JPS63231497A - 利用者判定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ＩＤカードを所有する特定多数の利用者にサ
ービスを提供するシステムの利用者判定装置において、
サービスの提供を受けられる利用者であるか否かを判定
する装置に関し、特に、利用者が入力したＩＤカード及
び音声の情報をもとにして前記判定を行う利用者判定装
置に関する。

（従来の技術） 従来、この種の装置は、サービスを提供される利用者の
申請でＩＤ情報及び暗証番号などのデータを予めデータ
ベースに登録しておき、利用者がサービスの提供を要求
する時に入力したＩＤカード及び暗証番号などから得ら
れる情報のデータと前記データベース内のデータとを照
合することにより、利用者がサービスの提供をうけられ
るか否かの判定を行っていた。

（発明が解決しようとする問題点） 上述した従来の装置を用いて利用者を判定する際に、利
用者が入力すべき暗証番号などを忘れた場合には、再び
申請をしてデータベースに暗証番号などの情報を登録し
なければサービスの提供を受けられないという欠点があ
った。

また、ＩＤカードを紛失しそれが他人に渡った場合に、
悪用される危険かあ−）た。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、ＩＤカードを所有する特定多数の利用者のＩ
Ｄ情報及び音声情報のデータを登録しておくデータベー
スと、ＩＤカードを入力しこのよりカードからＩＤ情報
を読み取るとともに音声を入力する入力装置と、この入
力装置で読み取られた前記ＩＤ情報及びその入力装置に
入力された前記音声の情報のデータを転送するデータ転
送手段と、この転送手段で転送された前記データと前記
データベースに登録してある前記データとを照合して利
用者を判定する利用者判定手段と、この判定手段で生成
された判定結果を利用者に通知する通知手段とを有して
いる。

（実施例） 次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成を示す図である。この
実施例は、データベース１０、入力装置１１、データ転
送手段１２、利用者判定手段１３及び通知手段１４から
構成されている。

本実施例は、ＩＤカードを所有するする特定多数の利用
者にサービスを提供するシステムにおいて用いられる利
用者判定装置である０本システムにおいては、利用者が
サービスを利用する旨の申請を行った時点で、利用者の
ＩＤ情報及び音声情報のデータがデータベース１０に登
録される。入力装置１１は、利用者がサービスの提供を
要求する際にＩＤカード及び音声を入力する装置である
。この入力装置１１は入力されたよりカードのＩＤ情報
を読み取りデータ転送手段１２に送出する。

データ転送手段１２は、入力装置１１から供給きれるＩ
Ｄ情報及び音声の情報を利用者判定手段１３へ転送する
。入力装置１１と利用者判定手段１３を実現するデータ
処理装置とが離れている場合には、データ転送手段１２
はデータ通信路として構内回線、公衆回線等を利用する
。

利用者判定手段１３は、データ転送手段１２により転送
されたデータとデータベース１０内のデータとを照合し
て、入力装置１１によりＩＤカード及び音声を入力した
利用者がサービスの提供を受けることができる利用者で
あるか否かを判定する手段であり、コンピュータ等のプ
ログラム可能なデータ処理装置及び特定話者音声認識装
置を利用して実現する。

通知手段１４は、利用者判定手段１３で判定した結果を
利用者に通知する。

第２図は、第１図のデータベース１０及び利用者判定手
段１３の詳細な構成を示す図である。

データベース１０は、ＩＤデータベース２１．音声デー
タベース２２から構成きれている。音声データベース２
２は、ＩＤベース２１に格納きれているＩＤ番号をキー
として、前記ＩＤ番号を持つ利用者の音声データが一意
にアクセスできる編成になっている。

利用者判定手段１３は、特定話者音声認識装置２３、制
御用コンピュータ２４から構成される。制御用コンピュ
ータ２４の主記憶装置に照合及び判定の処理手順を示す
プログラムが格納されている。

第３図は利用者判定手段１３における照合及び判定の処
理手順を示すフローチャートである。

ステップ３１では、データ転送手段１２からＩＤ情報が
送られてくることで、ＩＤカードが入力されたことを検
出する。ステップ３２では、ＩＤ番号がＩＤデータベー
スの中に登録されているか否かを照合する。ステップ３
３で照合エラーが発生したか否かをチェックし、発生し
た場合はステップ３８を実行し、発生しない場合はステ
ップ３４を実行する。ステップ３４では、データ転送手
段１２により音声情報が送られてくることで、音声が入
力されたことを検出する。ステップ３５では、ステップ
３２で照合したＩＤ番号をキーとして音声データベース
を索引し、索引された音声データとデータ転送手段１２
により転送された音声データとを、特定話者音声認識装
置を用いて照合する。ステップ３６で照合エラーが発生
したか否かをチェックし、発生した場合はステップ３８
を実行し、発生しない場合はステップ３７を実行する。

ステップ３７で通知手段１４に対して、利用者へ許可通
知を行う指令を送る。

ステップ３８で通知手段１４に対して、利用者へ拒否通
知を行う指令を送る。

（発明の効果） 以上に説明したように本発明では、音声のような利用者
特有のデータによって判定を行うことにより、データベ
ースに登録された利用者と登録されていない利用者とを
確実に識別できるという効果がある。

また、本発明を採用すれば利用者は暗証番号など、を覚
える必要がなく、ＩＤカードを紛失した場合でも他人に
悪用きれる危険がない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示す図、第２図は第
１図のデータベース及び利用者判定手段の詳細な構成を
示す図、第３図は第１図実施例における利用者判定手段
の処理手順を示すフローチャートである。 １０・・・データベース、１１・・・入力装置、１２・
・・データ転送手段、１３・・・利用者判定手段、１４
・・・通知手段、２１・・・１０データベース、２２・
・・音声データベース、２３・・・特定話者音声認識装
置、２４・・・制御用フンピユータ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＩＤカードを所有する特定多数の利用者にサービスを提
   供するシステムの利用者判定装置において、 前記利用者のＩＤ情報及び音声情報のデータを登録する
   データベースと、 ＩＤカードを入力しこのＩＤカードからＩＤ情報を読み
   取るとともに、音声を入力する入力装置と、 この入力装置で読み取られた前記ＩＤ情報及びその入力
   装置に入力された前記音声の情報のデータを転送するデ
   ータ転送手段と、 この転送手段で転送された前記データと前記データベー
   スに登録してある前記データとを照合して、前記入力装
   置からＩＤカード及び音声を入力した利用者がサービス
   の提供を受けられる利用者であるか否かを特定する利用
   者判定手段と、この判定手段で生成された判定結果を利
   用者に通知する通知手段とからなる利用者判定装置。