JPS63230798A - 下痢副作用を消失させる低カロリ−脂肪物質 - Google Patents

下痢副作用を消失させる低カロリ−脂肪物質

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JPS63230798A
JPS63230798A JP62056407A JP5640787A JPS63230798A JP S63230798 A JPS63230798 A JP S63230798A JP 62056407 A JP62056407 A JP 62056407A JP 5640787 A JP5640787 A JP 5640787A JP S63230798 A JPS63230798 A JP S63230798A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は低カロリー脂肪物質として使用される組成物に
関する。本発明は更に、低カロリー食品及び血清コレス
テロール減少方法において使用される脂肪物質に関する
発明の背景 現在、人間における最もありふれた代謝障害の一つは肥
満である。この症状は、主に、消gi量を超える多量の
カロリー摂取量に起因する。脂肪は食餌中で最も濃縮さ
れたエネルギ一体であり、脂肪1gにつき約9カロリー
供給する。全体的には、脂肪は、食餌中で総カロリーの
約40%を占める。
トリグリセリド類は、平均食餌中で消費される総脂肪の
約90%を占める。食用脂肪のカロリー価を低下せしめ
得る一つの方法は、通常の食用トリグリセリド脂肪がほ
ぼ完全に吸収されることから、体内で吸収されるトリグ
リセリド量を減少させることであろう〔脂質類、第2巻
、エッチ・ジエイ・デュエル、インターサイエンスやパ
ブリッシャーズ社、ニューヨーク、1955年、第21
5頁(1,1plds、 2. Il、J、Denel
、 Interscl−ensce Publishe
rs、  Inc、、 New York 1955.
 page215)参照〕。低カロリー脂肪は、肥満を
予防又は克服し得る簡便かつ実用的な方法を提供する。
食餌、栄養及び癌委員会、国立科学アカデミ−。
ナショナル・アカデミ−・プレス、ワシントン・ディー
・シー、第4−5頁、1982年(Comm1ttcc
 on Diet、 Nutrltion and C
ancer。
National Academy orScienc
es、 National Aca−daa+y Pr
ess、 Washlngton、 D、C,、pp、
4−5(1982)]発行のエグゼクティブ・サマリー
(ExecutiveSa+uary )では、癌と脂
肪、即ち、総食餌脂肪、飽和脂肪、多不飽和脂肪及びコ
レステロールの摂取との間における可能な関連性につい
て論じている。疫学的研究では、食餌脂肪といくつかの
部位、特に胸部、前立腺及び大腸における癌の発生との
関連性を何度も示唆してきた。しかしながら、デ−タは
完全に一致しているわけではない。疫学的研究と同様に
、動物による多数の実験では、食餌脂肪が特に胸部及び
結腸での腫瘍形成に影響を与えることを示唆していた。
温血動物で生じる症状には、コレステロールの吸収及び
関連の高コレステロール血症を伴う。例えば、疫学的研
究では、いくつかの例外を除き、多量の飽和脂肪及びコ
レステロールを消費する群は比較的高濃度の血清コレス
テロール及び冠動脈系が心臓疾患による高死亡率を有す
ることを証明した。反対に、血清コレステロールレベル
及び冠動脈疾患による死亡率は、飽和脂肪及びコレステ
ロールの低消費群の場合に低い。
国立健康全体開発協議会(Nationl In5t1
tutosof Hcslth Con5ensus 
Development Conf’erence)は
、“心臓疾患を予防するための血中コレステロールの低
下”、ジェイ・ニー串エムΦニー。
第253巻、第14号、第2080−2086頁。
1985年〔“Lowering Blood Cho
lesterol t。
Prevent  Heart  Disease  
”  、   1n  JAMA、  Vol、25L
No、14. pp、2080−2086(1985)
 )を発行した。血中コレステロールレベルの上昇が冠
動脈疾患の主因であって、上昇した血中コレステロール
レベル(特に低密度リポタンパク質(LDL)コレステ
ロールの血中レベル)の明らかな減少は冠動脈系心臓疾
患による心臓発作の危険を低下させることになる、と結
論づけられた。委員は、血中血清コレステロールレベル
を低下させるために、食餌の適切な変化、特に摂取脂肪
量の減少を推奨した。
したがって、肥満、癌及び心臓疾患の危険を減少させる
ためには、食餌中のトリグリセリド脂肪量を低ドさせる
方法が必要になる。
トリグリセリド類に代わり得る低カロリー脂肪は、マッ
トソン(Mattson )らにより開示されている。
マットソンらの米国特許第3. 600. 186号明
細書は、低カロリーの脂肪含a食品組成物について開示
しており、この組成物において少なくとも一部のトリグ
リセリド内容物はポリオール脂肪酸エステルに代ってい
て、このポリオール脂肪酸エステルは各脂肪酸が8〜2
2個の炭素原子をもつ少なくとも4つの脂肪酸エステル
基を有している。
ジャンダセツク(Jandacek)らの米国特許第4
.005,196号明細書はビタミンA1ビタミンD1
ビタミンE及びビタミンKからなる群より選択される十
分量の脂溶性ビタミンを含有した、マットソンらの特許
の低カロリー脂肪含有食品組成物について開示している
マットソンらの米国特許第3.954.976号明細書
は、少なくとも4つの脂肪酸エステル基をもつポリオー
ル脂肪酸エステルを有効単位投与量含有するコレステロ
ール吸収阻害性医薬組成物、並びに、経時的治療冑効量
の上記ポリオール脂肪酸エステルを動物に全身投与する
ことからなる、動物における高コレステロール血症の治
療及び/又は予防方法について開示している。
マットソンら及びジャンダセックらの特許明細書に開示
されたエステル類は、高コレステロール血症管理用の低
カロリー食品製品又は医薬組成物に使用される有効な脂
肪代替物である。残念なことに、これらエステル類の中
乃至高レベルの規則的な摂取は、望ましくない“下痢”
