JPS63227905A - 蒸気タービンの組立方法及びその羽根付根部の揺動防止装置 - Google Patents
蒸気タービンの組立方法及びその羽根付根部の揺動防止装置Info
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- JPS63227905A JPS63227905A JP63038787A JP3878788A JPS63227905A JP S63227905 A JPS63227905 A JP S63227905A JP 63038787 A JP63038787 A JP 63038787A JP 3878788 A JP3878788 A JP 3878788A JP S63227905 A JPS63227905 A JP S63227905A
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- 241000191291 Abies alba Species 0.000 claims description 2
- GNFTZDOKVXKIBK-UHFFFAOYSA-N 3-(2-methoxyethoxy)benzohydrazide Chemical compound COCCOC1=CC=CC(C(=O)NN)=C1 GNFTZDOKVXKIBK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- FGUUSXIOTUKUDN-IBGZPJMESA-N C1(=CC=CC=C1)N1C2=C(NC([C@H](C1)NC=1OC(=NN=1)C1=CC=CC=C1)=O)C=CC=C2 Chemical compound C1(=CC=CC=C1)N1C2=C(NC([C@H](C1)NC=1OC(=NN=1)C1=CC=CC=C1)=O)C=CC=C2 FGUUSXIOTUKUDN-IBGZPJMESA-N 0.000 claims 1
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/30—Fixing blades to rotors; Blade roots ; Blade spacers
-
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は蒸気タービンに間し、特に、ターニング装置運
転中における蒸気タービンの羽根とロータとの間の相対
運動を軽減する方法及び装置に関するものである１本発
明は、軸方向進入式（ａｘｉａｌｅｎｔｒｙ）の自立羽
根を用いる蒸気タービンに特に適するが、このタービン
に限定されるものではない。
転中における蒸気タービンの羽根とロータとの間の相対
運動を軽減する方法及び装置に関するものである１本発
明は、軸方向進入式（ａｘｉａｌｅｎｔｒｙ）の自立羽
根を用いる蒸気タービンに特に適するが、このタービン
に限定されるものではない。
九１抜亙二皿」
軸方向進入式の複数の羽根を用いる蒸気タービンはロー
タを備えており、ロータには、はぼ軸方向に延びるクリ
スマスツリー状の複数の溝が該ロータを取り囲むように
形成され、また、ロータの回りには複数の羽根が円形に
配設される。各羽根は、前述した溝の１つに嵌合する付
根部を基端部に有し、また、先端部には羽根と一体のシ
ュラウドを有する０通常の運転中、即ち負荷状態の下で
は、羽根の付根部はそれ等が嵌合する溝内に遠心力によ
りしっかり保持される。しかし、ターニング装置運転中
には、羽根の付根部を溝内にしつかり保持するのには遠
心力が不十分であり、羽根が“フロップ（ｆｌｏｐ）”
する、即ち羽根の付根部が溝内で円周方向及び軸方向に
揺動する０羽根の付根部とロータの溝との間におけるこ
の相対運動は付根部にフレッチング摩耗を生じさせる可
能性がある。
タを備えており、ロータには、はぼ軸方向に延びるクリ
スマスツリー状の複数の溝が該ロータを取り囲むように
形成され、また、ロータの回りには複数の羽根が円形に
配設される。各羽根は、前述した溝の１つに嵌合する付
根部を基端部に有し、また、先端部には羽根と一体のシ
ュラウドを有する０通常の運転中、即ち負荷状態の下で
は、羽根の付根部はそれ等が嵌合する溝内に遠心力によ
りしっかり保持される。しかし、ターニング装置運転中
には、羽根の付根部を溝内にしつかり保持するのには遠
