JPS6323348B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6323348B2 JPS6323348B2 JP57216023A JP21602382A JPS6323348B2 JP S6323348 B2 JPS6323348 B2 JP S6323348B2 JP 57216023 A JP57216023 A JP 57216023A JP 21602382 A JP21602382 A JP 21602382A JP S6323348 B2 JPS6323348 B2 JP S6323348B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- basement
- floor beam
- floor
- metal fittings
- supporting metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 8
- 239000003673 groundwater Substances 0.000 description 7
- 239000004567 concrete Substances 0.000 description 6
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 4
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 4
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 3
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、物置や居住等の目的で設けられる
地下室の据付け方法に関するものである。
地下室の据付け方法に関するものである。
従来、物置や写真現像用暗室、音楽室等の簡単
な居住の目的に使用する室等のためにユニツト式
の箱体からなる地下室が知られている。このユニ
ツト式の箱体からなる地下室は予め工場で生産さ
れ、設置現場の地下の所定位置に運搬され、その
箱体と一階の床面とに予め開口した連絡口同士を
連結し、箱体の周囲を埋戻すことによつて、地下
室を据付けている。
な居住の目的に使用する室等のためにユニツト式
の箱体からなる地下室が知られている。このユニ
ツト式の箱体からなる地下室は予め工場で生産さ
れ、設置現場の地下の所定位置に運搬され、その
箱体と一階の床面とに予め開口した連絡口同士を
連結し、箱体の周囲を埋戻すことによつて、地下
室を据付けている。
この従来の地下室の据付け固定方法は、連絡口
の部分において一階の床梁に固定したり、或いは
掘削した穴の底部にコンクリートを打設してお
き、このコンクリート層に埋設したアンカーボル
トに箱体を固定する方法をとつている。
の部分において一階の床梁に固定したり、或いは
掘削した穴の底部にコンクリートを打設してお
き、このコンクリート層に埋設したアンカーボル
トに箱体を固定する方法をとつている。
しかし、地下室は、据付後の経時によりその外
周囲の土砂や地下水等の影響を受けるものであ
る。例えば地下水位が上昇すれば、その浮力によ
つて地下室も上方に押し上げられることとなり、
地下室に大きな力が作用し、地下室の壁や床梁と
の連結部分が破損することがあつた。また地下水
位が下降すれば、コンクリート層が不同沈下し、
アンカーボルトを通じて地下室に外力が伝わり、
地下室の変形、破損がおこるという問題があつ
た。
周囲の土砂や地下水等の影響を受けるものであ
る。例えば地下水位が上昇すれば、その浮力によ
つて地下室も上方に押し上げられることとなり、
地下室に大きな力が作用し、地下室の壁や床梁と
の連結部分が破損することがあつた。また地下水
位が下降すれば、コンクリート層が不同沈下し、
アンカーボルトを通じて地下室に外力が伝わり、
地下室の変形、破損がおこるという問題があつ
た。
この発明は上記の問題点を解消し、地下水位の
変動等の影響を吸収できると共に確実に固定でき
る地下室の据付け方法を提供することを目的とす
る。
変動等の影響を吸収できると共に確実に固定でき
る地下室の据付け方法を提供することを目的とす
る。
この発明は上記問題点を解決するためにその構
成を、支承金具と緊締具からなる上下方向に長さ
調整可能な複数の連結具を用い、複数の支承金具
を地下室の側面に設け、上記支承金具と床梁とを
上記緊締具で連結すると共に地下室の外周囲に埋
込物を埋戻し、地下室を床梁と地下室を取りまく
埋込物との間で上記連結具を介して固定すること
を特徴とする地下室の据付け方法とした。
