JP2000067198A - 認証データ登録抹消方法及び携帯型情報処理システム装置 - Google Patents

認証データ登録抹消方法及び携帯型情報処理システム装置

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JP2000067198A
JP2000067198A JP10240065A JP24006598A JP2000067198A JP 2000067198 A JP2000067198 A JP 2000067198A JP 10240065 A JP10240065 A JP 10240065A JP 24006598 A JP24006598 A JP 24006598A JP 2000067198 A JP2000067198 A JP 2000067198A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯型情報処理装置の所有者に認証同定された
他の複数の利用者が当該携帯型情報処理装置を利用する
ことができる認証データ登録抹消方法及び携帯型情報処
理システム装置の提供。 【解決手段】被照合データを入力する被照合データ入力
部3、認証用参照データを格納する不揮発メモリ4、前
記データを照合する演算処理部5、情報を記憶する主記
憶部6、ROM7、通信を行う通信インターフェース
8、電力を供給する電力供給部9、実装基体であるカー
ド基板10を有した携帯型情報処理装置であるICカー
ド1と、表示を行う表示部11、検索する特定登録者検
索ボタン12、選択する特定登録者選択ボタン13を有
してICカード1内の情報の読み込み及び書き込みを行
うR/W装置2とを備える特徴。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者の正当性を
同定確認するための個人認証機構を実装したICカード
等の携帯型情報処理装置に関わり、特に当該携帯型情報
処理装置の使用権又は当該携帯型情報処理装置に格納さ
れた情報に対するアクセス権を特定の複数人のみで共有
ならしめるための認証データ登録抹消方法及びその実施
に直接使用する処理システム装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信機器の小型化・低価格化に伴
い、個人を主体とした種々の通信要求を可能にする情報
通信のパーソナル化が進展している。一方、通信ネット
ワークが扱う情報も、金銭や秘匿性の高い個人情報が今
後増大すると見られ、そのために情報通信システムに対
する信頼性や安全性、特に犯罪や悪用等の意図的不正に
対するセキュリティ対策が一層重要になっている。
【0003】このような情報通信のパーソナル化の中で
秘匿性の高い個人情報を安全かつ大量に格納・処理でき
るICカード上に指紋など個人の身体的的特徴を用いた
個人認証機能を搭載し、ICカードの所有者と使用者の
照合を行う個人認証付きICカードの利用が文献「個人
認証技術と通信システムへの応用に関する研究調査報告
書,平成5年3月,郵政省郵政研究所」で提唱されてい
る。
【0004】ICカードに個人認証機能を搭載する意義
は、ICカードの利用者の正当性、即ちICカードの使
用権並びにそのICカードに格納された情報へのアクセ
ス権を特定の個人のみに付与し他者の不正な使用を防ぐ
ことにある。
【0005】従来、ICカードを含む携帯型情報処理装
置は、個人一人々々がそれぞれ異なる携帯型情報処理装
置を所有することを前提としているため、携帯型情報処
理装置に格納される情報は携帯型情報処理装置の所有者
のみが利用可能なサービス情報又は所有者自身の個人情
報等の秘匿性の高い情報である。従って、前記個人認証
機能付きICカードにおいても、ICカードの所有者の
個人認証を経たときのみ利用可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯型
情報処理装置に格納された情報を所有者自身の権限にお
いて本人以外に利用を許諾する場合が考えられる。即
ち、特定の個人(Aとする)が所有する情報機器に対し
て、AがA以外の人物(B,C,…とする)に使用を許
諾する場合、あるいはその機器のみに格納されたAの個
人情報に対して、AがB,C,…にそのアクセス権を許
諾する場合がある。
【0007】例えば、今後、高い秘匿性を要する医療情
報が電子化されると、個人が自分の医療データ、とりわ
け緊急時における処方データを個人認証機能付き携帯情
報端末に格納して携行し、緊急時に対処する医療サービ
スが想定されるが、事故等で本人が意識を失っている
と、周囲の医療従事者は本人の処方データを引き出せず
適切な医療が施せなくなる畏れがある。このように個人
認証という高度なセキュリティ機能が本サービスの利便
性を阻害する要因にも成り得る。
【0008】一方、個人Aが出先等で収集した秘匿性の
高いデータをAの所有する個人認証機能付き携帯情報端
末に格納し、後にそのデータをAが許諾した特定のメン
バー間で共有する場合、Aの個人認証を経ない限りメン
バー間での情報の共有は不可能となり、その後の作業の
円滑な遂行を阻害する事態となる。
【0009】このように、個人認証機能は特定の個人以
外への情報の漏洩を防止する上では有効な手段である
が、情報を共有化するに際してはその利便性が阻害され
るという問題が生じる。この時、B,C,…の各々が各
自の携帯情報端末にAの取得情報を移植する方法も考え
られるが、この場合には、B,C,…から更に第三者に
Aの取得情報が移植される畏れがあり、これをA自身が
把握できないという問題がある。
【0010】ここにおいて、本発明の解決すべき主要な
目的は次の通りである。
【0011】本発明の第1の目的は、携帯型情報処理装
置を所有者以外の複数の特定利用者が利用をすることが
できる認証データ登録抹消方法及び携帯型情報処理シス
テム装置を提供せんとするものである。
【0012】本発明の第2の目的は、携帯型情報処理装
置の所有者自身の権限で他の利用者である特定登録者を
登録することができる認証データ登録抹消方法及び携帯
型情報処理システム装置を提供せんとするものである。
【0013】本発明の第3の目的は、携帯型情報処理装
置の所有者自身の権限で他の利用者である既特定登録者
を抹消することができる認証データ登録抹消方法及び携
帯型情報処理システム装置を提供せんとするものであ
る。
【0014】本発明のその他の目的は、明細書、図面、