作用(”1axat1vc” offcct) 、すな
わち肛門括約筋からのエステル漏出を招き得る。この望
ましくない下痢作用を防止する一つの方法は、それらが
体温で完全に固体であるようにエステル類を処方するこ
とである。
望ましくない下痢作用を防止するもう一つの方法は、ジ
ャンダセックの米国特許第4,005゜195号明細書
に記載されているような抗肛門漏出剤をエステルに加え
ることである。この特許は、固体脂肪酸類(融点37℃
以上)、それらのトリグリセリド源及び固体ポリオール
脂肪酸ポリエステル類を含有する抗肛門漏出剤について
開示している。特に、薬剤は、食用01□以上飽和脂肪
酸類及びそれらの食用塩類;01□以上飽和脂肪酸類の
食用消化性供給源;少なくとも4つの脂肪酸エステル基
をもつ食用非吸収非消化性固体ポリオール脂肪酸ポリエ
ステル類(ポリオールは4〜8個のヒドロキシル基をも
つ糖類及びアルコール類からなる群より選択され、各脂
肪酸基は約8〜約22個の炭素原子をqする);及びα
分岐鎖C10−C18脂肪酸類の食用非消化性エステル
類からなる群より選択される。
完全な固体エステル類、及び抗肛門漏出剤として使用さ
れる固体トリグリセリド類もしくはエステル類は、低カ
ロリー食品組成物中で使用された場合に欠点を有する。
高固体含量のエステル又はトリグリセリドは、摂取時に
口内で“ロウ様の”味を呈する。カロリー及びコレステ
ロールを減少させるのになお有効であって、しかも口内
でロウ様の味を呈しないように比較的低い固体含量を有
することができる低カロリー脂肪物質を得ることが望ま
れるであろう。同時に、この脂肪物質は望ましくない下
痢副作用を起こさないことが重要である。
したがって、低カロリー食品組成物及び血清コレステロ
ール減少方法において使用される低カロリー脂肪物質を
提供することが、本発明の目的である。
下痢副作用を起こさない脂肪物質を提供することも、本
発明の他の目的である。
抗肛門漏出剤の添加使用を要せずして下痢副作用を回避
することが、本発明のもう1つの目的である。
本発明のこれら及び他の目的は、本明細書の開示から明
らかにされるであろう。
発明の要旨 本発明は、体温で非ニユートン疑似塑性レオロジーをも
つ食用で全部もしくは一部非消化性の低カロリー脂肪物
質からなる物質の組成物である。
特に、100°F (37,8℃)において、該脂肪物
質は、(a)せん断速度800sec −1で少なくと
も約2,5ポアズの粘度、せん断速度100sec ”
で少なくとも約4,0ポアズの粘度及びせん断速度10
sec−1で少なくとも約25.0ポアズの粘度; (
b)少な(とも約2500dyn /clの降伏点; 
(C)少なくとも約0.20X106dyn/cシ・s
ecのチキソトロピー面積;及び(d)少なくとも50
%の液体/固体安定率を有する。
本発明の組成物は、低カロリー詣防食品製品及び血清コ
レステロール減少方法においてトリグリセリド脂肪代替
物として使用される。
本発明で使用可能な特定の低カロリー脂肪物質としては
、糖脂肪酸ポリエステル類、ポリグリセロール脂肪酸ポ
リエステル類及び脂肪アルコール類でエステル化された
トリカルボン酸類である。
発明の詳しい記述 “低カロリー脂肪物質°とは、ヒト食餌中のトリグリセ
リド脂肪類又は油類に代わり得る食用物質を意味する。
これらの物質は、トリグリセリド油脂類の長所、即ち潤
滑性及び香味を与える。
“全部非消化性″とは、実質的に物質のすべてが体内で
消化されないことを意味する。即ち、それが摂取された
時と実質的に同様の状態で消化器系を通過する。”一部
非消化性“という用語は、物質の少なくとも約30%が
消化されないことを意味する。好ましくは、物質の少な
くとも約70%が消化されない。
本明細書で用いられる“液体/固体安定性(率)”とは
、物質中の液体部分が体温で容易に固体部分から分離し
ないこと、即ち、その約95%までが液体であっても物
質は固体のままであることを意味する。液体/固体安定
率は、100゛F(37,8℃)で1時間60. oo
orpfflで物質試料を遠心分離させることによって
測定される。
液体/固体安定率は、100%−(遠心分離に液体とし
て分離された物質の%)、として定義される。 本発明
は、下痢副作用を消失させるために低カロリー脂肪物質
は体温で安定かつ粘稠でなければならないために、体温
(98,6丁、37℃)での低カロリー脂肪物質のレオ
ロジーに関係がある。しかしながら、本発明での測定は
便宜及びより簡単な装置の較正という理由から100°
F(37,8℃)で行なわれ、よって本発明は100°
F (37,8℃)における特性でもって定義されてい
る。100丁(37,8℃)での測定は体温でのUj定
に非常に近く、温度が低くなるほど粘度が増加するため
、その測定は体温でのレオロジー特性を控えめに表わし
ていると解される。
本発明の脂肪物質は、体温において予想外のレオロジー
及び液体/固体安定率を示す。例えば、体温で固体12
%及び液体88%からなる特に合成された半溶融スクロ
ース脂肪酸ポリエステル類は、非ニユートン疑似塑性流
動特性を示し、非常に粘稠であって、優れた液体/固体
安定性を有する。これは、液体スクロースポリエステル
88%及び固体スクロースポリエステル1296からな
る混合物の性質と正反対である。体温において、固体ス
クロースポリエステル12%及び液体スクロースポリエ
ステル8826の混合物は、液体及び固体の部分に分離
する。しかも、その混合物は低粘性である。他方、特に
合成されたスクロースポリエステル類は、比較的低い固
体レベルで、疑似塑性流動、驚異的粘度及び液体/固体
安定率を示す。
低カロリー脂肪物質の高い粘度及び液体/固体安定率に
よる長所は、その物質の摂取が望ましくない下痢副作用
につながらないことである。粘稠かつ安定であれば、物
質は正常側と酷似した方法で消化管から肛門括約筋を経
て通過する。したがって、本発明の物質は抗肛門漏出剤
を加えなくとも安全に摂取することができる。
もう一つの長所は、本発明の脂肪物質が比較的低い固体
含有レベルで高い粘度及び安定率を維持し得るという事
実から生じている。本発明の組成物が摂取された場合、
固体は口内で知覚しにくくなり、したがって該組成物は
ロウ様の味を呈しにくくなる。
本発明の低カロリー脂肪物質は均−系であると考えられ
