JPS63225901A - 磁気記録/再生装置 - Google Patents

磁気記録/再生装置

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Publication number
JPS63225901A
JPS63225901A JP6035687A JP6035687A JPS63225901A JP S63225901 A JPS63225901 A JP S63225901A JP 6035687 A JP6035687 A JP 6035687A JP 6035687 A JP6035687 A JP 6035687A JP S63225901 A JPS63225901 A JP S63225901A
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JP
Japan
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drum
gear
guide
shaft
fixed
Prior art date
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Application number
JP6035687A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Wakui
喜明 涌井
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は回転磁気ヘッドを備えた磁気記録/再生装置に
係り、特に固定ドラムと回転ドラムとよりなるガイドド
ラムに回転接続子と固定ブラシとよりなる信号伝送機構
を内蔵することにより、この信号伝送機構を外部よりシ
ールドした磁気記録/再生装置に関する。
(従来の技術) 一般にガイドドラム装置は、ビデオテープレコーダ(V
TR)やデジタル・オーディオ・チープレコータなどに
おいて記録媒体に磁気記録/再生を行なう手段として多
用されている。
この種ガイドドラム装置は下側の固定ドラムと上側の回
転ドラムとより構成され、回転ドラムには、例えば二対
の磁気ヘッドが取付けられている。
この磁気ヘッドは、ドラムモータにより回転する回転ド
ラムと共に回転し、ガイドドラム装置にヘリカル状に添
接巻回された記録媒体に磁気記録/再生を行なう構成と
されている。
この種ガイドドラム装置は、回転ドラムに設けた磁気ヘ
ッドとの信号伝送に一手段として、ガイドドラムの内部
にロータリートランスを設けて非接触で行なうのが一般
的であった。また、他の手段としては例えば本出願人会
社が先に実願昭61−82083号として出願した如く
、回転ドラム上にスリップリングと固定ブラシとよりな
る信号伝送機構を設けたものがあり、この信号伝送機構
によって、例えば口、−タリートランスに代えて記録(
映像、音声など)信号を、またバイモルフ制御信号、ヘ
ッド切換信号などを回転ドラム上に伝送し、また伝送さ
れる構成としである。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、近年装置の小型化に伴ってガイドドラムの小
型化が要求されてきているため、上記ガイドドラムの信
号伝送機構として、ロータリートランスを使用するガイ
ドドラム装置にあっては、ロータリートランスの画線部
の面積が小となり、所期の性能が十分に得られないと言
う問題点があった。また、スリップリングを使用してい
るガイドドラム装置にあっては、スリップリングと固定
ブラシ相互間に摺動ノイズが発生して、このノイズがド
ラム外の電気回路部に飛び込んでしまって装置に悪影響
を与えるなどの問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、固定
ドラムに回転自在に支持される回転ドラムの軸に取付け
られた回転接続子と、この回転接続子と摺接可能に圧接
し電気信号をこれに伝送する複数の固定ブラシとよりな
る信号伝送機構を設けたガイドドラム装置を有してなり
、竹配信号伝送機構の周囲を囲繞するようこれを前記ガ
イドドラム装置内に内蔵したことを特徴とする磁気記録
/再生装置を提供するものである。
(実 施 例) 第1図、第2図は本発明になる磁気記録/再生装置の好
適な一実施例を示し、第1図はテープアンローディング
状態の平面図、第2図は同アンローディング状態のリー
ル台シャーシを除去して駆動系を示す平面図、第3図は
主歯車機構の側面図、第4図はガイドドラム構体とその
駆動系を示す側面図である。
各図は磁気記録/再生装置として、例えばデジタル・オ
ーディオ・テープレコーダ(D ヘT、 )、のテープ
ローディング機構1を示すものであり、装置はテープロ
ーディング機構1の動作により装填されたテープカセッ
トから磁気テープが引き出され、回転する磁気ヘッドを
備えたガイドドラム2に所定の角度添−接され、走行す
る磁気テープ上を磁気ヘッドが斜めに相対的に走査して
磁気記録/再生を行なうものである。
このテープローディング機構1は装置内の図示せぬカセ
ットハウジングに装着されたテープカセット3(第1図
中、二点鎖線で示す)内の磁気デー14を後述するロー
ディング動作により引き出すと共に、リール台シャーシ
5をガイドラム2側(Y2方向)に移動することにより
所定のテープ走行系を形成するものである。
また、本装置に適用されるテープカセット3としては、
例えば本出願人が昭和62年1月16日付けで実用新案