心力が不十分であり、羽根が“フロップ（ｆｌｏｐ）”
する、即ち羽根の付根部が溝内で円周方向及び軸方向に
揺動する０羽根の付根部とロータの溝との間におけるこ
の相対運動は付根部にフレッチング摩耗を生じさせる可
能性がある。
また、羽根の°゛フロツプはその他の問題を一層深刻に
することがある０例えば、′軸方向進入式のシュラウド
一体型”羽根は、リベット締めのシュラウドよりも信頼
性が高いので、あるタービンの最初の列で屡々使用され
る０通常、シュラウド同士はしっかり端部で接している
が、ある羽根列では、熱膨張を許容するために、隣接す
るシュラウド間に小さな隙間を故意に設けることがある
。
することがある０例えば、′軸方向進入式のシュラウド
一体型”羽根は、リベット締めのシュラウドよりも信頼
性が高いので、あるタービンの最初の列で屡々使用され
る０通常、シュラウド同士はしっかり端部で接している
が、ある羽根列では、熱膨張を許容するために、隣接す
るシュラウド間に小さな隙間を故意に設けることがある
。
そのため、羽根の“フロップ”の結果として起こる干渉
（ｓｎｕｂｂｉｎｇ）により、シュラウドの面が摩耗す
るかも知れない。− 米国所在のブラウン・ボベリ・コーポレーション（Ｂｒ
ｏｗｎ Ｂｏｖｅｒｉ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ）が製
造するある種の蒸気タービンは上述の問題を解決する１
つの手段を提供するものとして知られている。この手段
は、各羽根の付根部の底部に半径方向に指向するように
形成された複数の穴内に入るコイルばねを備えている。
（ｓｎｕｂｂｉｎｇ）により、シュラウドの面が摩耗す
るかも知れない。− 米国所在のブラウン・ボベリ・コーポレーション（Ｂｒ
ｏｗｎ Ｂｏｖｅｒｉ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ）が製
造するある種の蒸気タービンは上述の問題を解決する１
つの手段を提供するものとして知られている。この手段
は、各羽根の付根部の底部に半径方向に指向するように
形成された複数の穴内に入るコイルばねを備えている。
コイルばねの目的は、付根部と溝との間の相対運動を防
止すべく、溝の縁に対して付根部を半径方向外方に押す
ことであると思われる。しかし、この解決策は、前記手
段が機械的に複雑であることと、半径方向に指向された
穴が羽根の付根部を弱体化することである。また、コイ
ルばねによって与えうる力の大きさは、付根部に穿孔す
ることのできる穴の寸法と、この穴に入れることのでき
るコイルばねの寸法とによって制限されてしまう。
止すべく、溝の縁に対して付根部を半径方向外方に押す
ことであると思われる。しかし、この解決策は、前記手
段が機械的に複雑であることと、半径方向に指向された
穴が羽根の付根部を弱体化することである。また、コイ
ルばねによって与えうる力の大きさは、付根部に穿孔す
ることのできる穴の寸法と、この穴に入れることのでき
るコイルばねの寸法とによって制限されてしまう。
本願の出願人は、この問題を解決するために別の２つの
方法を実施してきた。第１の方法は、シムを各付根部の
最下部と該付根部が嵌合する溝の底部との間に配設する
ことである。第２の方法は、各羽根の付根部を“ロクタ
イト（Ｌｏｃｔｉｔｅ）”という登録商標名で知られる
ような接着剤で溝内に固定することである。これ等の方
法の問題は、タービンの分解が複雑になり、また、その
ために長い時間を必要とすることである。
方法を実施してきた。第１の方法は、シムを各付根部の
最下部と該付根部が嵌合する溝の底部との間に配設する
ことである。第２の方法は、各羽根の付根部を“ロクタ
イト（Ｌｏｃｔｉｔｅ）”という登録商標名で知られる
ような接着剤で溝内に固定することである。これ等の方
法の問題は、タービンの分解が複雑になり、また、その
ために長い時間を必要とすることである。
従って、本発明の目的は、実施が簡単で、信頼性があり
、且つ経済的であると共に、容易であるような、羽根の
“フロップ”を軽減する装！及び方法を提供することで
ある。
、且つ経済的であると共に、容易であるような、羽根の
“フロップ”を軽減する装！及び方法を提供することで
ある。
１五立ＩＩ
羽根のフロップを軽減する装置は、各羽根の台部と、該
台部が並置される段付き先細部との間に配設された楔装
置を備えている。楔装置と台部との間には締まり嵌めが
形成されるので、楔装置は付根部を溝の縁に対して半径
