JPS63230872A - タ−ゲツト及び磁気的に強められたr.f.バイアスを分離する分離制限磁場を有するマグネトロン・スパツタ装置 - Google Patents

タ−ゲツト及び磁気的に強められたr.f.バイアスを分離する分離制限磁場を有するマグネトロン・スパツタ装置

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JPS63230872A
JPS63230872A JP62062759A JP6275987A JPS63230872A JP S63230872 A JPS63230872 A JP S63230872A JP 62062759 A JP62062759 A JP 62062759A JP 6275987 A JP6275987 A JP 6275987A JP S63230872 A JPS63230872 A JP S63230872A
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ドナルド・エム・ミンツ
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バリアン・アソシエイツ・インコ−ポレイテツド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は概してマグネトロン・スパッタ装置に関し、特
に5分離磁気回路によって制限された分離した複数の放
電に反応する複数のターゲット有し、放電のインピーダ
ンス及び/又は出力がターゲットの浸食に従って制御さ
れるところのマグネトロン・スパッタ装置に関スる。
従来技術 マグネトロン・スパッタ装置は、アルゴンのような不活
性でイオン化できるガスが導入される真空チェンバ内の
交差した電場と磁場によって特徴づけられる。そのガス
は電場によって加速された電子によってイオン化される
。磁場はイオン化ガスを制限し、ターゲット構造体に近
接してプラズマを作る。ガスがターゲットに衝突し、原
子の放出を引き起こす。その原子は被加工物であって、
概して処理工程にある回路基板に入射する。一般に磁場
は永久磁石構造体によって作られるが、電磁石装置がだ
んだんと磁場を作る目的のために使用されてきている。
コーティングの応用において、マグネトロン・スパッタ
リング装置はしばしば電子集積回路型デバイスの製造に
おいて金属のデポジットに使用される。磁気ディスクメ
モリーに使用するタイプの高密度磁気ディスクの製造に
おいて、磁性材料をデポジットすることもまた知られて
いる。
従来技術のマグネトロン・スパッタリング装置において
、回路基板全体に渡る一様な厚さのコーティングは、コ
ーティングの間1回路基板を動かすことによって得られ
た。回路基板を動かすことは1段階的適用範囲、例えば
ステップタイプの移動にわたる等角コーティングを得る
助力にもなる。
もちろん、スパッタリング装置の作動中に回路基板を動
かすことは多くの問題がある。ある場合には異なる物質
、特に合金を作ることが難かしいか、又は不可能な物質
、すなわち、単一のターゲットに置くのに適さない物質
をコデボジツ) (co−deposit)することも
また望ましい。全ての場合、において、スパッタリング
装置を可能な限り高率で作動させることが望ましい。
永久磁石のみを組み込むスパッタ源(典型的には従来技
術装置)は、磁場を制限するプラズマをターゲットの寿
命にわたって変化させることができない。その結果とし
て、スパッタ装置のインピーダンス、すなわち、プラズ
マ中を流れる放電電流に対する電場を作る放電電圧の割
合は、使用中のターゲットの浸食に従って、絶え間なく
減少する。それ故に、電場を作るのに必要な電源は、タ
ーゲットの寿命にわたって変化するスパッタ装置インピ
ーダンスに適合させようとするには、比較的複雑で高価
である。
使用中にターゲット表面が浸食するとき、ターゲットは
スパッタ源から放射した物質に対して影を作る傾向があ
った。それによって、使用中にターゲットが浸食するに
従って、スパッタ装置の能率が著しく減少する。影の効
果のために、物質が基板上でデポジットされる割合はタ
ーゲットの浸食に従って普通は非線型的に減少する。
影の効果が原因であるデポジション率の減少を最少にす
る一つの試みは、永久磁石を含む組立体をスパッタリン
グ装置の一つの軸線に関して回転することをんでいる。
磁石組立体を回転することは、ターゲットの寿命の末期
近くのスパッタリング処置の効果の本質的な改善になる
が、装置のインピーダンスの減少はターゲットが浸食す
るときなおも認められた。更に、ターゲットから物質が
スパッタされる率もまた、このアプローチでターゲット
が浸食するに従い減少する。もちろん、永久磁石構造体
を回転することは機構的に複雑である。
永久磁石装置に関連する問題の多くは電磁石を使用する
ことで除去されたが、電磁石装置は一般にほぼ1インチ
(2,s4m)の比較的幅の狭い単一のターゲットを使
用するという欠点を有した。
最近、ターゲットが概して互いに同心の複数のターゲッ
ト要素を有する組立体として形成された改良装置があっ
た。一つの例はターゲットがどちらも平坦要素であり、
第2の例は、内側のターゲットが平坦で、外側のターゲ
ットが円錐台の側壁によって形成された放射面を有する
凹面となっている。これらの従来技術の装置は、コート
されている基板のような広い領域の被加工物全体に物質
が一様にデポジットされるのに効果がある。
被加工物上の2つのターゲットの相対的な寄与は、使用
中、ターゲットが浸食するに従って特異に変化すること
が認められている。言い換えると、ターゲットが消耗し
、又、は浸食されるに従って。
第1ターゲットから被加工物に到達する物質の童が、第
2ターゲットから被加工物に到達する物質の量に比例し
て変化する。従って、複数要素ターゲット組立体がその
有効期間の間、被加工物上に物質の一様な衝突を達成す
るための制御器は複雑であり、かつ、簡単ではない。こ
れは6インチ(15,24crr1)集積回路ウェーハ
又はハードコンピュータ記憶磁気ディスクのような比較
的大きな被加工物上の一様なデポジションのための特別
な場合である。この装置もまた、ターゲットの浸食に従
って現われる変化する状態の間に放電するプラズマのイ
ンピーダンスを制御する必要性のために複雑である。
従って1本発明の目的の一つはマグネトロン−スパッタ
リング装置のための新規で改善されたターゲット要素を
提供することである。
本発明の別の目的は、物質がスパッタされる複数のター
ゲット要素が消耗するとき、一様な量の物質が比較的大
きな面積の被加工物上にデポジットされるようなマグネ
トロン・スパッタ装置のための新規で改良されたターゲ
ット要素を提供することである。
本発明の別の目的は、複数のターゲット要素を有し、そ
の各々が分離放電を受け、また基板が同時に加熱され、
コーティングの質を高めるように几、F、バイアスをか
けられる分離制御磁場を受けるマグネトロン・スパッタ
装置のための新規で改良された装置を提供することであ
る。
発明の概要 本発明に従って、カソードスパッタマグネトロン装置は
、物質がスパッタされる幾何学的に離して置かれた複数
のターゲットの寿命に渡って、比較的大きな面積を有す
る被加工物に一様に物質が与えられるように制御され、
そこでは各ターゲートが分離磁場によって関連したター
ゲットに制限される分離プラズマ放電を被る。本発明の
一つの見地に従うと、その一様性は分離プラズマ放電の
相対出力をターゲット浸食状況の作用に従って変化させ
るように制御することによって達成される。
分離プラズマ放電の相対出力を変化させることは、ター
ゲットの寿命に渡って一様性を維持することが可能であ
ると認められた。ターゲットが消耗する間、ターゲット
要素におけるセルフ・シャドウィング(self−sh
adowing)  の度合が変化するので、プラズマ
放電の相対出力における変化が所望の一様性を与えるこ
とを必要とする。ターゲットの浸食形状は、外側のター
ゲット(内側のターゲットよシ浸食は速い)が内側のタ
ーゲットよシモスっと高い率でセルフ・シャドウィング