登録として提案したテープカセットの如きの構成としで
ある。即ち、このテープカセット3は通常使用されてい
るVH8のテープカセットのように、上ハーフと下ハー
フとを蓋合せの状態で一体形成されたカセット筐体の前
面に形成されたテープバスを覆う回動自在な蓋体を有し
、かつ下部に開口部3aを形成して装置のテープ引き出
し部材の進入を許容するように構成しである。
テープローディング機構1は、大略ローディング機構6
と、このローディング機構6を動作する主歯車機構7と
、キャプスタンおよびリール駆動機構8と、ピンチロー
ラ圧着機構9とより構成され、これらは主としてメイン
ヤーン10上に載置されている。
また、メインシャーシ10上の奥部中央部には、第9図
に示すように回転する磁気ヘッドを備えたガイドドラム
2を円弧状の一対の案内111 a。
11bを形成したドラムベース11に所定の傾斜角度を
保って取付けた後述するガイドドラム構体12が固定さ
れている。この案内溝118.11bの長さは、上記ロ
ーディング機構6のテープ引き出し部材となる後述する
ガイドボールなどのローディング部材を搭載したボール
ベース(33゜34)をアンローディング位置よりロー
ディング完了位置まで案内する長さとしである。
ここで、上記各機構の構成を順次説明する。
テープローディング機構1は、第2図、第3図に示す如
く、メインシャーシ10の実測に取付けたボトムプレー
ト13上の主歯車機構7を構成するメインローディング
ギヤ14が時計方向に回転することにより妨作する。
先ずローディング機構を主歯車機構7と併せて第3図と
共に説明する。
装置の中央部に配置した主歯車機構7の駆動歯車となる
メインローデイングギr14は、上段歯車と下段歯車1
4bとを一体形成してなり、その一方の上段ギヤ14a
はボトムシャーシ13上に取付けた中間ギヤ16を介し
てティクアップ側のアームギヤ17と噛合すると共に、
゛サプライ側のアームギヤ15と噛合している。そして
、このメインローディングギヤ14の他方の下段ギヤ1
4bは、ローディングモータ24の出力軸に固定された
出力ギヤ19が回転することにより、−aの歯車列(図
示せず)によって減速されたウオームギヤ20を駆動し
、このウオームギヤ20の回転はメインシャーシ10上
のウオームホイール21に伝達される。そして、ウオー
ムホイール21はこれと同軸の小歯車を介して大歯車2
3を減速駆動することにより、この大歯車23は後述す
る如くの上下一体の歯車から構成されるコントロールカ
ムギヤ18の下段歯車18bを駆動するため、この下段
歯118bと噛合しているメインローディングギヤ14
は所定の方向に回転駆動されることになる。
上記主歯車機構7のサプライ側のアームギヤ15および
ティクアップ側のアームギヤ17は、それぞれ回動支軸
と同軸上のサプライアーム25、ティクアップアーム2
6とばね27.28を介してそれぞれ弾性的に連結され
ている。
これらサプライアーム25およびティクアップアーム2
6は、ガイドドラム2を略中心とした左右対称のトグル
リンク機構29.30を形成しているものである。
即ち、一方のトグルリンク機構29のす2ブ、ライアー
ム25はアーム31を回動自在に連結し、また他方のト
グルリンク機構30のティクアップアーム26はアーム
32を回動自在に連結している。
そして、両アーム31.32の先端にはサプライ側のボ
ールベース33およびティクアップ側のボールベース3
4がそれぞれ同軸的に連結されている。従って、メイン
ローディングギヤ14が反時計方向に回動した第1図、
第2図に示すアンローディング状態では、両トグルリン
ク機構29,30は縮小状態である。
また、両ボールベース33.34は、その上面垂直のガ
イドローラ33a、34aおよび傾斜ボール33b、3
4bをそれぞれ立設すると共に、下面に垂下したビン(
図示せず)が上記ドラムベース11の案内溝11a、1
1bにそれぞれ嵌合している。従って、両トグルリンク
機構29.30が縮小状態となるアンローディング時に
は、両ボールベース33.34は、それぞれガイドロー
ラ33a、34aおよび傾斜ボール33b。
34bがテープカセット3の開口部3a内に対向する位
置にある。また、メインローディングギヤ14が時計方
向に回動するテープローディング時、両トグルリンク機
構29.30が伸長変位することにより、各ボールベー
ス33.34はビンをガイドとして案内溝11a、11
bに規制された状態でローディング終了位置に至る。
このように、各ボールベース33.34は、アンローデ
ィング位置からローディング完了位置までの移動過程を
ドラムベース11と一体形成された継目のない案内溝1
1a、11bによって移動するため、その移動が円滑と
なり、かつガイドドラム2を基準とした相対的な位置精
度を確保して安定した走行系が得られると共に、構成部
品点数の削減に伴って組立作業性が向上するものとなる
35はサプライ側のボールベース331Fりに配置され
た円弧状のテンションアームで、先端の上面に磁気テー
プ4と対向する高さ位置に垂立するテンションボール3
5bを備える一方、その基部を第5図に示すように、リ
ール台シャーシ5の裏面より垂立する軸35aによって
回動自在輪、支持されている。そして、このテンション
アーム35はその下面に垂下したビン35Gがリール台
シャーシ5との間に張架されたコイルばね36により軸
35aを中心として反時計方向への回動力が付勢されて
いるも、のの、テンションアーム35の裏面に垂下した
ビン35dがメインシャーシ10に形成した板カム部1