方向外方に押す６本発明の好適な実施例によれば、楔装
置は、各台部が並置された段付き先細部の対峙するもの
にほぼ接線方向に延びるように形成されたスロットの中
にある１対の運動抑制用ビンから構成される。これ等の
運動抑制用ビンは、弾性があり、変形可能であり、且つ
ステンレス鋼から製作されるのが好ましい、各運動抑制
用ビンは挿入を容易にするために面取りされた先導縁を
有する。また、運動抑制用ビンは、矩形、正方形、半円
形、Ｃ字状等を含む多種の断面形状の中から選ぶことが
できる。
台部が並置される段付き先細部との間に配設された楔装
置を備えている。楔装置と台部との間には締まり嵌めが
形成されるので、楔装置は付根部を溝の縁に対して半径
方向外方に押す６本発明の好適な実施例によれば、楔装
置は、各台部が並置された段付き先細部の対峙するもの
にほぼ接線方向に延びるように形成されたスロットの中
にある１対の運動抑制用ビンから構成される。これ等の
運動抑制用ビンは、弾性があり、変形可能であり、且つ
ステンレス鋼から製作されるのが好ましい、各運動抑制
用ビンは挿入を容易にするために面取りされた先導縁を
有する。また、運動抑制用ビンは、矩形、正方形、半円
形、Ｃ字状等を含む多種の断面形状の中から選ぶことが
できる。
本発明の別の実施例によれば、各台部と、該台部が並置
される段付き先細部との間に２対の運動抑制用ビンが配
設される。好ましいのは、最初の１対の運動抑制用ビン
が台部の前端近くに配置され、後の１対の運動抑制用ビ
ンが台部の後端近くに配置されることである。
される段付き先細部との間に２対の運動抑制用ビンが配
設される。好ましいのは、最初の１対の運動抑制用ビン
が台部の前端近くに配置され、後の１対の運動抑制用ビ
ンが台部の後端近くに配置されることである。
また、上述した装置を含む蒸気タービンを組み立てる方
法も開示されている。
法も開示されている。
ｔの
同一の符号は同様の部分を示す図面を参照すると、第１
図には、符号１０で総括的に示された蒸気タービンの一
部は５０−タ２０と複数の羽根ＩＺとを備え、各羽根１
２は、台部１４と、基端部に配設された付根部１６とを
有する。また、羽根１６はその先端部に一体のシュラウ
ド２６を有していてよいが、本発明は、シュラウド一体
式の羽根を用いる型式の蒸気タービンへの実施に限定さ
れるものではない。
図には、符号１０で総括的に示された蒸気タービンの一
部は５０−タ２０と複数の羽根ＩＺとを備え、各羽根１
２は、台部１４と、基端部に配設された付根部１６とを
有する。また、羽根１６はその先端部に一体のシュラウ
ド２６を有していてよいが、本発明は、シュラウド一体
式の羽根を用いる型式の蒸気タービンへの実施に限定さ
れるものではない。
従って、本発明は自立式の羽根を用いる蒸気タービンに
おいても実施できる。ロータ２０はほぼ軸方向に延びる
複数の溝１８をその回りに有する０図示のように、各付
根部１６及び各溝１８はほぼクリスマスツリーの形状を
有し、各付根部１６が溝１８の１つに嵌合する。隣接し
た溝１８の間に配設されているのは段付き先細部３６で
ある０図示のように、各羽根の台部１４は１対の段付き
先細部３６に並置されている。
おいても実施できる。ロータ２０はほぼ軸方向に延びる
複数の溝１８をその回りに有する０図示のように、各付
根部１６及び各溝１８はほぼクリスマスツリーの形状を
有し、各付根部１６が溝１８の１つに嵌合する。隣接し
た溝１８の間に配設されているのは段付き先細部３６で
ある０図示のように、各羽根の台部１４は１対の段付き
先細部３６に並置されている。
また、第１図に示すように、隣接する台部１４の間には
小さな隙間２２があり、この隙間２２は、ロータが高温
状態にあるときには、もつと開く、また、各羽根の付根
部１６と、この付根部が嵌合する溝１８の縁との間にも
小さな隙間２４がある。更に、隣接したシュラウド２６
間にも小さな隙間２５があり、ロータが高温状態にある
ときには、この隙間２５も開く、これ等の隙間が存在す
るために、羽根に“フロップ”が生ずる結果になる。ま
た、羽根１６が一体のシュラウド２６を用いる形式のも
のであれば、シュラウド２６の対峙する面が干渉により
摩耗するかも知れない。
小さな隙間２２があり、この隙間２２は、ロータが高温
状態にあるときには、もつと開く、また、各羽根の付根
部１６と、この付根部が嵌合する溝１８の縁との間にも
小さな隙間２４がある。更に、隣接したシュラウド２６
