JPS63226362A - 正パルス装置 - Google Patents

正パルス装置

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JPS63226362A
JPS63226362A JP63028603A JP2860388A JPS63226362A JP S63226362 A JPS63226362 A JP S63226362A JP 63028603 A JP63028603 A JP 63028603A JP 2860388 A JP2860388 A JP 2860388A JP S63226362 A JPS63226362 A JP S63226362A
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、患者の体腔から流体を取り出すための装置
に関する。より詳しくは本発明は、そのような流体を取
り出すのに使われるカテーテル付近にまたはそれに直接
取り付けて使用でき、更に所定の間隔で作動し、取り出
した流体の少量を正の圧力下でカテーテル内へ戻して取
出通路を一掃する装置からなる。
(従来の技術と課題) 胃などの患者の体腔から流体を規則正しく除去するのに
、間欠的な吸引装置が使われており、一般に手術後に利
用されている。このような装置は、中央配管系を介して
病院の回復室で得られる主真空源によって作動可能であ
る。
非間欠的な吸引装置では、病院施設の真空系が流体を連
続的にリザーバ内へ取り出し、収集容器が一杯になるか
あるいは病院の操作員が系を外したときにだけ、取出サ
イクルは中断する。
間欠的な吸引では、流体の連続的な取り出しが時間調整
された間隔で間欠的に中断される。一部の装置では、ラ
イン中の障害物を一掃したりあるいはカテーテルを胃壁
から離すため、流体の一部が患者の体内へと戻されるよ
うに、流体を取り出す配管に加えられる真空が大気圧へ
と周期的に解放される。かかる方式に伴う一つの困難は
、重力によっである程度の逆流を引き起こすため、収集
容器を患者より高い位置に配置しなければならないこと
である。こうした装置はしばしば、真空を与えるレセプ
タクルの高さで、病室の壁土のタイミング装置自体内に
組み入れられている。更に重力は、患者から流体を運ぶ
配管がめったに連続状の流体を含まず、もっと頻繁に気
体のポケットを運ぶようにする点でも効果的でないこと
が多かった。流体を取り出すラインを大気圧の戻す型の
代表的な装置はウールリッヒ・シーラッフ(Ulric
hSielaff)に付与された米国特許第3,659
.605号に開示されている。
幾つかの問題を解決しようとする過程で、先に患者から
取り出された確実な量の流体を再び患者の方へ逆に送っ
て通路を洗い流す正パルス装置が提案されている。この
ような一つの装置は、カイザー(にayser)等に付
与された米国特許第4.315.506号に開示されて
いる。
しかし、カイザー等の装置に伴う困難の一つは、患者に
至る吸引ライン中に設けられた膨張可能な還流室を特徴
としていることである。この還流室は、引っ込められて
還流室を膨張させるピストンを備え、このピストンが所
定の時間間隔で還流室を収縮させて、内部の流体を患者
の方に戻し通路中の障害物を一掃する。
しかし、1つのピストンと膨張室を用いているので、カ
イザー等のピストンのストロークの大部分は、患者に至
るラインが開いているが真空源からのラインは閉じてい
る状態で生じる。従って、膨張する還流室は実施上、排
出されている患者の体腔に加えられる真空を更に引いて
しまう。このため、患者に加えられる真空の量が、その
患者に適切なものとして医師によって決められた調整真
空を越えて増加する可能性がある。
カイザー等の装置が実施上患者から過剰の真空を引ぐと
いう上記の可能性が、カイザー等の装置の患者に至るカ
テーテルへの適用を妨げてきた。
このようなカテーテルは比較的不撓性なので、実際のカ
テーテル開口地点またはその近くにおけるかかる真空の
引きは、患者の体腔に達する真空に極めて重大な影響を
及ぼす。従って、カイザー等の装置の実際の位置は、カ
テーテルを収集びん等その他の備品へと接続する配管の
端部に設けることが考えられてきた。一般に、この配管
の長さは約1.8m(6フイート)で、また流体を取り
出すための一般的な配管は便利さのため比較的可撓性で
、そのため膨張性でもある。
従って、実際の患者用カテーテルから離れた位置におけ
るカイザー等の装置の使用は、可撓性の配管中にリザー
バ効果を生じていた。そこで、障害物を一掃するために
患者へ至るラインへ戻される流体の量は、その効果が膨
張性配管の長い長さによって生じるリザーバで消失する
ので比較的大きくしなければならず、また戻される量は
患者の体内に挿入されたカテーテルの端部で、排出され
ている体腔の内壁にカテーテルが接触しないようにする
効果を与える必要があった。
つまり、カイザー等の装置は比較的大きな容積、すなわ
