方を示
す断面図とその平面図並びに側面図、第３図Ａは本発明
の使用状態を示す一部切欠した略示的説明図、Ｂはその
縦断側面図、第４図および第５図は本発明の切倒を示し
Ａは各図の一部縦断側面を、Ｂはその使用状態を示す略
示的説明図である。 １・・・バイブ、　２・・・ノズル、　４・・・ディス
ク。 ５・・・噴射孔、　　６．６’・・・袋ナツト、　　７
・・・ワイヤー。 ７′・・・直針状噴射水　　８・・・経糸、　９・・・
緯糸。 特許出願人　　　　　　中　村　　　徹第１図 第２図 （山形ン　　　　　　　　　　（円儂虱形ン（Ａ） 図 （Ｂ） 手続補正書（自制 昭和６３年　２月１７日 特許庁長官　小　川　邦　夫　殿 １、事件の表示 昭和６２年　特　許　願　第６７６０７号２、発明の名
称 抄紙機用ワイヤー、フェルト、カンバス等の洗浄方法お
よび洗浄用シャワーノズル ３、補正をする者 事件との関係　　　特許出願人 氏名　中村　徹 ５、補正の対象 明りＩｌ山の発明の詳細な説明の欄 明細書の図面の簡単な説明の欄 補正の内容 （１）明細書第１３頁第１０行の後に次の文章を追加補
正する。 「第６図ないし第９図は第１図に示すディスクとノズル
の別の実施例を示すもので、構造上同じ部材には同じ符
号が用いられている。 第６図において、ノズル２は基端外周部にネジ溝２Ａが
螺刻されていてバイブ１の軸方向に沿って等間隔に複数
開設された嵌装孔１Ａに螺合されている。該ノズル２の
先端壁２Ｂには、ノズル２の軸線４′を中心とした円形
の先端孔２Ｃが開孔されている。 またノズル２の内腔にはネジ溝２０が螺刻されている。 しかしてノズル２の内腔には先端壁２Ｂにバッキング１
０を介してディスク４が当接されて、更に押えネジ環１
１がネジ溝２Ｄに螺合されていて前記ディスク４が先端
壁２Ｂ側へ固定されている。 前記ディスク４は前面を断面円錐形として該ディスク４
には前面の傾斜面に対して直角に４個の噴射孔５，５，
５．５がノズル２の軸線４′に対して左右対称に一定の
噴射角度（図面では１５°）で内方へ向かって貫設され
ている。 前記押えネジ環１１は外周を正円形としてネジ溝１１Ａ
を刻設してあり、内孔１１Ｂは第７図に示すように４角
形の貫通孔としである。 上記構成のこのノズル２において、パイプ１から内腔に
入った水は押えネジ環１１の内孔１１Ｂを通過してディ
スク４の噴射孔５．５・・・から噴射水となって前記軸
線４′に対して１５°の角度で外方へ噴射される。この
実施例においても第１図に示す実施例と同様にワイヤ等
の洗浄にすぐれた効果を有しており、特に噴射孔５・・
・が４個形成されているので２個のものより洗浄力が倍
加される。 第８図に示す実施例において、ノズル２は基端外周部に
ネジ溝２Ａが螺刻されていて、パイプ１の軸方向に沿っ
て等間隔に複数開設された嵌装孔１Ａに螺合されている
。該ノズル２は内腔先端部を細く形成した短管であり、
内腔先端部にテーパ面２Ｅが形成されている。該ノズル
２の内腔先端部には、基端部に前記ノズル２のテーパ面
２Ｅと対応するテーパー面４Ａをもつディスク４が両テ
ーパ面２Ｅ、　４Ａ間に接着剤１２を介在させて嵌装さ
れている。 前記ディスク４の前面はノズル２の軸線４′を中心とし
た円錐形に形成されており、その傾斜角度は２０°に形
成されている。しかしてディスク４には前面に直交する
複数の噴射口５．５がノズル２の軸線４′に対して２０
’でかつ左右に対称となるように内方へ向けて開孔され
ている。 上記構成のこの実施例においてもバイブ１からノズル２
内腔に入った水は噴射孔５．５からノズル２の軸線４′
に対して２０°の角度で噴射され、ワイヤ等の洗浄にす
ぐれた効果を発揮させることができる。 第９図に示す別の実施例において、ノズル２は第８図に
示すものと略同じである。 またディスク４は外周面にノズル２のテーパ面２Ｆに対