間にも小さな隙間２５があり、ロータが高温状態にある
ときには、この隙間２５も開く、これ等の隙間が存在す
るために、羽根に“フロップ”が生ずる結果になる。ま
た、羽根１６が一体のシュラウド２６を用いる形式のも
のであれば、シュラウド２６の対峙する面が干渉により
摩耗するかも知れない。
次に、第２図を参照すると、蒸気タービンの更なる詳細
が示されている。軸方向進入式の羽根を用いる蒸気ター
ビンにおいて普通であるように、各羽根１２はロックビ
ン（ロック手段）３０を備えており、このロックビンが
ロータ軸方向への羽根の運動を防止している。ロックビ
ン３０は、台部１４と、該台部１４が並置された段付き
先細部３６の１つとの戸に配置される。該ロックビン３
０は、段付き先細部にほぼ接線方向に延びるように形成
されたスロットと、台部に形成された整列スロットとの
中にある０図示のように、ロックビン３０は台部の前端
及び後端の間のほぼ中央に配設されている。上述した構
成は先行技術において周知である。
が示されている。軸方向進入式の羽根を用いる蒸気ター
ビンにおいて普通であるように、各羽根１２はロックビ
ン（ロック手段）３０を備えており、このロックビンが
ロータ軸方向への羽根の運動を防止している。ロックビ
ン３０は、台部１４と、該台部１４が並置された段付き
先細部３６の１つとの戸に配置される。該ロックビン３
０は、段付き先細部にほぼ接線方向に延びるように形成
されたスロットと、台部に形成された整列スロットとの
中にある０図示のように、ロックビン３０は台部の前端
及び後端の間のほぼ中央に配設されている。上述した構
成は先行技術において周知である。
本発明によれば、羽根の“フロップ”は、各台部１４の
底部１５と、該台部１４が並置された段付き先細部３６
との間に設けられた積装Ｗ３２により軽減される（第２
図参照）、積装ｒＩ１３２によって付根部１６の支持大
径部２８を溝１８の縁に対して半径方向外方に押圧する
ように、楔装置３２と台部１４の底部１５との間は締ま
り嵌めどなっていることが好ましい。
底部１５と、該台部１４が並置された段付き先細部３６
との間に設けられた積装Ｗ３２により軽減される（第２
図参照）、積装ｒＩ１３２によって付根部１６の支持大
径部２８を溝１８の縁に対して半径方向外方に押圧する
ように、楔装置３２と台部１４の底部１５との間は締ま
り嵌めどなっていることが好ましい。
第５図に最も良く示すように、楔装置３２は台部の各側
に設けられていることが理解されよう、更に、第２図で
は台部の前端及び後端（即ち、ロックビン３０の前方及
び後方）の各々に設けられた楔装置を示しているが、本
発明はそれに限定されるものではないことを諒解された
い、従って、楔装置３２は台部の一端に設けることだけ
が必要である。
に設けられていることが理解されよう、更に、第２図で
は台部の前端及び後端（即ち、ロックビン３０の前方及
び後方）の各々に設けられた楔装置を示しているが、本
発明はそれに限定されるものではないことを諒解された
い、従って、楔装置３２は台部の一端に設けることだけ
が必要である。
本発明の好適な実施例によれば、楔装置３２はステンレ
ス鋼で形成された変形可能の弾性ビン（運動抑制用ビン
）から構成されている。該運動抑制用ビン３２は＾ＳＴ
Ｍ＾５６５等級の６１６ステンレス鋼材料から形成する
のが好ましい０図示のように、運動抑制用ビン３２は、
各台部１４が並置された段付き先細部３６の対峙する端
部にほぼ接線方向に延びるように形成されたスロット３
４の中に在る（第２図及び第５図参照）。１対のみの運
動抑制用ビンを用いる場合には、スロット３４及び運動
抑制用ビン３２は、１つの運動抑制用ビン３２を第５図
に示すように台部の各側に配設させて、ロックビン３０
の前方又は後方のどちらかに配設させうる。２対の運動
抑制用ビン３２を用いるのが望ましい場合には、第２図
に示すようにロックビン３０の前方及び後方の双方に配
設させるのがよい。
ス鋼で形成された変形可能の弾性ビン（運動抑制用ビン
）から構成されている。該運動抑制用ビン３２は＾ＳＴ
Ｍ＾５６５等級の６１６ステンレス鋼材料から形成する
のが好ましい０図示のように、運動抑制用ビン３２は、
各台部１４が並置された段付き先細部３６の対峙する端
部にほぼ接線方向に延びるように形成されたスロット３
４の中に在る（第２図及び第５図参照）。１対のみの運
動抑制用ビンを用いる場合には、スロット３４及び運動