ち構造を必要とし、患者用カテーテルから離してしか使
えなかった。
(課題を解決するための手段) 本発明は、患者に加えられる真空がいかなる量にせよ医
師によって設定されたレベルを越えるのを防ぐ二室式の
正パルス装置を提供することによって、前記方式の問題
を解消するものである。更に、本発明の正パルス装置は
過剰の真空が患者に達するのを防止できるので、カイザ
ー等の装置よりもはるかに小型にでき、患者の体内へ入
れられるカテーテルに近付けて又はそれに直接取り付け
て使える。
すなわち、調整器、収集びん及び作動手段を患者から一
定の距離だけ離して位置可能とする正のパルスを用いた
システムを使える他、患者にパルスを実際に与える正パ
ルス装置は、カテーテルに直接又はそれに極めて近付け
て取り付けることができ、従ってそこから患者の体腔内
に至る通路は比較的不撓性となる。寸法の減少によって
、正パルス装置全体は、効率的且つ確実に正のパルスを
患者に与えつつ、かなり安価に製造できる。
カテーテルパルス装置は2つの真空信号源に基づいて作
動され、その一方の調整された真空信号源が患者の体腔
に達するのに使われ、有資格者によって設定される一方
、他方の信号は調整される必要がなく、正パルス装置を
制御してその還流室を膨張させるためにのみ使われる。
好ましい実施例では、調整真空が大気圧に切り換わって
から所定の時間後に、後者の信号が大気圧へ切り換わる
ように時間遅延される。装置自体内で複数の室を用いる
ことによって、非調整の真空信号は正パルス装置内の信
号室において隔絶され、患者に接続している通路には達
しない。また正パルス装置は、患者に至る調整真空を制
御し、且つ膨張する還流室が調整真空の設定点にほぼ等
しい真空を患者に至るライン上に生じた時点またはその
近くで有意な量だけ開く弁を含む、従って還流室は、該
当の患者について指定された調整真空を越えるどんな真
空も患者の体腔に生じることなく、膨張し続けることが
できる。
正パルス装置は、前述の特徴及び利点を具備した本発明
の好ましい実施例を示す添付図面に例示しである。
(実施例) 第1図を参照すると、正パルス吸引システムのフロー図
が示してあり、患者の体内から流体を除去する新規な正
パルス装置を一つの構成要素として有する。
真空源10が、吸引システムを作動させるための調整さ
れた真空を与える。真空源は病院内では比較的普及して
おり、中央真空ポンプシステムから個々の病室内に真空
源を提供する。このような病院システムの真空は一般に
、300〜600mmHgの範囲である。
間欠的な吸引制御装置すなわちl5U12が、配管14
のような適切な連結手°段によって真空源10に連結さ
れている。l5U12はウールリッヒ・シーラッフ(U
lrich 5ielaff)に付与された米国特許第
3.659,605号に開示されている装置で代表され
るが、後述する特定型の正パルス装置l5U12を適応
させるため、シーラソフの装置に一部の変形が施しであ
る。本発明で使われる特定のl5U12は、患者から排
出された流体を受は入れる収集容器18に通ずる調整真
空ライン16と、後述する正パルス装置1if22に直
接通ずるもう1つの真空信号ライン20とを有する。
正パルス装置22には、調整真空ライン24も接続され
ている。通常比較的不撓性のすなわち非膨張性のカテー
テル26も正パルス装置22に取り付けられており、開
放カテーテル端28が吸引したい流体へ到達するように
、患者の体内に入れられる。後述するように、本発明に
基づ(特定の正パルス装置22の特徴のひとつにより、
比較的不撓性の通路だけが正パルス装置22と開放カテ
ーテル端28との間にあるように、装置22は開放カテ
ーテル端28から遠い方のカテーテル端又はその近くに
位置決めされる。流体用のもう1つの通路と調整真空ラ
イン24並びに真空信号ライン20と調整真空ライン1
6は、普通の比較的可撓性の医療用チューブである。
次に第2図を参照すると、本発明で使用可能なl5U1
2のフロー図が示しである。l5U12の全般的な目的
は、患者に対して最終的に使われる調整真空信号と、調
整する必要がなく正パルス装置を作動させるための真空
信号として作用するもう1つの信号源とを提供すること
にある。本l5U12は空気圧によって作動されるが、
これらの信号を電子スイッチまたは他の手段によって得
ることもできる。
l5U12と前記シーラッフの特許の間欠的な吸引装置
との重要な相違の1つは、l5U12が2つの真空出力
信号を有することである。作動に際して、l5U12は
、2つの出力、すなわち一方は調整され、もう一方は調
整される必要のない2つの出力に真空を同時に供給する
。患者からの吸引の際、l5U12は両方の出力に真空
を同時に供給し、吸引サイクルの後、l5U12は患者
への調整真空ラインを大気圧に戻す。所定の短い時間後
、他方の真空出力は大気圧に戻される。
第2図では、真空源10は、第1図に関して説明したよ
うにl5UL2に真空を提供する。この真空源はまず“
