JPS63223908A - 温度調節方法 - Google Patents

温度調節方法

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JPS63223908A
JPS63223908A JP5659987A JP5659987A JPS63223908A JP S63223908 A JPS63223908 A JP S63223908A JP 5659987 A JP5659987 A JP 5659987A JP 5659987 A JP5659987 A JP 5659987A JP S63223908 A JPS63223908 A JP S63223908A
Authority
JP
Japan
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temperature
container
gas
circulating
conduit
Prior art date
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Application number
JP5659987A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Someya
染矢 和夫
Takeo Okada
岡田 建夫
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電熱ヒーターを使用して、温度差の小さい2
種類のガス温度を得る温度調節方法に関するものである
〔従来の技術〕
宇宙空間を模擬するスペースチャンバの如く。
真空状態で、かつ、温度変化範囲の広い容器内に設置さ
れた鏡やレンズ等は、いかなる温度でも結露防止のため
、その雰囲気温度よりも若干高めとなるよう調節する必
要があり、容器内の雰囲気温度を生成する低温ガスと、
それよりも数度程度高めに設定された計器類保温用の高
温ガスを作るため、各々の温度用に2基の電熱ヒーター
を使用していた。なお、この種の装置として関連するも
のには、例えば「低温工学J Vol、11  No、
4、社団法人 低温工学協会1976年9月28日発行
、172頁等が挙げられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術では、電熱ヒーターの温度調節は、雰囲気
温度によっては外気温度である容器壁からの輻射熱負荷
等が異なるため、常時0N−OFF調節等の制御が必要
となる。
しかしながら、電熱ヒーターによる通常の制御の場合は
、ヒーター自体の特性により、第2図の如く温度の波打
ちが避けられず、そのため、2種の温度が必要となった
場合は、各々の電熱ヒーターの最高温度(低温側)と最
低温度(高温側)が逆転しないように約10°C程度は
離す必要があった。
必要以上に温度差が大きいことは、均一条件を必要とす
る試験の目的上問題を有するばかりか、むだな電力を使
用することにもなり、問題があった。
また、この温度差を縮めるために、電熱ヒーターの温度
制御自体に特殊な方法を必要とする等のコスト上の問題
もあった。
本発明の目的は、温度差の小さい2種類のガスの温度を
調節する温度調節方法において、温度差を最小限に保持
することができる温度調節方法を提供することにある・
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、1基の電熱ヒーターのみを使用して高温側
ガス温度を調節するとともに、その高温側ガスを加温前
の低温ガスと混合させることにより低温側ガスを生成す
ることにより達成される。
〔作   用〕
高温側ガス温度を検出して、その温度より若干低め(3
〜4°C)に設定された低温側温度調節計にて、低温側
ガスと高温側ガスを混合することにより低温側ガスを生
成するため、高温側電熱ヒーターの制御にともなう若干
の温度の波打ちがあっても、その温度に連動して制御で
きるため、温度差自体を最小限に保持することができる
〔実 施 例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。容器
1は内部温度が約30℃に保持され、その内部に反射鏡
2およびレンズ3が設置されて、容器1内部の試験空間
内の挙動を把握する。一方、この容器1内の温度保持は
窒素ガスを循環ブロワ−4により導管20,21.22
を通り循環させて行う。
循環ブロワ−4にて昇圧(昇温)された窒素ガスは、必
要によっては冷却器5にて液体窒素により冷却され、温
度調節計6によって試験温度に保持される。さらに、こ
の低温ガスは反射鏡用の高温ガスを得るため、導管23
を通り電熱ヒーター7により約34℃に加温されて容器
1に送られるが、この制御は温度調節計8により温度調
節(ON−OFF)される。
ここで、一部の高温ガスは導管24より温度調節弁9を
通り、導管21より流量調節弁10を経て送給された低
温ガスと合流し、温度調節計11により高温ガスよりも
約4℃程度低温の約30℃に調節される。なお、容器1
内の温度保持に必要な窒素ガス量は流量調節計12によ
り確保される。
上述した温度調節方法によれば、高温側ガスの温度が波
打っても、それに関連して低温側ガスも第2図の如く制
御される。第2図において、点線は従来の温度制御方法
によるものを示す。
なお、低温側ガスは低温ガスと混合されることにより波
形自体は小さくはなるが1周期はほぼ同期化できるため
、温度差の逆転がないまま温度差自体を小さくでき、容
器1内温度の均一化も可能となる。
この温度差は、容器1内各部の熱負荷の違いにより、温
度が逆転しないよう(必ず鏡側の温度が高くなるよう)
、温度差を最小限に設定可能であり、また、温度レベル
が低温となっても同様の制御で対応可能となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、零度以上の温度差を確保する必要のあ
る温度調節方法において、むだな昇温をなくし、かつ、
安定した温度差を確保できる。さらに、電熱ヒーターの
統合化等のコスト的なメリットもある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す系統図、第2図は高温
側および低温側のガス温度の波形を示す線図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、容器内の温度を所定温度に維持すると共に、容器内
    に設けられた機器を容器内温度よりわずかに高い温度に
    維持するため、温度差の小さい2種類のガスを流通させ
    る装置の温度調節方法において、低温側のガスを容器内
    に循環させながら、その一部を分岐し加温して高温側の
    ガスで容器内の機器を保温すると共に、加温した高温側
    のガスの一部を前記低温側のガスに合流させて、低温側
    のガスを温度調節することを特徴とする温度調節方法。
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