る。理論に拘束されるわけではないが、物質中の固体結
晶と液体間で網状構造たる証拠が、体温における物質の
驚異的に高い液体/固体安定率及び粘度に関連して見出
された。
次に、本発明は100丁(37,8℃)で非ニユートン
疑似塑性レオロジーを有するような物理化学的特性をも
った食用で全部もしくは一部非消化性の低カロリー脂肪
物質からなる物質の組成物に関する。特に、100丁(
37,8℃)において、該脂肪物質は、(a)せん断速
度8008cc−1で少なくとも約2.5ポアズの粘度
、せん断速度100sec ”で少なくとも約4.0ポ
アズの粘度及びせん断速度1 osec−tで少なくと
も約25.0ポアズの粘度; (b)少なくとも約25
00dyn /cm2の降伏点; (C)少なくとも約
0.20X106dyn/cd・secのチキソトロピ
ー面積;及び(d)少なくとも50%の液体/固体安定
率を有する。
粘度、降伏点及びチキソトロピー面積は周知のレオロジ
ー特性であり、平板−円錐型粘度計〔例えば、フェラン
チーシャーリー(Fcrranti −3hirlcy
 )粘度計、フエランチ・エレクトリック社(Fcrr
anti EIcctrlc、 Inc、 )製造、8
7モジユラー通す、  コマツク、ニューヨーク117
25)のような装置を使用して測定することができる。
レオロジーの基礎は、アイドソン、 “レオロジー二基
礎概念”、コスメティクス・アンド・トイレトリーズ、
第93巻、第23−30頁、1978年7月(Idso
n、Rheo l ogy : FundaIIlan
 La IConcepts ” 、 Cosmeti
cs and Tolletries、 Vol。
93、pp、23−30(July 1978))で論
じられている。
“粘度“は、液体の各層が液体の隣接層を通過する時に
おいて各層の動きに抵抗する内部摩擦の尺度である。“
降伏値”は、物質が流動し始める前に与えなければなら
ないずれ応力の鑓である。アイドソンは、物質内部での
一定の構造の形成により生じる可逆的ゲル−ゾル−ゲル
変換として“チキソトロピー“を定義している。ゲル構
造は振動又は攪拌によりゾル化し、静置させておくと再
びゲル化する。
本発明の脂肪物質の試料において粘度、降伏点及びチキ
ソトロピー面積を測定するために、平板−円錐型粘度計
がずれ応力対せん断速度のプロ・ソトであるレオグラム
を記録するために使用される。
粘度及び降伏点はレオグラム曲線上の各点から計算され
、チキソトロピー面積は(“ヒステリシスループとして
も知られる)曲線内の面積である。
アイドソンによるこの方法の説明は参考のため本明細書
に包含される。更に詳細な説明は、以下の分析方法のセ
クションで記載されている。
好ましくは、100”F (37,8℃)において、本
発明の低カロリー脂肪物質は、せん断速度800sec
−1で少なくとも約5ポアズの粘度、せん断速度100
sec −1で少なくとも約20ポアズの粘度及びせん
断速度10sec −1で少なくとも約200ポアズの
粘度を有する。組成物の好ましい降伏点は少なくとも約
5000dyn /cd、好ましいチキソトロピー面積
は少なくとも約0.75X106dyn /cJ ・s
ecである。好ましくは、組成物は少なくとも約90%
の液体/固体安定率を有する。
最も好ましくは、100丁(37,8℃)において、低
カロリー脂肪物質は、せん断速度800sec −1で
少なくとも約8ポアズの粘度、せん断速度100soc
 −1で少なくとも約30ポアズの粘度及びせん断速度
10soc −1で少なくとも約400ポアズの粘度を
有する。組成物の最も好ましい降伏点は少なくとも約1
5. 000dyn /c−であり、最も好ましいチキ
ソトロピー面積は少なくとも約1、 00x 10Bd
yn /cj*secである。
本発明の脂肪物質における粘度の好ましい上限は、せん
断速度10sec−1で約IX1.0”ポアズ及びせん
断速度100sec ””で約1000ポアズである。
脂肪物質は本明細書で示したような疑似塑性流動特性を
有していなければならない。
ヨード価は脂肪酸の不飽和度の尺度である。本発明の低
カロリー脂肪物質は約36〜約55のヨード価を有する
ことが好ましい。
固体脂肪含有率(S F C)は、所定温度における特
定脂肪物質の固体ffi量%の妥当な近似値を示す。本
発明の低カロリー脂肪物質は100丁(37,8℃)で
少なくとも約5%の固体脂肪含有率を有することが好ま
しい。最も好ましくは、100丁(37,8℃)におけ
る固体脂肪含有率は少なくとも約10%である。低カロ
リー脂肪物質は、約98.6丁(37℃)以上で完全に
溶解する融点を有することが好ましい。
本発明の低カロリー脂肪物質は、食用で全部もしくは一
部非消化性の様々な化合物のいずれであってもよい。好
ましくは、脂肪物質はポリオール脂肪酸ポリエステル類
、脂肪アルコール類でエステル化されたポリカルボン酸
類及びそれらの混合物からなる群より選択される。好ま
しいポリオール脂肪酸ポリエステル類は、糖脂肪酸ポリ
エステル類、糖アルコール脂肪酸ポリエステル類、ポリ
グリセロール脂肪酸ポリエステル類及びそれらの混合物
である。更に好ましくは、脂肪物質は、糖脂肪酸ポリエ
ステル類、糖アルコール脂肪酸ポリエステル類及びそれ
らの混合物からなる群より選択されるが、ここで糖類及
び糖アルコール類は4〜8個のヒドロキシル基を有して
いる。
糖もしくは糖アルコール脂肪酸ポリエステル類は、糖類
もしくは糖アルコール類、及び脂肪酸類からなる。“糖
”という用語は、本明細書において、単糖類及び三糖類
を総称した通常の意味で用いられる。“糖アルコール”
という用語も、アルデヒド又はケトン基がアルコールに
還元された糖類の還元産物を総称した通常の意味で用い
られる。
脂肪酸エステル化合物は、単糖類、三糖類又は糖アルコ
ールを下記のような脂肪酸類と反応させることにより製
造する。
適切な単糖類の例としては、キシロース、アラビノース
及びリボースのように4個のヒドロキシル基を有するも
のがあるが、キシロースから誘導される糖アルコール、
即ちキシリトールも適切である。単糖類のエリトロース
は、それのみが3個のヒドロキシル基を有することから
、本発明の実用化には不適であるが、しかしながらエリ
トロースから誘導される糖アルコール、即ちエリスリト