0aの凸部と当接することにより回動位置が規制されて
いる。
37は略し字状に屈曲形成してメインシャーシ10に軸
37aによって軸支されたピンチローラレバーで、一端
の先端部にピンチローラ38を回動自在に軸支すると共
に、他端部に回転ローラ37bを軸支している。この軸
37aはリール台シャーシ5の移動方向(Yl、Y2方
向)に形成した長孔5a+と係合し、このリール台シャ
ーシ5を案内・支持することにより、後述する如くリー
ル台シャーシ5の移動時のガイドを兼ねている。
そして、ピンチローラレバー37はコイルばね39およ
びピンチローラ圧11構9のトグルリンク機構40によ
り軸37aを中心として反時計方向に回動力が付勢され
るものの、ローラ37bがリール台シャーシ5に形成し
た開口カム部5eの四部と当接しているため、その回動
力が規制されている。
41はティクアップボールレバであり、その先端部に磁
気テープ4と対向する高さ位置に対応して垂立するティ
クアップローラ41bを有する。
このティクアップボールレバ41はリール台シャーシ5
より立設した軸41aに回動自在に軸支され、コイルば
ね42によって時計方向への回動力が付勢されているも
のの、ティクアップボールレバー41の後端部41Cが
ピンチローラレバ37の軸37aに当接することにより
回動力が規制されている。
次に、リール台シャーシ5の移動機構について説明する
リール台シャーシ5は、メインシャーシ10上に立設し
たスタッド43.44および上記したピンチローラレバ
37の軸37aがその移動方向に延在する長孔5a2,
5a:+、5a+にそれぞれ係合支持されているため、
これをガイドとして規制された状態で正確に移動する。
また、リール台シャーシ5の中央部に形成した2つの折
曲部より形成される透孔5b、5cには、第5図、第1
5図に示す如り1.折曲下段部5b+、5C+より立設
した軸45a、46aに回転自在に支持されるサプライ
側リール台45.ティクアップ側リール台46が第5図
に示す如く突出して、装着されたテープカセット3の図
示せぬリールハブとそれぞれ嵌合する。また、リール台
シャーシ5は前方中央部に段曲げした舌片5dを有し、
第2図、第3図に示す如く、舌片5dにXl、X2方向
に形成した長孔5d+とメインローディングギヤ14よ
り立設した駆動ビン14cと係合している。
ここで、テープローディング動作とリール台シャーシ5
の移動動作を含めてローディング動作について説明する
ローディングモータ24が正転方向に回転すると、モー
タシャフトの取付けられたローディングギヤ19が回転
し、一連の歯車列により減速された後、ウオームギヤ2
0が回転する。このウオーム歯車20の回転はざらにウ
オームホイール21゜ギヤ22.23を伝達され、欠歯
部を有する上段歯車18aと下段歯車18bから一体形
成されたコントロールカムギヤ18の下段ギヤ18bを
回転駆動する。
従って、コントロールカムギヤ18の回転により、欠歯
部を有する上段歯車188は歯車の有る部分だけメイン
ローディングギヤ14を回転駆動して、各ボールベース
33.34をローティング完了位置に移動し、両歯車の
噛合関係が切り離された以後は、下段歯車18bの回転
によりモードコントロールギヤ18のみが回転して、後
述するモードコントロールが行なわれる。
第2図において、ローディング動作によってメインロー
ディングギヤ14は下段歯車18aの歯車部分のみ約1
80°時計方向に回転する。これにより、サプライ側の
アームギヤ15は反時計方向に、またティクアップ側の
アームギヤ17は時計方向にそれぞれ回転し、第1図に
示すト’;4)1.6リンク機構29.30がそれぞれ
伸長状態に変位することにより、サプライ側のボールベ
ース33.ティクアップ側のボールベース34は図示せ
ぬビンをガイドとして案内溝11a、11bに沿ってY
2方向に規制さ、れた状態で移動し、ガイドローラ33
a、34aが磁気テープ4をテープカセット3より引き
出してガイドドラム2に所定角度巻回する。これと同時
に、ボールベース33.ボールベース34は上記ドラム
ベース11に一体形成したV字状のストッパ47.48
に当接してテープローディング完了位置に至って停止す
る。両ボールベース33.34が停止したローディング
完了時、サプライアームギヤ15.ティクアップアーム
ギヤ17は引き続き回動じつつ、ばね27.28を引張
する。(この状態を第13図に示す)従って、ばね27
.28の引張り力が、それぞれサプライアーム25.ア
ーム31.ティクアップアーム26.アーム32に付与
されるため、ボールベース33.ボールベース34【ま
各アームによって形成されるトグルリンク機構29.3
0よって大なる押圧力で強固にストッパ47.48に押
圧保持される。
第2図に示す如く、メインローディングギヤ14に植設
したビン14Gが上記した如くリール台シャーシ5の折
曲部5dにXl、X2方向に形成した長孔5d+と係合
しているため、上記テープローディング動作と同じタイ
ミングでメインローディングギヤ14の180°の回動
動作により、ビン14Cがリール台シャーシ5を第1図
中矢印Y2方向へ移動させる。従って、リール台シャー
シ5の移動に際して特別の移動機構を必要としないため
、装置を簡素化し、部品点数の削減に伴い、小型化・軽
量化が有利となり、いきおい廉価に構成し得る。そして
、リール台シャーシ5上に載置されたテープカセット3
はY2方向に移動して、ガイドドラム2は、第13図に
示す如くテープカセット3の間口部3a内に入り込む。
また、このリール台シャーシ5の移動により、第13図