を発展させるものである。外側のターゲットが内側のタ
ーゲットよシも速く浸食するので、外側のターゲットは
ターゲットの浸食が進むに従って起こるデポジション効
率の低化を償うためによシ大きな電力を必要とする。
本発明の別の重要な見地に従うと、分離放電のインピー
ダンスがターゲットの浸食に従って制御される。インピ
ーダンスは別々に制限する磁場の各々を変化させること
によって制御される。各磁場は各放電のインピーダンス
を制御する可変電流が与えられる電磁石によって得られ
る。放電の初めのインピーダンスはその代りにセットさ
れた値と比較される。初めの放電に対して電磁石に与え
られる電流は、その比に応答して制御される。第2の放
電に対して電磁石に与えられる電流は、好適には初めの
放電に対して電磁石に与えられる電流の一定要素である
ように制御される。
好適には、放電の相対出力及びインピーダンスは所望の
一様な結果の最大のものを達成するために同時に制御さ
れる。第1及び第2のターゲットに対する放電の出力は
、ターゲットの浸食が生じるに従って第1ターゲットに
与えられる電力の量に関する第2ターゲットに与えられ
る出力の」が増加し、ターゲットが浸食するに従ってタ
ーゲットが被加工物上への物質の入射を差のあるものに
する傾向を克服するように調節される。
本発明の別の特徴に従うと、ターゲット支持構造物内に
バヨネットスロットを設け、スロットと噛み合うターゲ
ット内のピンと組み合わせることニヨッテ、カソードス
パッタターゲットを所定位置に保持し、また、支持構造
物から容易に離すことができる。
従って1本発明の他の目的はカソードスパッタターゲッ
トを一定位置に保持し、そこからの除去を容易にするた
めの新規で改良された構造物を提供することである。
本発明のスパッタ・コート器と関連してなされた独自の
仕事において、一つは各ターゲットの放電のためのもの
である一対の磁気回路からの磁場は、一対のターゲット
の間の単一の中間ポールピース(pole piece
)部材と結合された。磁束場は好適な作動を行うために
中間ポールピース部材と付加的に連結されなければなら
ないことも分った。
中間ポールピース部材は最大の性能を与えるために好適
にはテーパー状が良いことが分った。
本発明の一つの見地はスパッタリング装置に向けられて
いるが1本質的にターゲットに適用でき、特に、好適実
施例において円錐台の側壁によって形成される凹面を有
するターゲット組立体に対して適用できる。好適実施例
では凹面は円錐の底面に関してほぼ45に含まれており
、大きな面積のターゲットに対してすばらしい段階適用
範囲の角度であることが分った。このような第2ターゲ
ットは、最初は半径R2の円形の周辺部をもつ平坦放射
表面を有する第1ターゲット要素とともに使用される。
凹面はR3の内半径とR4の外半径を有し、ここでR2
<R3<R4である。好適には第1ターゲットは内半径
R1(R1<R2)を有するリングに形成される。
本発明の別の見地において、基板を加熱することに加え
て基板にrL、F、バイアスをかけることによって、コ
ーティングの質が改善されることが分った。概して、低
出力It、 F、バイアスはコーティングの質を改善す
るが、高出力几、F、バイアスはプラズマが基板に触れ
るために基板を損傷させることがある。基板に近接する
磁気ミラー(基板のまわりのコイルの形状にすることが
できる)はプラズマを基板から遠ざけるように動かすた
めに使用でき、それによって、基板を損傷することなく
、増加するR、F、バイアス出力レベルが許容される。
本発明の上記及び他の目的、特徴及び利点は下記の本発
明の一つの好適実施例に関する詳細な説明と図面によっ
て明らかとなるであろう。
好適実施例 第1図を参照すると、真空チェンバ12を有するマグネ
トロン・スパッタリング装置11が図示されておシ、閉
じられたスパッタコーティング処理又はデポジット室1
3があって、その中で被加工物14が加熱されたチャッ
ク15にしっかりと取り付けられている。磁気ミラー1
7は、磁場線が基板に垂直になるように基板の後ろに設
置されている。典型的には基板14は比較的大きい直径
(4乃至6インチ(10,16乃至15.24cIn)
)を有する集積回路ウェーハの一部で、その上には電気
的連絡のためにデポジットされた物質の選択された領域
の二次的分離によって物質がデポジットされる。このよ
うな状況においては通常、非磁性材料が基板上にデポジ
ットされる。
しかし、本発明は磁気ディスクメモリーのようなデバイ
スを形成するために基板14上に磁性材料をデポジット
することに適用できることが理解される。磁性材料のデ
ポジションに対する最適の結果を得るために、第2−4
図に関する特徴的な構造にいくらかの変更が概して必要
である。磁性材料をスパッタリングするための各ターゲ
ットは。
非磁性の金属ホルダーに取り付けられた比較的薄い磁気
ストリップを有する。磁気ス) IJタッグ比IIO的
薄(−’A〜Aインチ(0,635〜t27cy)浄の
で、磁場線がそれらによって著しい影響を受けることは
ない。磁性材料はそこを通る磁束上の影響を最小にする
ために飽和される。異なる材料の属が、カソード組立体
15に対するターゲット材の適切な選択をすることで第
1図に図示された装置によって、基板14上にデポジッ
トされる。
チェンバ12は高い電気伝導度を有する物質で作られた
金属性の電気的に伝導し、アースされた外部ハウジング
16を有する。ハウジング16はアノード組立体の一部
で、概して基板14と同心の軸線を有し、カソード組立
体15と同心の円筒のように形成される。カソード組立
体15内のターゲットはDo電源18によって大地電位
に対して負の高電位に維持されている。
処理室13内でカソード組立体15の近くにプラズマを
作るために、不活性ガス(典型的にはアルゴン)が圧力
のかかった不活性ガス源19から処理室に供給される。
その処理室は真空ポンプ2゜によって排気される。ガス
源19と真空ポンプ2゜の組合わせは処理室13を比較
的低い圧力1例えば7ミリトルに維持する。
図示された実施例において、カソード組立体15は2つ
のターゲット要素22及び23を有し、各々平坦で環状
の原子放射面24と、凹状の原子放射面25を有す。そ
の凹状の形状は底面47を有する円錐台の側壁のようで
、ディスク状ターゲット要素22の長手方向の軸線に対
して右の角度にある。表面25はその全長に渡って底面
47に対して45の角度で傾斜している。ターゲット要
素22及び23は互いに同心であシ、基板14の軸線2
7に沿って一致した軸線を有する。ターゲット要素22
と23の特別な形状が第2−4図に関して詳しく下に記
載されている。
分離プラズマ放電がターゲット要素22及び23上に作
られ、制限される。分離放電は分離した可変磁場によっ
て制限され、その磁場はソレノイドの電磁石29及び3
0から引き出される磁場に応答して磁性(好適には鉄)
ポールピース組立体28によってターゲット要素22及
び23に連結されている。ポールピース組立体28及び
コイル29と30は軸対称で軸線27と同心で1、コイ
ル30はコイル29の外側に置かれている。
ポールピース組立体28はディスク形状の底面32(軸
線27に関して右の角度に置かれ、中央スタッド33と
組み合わさっている)及びリング34と35を有してい
る。スタッド33は軸線27に沿って伸び、リング34
と35は軸線27と同心であシ、スタッド及び各リング
は底面32から基板14に向って長手方向に伸びている
。スタッド33はコイル29内の円筒形空間内で中央に
置かれ、一方、りング34はコイル29と30の間で伸
びている。リング35はコイル3oとターゲット要素2
3の外側にある。リング34は環状ターゲット要素22
の外径及びターゲット要素23の低面に最も近く、一方
、中央スタッド33はターゲット要素22の内径に最も
近い。
分離して、独立に制御された電流はDo電源37と38
によって各々電磁石コイル29と30に供給される。電
源37と38は、ターゲット要素22と23が使用中に
浸食するとき、コイル29と30に供給される電流が放