抑制用ビン３２は、１つの運動抑制用ビン３２を第５図
に示すように台部の各側に配設させて、ロックビン３０
の前方又は後方のどちらかに配設させうる。２対の運動
抑制用ビン３２を用いるのが望ましい場合には、第２図
に示すようにロックビン３０の前方及び後方の双方に配
設させるのがよい。
第４図は、運動抑制用ビン３２が採りうる種々の形状を
示している。そこに示すように、運動抑制用ビン３２は
、はぼＣ字状の横断面や、正方形の横断面や、矩形の横
断面や、半円形の横断面とすることができる。スロット
３４の横断面形状は、運動抑制用ビン３２のために選ん
だ横断面形状と実質的に同様とするのが好ましい、また
、運動抑制用ビン３２の横断面寸法（幅又は直径）はス
ロット３４のそれと実質的に同様にして、運動抑制用ビ
ン３２と台部１４の底部１５との間に締まり嵌めが存在
するようにすることが好ましい（第３図参照）。
示している。そこに示すように、運動抑制用ビン３２は
、はぼＣ字状の横断面や、正方形の横断面や、矩形の横
断面や、半円形の横断面とすることができる。スロット
３４の横断面形状は、運動抑制用ビン３２のために選ん
だ横断面形状と実質的に同様とするのが好ましい、また
、運動抑制用ビン３２の横断面寸法（幅又は直径）はス
ロット３４のそれと実質的に同様にして、運動抑制用ビ
ン３２と台部１４の底部１５との間に締まり嵌めが存在
するようにすることが好ましい（第３図参照）。
運動抑制用ビンは付根部１６を半径方向外方に押圧する
ことが分かる。従って、運動抑制用ビン３２は付根部１
６の支持大径部２８を溝１８の縁に対して押圧し、それ
により羽根のフロップもしくは揺動が排除される。また
、羽根１２が一体のシュラウド２６を用いている場合に
は、運動抑制用ビン３２により、隣接するシュラウドの
対峙する面が当接状態に押圧され、それによりシュラウ
ドの干渉による摩耗が排除されることが諒解されよう。
ことが分かる。従って、運動抑制用ビン３２は付根部１
６の支持大径部２８を溝１８の縁に対して押圧し、それ
により羽根のフロップもしくは揺動が排除される。また
、羽根１２が一体のシュラウド２６を用いている場合に
は、運動抑制用ビン３２により、隣接するシュラウドの
対峙する面が当接状態に押圧され、それによりシュラウ
ドの干渉による摩耗が排除されることが諒解されよう。
本発明によれば、運動抑制用ビン３２を用いるタービン
の組立方法は次の諸ステップからなっている。第５図を
参照して説明しよう。
の組立方法は次の諸ステップからなっている。第５図を
参照して説明しよう。
ロックビン３０を配設すべき場所以外の位置において、
各段付き先細部に、はぼ接線方向に伸びるスロット３４
を機械加工する８次に、羽根１２の付根部１６を溝１８
に挿入し、そして羽根１２のためのロックビンを挿入す
る。その後、運動抑制用ビン３２をスロット３４に挿入
し、台部１４の下に入れる０次に、このようにして台部
１４の下に入れた前記運動抑制用ビン３２の次に別の運
動抑制用ビン３２′をスロット３４に挿入する。しかる
後に、羽根１２′の付根部１６′を続いて次の溝１８に
挿入すると共に、その台部１４′を運動抑制用ビン３２
′の上に位置させる。
各段付き先細部に、はぼ接線方向に伸びるスロット３４
を機械加工する８次に、羽根１２の付根部１６を溝１８
に挿入し、そして羽根１２のためのロックビンを挿入す
る。その後、運動抑制用ビン３２をスロット３４に挿入
し、台部１４の下に入れる０次に、このようにして台部
１４の下に入れた前記運動抑制用ビン３２の次に別の運
動抑制用ビン３２′をスロット３４に挿入する。しかる
後に、羽根１２′の付根部１６′を続いて次の溝１８に
挿入すると共に、その台部１４′を運動抑制用ビン３２
′の上に位置させる。
その後、羽根１２′のためのロックビン３０を挿入する
。運動抑制用ビン３２″はスロット３４′に挿入し、台
部１４′の下に入れる。そして、運動抑制用ビン３２″
′をスロット３４′に挿入し、このようにして全ての羽
根が組み付けられるまで続ける。
。運動抑制用ビン３２″はスロット３４′に挿入し、台
部１４′の下に入れる。そして、運動抑制用ビン３２″
′をスロット３４′に挿入し、このようにして全ての羽
根が組み付けられるまで続ける。
運動抑制用ビンを台部の下に入れるのに、幅がほぼ平行
な端部を有する湾曲工具を使用するのが野ましい、その
場合、湾曲工具の平行端部を運動抑制用ビンに当接させ