特に特許請求の範囲の各請求項の記載から自ずと明らか
となろう。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題の解
決に当たり、個人の認証機能を有し、他の複数の特定個
人の認証用参照データを格納する携帯型情報処理装置
と、当該携帯型情報処理装置に格納された情報の読み込
み及び書き込みを行う読み込み/書き込み装置を有する
手段を講じた特徴を有し、前記携帯型情報処理装置の所
有者の認証を得た後に、特定登録者の追加登録又は既特
定登録者の選択抹消を行う手法を特徴とする。
【0016】更に具体的詳細に述べると、当該課題の解
決では、本発明が次に列挙する上位概念から下位概念に
亙る新規な特徴的構成手段又は手法を採用することによ
り、前記目的を達成するよう為される。
【0017】即ち、本発明方法の第1の特徴は、個人認
証機能を有する携帯型情報処理手段に格納された情報を
当該携帯型情報処理手段の所有者及び当該所有者が許諾
した一人以上の特定人のみ共有使用及びアクセス自在と
するための当該特定人の許諾に当り、当該特定人の各個
人認証データを前記携帯型情報処理手段において登録又
は抹消して随時選定してなる認証データ登録抹消方法の
構成採用にある。
【0018】本発明方法の第2の特徴は、個人の個人的
特徴を被照合データとして抽出し、n(n=1,2,
…)人の個人の前記個人的特徴の認証用参照データを格
納する携帯型情報処理手段の所有者である第1番目(n
=1)の個人(以下、所有者とする)以外の第n番目
(n≧2)の個人(以下、特定登録者とする)が前記所
有者の許諾により、前記携帯型情報処理手段を利用可能
化するための登録、利用不可能化するための登録の抹消
のいずれかを行うに当り、当該登録は、前記携帯型情報
処理手段に登録対象の特定登録者の認証用参照データを
書き込んで行い、当該抹消は、前記携帯型情報処理手段
に既に格納された抹消対象の既特定登録者の認証用参照
データを抹消して行ってなる認証データ登録抹消方法の
構成採用にある。
【0019】本発明方法の第3の特徴は、上記本発明方
法の第1又は第2の特徴における前記登録及び抹消が、
当該登録及び抹消の前にそれぞれ前記所有者の認証を先
行して行い、当該所有者の個人認証結果が正常である場
合に行ってなる認証データ登録抹消方法の構成採用にあ
る。
【0020】本発明方法の第4の特徴は、上記本発明方
法の第3の特徴における前記所有者の認証が、前記携帯
型情報処理手段において前記認証の対象者の被照合デー
タを抽出し、当該認証の対象者の被照合データと、既に
格納されている前記所有者の認証用参照データとを照合
して行ってなる認証データ登録抹消方法の構成採用にあ
る。
【0021】本発明方法の第5の特徴は、上記本発明方
法の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記登録
が、前記携帯型情報処理手段において前記登録対象の特
定登録者の認証用参照データを読み込み、当該登録の対
象の特定登録者の認証用参照データを、前記携帯型情報
処理手段に書き込んで行ってなる認証データ登録抹消方
法の構成採用にある。
【0022】本発明方法の第6の特徴は、上記本発明方
法の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴における前
記抹消が、前記携帯型情報処理手段に既に格納されてい
る既特定登録者情報の中から前記抹消対象の既特定登録
者を検索及び選択して行ってなる認証データ登録抹消方
法の構成採用にある。
【0023】本発明方法の第7の特徴は、上記本発明方
法の第6の特徴における前記検索及び選択が、前記携帯
型情報処理手段上で前記既特定登録者情報を表示させて
検索及び選択して行ってなる認証データ登録抹消方法の
構成採用にある。
【0024】本発明方法の第8の特徴は、上記本発明方
法の第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の特
徴における前記登録及び抹消が、前記携帯型情報処理手
段上に、認証の可否及び処理の完了を表示して行ってな
る認証データ登録抹消方法の構成採用にある。
【0025】本発明方法の第9の特徴は、上記本発明方
法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第
8の特徴における前記個人的特徴が、個人の身体的特徴
である、前記個人の指紋、声紋、手書き文字及び虹彩、
並びに、個人の非身体的特徴である、暗証番号、パスワ
ードのうちの少なくとも1つである認証データ登録抹消
方法の構成採用にある。
【0026】本発明方法の第10の特徴は、上記本発明
方法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8又は第9の特徴における前記携帯型情報処理手段が、
ICカードの機能を有してなる認証データ登録抹消方法
の構成採用にある。
【0027】本発明方法の第11の特徴は、上記本発明
方法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8、第9又は第10の特徴における前記既特定登録者の
前記携帯型情報処理手段の利用不可能化が、前記抹消対
象の既特定登録者の認証用参照データを抹消する代わり
に、前記携帯型情報処理装置に既に格納された抹消対象
の既特定登録者の認証用参照データを読み込めなくする
処理を行ってなる認証データ登録抹消方法の構成採用に
ある。
【0028】本発明方法の第12の特徴は、上記本発明
方法の第1、第2、第3、第4、第5、第8、第9、第
10又は第11の特徴における前記登録又は抹消が、前
記携帯型情報処理手段内の情報を読み込み及び書き込み
する読み込み/書き込み手段から行ってなる認証データ
登録抹消方法の構成採用にある。
【0029】本発明方法の第13の特徴は、上記本発明
方法の第12の特徴における前記登録又は抹消が、前記
携帯型情報処理手段と前記読み込み/書き込み手段との
間の通信を介して行ってなる認証データ登録抹消方法の
構成採用にある。
【0030】本発明方法の第14の特徴は、上記本発明
方法の第13の特徴における前記通信が、無線通信、有
線通信及びこれらの組合せのうちの1つであり、前記携
帯型情報処理手段を前記読み込み/書き込み手段にセッ
トさせて行ってなる認証データ登録抹消方法の構成採用
にある。
