JPS63230076A - 被検査体の標本作成装置 - Google Patents

被検査体の標本作成装置

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Publication number
JPS63230076A
JPS63230076A JP6397787A JP6397787A JPS63230076A JP S63230076 A JPS63230076 A JP S63230076A JP 6397787 A JP6397787 A JP 6397787A JP 6397787 A JP6397787 A JP 6397787A JP S63230076 A JPS63230076 A JP S63230076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
filter assembly
processing liquid
suction
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP6397787A
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English (en)
Inventor
Yuzo Nakano
雄三 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
K&N Engineering Inc
Original Assignee
K&N Engineering Inc
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Publication date
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  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野J 本発明は、癌細胞等の細胞類、ウィルス等の菌類や、そ
の他各種組織からなる被検査体の薬剤に対する感受性試
験を行ったりするために、所定の薬剤と接触した被検査
体を観察し易い状態に標本化する被検査体の標本作成装
置に関するものである。
[従来の技術1 各種の細胞、菌、その他各種組織類に対する薬理効果を
確認するために、感受性試験が行われるか、例えば、大
癌細胞に対する制癌剤の感受性を試験するためのものと
して制癌剤感受性試験かある。この制癌剤感受性試験と
しては、種々の方式を用いたものかあるか、このうち、
癌組織を細切りにし、所定の時間制癌剤と接触培養した
後、組織片をスライドガラス等に分散させて、細胞標本
を作成して、変化を示した細胞の割合を計数する方式が
あり、この方式は細胞標本の作成が容易で、適用範囲か
広く、各種の細胞に対する感受性試験を行うことができ
、しかも細菌汚染等の影響か少なくて試験精度が極めて
良好であるだけでなく、変化した細胞の数を計数するこ
とかできるので薬理効果の確認が容易であり、さらに標
本の保存性にも優れている等の利点があるために、かか
る方式による制癌剤感受性試験は臨床上だけでなく、研
究、薬剤の開発等の分野において好適に用いられている
この制癌剤感受性試験は、具体的には、下記に示したよ
うに行われる。即ち、外科的に切除した腫瘍をカミソリ
等で細切し、媒質(mediu+*)中で複数口振るい
分けした上で、壊死組織や脂肪等を除去し、これを無菌
状態で制癌剤と接触させて所定時間培養する。このよう
にして得た癌細胞培養液をフィルタにより濾過して癌細
胞のみを分離し、この癌細胞をメタノールでフィルタ上
に固定して、染色する等の処理を行ったうえで、細胞標
本該 を作成する。然る後、この細胞標本を養微鏡で観察する
ことによって腫瘍細胞核の正常形態と被破壊、核濃縮、
核萎縮等の退行性変化を示す細胞の割合を判定すること
により、薬剤感受性の判定を行うことができるようにな
る。
而して、このような細胞標本は、まずフィルタ上に癌細
胞培養液を分注して、癌細胞だけを培養液や制癌剤等か
ら分離してフィルタ上に捕捉させ、然る後に各種の処理
液により所定の処理を行うことにより作成されるもので
、このためには繰返し濾過を行う必要かある。この濾過
を行うために、従来は作業者の手作業によって、癌細胞
培養液をフィルタ上に滴下して吸取紙、フェルト等の毛
細管作用を有する吸液部材をフィルタの下に設置してこ
の培養液を制癌剤等と共に濾過し、さらに順次添加され
る処理液も前述と同様にして吸液部材によって濾過する
ようにしていた。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、前述したように、作業者の手作業で被検査体