に示すようにテンションアーム35のビン35dはメイ
ンシャーシ10の板カム部10aに沿って移動し、テン
ションアーム35は軸35aを中心としてコイルばね3
6の弾性力によって反時計方向に回動し、ボール35b
はテープカセット3の間口部3aより磁気テープ4を連
行して引き出される。
このテンションアーム35はボールベース33の位置に
関係なく位置決めができるため、設計の自由度が向上し
、装置の小型化に有利となる。そして、テンションアー
ム35(テンションボール35b)の位置精度はメイン
シャーシ10の板カム部10aの精度によって設定され
るため、その精度管理が容易となる。また、ピンチロー
ラレバ37はローラ37bがリール台シャーシ5の開口
カム部5eのカム形状に沿って移動することにより、コ
イルばね39などの力に抗して軸37aを中心として時
計方向に回動するため、ピンチローラ38はテープカセ
ット3の間口部3aより磁気テープ4を引き出す。
一方、ティクアップボールレバ41はそれまでピンチロ
ーラレバ37の回動軸37aに当接して回動付勢力が阻
止されていたが、リール台シャーシ5のY2方向への移
動によりコイルばね42の弾性力によって軸41aを中
心としてティクアップローラ41bにて磁気テープ4を
連行しつつ時計方向に回動し、その先端部に設けたV字
状の切欠部41Gがス]・ツバ−ビン49(第13図)
に圧着して位@規制がなされる。このようにリール台シ
ャーシ5の移動を利用してティクアップボールレバ41
を回動するため、その機構のn素化に伴って部品点数が
削減されて、装置の小型化・軽量化に伴い組立て作業性
が良好になる。
以上のようにリール台シャーシ5のY2方向の移動によ
って各ボールベース33.34の移動に伴ってテンショ
ンアーム35.ピンチローラレバー37.ティクアップ
ボールレバ41がそれぞれ回動じて、磁気テープ4をテ
ープカセット3より引き出す。
この様にテープローディング時、テープカセット3を含
めたリール台シャーシ5が移動すると、装置の奥行き寸
法が第1図に示すアンローディング時のDlから第13
図に示すローディン1.グ、完了了時のD2になる。即
ち、L−D + −D またけ装置を小型化し得る。
なお、テープアンローディング動作は以上の説明を全て
逆にして考えれば良い。即ち、ローディングモータ24
をローディング時の回転方向より反転させることにより
、メインローディングギヤ14は反時計方向に回転し一
対のトグルリンク機構29.30は縮小状態に変位する
と共に、リール台シャーシ5はY1方向へと移動復帰す
る。
次にキャプスタンドライブ機構およびこれと関連して動
作するリールドライブ機構8について説明する。
第2図中、52は軸にブリー528有してメインシャー
シ10に取付けたキャプスタンモータであり、このプー
リ52aはメインシャーシ10の裏面に配置しである。
プーリ52aは点線で示すベルト53を介してセンター
プーリ54とフライホイールとなる中間大プーリ55に
回転力をそれぞれ伝達している。中間大プーリ55はそ
れと一体の中間小プーリ56よりベルト57を介してキ
ャプスタン軸73を有するキャプスタンフライホイール
58を回転駆動する。
従って、プーリ52aが反時計方向に回転すると、中間
大プーリ55.中間小プーリ56はそれぞれ反時計方向
に回転する一方、センタープーリ54は時計方向に回転
する。また、キャプスタンフライホイール58は反時計
方向に回転する。このように1木のベルト系で中間大プ
ーリ55とセンタープーリ54の回転方向が逆転駆動さ
れていため、アンチローリング効果が生じ、装置全体に
外力が作用しても回転ムラが発生しにくい。
一方、センタープーリ54の回転軸54aと同軸には、
メインシャーシ10の上面に突出するセンターギヤ59
が一体的に固定され、このセンタギヤ59はFF/RE
Wギヤ60と噛合可能としである。FF/REWギヤ6
0はこれを支持するギヤベース61との間にフェル1〜
などの摩擦材が介挿される、かつその上部より圧縮ばね
(図示せず)にて両者にて押圧されることによりギヤベ
ース61と摩擦接合している。従って、FF/REWギ
ヤ60はギヤベース61の軸61aを中心に負荷を持ち
ながら回転する。また、このギヤベース61はこれに形
成した長孔61bがセンターフライホイール54の回転
軸54aの軸受(図示せず)に係合−し、一対のコイル
ばね62a、62bによってセンターギヤ59とFF/
REWギヤ60とが噛合する方向に付勢されている。
センターギヤ59が所定方向に回転すると、FF/RE
Wギヤ60に作用する上記負荷のためにギヤベース61
はセンターギヤ59の回転方向に首振り回動じ、サプラ
イ側リール台45.またはティクアップ側リール台46
の歯車45b、46bと適宜と噛合して回転力を伝達す
る。
ここで、プーリ52aからサプライ側リール台45また
はティクアップ側リール台46への回転伝達において、
減速比は余り大きく設定していないため、両リール台4
5.46は高速回転できる。
従って、テープアンローディング状態での磁気テープの
巻取り又は磁気テープの早送り(FF)、巻き戻しくR
EW)を速やかに行ない得る。
第6図と併せて説明するに、中間大プーリ55の回転軸
55aと同軸には、ティクアップギヤ(A)63がメイ
ンシャーシ10の上面に突出する如く取付けらで中間大
プーリ55と一体回転する。このティクアップギヤ(A
)63は、ティクアップギヤ(B)64の大歯車64b
と常時噛合している。
65はアイドラギヤであり、ティクアップアームロ6の