応するテーパ面４Ａが形成されており、前面は円錐形に
形成されている。ディスク４の後面にはその中央部に断
面山形状の凹部４Ｂが形成されており、ディスク４の眞
面から凹部４Ｂへかけて貫通する複数の噴射孔５．５・
・・が前面と直角でかつノズル２の軸線４′と１０°の
角度で交叉するように開孔されている。 しかしてディスク４のテーパー面４Ａとノズル２の内腔
テーパ面２Ｅにバッキング１０を介在させてディスク４
が圧入嵌装されている。 上記構成のこの実施例においては、ディスク４をノズル
基端部から圧入しているので、加圧下に水を噴射孔５，
５・・・から噴射する場合にディスクの外れることがな
い。しかも必要に応じディスクの要交換時には、その前
面から内方へ力を加えることによって容易にディスク４
を取外すことができるので交換操作を有利ならしめる。 またディスク４の内面には図示の如く山形状の凹部４Ｂ
を形成したので噴射孔５・・・に対する水圧の均等化を
図ることができる。」 （２）第１５頁第６行「・・・説明図」と「で」の間に
、次の文章を加入する。 「、第６図ないし第９図はディスクとノズルの別の実施
例を示し、第６図はその縦断側面図、第７図は第６図に
おけるＡ矢視図、第８図、第９図は縦断側面図」 （３）図面第６図ないし第９図を別紙のとおり追加補正
する。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）無端状に走行する抄紙機用ワイヤー、フェルト、
   カンバス等の洗浄において、ワイヤー、フェルト、カン
   バス等の巾方向平面に対して等速摺動装置付きシャワー
   パイプに等間隔に並設した複数のノズル端部に固設した
   ディスクの噴射孔から直針状に噴射する噴射水の噴射角
   度を前記ワイヤー、フェルト、カンバス等の織り方に合
   致する如く前記ノズルの軸線に対し４°〜２０°の傾斜
   角度を有する噴射孔を左右対称に貫設して該噴射孔から
   の噴射水を洗浄水として使用することを特徴とする抄紙
   機用ワイヤー、フェルト、カンバス等の洗浄方法。
2. （２）無端状に走行する抄紙機用ワイヤー、フェルト、
   カンバス等の洗浄において、ワイヤー、フェルト、カン
   バス等の巾方向平面に対して等速摺動装置付きシャワー
   パイプに等間隔に並設した複数のノズル端部に側面山形
   または円錐形のディスクを固設し、該ディスクに噴射孔
   をノズルの軸線に対し４°〜２０°に左右対称に貫設す
   るとともに、該噴射孔をディスクの山形または円錐角度
   に対し直角に設けたことを特徴とする抄紙機用ワイヤー
   、フェルト、カンバス等の洗浄用シャワーノズル。
3. （３）無端状に走行する抄紙機用ワイヤー、フェルト、
   カンバス等の洗浄において、ワイヤー、フェルト、カン
   バス等の巾方向平面に対して等速摺動装置付きシャワー
   パイプの軸方向両側に軸方向に対し、一定の同一角度で
   同一方向を指向する複数のエルボ型ノズルをシャワーパ
   イプの両側において反対方向を指向する如く異ならしめ
   て、等間隔に並設し、該ノズル端部に側面山形または円
   錐形のディスクを固設するとともに、該ディスクに噴射
   孔をノズルの軸線に対し４°〜２０°に左右対称に貫設
   し、かつ該噴射孔をディスクの山形または円錐角度に直
   角に設けたことを特徴とする抄紙機用ワイヤー、フェル
   ト、カンバス等の洗浄用シャワーノズル。
4. （４）エルボ型ノズルがその端部に側面山形もしくは円
   錐形のディスクを固設し、該ディスクに噴射孔をノズル
   の軸線上に貫設したことを特徴とする特許請求の範囲第
   ３項記載の抄紙機用ワイヤー、フェルト、カンバス等の
   洗浄用シャワーノズル。