培養液や各種の処理液の供給及びその濾過を行うことは
、この作業が著しく面倒で、しかも標本作成までに長時
間を要する等標本作成作業の作業効率か極めて劣悪であ
るたけでなく、被検査体培養液や処理液の供給量の制御
及び濾過精度の管理等を厳格に行うことかできず、また
被検査体を所定時間処理液に浸漬した状態に保持する必
要かある場合においては、該被検査体と処理液との接触
時間の管理も厳格には行うことかできず、このために被
検査体の標本の品質にばらつきか生じる不都合もある。
本発明は叙上の点に鑑みてなされたもので、その目的と
するとことは、細胞、菌、その他各種の組織からなる被
検査体の標本作成作業を自動化することにより、迅速で
、しかも効率よく一定の品質を有する被検査体の標本を
形成することができるようにした被検査体の標本作成装
置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段1 前述した目的を達成するために、本発明は、細胞、菌、
その他各種組織からなる被検査体を分離して捕捉するフ
ィルタを受部と吸引部との間に着脱可能に装着してなる
フィルタアセンブリと、該フィルタアセンブリにおける
受部に前記被検査体の培養液を分注し、前記吸引部に吸
引手段を接続し、該吸引手段による吸引力によって該培
養液及びそれに含まれる薬液等を被検査体から分離して
除去する被検有体培養液分注濾過ステーションと、前記
フィルタアセンブリにおける吸引部に着脱可能に接続さ
れる吸引手段と、前記受部に処理液を供給する処理液供
給手段とをそれぞれ設け、該処理液供給手段により1ま
たは複数種類の処理液を供給して、前記吸引手段によっ
てこの処理液を濾過する処理液供給濾過ステーションと
、前記フィルタアセンブリを排出する排出ステーション
と、前記フィルタアセンブリを被検有体培養液分注濾過
ステーションから処理液供給濾過ステーションを介して
排出ステーションに搬送する搬送手段とから構成したこ
とをその特徴とするものである。
[作用1 フィルタアセンブリを被検有体培養液分注濾過ステーシ
ョンに設置し、シリンジ等からなる分注手段によってフ
ィルタアセンブリにおける受部に分注することによって
、該被検査体培養液をフィルタ上に供給する。ここで、
被検査体培養液の分注を行う前に、パンピングを行うよ
うにすると、被検査体が培養液内において均一に分散す
ることになるので、標本を作成した後における観察を行
うのに至便となる。
前述のようにしてフィルタアセンブリに被検査体培養液
が供給されると、そのままの位置または搬送手段によっ
て所定の位置にまで移動せしめられて、吸引手段を該フ
ィルタアセンブリにおける吸引部に接続して、該吸引手
段を作動させることによって、被検査体培養液に対して
吸引力を発揮させ、培養液及び薬剤等の濾過を促進させ
て被検査体から分離させ、該被検査体なフィルタ上に捕
捉させる。そして、このフィルタアセンブリを処理液供
給濾過ステーションに搬送し該処理液供給濾過ステーシ
ョンに装着した吸引手段を該フィルタアセンブリにおけ
る吸引部に接続して、この処理液供給手段によってフィ
ルタアセンブリにおける受部に処理液を供給して該処理
液を被検査体に接触させる。この処理液と被検査体との
接触を行わせながら、または接触を所定時間保った後に
吸引部に吸引手段を接続して処理液を濾過する。ここで
、処理液の供給及び濾過は、当該被検査体に対して行わ
れる処理の種類等に応じてl乃至複数回繰返して行うこ
とができるようにする。例えば、メタノール等を使用し
て被検査体を固定し、次でこの被検査体に染色液を供給
して着色し、然る後に洗浄するようにする場合において
は、処理液供給濾過ステーションに被検有体固定部、被
検査体着色部及び洗浄部を順次連設し、これら各部にフ
ィルタアセンブリを搬送手段によって送るようにすれば
よい。そして、いずれかの処理液に対して所定の時間接
触した状態を保持する必要がある場合には、当該処理部
の下流側にアイドル部を設けるようにする。
前述のようにしてフィルタに捕捉された被検査体に対し
て所定の処理を行った後に、フィルタアセンツリを排出
ステーションに送り出し、当該排出ステーションからそ
れを外部に取り出して、フィルタを脱着することによっ
て、被検査体の標本を作成することができるようになる
。ここで、この搬出スレージョンに転写作業部を設ける
ようにすれば、フィルタ上の被検査体をスライドガラス
等に転写することもできる。
[実施例1 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
而して、本実施例においては、被検査体として人癌細胞
の標本゛を作成するための装置として構成したものを示
す。
まず、第1図及び第2図に細胞標本作成装置の全体構成