電インピーダンスを比較的一定に維持するために変化す
るように、制御器39から得られる信号に応答して分離
して制御される。
分離放電を確立するためにDC電源18はターゲット要
素22と23を各々異なる負のDC高電圧レベル−Ea
と−Wbに維持する。ポールピース組立体28の詳細な
構造とターゲット要素22と23にDo電力を供給する
ための詳細な構造は下に第2−4図に関連して記載され
ている。
制御器39はターゲット要素22と23を含むターゲッ
ト組立体の浸食及び1つのターゲット要素に関するプラ
ズマ放電のインピーダンスの指示に応答し、ターゲット
要素が浸食するとき放電の出力とインピーダンスを制御
する。ターゲットの浸食はターゲット要素22と23に
供給される総エネルギーによって決定され、或いは、コ
イル29と30に供給された電流に比例する電気信号を
得ることによシ、或いは又、市販用の入手可能な渦電流
損失測定装置を使用するデポジションの一様性のオンラ
イン測定によシ決定できる。放電インピーダンスは放電
中の電圧及び電流に応答して測定される。記載した実施
例において、ターゲット要素23に供給された総エネル
ギーはターゲットの浸食の表示を得るために計算される
これらの目的のためにDo電源18は、導線に電圧−E
a及び−gbを通じるために電源18によって給電され
た電圧レベル−Daと−mb及び電流IaとIbをモニ
ターするための在来の装置を有する。制御器39は電源
18からの測定信号、例えば信号Fiam、Ebm、I
amとIbm及び、ターゲット組立体がターゲット組立
体によって供給され。
消費されたエネルギーを計算する総時間及びターゲット
カソード23のための放電のインピーダンスを示す信号
などに応答する。計算された信号に応答して制御器39
はセットポイン)(setpaint)信号Iflsと
If2sをコイル電源37と38に送る。更に制御器3
9は電源18の出力セットポイント値Pa1lとPbs
のための信号を導引き出す。電源18は一定の出力装置
であって、それによってターゲット要素24と25に供
給される電力がターゲット要素のための放電電圧及び電
流の関数として一定であるように構成される。それによ
って、電源18によってターゲット要素22と23に連
結された電流及び電圧がPasとPbsの値の関数とし
て変化する。要素22と23を含むターゲット組立体が
浸食するに従って、その要素に関する放電における出力
の割合が変化する。初めは要素22と23のための放電
における出力の割合は比較的低く、ターゲット要素の浸
食に従って要素22と23のための放電の出力比が増加
する。
例えば1つの実際の装置では、ターゲット要素2223
のための放電のために供給される電力の初期の割合はl
:5であるが、最終的割合はl:12であシ、ターゲー
ト要素23へ供給される出力Pbはターゲット要素22
に供給される出力Paを上回る。
概して、コイル29と30及びポールピース組立体28
の構造体に給電されるDo電流はターゲット要素22と
23内に磁束線を作る。その磁束線は放射面24と交差
し、第1の一般に鉛直な方向、すなわち上方へ、環状放
射面24の境界でその放射面の外径に最も近いところを
通って抜ける。
同じ磁束線は第2の一般に鉛直な方向、すなわち下方へ
放射面24の内径に最も近いところを通って抜ける。同
様に放射面25の外径近くを通って軸線27に向う磁束
線はまた、ターゲット要素23の内径近くを通って後ろ
へ抜ける。それによって、分離プラズマ放電が放射面2
4と25の上で囲まれ、ターゲット22と23の浸食輪
郭がターゲットの放射表面の中央に集中する。表面24
と25によって限定される境界を横切る磁場線間の角度
は、磁場が極めて一様に放射面24と25を覆うように
磁気ポール組立体によって極めて低く維持されている。
放射表面からの一様な浸食をさせるために、放射表面2
4と25のすぐ上でプラズマ密度をできる限り一様にす
ることが重要であシ、それによって、放射物質によるタ
ーゲット・セルフシャドウィングを引き起こす“v″形
浸食の傾向を最小化する。セルフシャドウィングはター
ゲットから放射され、又はスパッタされた物質がターゲ
ット上に集まシ、いっそうの物質がターゲットから基板
に出てゆくことを妨げ名現象である。
コイル29によってポールピース組立体28に結合され
た磁場は、磁束を第1磁気回路を通させる。第1磁気回
路内の磁束はリング34に沿って軸線方向に流れ、そこ
からターゲット要素22を通って半径方向内側へ流れ、
放射面24のわずかに上を流れる。ターゲット要素22
及び放射面24にほとんど接した上方の空間から磁束が
半径方向内側にスタッド33の方へ流れ、そこからスタ
ッド33から底面32に沿って軸線方向へ流れる。
底面32において、第1磁気回路が半径方向にリング3
4に戻るように流れる磁束によって完成される。
電磁石30によって作られた磁束は第2磁気回路を通っ
て流れる。第2磁気回路内の磁束はリング′34を通っ
て軸線方向に流れ、ターゲット要素23内に入る。磁束
はターゲット要素23内に入シ、放射面25のわずか上
方を流れ、そこから7ランジ36を通ってリング35内
に入る。リング35内では、磁束が軸線方向に流れて底
面32に戻り。
そこで半径方向内側にリング34へと流れて第2磁気回
路が完成する。電磁石29と30の巻き線の向き及び電
源37と38によって電磁石に供給される電流の極性は
、リング34内を流れる第1及び第2磁気回路束が同じ
方向にあるような向きである。リング34内での磁束レ
ベルは飽和状態以下で、その理由からリング34はリン
グ35よりもかなり厚い。
もしターゲット要素22と23が磁性を帯びうるならば
、プラズマを放射面22と23のすぐ上方に制限するた
めに縁をなす磁場がターゲット上に存在するように、十
分な電流が電源37と38によって電磁石29と30に
供給され、磁性ターゲットを飽和する。
ターゲット22と23は互いに関連して置かれており、
物質が基板の表面にわたって一様にコートされることが
可能なように基板14から離されている。放射面24と
25からの相対的スパッタ率は出力セットポイン)Pa
sとPbsの調節により装置11の寿命の量調節される
。PasとPbsは各々電源18にターゲット22と2
3へ電力Paとpbを給電させる。ターゲット22と2
3の放射面24と25が浸食するとき、PasとPb5
O値は基板14の異なるものの上における一様なデポジ
ションを維持する。
ターゲット要素22と23はポールピース組立体28と
同様、以下で第2−4図に関して詳しく記載されるよう
に冷却される。ターゲット要素22と23を冷却する同
様の構造体が電源18からそれらへDC作動電圧を給電
する。ポールピース組立体28に冷却液供給する構造体
はまた。ポールピース組立体を支持する助けとなる。
第2−4図を参照すると、カソード組立体15の詳細な
図が示されている。第2図と第3図の比較から言えるの
は、第2図の断面図は第3図の点線2−2によって示さ
れたどちらかというと直接的でない経路に沿っており、
このような断面図はカソード組立体15の最も重要な特
徴を最も明瞭に図示できるものである。
ディスク状ターゲット要素22は平坦で環状の放射面2
4を有するほかにテーパー状の内側表面41を有し、そ
の面は概してターゲット22の鉛直方向で放射面24と
向い合って平行になっている平坦面42に向って伸びる
に従い、軸線から外に向って仲がる。夕〜ゲット22の
外周部は面42と交差する軸線方向に伸びる部分43を
有し、更に半径方向に伸びるリム44を有しており、そ
のリムは面24と42に平行に置かれている。面24と
リム44の間で概して軸線方向に伸びているのは傾斜し
た面45を有する外周面である。軸線方向に伸びる壁部
43は2つの正反対に向い合った穴46を有し、その各
々はターゲット要素22を所定位置に保持するのを助け
るために(好適には)非磁性ビンを受は止める。カット
アウト部分46内のビンは好適にはベリリウム−鋼合金
で作られる。
ターゲット要素23は底面47及び側壁48と組み合わ
さった凹面の放射面25を有するリングのように形成さ
れる。底面47は軸線27と直角であり、側壁48は平