先端部に垂立する軸66bに軸支されている(第5図、
第6図参照)そして、このティクアップアーム66はコ
イルばね67により基部の回動支軸66aを中心に時計
方向に回動力が付勢されているものの、軸66bの下端
部がXI。
×2方向に移動可能なモードコントロール用のスライド
レバ68の板カム部68aに当接することにより回動位
置が規制されている。この第2図の状態では、ティクア
ップギヤ(B)64の小歯車64aとアイドラギヤ65
は噛合していないため、ティクアップギヤ(A)63と
テイクアツブギャ(B)64は、中間大プーリ55の回
転と、と、もに空転するのみで、動力はリール台に伝達
されない。
69は回動支軸69aを中心として回動する略し字状に
形成したモードコントロールレバーであり、その一端部
に植設したビン69bがスライドレバ68の長孔68b
を係止すると共に、他端フック部69Gをテンションア
ーム35のビン35dを係止可能に臨ませである。また
、モードコントロールレバ69の裏面にはビン69dが
垂下し、モードコントロールギヤ18の欠m歯車である
上段歯車188形成したカム溝51(第8図)に係合し
ている。
70は軸70aの回動自在に支持されたブレーキ/イジ
ェクトレバであり、その一端部に植設したビン70cが
イジェクトスライドレバ71に形成した長孔71aに係
合し、他端部に垂下したビン71bがモードコントロー
ルギヤ18に形成した他のカム溝50に係合している。
ここでモードコントロールカムギヤ18の上段歯車(欠
歯歯車)18aの構成を第7図、第8図を参照しながら
説明する。
上段歯車18aは上記した如くモードコントロールレバ
69のビン69(1と係合する第1のカム溝51と、ブ
レーキ/イジェクトレバ70のビン70bを係止する第
2のカム溝50がそれぞれ同一平面上に形成されている
第8図に示す如く、第1のカム溝51はEJECT位置
85.SET位置8+、FF/REW位置B2.5TO
P位置B3を有する円弧状のカムrA51aと、5TO
P位置B3とPLAY/REC位1itB4と全1it
B4径方向の拡開するカム部51bとよりなる。また、
第7図に示すように、ブレーキ/イジェクトレバ70の
ビン70bと係合する第2のカム溝50は、327位1
!A+とFF/l”?EW位置A2を連設するカム部5
0aと、FF/REW位置A2より連設しかつSET位
MA1と180°の位置関係にある5TOP位!iA:
+を結ぶカム部50.bと、5TOP位@A3とPLA
Y/RFC位置A4を結ぶカム部50cと、FF/RE
W位四A2と180°の位MrlJ係でかつSET位置
A1とEJECT4iL置A5を連設す置方5部50d
とより形成されている。
ここで、本装置の基本モードについて説明する。
第1図、第2図のアンローディング状態では各ビン69
d、70.bはSET位@B+、A+にある。
この状態からコントロールカムギヤ18が反時計方向に
、またメインローディングギヤ14が時計方向にそれぞ
れ回転してローディング状態となる。
ローディングが完了するとコントロールカムギヤ18と
メインローディングギヤ14との噛合状態が解除され、
コントロールカムギヤ18のみが引き続き回転する。こ
の噛合関係が解除された直彎位置がFF/REW位置B
2.A2 (早送り、巻戻しモード)である。更にコン
トロールカムギヤ18が回転すると、各ビン69d、7
0bは5TOP位置83.A3とPLAY/REC位置
B4.A4位置順4移動することにより、5TOPモー
ド、PLAY/RECモード(第13図、第14図)へ
と順次モード移行する。
また、SETモードからコントロールカムギヤ18が時
計方向に回転すると、メインローディングギヤ14との
噛合関係が解除されてコントロールカムギヤ18のみが
回転する。この切り離し直後位置がEJECTモードで
あり、この時ブレーキ/イジェクトレバ70が軸70a
を中心として時計方向に回動することにより、イジェク
トスライドレバ71がX2方向に移動して図示せぬカセ
ットハウジングのロックビンを蹴ってこのカセットハウ
ジングを上昇させるため、装着されたテープカセット3
は取り出される。従って、コントロールカムギヤ18と
メインローディングギヤ14が噛合関係にあるのはSE
Tモードからローディグ完了までの間である。
以上の各モードを整理すると次の如くになる。
EJECT H3ET ;。−1119,FF/REW
M ST叶→PLAY/RFにこで、第14図のテープ
ローディング状態を示す平面図を用いてPLAY/RE
Cモード時のリールドライブ、キャブタンドライブ系に
ついて具体的に説明する。
ローディングが完了してPLAY/RFCモードに移行
すると、第8図に示す如くモードコントロールギヤ18
(18a)のカム溝51に沿ってモードコントロールレ
バ69はその回動支軸69aを中心として時計方向に回
動する。モードコントロールレバ69のフック部69G
は、それまでテンションアーム35から突出しているビ
ン35Cに当接してテンションアーム35を位置規制し
てテンションサーボ機構が動作しないようになっていた
が、この回動により規制が解除されてテンションサーボ
機構が動作するようになる。
一方、モードコントロールレバ69は、そのビン69d
がカム溝51の形状に沿って回動することにより、スラ
イドレバ68は矢印X2方向に運行され。そして、スラ
イドレバ68に設けた突起68cはキャンセルレバ72
の突起72bに当接し、これを回動支軸72aを中心と
してコイルばね100のばね力に抗して反時計方向に回