を示す。図中において、Aは細胞培養液分注濾過ステー
ション、Bは処理液供給濾過ステーション、Cは排出ス
テーションをそれぞれ示し、この細胞培養液分注濾過ス
テーションAから処理液供給濾過ステーションBを経て
排出ステーションCにまでフィルタアセンブリlを搬送
する間に、該フィルタアセンブリlに癌細胞を捕捉させ
て、このようにして捕捉した癌細胞に対して所定の処理
を行うことができるようになっている。
ここで、フィルタアセンブリ1は、第3図乃至第6図に
示したように、上下のブロック2,3からなり、上部ブ
ロック2には連結部2a、 2aが連設されており、該
各連結部2aには下部ブロック3に取り付けた回動軸4
,4を挿通させることにより連結されて、第5図に実線
で示した如く、上部ブロック2を下部ブロック3に連結
した状態と、同図に一点鎖線で示したように、下部ブロ
ック3から分離した状態との間に回動変位させることが
でき乞ようになっている。そして、上部ブロック2を下
部ブロック3と連結した状態に固定するために、下部ブ
ロック3の両端部には係合爪5か形成されて、軸6を中
心として揺動可能に装着されており、また上部ブロック
2には係合爪5と係合する係止板7が装着され、前記係
合爪5には該係止板7に係合する方向にはね8を作用さ
せている。そして、上部ブロック2には複数(図面にお
いては5個)の受部9が形成されている。これら各受部
9の下端部には開口部9aが開設されており、該開口部
9aの周囲にはゴム等からなるシール部材10か装着さ
れている。
一方、下部ブロック3には前記各受部9に対応する位置
にそれと同一軸線上に貫通孔11か穿設されており、該
各員通孔11には、第7図に示したように、可撓性を有
する合成樹脂等から形成され、上端にフランジ部12a
を有し、下端部か偏平な可撓性容体12か装着されてい
る。該可撓性容体12はそのフランジ部12aか下部ブ
ロック3における貫通孔11の上端周縁部に当接した状
態となし、先端部か下方に向くように装着されて、内部
に処理液等を収容することができるようになっている。
そして、可撓性容体12の下端部にはスリット13が形
成され、該スリット13は可撓性容体12の内部を開閉
するもので、常時には該スリット13は閉鎖状態に保持
されおり、可撓性容体12の外側が負圧となったときに
は、スリット13が拡開して該可撓性容体12内に収容
されている液体が該スリット13を介して流出するよう
になった開閉弁を構成している。また、貫通孔11の下
端部にはゴム等の弾性部材からなるブツシュ14が装着
されて、該ブツシュ14に後述する吸引手段か挿脱可俺
に連結されるようになっている。
前述した上部ブロック2と下部ブロック3との間には、
フィルタ16か着脱可能に装着されるようになっている
。該フィルタ16は培養液及びそれに含まれる制癌剤や
、メタノール、染色剤、洗浄液等の処理液は通過させる
か、細胞を確実に捕捉することができるポアサイズを有
するフィルム膜状のもので、数ILm程度の微細で均一
な直孔を有し、耐薬品性に優れた。ポリカーボネート製
の精密濾過膜等が好適に用いられる。そして、このフィ
ルタ16は、第8図に示したように、上部ブロック2に
おける各受部9及び下部ブロック3の各貫通孔11に対
応する位置に透孔17aを形成したプラスチック板17
に接着手段等で固定されいる。
さらに、前述のフィルタ16に捕捉された細胞の標本を
作成するために、フィルタアセンブリ1にはスライドガ
ラス18が搭載されるようになっている。第9図から明
らかなように、このスライドガラス18には、フィルタ
16の各部に捕捉された細胞の設置領域か表示されると
共に、当該表示部には識別記号が付されている。また、
細胞設置領域の両側には、両面接着テープ19が貼着さ
れており、これによってプラスチック板17をそのフィ
ルタ16かスライドガラス18における両面接着テープ
19に当接するようにして圧着することにより、フィル
タ16を該スライドガラス18に転写させることができ
るようになっている。なお、このためには、プラスチッ
ク板17とフィルタ16との間の接着力は両面接着テー
プ19に対するフィルタ16の接着力より弱い状態にし
ておく必要があることはいうまでもない。
さらに、濾過作業中においてフィルタ16が吸引力によ
り凹状に変形するのを防止するために、下部ブロック3
には、それに装着した可撓性容体12のフランジ部12
aの内部に焼結金属等からなる比較菌目の粗い多孔質部
材からなるフィルタ保形部材20が嵌着されている。該
フィルタ保形部材2゜は、その上端部の外径がプラスチ
ック板17における透孔17aの内径より僅かに小さく
なるように形成されており、これによってフィルタ保形
部材2゜は該プラスチック板17に貼着されたフィルタ
16の裏面と当接し得る状態にして装着されるようにな