ール、は4個のヒドロキシル基を仔しているため適して
いる。本発明での使用に適した5個のヒドロキシル含有
単糖類としては、グルコース、マンノース、ガラクトー
ス、フルクトース及びソルボースがある。スクロース、
グルコース又はソルボースから誘導される糖アルコール
、例えばソルビトールは6個のヒドロキシル基を有して
いるため、これも脂肪酸エステル化合物のアルコール部
分として適切である。適切な三糖類の例としてはマルト
ース、ラクトース及びスクロースがあり、これらはすべ
て8個のヒドロキシル基を符する。
本発明の糖もしくは糖アルコール脂肪酸ポリエステル類
を製造するに際しては、上記のような糖又はアルコール
化合物は約8〜約22個の炭素原子を有する脂肪酸類混
合物でエステル化されねばならない。このような脂肪酸
類の例としては、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸
、ミリスチン酸、ミリストオレイン酸、パルミチン酸、
パルミトオレイン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リシ
ノール酸、リノール酸、リルン酸、エレオステアリン酸
、アラキン酸、ベヘン酸及びエルカ酸がある。脂肪酸類
は適切な天然又は合成脂肪酸類から誘導することができ
、飽和でも不飽和であってもよく、位置及び幾何異性体
を含む。本発明の脂肪物質は、脂肪酸1種のエステル類
よりむしろ脂肪酸類の混合エステルである。
脂肪酸類自体又は天然の油脂類は、糖もしくは糖アルコ
ール脂肪酸エステルの脂肪酸成分供給源として取扱われ
る。例えば、菜種油はC2□脂肪酸の良好な供給源であ
る。01B  ’1B脂肪酸は、獣脂、大豆油又は綿実
油から得ることができる。短鎖脂肪酸類は、ココヤシ油
、ヤシ種油又はババス−曲から得ることができる。コー
ン油、ラード、オリーブ油、ヤシ油、ピーナツ油、紅花
種油、ゴマ種油及びヒマワリ種油は、脂肪酸成分の供給
源として使用可能な他の天然油類の例である。
本発明での使用に適した糖もしくは糖アルコール脂肪酸
ポリエステル類は、当業者に周知の様々な方法で製造す
ることができる。これらの方法としては、各種触媒を用
いた糖又は糖アルコールとメチル、エチル又はグリセロ
ール脂肪酸エステル類とのエステル交換;糖又は糖アル
コールの脂肪酸クロリドによるアシル化;糖又は糖アル
コールの脂肪酸無水物によるアシル化;及び、糖又は糖
アルコールの脂肪酸自体によるアシル化がある。
例えば、糖及び糖アルコール脂肪酸エステル類の製法は
米国特許第2,831,854号明細書に紀裁されてい
る。
本発明で使用される糖もしくは糖アルコール脂肪酸ポリ
エステル類の特徴は、それらが主として少なくとも4個
の脂肪酸ポリエステル基を有していることである。3個
以下の脂肪酸エステル基を有する糖もしくは糖アルコー
ル詣肪酸ポリエステル化合物は、通常のトリグリセリド
脂肪類と同様に多量に腸管内で消化されるが、4個以上
の脂肪酸エステル基を有する糖もしくは糖アルコール詣
肪酸ポリエステル化合物は、さほど消化されず、したが
って本発明での使用に望ましい低カロリー特性を有して
いる。
本発明において非常に好ましい低カロリー脂肪物質は、
スクロース脂肪酸ポリエステル類である。
好ましいスクロース脂肪酸ポリエステル類は、脂肪酸で
エステル化された多数のヒドロキシル基を有する。スク
ロース脂肪酸ポリエステル類のうち、好ましくは少なく
とも約85%、最も好ましくは少なくとも約95%が、
オクタエステル類、ヘプタエステル類、ヘキサエステル
類及びそれらの混合物からなる群より選択される。好ま
しくは、エステル類の約35%以下かへキサエステル類
又はヘプタエステル類であって、スクロース脂肪酸ポリ
エステル類の少なくとも約60%がオクタエステル類で
ある。最も好ましくは、ポリエステル類の少なくとも約
70%がオクタエステル類である。
必要な物性を与えるために、本発明のスクロース脂肪酸
ポリエステル類は、一定種類の脂肪酸類でエステル化さ
れることが好ましい。脂肪酸類のうち、好ましくは少な
くとも約80%、最も好ましくは少なくとも約90%が
、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール
酸及びベヘン酸の混合物からなる群より選択される。
更に具体的には、下記組成が好ましい脂肪酸組成である
:パルミチン成約9九〜約12%;ステアリン酸約35
%〜約53%;オレイン酸約19%〜約43%;リノー
ル酸約2%〜約17%;リルン酸約O%〜約2%;アラ
キン酸約0%〜約2%;ベヘン酸約O%〜約10%;及
びエルカ酸約0%〜約2%。
下記脂肪酸組成が最も好ましい:パルチミン酸約9%〜
約12%;ステアリン酸約42%〜約53%;オレイン
酸約19%〜約39%;リノール酸約2%〜約17%:
リルン酸約0%〜約2%;アラキン酸約0%〜約2%;
ベヘン酸約0%〜約〕0%;及びエルカ酸約0%〜約2
%。
ポリグリセロール脂肪酸ポリエステル類も、本発明の低
カロリー脂肪物質である。ポリグリセロールは、酸又は
塩基の存在下でのグリセリン重合により製造される。ポ
リグリセロール類は2〜20個のグリセロール部分を自
゛する。好ましくは、ポリグリセロール類は、2〜15
個のグリセロール部分を釘するものである。
ポリグリセロール化合物はあらゆる合成方法によって製
造することができる。例えば、セーデン(Scidcn
)及びマーチン(Martin)の米国特許第3.96
8,169号明細書(1976)参照。
ポリグリセロール類のエステル化は、得られるポリグリ
セロールエステル類が本発明で必要なレオロジー特性を
有する限り、当業者に公知のいかなる方法でも実施する
ことができる。
動物研究では、下記レオロジー特性を有するポリグリセ
ロールエステル類が、下痢副作用を消失させる−にで極
めて何効であることを示した:(a ) センlJi速
ff800sec −1テ3. 13 ホ7スの粘度、
せん断速度100sec ””で5.18ポアズの粘度
及びせん断速度10sec −1で32.43ポアズの
粘度;  (b)0.246X106dyn /eJ 
伊secのチキソトロピー面積;及び(C)53.45
%の液体/固体安定率。
“脂肪アルコール類でエステル化されたポリカルボン酸