行である。凹形放射面25は、その全長に渡って底面4
7及び壁部48に関して45に傾斜した円錐台の壁部の
ように形成されている。側壁48内で正反対に向い合っ
て設けられた穴49は非磁性ベリリウム−鋼合金ビンを
受は止めてターゲット要素を定位置に保持する。
ターゲット要素22及び23は、半径比2を有する平坦
環状放射面24の外半径が、傾斜した放射面25の内半
径R3よりも小さいように配置されている。もちろん放
射面25の外半径R4は半径比3よシも大きく1面24
の内半径R,1は半径R12よりも小さい。
ターゲット要素22上で、放射面24とテーパー状内面
41の交線のところで軸線27に平行なOD3インチ(
0,076cm )の平坦部419が形成されている。
放射面24での内半径R1は0.49インチ(tz4c
m )に形成されている。環状後部面42での内半径R
5は0.72インチ(1,82cm )である。放射面
24と斜面45の交線のところで、軸線27に平行な0
.03インチ(9,0760)の別な平坦面421があ
る。
放射面24に形成された外径R2は3.125インチ(
7,938crn)である。傾斜面45は軸線27に対
して34度の角度であるか、又は放射面24に対して5
6度の角度である。軸線方向に伸びる壁部43までの半
径R6は2.72インチ(6,9tM)で、その壁部4
3の厚さは0.375インチ(0,953crn)であ
る。ターゲット要素の全体の厚さT4は0.600イン
チ(1,52cm )  である。ピンホール46は環
状後部面42の上方へ0.162インチ(0,41xc
rn)距離I(のところにある。
ターゲット23上で放射面25と底面47の交線上に軸
線27と平行に形成された0、03インチ(o、o 7
6crn)の第1平坦部427があり、側壁48と放射
面25の交線上に底面47と平行に形成された0、03
インチ(0,076cm )の第2平坦部429がある
。従ってリングの内半径R3は3.38インチ(8,5
9crr1)に形成され、外半径比4は4.84インチ
(12,29crn)であシ、第2平坦部429から底
部47の厚さT2は1.470インチ(3,73tM)
である。穴49の中心は底面47の上方0.35’2イ
ンチ(0,894crn)の距離りにある。放射面25
と底部47の間の角Bは45度である。
第2図に示されているように、ポールピース組立体28
は中央ポールピーススタッド33、中間ポールピースリ
ング34及び外部ポールピースリング35が螺子51に
よって底部32に取り付けられ、固定されるようないく
つかの個々の構造体を有する。コイル29と30は底部
32に取り付けられ、同一のフィードスルー組立体52
によって電源37と38からそのコイルへ電流が送られ
る。
第2図に示されるように1組立体52の1つは電気的に
絶縁するスリーブ53を有し、そのスリーブは内壁に比
較的厚い金属コーティング54がなされ、スリーブ内に
は金属性平坦ワッシャー56を押しつける金属螺子55
が螺合している。ターミナルラグ(図示せず)が螺子5
5の頭部とワッシャー56の間で電源37への導線に接
続されている。ラグをスパッタリング装置の残シの部分
から電気的に絶縁するために、絶縁性のワッシャー57
がワッシャー56とスリーブ53の先端面との間に置か
れている。
所望の磁場形状の供給を助けるために、中央ポールピー
ススタッド33は円筒形で1、上方内向きの傾斜部を有
し、磁性金属(好適には強磁性のステンレススチール)
ポールピース挿入物69によってキャップされている。
スタッド33の上部58と挿入物69はどちらもターゲ
ット22の内側面41の傾斜と同じ角度で軸線27に関
して傾斜している。その結果、部分58と挿入物690
間には一定の空間があ勺、プラズマやスパッタされた物
質のスパッタ源への貫入を防ぐことに役立っている。キ
ャップ58は非磁性体(好適にはオーステナイトのステ
ンレススチール螺子59)によってスタッド33上の所
定位置に保持される。
リング34は軸線27と平行な上方部分と下方部分を有
し、また、軸線27に関して外側に傾斜した内壁部分を
有する中央部分を有する。リング34の下方部分の磁場
の浸透は、それによって。
その中を通る磁束に与えられた比較的大きな断面領域の
ために避けられる。
リング35は実質的にその全長にわたって一定の厚さの
壁を有する。リング35の上端部は内側に伸びるフラン
ジ36であって、2つの分離接触金属要素で形成され、
それらは換言すれば外部磁気ポールピース挿入物61及
び7−ルド62であシ、ターゲット23の外壁48から
離して置かれておシ、それによってターゲットとポール
ピースの間の一定空間を有する間隙が確保される。
中間リング34からの磁束をターゲット22及び23の
双方に連結するために、中間ポールピース挿入物64が
金属性の非磁性(好適にはオーステナイトステンレスス
チール)の螺子65によって、中間リングの上端面上に
取り付けられている。
ポールピース64は、それとターゲット22と23の対
面する面45と47との間に一定の間隙を与えるように
形成されている。この端部でポールピース挿入物64は
外に向ってテーパー状になった内側の円筒状壁365を
有し、その円筒状壁はターゲット而24の平坦部の下の
平面からポールピース挿入物の頂上面へ伸びている。ポ
ールピース64の頂上は平坦環状に形成され、ターゲッ
ト23の定面47と平行に置かれている。面66は軸線
27から放射に外側へ伸び、放射面25とターゲット2
3の平坦面470交線のちょうど外側の点から放射方向
にある面47の長さのほぼ4分の1の点まで伸びている
。その結合構造はポールピース挿入物64とターゲット
22と23の各々との間に一定の間隙を与える。
ターゲットカソード22及び23はアースされたポール
ピース組立体28に関して、異なる高電圧の負の電位に
維持され、ターゲット22は−Eaの電圧に維持され、
ターゲット23は−Ebの電圧に維持される。ターゲッ
ト22及び23と近接したポールピース要素(すなわち
、中央ポールピース33上の中央ポールピース挿入物6
9、中間ポールピース挿入物64及び外部ポールピース
挿入物61とシールド62)との間のあらかじめ維持さ
れた間隙におけると同様、プラズマの存在中で電気力線
がターゲット22と23の表面24と25に沿って存在
する。
ターゲット22は軸線方向に伸びる金属の非磁性(好適
には銅)管71によって−Eaの電圧が与えられておシ
、その非磁性管71は金属の非磁性(好適には銅)リン
グと機構的及び電気的に連結され、軸線27と一致した
軸線を有する。、りング72もまたターゲットの水平及
び鉛直に伸びて交差する面42と43に対して接触する
ことによってターゲット22の下側を支える。リング7
2内に設けられた小さなカッ°ドアウドはバヨネットマ
ウントのように働き、穴46内に取り付けられたピンを
使用してターゲット22を所定位置に保持する。リング
72と面42はターゲット22の外縁の間でその中央に
向って面42の直径のほぼ4分の1の距離を通して互い
に接触する。
管71は底面部32を通るが、軸線方向に伸びる絶縁性
スリーブ73によってその底面部から電気的に絶縁され
ている。リング72に隣接する管71の端部はスリーブ
に似た絶縁性スペーサ74によって支持され、そのスペ
ーサは逆に金属の非磁性(好適にはステンレススチール
)の隔壁75によって支持され、その隔壁75は中央ポ
ールピース33と中間ポールピース34との間で放射状
に伸びて連結されている。フラング(図示せず)が銅製
管71の上で合って、導線に接続され、その導線は逆に
電源18の電圧ターミナルEaに接続される。
軸線27の反対側のターゲット22の一部が非磁性スタ
ッド275によって支持されておシ、そのスタッドは軸
線方向の穴を有し、その中に非磁性の金属螺子76が螺
合している。螺子76は隔壁75の螺子大中に伸びてお
り、スタッド275を正常位置に保持している。スタッ
ド275には半°径方向に伸び、軸線方向に間隔を取っ
て置かれたスロット77が設けられ、そのスロットはス
タッドと近接した金属部分との間の電気的ブレイクダウ