【0031】本発明方法の第15の特徴は、上記本発明
方法の第14の特徴における前記セットが、前記携帯型
情報処理手段を前記読み込み/書き込み手段に近づける
又は接触させる又は差し込むことのうちのいずれかによ
り行ってなる認証データ登録抹消方法の構成採用にあ
る。
【0032】本発明方法の第16の特徴は、上記本発明
方法の第12、第13又は第14、第15の特徴におけ
る前記所有者の個人認証が、前記読み込み/書き込み手
段から前記携帯型情報処理手段へ所有者の認証要求をし
てから行ってなる認証データ登録抹消方法の構成採用に
ある。
【0033】本発明方法の第17の特徴は、上記本発明
方法の第12、第13、第14、第15又は第16の特
徴における前記登録が、前記読み込み/書き込み手段か
ら、前記携帯型情報処理手段へ前記登録対象の特定登録
者の認証を要求し、前記携帯型情報処理手段において当
該登録対象の特定登録者の個人的特徴である認証用参照
データを読み込み、当該登録対象の特定登録者の認証用
参照データを前記読み込み/書き込み手段へ転送して、
当該読み込み/書き込み手段から、前記携帯型情報処理
手段に当該登録対象の特定登録者の認証用参照データを
書き込んで行ってなる認証データ登録抹消方法の構成採
用にある。
【0034】本発明方法の第18の特徴は、上記本発明
方法の第12、第13、第14、第15、第16又は第
17の特徴における前記検索及び選択が、前記携帯型情
報処理手段の既特定登録者情報を前記読み込み/書き込
み手段へ転送し、前記読み込み/書き込み手段上で当該
既特定登録者情報を表示させて検索及び選択し、検索し
た既特定登録者を前記携帯型情報処理手段へ転送して行
ってなる認証データ登録抹消方法の構成採用にある。
【0035】本発明方法の第19の特徴は、上記本発明
方法の第12、第13、第14、第15、第16、第1
7又は第18の特徴における前記登録及び抹消が、前記
読み込み/書き込み手段に、認証の可否及び処理の完了
を表示して行ってなる認証データ登録抹消方法の構成採
用にある。
【0036】本発明装置の第1の特徴は、個人の個人的
特徴を被照合データとして抽出し、n(n=1,2,
…)人の個人の認証用参照データを格納する携帯型情報
処理装置の所有者である第1番目(n=1)の個人(以
下、所有者とする)以外の第n番目(n≧2)の個人
(以下、特定登録者とする)が前記所有者の許諾によ
り、前記携帯型情報処理装置を利用可能とするための登
録及び利用不可能とするための登録の抹消を行う装置に
おいて、認証機能を有する携帯型情報処理装置と、当該
携帯型情報処理装置との通信を介して、当該携帯型情報
処理装置内の情報の読み込み及び書き込みを行う読み込
み/書き込み装置とを有してなる携帯型情報処理システ
ム装置の構成採用にある。
【0037】本発明装置の第2の特徴は、個人の個人的
特徴を被照合データとして抽出し、n(n=1,2,
…)人の個人の認証用参照データを格納する携帯型情報
処理装置の所有者である第1番目(n=1)の個人(以
下、所有者とする)以外の第n番目(n≧2)の個人
(以下、特定登録者とする)が前記所有者の許諾によ
り、前記携帯型情報処理装置を利用可能とするための登
録及び利用不可能とするための登録の抹消を行う装置に
おいて、認証機能と、自身内の情報の読み込み及び書き
込みを行う機能を自有する携帯型情報処理装置を有して
なる携帯型情報処理システム装置の構成採用にある。
【0038】本発明装置の第3の特徴は、上記本発明装
置の第1又は第2の特徴における前記携帯型情報処理装
置が、個人の個人的特徴を被照合データとして抽出する
被照合データ入力部と、n(n=1,2,…)人の異な
る個人の個人的特徴を認証用参照データとして順次格納
する不揮発メモリと、前記被照合データ入力部から取得
した前記被照合データと格納された前記認証用参照デー
タとを照合処理する演算処理部とを有してなる携帯型情
報処理システム装置の構成採用にある。
【0039】本発明装置の第4の特徴は、上記本発明装
置の第3の特徴における前記携帯型情報処理装置が、前
記読み込み/書き込み装置と通信を行う通信インターフ
ェースを有してなる携帯型情報処理システム装置の構成
採用にある。
【0040】本発明装置の第5の特徴は、上記本発明装
置の第3又は第4の特徴における前記携帯型情報処理装
置が、前記所有者の認証用参照データを格納するROM
を有し、前記不揮発メモリが、前記特定登録者の認証用
参照データを格納する機能を有してなる携帯型情報処理
システム装置の構成採用にある。
【0041】本発明装置の第6の特徴は、上記本発明装
置の第3、第4又は第5の特徴における前記携帯型情報
処理装置が、揮発性の情報を記憶する主記憶部と、電力
を供給する電力供給部と、それぞれの部材の基体である
装置基体とを有してなる携帯型情報処理システム装置の
構成採用にある。
【0042】本発明装置の第7の特徴は、上記本発明装
置の第6の特徴における前記演算処理部、前記ROM及
び前記主記憶部が、1チップとして一体形成されてなる
携帯型情報処理システム装置の構成採用にある。
【0043】本発明装置の第8の特徴は、上記本発明装
置の第3、第4、第5、第6又は第7の特徴における前
記不揮発メモリが、追記型である携帯型情報処理システ
ム装置の構成採用にある。
【0044】本発明装置の第9の特徴は、上記本発明装
置の第1、第3、第4、第5、第6、第7又は第8の特
徴における前記読み込み/書き込み装置が、認証の可否
及び完了を表示するとともに、格納された前記特定登録
者の情報を表示する表示部と、既に登録された既特定登
録者の中から抹消対象の既特定登録者を検索するための
特定登録者検索ボタンと、当該特定登録者検索ボタンに
より検索した前記抹消対象の既特定登録者を選択決定す
る特定登録者選択ボタンとを有してなる携帯型情報処理
システム装置の構成採用にある。
【0045】本発明装置の第10の特徴は、上記本発明
装置の第2、第3、第5、第6、第7又は第8の特徴に
おける前記携帯型情報処理装置が、認証の可否及び完了
を表示するとともに、格納された前記特定登録者の情報
を表示する表示部と、既に登録された既特定登録者の中
から抹消対象の既特定登録者を検索するための特定登録
者検索ボタンと、当該特定登録者検索ボタンにより検索
した前記抹消対象の既特定登録者を選択決定する特定登
録者選択ボタンとを有してなる携帯型情報処理システム
装置の構成採用にある。
【0046】本発明装置の第11の特徴は、上記本発明