成を、支承金具と緊締具からなる上下方向に長さ
調整可能な複数の連結具を用い、複数の支承金具
を地下室の側面に設け、上記支承金具と床梁とを
上記緊締具で連結すると共に地下室の外周囲に埋
込物を埋戻し、地下室を床梁と地下室を取りまく
埋込物との間で上記連結具を介して固定すること
を特徴とする地下室の据付け方法とした。
この発明によれば、地下室据付後の経時により
地下水位の変動等で地下室に外力が作用した場
合、これを上下方向に長さ調整可能な連結具が吸
収する。この外力の吸収によつて地下室の水平状
態等が変動した場合は、更にこの連結具を調節し
て水平状態を正常の状態にするのである。
地下水位の変動等で地下室に外力が作用した場
合、これを上下方向に長さ調整可能な連結具が吸
収する。この外力の吸収によつて地下室の水平状
態等が変動した場合は、更にこの連結具を調節し
て水平状態を正常の状態にするのである。
次にこの発明の実施の一例を図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
第1図から第4図において、1は建造物の布基
礎であり、地下室を据付けるのはその一隅角部で
ある。2は床梁プレートであり、布基礎1に固定
ボルト、ナツト3で固定されている。4は間仕切
基礎であり、布基礎1と共に口字型に形成され
て、地下室を据付ける場所の周囲に設けられてい
る。地下室を据付ける場所は第2図及び第4図に
示すように地盤を掘削して掘削穴14を予め形成
しておき、この掘削穴14に地下室12を搬入し
て設置する。
礎であり、地下室を据付けるのはその一隅角部で
ある。2は床梁プレートであり、布基礎1に固定
ボルト、ナツト3で固定されている。4は間仕切
基礎であり、布基礎1と共に口字型に形成され
て、地下室を据付ける場所の周囲に設けられてい
る。地下室を据付ける場所は第2図及び第4図に
示すように地盤を掘削して掘削穴14を予め形成
しておき、この掘削穴14に地下室12を搬入し
て設置する。
地下室12は、FRP,GRC、鉄筋コンクリー
ト、鋼板等からなり、第3図に示すように箱状の
形状になつており、工場で予め製造されたもので
ある。地下室12の側壁の中腹の周囲には鍔が設
けられ、この鍔から天板までの間の相対向する側
面には支承金具11,11が左右に立設されてい
る。支承金具11は、地下室12の側面に平行に
設けられた二枚の板体111,111とこの板体
111間に懸架された支承板112からなつてい
る。
ト、鋼板等からなり、第3図に示すように箱状の
形状になつており、工場で予め製造されたもので
ある。地下室12の側壁の中腹の周囲には鍔が設
けられ、この鍔から天板までの間の相対向する側
面には支承金具11,11が左右に立設されてい
る。支承金具11は、地下室12の側面に平行に
設けられた二枚の板体111,111とこの板体
111間に懸架された支承板112からなつてい
る。
掘削穴14に地下室12を搬入した後、床梁プ
レート2の上面と間仕切基礎4の上面間に複数本
の床梁5を架け渡し、床梁固定ボルト、ナツト1
3とアンカーボルト、ナツト6とで固定する。
レート2の上面と間仕切基礎4の上面間に複数本
の床梁5を架け渡し、床梁固定ボルト、ナツト1
3とアンカーボルト、ナツト6とで固定する。
次に第3図に示すように長いボルト10、平ワ
ツシヤ9、スプリングワツシヤ8及びナツト7か
らなる緊締具15を用い、予め床梁5と支承板1
12とに穿設された通し孔を利用して第4図に示
すように地下室12と床梁5とを連結する。この
場合、地下室12は床梁5に吊り上げられた状態
になつており、経時による地下室12の上下移動
距離に対応し得るだけの間隔を地下室12の上面
と床梁5との間に設けておくのである。
ツシヤ9、スプリングワツシヤ8及びナツト7か
らなる緊締具15を用い、予め床梁5と支承板1
12とに穿設された通し孔を利用して第4図に示
すように地下室12と床梁5とを連結する。この
場合、地下室12は床梁5に吊り上げられた状態
になつており、経時による地下室12の上下移動
距離に対応し得るだけの間隔を地下室12の上面
と床梁5との間に設けておくのである。
この実施例では支承金具11と緊締具15とで
連結具16が構成される。
連結具16が構成される。
次に、地下室12の外周囲に土砂等を埋戻して
施工が完了する。このようにすることにより地下
室12は埋込物19によつて周囲を支えられると
共に床梁5に支持されて、床梁5と埋込物19と
の間で固定される。なお、場合によつてはその後
再度連結具16によつて水平調節等をして固定を
確実にするのである。
施工が完了する。このようにすることにより地下
室12は埋込物19によつて周囲を支えられると
共に床梁5に支持されて、床梁5と埋込物19と