オン−オフ”スイッチ30によって制御され、該スイッ
チは、装置が使用されていないとき、真空源10からの
真空を単に遮断するにすぎない。しかる後、間欠装置3
2が真空によって制御され、これは前記シーラッフの米
国特許第3,659.605号に開示された設計と同じ
ものである。間欠装置32は大気ベント34を有し、患
者から流体を吸引するもう1つのラインがこの大気ベン
トによって大気圧に間欠的に通気される。
次に、最終的に患者に到達する真空源を辿れば、間欠装
置32からの間欠的な真空/大気圧信号が通路36と3
8を介して真空調整器40に進み、この真空調整器で、
医師又は他の有資格者は患者に加えられる真空の最大レ
ベルを実際に設定する。
真空調整器40は通常のものであり、しかる後、調整真
空はそこから通路42を経て進み、調整真空ライン16
を収集容器18(第1図)に接続する。真空計44が通
路42に設けられているので、医師は、l5U12から
の調整真空が所望の設定点にあることを検証し連続的に
監視することができる。
間欠装置32に戻ると、同じ間欠的真空/大気圧力信号
は通路36と46を経て休止弁48に進み、この休止弁
において、後述するように、間欠装置32からの信号が
真空から大気圧になる時点と休止弁48の出力から通路
50への信号が真空から大気圧になる時点との間に、所
定の時間遅延が生ずる。通路50は第1図の真空信号ラ
イン20に接続し、正パルス装置22を制御するのに使
われる。液体が戻って休止弁48に入るのを防ぐために
、液体安全トラップ51が通路50に設けられている。
l5tJ12の各部品中、休止弁48は通常のものでな
いので、以下さらに詳しく説明する。
次に第3A図及び3B図を参照すると、本発明で使用さ
れる休止弁48の横断面図が示されている。休止弁48
は好ましくはプラスチック材料でできたハウジング52
を含み、このハウジングは、間欠装置32(第2図)か
らの間欠的真空/大気圧信号である第2図の通路46に
接続する入口54と、第2図の通路50を介して正パル
ス装置22(第1図)に接続し正パルス装置用の真空信
号を提供する出口56とを有する。可動弁部材58と弁
座60が休止弁48のハウジング52内にある。可動弁
部材58は3つのダイヤフラム62.64及び66によ
ってハウジング52内に保持され、真空及び/又は大気
圧の各種レベルが可動弁部材58の移動と位置を左右す
るようにこれらのダイヤフラムが各室を形成する。つま
り、ダイヤフラム62.64及び66は、休止弁48の
内部をバイロフト室68.70と主室72.74とに分
割している。
可・動弁部材58は更に、第3B図の弁の閉鎖位置にあ
るとき弁座60に密着する弾性パッド75を有する。第
3A図に示すように、可動弁部材58が弁開位置にあれ
ば、弾性パッド75は弁座60に密着しない。
各種の通路がハウジング52に形成されている。
すなわち、通路76が入口54とパイロット室70とを
直接連通ずる一方、通路78は通路76より長い通路で
あり人口54と主室74とを連通ずる。通路76よりも
長くより大きい抵抗を有する通路78の目的は以下明ら
かとなろう。
パイロット室68と70も、パイロット室70とリザー
バ82との間に延びた固定オリフィス80及びリザーバ
82と他のバイロフト室68との間の通路84を介して
互いに連通ずるが、パイロット室68と70はダイヤフ
ラム64によって互いに隔絶されている。バネ86が第
3A図に示すように、可動弁部材58をその弁開位置に
向かつて付勢する。
次に休止弁48の作動を述べるが、該弁の目的は入口5
4での真空信号が大気圧になる時点と出口56での真空
信号が大気圧になる時点との間に短い遅延を作る点にあ
ることを思い起されたい。
第2図に示したように、通路36内の真空が間欠装置3
2によって真空から大気圧に変わるとき、患者に至る通
路42内の調整真空も直ちに真空から大気圧に変わる一
方、通路50内の信号はそれが真空から大気圧に変わる
前にわずかに遅れるように遅延が生じる。しかしながら
、通路36及び42内の両信号は間欠装置32によって
制御される。
第3A図及び第3B図に戻ると、サイクルは、全ての室
、すなわちパイロット室68.70及び主室72.74
が大気圧にある状態から始まり、弁は第3A図の弁開位
置にある。間欠装置32がその真空すなわち吸引サイク
ルを開始するとき真空が入口54に加えられるので、真
空は直ちにパイロット室70に達し、これにより、バネ
86の付勢を強めて可動弁部材58を第3A図に示した
位置に保持する。真空は又通路78を介して連通し、主
室74と72内に真空を引く。従って、この時点では、
出口56とパイロット室70並びに主室74.72から
真空が引かれるので、パイロット室68を除く全ての室
は入口54に与えられる高い真空状態となる。時間の経
過につれて、リザーバ82が固定オリフィス80によっ
て排気されるので、所定の時間後にはバイロフト室68
も高真空に達する。この時点で、室68.70.72及