類”とは、トリカルボン酸類、テトラカルボン酸及び更
に高次のものである。ポリカルボン酸類は、脂肪アルコ
ール類で一部又は全部エステル化することができる。少
なくとも3個の脂肪アルコールエステル基が、酸分子上
になければならず、それによりこのものを一部非消化性
にさせつる。
本発明の低カロリー脂肪物質は、低カロリーたる長所を
付与するために、あらゆる脂肪含有食品組成物において
通常のトリグリセリドの一部もしくは全部代替物として
使用することができる。顕著な低カロリー効果を得るた
めには、食品組成物中における脂肪の少なくとも約10
96又は食品のカロリー価の33%は低カロリー脂肪物
質からなることか必要である。一方、非常に低カロリー
であって、このため非常に望ましい本発明の食品組成物
は、脂肪が本発明の脂肪物質で約10096までかつカ
ロリーの25%〜100%を占める場合に得られる。
本発明の低カロリー脂肪物質、特にスクロースポリエス
テル類は、様々な食品及び飲料製品で使用される。例え
ば、脂肪物質は、ケーキ、プラウニー、マフイン、クツ
キー、バークツキ−、ウェハース、ビスケット、ペイス
トリー、パイ及びパイ皮のような焼き製品及び焼き製品
混合物の製造のために使用することができる。好ましい
クツキーとしては、サンドイッチクツキー及びチョコレ
ートチップクツキー、特にハング(Ilong)及びブ
ラップス(Brabbs)の米国特許第4,455,3
33号明細書に記載されている貯蔵安定性の二重生地ク
ンキーがある。焼き製品は果実、クリーム又は他の充填
物を含有することができる。他の焼き製品応用物として
は、パン及びロールパン、クラッカー、プレッセエル、
パンケーキ、ワツフル、アイスクリームコーン及びカッ
プ、イースト醗酵焼き製品、ピザ及びピザ皮、並びに焼
き殿粉スナック食品等がある。
低カロリー脂肪物質は、ショートニング(shorte
ning)及び油製品を製造するために、単独で又は他
の通常もしくは低カロリーの脂肪類と一緒に使用するこ
とができる。これらの製品としては、ショートニング、
マーガリン、ラード、液体油及び天ぷら浦のような食用
油、調理用サラダ浦、ポツプコーン油、サラダドレッシ
ング及びマヨネーズなどがある。更に、脂肪物質は、プ
リングルス(Prjngle’s ) 、ポテトチップ
、コーンチップ、トルチラチップ、他の揚げ殿粉スナッ
ク食品、フレンチフライ、ドーナツ、フライドバイ(例
えば、ターンオーバー)、クルラー(cruller 
)及びフライドチキンのように油で揚げられる食品中に
含をさせることができる。
乳製品及び人工乳製品も低カロリー脂肪物質で製造する
ことができる。例えば、それらは、バター、アイスクリ
ーム及び他の脂肪含有冷凍デザート、ヨーグルト、並び
にナチュラルチーズ、プロセスチーズ、クリームチーズ
、コテッジチーズ、チーズ食品及びチーズスプレッドの
ようなチーズ類の製造に使用される。脂肪物質は、ミル
ク、クリーム、サワークリーム、バターミルク及びコー
ヒークリ−マー(凍結又は粉末)を製造するために使用
することができる。他の乳飲料及びプリンのような乳デ
ザートも製造することができる。
低カロリー脂肪物質は、肉料理と一緒に又はそれとは別
に、アントレ(cntrcc)としてまたは冷凍料理、
において使用することができる。それらは、ハンバーガ
ー、ホットドック、フランクフルトソーセージ、ウィン
ナ−、ソーセージ、ボローニヤソーセージ及び他の軽食
肉料理のような肉製品に使用することができる。更に、
脂肪物質は、バスタ/肉製品、シチュー、チリコンカル
ネ、ひき肉料理、バーベキュー、サンドイッチスプレッ
ド及び缶詰魚(例えば、油中のマグロ又はサケ)のよう
な缶詰肉製品に使用される。植物性タンパク質から製造
される自模造品は、通常の脂肪の代わりに脂肪物質を六
角゛することができる。脂肪物質は、豆腐及び様々な種
類のタンパク質スプレッドを製造するために使用するこ
ともできる。
本発明の低カロリー脂肪物質の他の多くの用途としては
、甘味製品及び菓子類、例えばキャンディ、チョコレー
ト、チョコレート菓子、粉砂糖菓子、及び砂糖衣菓子、
シロップ、ホイップトッピング(凍結又はエアゾール)
、並びにクリーム充填物、果実充填物及び他の充填物の
製造がある。
合成ナツツ及びナツツバター、特にピーナツバター及び
目゛味ナツツスプレッドも、脂肪物質で製造することか
できる。脂肪物質は、様々な種類のスープ、ディップ(
dip ) 、ソース(例えば、タルタルソース、バー
ベキューソース)及び肉汁に使用される。家禽及び家畜
飼料及びベット食品は脂肪物質で製造することができる
。最後に、それらは、調理用スプレー、卵代替物及び植
物性飲料を製造するために使用することができる。
低カロリー脂肪物質は、特定の種類の食品及び飲料成分
と一緒に特に使用される。例えば、剰余カロリー減少効
果は、脂肪物質が無カロリー又は低力。り一せ味料と一
緒に使用された場合に達成される。目゛味料の例として
は、アスパルテーム、サッカリン、ナセスルフエーム、
アラタペタウマチン、ジヒドロカルコン類、シクラメー
ト、ステリオシド、ズルチン及びP−4000のような
合成アルコキシ芳δ族化合物、スオサン、ミラクリン、
モネリン、ジクロへキシルスルファメート類、置換イミ
ダシリン類、N−置換スルファミン酸類、オキシム類、
アセスルファム−にルバウジオシドーA、及びペプチド
類がある。
各種の増量剤が、多数の食品組成物において低カロリー
脂肪物質と一緒に使用される。増量剤は、非消化性炭水
化物、例えばポリデキストロース、カルボキシメチルセ
ルロース、カルボキシエチルセルロース及び豆腐であり
うる。他の適切な増量剤としては、親水コロイド類、デ
ンプン類、デキストリン類、マルトデキストリン類、糖
アルコール等のポリオール類、例えばガム類、ソルビト
ール及びマンニトール、並びに炭水化物、例えばラクト
ース等がある。
低カロリー脂肪物質は、他の無カロリー又は低カロリー
脂肪類、例えば分岐状脂肪酸トリグリセリド類、トリグ
リセロールエーテル類、ポリカルボン酸エステル類、ス
クロースポリエーテル類、ネオペンチルアルコールエス
テル類、シリコーン油類/シロキサン類、及びジカルボ
ン酸エステル類と一緒に使用することができる。脂肪物
質と一緒に使用される他の一部脂肪代替物としては、中
鎖長トリグリセリド類、高エステル化ポリグリセロール