ておき、この湾曲工具の他方の端部をハンマーでたたく
ことにより、運動抑制用ビンを台部の下に入れることが
できる。
な端部を有する湾曲工具を使用するのが野ましい、その
場合、湾曲工具の平行端部を運動抑制用ビンに当接させ
ておき、この湾曲工具の他方の端部をハンマーでたたく
ことにより、運動抑制用ビンを台部の下に入れることが
できる。
本発明は、その精神及び特別な属性から逸脱することな
く、その他の形態で実施しうるちのであるから、本発明
の範囲を示すのは、上述の説明というよりも、むしろ特
許請求の範囲であり、それ等を参照されたい。
く、その他の形態で実施しうるちのであるから、本発明
の範囲を示すのは、上述の説明というよりも、むしろ特
許請求の範囲であり、それ等を参照されたい。
第１図は、タービンの一部の斜視図、第２図は、クリス
マスツリー形状の付根部を有する軸方向進入式の羽根の
一部の側面図、第３図は、本発明の運動抑制用ピンの１
つと羽根台部との協働関係を示す詳細側面図、第４図は
、本発明の運動抑制用ビンが採りうる種々の横断面形状
を示す概略平面図、第５図は、本発明の運動抑制用ビン
を備えたタービンの一部を示す詳細図である。 １０・・・蒸気タービン １２・・・羽根１４・・・
羽根の台部 １６・・・羽根の付根部１８・・・ロ
ータの溝 ２０・・・ロータ３０・・・ロックピン
（ロック手段） ３２・・・運動抑制用ビン（楔装置） ３４・・・スロット 出願人 ウェスチングハウス・エレクＦＩＧ、 ２
゜ ＦＩＧ、 ３． ＦＩＧ、 ４゜Ｆ
ＩＧ、 ５゜
マスツリー形状の付根部を有する軸方向進入式の羽根の
一部の側面図、第３図は、本発明の運動抑制用ピンの１
つと羽根台部との協働関係を示す詳細側面図、第４図は
、本発明の運動抑制用ビンが採りうる種々の横断面形状
を示す概略平面図、第５図は、本発明の運動抑制用ビン
を備えたタービンの一部を示す詳細図である。 １０・・・蒸気タービン １２・・・羽根１４・・・
羽根の台部 １６・・・羽根の付根部１８・・・ロ
ータの溝 ２０・・・ロータ３０・・・ロックピン
（ロック手段） ３２・・・運動抑制用ビン（楔装置） ３４・・・スロット 出願人 ウェスチングハウス・エレクＦＩＧ、 ２
゜ ＦＩＧ、 ３． ＦＩＧ、 ４゜Ｆ
ＩＧ、 ５゜
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）実質的にクリスマスツリー状に形成されて軸方向に
延びる複数の溝を有すると共に、隣接する溝間の部分が
段付き先細部となっているロータと、複数の羽根とを備
え、該羽根の各々は、前記溝の１つに嵌合するクリスマ
スツリー状の付根部と、該付根部が嵌合している前記溝
に隣接する前記段付き先細部に対して並置された台部と
を有し、更に、前記付根部の軸方向運動を防止すべく、
前記各台部と、該台部が並置された前記段付き先細部の
少なくとも１つとの間に配設されたロックピンを備える
形式の蒸気タービンにおいて、前記付根部が前記溝内で
揺動するのを防止するように前記蒸気タービンを組み立
てる方法であって、 ａ）前記ロックピンを配設すべき位置以外の位置におい
て、実質的に接線方向に延びるスロットを前記各段付き
先細部に機械加工し、 ｂ）１枚の羽根の付根部を溝内に挿入し、 ｃ）前記ステップｂ）において挿入された前記羽根のた
めのロックピンを挿入し、 ｄ）前記スロットの横断面に実質的に等しい横断面を有
する複数の運動抑制用ピンを用意し、該運動抑制用ピン
が前記台部と前記段付き先細部との間に挿入された時に
、前記各運動抑制用ピンと前記台部との間に締まり嵌め
が形成されるようにして、前記付根部を前記溝の縁に対
して半径方向外方に押し、 ｅ）前記ステップｂ）において挿入された前記羽根の前
記台部に並置された前記段付き先細部に機械加工されて
いる前記スロット内に１本の運動抑制用ピンを挿入する
と共に、該運動抑制用ピンを前記台部の下に入れ、 ｆ）前記ステップｅ）において挿入された前記運動抑制
用ピンの次に、別の運動抑制用ピンを前記ステップｅ）
のように同じスロットに挿入し、ｇ）続いて、もう１枚
の羽根の付根部を次の溝に挿入すると共に、前記ステッ
プｆ）で挿入された前記運動抑制用ピンの上に前記台部
を移動させ、ｈ）前記ステップｇ）で挿入された前記羽
根のためのロックピンを挿入し、 ｉ）前記蒸気タービンが組み立てられるまで前記ステッ
プｅ）〜ｈ）を繰り返す、 蒸気タービンの組立方法。 ２）実質的に軸方向に延びる複数の溝を有すると共に、