び74の全てが高真空となる。
間欠装置32が大気圧モードに変わると、入口54の圧
力は直ちに大気圧になり、それと同時に大気圧は通路7
6を介してパイロット室70に連通される。主室72と
74は表面積及び高真空圧において平衡を保つ一方、バ
イロフト室68と70は平衡を保たれず、パイロット室
68内が高真空、パイロット室70内が大気圧となる。
このアンバランスがバネ86の力に打ち勝ち休止弁48
を第3B図に示した位置に移動させ、弾性パッド75を
弁座60に密着させる。通路78が比較的長く制限され
ているので、大気圧が通路78を通過して主室74に到
達する前に、弁座60は弾性パッド75によって閉鎖さ
れる。かくして、この時点では、パイロット室70と通
路76.78だけが大気圧であり、主室72.74、リ
ザーバ82及びパイロット室6日は依然として高真空下
にある。
しかしながら、リザーバ82は、固定オリフィス80か
ら大気圧が入り内部の真空が消失することによってゆっ
くり大気圧に戻る。リザーバ82が大気圧に戻ると、バ
イロフト室68も同じく大気圧に戻る。パイロット室6
8が大気圧に達するとき、圧力に基づいて可動弁部材5
8に加わる力は等しくなる。何故ならば、両パイロット
室が大気圧下にあり且つ大気圧が可動弁部材58に作用
する面積が等しいからである。両主室72と74は依然
として共に高真空下にあり、可動弁部材58に作用する
各面積も等しいので、可動弁部材58に作用する付加の
力はバネ86の付勢力だけで、これが合力となって可動
弁部材58を第3A図に示した弁開位置に戻す。
可動弁部材58が第3A図の位置に移動すると、弁座6
0で遮断されていた通路も開き、両主室72と74が大
気圧に戻り、従って、出口56は大気圧に戻る。かくし
て、入口54が大気圧と通気する時点と大気圧が出口5
6に信号として現わる時点との間に、時間遅延が導入さ
れる。
実際の休止時間は設計上の問題であり1.バネ86の特
性、リザーバ82の容積、加えられる真空レベル及びオ
リフィス80の寸法に依存するのは明らかであろう。
次に、第4A図乃至第4D図を参照すると、本発明によ
る正パルス装置22がそれぞれ4つの基本状態、すなわ
ち真空オフモード、真空印加モード、真空オンモード及
び還流モードで示されている。
まず第4A図について見れば、正パルス装置は下側ハウ
ジング90と上側ハウジング92で構成されるハウジン
グ88を含み、上下ハウジングは後述するように一体に
結合されている。ハウジング88は、収集容器18(第
1図参照)に接続され、従って調整真空源に接続された
入口94を有する。出口96もハウジング88に形成さ
れ、患者用のカテーテルに直接またはその近くに接続さ
れる。弁手段が入口94と出口96の間に介設され、弁
座98と、この弁座98と係合したりはずれたりするよ
うに移動して入口94と出口96との間の流れを制御す
る可動弁部材100とによって構成されている。可動弁
部材100は弁座98と係合する円錐台状表面102を
有し、弁座98から遠去かる方向に上方に向いた環状突
部104を形成している。
可動弁部材100は、上方から垂下して可動弁部材の下
部に超音波溶接された弁延長部106を含む。小バネ1
08によってバネ付勢され、弁座98に当接する閉位置
に向かって可動弁部材100を付勢するように作用して
いる。しかしながら、このバネ付勢は非常に小さく、下
端が弁延長部106内に形成された内側突起110に着
座し、上端が可動キャップ112の下端によって保持さ
れた状態で小バネ108を装着することで得られる予荷
重によって生成される。一方、可動キャップ112は中
バネ114によって弁延長部106の方へ付勢され、中
バネは可動キャップ112のフランジ114に対して作
用し、可動キャップ112はハウジング88の頂部に対
して着座する他端を有する。可動キャップ112はキー
パ−116内に収容され、キーパ−116が可動キャッ
プ112を所定位置に保持し、内側突起117によって
可動キャップの下方移動を制限する。
第4A図に示すように、真空オフモードでは、最下位置
にある可動キャップ112が同じく最下位置にある弁延
長部106の上端に直接接していない。その代わりに、
約0.10cm (0,040インチ)のギャップ11
8が、最下位置にある可動キャップ112の底面と最下
位置にある弁延長部106の頂面との間に保持される。
明らかなように、中バネ114によって加わるバネ定数
つまり付勢力は小バネ108よりも小さい。
可動弁部材100の周囲に可動弁部材lOOと独立に移
動する環状ピストン120が位置するが、第4A図の状
態では環状ピストン120が可動弁部材100の環状突
部104に直接係合し、大バネ122の付勢力によって
可動弁部材100を閉位置に向かつて付勢する。大バネ
122は予圧縮され、環状ピストン120の環状溝12
4内に保持された下端と、ハウジング88の頂部に当接
しバネキーパ−126によって所定位置に保持された他