エステル類、アセチン脂肪類、植物ステロールエステル
類、ポリオキシエチレンエステル類、ハボー/< (j
OJOba)エステル類、脂肪酸類のモノ/ジグリセリ
ド類、及び短鎖二塩基酸のモノ/ジグリセリド類等があ
る。
食品及び飲料組成物は、各々の併存的効果を得るために
、本発明の低カロリー脂肪物質を食物繊維と混合するこ
とにより製造することができる。
“食物繊維″とは、補乳動物の酵素による消化作用に抵
抗する複合炭水化物、例えば植物細胞壁及び海草に存在
する炭水化物、並びに微生物醗酵により産生される炭水
化物を意味する。これら複合炭水化物の例としては、ふ
すま類、セルロース類、ヘミセルロース類、ペクチン類
、ガム及び粘液類、海草抽出物並びに生合成ガム類等が
ある。セルロース繊wi源としては、植物、果実、草類
、穀物及び人工繊維(例えば、細菌合成)等がある。精
製植物セルロースはセルロース粉のような市販繊維類も
使用することができる。天然繊維としては、全カンキツ
系の果皮、カンキツ系のアルベド、テンサイ、カンキツ
系の果肉及び小胞固体、リンゴ、アプリコツト、・lu
びにスイカの皮等がある。
これらの食物繊維は粗製物でも又は精製物でもよい。使
用される食物繊維は、単独型(例えば、セルロース)、
混合食物繊維(例えばセルロース及びペクチン含qのカ
ンキツ系アルベド繊維)又は繊維組合せ型(例えばセル
ロース及びガム)の繊維等である。繊維は当業者に公知
の方法により加工することができる。
植物タンパク質、例えば大豆タンパク質及び他の粗製も
しくは単離タンパク質は、本発明の低力口り一脂肪物質
と一緒に特に使用される。植物タンパク資源の例として
は、大豆、紅花種子、トウモロコシ、ピーナツ、小麦、
エントウ、ヒマワリ種子、綿実、ココナツ、菜種、ゴマ
種子、葉タンパク質、ケラチン、藻及びケルブ、並びに
酵母のようなlli細胞タンパク質がある。所望であれ
ば、動物タンパク資源も使用可能である。これらには、
ミルク、鳥肉、猷゛肉及び/又は魚肉から得られるもの
のようなタンパク質がある。適切な動物タンパク質の典
型例は卵白アルブミンである。
低カロリー脂肪物質の適切な使用及びこの脂肪物質と他
の食品成分との組合せには、無論判断が行なわれねばな
らない。例えば、甘口の食品製品において甘味料及び脂
肪物質を併用することは無意味である。脂肪物質及び脂
肪物質/成分混合物は、適切であれば、適切な量で使用
さ“れる。
食品及び飲料組成物において、単独で又は上記成分と一
緒に低カロリー脂肪物質が使用された場合に多数の効果
が得られる。主な効果は、脂肪物質が全部又は一部脂肪
代替物として使用された場合に達成されるカロリー減少
である。この使用から生じるもう一つの効果は、食餌中
の総脂肪量が・減少することである。トリグリセリド脂
肪の代わりに低カロリー脂肪物質から製造された食品又
は飲料もより少量のコレステロールを自存するだけであ
り、これら食品の摂取は血清コレステロールの低下につ
ながるため、心臓疾患の危険を減少させることができる
関連効果は、低カロリー脂肪物質を使用すれば、貯蔵安
定性及び透過安定性が安定な食品及び飲料を製造できる
ことである。焼戻しくtempering )は、トリ
グリセリド脂肪の場合と異なり、多くの低カロリー脂肪
物質の場合には通常不要である。
脂肪物質で製造された組成物は、許容される感覚受容特
性、特に味覚及び舌ざわりを有する。
ダイエツト食品は、例えば肥満、糖尿病又は高コレステ
ロール血症の人間における特殊な食餌療法の必要性に合
致するように、低カロリー脂肪物質で製造することがで
きる。脂肪物質は、低詣肪、低カロリー、低コレステロ
ールダイエツト食品の主要成分を占める。脂肪物質は、
単独で又は薬物療法もしくは他の療法と併用して使用す
ることができる。低カロリー脂肪物質で製造される食品
又は飲料製品の組合せは、1以上の上記効果を付与する
ために、脂肪物質を単独で又は1以上の上記成分と一緒
に含有する1以上のこれら製品を基本として、総合食餌
管理療法の一部として使用することができる。
本発明の低カロリー脂肪物質の用途、組合せ及び効果に
関するこのような記載は限定的でも包括的なものでもな
く、この記載の猜神及び範囲に包含される他の類似の用
途及び効果も見出し得ると考えられる。
一定の脂肪エステル類はコレステロール吸収を阻害する
ことが知られている。本発明は、肛門漏出作用を生じさ
せることなくコレステロール吸収を阻害することによっ
て、血清コレステロールを減少させる方法も包含してい
るが、この方法は高コレステロール血症にかかりやすい
か又はそれにかかっている動物に前記の低カロリー脂肪
物質を経時的治療有効量で全身に(全体的に、経口的に
)投与することからなる。通常、投与量は、本発明の脂
肪物質の約0.1g〜約5gである。
分析方法 ■、レオロジー測定 A、試料調製 低カロリー脂肪物質をマイクロ波オーブン中約150丁
(66℃)〜約170″F(77℃)で溶融させる。こ
れに約2分間要する。溶融した脂肪物質を100丁±5
°F (37,8℃±3℃)に保ち、試料3gをソロ−
(SoloR)プラスチック製スフレカップに入れて秤
量する。試料を次いで100’F±5丁(37,8℃±
3℃)で24時間再結晶させる。24時間後、断熱カッ
プ中の粘度計に入れ、粘度を測定する。
フエランチーシャーリー粘度計を粘度、降伏点及びチキ
ソトロピー面積の測定用に使用する。円錐を所定位置に
載置し、粘度計の温度を100°F(37,8℃)に調
節する。チャート記録計を較正し、円錐及び平板の間隔
を調節する。円錐速度を調べ、円錐及び平板の温度を1
00丁(37,8℃)に平衡させる。パネルコレステロ
ール類を調節する。十分量の試料を、間隙が完全に満た
されるように、平板及び円錐の間に充填する。温度を1
00丁(37,8℃)で約30秒間安定化し、次いで円
錐の回転及び記録を開始させる。脂肪物質のレオグラム
を、粘度、降伏点及びチキソトロピー面積を調べるため
に記録し、分析する。粘度は、せん断速度800soc
  、100sec  及ヒ10sec−”’C”a定
すtLル。
l ■、液液体/固体安定測測 定料を完全に溶融するまで加熱し、完全に混合する。試
料を次いで100″F±5丁で遠心管に注入する。試料
をしかる後100丁±5下で24時間再結晶させる。試