ンを防ぐことを助けている。スロット77はターゲット
22及び23からの金属粒子に対して高いフロ(f l
 ow)インピー′ダンスを有し、金属粒子のスロット
中への移動を防ぎ、従って、スタッドの電気絶縁特性を
維持する。スタッド275は更に半径方向に伸びるスロ
ット7Bを有し、その中でリング72の底面部の水平方
向に伸びた支持肩部79を捕捉している。前記のことか
ら、ターゲット22は同様の構造によって、機構的に支
持され、電気的に−Eaの電位に維持され、大地及びタ
ーゲット23から電気的に絶縁されている。
ターゲット22のための支持構造物は、ターゲットが冷
却されることも可能にしている。この目的のためにリン
グ72は管71の内側と流体連通する環状で軸線方向に
伸びる一対のスロット81及び82が設けられている。
冷却液は好適には水であり、リング72の内周部に供給
される。スロット81及び82はリング72の全体にわ
たって鉛直方向に伸びている。スロット81と82中の
水は、第3図に示されるように、管71に近接した鋼管
70を通ってスロットの外へ出る。環状ガスケット84
が銅りングの底面上に取り付けられ。
スロットが管71及び70に接続されている所を除き、
スロット81及び82をカバーしておシ、スロットと装
置の他の部分との間の流体密閉をしている。管70は管
71と同様な方法で底面部32を通って伸び、スリーブ
73と同じスリーブによって底面部から電気的に絶縁さ
れている。リング72は穴46に嵌合する非磁性ピンと
同じピンを受は止めて、ターゲット22を正常位置に保
持するための小さなバヨネットカットアウト413 (
第7図参照)を有する。
従来技術においては、ターゲットはボルト又は他のファ
スナーを使用する冷却面に取り付けられ、そのファスナ
ーはターゲットと冷却面との間に良い熱伝動をさせる力
を提供する。この点で、バヨネットマウントの使用は室
温でターゲットが素早く冷却リング内に挿入されること
を可能にする。
バヨネットとピンの装置では、スプリングその他の引っ
張り装置は必要がない。本発明における熱的接触は、タ
ーゲットとリング間の密閉した合致によって防がれる。
ターゲットは冷却リングよりも加熱されるので、ターゲ
ットは冷却リングよシもよシ大きな熱膨張をするであろ
う。ターゲットが膨張するに従って、ターゲットは冷却
リングに更に近接して保持され、熱的接触が増大する。
良好な熱接触を維持するために、前記R4と几6の大き
さは約5千分の1インチ(5千分の2.54crrI)
の許容誤差で形成されなげならない。
磁場のゆがみを防ぐために、ピンは好適には非磁性圧で
作られる。ピンホールは各ターゲットの1つの部分に設
けられねばならず、その場所は異なる物質のスパッタリ
ングを防ぐためにターゲットの寿命がくる前に浸食され
ない所である。
ターゲットは単一のもの(ピンを除く)で作られてもよ
いし、又は、各々が個々の材料によって必要とされるよ
うな複合構造でもよい。例えば銅製の取付リング上に珪
素化合物が形成されてもよく、又、アルミニウムの底面
部上にプラチナ製フォイルを形成してもよい。このよう
な複合構造体の場合、ターゲット全体の大きさは、それ
でも前記と同様である。銅のように熱膨張係数の低い取
付は金属の使用では前記よりも、より近い許容差を必要
とする。
ターゲット23は電気的に電源電圧−gbに接続されて
いるが、ターゲット22に関して記載した、のと同様の
方法で機械的に支持され、冷却される。
特に、ターゲット23は軸線方向に伸びる銅管85及び
86と電気的に接続されている。その鋼管は底面部32
を通シ、スリーブ73と同じ絶縁スリーブ87によって
底面部から電気的に絶縁されている。銅管85からの流
れはリング88へ進み、ターゲット23の交差する円筒
壁48と平坦面47に接触し保つ。リング88はターゲ
ット23を正常位置に保持するために、穴49に嵌合す
る同じ非磁性ピンを受は止めるための小さなバヨネット
カットアウト411(第8図参照)を有する。リング8
8は軸線方向に伸びる絶縁スリーブ91とスタッド92
によって機械的に支持され、また、装置の他の部分から
電気的に絶縁される。
スリーブ91には銅管85が通って伸びる中央孔がある
。スリーブ91は下方で金属性の非磁性体であって、好
適にはステンレススチールの隔壁93゛と接触する肩部
を有する。その隔壁93は中間ポールピース34と外側
ポールピース35の間で半径方向に伸び、それらと機械
的に接続されている。
隔壁93の内壁に沿っているのは環状チャネル94で、
下記のようにそこを通って冷却液が循環される。リング
支持スタッド92は銅リング88の内側に伸びる7ラン
ジ96を受は止め、支える放射状スロット95を有する
。スタッド92はまた。半径方向に伸びるスロット97
を有し、そのスロットはスタッド275の同様のスロッ
トと同じ機能を果たす。
ターゲット23を冷却するために、リング88には管8
5及び86の内壁に流体連通する一対の環状で軸線方向
に伸びるスロット98及び99が設けられている。スロ
ット9B及び99は、リング72のスロット81及び8
2に関して記載したのと同じようにリングB8の全体に
及んでそのまわりに伸びている。スロット98及び99
は環状ガスケツ) 101によって流体密閉される。ガ
スケットはスロット98及び99が管85及び86の内
壁と接触する領域を除いてリング88の下面と接触し、
それに沿って半径方向に伸びる。
プラズマ及びスパッタされた金属が高電圧ターゲット2
2と23及びまわりのカソード組立体15の電気的にア
ースさ五た部分との間の間隙に送入するのを防ぐために
、金属性で非磁性体の好適にはアルミニウムである環状
スペーサ103と104与えられている。内側のスペー
サ103は金属性で非磁性の螺子304によって隔壁7
5にしっかりと取り付けられている。スペーサ103は
中央ポールピース33のわずかに外側の領域から中間ポ
ールピース34のわずかに内側の領域へ放射状に伸びて
いる。スペーサ104は螺子105によって隔壁93に
しつかシと取り付けられている。スペーサ104は中間
ポールピース34の外壁と一列になった位置からポール
ピース35の内壁のちょうど内側へ半径方向に伸びてい
る。高電圧放電を最小にし、それによって装置の寿命を
延ばすために、スペーサ103と104及び隣接する金
属部分との間に一定の間隙が存在する。
効率を最大にするために、ポールピース組立体2j及び
ターゲット要素22と23を有するターゲット組立体が
冷却される。ポールピース組立体28を冷却するために
中央ポールピース33#−j:軸線方向及び半径方向に
伸びる穴107.108及び109を有する。半径方向
に伸びる穴109はターゲット22に隣接したポールピ
ース33の頂上部に近い所にある。穴107と108は
底面部32を通って伸びる管111と112を通して給
水源及び水だめに連通している。ポールピース34を冷
却するためにポールピースは軸線方向に伸びる穴113
と114を有し。
その各々が底面部32を通って給水源及び水だめに伸び
る管115及び116に連通している。穴113の終端
部で隔壁93に近接するのけ外へ向って伸びる通路11
7で、そこを通って冷却液が穴113と環状流路94と
の間を流れる。それによって冷却液はポールピース34
の周辺部を回って流れ、そのポールピースを冷却する。
外側ポールピースはその大きな露出された部分とカソー
ド組立体15の中央からの遠隔性のために冷却する必要
のない1  ことが分った。
操作中、ターゲット22と23は物質がターゲットから
スパッタされるとき消散する放電電源からの熱によって
膨張する。ターゲット22と23の膨張はターゲットと
支持リング72と88との間のより本質的な接触をもた
らす。それによって、ターゲット22及び23とリング
72及び88との間にしつかシとした接触が作られ、タ
ーゲットとリングとの間により良い熱伝導がもたらされ
、それによってターゲットからリングに熱が伝わるとき
の冷却効果が上がる。
隔壁75と93によってカソード組立体15と基板14
との間にプラズマ放電が制限される領域におけるものと