端とを有する。かくして、第4A図の真空オフモードで
は、大バネ122は、可動弁部材100を弁座98に当
接した閉位置に保持する付加の力として作用する。
ダイヤフラム128が上側ハウジング92内に制御室1
30を形成し、制御室130は(第1図に示した)真空
信号ライン20に接続される制御ボート132を除き密
閉されている。ダイヤフラム128は、一体に超音波溶
接される上側ハウジング90と下側ハウジング92間に
挟持されることによってハウジング88に固定されてい
る外周縁を有する。またダイヤフラム128は、弁延長
部106の下部へ結合されることによって可動弁部材1
00に対し密閉された内縁を有し、この結合も超音波溶
接で行われる。さらに、ダイヤフラム128はその外周
縁と内縁との中間でも環状ビストン120に対し密閉さ
れ、この密閉は環状ピストン120へ超音波溶接可能な
環状キャップ134で、ダイヤフラム128を環状ピス
トン120に対し圧縮することによって行われる。
図示のように、ダイヤフラム128は単一片の可撓性材
料であるが、一対の転勤シール、すなわち136の外側
転勤シールと138の内側転動シールを形成するという
目的を果たしつつ、2つの別々のダイヤフラムからでも
容易に構成し得る。
各々の転勤シール136と138が可動弁部材100と
環状ピストン120の相互に独立な移動を許容すると同
時に、制御室130の完全性を保持する。
次に、第1図並びに第4A図乃至第4D図を参照するこ
とによって、正パルス装置22の作動が容易に理解され
よう。まず始動時、正パルス装置22は第4A図に示し
た状態にある。サイクル中のこの時点で、入口94、出
口96及び制御ポート132は全て大気圧下にある。可
動弁部材100が弁座98に密着する最下位置にあるの
で、弁手段は閉鎖されており、従って、入口94と出口
96とは連通されていない。可動弁部材100は、環状
ピストン120が環状突部104に対し作用しているこ
と及び大バネ122の付勢力と小バネ108の付勢力に
よってその位置に保持されている。勿論、大バネ122
と小バネ108は共に予負荷されている。カテーテル2
6及び出口96が胃内の正の組織圧力のため大気圧より
わずかに高(なることがあるかもしれないが、重力また
は差圧の力によって生じる恐れのある排出は閉鎖された
弁手段によって防止される。
次に、第4B図の真空印加モードについて見ると、第4
B図はl5U12が大気圧から真空モーに変わった直後
における正パルス装置22を示し、2つの真空レベルが
正パルス装置22に加えられている。すなわち、調整さ
れた真空が入口94に加えられると共に、調整される必
要のない真空、すなわち特定の病院配管系のパイプライ
ン真空レベルが真空信号ライン20によって制御ボート
132に加えられている。
これらの真空レベルが加えられると、正パルス装置22
の出口96が大気圧下にあるため環状ピストン120の
下面が大気圧またはそれに近い状態にあるので、制御室
130内の非調整真空はまず環状ピストン120に加え
られる負の合力を作り出す。可動弁部材100は依然と
して閉じており、従って、入口94の調整真空が出口9
6に達することができないので、上記の合力に影響を及
ぼさない。
従って、環状ピストン12Ωに加えられる負の合力によ
り、環状ピストンは弁座98から遠去かる方向に移動し
、可動弁部材100の環状出張り104から離れて上昇
する。従って、大バネ122によって可動弁部材100
に加えられたバネ付勢力が取り除かれ、可動弁部材10
0は、差圧による力と小バネ108によって及ぼされる
小さい付勢力とによって弁座98に向かって閉鎖位置に
保持されている。環状ピストン120が上方に移動し続
け、制御室130を縮めるにつれて、出口96及びカテ
ーテル26を介して患者の体腔側に真空を引く。勿論、
制御室130内の非調整真空とは別個に、ダイヤフラム
128の下方に還流室140が形成され膨張する。最終
的に、環状ピストン120は、すでに入口94に加えら
れている調整真空及びこの時点で可動弁部材100に作
用する力とほぼ等しくなるのに充分な真空を出口96に
作り出す。すなわち制御室130内の非調整真空、入口
94での調整真空、出口96での調整真空に等しいかま
たは近い真空及び小バネ10Bの小さい付勢力が可動弁
部材100を弁座98との接触状態から引き離し、入口
94と出口96の間で弁手段を破り、調整真空ライン2
4からの調整された真空がカテーテル26に到達可能と
なる。
かくして、特定の患者について指定された調整真空は排
出されるべき患者の体腔に加えられ、環状ピストン12
0または可動弁部材100が更に移動しても、それ以上
高い真空は患者に達しない。
尚、可動弁部材100が小バネ108の比較的小さい付
勢力に打ち勝ち、弁座98から遠去かる方向への可動弁
部材100の移動がギャップ118と閉じるように第4
B図に示した正パルス装置22が位置決めされることに
留意されたい。可動弁部材100が弁座98から約0.