料を次いで37℃で1時間50.000rp−で遠心分
離する。分離した液体の%を次いで、液相及び固相の相
対的高さを比較することにより測定する。
■、固体脂肪含a率測定 SFC値を調べる前に、脂肪物質試料を温度158丁(
70℃)以上で少なくとも0. 5時間又は試料が完全
に溶融するまで加熱する。溶融した試料を次いで温度4
0”F (4,4℃)で少なくとも72時間焼戻しする
。焼戻し後、温度100゛F(37,8℃)の脂肪物質
のSFC値をパルス核磁気共鳴装置(PNMR)で調べ
る。PNMRによる脂肪のSFC値測定方法は、マジソ
ン及びヒル、ジャーナルφオブ・アメリカン争オイルー
ケミスツソサイエテー、第55巻、1978年、第32
8−31頁[Madlson and Hl!l、 J
ournalof’ Ag+crlcan Oll C
hei1sts’5ocioty、Vol、55(19
78)、 ppJ28−31 )  (参考のため本明
細書に包含される)1こ+:c!裁されている。
下記の例は更に説明するためのものであって、本発明を
限定するものではない。
例  1 比率45155 (227,3kg)で混合された、十
分に水素添加された大豆油及び一部水素添加された大豆
油のメチルエステル類、並びに水酸化カリウム18wL
%メタノール溶液36kgをステンレススチール製バッ
チ式反応器中で混合する。この混合物を次いで大気圧下
で1〜2時間撹伴しながら122丁(50℃)に加熱す
る。この間に、メチルエステル類の一部をケン化する。
次いで系を減圧して、微量の残余メタノールを除去する
粒状スクo2’t−ス(45,5kg)をエステル:ス
クロースのモル比5:1となるように、石鹸/エステル
混合物に加える。炭酸カリウム(反応混合物の約0.5
wt%)を次いで混合物に加え、エステル交換反応を触
媒させる。この混合物を攪拌し、約275°F (13
5℃)で8時間以内減圧下で加熱し、モノ−、ジー及び
トリスクロースエステル類製造する。少量のテトラ−及
びペンタエステル類もこの段階で製造される。275″
F(135℃)に予め加熱されたメチルエステル(27
6、7kg)を追加し、エステル類ニスクロースのモル
比を12:1に維持する。反応条件が275丁(135
℃)で安定化した時に窒素を導入して攪拌を強め、メタ
ノール除去を促進する。反応が進行するにつれて、反応
混合物は粘稠になり、しかる後希薄化する。この二次反
応段階は約24〜36時間続く。
反応混合物が希薄化した後、それを149丁(65℃)
〜185丁(85℃)に冷却する。粗製反応混合物をメ
タノール、塩化ナトリウム及び水の希釈溶液と一緒に攪
拌する。この洗浄溶液の容量は反応混合物容量の20%
〜40%である。
混合相を次いで約30〜60分間静置する。石鹸、過剰
の糖類及びメタノール含有の下相を除去廃棄する。Vf
’Aスクロースポリエステル類含有の上相を再度洗浄す
る。通常2〜4回洗浄する。
スクロースポリエステル類を次いで反応混合物容量の1
0〜20%の1%氷酢酸水溶液で洗浄する。次いで同量
の水で洗浄する。
反応混合物を次いで176下(80℃)、1101II
IH以下で30〜60分間水を除去して乾燥させる。フ
ィルトロール(Flltrol )  105(0,5
wt%)及び濾過助剤(0,5wt%)を加え、ン昆合
物を167’F(75℃)〜185’F(85°C)で
攪拌する。スラリーをO,lvt%以下の微粉が得られ
るまでン濾過又は他の手段で分離する。液体を次いでl
nmフィルターに通す。
精製漂白反応混合物を次いでステンレススチール製バッ
チ式反応器に戻して、大部分のメチルエステル類を留去
する。蒸溜は374°F (190℃)〜482下(2
50℃)約5mmHgで始まる。この段階は、蒸溜の緩
徐化が視覚的に明確になった場合に終了する。
スクロースポリエステルを次いでステンレススチール製
バッチ式脱臭器又は他の適切な装置中で374丁(19
0℃)〜482下(250℃)、約5mmHgで蒸気を
導入しながら脱臭する。脱臭はメチルエステル含有量が
200 rpm以下となるまで続ける。脱臭器内容物を
、次いで不活性ガスを導入しながら冷却する。149丁
(65℃)に冷却後、脱臭器を大気圧に戻す。スクロー
スポリエステルは清潔なステンレススチール製ドラム中
で貯蔵する。
この操作では、表1に掲載された脂肪酸組成のスクロー
スポリエステル製品を製造する。レオロジー及び下痢副
作用予防有効率は表2に掲載されている。
例  2 比率55/45 (16kg)で混合された、十分に水
素添加された大豆油及び接触硬化大豆油のメチルエステ
ル類、・1νびに水酸化カリウム15wt%メタノール
溶m2kgをステンレススチール製バッチ式反応器中で
混合する。この混合物を次いで大気圧下で1〜2時間撹
伴しなから86°F(30℃)に加熱する。この間に、
メチルエステル類の一部をケン化する。次いで系を減圧
して、微量の残余メタノールを除去する。
粒状スクロース(3kg)をエステル:スクロースのモ
ル比5:1となるように、石鹸/エステル混合物に加え
る。炭酸カリウム(反応混合物の約0.5vt%)を次
いで混合物に加え、エステル交換反応を触媒させる。こ
の混合物を攪拌し、約275°F(135℃)で2.5
時間以内減圧下で加熱し、モノ−、ジー及びトリスクロ
ースエステル類製造する。少量のテトラ−及びペンタエ
ステル類もこの段階で製造される。275°F (13
5℃)にrめ加熱されたメチルエステル(19,5kg
)を追加し、エステル類ニスクロースのモル比を12;
1に維持する。反応条件が275丁(135℃)で安定
化した時に窒素を導入して攪拌を強め、メタノール除去
を促進する。反応が進行するにつれて、反応混合物は粘
稠になり、しかる後希薄化する。この二次反応段階は約
4〜8時間続く。
反応混合物が希薄化した後、それを149丁(65℃)
〜185丁(85℃)に冷却する。粗製反応混合物をメ
タノール、塩化ナトリウム及び水の希釈溶液と一緒に攪
拌する。この洗浄溶液の容量は反応混合物容量の20%
〜40%である。
混合相を次いで約30〜60分間静置する。石鹸、過剰
の糖類及びメタノール含有の下相を除去廃棄する。精製
スクロースポリエステル類含をの上参〇を再度洗浄する
。通常2〜4回洗浄する〇スクロースポリエステル類を
次いで反応混合物容量の10〜20%の1%氷酢酸水溶