動させる。この回動により、キャンセルレバ72の先端
に形成したV字状凹部720がギヤベース61の支軸6
0aを位置規制しながらコイルばね62a。
62bの力に抗して矢印Y2方向に移動させ、センター
ギヤ59とFF/REWギヤ60との噛合関係を解除さ
せる。
一方、軸66bが規制されていたアイドギャ65はスラ
イドレバ68のX2方向への移動に伴ってその板カム部
68aの変位により、その回動支軸66bを中心にコイ
ルばね67に抗して反時計方向に回動し、ティクアップ
ギヤ(B)64の小歯車64aとティクアップ側リール
台46と一体の歯車部46b1に同時に噛合し、ティク
アップ側リール台46に回転動力を伝達する。
第5図はサプライ側リール台45、ティクアップ側リー
ル台46、FF/REWギア60、アイドラギヤ65の
関係を示す側面図である。
ティクアップ側リール台46は歯車が2段構成となって
おり、上部がリール台46と一体のFFギヤ46b2、
下部がティクアップ用ギヤ46b1でFFギヤ46b2
と摩擦クラッチ機構を介してティクアップ側リール台4
6に連結され、ティクアップ側リール台46に一定以上
の負荷が作用した際にはティクアップ用ギヤ46b1は
空転する。FF/REWギヤ60は、FFギヤ46b2
のみ噛合し、アイドラギヤ65はティクアップ用ギヤ4
6b1のみ噛合するように構成されている。 。
PLAY/RFCモードでは、モータブリー52aの回
転は、中間大プーリ55、ティクアップギヤ(A)63
、ティクアップギヤ(B)64で大きく減速(FF/R
EWモードに比較して)された後にティクアップ側リー
ル台46を駆動するため、キャブンタンモータ52の回
転数は一定でもFF/REWモードとPLAY/RFC
モードではリール台の回転数は異なる。
このリールドライブ機構により、キャプスタンモータ5
2はFF/REWモードでもPLAY/RFCモードで
も回転数は一定にコントロールすればよいため、モータ
ドライブ回路などの構成が筒中になり、装置の小型化に
有利になると共に、安価に実現できる。また、モータ効
率の一番良い回転数で使用すれば消費電力が節約できる
次にピンチローラ38のキャプスタン軸73への圧着機
構について第2図、第14図を参照しながら説明する。
上記した如く、ローディング動作でリール台シャーシ5
の移動によってピンチローラ38が引き出された後、P
LAY/RFCモードになるとピンチローラ38は、キ
ャプスタン軸73に圧着する。この圧着機構も第14図
で示すようにスライドレバ68がX2方向に移動するこ
とにより動作される。ピンチローラレバ37の端部の上
面に配置されているローラ37dを支持しているビン3
7Cは、ピンチローラレバ37の裏面に突出して、レバ
ー74の一端部を回動自在に係合している。
そして、このレバー74の他端部はトグルレバ(A)7
5のビン75aに係合している。更に、トグルレバ(A
)75はトグルレバ(B)76に植設したビン76bに
回動自在に係合している。
このトグルレバ(B)76の回動支軸76aはメインシ
ャーシ10に回動自在に固定されてコイルばね77によ
り反詩計方向への回動力が付、工されているものの、第
2図に示すようにスライドレバ68がX1方向に移動し
ているアンローディング時は、トグルレバ(B)76の
折曲部76cがストッパ78に当接することにより回動
位置が規制されている。この第2図ではトグルレバ75
とレバー74とで構成されるトグルリンク機構40は縮
小状態であるが、スライドレバ68が第14図に示すよ
うにX2方向に移動するPLAY/RFCモード時、ス
ライドレバ68の折曲部68dがトグルレバ(A)75
の端部75dに当接し、トグルレバ(A)75は回動軸
(ビン)76bを中心として時計方向に回動し、トグル
リンク機構40が伸長すると共に、ピンチロラーレバ3
7は時計方向に回動して、ピンチローラ38はキャプス
タン軸73に当接する。更に、スライドレバ68がX2
方向に移動して、トグルリンク機構40が伸長しようと
すると、トグルレバ(B)76はコイルばね77に抗し
て軸76aを中心として時計方向に回動し、ストッパ7
8の折曲部76cとは離反する。従って、コイルばね7
7のばね力はトグルレバ(B)76、トグルレバ(A)
75レバー74を介してピンチローラ−レバ37を時計
方向に回動力を付勢することによって、ピンチローラ3
8はキャプスタン軸73に圧着する。
ここで、本装置のテープ走行系について説明する。
このテープ走行系は家庭用のVTRの一記録方式である
VH8方式と同じ平面デッキバラル構成となっている。
即ち、メインシャーシ10に対して傾斜している部品は
、ガイドドラム2と一対のボールベース33.34上の
傾斜ボール33b、34bのみであり、残りのテープ走
行系部品は全てメインシャーシ10に対して垂直としで
ある。傾斜ボール33b、34bの傾斜角および傾斜方
向は、ガイドドラム2の中心軸に対して軸対称になって
いる。
ここで、テープカセット3のサプライリール(図示せず
)より送り出された磁気テープ4はテンションボール3
5al、:添接した後、サプライ側のガイドボール79
で下縁の高さ位置を規制され、ガイドローラ33aによ
り上縁の高さ位置を規制された傾斜ボール33bを通過
してガイドドラム2に所定角度添接し、さらにティクア
ップ側の傾斜ボール34bを添接し、ガイドローラ33
aに上縁の高さ位置を規制され、ガイドボール80によ
り下縁の高さ位置を規制され、そして、ティクアップロ
ーラ41bを添接して図示せぬ巻取リールに至る。この
ように、サプライ側のガイドボール79.ガイドローラ