っている。
そして、第10図に示した如く、上部ブロック2におけ
る各受部9内には細胞培養液中に含まれる繊維質物等の
異物を捕捉するための一次フィルタ21がフィルタ保持
筒22に保持された状態で、着脱自在に装着されるよう
になっている。
次に、細胞培養液分注濾過ステーションAは、細胞培養
液分注部Alと、培養液濾過部A2とからなり、細胞培
養液分注部Alには第11図及び第12図に示したよう
に、癌細胞培養液を貯留するチューブ23をラック24
に支持させた状態にして装着されると共に、この癌細胞
培養液をパンピンクすることによって癌細胞を培養液中
に分散させる一次パンピング用シリンジ25と、この−
次バンピンクを行った癌細胞培養液中における細胞をさ
らに細かく分散させる二次パンピングを行うと共に、こ
の癌細胞培養液をフィルタアセンブリlに分注するため
の二次パンピンク兼用分注シリンジ26とか設けられて
いる。これら各シリンジ25.26の先端における針2
5a 、 26aの開口径はシリンジ25の針25aの
方が大きくなっている。また、第13図に示したように
、これら各シリンジ25.26の本体部25b、26b
にはそれぞれピストン27.28か摺動可能に挿嵌され
て、該本体部25b 、 26b内に癌細胞培養液を吸
引したり突出したりすることができるようになっている
。このピストン27.28を往復動させるために、該各
ピストン27.28は作動ブロック29. :lOに連
結されており、これら各作動ブ復動せしめられて、パン
ピング及び分注な行うことができるようになっている。
そして、これら−次バンピングを行うためのシリンジ2
5等からなる一次バンビング機構、及び二次パンピング
を行うと共に分注を行うシリンジ26等からなる二次パ
ンピング兼用分注機構は、それぞれ昇降ブロック”13
.34に装着されている。これら各昇降ブロック33.
34には昇降シリンダ35.36か装着されており、該
各昇降シリンダ35.36によりガイド部材37に沿っ
て昇降ブロック33.34が昇降駆動せしめられるよう
になっている。これによりシリンジ25.26はチュー
ブ23内に挿入したり、それから離間したりすることが
できるようになっている。また、このガイド部材37は
水平方向に設けたガイドロッド38に連結されると共に
、水平動シリンダ39に接続されており、該水平動シリ
ンダ39を作動させることによって、ガイド部材37は
該ガイドロッド38に沿って水平移動し、シリンジ25
、26をチューブ23の装着位置と、その−側に配設し
たフィルタアセンブリ1に対面する位置と、該チューブ
23の他側に設けた洗浄液タンク40に対面する位置に
移動せしめられるようになっている。さらに、図中41
は、フィルタアセンブリ1を搬送コンベア42上におけ
る培養液濾過部A2に搬入させる搬送手段を構成する搬
送用シリンダを示す。
そして、搬送コンベア42に装着されたフィルタアセン
ブリ1は、培養液濾過部A2に送られることになる。こ
の培養液濾過部A2には下部に吸引手段か設けられてい
る。該吸引手段は、第14図に示したように、フィルタ
アセンブリ1の下部ブロック3における貫通孔11に装
着したブツシュ14に挿脱可能な吸引ヘッド43を有し
、該吸引ヘット43はシリンダ44によって昇降せしめ
られる昇降板45と、該昇降板45の上方に設けたガイ
ド板46とに挿通された状態に支持されている。そして
、昇降板45と吸引へラド43に設けたばね受け47と
の間には、該吸引ヘッド43を突出させる方向にばね4
8か装着されており、吸引へラド43がブツシュ14と
当接したときに、該吸引ヘット43がばね48に抗す乞
方向に昇降板45及びガイド板46に対して相対移動し
、このときにおけるばね48のばね力によって、該吸引
ヘッド43をブツシュ14に圧接させることができるよ
うになっている。
そして、前述の吸引ヘッド43には排液チューブ49か
接続されており、該排液チューブ49の他端は、第15
図及び第16図に示した吸引機構50に接続されている
。該吸引機構51は、その一端が排液チューブ49に通
じ、他端が排液タンク(図示せず)に通じる排液通路5
1と、該排液通路51の側部に開口する吸引通路52と
を有し、該吸引通路52はシリンダ53に連通している
。そして、シリンダ53にはピストン54か摺動可能に
装着されており、該ピストン54が下降したときに、シ
リンダ53内に発生する負圧によって、フィルタアセン
ブリ1における貫通孔ll内に真空吸引力を発生させて
、フィルタ16を介して培養液や薬剤等を吸引して、癌
細胞と分離して、該癌細胞をフィルタ16上に捕捉させ
ることができるようになっている。また、排液通路51
における排液チューブ49への開口部の上下位置には、
前述した可撓性容体I2と同様に構成した逆止弁55.