同様に、ターゲット22と23の上方の空間で真空状態
が維持される。隔壁に入シ込んでいる全ての要素が0−
リング121によって隔壁内で壁部に密閉されている。
例えば、絶縁スリーブ74と91は0−リング121に
よって各々隔壁75と93に密閉されている。
カソード組立体15は軸線方向に動かされて半径方向に
伸びる取り付け7ランジ211によってチェンバ16に
固定されている。その7ランジはポールピース35の外
側壁上にしつかりと取り付ゆられている。適切な密閉を
得るために7ランジ211はオーリング213を支える
ためのスロットを有する。Rf密閉214はフランジ2
11内のスロット内に置かれている。
第5図を参照すると、第1図の制謹器の略示線図が示さ
れている。制御器39は電源18から得られるアナログ
信号BbmとIbm に応答する。その信号は各々、タ
ーゲット要素23に給電された電圧に対する測定値及び
ターゲット要素23に関する放電における電流を示す。
信号EbmとIbmはアナログマルチプライヤ−301
とアナログディバイダー303に送られる。放電におけ
るターゲット23への電力はマルチプライヤ−301で
信号Ebm及びIbmを増幅することによって決定され
る。マルチプライヤ−301の出力Pb1j外側のター
ゲット要素23によって消費される瞬間電力の総計を示
すアナログ信号で、アナログ−デジタル変換器305に
よってデジタル信号に変換される。
変換器305の出力信号を示す電力は、ターゲット22
と23が撮動する間にわたって積分される。
この目的のために、アキュムレータ30Bは変換器30
5の瞬間出力に応答し、ターゲット要素22と23から
物質がスパッタされるときに現われるように閉じた状態
のスタート/ストップ・スイッチ307に応答できる。
新らしいターゲット要素がスパッタリング装置11に挿
入されるとき、アキュムレータ306 Fiゼロにリセ
ットされる。それによって、アキュムレータ306はタ
ーゲット要素23によるエネルギー消費を示す出力を得
る。ターゲ7)要223の消費量は、アキュムレーIt
 306 内のスケーリング7アクタ+−(scali
ng factor)によってターゲットの浸食と関係
づけられる。
アキュムレータ306のデジタル出力信号を示す浸食は
、同時に読み取り専用メモIJ 308及び30Gに与
えられる。読み取り専用メモリ30B及び309u、p
−ゲット浸食の関数としてのターゲット要素22及び2
3における電力消費の予め定められた望ましい割合に関
連してプログラムされている。
DC電源18はターゲット要素22及び23に一定電力
レベルを与えるので、読み取り専用メモリ30B及び3
09は各々、ターゲット22及び23に給電される電力
のためのセットポイント値Pas及びPbsを示すデジ
タル信号を記憶する。読み取り専用メモIJ 308及
び309から連続的に読み出されるPas及びPbsに
対応する信号が、各々、Pas及びPbsに対応するア
ナログ信号を引き出すデジタル−アナログ変換器311
及び312に与えられる。
デジタル−アナログ変換器311及び312によって引
き出され九Pas及びPbsに対応するアナログ信号は
DC電源18に送られる。
ターゲット要素22及び23に関する放電のインピーダ
ンスは、ターゲット要素が浸食するに従って、ターゲッ
ト要素23に関する放電インピーダンスがターゲット要
素23の測定されたインピーダンスに応答して一定に保
たれるように制御される。ターゲット22に関する放電
インピーダンスは制御される必要がなく、制御されない
。ターゲット23に関する放電インピーダンスはターゲ
ット23に関する放電のインピーダンスを測定すること
及び、それによシ測定されたインピーダンスをセットポ
イント値と比較することによって制御される。生じたエ
ラー信号がコイル電源38の電流制御のために引き出さ
れ、それによってターゲット要素23に関する放電のイ
ンピーダンスを制御する。コイル29のだめの電源37
に与えられる電流は、それが常に電源38によってコイ
ル30に連結された電流の固定された比であるように変
化させられる。
この目的のために、信号Ebm及びIbm (各々、タ
ーゲット23の電圧及びターゲット23に関する放電に
おける電流を示す。)は、非線形にデジタル分割回路に
結合されている。分割回路303はIiXam/Iam
=Zb  (ターゲット23に関する放電の測定された
インピーダンス)に対応するアナログ信号を引き出す。
ターゲット23に関する放電のインピーダンスの測定値
は電磁石コイル電流制御器313でセットポイント値(
Zbs)と比較される。制御器313は信号Ifzsを
引き出すためにzbとZbs O値の間のエラー信号に
応答する。信号Ifzsはコイル30のための定電流電
源38に与えられる。電源37及び38によってコイル
29及び30に供給される電流のためのセットポイント
値の間の比は一定である。
第6図を参照すると制御器313を含む回路の詳細なブ
ロック線図が示されている。コイル電流制御器313は
ターゲット要素23に関する放電の測定されたインピー
ダンスに応答し、監視された値とセットポイント値Zb
sとの間のずれを示すエラー信号を引き出す。セットポ
イント値Zbsは実際は、zbに対する許容値の領域を
形成する値の範囲である。許容範囲上回シ、又は下回る
zbの各々の測定値に応答してカウンターは増加され、
また、減少される。そのカウンターは、使用されたター
ゲットの放電のための所望のインピーダンスを得るため
に、カウンターは初めに、使用されたターゲット23に
供給される電流の値にロードされる。
これらの目的のために、第5図のZcを示すディバイダ
ー303のアナログ出力信号は、同時に振幅弁別器31
4と315に与えられる。弁別器314及び315は値
の許容範囲を上回るか下回る入力信号に応答するように
セットされ、二値のレベルがそれぞれ弁別器から引き出
される。弁別器314及び315によって引き出される
二値のレベルは交差して結合したNANDゲート317
及び318を含むフリップ・70ツブ316に与えられ
る。NANDゲートは各々弁別器314及び315の出
力に応対する入力を有する。NANDゲート318はカ
ウンター319のアップ/ダウン入力制御ターミナル3
33に結合される出力を有する。カウンター319けワ
ンショツ) 321の出力信号に応答するクロック入力
ターミナル334を有する。ワンショッ) 321は弁
別器314又は315のどちらかの出力で引き出される
二値と応答可能であり、この目的のために弁別器314
及び315の出力端子はワンショット321の入力ター
ミナルに連結された出力を有するO几ゲート322に結
合されている。
カウンター319け複数のステージを有し、初めは、浸
食されていないターゲット要素23に関する放電のイン
ピーダンス値Zbsを得るための電流に対する所望の値
又はセットポイント値に比例した二元値にマルチビット
・パラレルデジタルソース327によってセットされる
。カウンター319はマルチビットのパラレル出力を有
し、そこで、電源38によって電磁石30に連結された
電流に対する制御値を示す信号が得られる。弁別器31
4及び315によって確立された範囲の外にあるターゲ
ット23に関する放電に対する測定されたインピーダン
ス値zbに応答し、カウンター319によって得られた
出力信号が増加され又は減少される。
ワンショット321は、ORゲート322の出力によっ
て二値を与えられると、カウンター319のクロック入
力に周期パルスを与える。そのパルス又は遅延回路32
3の出力の制御のもとて選択的に遅延される。当業者に
は周知の方法で遅延回路323は1秒の何分の1かの十
分大きな時間にORゲート322からワンショツ) 3
21の入力に変わる出力レベルの供給を選択的に遅延さ
せる。遅延はカウンター319によって得られる値をた
だゆつくシとするように変えることができ、それによっ
てコイル29及び30に与えられる電流におけるジター
を防ぐ。もし、弁別器314及び315のどちらも二元
出力を引き出すならば、ワンショット321によって制
御器319に与えられるパルスはない。