の間で固定される。なお、場合によつてはその後
再度連結具16によつて水平調節等をして固定を
確実にするのである。
次に、この実施例の作用について説明する。
据付後の経時により地下水位の上昇等によつて
地下室12が上昇してその水平状態が変化した場
合には、連結具16を調節することによつて水平
状態を正常なものにするのである。
地下室12が上昇してその水平状態が変化した場
合には、連結具16を調節することによつて水平
状態を正常なものにするのである。
第5図から第7図は他の実施例を示すものであ
る。この実施例では、掘削穴14の底部に割ぐり
石17が敷設され、その上にコンクリート18が
打設され、その上に地下室12が設置される。地
下室12の側面に設けられている支承金具11は
前記実施例のものに比べてやや短い点を除いて略
同じ構造のものである。緊締具15は平板付調節
ボルト20、平ワツシヤ9、スプリングワツシヤ
8、ナツト7からなり、第7図に示すように、支
承板112を挟んで上側に平板付調節ボルト2
0、ナツト7、平ワツシヤ9が配設され、下側に
ナツト7、スプリングワツシヤ8、平ワツシヤ9
が配設されており、予め支承金具11の支承板1
12に穿設された通し孔を利用してこれに仮着さ
れている。
る。この実施例では、掘削穴14の底部に割ぐり
石17が敷設され、その上にコンクリート18が
打設され、その上に地下室12が設置される。地
下室12の側面に設けられている支承金具11は
前記実施例のものに比べてやや短い点を除いて略
同じ構造のものである。緊締具15は平板付調節
ボルト20、平ワツシヤ9、スプリングワツシヤ
8、ナツト7からなり、第7図に示すように、支
承板112を挟んで上側に平板付調節ボルト2
0、ナツト7、平ワツシヤ9が配設され、下側に
ナツト7、スプリングワツシヤ8、平ワツシヤ9
が配設されており、予め支承金具11の支承板1
12に穿設された通し孔を利用してこれに仮着さ
れている。
掘削穴14に地下室12を設置し、緊締具15
を仮着してから、床梁5付建造物Aを布基礎1の
上に据付ける。そして緊締具15を調節して上昇
させボルト20の平板部上面が床梁5の下面にや
や押圧する程度に当接して連結固定する。
を仮着してから、床梁5付建造物Aを布基礎1の
上に据付ける。そして緊締具15を調節して上昇
させボルト20の平板部上面が床梁5の下面にや
や押圧する程度に当接して連結固定する。
この実施例でも連結具16は支承金具11と緊
締具15とで構成される。
締具15とで構成される。
そして、地下室12の外周囲に土砂等を埋戻し
て施工が完了する。このようにすることにより地
下室12は床梁5と埋込物21とコンクリート1
8との間で固定される。この場合も、前記実施例
と同様に必要に応じて連結具16を再調節して、
地下室12の水平状態等を調節するのである。
て施工が完了する。このようにすることにより地
下室12は床梁5と埋込物21とコンクリート1
8との間で固定される。この場合も、前記実施例
と同様に必要に応じて連結具16を再調節して、
地下室12の水平状態等を調節するのである。
次に、この実施例の作用について説明する。
据付後の経時によつて地下水位の上昇等によつ
て地下室12に浮力等が作用して床梁5を上方に
押圧する力が働く兆候を察知したら、連結具16
の調節ボルト20を縮める方向に調節して押圧力
を低減させるのである。また、コンクリート18
が不同沈下して地下室12の水平状態が変化した
場合には、連結具16の調節ボルト20を伸ばす
方向に調節して水平状態を正常なものにするので
ある。
て地下室12に浮力等が作用して床梁5を上方に
押圧する力が働く兆候を察知したら、連結具16
の調節ボルト20を縮める方向に調節して押圧力
を低減させるのである。また、コンクリート18
が不同沈下して地下室12の水平状態が変化した
場合には、連結具16の調節ボルト20を伸ばす
方向に調節して水平状態を正常なものにするので
ある。
この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があつてもこの発明に含まれる。例えば実施例
では床梁という名称で説明したが、これは大引で
あつてもよいのはもちろんである。
く、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があつてもこの発明に含まれる。例えば実施例
では床梁という名称で説明したが、これは大引で
あつてもよいのはもちろんである。
この発明の地下室の据付け方法は、上記の通り
の構成とされているので、地下室の据付後の経時
によりその外周囲の土砂が地下水等の影響によ
り、地下室を上方に押し上げたり、不同沈下によ
り地下室の水平状態が変化することがあつても、