10 cm(0,040インチ)離れて移動すれば、弁
手段を破るのに充分である。しかる後、可動弁部材10
0が弁座98からさらに離れようとする移動は、中バネ
114の大きい付勢力の抵抗を受ける。
この時点で調整真空がカテーテル26を介して患者に加
えられつつある一方、可動弁部材100と環状ピストン
120は共に弁座98から離れて後退し続けるが、はぼ
同じ力が両方に作用しているので共にほぼ同じ速度で移
動する。つまり、環状ピストン120には、環状ピスト
ン120の環状領域に作用する制御室130内の非調整
真空と、環状ピストン120の環状領域に作用する入口
及び出口94.98内の調整真空に、大バネ122の力
を加えたものの差に基づく差動力が加わっている。また
可動弁部材100には、可動弁部材100の上面に作用
する制御室130内の非調整真空と、中バネ114及び
小バネ108両方の付勢力と、可動弁部材100の下面
に作用する入口及び出口94.96内の調整真空との差
に基づく差動力が加わっている。最終的に、可動弁部材
100と環状ピストン120は共に第4C図に示した完
全な後退位置に達し、弁手段が完全に開いて調整真空を
患者に加え流体の排出を実施する。
第4C図は真空オンモードを示し、非調整真空つまりラ
イン真空そのままが制御ポート132に加わって収縮し
た制御室130内を全ライン真空レベルに保ち、環状ピ
ストン120と可動弁部材100をそれぞれ完全な後退
位置に保持して、大バネ122、中バネ114及び小バ
ネ108を圧縮している。一方、調整真空は入口94か
ら出口96更にカテーテル26を経て患者に加えられ続
けており、気体及びその他の流体は完全に開いた弁手段
を介して取り出され収集容器18内に収集可能である。
正パルス装置は、l5U12が切り換り第2図の通路3
6内の真空信号を大気圧に解放するまで、第4C図の状
態を継続する。切り換ると前述したように、まず調整真
空ライン16.24内の調整真空だけが大気圧に通気さ
れ、従って入口94、出口96及びカテーテル26を介
した患者の体腔は直ちに大気圧に通気される。それから
数秒の遅延後、制御ポート132及び制御室130に加
えられる真空信号ライン20も大気圧に通気される。
かくして、還流室140と入口94及び出口96と同じ
く制御室130が大気圧に戻るので、大バネ122、中
バネ114及び小バネ108によって可動弁部材100
と環状ピストン120に加えられる合成力が、可動弁部
材100と環状ピストン120を弁座98の方へ移動す
る。第4C図から明らかなように、可動弁部材100の
移動長さは環状ピストン120のストロークと比べ相対
的に短いため、可動弁部材100の方が素早く弁座98
に密着して弁手段を閉じ、出口96と入口94との間の
流れを遮断して還流室140を入口94から隔絶する。
この状態では第4D図に示すように、弁手段は閉じてい
るが、環状ピストン120のストロークは依然として残
っており、弁座98の方へ移動し続けるにつれ還流室1
40が収縮され、還流室140内の流体が出口96から
カテーテル26及び患者の方に向かって逆流する。可動
弁部材100が閉じているので、還流室140内に残っ
ていた流体は全て出口から押し出され、カテーテル内の
通路を一掃する。還流室140が完全に収縮したところ
で、環状ピストン120が可動弁部材100の環状突部
104に着座し、大バネ112のイ」勢力が再び作用し
て弁手段を閉状態に保ち、サイクルが完了する。以後、
l5U12が更にサイクルを継続するにつれ、上記の過
程が連続的に繰り返される。
【図面の簡単な説明】
第1図は間欠的吸引回路内に装着されカテーテルに取り
付けられる本発明の正パルス装置を示すフロー図;第2
図は本発明で使われる間欠的吸引機構のフロー図;第3
A図は第2図の間欠的吸引機構で使われる休止弁の断面
図1第3B図は別の状態にある第3A図の休止弁の断面
図;第4A図は真空オフモード状態にある本発明の正パ
ルス装置の断面図;第4B図は真空印加モード状態にあ
る本発明の正パルス装置の断面図;第4C図は真空オン
モード状態にある本発明の正パルス装置の断面図;及び
第4C1図は還流モード状態にある本発明の正パルス装
置の断面図である。 10・・・・・・真空源、12・・・・・・制御手段、
22・・・・・・正パルス装置、26・・・・・・カテ
ーテル(器具)、42.50・・・・・・第1.2通路
手段、86・・・・・・ハウジング、94・・・・・・
入口、96・・・・・・出口、98.100・・・・・
・弁手段(98:弁座、100;可動部材)、108.