装置の第9又は第10の特徴における前記特定登録者検
索ボタンが、当該特定登録者検索ボタンを押す毎に次々
と既特定登録者名が前記表示部に表示される機能を有し
てなる携帯型情報処理システム装置の構成採用にある。
【0047】本発明装置の第12の特徴は、上記本発明
装置の第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9、第
10又は第11の特徴における前記被照合データ入力部
が、それぞれ個人の身体的特徴である指紋を読み取る指
紋センサ、音声の声紋を読み取る声紋センサ、手書き文
字を読み取る手書き文字認識センサ、虹彩を読み取る虹
彩センサ、非身体的特徴である暗証番号を読み取る暗証
番号入力部、パスワードを読み取るパスワード入力部の
いずれか又はこれらの組み合わせである携帯型情報処理
システム装置の構成採用にある。
【0048】本発明装置の第13の特徴は、上記本発明
装置の第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9、第
10、第11又は第12の特徴における前記携帯型情報
処理装置が、電源の入切を行うスイッチである電源スイ
ッチを有してなる携帯型情報処理システム装置の構成採
用にある。
【0049】本発明装置の第14の特徴は、上記本発明
装置の第1、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第
9、第11、第12又は第13の特徴における前記通信
が、無線通信、有線通信及びこれらの組合せのうちの1
つである携帯型情報処理システム装置の構成採用にあ
る。
【0050】本発明装置の第15の特徴は、上記本発明
装置の第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9、第
11、第12又は第14の特徴における前記携帯型情報
処理装置が、前記読み込み/書き込み装置にセットした
状態で自動的に電源を入れる電源自動スイッチを有して
なる携帯型情報処理システム装置の構成採用にある。
【0051】本発明装置の第16の特徴は、上記本発明
装置の第15の特徴における前記セットが、前記携帯型
情報処理装置を前記読み込み/書き込み装置に近づける
又は接触させる又は差し込むことのうちのいずれかによ
り行ってなる携帯型情報処理システム装置の構成採用に
ある。
【0052】本発明装置の第17の特徴は、上記本発明
装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8、第9、第10、第11、第12、第13、第14、
第15又は第16の特徴における前記携帯型情報処理装
置が、利用するサービスを選択することができる受益サ
ービス選択部を有してなる携帯型情報処理システム装置
の構成採用にある。
【0053】本発明装置の第18の特徴は、上記本発明
装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8、第9、第10、第11、第12、第13、第14、
第15、第16又は第17の特徴における前記携帯型情
報処理装置が、ICカードの機能を有してなる携帯型情
報処理システム装置の構成採用にある。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
装置例及びこれに対応した方法例につき順に説明する。
【0055】(装置例)本装置例を図1を参照して説明
する。図1は、本装置例である携帯型情報処理システム
装置の構成図である。
【0056】本装置例の携帯型情報処理システム装置α
は、認証機能を有する携帯型情報処理装置であるICカ
ード1と、ICカード1との通信を介してICカード1
内の情報の読み込み及び書き込みを行うリード/ライト
(R/W)装置2からなる。
【0057】ICカード1は、個人の個人的特徴をディ
ジタルデータである被照合データとして抽出する被照合
データ入力部3と、n(n=1,2,…)人の他の異な
る特定個人の個人的特徴をディジタルデータである認証
用参照データとして順次格納できる不揮発メモリ4とを
蔵有する。
【0058】ここで、n=1に相当する筆頭個人はIC
カード所有者自身である。ICカード所有者自身(n=
1)の認証用参照データは、通常、ICカード発行時に
おいて既に不変登録されており、本装置例におけるR/
W装置2を用いて、ICカード1上のICカード所有者
自身(n=1)の認証用参照データを抹消することはで
きない。
【0059】またICカード1は他にも、被照合データ
入力部3から取得した被照合データと不揮発メモリ4に
格納された認証用参照データとを照合処理する演算処理
部5と、情報を記憶する主記憶部6と、同じく主にプロ
グラム情報を記憶するROM7と、R/W装置2と通信
を行う通信インターフェース8と、電力を供給する電力
供給部9とを有し、それぞれの部材はカードの基体であ
るカード基板10に実装される。
【0060】ここで、通常、ICカード1は、演算処理
部5、主記憶部6、ROM7は1チップとして一体形成
される場合がほとんどであるが、図1に示すように、I
Cカード1では、分かり易いように分離して記載してあ
る。
【0061】また、主記憶部6は、通常、揮発性のRA
Mを使用するが、不揮発性のFRAMを用いることもで
き、その場合は、主記憶部6を不揮発メモリ4の一部又
は全部とみて、認証用参照データを記憶することができ
る。
【0062】また、ROM7には、ICカード1所有者
の認証用参照データを記憶しておき、不揮発メモリ4に
は、当該所有者の許可を得たn=2以降の個人である特
定登録者(n≧2)の認証用データを記憶させることも
でき、ICカード1所有者の認証用参照データの読み込
みが必要な場合には、ROM7から読み込む構成とな
る。
【0063】次に、R/W装置2は、自身にICカード
1をセットさせて、ICカード1の通信インターフェー
ス8を介して通信を行い、ICカード1所有者の個人認
証を得た後に読み取り及び書き込みを行う装置である。
【0064】R/W装置2は、認証の可否及び完了を表
示するとともに、不揮発メモリ4に格納されたICカー
ド1の所有者(n=1)を除くn=2以降(n≧2)の
特定登録者を表示する表示部11と、既に登録された既
特定登録者の中からICカード1所有者が抹消しようと
する抹消対象の既特定登録者を検索するための特定登録
者検索ボタン12と、特定登録者検索ボタン12により