56が装着されており、ピストン54か下降して負圧か
発生したときには、上方の逆止弁55が開弁すると共に
、下方の逆止弁56が閉弁し、またピストン54か上昇
すると、排液通路51における逆止弁55.56間の部
位が高圧となって、上方の逆止弁55か閉弁すると共に
下方の逆止弁56か開弁せしめられるようになる。さら
に、前述したピストン54を往復動させるために、各ピ
ストン54のロッド54aを支持する基台57にはその
軸方向にラックを形成した軸58が連結されており、該
軸58のラックには可変速モータ59の出力軸に取付け
たビニオンと11合しており、該可変速モータ59を作
動させることによって、ピストン54の往復動を行わせ
ることができるように構成されている。
前述のようにしてフィルタアセンブリlに開−培養液を
供給して、これを濾過することによってフィルタ16上
にこの細胞を捕捉した状態で、搬送コンベア42によっ
て、処理液供給濾過ステーションBに送られる。該処理
液供給ステーションBには複数の処理部81〜Bn  
(第1図及び第2図には7個の処理部Bl〜B7を形成
したものを示すか、この処理部の数は細胞の処理工程に
応じて適宜せ設定すればよい)か設けられており、該各
処理部B1〜B7にはメタノール、染色液、洗浄液等か
らなる処理液を供給するための処理液供給手段60か設
けられている。この処理液供給手段60は、それぞれの
処理液を貯留する処理液タンク61(第1図参照)と、
該各処理液タンク61からの配管62に接続した処理液
圧送手段63とから構成される。この処理液圧送手段6
3は、第17図に示したように、シリンダ54と該シリ
ンダ64内に摺動回部に設けたピストン65とからなる
ポンプ66を備え、該ポンプ66は配管62からの給液
通路67に開口している。該給液通路67におけるポン
プ66の開口部の上下位置には、前述の吸引手段におけ
ると同様の構成を有する一対の逆止弁68.69か装着
されており、これら一対の逆止弁68.69の作用によ
って、ピストン65か下降したときには、シリンダ64
内に処理液を導入し、該ピストン65か上昇したときに
は、給液通路67の先端に装着したノズル70から処理
液をフィルタアセンブリ1における受部9に供給するこ
とができるようになっている。
一方、処理部81〜Bnの下部には、培養液濾過部A2
に装着した吸引ヘッド43と同様の構成を有する吸引ヘ
ッド71が設けられており、この吸引ヘッド71は 該
培養液濾過部A2に設けた昇降板45及びガイド板45
に吸引ヘット43と同様の手段によって装着されており
、該吸引へラド43と同時に作動せしめられるようにな
っている。また、吸引ヘット71には吸引機構が接続さ
れているが、この吸引機構は、培養液濾過部A2におけ
る吸引機構50と同様の構成を有するもので、その図示
及び説明は省略する。さらに、処理部81〜Bnにおい
ては、必ずしもすべての部位において処理液を供給する
ようになっていなくともよく、途中に適宜処理液を供給
しないアイドル部を設けることもできる。
さらに、前述した処理液供給濾過ステーションBの下流
側に設けた排出ステーションCには、第2図からも明ら
かなように、フリーローラコンベア72を装着した作業
テーブル73が設けられており、転写作業部を構成する
ようになっている。該フリーローラコンベア72に沿っ
て搬送されたフィルタアセンブリlに、その上下のブロ
ック2.3を分離してフィルタ16を貼着したプラスチ
ック板17を取出して、スライドガラス18に転写する
作業を行うことができるようになっている。
本実施例は前述のように構成されるもので、次にその作
用につい、て説明する。
まず、第10図に示したように、下部ブロック3にフィ
ルタ16を貼着したプラスチック板17を、その透孔1
7aに可撓性容体12に嵌着したフィルタ保形部材20
が臨むようにして装着し、上部ブロック2をこのプラス
チック板17を挟んで下部ブロック3と連結する状態と
なし、該下部ブロック3に設けた係合爪5を上部ブロッ
ク2に設けた係止板7に係合させた状態に固定すること
によってフィルタアセンブリ1を組立て状態となす。ま
た、上部ブロック2に形成した各受部9には、−次フィ
ルタ21を保持する保持筒22を装着する。そして、チ
ューブラツク24に支持させた細胞培養液を貯留するチ
ューブ23をこのフィルタアセンブリ1と共に、細胞培
養液分注濾過ステーションAに装着する。
そこで、まず昇降ブロック33を下降させて、−次パン
ピンク用シリンジ25の針25aをチューブ23内の細
胞培養液内に挿入し、ピストン27を作動させて、この
細胞培養液をシリンジ25の本体部25b内に吸引させ
、然る後にこの細胞培養液をチューブ23内に戻す。こ
のパンピングを1乃至数回繰返ずことによって、チュー
ブ23内の培養液中の細胞を分散させる。
然る後に、昇降ブロック33を上昇させると共に、水平