114.122・・・・・・付勢手段(バネ)、120
・・・・・・環状ピストン、128・・・・・・ダイヤ
フラム、130・・・・・・アクチュエータ手段(制御
室)、140・・・・・・還流室。 FIG、2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、患者の体腔から流体を取り出し、取り出した流体の
    一部を患者の体腔の方へ選択的に戻して障害物を一掃す
    るためのシステムで使われる正パルス装置であって、 (a)調整真空源に接続される入口と、患者の体腔内の
    所定位置に入れられた患者用カテーテルに接続される出
    口とを有するハウジングと、(b)前記入口と出口との
    間で前記ハウジング内に設けられ、平常閉じられている
    弁手段と、(c)前記ハウジング内で、前記弁手段と出
    口の間に形成された還流室と、 (d)前記還流室を所定の間隔で膨張させ、前記出口か
    ら流体を取り出して出口に真空を引く手段と、 (e)前記出口での真空レベルが所定の量に達したとき
    又はその前に、まず前記弁手段を所定の距離だけ開き、
    調整真空源からの真空を患者の体腔に到達せしめる手段
    と、 (f)所定の時間後前記弁手段を閉じる手段と、(g)
    前記弁手段を閉じた後前記還流室を収縮し、前記還流室
    内に含まれていた流体を前記出口を介して患者の体腔に
    戻す手段と を含む装置。 2、前記出口で引かれる真空が調整真空源の真空レベル
    にほぼ等しくなったときに前記弁手段が開く請求項1記
    載の正パルス装置。 3、患者の休腔内に導入された器具から流体を取り出し
    、取り出した流体の一部を正の圧力下において所定の間
    隔で患者の体腔の方へ戻すために吸引作用を加えるシス
    テムであって、 (a)患者の体腔と連通する、器具に直接またはその近
    くに取り付けられるようになっており、調整真空源に接
    続される入口と、前記器具に接続される出口とを有する
    正パルス装置と、(b)前記入口と出口との間で前記正
    パルス装置内に設けられてそこを通る流体の流れを制御
    し、第1の付勢手段によって閉位置に向かって付勢され
    ている弁手段と、 (c)前記正パルス装置内に形成され、選択的に膨張し
    て患者からの流体の一部を引き込むようになっている還
    流室とを含み、該膨張は前記出口に真空を引き、 (d)前記出口が所定の真空に達すると、それに応じ前
    記第1の付勢手段に打ち克って前記弁手段を所定の距離
    だけ開き、調整真空源からの真空を前記器具に到達せし
    め、患者の体腔内の真空が調整真空源からの真空を越え
    るのを防止可能とする手段と、 (e)第2の付勢手段に抗して前記弁手段を開き続け、
    前記還流室を膨張させ続ける手段と、(f)前記還流室
    を選択的に収縮させ、還流室内に含まれていた流体を前
    記出口を介して患者の体腔に戻す手段と をさらに含んだシステム。 4、前記第1付勢手段は既知のバネ定数を持つバネであ
    り、前記第2付勢手段は第1付勢手段のバネ定数よりも
    高い既知のバネ定数を持つバネである請求項3項記載の
    システム。 5、患者の休腔内に導入された器具から流体を取り出し
    、取り出した流体の一部を正の圧力下において所定の間
    隔で患者の体腔の方へ戻すために吸引作用を加えるシス
    テムであって、 (a)患者の体腔と連通する器具に直接またはその近く
    に取り付けられるようになっており、調整真空源に接続
    される入口と、前記器具に接続される出口とを有する正
    パルス装置と、(b)前記入口と出口との間で前記正パ
    ルス装置内に設けられた弁手段とを含み、該弁手段は弁
    座及び開位置と閉位置との間で移動可能な可動弁部材を
    有し、 (c)前記可動弁部材をその閉位置の方へ付勢する付勢
    手段と、 (d)前記弁手段と出口との間で前記正パルス装置内に
    形成され、選択的に膨張及び収縮される還流室と、 (e)前記還流室を膨張及び収縮させ、前記弁手段の可
    動弁部材を移動させるアクチュエータ手段とをさらに含
    み、 (f)前記アクチュエータ手段は第1の信号に応答して
    前記還流室を膨張させ、前記出口を介して流体を引き込
    むと共に前記出口に真空を引き、 (g)前記出口が所定の真空に達すると、それに応じ前
    記付勢手段に打ち克って前記弁手段を開き、調整真空源
    からの真空を前記器具に到達せしめ、患者の体腔内の真
    空が調整真空源からの真空を越えるのを防止可能とする
    手段をさらに含み、 (h)前記アクチュエータ手段は更に第2の信号に応答
    して前記可動弁部材をその閉位置に移動させると共に、
    前記弁手段が閉じた後前記還流室を収縮させ、還流室内
    に含まれていた流体を前記出口を介して患者の体腔に戻
    す システム。 6、前記第1の信号は真空信号であり、前記第2の信号