電源38の出力電流に対するセットポイント値If2s
を示すカウンター319の出力信号は、マルチプレクサ
324を介してデジタル−アナログ変換器325と選択
的に連結される。放電が始められるとき(例えば新らし
い被加工物14が正常位置に置かれるとか、新らしいタ
ーゲット組立体が取り付けられるので)、マルチプレク
サ324けマルチビット初期存在値をデジタル−アナロ
グ変換器325に与える。初期存在値は通常の作動中よ
りも高い値のIf2sを設定し、ターゲット22及び2
3に対する放電を起こすために必要な、より高い磁場を
与える。If2gの初期値はデジタル信号源326から
得られ、カウンター319が応答する入力バスから離れ
たマルチプレクサ324の入力パスと連結される。マル
チプレクサ324が初めにカウンター319の出力の代
わシにデジタルソース326に応答するように起動され
ると同時に、カウンター319は所望の初期電流を設定
する電流値に対するデジタルソース源327の出力に応
答する状態にある。
デジタル−アナログ変換器325#′iDO演算増幅器
328によって計測され1反転されるアナログDC信号
を得るためにマルチプレクサ324によって変換器に与
えられる入力信号に応答する。増幅器328の出力はコ
イル30のための電5!38に入力信号If2aを給電
する緩衝増幅器329と連結される。増幅器329の出
力信号は均一性の異った一定のゲインファクター(ga
in factor)を有する増幅器に連結される。増
幅器331のDo出力信号はコイル29のための電源3
7に与えられる。電源38によって電磁石30に給電さ
れる電流は、それ故に電源37によって電磁石29に連
結ぎ)電流の一定の割合になっている。それによって、
電磁石29及び30に給電される磁場電流の割合は。
要素22及び23を含むターゲット組立体の作動寿命に
わたって一定に保つ。電磁石29及び30の起動により
得られる磁場の形状は、たとえ電磁石29及び30に関
する磁場の大きさが変化しても一定に維持する。電源3
7及び38によって電磁石29及び30に結合される電
流は、ターゲット23に関する放電のための一定効果の
インピーダンスを維持するために、記載されたフィード
バックルーズによって調節される。それによって電源1
8の電力料化は増加する。
低電力R,F、バイアスは低デポジション率の装置にお
ける基板形状上のフィルムの適合性を改善する。本発明
に従う高デポジション率の装置において、高いR,F、
電力が有効性のために必要であった。しかし、高いR,
F、電力はデポジットされたフィルムの局所的曇シ及び
溶解を引き起こす可能性がある。高い几、F、電力を供
給するためにプラズマを基板から十分に離すように移動
させる磁気ミラーを基板の付近に置くことは本発明の重
要な点である。磁気ミラーは基板の前面の後ろに置かれ
たコイル17の形を堰ることかでき、基板に垂直な磁場
線を当てる。コイル17は真空装置の外側に置くことも
できる。磁気ミラーコイル中の電流の方向はプラズマを
基板から遠ざけるように移動させ、電源からの有力な磁
場と向い合う方向である。アルミニウムスパッタリング
処置についてはウェーハは約500℃に加熱される。デ
ポジション中に基板を加熱するための装置は米国特許第
4,261.7 fi 2号(発明者King)及び同
第4,512.391号(発明者Harra)に開示さ
れている。150龍の直径に対するtsw/mのオーダ
ーの几、F。
バイアスをウェーハにかけることができ、ウェーハの加
熱及び本発明のスパッタ源の高デポジション率と相まっ
て、基板表面に対する高い均一性を有するフィルムとな
る。この出力密度は基板での350〜400ボルトのD
C自己バイアスに相当する。
磁気ミラーソレノイド17の使用は高出力L P。
バイアスを可能にする利点をもたらす一方で、もし、磁
気ミラーソレノイドであまシに多くの磁場が発生すると
ターゲットの寿命が短くなるという欠点を有する。スパ
ッタリング源コイルの電流に比例して磁気ミラーソレノ
イドに電流を送る制御回路がこの問題を最小化する。好
適実施例において、ミラーソレノイドへの電流YU  
Y=A+BXの形をとる。ここでA及びBは定数であり
、Xはマグネトロンスパッタ源コイルへの電流である。
本発明の1つの特別な実施例を記載し、また図示したが
、実施例の詳細、特に図示し記載したものは添付の特許
請求の範囲に限定される本発明の真の精神及び範囲から
離れることなく変更態様がなされることは明らかである
。例えば1本発明は同一平面にある複数ターゲット要素
或いは平面の必要がない複数ターゲット要素に適用でき
、加えてr、 f、放電にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適実施例に従った制御器と組み合わ
さる一対のターゲット要素を有するスパッタリング装置
の略示線図である。 第2図は第1図に略示されターゲット組立体を第3図の
2−2線に沿って切断した断面図である。 第3図は第2図に示した組立体の平面図である。 第4図は第2図に示した組立体の低面図である。 第5図は第1図に示した制御器の詳しい線図である。 第6図は第5図に示した制御器の詳しい線図ある。 第7図は内部カソードのための冷却リング組立体でバヨ
ネットカットアウトを示している。 第8図は外部カソードのための冷却リング組立体テバヨ
ネット力ットアウトを示している。 第9図は内部カソードの部分断面図である。 第1O図は外部カソードの部分断面図である。 12−一真空チェンパ 13−−スパッタコーティング処理室 17−一磁気ミラーコイル 22、23−一 ターゲット要素 24−一平坦環状放射面 25−一傾斜放射面 27−−軸線 28−一磁気ポールビース組立体 33−一ボールビーススタツド 34.35−一ボールビーススタツド 特許出願人  パリアン・アソシエイツ・インコーホレ
イテッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、材料をターゲット手段から被加工物上へスパッタさ
    せるための真空スパッタリング装置であつて、 I )ターゲット手段であつて、円形の外周部をもつ平
    坦な材料放射面を有する第1ターゲット及び前記平坦放
    射面に関して傾斜した表面を有する円形環状で、外側周
    辺部の軸線方向の厚さが内側周辺部の軸線方向の厚さよ
    りも大きい第2ターゲットを有するターゲット手段、 II)a)真空排気されるのに適した空間にイオン化可能
    なガスを供給するための手段で、前記空間がターゲット
    と被加工物との間にある手段、 b)前記空間内にガスのためのイオン化電場を作るため
    の手段、 c)前記第1及び第2ターゲットの放射表面付近の電場
    によつてイオン化されたガスのための制限磁場を作るた
    めの手段、 d)第1ターゲットの外側の傾斜した放射面から放射さ
    れた物質がスパッタされるようにターゲットを取り付け
    る手段、 e)被加工物の後ろに置かれ、プラズマを前記被加工物
    から遠ざけるように動かすための磁気ミラー手段、 f)R.F.バイアス電源を被加工物に結合するための
    手段、 とを有する装置、 とから成る真空スパッタリング装置。 2、特許請求の範囲第1項に記載された装置であつて、 前記磁気ミラーが被加工物の後ろのソレノイドを有する
    ところの装置。 3、特許請求の範囲第2項に記載された装置であつて、 スパッタリングの間、後ろから被加工物を加熱するため
    の手段を有するところの装置。 4、特許請求の範囲第3項に記載された装置であつて、 電場生成手段及び磁場生成手段が第1及び第2ターゲッ
    トの放射面のすぐ上方のイオン化ガス内に分離した第1
    及び第2放電を生成する手段を有し、前記分離した放電
    生成手段がa)前記第1及び第2ターゲットの各々の上
    方にあるガスのための分離した第1及び第2イオン化電
    場を生成するための手段、 b)第1及び第2ターゲットの放射面付近で電場によつ
    てイオン化されたガスのための異なる制限磁場を生成す