33a、傾斜ボール33b。
ガイドドラム2.ティクアップ側の傾斜ボール34b、
ガイドローラ34a、ガイドボール80など磁気テープ
4の走行上高精度に位置精度、高さ精度、角度精度を雑
持しなければならない部品は全てドラムベース11上に
配置しであるため、ガイドドラム2に対して相対的に高
精度に保たれている。
ここで、第4図、第9図〜第12図を用いて本装置のガ
イドドラム2の構成について説明する。
ガイドドラム2は、磁気テープ4を案内するためのリー
ドを形成した固定の下ドラム(固定ドラム)2aと、磁
気ヘッドを備えて回転する上側の上ドラム(回転ドラム
)2bと、この上ドラム2b上に配置され、下ドラム2
aと一体的に連結された略半円弧状のドラムテープガイ
ド2Cとより三層構造としである。そして、このガイド
ドラム2はドラムベース11に対してねじ94により所
定の傾斜方向および傾斜角度を保って固定されている。
例えばVH8方式のVTRのガイドドラムの場合には、
上ドラム、下ドラムによる二層構造として、磁気テープ
を案内するために上ドラムの厚みを厚く形成しであるが
、本装置においてはローディング完了後は、ガイドドラ
ム2は第13図に示すようにテープカセット3の開口部
3a内に配置されるため、上ドラム2bの厚みが厚いと
テブカセット3の開口部の天板3bに当接してしまう。
従って、上ドラム2bの厚みを天板3bに当接しない程
度に薄くすることにより、磁気テープ4のガイドドラム
2への入口部分に略半円弧状のドラムテーブガイド2C
が設けである。これにより、平面デツキパラレル走行系
の磁気記録/再生装置でもテープカセット3の開口部3
aの天板3b内にガイドドラム2を配置することが可能
となる。
従って、ガイドドラム(回転ドラム)方式の特長である
磁気テープ走行負荷が低減されるため、薄い磁気テープ
を走行させる時には特に有効である。
一方、回転ドラム方式の欠点として、磁気テープとガイ
ドドラムとの間に形成される空気層(エアーフィルム)
の厚さの不均一による磁気ヘッドと磁気゛アープの接触
不良が考えられるが、エアーフィルムの不均一が問題に
なるのはガイドドラムの入口側が多く、本装置において
はガイドドラム2の入口部分に三層構造としであるため
、エアーフィルム厚は均一に保たれ、磁気ヘッドと磁気
テープの接触不良が発生するようなことはない。
ここで第10図を用いてガイドドラム2の具体的な構成
を説明する。上部に環状に空間部2a+を形成し、かつ
下部には軸受部2a2を形成した下ドラム2aはドラム
ベース11にねじ94にて固定されている。この下ドラ
ム2aには、軸受部2a2に配置した一対の軸受82a
、82bを介してドラム軸81を回転自在に支持してい
る。ドラム軸81は、その上端部にフライホイール83
が固定され、かつ上記環状の空間部2a+内のドラム軸
81に給電用のスリップリング(回転接触子)84が嵌
着されている。そして、フライホイール83の上端部に
は環状に空間部2a+を閉鎖する如く上ドラム2bが固
定されている。また、下ドラム2aの下端部には駆動用
のプーリ85がねじ86により固定されている。上記ド
ラムテープガイド2Cはブラケット87を介してねじ8
8a、88bにより下ドラム2aに固定されている。
また、上ドラム2bの下端部には、磁気ヘッド90を固
定したヘッドサポート89が取付けられている。この磁
気ヘッド90とスリップリング84とは図示せぬ信号線
により接続されている。
一方、下ドラム2aは第11図に示すように、空間部2
a+内に配置しであるブラシベース91゜92は、基板
93を通じて下ドラム2a外の回路と接続されている。
ブラシベース91.92からは弾力性のあるワイヤ91
a、・92a、92bが突出してスリップリング84の
外周に所定圧で接触することにより、上ドラム2bの回
転により磁気ヘッド90と外部の電気回路との間で信号
の伝達が行なわれる。
このように、下ドラム2aと上ドラム2bとによって形
成される略密閉された空間部2a+内にスリップリング
84.ブラシベース91.92をそれぞれ配置すること
により、これまでスリップリング使用に際して問題とな
っていた摺動ノイズが下ドラム2aによってlRiシー
ルドされるため、外部の電気回路に悪影響を及ぼすこと
がない。また、スリップリング84はドラム軸81を基
準に取付けられるため、回転振れ精度が高精度に維持で
きることになる。
また、磁気記録/再生装置の小型化に伴ってガイドドラ
ム2の外形を小さくする傾向にあるが、磁気ヘッドの信
号伝達のために一般的に使用されているロータリートラ
ンスでは、外形が小さくなスリップリング構造によりガ
イドドラム2のより−mの小型化が可能となる。
次に第12図を参照して上ドラム2bに対する磁気ヘッ
ド90の取付は方法について説明する。
磁気ヘッド90.を固定したヘッドサポート89はドラ
ム形状に対応して弓状の半円弧状に形成され、その両端
を一対のねじ95a、95bによって上ドラム2bの下
面に取付けられている。そして、ヘッドサポート89の
両端部近傍には、一対の調整孔96a、96bが上ドラ
ム2bに形成されている。この調整孔96a、96bに
先端が偏心している偏心ビンを挿入することによりヘッ
ドサポート89の上ドラム2bに対する位置調整を行な
う。
このようにヘッドサポート89を円弧状として一対の調
整孔96a、96bの間隔を可能な限りに大とすること
により、磁気ヘッド90の先端の姿勢は微調整を行なう
ことが可能となる。またヘッドサポート89が弓形を呈
しているため、上ドラム2bとフライホイール83との