動シリンダ39によってチューブ23を水平移動させて
、前述したシリンジ25の針25aより開口径の狭い針
26bを有するシリンジ26をチューブ23に対面する
位置にまで移動させて、昇降ブロック36を下降させる
ことにより該シリンジ26の針26aをチューブ23内
に浸漬させる。この状態でピストン28を作動させて、
該シリンジ26によって再び細胞培養液の吸引・吐出を
繰返し行って細胞をさらに細かく分散させる。そして、
シリンジ26における本体部26b内に細胞培養液を吸
引した状態に保持し、昇降ブロック36を上昇させて、
該シリンジ26をチューブ23から離間させると共に、
ガイド部材37を水平移動させて、シリンジ26をフィ
ルタアセンブリ1における受部9に対面する位置にまで
移行させる。そして、ピストン28を下降させることに
よって、シリンジ26内の細胞培養液か該フィルタアセ
ンブリ1における各受部9に装着した保持筒22内に分
注されることになる。
このようにしてフィルタアセンブリ1の各受部9に細胞
培養液の分注か完了すると、搬送用シリンジ41を作動
させて、該フィルタアセンブリ1を搬送コンベア42上
の培養液濾過部A2に送り込む。そこで、この培養液濾
過部A2の下部に装着した吸引ヘッド43を上昇させて
、該吸引ヘット43をフィルタアセンブリlの下部ブロ
ック3に形成した貫通孔11に装着したブツシュ14内
に挿入させる。この状態で、吸引機構50のピストン5
4をシリンダ53に沿って下降させることによって真空
吸引力を発生させと、フィルタアセンブリ1における保
持筒22内に供給された細胞培養液は該保持筒22に装
着した一次フィルタ21を通過して、フィルタ16上に
導かれる。このときに、該−次フィルタ2]により細胞
培養液に含まれる繊維質物等の異物が捕捉される。
前述のようにしてフィルタ16上に導かれた細胞培養液
は、貫通孔ll内の負圧による真空吸引力によりさらに
下降する方向に力か作用し、培養液及び制癌剤等はフィ
ルタ16を通過し、癌細胞だけか分離されて、該フィル
タ16上に捕捉されることになる。このようにしてフィ
ルタ16を通過した培養液等は、真空吸引力の作用で可
撓性容体12から、それに設けたスリット13を拡開さ
せ、該スリット13を介して貫通孔11から排液通路5
1に導かれ、該排液通路51に装着した上部の逆止弁5
5を通過して下部の逆止弁56内に収容されることにな
る。このようにして培養液や制癌剤等の濾過を完全に行
った後に、ピストン54を押し上げることによって、下
部の逆止弁56を開弁させて、この液体を排液タンク等
に排出させる。ここで、培養液等の吸引をより効率的に
行うには、可変速モータ59によってピストン54の下
降速度を徐々に速くなるように制御して、吸引力を徐々
に大きくすればよい。而して、フィルタ16はフィルタ
保形部材20上に置かれているので、該フィルタ16が
真空吸引力の作用によって凹状に変形する不都合を生じ
ることはない。なお、ここで、フィルタ16はシール部
材14と可撓性容体12のフランジ部12aとの間に挾
持された状態となっているのて、当該部位は液密に保持
されており、外部に液漏れを生じないことはいうまでも
ない。
前述のようにして細胞培養液分注濾過ステーションAに
おいて細胞培養液の分注か行われ、培養液その他から癌
細胞を分離してフィルタ16上に捕捉された後に、フィ
ルタ保持筒22を受部9から除去し、然る後に搬送コン
ベア42を作動させて、フィルタアセンブリlを処理液
供給濾過ステーションBにおける処理部Blに移行させ
る。そして、該処理部Blにおける処理液タンク61内
に貯留したメタノールを該フィルタアセンブリ1におけ
るフィルタ16に供給する。このメタノールの供給は、
処理液圧送手段63を構成するポンプ66におけるピス
トン65を下降させて、処理液タンク61から配管62
を介してシリンダ64内にメタノールを流入させ、然る
後に該ピストン65を押し上げると、逆止弁68.69
の作用によってメタノールはノズル70に供給されて、
該ノズル70からフィルタアセンブリlに供給すること
かできる。
このようにしてフィルタアセンブリ1に供給されたメタ
ノールはフィルタ16上において、癌細胞と接触するこ
とになり、これにより癌細胞の固定を行うことができる
。そして、この処理か完了した後にフィルタアセンブリ
lにおける貫通孔11に装着したブツシュ14に連結さ
れた吸引へラド71から真空吸引力を作用させることに
よって、メタノールを濾過して排出することができるよ
うになる。而して、フィルタ16上で癌細胞とメタノー
ルとの間を所定の時間接触させた状態に保持するには、
該メタノールの供給後におけるピストン54の作動によ
る真空吸引力の発生を必要時間だけ遅らせるようにすれ
ばよい。このときに、貫通孔11に装着°した可撓性容
体12の開閉弁を構成するスリット13か閉鎖状態に保
持されるので、フィルタアセンツリ1に供給されたメタ