検索した抹消対象の既特定登録者を選択決定する特定登
録者選択ボタン13とを蔵有する。
【0065】特定登録者検索ボタン12は、例えば、当
該ボタンを押す毎に次々と既特定登録者名が表示部11
に表示される機能を実現する。
【0066】また、被照合データ入力部3は、それぞれ
個人の個人的特徴のうちの身体的特徴である、指紋を読
み取る指紋センサ、音声の声紋を読み取る声紋センサ、
手書き文字を読み取る手書き文字認識センサ、虹彩を読
み取る虹彩センサ等、又はこれらの組合せにより構成さ
れるものである。
【0067】また、前期個人的特徴は、身体的特徴によ
るものだけでなく、非身体的特徴である、暗証番号等の
入力を行ってももちろんよい。
【0068】また、ICカード1とR/W装置2の間の
通信は、無線通信だけでなく、有線通信でもよく、例え
ば、無線通信の場合には、ICカード1をR/W装置2
に近づけて又は接触させること等によりセットするが、
有線通信の場合には、ICカード1をR/W装置2に接
触差込むこと等によりセットする構造にする。勿論、有
線通信と無線通信の両方を行うことができる構造にして
よい。
【0069】また、ICカード1には、電源の入切を行
うスイッチである電源スイッチ、又はR/W装置2にセ
ットした状態で自動的に電源を入れる電源自動スイッチ
を設置してもよい。
【0070】また、本装置例は、認証に関わる部品を説
明しており、その他のICカード1の機能は自由に採る
事ができる。例えば、ICカード1に、利用するサービ
スを選択することができる受益サービス選択部を設置し
てもよい。
【0071】(方法例)本方法例は、上記装置例に適用
したものであり、同じく図1と、他に図2及び図3を参
照して説明する。図2は、本方法例の認証用参照データ
の登録処理の手順を示したフローチャートであり、図3
は、本方法例の認証用参照データの抹消処理の手順を示
したフローチャートである。
【0072】携帯型情報処理システム装置αのICカー
ド1への登録対象の特定登録者の認証用参照データの登
録処理について図2を参照して説明する。ICカード1
の発行時にICカード1所有者(n=1)の個人的特徴
がディジタルデータとして格納されているものとし、I
Cカード1所有者が、本人以外の特定登録者(n≧2)
の個人的特徴をディジタルデータとしてICカード1に
登録して、当該特定登録者に対して自らの所有するIC
カード1の使用を許諾する際、先ず、ICカード1をR
/W装置2にセットしておく。
【0073】先ず、R/W装置2からICカード1に所
有者の個人認証要求をする(ステップST1)。この個
人認証要求を受けて、被照合データ入力部3から個人的
特徴を入力して、ICカード1の被照合データ入力部3
からの被照合データと、不揮発メモリ4からのICカー
ド1所有者の認証用参照データ(n=1)との照合を行
うことにより、ICカード1所有者の個人認証処理が行
われる(ステップST2)。
【0074】ICカード1上で当該個人認証結果が正常
であるかどうかの判定を行い(ステップST3)、当該
個人認証結果が正常の場合(判定がYESの場合)に
は、ICカード1に対してのR/W装置2からの読み込
み及び書き込みが可能な状態にし、表示部11に特定登
録者の認証用参照データの登録可能表示をする(ステッ
プST4)。
【0075】続いて、R/W装置2から特定登録者の個
人認証要求をする(ステップST5)。ICカード1所
有者の承諾を得て、ICカード1上で前記特定登録者が
被照合データ入力部3から個人的特徴を入力して、入力
されたディジタルデータである前記特定登録者の認証用
参照データを被照合データ入力部3から読み取り、IC
カード1の通信インターフェース8を介してR/W装置
2へ転送する(ステップST6)。
【0076】続いて、R/W装置2は転送された前記特
定登録者の認証用参照データをICカード1へ書き込む
(ステップST7)。正常に書き込みが行われた場合に
は、I CカードR/W装置2においては書き込み完了を
表示部11に表示して(ステップST8)、特定登録者
の認証用参照データの登録処理を終了する。
【0077】なお、ステップST3で、ICカード1所
有者の個人認証結果が不正(失敗)に終わった場合(判
定がNOの場合)には、R/W装置2の表示部11にお
いてICカード1所有者の認証不可が表示され(ステッ
プST9)、特定登録者の認証用参照データの登録処理
を終了する。
【0078】次に、携帯型情報処理システム装置αのI
Cカード1への抹消対象の既特定登録者の認証用参照デ
ータの抹消処理について図3を参照して説明する。IC
カード1の発行時にICカード1所有者(n=1)及び
既特定登録者(n≧2)のそれぞれ個人的特徴がディジ
タルデータとして格納されているものとし、ICカード
1所有者が、当該既特定登録者に対して自らの所有する
ICカード1の使用許諾を抹消する際、先ず、ICカー
ド1をR/W装置2にセットしておく。
【0079】そして、R/W装置2からICカード1所
有者に個人認証要求をする(ステップST1a)。この
個人認証要求を受けて、被照合データ入力部3から個人
的特徴を入力して、ICカード1の被照合データ入力部
3からの被照合データと、不揮発メモリ4からのICカ
ード1所有者の認証用参照データ(n=1)との照合を
行うことにより、ICカード1所有者の個人認証処理が
行われる(ステップST2a)。
【0080】ICカード1上で当該個人認証結果が正常
であるかどうかの判定を行い(ステップST3a)、当
該個人認証結果が正常の場合(判定がYESの場合)に
は、ICカード1に対してのR/W装置2からの読み込
み及び書き込みが可能な状態にし、表示部11に既特定
登録者の認証用参照データの抹消登録可能表示をする
(ステップST4a)。
【0081】続いて、ICカード1からR/W装置2へ
通信インターフェース8を介して前記既特定登録者情報
を転送し、表示部11へ表示する(ステップST5
a)。そして、R/W装置2上でICカード1所有者が
登録を抹消しようとする前記既特定登録者を特定登録者
検索ボタン12を押して検索し(ステップST6a)、
該当する当該既特定登録者が表示部11に表示されたと
きに選択ボタン13を押して選択決定する(ステップS
T7a)。
【0082】これにより、ICカード1において該当す
る前記既特定登録者の認証用参照データがICカード1
より抹消される(ステップST8a)。正常に抹消処理