接触面が大となって、上ドラム2bはフライホイール8
3に精度良く取付けることが可能となる。
上記ガイドドラム構体12の取付けは第4図に示す如く
、プーリ85をメインシャーシ10下に、配置して、こ
の、メインシャーシ10に倒立して取付けられたドラム
モータ97は、そのモータプーリ97aとの間にベルト
98が張架されている。
このガイドドラム2のドラム軸81とドラムモータ97
の軸は平行でないため、ベルト98の経路を補正するた
めに両者間に中間プーリ99a、99bが配置されてい
る。この中間プーリ99a。
99bによりベルト98には無理な負荷が作用すること
なく動力を円滑に伝達し得ると共に、装置の高さ寸法を
小として小型化・薄型化し得る。また、ドラムモータ9
8をメインシャーシ10に垂直に取付けることが可能と
なるため、その組立作業が良好となる。
(発明の効果) 以上の如く本発明によれば、スリップリングなどの回転
接触子と固定ブラシとよりなる信号伝送機構をガイドド
ラム装置内に内蔵したものであるから、回転接触子と固
定ブラシとの間に生じる摺動ノイズがドラムによってシ
ールドされるため、外部の電気回路部にノイズが飛び込
むようなことはなく、またロータリートランスのように
小型化しても性能が低下することなく、ドラムを小型化
し得、さらに回転接触子はドラム軸を基準として取付け
られるため、回転振れ精度を高精度に維持し得るなどの
特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明になる磁気記録/再生装置の好
適な一実施例のアンローディング状態を示し、第1図は
リール台シャーシを含むテープ引き出し部材を示す平面
図、第2図は第1図のリール台シャーシを除去した状態
の駆動系を示す平面図、第3図は主歯車機構を示す側面
図、第4図はガイドドラム構体とその駆動系を示す側面
図、第5図はサプライ側およびティクアップ側リール台
とその駆動膿構との関係を示すを側面図、第6図は第2
図中Vl−Vl線に沿うリール台駆avs構の一部断面
図、第7図、第8図はコントロールカムギヤのカム溝の
形状を示す平面図、第9図はガイドドラム構体を示す外
観斜視図、第10図はガイドドラムの縦断側面図、第1
1図は下ドラムの平面図、第12図はヘッドサポートの
取付は状態を示す上ドラムの底面図、第13図、第14
図は本発明になる磁気記録/再生装置のローディング状
態(PLAY/RECモード)を示し、第13図はリー
ル台シャーシを含むテープ引ぎ出し部材を示す平面図、
第14図は第13図のリール台シャーシを除去した状態
の駆動系を示す平面図、第15図は第1図中P方向から
見たティクアップ側リール台の取付は状態を示す側面図
である。 1・・・テープローディング機構、 2・・・ガイドドラム、3・・・テープカセット、4・
・・磁気テープ、5・・・リール台シャーシ、6・・・
ローディング機構、7・・・主歯車機構、8・・・リー
ル台駆e機構、 9・・・ピンチローラ圧@機構、 10・・・メインシャーシ、11・・・ドラムベース、
12・・・ガイドドラム構体、13・・・ボトムプレー
ト、14・・・メインローディングギヤ、 15.17・・・アームギヤ、16・・・中間ギヤ、1
8・・・コントロールカムギヤ、24・・・モータ、2
5・・・サプライアーム、 26・・・ティクアップアーム、 29.30.40・・・トグルリンク機構、33.34
・・・ボールベース、 35・・・テンションアーム、36・・・コイルばね、
37・・・ピンチローラレバ、38・・・ピンチローラ
、41・・・ティクアップボールレバ、 45.46・・・リール台、47.48・・・ストッパ
、52・・・キャプスタンモータ、53・・・ベルト、
60・・・FF/REWギヤ、61・・・ギヤベース、
66・・・ティクアップアーム、68・・・スライドレ
バ、69・・・モードコントロールレバ、 70・・・ブレーキ/イジェクトレバ、71・・・イジ
ェクトスライドレバ、 73・・・キャプスタン軸、 79.80・・・ガイドボール、81・・・ドラム軸、
84・・・スリップリング(回転接触子)、8つ・・・
ヘッドサポート、90・・・磁気ヘッド、95a、96
b・・・調整孔。 才 6 口 te 才 g 困 才 7 目 ′(゛  イOE 才11  臼        煉 12 の2 s5面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定ドラムに回転自在に支持される回転ドラムの
    軸に取付けられた回転接続子と、この回転接続子と摺接
    可能に圧接し電気信号をこれに伝送する複数の固定ブラ
    シとよりなる信号伝送機構を設けたガイドドラム装置を
    有してなり、前記信号伝送機構の周囲を囲繞するようこ
    れを前記ガイドドラム装置内に内蔵したことを特徴とす
    る磁気記録/再生装置。
  2. (2)ガイドドラム装置の回転ドラムと固定ドラムとの
    間に形成した空間部内にて、回転接続子をドラムの軸に
    固定する一方、固定ブラシを前記固定ドラム上に取付け
    たことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の磁
    気記録/再生装置。
JP6035687A 1987-03-16 1987-03-16 磁気記録/再生装置 Pending JPS63225901A (ja)

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