ノールは該可撓性容体12から流出するのを防止するこ
とができる。
前述のようにしてメタノールによる処理か完了した後に
、吸引ヘット71をブツシュ14から離脱させて、搬送
コンベア42を作動させて、フィルタアセンブリ1をピ
ッチ送りすることによって、順次染色液を供給濾過する
処理部B2に搬送し、以下順次処理部83〜B7に搬送
することにより、各処理部において、メタノールによる
処理を行う処理部と同様の操作を行うようにする。而し
て、癌細胞の染色処理を完全に行うには、染色液に浸漬
した状態に一定の時間保持することか必要となるが、こ
の接触時間を確保するためには、この癌細胞染色処理部
の下流側に吸引手段を非作動状態に保持するアイドル部
B3を設ければよい。このように吸引手段を被作動状態
に保持すれば、可撓性容体12のスリット13か閉鎖状
態となり、このアイドル部B3を通過する間は癌細胞の
染色液に対する浸漬状態を保持させることかできるよう
になる。
前述のようにしてフィルタ16上において細胞の分離及
び所定の処理か行われた後に、フィルタアセンブリlは
処理液供給濾過ステーションBからフリーローラコンベ
ア72を装着した排出ステーションCに送り出される。
そこで、該フィルタアセンブリの係合爪5をばね8に抗
して押動することにより該係合爪5と係止板7との係合
状態を解除して、フィルタ16を貼着したプラスチック
板17を取り出す。そして、このプラスチック板17の
フィルタ16の取付は面をスライドガラス18における
両面接着テープ19の取付は面とを合わせて圧着し、然
る後にプラスチ・ンク板17を剥離すれば、フィルタ1
6かスライドガラス18側に転移する。
このようにしてフィルタ16か転移したスライドガラス
18に溶剤を供給することにより、該フィルタ16を溶
解させると共に、表面に透明なカバーを貼着することに
より、顕微鏡により観察可使な癌細胞標本を形成するこ
とかできる。
なお、前述の実施例においては、癌細胞の制癌剤に対す
る感受性試験を行うための標本を形成する装置として構
成したものを示したか、被検査体としては癌細胞以外の
細胞類やウィルス等の菌類や、その他各種の組織の薬剤
に対する感受性試験を行うための装置として構成するこ
ともできる。
また、標本形成を行うための区画数を5個としたか、こ
の数は感受性検査を行ったり、また保存したりするのに
便宜なように設定すればよい。さらに、細胞捕捉後に、
メタノール、染色液及び洗浄液を供給するようにしたか
、取扱う対象となる細胞、菌類等に応じた処理を行うた
めの処理液を供給するようにすればよい。ただし、この
処理液はフィルタ16を通過することができるものでな
ければならないことはいうまでもない。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明は、フィルタアセンブリを
被検査体培養液分注濾過ステーションにおいて、被検査
体培養液を供給して濾過することにより被検査体を培養
液等から分離させ、次で吸引手段と処理液供給手段とを
有する処理液供給濾過ステーションにおいて各種の処理
液を供給濾過するようにしたので、被検査体の分離及び
所定の処理を行うことによって形成される被検査体の標
本の形成を自動的に行うことができるようになり、一定
の品質を有する標本作成を迅速に行うことかでるように
なる等の諸効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す細胞標本作成装置の全
体構成図、第2図は第1図の平面図、第3図はフィルタ
アセンブリの一部断面正面図、第4図は第3図の平面図
、第5図は側面図、第6図は第4図の7l−Vl断面図
、第7図は可撓性容体の外観図、第8図はプラスチック
板の外観図、第9図はスライドガラスの外観図、第10
図は一部フィルタを装着した状態を示す濾過装置の断面
図、第11図は細胞培養液分注濾過ステーションの正面
図、第12図は第11図の側面図、第13図はシリンジ
の断面図、第14図は吸引ヘッドの構成説明図、第15
図は吸引機構の構成説明図、第16図は第15図の側面
図、第17図は処理液圧送手段の構成説明図である。 l :フィルタアセンブリ、2:上部ブロック、3:下
部ブロック、9:受部、16:フィルタ、17:プラス
チツク板、23:チューブ、25.26:シリンジ、4
1:搬送用シリンダ、42:搬送コンベア、43.71
:吸引ヘット、50:吸引機構、52:吸引通路、53
.64ニジリンダ、54.64+ピストン、61:処理
液タンク、63:処理液圧送手段、66:ポンプ、67
:給液通路、70:ノズル、72:フリーローラコンベ
ア、A:細胞培養液分注濾過ステーション、AI=細胞
細胞培養液分注入2:培養液濾過部、B:処理液供給濾
過ステーション、Bl〜B7 :処理部、C:排出ステ