上下方向に長さ調節可能な連結具でこれを吸収調
節することができ、地下室の壁や床梁との連結部
分が変形、破損するのが防止され、しかも引き続
き地下室が確実に床梁と埋込物との間で水平状態
で固定されるのである。
の構成とされているので、地下室の据付後の経時
によりその外周囲の土砂が地下水等の影響によ
り、地下室を上方に押し上げたり、不同沈下によ
り地下室の水平状態が変化することがあつても、
上下方向に長さ調節可能な連結具でこれを吸収調
節することができ、地下室の壁や床梁との連結部
分が変形、破損するのが防止され、しかも引き続
き地下室が確実に床梁と埋込物との間で水平状態
で固定されるのである。
第1図はこの発明の地下室を据付ける場所の一
例を示す斜視図、第2図は第1図のA―A線にお
ける断面図、第3図はこの発明において連結具に
より地下室を床梁に連結する手順を示す斜視図、
第4図はこの発明方法によつて地下室を据付けた
状態の一実施例を示す断面図、第5図から第7図
はこの発明の他の実施例を示すものであり、第5
図は地下室を据付けた状態を示す断面図、第6図
は同上の要部を拡大した図、第7図は地下室を床
梁に連結固定する手順を示す斜視図である。 1…布基礎、5…床梁、11…支承金具、12
…地下室、14…掘削穴、15…緊締具、16…
連結具、19,20…埋込物。
例を示す斜視図、第2図は第1図のA―A線にお
ける断面図、第3図はこの発明において連結具に
より地下室を床梁に連結する手順を示す斜視図、
第4図はこの発明方法によつて地下室を据付けた
状態の一実施例を示す断面図、第5図から第7図
はこの発明の他の実施例を示すものであり、第5
図は地下室を据付けた状態を示す断面図、第6図
は同上の要部を拡大した図、第7図は地下室を床
梁に連結固定する手順を示す斜視図である。 1…布基礎、5…床梁、11…支承金具、12
…地下室、14…掘削穴、15…緊締具、16…
連結具、19,20…埋込物。
Claims (1)
- 1 支承金具と緊締具からなる上下方向に長さ調
整可能な複数の連結具を用い、複数の支承金具を
地下室の側面に設け、上記支承金具と床梁とを上
記緊締具で連結すると共に地下室の外周囲に埋込
物を埋戻し、地下室を床梁と地下室を取りまく埋
込物との間で上記連結具を介して固定することを
特徴とする地下室の据付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57216023A JPS59106670A (ja) | 1982-12-09 | 1982-12-09 | 地下室の据付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57216023A JPS59106670A (ja) | 1982-12-09 | 1982-12-09 | 地下室の据付け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59106670A JPS59106670A (ja) | 1984-06-20 |
JPS6323348B2 true JPS6323348B2 (ja) | 1988-05-16 |
Family
ID=16682081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57216023A Granted JPS59106670A (ja) | 1982-12-09 | 1982-12-09 | 地下室の据付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59106670A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61290123A (ja) * | 1985-06-18 | 1986-12-20 | Misawa Homes Co Ltd | 地下構造体 |
JPS62220661A (ja) * | 1986-03-24 | 1987-09-28 | 株式会社 スリ−・ユ− | 地下室付き建築物 |
JPS62220662A (ja) * | 1986-03-24 | 1987-09-28 | 株式会社 スリ−・ユ− | 地下室付き建築物 |
-
1982
- 1982-12-09 JP JP57216023A patent/JPS59106670A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59106670A (ja) | 1984-06-20 |
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