が行われた場合には、R/W装置2の表示部11におい
て抹消完了を表示して(ステップST9a)、既特定登
録者の認証用参照データの抹消処理を終了する。
【0083】なお、ステップST3で、ICカード1所
有者の個人認証結果が不正(失敗)に終わった場合(判
定がNOの場合)には、R/W装置2の表示部11にお
いてICカード1所有者の認証不可が表示され(ステッ
プST10a)、既特定登録者の認証用参照データの抹
消処理を終了する。
【0084】このように、携帯型情報処理システム装置
αにおいて、特定登録者の認証用参照データの登録処
理、及び既特定登録者の認証用参照データの抹消処理を
自在に行うことによって、ICカード1所有者に認証さ
れた複数の特定登録者がICカード1を利用することが
でき、またICカード1所有者が利用者を減らすことが
できる。
【0085】なお、ICカード1上の不揮発メモリ4
は、特定登録者の認証用参照データを格納するために、
追記型の不揮発メモリであるとし、登録を抹消する際に
は該当する抹消された認証用参照データを通常は読めな
くするシーケンスの処理で代用しても、本方法例と同様
の効果が得られるばかりでなく、追記登録の履歴を残せ
ること、及び、抹消処理時に誤って抹消すべきでない特
定登録者を抹消するという事故を回避することができ
る。
【0086】またなお、ICカード1にR/W装置2の
機能を一体具備したものにすることも容易に考えられ
る。その場合、例えば、ICカード1では、通信インタ
ーフェース8を設置せず、表示部11、特定登録者検索
ボタン12及び登録者選択ボタン13を設置するような
構造のシステム装置となり、上記の特定登録処理及び抹
消処理をICカード1自身で行う処理となる。
【0087】しかし、ICカード1とR/W装置2を並
有する携帯型情報処理システム装置αに比べて、ICカ
ード1にR/W装置2の機能を一体具備した装置では、
ICカード1の構成が複雑になり、また、登録処理及び
抹消処理の頻度は随時頻繁にあるものではないので、I
Cカード1に当該機能を付加するのは好ましくないとい
う面もある。
【0088】本方法例によれば、利用の都度個人認証処
理を行うことに加えて、ICカード1所有者の認証を経
ない限り、第三者の認証用参照データの登録及び抹消は
行えないので、ICカード1所有者が許諾を与えてない
者が不正に提供サービスを利用する畏れがない。
【0089】その結果、ICカード1所有者が有する個
人的な情報資源を、ICカード1所有者自身が許諾した
特定登録者に対してだけで共有することができ、なおか
つ、ICカード1所有者が必要と認める時にはいつでも
既に登録してある第三者である既特定登録者の認証参照
データを抹消することが可能である。
【0090】以上、本発明の実施の形態につき説明した
が、本発明は、必ずしも上述した手段及び手法にのみ限
定されるものではなく、本発明にいう目的を達成し、本
発明にいう効果を有する範囲内において、適宜に変更実
施することが可能なものである。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯型情報処理システム装置において、携帯型情報処理
装置の所有者の権限で特定登録者の登録及び抹消を行う
ことができて、当該携帯型情報処理装置の所有者に認証
された複数の特定登録者が利用者として当該携帯型情報
処理装置を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である携帯型情報処理シス
テム装置の構成模式図である。
【図2】同上の携帯型情報処理システム装置における認
証用参照データの登録処理の手順を示したフローチャー
トである。
【図3】同上の携帯型情報処理システム装置における認
証用参照データの抹消処理の手順を示したフローチャー
トである。
【符号の説明】
α…携帯型情報処理システム装置 1…ICカード 2…R/W装置 3…被照合データ入力部 4…不揮発メモリ 5…演算処理部 6…主記憶部 7…ROM 8…通信インターフェース 9…電力供給部 10…カード基板 11…表示部 12…特定登録者検索ボタン 13…特定登録者選択ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 喜久次 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B035 AA14 BB09 CA25 CA38 5B058 CA27 KA13 KA38

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】個人認証機能を有する携帯型情報処理手段
    に格納された情報を当該携帯型情報処理手段の所有者及
    び当該所有者が許諾した一人以上の特定人のみ共有使用
    及びアクセス自在とするための当該特定人の許諾に当
    り、 当該特定人の各個人認証データを前記携帯型情報処理手
    段において登録又は抹消して随時選定する、 ことを特徴とする認証データ登録抹消方法。
  2. 【請求項2】個人の個人的特徴を被照合データとして抽
    出し、n(n=1,2,…)人の個人の前記個人的特徴
    の認証用参照データを格納する携帯型情報処理手段の所
    有者である第1番目(n=1)の個人(以下、所有者と
    する)以外の第n番目(n≧2)の個人(以下、特定登
    録者とする)が前記所有者の許諾により、前記携帯型情
    報処理手段を利用可能化するための登録、利用不可能化
    するための登録の抹消のいずれかを行うに当り、 当該登録は、前記携帯型情報処理手段に登録対象の特定
    登録者の認証用参照データを書き込んで行い、 当該抹消は、前記携帯型情報処理手段に既に格納された
    抹消対象の既特定登録者の認証用参照データを抹消して
    行う、 ことを特徴とする認証データ登録抹消方法。
  3. 【請求項3】前記登録又は抹消は、 当該登録及び抹消の前にそれぞれ前記所有者の認証を先
    行して行い、当該所有者の個人認証結果が正常である場
    合に行う、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の認証データ登
    録抹消方法。
  4. 【請求項4】前記所有者の認証は、 前記携帯型情報処理手段において前記認証の対象者の被
    照合データを抽出し、 当該認証の対象者の被照合データと、既に格納されてい