ーション。 第3図     1 第4図 第5図 第6図 第7図 1γQ   Ilo 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図 8J16図 第17図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)細胞、菌、その他各種組織からなる被検査体を分
    離して捕捉するフィルタを、受部と吸引部との間に着脱
    可能に装着してなるフィルタアセンブリと、 該フィルタアセンブリにおける受部に前記被検査体の培
    養液を分注し、前記吸引部に吸引手段を接続し、該吸引
    手段による吸引力によって該培養液及びそれに含まれる
    薬液等を被検査体から分離して除去する被検査体培養液
    分注濾過ステーションと、 前記フィルタアセンブリにおける吸引部に着脱可能に接
    続される吸引手段と、前記受部に処理液を供給する処理
    液供給手段とをそれぞれ設け、該処理液供給手段により
    1または複数種類の処理液を前記フィルタ上に供給して
    、前記吸引手段によってこの処理液を濾過する処理液供
    給濾過ステーションと、 前記フィルタアセンブリを排出する排出ステーションと
    、 前記フィルタアセンブリを被検査体培養液分注濾過ステ
    ーションから処理液供給濾過ステーションを介して排出
    ステーションに搬送する搬送手段とから構成したことを
    特徴とする被検査体の標本作成装置。
  2. (2)前記フィルタアセンブリにおけるフィルタを被検
    査体捕捉部に透孔を備えた板状部材に貼着し、これを受
    部を形成した上部ブロックと吸引部を形成した下部ブロ
    ックとの間に挾持させ、該下部ブロック側には前記吸引
    手段の作動時にフィルタが凹状に変形しないように保持
    するフィルタ保持部材を装着する構成としたことを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項記載の被検査体の標本
    作成装置。
  3. (3)前記被検査体培養液分注濾過ステーションには前
    記被検査体培養液をパンピンブすることにより前記被検
    査体を培養液中に分散させる構成としたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項記載の被検査体の標本作成
    装置。
  4. (4)前記パンピングを太い口径のシリンジと細い口径
    のシリンジとを用いて複数段で行う構成としたことを特
    徴とする特許請求の範囲第(3)項記載の被検査体の標
    本作成装置。
  5. (5)前記処理液供給濾過ステーションには、被検査体
    をフィルタ上に固定するための処理液を供給する被検査
    体固定部と、該被検査体を着色するための処理液を供給
    する被検査体着色部と、洗浄液を供給するための洗浄部
    とを設ける構成としたことを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項記載の被検査体の標本作成装置。
  6. (6)前記被検査体固定部、被検査体着色部または洗浄
    部の下流側にアイドル部を設けることにより前記被検査
    体を所定時間処理液に浸漬した状態に保持することがで
    きるように構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
    (5)項記載の被検査体の濾過装置。
  7. (7)前記排出ステーションには前記フィルタアセンブ
    リからフィルタを取り外してスライドガラス上に転写す
    る転写作業部を設けたことを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項記載の被検査体の濾過装置。
  8. (8)前記搬送手段は前記フィルタアセンブリを所定時
    間間隔毎にピッチ送りを行うことができるように構成し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の被
    検査体の濾過装置。
JP6397787A 1987-03-20 1987-03-20 被検査体の標本作成装置 Pending JPS63230076A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100384936B1 (ko) * 1999-10-02 2003-05-22 (주)바이오니아 자동핵산정제장치
JP2012187119A (ja) * 2001-04-17 2012-10-04 Embrex Inc 識別される特性を有する卵を選択的に処理する方法および装置

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