JPS63222419A - 半導体素子 - Google Patents

半導体素子

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JPS63222419A
JPS63222419A JP5557787A JP5557787A JPS63222419A JP S63222419 A JPS63222419 A JP S63222419A JP 5557787 A JP5557787 A JP 5557787A JP 5557787 A JP5557787 A JP 5557787A JP S63222419 A JPS63222419 A JP S63222419A
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JP
Japan
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film
layer
type
diamond
diamond film
Prior art date
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Pending
Application number
JP5557787A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Ueno
上野 祥樹
Shinichi Konakano
信一 向中野
Hajime Soga
曽我 肇
Nobue Ito
伊藤 信衛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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Publication date
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  • Recrystallisation Techniques (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は高温の環境でも使用できるように放熱特性を改
善した半導体素子に関する。
【従来技術】
従来、半導体レーザ等の素子は、第4図に示すような構
造に実装され、放熱を良くするように考慮されている。 即ち、1は銅ブロック、10はSiのサブマウント、2
0が半導体レーザ素子である。 第4図のよう1ヒ実装した銅ブロック1を、ここには図
示しないステム等に接合し、更にキャップを被せて、半
導体レーザアッセンブリとしている。 この場合、半導体レーザ素子20の大きさは、縦300
μm×横300μmx高さ 100μmぐらいであり、
組付に際して取扱いが便利なように、半導体レーザ素子
20はSiサブマウント10に組付けている。半導体レ
ーザ素子20と、Siサブマウント10、及び銅ブロッ
ク1のそれぞれの間の接合は、Inなどの金属を用いる
か、Au−5i、 Au−5nなどの合金接合を用いて
いる。これにより、密着性及び放熱性を良くしている。 何れにせよ半導体レーザ素子20で発生した熱は、Si
サブマウント10を通り、銅ブロック1の方に逃がされ
ることになる。 半導体レーザ素子20の構造は、第5図に示す構造とな
−ている・第5図は・最も簡単な半導槽レーザの構造の
一例で、所謂、GaAs/雇GaAsダブルへテロ接合
半導体レーザである。21はn型GaAs基板、22は
n型A+、+ Ga+−x As層、23はGaAs層
、24はP型A1、Ga、−XAs層、25はP型Ga
As層である。22〜25のGaAs層とAIX Ga
+ −11As層は、液相エピタキシャル成長装置(L
PE)や、分子線エピタキシャル成長装置(MBE)、
或いは、有機金属化学気相成長装置(MOCVD)等で
成膜したものである。n型AIX Ga+−x As層
22と、P型A’N Ga+−11As層24はクラッ
ド層と呼ばれ、GaAs層23は活性層と呼ばれ、P型
GaAs層25はキャップ層と呼ばれる。P型GaAs
層25の上には絶縁層としてSin、層30がスパッタ
リング法等で成膜されており、その5iO一層30には
、通常のフォトリソグラフィ法により、ストライプ溝3
3が開けられている。そして、ストライプ溝33を通電
路とするP型オーミック電極31が形成されている。一
方、n型GaAs基板21の裏面にはn型オーミック電
極32が形成されている。 次に、レーザとしての動作を説明する。P型オーミック
電極31とn型オーミック電極32との間に順方向電圧
が印加されると、正孔がP型AlイGa、一つAs層2
4のクラッド層から、また、電子がn型AIM Ga+
−m As層22のクラッド層から活性層であるGaA
s層23に注入され、その活性層で正孔と電子との再結
合が行われる。この再結合時に、レーザ光が活性層であ
るGaAs層23から放射される。
【発明が解決しようとする問題点】
ところで、電流は、絶縁層のS+Oz層30層設0られ
たストライプ溝33を通してのみ電流が流れている。そ
のため、電流は非常に狭い部分を通っていることになり
、光の発生は、第5図の領域Aで図示した部分で起こっ
ている。電流が非常に狭い部分を通るため、部分的な熱
の発生は非常に大きいものとなるため、この熱を放熱さ
せる必要がある。 通常、半導体レーザ素子20は、GaAs基板21が下