    るための手段、 を有し、前記磁場制限手段が各々、第1及び第2ターゲ
    ットを通る第1及び第2磁気回路を有し、該第1及び第
    2磁気回路が各々、第1及び第2磁場源と、該第1及び
    第2磁場源からの磁束を第1及び第2ターゲットに結合
    するためのポールピースを有するところの装置。 5、特許請求の範囲第4項に記載された装置であつて、 磁場源が異なつた調節可能な電流源に応答する電磁石で
    あるところの装置。 6、特許請求の範囲第1項に記載された装置であつて、 ターゲットを取り付けるための手段が、平坦放射面に置
    き換えて45の傾斜面を取り付けているところの装置。 7、材料を被加工物上に衝突させるための真空スパッタ
    リング装置であつて、 a)材料をスパッタリングするためのターゲット手段で
    あり、該ターゲット手段が円形外周部をもつ平坦放射面
    を有する第1ターゲット及び第2ターゲットを有し、該
    第2ターゲットは円形環状であり、放射材料が第1ター
    ゲットの外側の放射面からスパッタされるように第1及
    び第2ターゲットが配置されているターゲット手段、 b)真空排気されるのに適した空間にイオン化可能なガ
    スを供給するための手段で、前記空間がターゲットと物
    品との間にある手段、 c)前記空間内にガスのためのイオン化電場を作るため
    の手段、 d)第1及び第2ターゲットの放射面付近に電場によつ
    てイオン化されたガスのための 制限磁場を作るための手段、 e)被加工物の後ろに置かれ、プラズマを前記被加工物
    から遠ざけるように動かすため の磁気ミラー手段、 f)R.F.バイアス電源を被加工物に結合するための
    手段、 とから成る装置。 8、特許請求の範囲第7項に記載された装置であつて、 スパッタリングの間、被加工物を後ろから加熱するため
    の手段を有し、磁気ミラーが被加工物の後ろにソレノイ
    ドコイルを有するところの装置。 9、特許請求の範囲第7項に記載された装置であつて、 第1ターゲットの放射面が各々半径R_1及びR_2の
    内径及び外径をもつ環状であり、第2ターゲットの放射
    面が第1ターゲットの放射面の長手方向の軸線に対称で
    各々R_3の内半径とR_4の外半径を有し、R_1<
    R_2<R_3<R_4の関係を有するところの装置。 10、特許請求の範囲第9項に記載された装置であつて
    、 電場生成手段及び磁場生成手段が第1及び第2ターゲッ
    トの放射面のすぐ上方のイオン化ガス内に分離した第1
    及び第2放電を生成する手段を有し、前記分離した放電
    生成手段が、 a)前記第1及び第2ターゲットの各々の上方にあるガ
    スのための分離した第1及び第2イオン化電場を生成す
    るための手段、 b)第1及び第2ターゲットの放射面付近で電場によつ
    てイオン化されたガスのための異なる制限磁場を生成す
    るための手段、 を有し、前記磁場制限手段が各々、第1及び第2ターゲ
    ットを通る第1及び第2磁気回路を有し、該第1及び第
    2磁気回路が各々、第1及び第2磁場源と、該第1及び
    第2磁場源からの磁束を第1及び第2ターゲットに結合
    するためのポールピースを有するところの装置。 11、特許請求の範囲第10項に記載された装置であつ
    て、 第1磁気回路が磁束を半径R_1の第1ターゲットに結
    合するために軸線方向に伸びる第1ポールピースを有し
    、第2磁気回路が磁束を半径R_4の第2ターゲットに
    結合するために軸線と同心の第2環状ポールピースを有
    し、第1磁気回路が半径R_1の第1ターゲットに磁束
    を結合するための第1ポールピース手段を有し、第2磁
    気回路が半径R_3の第2ターゲットに磁束を結合する
    ための第2ポールピース手段を有するところの装置。 12、特許請求の範囲第11項に記載された装置であつ
    て、 電場生成手段及び磁場生成手段が第1及び第2ターゲッ
    トの放射面のすぐ上方のイオン化ガス内に分離した第1
    及び第2放電を生成する手段を有し、前記分離した放電
    生成手段が、 a)前記第1及び第2ターゲットの各々の上方にあるガ
    スのための分離した第1及び第2イオン化電場を生成す
    るための手段、 b)第1及び第2ターゲットの放射面付近で電場によつ
    てイオン化されたガスのための異なる制限磁場を生成す
    るための手段、 を有し、前記磁場制限手段が各々、第1及び第2ターゲ
    ットを通る第1及び第2磁気回路を有し、該第1及び第
    2磁気回路が各々、第1及び第2磁場源と、該第1及び
    第2磁場源からの磁束を第1及び第2ターゲットに結合
    するためのポールピースを有するところの装置。 13、特許請求の範囲第12項に記載された装置であつ
    て、 第1磁気回路が磁束を半径R_1の第1ターゲットに結
    合するために軸線方向に伸びる第1ポールピースを有し
    、第2磁気回路が磁束を半径R_4の第2ターゲットに
    結合するために軸線と同心の第2環状ポールピースを有
    し、第1磁気回路が半径R_1の第1ターゲットに磁束
    を結合するための第1ポールピース手段を有し、第2磁
    気回路が半径R_3の第2ターゲットに磁束を結合する
    ための第2ポールピース手段を有するところの装置。 14、特許請求の範囲第13項に記載された装置であつ
    て、 スパッタリングの間、後ろから被加工物を 加熱するための手段を有するところの装置。
JP62062759A 1984-05-17 1987-03-19 タ−ゲツト及び磁気的に強められたr.f.バイアスを分離する分離制限磁場を有するマグネトロン・スパツタ装置 Pending JPS63230872A (ja)

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JP62062759A JPS63230872A (ja) 1984-05-17 1987-03-19 タ−ゲツト及び磁気的に強められたr.f.バイアスを分離する分離制限磁場を有するマグネトロン・スパツタ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/611,435 US4595482A (en) 1984-05-17 1984-05-17 Apparatus for and the method of controlling magnetron sputter device having separate confining magnetic fields to separate targets subject to separate discharges
JP62062759A JPS63230872A (ja) 1984-05-17 1987-03-19 タ−ゲツト及び磁気的に強められたr.f.バイアスを分離する分離制限磁場を有するマグネトロン・スパツタ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5439574A (en) * 1992-04-09 1995-08-08 Anelva Corporation Method for successive formation of thin films
JP2007501333A (ja) * 2003-05-23 2007-01-25 ティーガル コーポレイション 付着装置及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5439574A (en) * 1992-04-09 1995-08-08 Anelva Corporation Method for successive formation of thin films
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