    る前記所有者の認証用参照データとを照合して行う、 ことを特徴とする請求項3に記載の認証データ登録抹消
    方法。
  5. 【請求項5】前記登録は、 前記携帯型情報処理手段において前記登録対象の特定登
    録者の認証用参照データを読み込み、 当該登録の対象の特定登録者の認証用参照データを、前
    記携帯型情報処理手段に書き込んで行う、 ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の認証
    データ登録抹消方法。
  6. 【請求項6】前記抹消は、 前記携帯型情報処理手段に既に格納されている既特定登
    録者情報の中から前記抹消対象の既特定登録者を検索及
    び選択して行う、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の
    認証データ登録抹消方法。
  7. 【請求項7】前記検索及び選択は、 前記携帯型情報処理手段上で前記既特定登録者情報を表
    示させて検索及び選択して行う、 ことを特徴とする請求項6に記載の認証データ登録抹消
    方法。
  8. 【請求項8】前記登録又は抹消は、 前記携帯型情報処理手段上に、認証の可否及び処理の完
    了を表示して行う、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7
    に記載の認証データ登録抹消方法。
  9. 【請求項9】前記個人的特徴は、 個人の身体的特徴である、前記個人の指紋、声紋、手書
    き文字及び虹彩、 並びに、 個人の非身体的特徴である、暗証番号、パスワードのう
    ちの少なくとも1 つである、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又
    は8に記載の認証データ登録抹消方法。
  10. 【請求項10】前記携帯型情報処理手段は、 ICカードの機能を有する、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8又は9に記載の認証データ登録抹消方法。
  11. 【請求項11】前記既特定登録者の前記携帯型情報処理
    手段の利用不可能化は、 前記抹消対象の既特定登録者の認証用参照データを抹消
    する代わりに、 前記携帯型情報処理装置に既に格納された抹消対象の既
    特定登録者の認証用参照データを読み込めなくする処理
    を行う、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9又は10に記載の認証データ登録抹消方法。
  12. 【請求項12】前記登録又は抹消は、 前記携帯型情報処理手段内の情報を読み込み及び書き込
    みする読み込み/書き込み手段から行う、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、8、9、
    10又は11に記載の認証データ登録抹消方法。
  13. 【請求項13】前記登録又は抹消は、 前記携帯型情報処理手段と前記読み込み/書き込み手段
    との間の通信を介して行う、 ことを特徴とする請求項12に記載の認証データ登録抹
    消方法。
  14. 【請求項14】前記通信は、 無線通信、有線通信及びこれらの組合せのうちの1つで
    あり、 前記携帯型情報処理手段を前記読み込み/書き込み手段
    にセットさせて行う、 ことを特徴とする請求項13に記載の認証データ登録抹
    消方法。
  15. 【請求項15】前記セットは、 前記携帯型情報処理手段を前記読み込み/書き込み手段
    に近づける又は接触させる又は差し込むことのうちのい
    ずれかにより行う、 ことを特徴とする請求項14に記載の認証データ登録抹
    消方法。
  16. 【請求項16】前記所有者の個人認証は、 前記読み込み/書き込み手段から前記携帯型情報処理手
    段へ所有者の認証要求をしてから行う、 ことを特徴とする請求項12、13、14又は15に記
    載の認証データ登録抹消方法。
  17. 【請求項17】前記登録は、 前記読み込み/書き込み手段から、前記携帯型情報処理
    手段へ前記登録対象の特定登録者の認証を要求し、 前記携帯型情報処理手段において当該登録対象の特定登
    録者の個人的特徴である認証用参照データを読み込み、
    当該登録対象の特定登録者の認証用参照データを前記読
    み込み/書き込み手段へ転送して、 当該読み込み/書き込み手段から、前記携帯型情報処理
    手段に当該登録対象の特定登録者の認証用参照データを
    書き込んで行う、 ことを特徴とする請求項12、13、14、15又は1
    6に記載の認証データ登録抹消方法。
  18. 【請求項18】前記検索及び選択は、 前記携帯型情報処理装置の既特定登録者情報を前記読み
    込み/書き込み手段へ転送し、 前記読み込み/書き込み手段上で当該既特定登録者情報
    を表示させて検索及び選択し、 検索した既特定登録者を前記携帯型情報処理手段へ転送
    して行うことを特徴とする請求項12、13、14、1
    5、16又は17に記載の認証データ登録抹消方法。
  19. 【請求項19】前記登録及び抹消は、 前記読み込み/書き込み手段に、認証の可否及び処理の
    完了を表示して行う、 ことを特徴とする請求項12、13、14、15、1
    6、17又は18に記載の認証データ登録抹消方法。
  20. 【請求項20】個人の個人的特徴を被照合データとして
    抽出し、n(n=1,2,…)人の個人の認証用参照デ
    ータを格納する携帯型情報処理装置の所有者である第1
    番目(n=1)の個人(以下、所有者とする)以外の第
    n番目(n≧2)の個人(以下、特定登録者とする)が
    前記所有者の許諾により、前記携帯型情報処理装置を利
    用可能とするための登録及び利用不可能とするための登
    録の抹消を行う装置において、 認証機能を有する携帯型情報処理装置と、 当該携帯型情報処理装置との通信を介して、当該携帯型
    情報処理装置内の情報の読み込み及び書き込みを行う読
    み込み/書き込み装置とを有する、 ことを特徴とする携帯型情報処理システム装置。
  21. 【請求項21】個人の個人的特徴を被照合データとして