隣接する溝間の部分が段付き先細部となっているロータ
と、複数の羽根とを備え、該羽根の各々は、前記溝の１
つに整合する付根部と、該付根部が嵌合している前記溝
に隣接する前記段付き先細部に対して並置された台部と
を有し、更に、前記羽根の軸方向運動を防止すべく、前
記付根部が嵌合する前記溝にある前記付根部をロックす
るロック手段を備える形式の蒸気タービンにおいて、前
記溝内で前記付根部が揺動するのを防止するための装置
であって、前記台部と、該台部が並置されている前記段
付き先細部との間に配設された楔装置を備え、該楔装置
と前記台部との間には締まり嵌めが形成されていて、該
楔装置により前記付根部を前記溝の縁に対して半径方向
外方へ押している、蒸気タービンにおける羽根付根部の
揺動防止装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/018,321 US4767247A (en) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | Apparatus and method for preventing relative blade motion in steam turbine |
| US018,321 | 1987-02-24 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63227905A true JPS63227905A (ja) | 1988-09-22 |
Family
ID=21787344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63038787A Pending JPS63227905A (ja) | 1987-02-24 | 1988-02-23 | 蒸気タービンの組立方法及びその羽根付根部の揺動防止装置 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4767247A (ja) |
| EP (1) | EP0280246B1 (ja) |
| JP (1) | JPS63227905A (ja) |
| KR (1) | KR880010215A (ja) |
| CN (1) | CN1013981B (ja) |
| DE (1) | DE3866727D1 (ja) |
| ES (1) | ES2027332T3 (ja) |
| IN (1) | IN169955B (ja) |
| YU (1) | YU32188A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1988-02-18 YU YU00321/88A patent/YU32188A/xx unknown
- 1988-02-22 EP EP88102590A patent/EP0280246B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-02-22 DE DE8888102590T patent/DE3866727D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-02-22 ES ES198888102590T patent/ES2027332T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1988-02-23 JP JP63038787A patent/JPS63227905A/ja active Pending
- 1988-02-24 KR KR1019880002012A patent/KR880010215A/ko not_active Application Discontinuation
- 1988-02-24 CN CN88100915A patent/CN1013981B/zh not_active Expired
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| ES2027332T3 (es) | 1992-06-01 |
| EP0280246B1 (en) | 1991-12-11 |
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