    は大気圧信号である請求項5記載のシステム。 7、前記出口で引かれ前記付勢手段に打ち克つ前記所定
    の真空はほぼ前記調整真空源からの入口における真空レ
    ベルである請求項5記載のシステム。 8、前記付勢手段より大きい量の第2の付勢手段を備え
    、該第2の付勢手段は、前記弁手段の開後における全膨
    張ストロークの大部分の間前記可動弁部材をその閉位置
    に向かって付勢する請求項7項記載のシステム。 9、患者の体腔内に導入された器具から流体を取り出し
    、取り出した流体の一部を正の圧力下において所定の間
    隔で患者の体腔の方へ戻すため、吸引作用を加えるため
    の真空系から動作可能なシステムであって、 (a)患者の体腔に入れられる器具に直接またはその近
    くに取り付けられるようになっており、前記器具に接続
    される出口、入口、及び該入口と出口との間にあって両
    者間の流体の流れを制御し且つ閉位置に向かって付勢さ
    れている弁手段を有する正パルス装置と、 (b)前記真空系に接続され、複数の真空信号と大気圧
    信号を所定の時間間隔で与える制御手段と、 (c)前記制御手段からの信号を前記正パルス装置の入
    口に接続する第1の通路手段と、 (d)前記正パルス装置内に形成され前記弁手段と出口
    との間を流体接続する膨張及び収縮可能な還流室と、 (e)前記弁手段の位置を制御し、且つ前記還流室の膨
    張及び収縮を制御するアクチュエータ手段と、 (f)前記制御手段からの信号を前記アクチュエータに
    接続する第2の通路手段とを含み、 (g)前記アクチュエータ手段は、当初前記弁手段が閉
    じているとき、前記第2の通路を介し前記制御手段から
    与えられる第1の信号に応答して前記還流室を膨張させ
    、該還流室の膨張は前記出口に真空を引き、 (h)前記出口が所定の真空に達すると、それに応じ前
    記弁手段に加わっている付勢力に打ち克って前記弁手段
    をわずかに開き、前記第1通路内の真空を前記器具に印
    加可能とする手段をさらに含み、 (i)前記アクチュエータ手段は更に前記制御手段から
    の第1の信号に応答して、前記弁手段を更に開くと同時
    に前記還流室を膨張させ、(j)前記アクチュエータ手
    段は前記制御手段からの第2の信号に応答して前記可動
    弁手段を閉じた後、引き続いて前記還流室を収縮させ、
    還流室内に含まれていた流体を前記出口を介して患者の
    方へ戻す システム。 10、前記制御手段から与えられる第1の信号は真空信
    号である請求項9記載のシステム。 11、前記第2の信号は大気圧信号である請求項10記
    載のシステム。 12、前記アクチュエータ手段は可撓性のダイヤフラム
    によって前記還流室から隔絶された膨張及び収縮可能な
    制御室であり、該制御室が収縮して前記還流室を膨張さ
    せ、また膨張して前記還流室を収縮させる請求項9記載
    のシステム。 13、前記第1の信号は前記制御室を収縮させ、前記還
    流室を膨張させる真空信号であり、前記第2の信号は前
    記制御室を膨張させ、前記還流室を収縮させる大気圧信
    号である請求項12記載のシステム。 14、患者から流体を取り出す通路を介して流体の一部
    を戻す方法であって、 (a)流体を取り出す通路内に、該通路を通る流れを制
    御する弁手段を設ける段階と、 (b)前記弁手段の患者側の位置で通路と連通する膨張
    可能な室を与える段階と、 (c)前記弁手段を閉じた状態に保ちながら前記膨張可
    能な室を膨張させ、患者の体腔内から流体を引き出して
    患者の休腔内に真空を引く段階と、 (d)患者の休腔内に生じた所定の真空レベルを検知す
    る前、或は検知に応じて前記弁手段を開く段階と、 (e)前記膨張可能な室を膨張させ続けながら前記弁手
    段を開状態に保ち、所定の時間の間前記弁手段を開状態
    に及び前記室を完全に膨張した状態じ保持する段階と、 (f)前記所定の時間経過後弁手段を閉じ、前記膨張し
    ていた室を収縮させ、室内部に含まれていた流体を患者
    の方へ戻す段階と を含む方法。
JP63028603A 1987-02-09 1988-02-09 正パルス装置 Granted JPS63226362A (ja)

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US012520 1987-02-09
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JPH0412983B2 JPH0412983B2 (ja) 1992-03-06

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AU (1) AU593164B2 (ja)
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