JPS63234739A - 無線呼び出し受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、無線を用いて個人を選択的に呼び出す無線呼
び出しシステムに於いて用いられる無線呼び出し受信機
に関し、特に振動で呼び出しを報知するバイブレータ式
無線呼び出し受信機に関する。

［従来の技術］ 従来から無線呼び出しシステムは、公衆通信システムの
一部として広く用いられている。また無線呼び出し受信
機の受信報知方式としては、呼び出し音を発するトーン
方式が一般的である。しかしトーン方式では報知音が周
りに迷惑を及ぼすような環境では使い難いという問題が
あり、また耳の不自由な人にも適用することが出来ない
。この様な問題を解決する方法として、無線呼び出し受
信機その物が撮動することにより、腰ベルトに装着した
り、ポケットにいれたりしている携行者に呼び出しがあ
ったことを報知するバイブレータ式無線呼び出し受信機
がある。

「解決すべき問題点コ 従来のこの種のバイブレータ式無線呼び出し受信機では
、バイブレータとして電池で駆動されたモータの軸に偏
重心回転子をつけたものを用いている。この方式の問題
点はモータの電力消費量が無線呼び出し受信機本体の電
力消費量にくらべて大きく、トーン方式に比べて電池寿
命が大幅に短くなることである。

［問題点の解決手段］ 上記従来の問題点を解決する本発明の無線呼び出し受信
機は、振子の揺動を回転運動に変換する振子機構と、該
振子機構の回転軸に連結され回転エネルギーを蓄積する
ゼンマイ機構と、このゼンマイ機構の逆転を防止しかつ
呼出信号の受信により上記ゼンマイ機構を開放する電磁
ラッチ機構と、ゼンマイの開放時のエネルギーで回転す
る偏重心回転子とからなるバイブレータを備える。

［実施例］ 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例のバイブレータ部を示す概略
図である。無線呼び出し受信機を携行する人が歩くこと
により、バイブレータ部が揺動すると、それにつれ振子
１が揺れ動く。この振子ｌの揺動か回転運動変換部１１
で回転運動に変換され、歯車２に伝えられる。歯車２の
回転は、この歯車２に噛合った歯車３を経て、歯車４．
歯車５と伝えられてゼンマイ６を巻き上げる。この巻き
上げ時の各部の回転方向を図中に矢印で示しである。

巻き上げられたゼンマイ６が緩まないのはラッチ８の働
きによる。ラッチ８はバネで歯車３に押し付けられてお
り、歯車３は矢印の方向にしか回転しないようになって
いるためである。またソレノイド９は端子１０に通電す
ることにより、プランジャー１２を押して歯車４を矢印
１３の方向にスライドさせる働きをする。このソレノイ
ド９の働きにより歯＄４と歯車５との噛合わせが外れ、
歯車５は自由に回転できる状態になる。

つまり歯車３，４とラッチ８、ソレノイド９、プランジ
ャー１２とで電磁ラッチとしての働きをする。この電磁
ラッチが億いて歯車５が自由になると、ゼンマイ６が開
放されゼンマイ６の軸に連結された偏重心回転子７が回
転し振動が生じる。

端子ＩＯに対する通電を無線呼び出し信号を受信したと
きに行なえば、振動によフて呼び出しを知らせることが
出来る。

第２図は振子機構の一部である第１図に示した回転運動
変換部１１の詳細を示した構成図である。振子１の軸部
には振ｆ１の軸とは同軸で、かつ振子１とは直接連結さ
れていない歯車２２があり、この尚Ｉ＃２２は歯車４に
連結されている。また振子１の歯車２２の外周に接する
部分には爪２３．２４が設けられておりバネ２５．２６
で南東２２の外周に押し付けられている。

この回転運動変換部１１は次のように動作する。つまり
、振子ｌが時計回りに回転する場合には爪２３．２４が
歯車２２に噛合って歯車２２を矢印が示すように時計回
りに回転させる。一方、振子１が反時計回りに回転する
場合には、爪２３．２４は歯車２２の歯に押し上げられ
て歯車２２と噛合わない。つまり歯車２２に回転が伝え
られない。このようにして、振子１の揺動運動が歯車２
２の一方向の回転に変換される。

第３図は本発明の他の実施例のバイブレータ部の構造を
示す機構図である。この実施例では、振子機構と、偏重
心回転子とを共用している。振子３１、回転運動変換部
４１は第１図の振子１、回転運動変換部１１と回転方向
が逆になっている点を除いては同じ構造である。回転運
動変換部４１の回転は歯車３２．歯車３５を経て、ゼン
マイ３６を巻き上げる。また歯車３５にはラッチ３８が
設けられており、ゼンマイ３６が緩むのを防いでいる。

このラッチ３８にはソレノイド３９か連結しており、Ｑ
ｆ４０からソレノイド３９に通電することにより、ラッ
チ３８が外れ、ゼンマイ３６が開放される。ゼンマイが
開放されたときの回転力は南東３５．３２を介して振子
３１に伝えられ、振子が一方向に回転する。振その回転
により振動が発生し、呼び出しを報知することになる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明は、バイブレータ部の動力源
としてゼンマイを使用し、またその巻き上げに振子の揺
動を利用することにより、バイブレータ式無線呼び出し
受信機の電池消耗を改屏する上で効果が犬である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のバイブレータ部の構造を示
す機構図、第２図は振子機構の一部である回転運動変換
部の構造を示す機構図、第３図は本発明の他の実施例の
バイブレータ部の構造を示す機構図である。 １．３１：振子 ２、　３．　４．　５：（材中。 ６．３６：ゼンマイ ７：偏重心回転子 ８．３８：ラッチ ９．３９：ソレノイド １１．４１：回転運動変換部 ３２．３５：（鳶！扛

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）振子の揺動運動を回転運動に変換する振子機構と、
   該振子機構の回転軸に連結され回転エネルギーを蓄積す
   るゼンマイ機構と、このゼンマイ機構の逆転を防止し、
   かつ呼出信号の受信により上記ゼンマイ機構を開放する
   電磁ラッチ機構と、ゼンマイの開放時のエネルギーで回
   転する偏重心回転子とからなるバイブレータを備えるこ
   とを特徴とする無線呼び出し受信機。 ２）振子機構の振子と、偏重心回転子とを共用したこと
   を特徴とする第１項記載の無線呼び出し受信機。