液で洗浄する。次いで同量の水で洗浄する。
反応混合物を次いで176’F(80℃)、]OmmH
g以下で30〜60分間水を除去して乾燥させる。フィ
ルトロール105 (0,5wt%)及び濾過助剤(0
,5wt%)を加え、混合物を167’F(75℃)〜
185°F(85℃)で攪拌する。
スラリーを0.1wL%以下の微粉が得られるまで濾過
叉は他の手段で分離する。液体を次いで1nmフィルタ
ーに通す。
精製漂白反応混合物をステンレススチール製バッチ式脱
臭器に入れ、大部分のメチルエステル類を留去する。蒸
溜は374’F(190℃)〜482°F(250℃)
、約5+nfflHgで始まる。この段階は、蒸溜の緩
徐化が視覚的に明確になった場合に終了する。
スクロースポリエステルを次いでステンレススチール製
バッチ式脱臭器又は他の適切な装置中で374丁(19
0°C)〜482°F (250°C)、約5mmHg
の下で蒸気を導入しながら脱臭する。
脱臭はメチルエステル含有量が200ppIn以下とな
るまで続ける。脱臭器内容物を、次いで不活性ガスを導
入しながら冷却する。149’F(65℃)に冷却後、
脱臭器を大気圧に戻す。スクロースポリエステルは清潔
なステンレススチール製ドラム中で貯蔵する。
この操作では、表1に掲載された脂肪酸組成のスクロー
スポリエステル製品を製造する。レオロジー及び下痢副
作用T防宵効率は表2に掲載されている。
表1及び2に示された結果は、例1及び2で製造された
スクロースポリエステル類が本発明の低カロリー脂肪物
質の特性を有することを示している。表1の第3欄は、
当業者に公知の方法で製造された液体スクロースポリエ
ステルの特性について示してるが、本発明には属さない
表2は、3つの試料について、レオロジー及び下痢副作
用予防有効率を比較している。例1及び2は本発明のレ
オロジー特性を有するが、液体スクロースポリエステル
は有していない。液体スクロースポリエステルは、摂取
時に15%の油分を失う。これに対し、例1及び2で製
造されたスクロースポリエステル類は油分を失わず(0
%)それらは下痢副作用を消失させる上で非常に有効で
表1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、100°F(37.8℃)において: (a)せん断速度800sec^−^1で少なくとも約
    2.5ポアズの粘度、せん断速度100sec^−^1
    で少なくとも約4.0ポアズの粘度及びせん断速度10
    sec^−^1で少なくとも約25.0ポアズの粘度; (b)少なくとも約2500dyn/cm^2の降伏点
    ; (c)少なくとも約0.20×10^6dyn/cm^
    2・secのチキソトロピー面積;及び(d)少なくと
    も50%の液体/固体安定率;を有する、食用で全部も
    しくは一部非消化性の低カロリー脂肪物質からなる物質
    の組成物。 2、脂肪物質が、ポリオール脂肪酸ポリエステル類、脂
    肪アルコール類でエステル化されたポリカルボン酸類及
    びそれらの混合物からなる群より選択される、特許請求
    の範囲第1項記載の組成物。 3、せん断速度800sec^−^1で少なくとも約5
    ポアズの粘度、せん断速度100sec^−^1で少な
    くとも約20ポアズの粘度及びせん断速度10sec^
    −^1で少なくとも約200ポアズの粘度を有する、特
    許請求の範囲第1項記載の組成物。 4、少なくとも約5000dyn/cm^2の降伏点を
    有する、特許請求の範囲第1項記載の組成物。 5、少なくとも約0.75×10^6dyn/cm^2
    ・secのチキソトロピー面積を有する、特許請求の範
    囲第1項記載の組成物。 6、少なくとも約90%の液体/固体安定率を有する、
    特許請求の範囲第1項記載の組成物。 7、ポリオールカルボン酸ポリエステル類が、糖脂肪酸
    ポリエステル類、糖アルコール脂肪酸ポリエステル類及
    びそれらの混合物(糖類及び糖アルコール類は4〜8個
    のヒドロキシル基を有し、各脂肪酸基は約8〜約22個
    の炭素原子を有するからなる群より選択される、特許請
    求の範囲第2項記載の組成物。 8、脂肪物質がスクロース脂肪酸ポリエステルである、
    特許請求の範囲第7項記載の組成物。 9、総脂肪成分の約10%〜約100%が下記の組成物
    である、非脂肪成分及び脂肪成分含有の低カロリー脂肪
    含有食品組成物: 100°F(37.8℃)において: (a)せん断速度800sec^−^1で少なくとも約
    2.5ポアズの粘度、せん断速度100sec^−^1
    で少なくとも約4.0ポアズの粘度及びせん断速度10
    sec^−^1で少なくとも約25.0ポアズの粘度; (b)少なくとも約2500dyn/cm^2の降伏点
    ; (c)少なくとも約0.20×10^6dyn/cm^
    2・secのチキソトロピー面積;及び(d)少なくと
    も50%の液体/固体安定率;を有する、食用で全部も
    しくは一部非消化性の低カロリー脂肪物質からなる物質
    の組成物。 10、肛門漏出作用を生じさせることなくコレステロー
    ル吸収を阻害することによる血清コレステロールの減少
    方法であって、 高コレステロール血症にかかりやすいか又はそれにかか
    っている動物に下記の組成物を経時的治療有効量投与す
    ることを特徴とする方法: 100°F(37.8℃)において: (a)せん断速度800sec^−^1で少なくとも約
    2.5ポアズの粘度、せん断速度100sec^−^1
    で少なくとも約4.0ポアズの粘度及びせん断速度10
    sec^−^1で少なくとも約25.0ポアズの粘度; (b)少なくとも約2500dyn/cm^2の降伏点
    ; (c)少なくとも約0.20×10^6dyn/cm^
    2・secのチキソトロピー面積;及び(d)少なくと
    も50%の液体/固体安定率;を有する、食用で全部も
    しくは一部非消化性の低カロリー脂肪物質からなる物質
    の組成物。
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