    抽出し、n(n=1,2,…)人の個人の認証用参照デ
    ータを格納する携帯型情報処理装置の所有者である第1
    番目(n=1)の個人(以下、所有者とする)以外の第
    n番目(n≧2)の個人(以下、特定登録者とする)が
    前記所有者の許諾により、前記携帯型情報処理装置を利
    用可能とするための登録及び利用不可能とするための登
    録の抹消を行う装置において、 認証機能と、自身内の情報の読み込み及び書き込みを行
    う機能を自有する携帯型情報処理装置を有する、 ことを特徴とする携帯型情報処理システム装置。
  22. 【請求項22】前記携帯型情報処理装置は、 個人の個人的特徴を被照合データとして抽出する被照合
    データ入力部と、 n(n=1,2,…)人の異なる個人の個人的特徴を認
    証用参照データとして順次格納する不揮発メモリと、 前記被照合データ入力部から取得した前記被照合データ
    と格納された前記認証用参照データとを照合処理する演
    算処理部とを有する、 ことを特徴とする請求項20又は21に記載の携帯型情
    報処理システム装置。
  23. 【請求項23】前記携帯型情報処理装置は、 前記読み込み/書き込み装置と通信を行う通信インター
    フェースを有する、 ことを特徴とする請求項22に記載の携帯型情報処理シ
    ステム装置。
  24. 【請求項24】前記携帯型情報処理装置は、 前記所有者の認証用参照データを格納するROMを有
    し、 前記不揮発メモリは、 前記特定登録者の認証用参照データを格納する機能を有
    する、 ことを特徴とする請求項22又は23に記載の携帯型情
    報処理システム装置。
  25. 【請求項25】前記携帯型情報処理装置は、 揮発性の情報を記憶する主記憶部と、 電力を供給する電力供給部と、 それぞれの部材の基体である装置基体とを有する、 ことを特徴とする請求項22、23又は24に記載の携
    帯型情報処理システム装置。
  26. 【請求項26】前記演算処理部、前記ROM及び前記主
    記憶部は、 1チップとして一体形成される、 ことを特徴とする請求項25に記載の携帯型情報処理シ
    ステム装置。
  27. 【請求項27】前記不揮発メモリは、 追記型である、 ことを特徴とする請求項22、23、24、25又は2
    6に記載の携帯型情報処理システム装置。
  28. 【請求項28】前記読み込み/書き込み装置は、 認証の可否及び完了を表示するとともに、格納された前
    記特定登録者の情報を表示する表示部と、 既に登録された既特定登録者の中から前記所有者が抹消
    しようとする既特定登録者を検索するための特定登録者
    検索ボタンと、 当該特定登録者検索ボタンにより検索した既特定登録者
    を選択決定する特定登録者選択ボタンとを有する、 ことを特徴とする請求項20、22、23、24、2
    5、26又は27に記載の携帯型情報処理システム装
    置。
  29. 【請求項29】前記携帯型情報処理装置は、 認証の可否及び完了を表示するとともに、格納された前
    記特定登録者の情報を表示する表示部と、 既に登録された既特定登録者の中から前記所有者が抹消
    しようとする既特定登録者を検索するための特定登録者
    検索ボタンと、 前記特定登録者検索ボタンにより検索した既特定登録者
    を選択決定する特定登録者選択ボタンとを有する、 ことを特徴とする請求項21、22、24、25、26
    又は27に記載の携帯型情報処理システム装置。
  30. 【請求項30】前記特定登録者検索ボタンは、 当該特定登録者検索ボタンを押す毎に次々と既特定登録
    者名が前記表示部に表示される機能を有する、 ことを特徴とする請求項28又は29に記載の携帯型情
    報処理システム装置。
  31. 【請求項31】前記被照合データ入力部は、 それぞれ個人の身体的特徴である指紋を読み取る指紋セ
    ンサ、音声の声紋を読み取る声紋センサ、手書き文字を
    読み取る手書き文字認識センサ、虹彩を読み取る虹彩セ
    ンサ、非身体的特徴である暗証番号を読み取る暗証番号
    入力部、パスワードを読み取るパスワード入力部のいず
    れか又はこれらの組み合わせである、 ことを特徴とする請求項22、23、24、25、2
    6、27、28、29又は30に記載の携帯型情報処理
    システム装置。
  32. 【請求項32】前記携帯型情報処理装置は、 電源の入切を行うスイッチである電源スイッチを有す
    る、 ことを特徴とする請求項22、23、24、25、2
    6、27、28、29、30又は31に記載の携帯型情
    報処理システム装置。
  33. 【請求項33】前記通信は、 無線通信、有線通信及びこれらの組合せのうちの1つで
    ある、 ことを特徴とする請求項20、22、23、24、2
    5、26、27、28、30、31又は32に記載の携
    帯型情報処理システム装置。
  34. 【請求項34】前記携帯型情報処理装置は、 前記読み込み/書き込み装置にセットした状態で自動的
    に電源を入れる電源自動スイッチを有する、 ことを特徴とする請求項22、23、24、25、2
    6、27、28、30、31又は33に記載の携帯型情
    報処理システム装置。
  35. 【請求項35】前記セットは、 前記携帯型情報処理装置を前記読み込み/書き込み装置
    に近づける又は接触させる又は差し込むことのうちのい
    ずれかにより行う、 ことを特徴とする請求項34に記載の携帯型情報処理シ
    ステム装置。
  36. 【請求項36】前記携帯型情報処理装置は、 利用するサービスを選択することができる受益サービス
    選択部を有する、 ことを特徴とする請求項20、21、22、23、2
    4、25、26、27、28、29、30、31、3
    2、33、34又は35に記載の携帯型情報処理システ
    ム装置。
  37. 【請求項37】前記携帯型情報処理装置は、 ICカードの機能を有する、 ことを特徴とする請求項20、21、22、23、2
    4、25、26、27、28、29、30、31、3
    2、33、34、35又は36に記載の携帯型情報処理
    システム装置。
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