になるようにSiサブマウント10に接続される。これ
は、n型AIX Ga+−x As層22〜P型GaA
s層25とSi02層30及びP型オーミック電極31
の各層の厚さが総合計でも数μmと非常に薄く、In等
の金属でSiサブマウント10に接合させる場合、接合
用金属の膜厚に上記の各層の厚さの総合計と同程度かそ
れ以上の厚さが必要であるため、GaAs基板21側を
上にして接合すると、活性層であるGaAs層23力月
n等の金属中に埋もれてしまい、レーザ光が外に取り出
せなくなるからである。それで、GaAs基板21を下
にして接合するが、GaAs基板21の厚さは、取扱い
上ある程度の強度が必要のため、100μm程度は必要
とされる。そのため、熱抵抗としてはGaAs基板21
を上側にした場合に比べ数10倍も大きくなる。これは
、Siサブマウント10を更に熱伝導率の高い物質に換
えても、GaAs基板21自身の熱抵抗は変わらないの
で、大きな効果は期待できない。 本発明は、上記の点を改善するために戊されたものであ
り、その目的は、熱伝導率の良いダイヤモンド膜上に、
直接、GaAs等のエピタキシャル薄膜を作り込み、G
aAs基板の厚い板を通さずに直接、サブマウントに放
熱させることにより、素子の温度上昇を阻止して高温雰
囲気に強い素子を提供することである。
【問題点を解決するための手段】
本発明は上記問題点を鑑みたものであり、放熱板である
サブマウントの表面に設けられるダイヤモンド膜と、こ
のダイヤモンド膜上に再結晶によって形成された単結晶
膜と、この単結晶膜上に成長させた半導体エピタキシャ
ル膜とからなることを特徴とした技術的手段を採用する
【作用】
上記技術的手段を採用することによって、半導体素子に
よる発熱は、単結晶膜を介して高熱伝導率のダイヤモン
ド膜に伝達されるため、効率の高い放熱が行われる。
【実施例】
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。第
1図は実施例に係る半導体素子の構成を示した断面図で
ある。11はSiサブマウント、12は低圧合成法で成
膜されたダイヤモンド薄膜である。13はダイヤモンド
膜12の上面12aに真空蒸着法等で成膜された後、抵
抗加熱若しくはレーザ照射法により再結晶化されたゲル
マニウム膜である。41〜45の各層はMBE法等で成
膜されたGaAs層若しくはA11l Ga+−X A
s層である。即ち、41はn型GaAs層、42はクラ
ッド層のn型A11l Ga+−++ As層、43は
活性層のGaAs層、44はクラッド層のP型AL G
a+ −X As層、45はキャップ層のP型GaAs
Jlである。そして、P型GaAs層45の上には絶縁
層として5102層60がスパッタリング法等で成膜さ
れており、その5102層60には、通常のフォトリソ
グラフィ法により、ストライプ溝63が開けられている
。そして、ストライプ溝63を通電路とするP型オーミ
ック電極61が形成されている。一方、n型GaAs層
41の表面の能動層の形成されていない面上には、n型
オーミック電極62が形成されている。 次に、第2図を参照して、ダイヤモンド膜12の気相合
成による形成方法を概説する。第2図の装置はマイクロ
波プラズマCVD装置と呼ばれるものである。石英反応
管51内にはホルダ52が立設されており、該ホルダ5
2上に前記シリコン基板11が支持されている。反応管
51内は真空ポンプ(図示せず)により約50Torr
の真空に保たれている。シリコン基板11付近には、マ
イクロ波電源56に接続され整合器54とアイソレータ
55とを具備した導波管53により2450MHzのマ
イクロ波が供給されている。 この状態で前記反応管51内にガス供給管57を介して
原料ガスを供給する。この原料ガスはメタンと水素との
混合ガスであり、本実施例ではメタンと水素との体積比
率を0.8対100とした。係る原料ガスはシリコン基
板11付近でマイクロ波電力を受けてプラズマBとなり
、このシリコン基板11上にダイヤモンドが析出する。 発明者等の実験では、マイクロ波電力500W、メタン
流量0゜8cm’/+nin、水素流量99.2cm’
/minの条件でダイヤモンド膜の成長速度は0.6μ
m/hであった。上記気相合成法にてシリコン基板11
上に薄膜10μmのダイヤモンド膜12を形成した。 次に、ダイヤモンド膜12上にゲルマニウム膜を真空蒸
着法等により成膜した後、その成膜されたゲルマニウム
膜上にキャップ層としてSiO□膜を真空蒸着法等によ
り被覆する。その後、抵抗加熱法若しくはレーザ照射法
によりゲルマニウムを溶融し冷却させて再結晶させて、
その後5I02キャップ層を除去した。こうして、主面
の結晶方位かく100〉のゲルマニウム膜13が形成さ
れる。 そして、単結晶膜であるこのゲルマニウム膜13上にエ
ピタキシャル膜を成長させることによって本発明半導体
素子が完成する。 尚、ダイヤモンド膜12とゲルマニウム膜13とは密着
性がさほど良くないので、第3図に示すように、中間に
炭化層を有するTi膜14を使用すると強力な密着性が
得られる。ダイヤモンド膜12上に、ダイヤモンドM1
2と接する界面が炭化されたTi膜14を形成し、ゲル
マニウム膜13を形成するわけである。炭化層を有する
Ti膜14の形成法としては、ダイヤモンド膜12の上
に、Ti膜14を真空蒸着法等で成膜し、その後、80
0℃程度の高温熱処理をすることによりTil1e!1
4とダイヤモンド膜12の界面で反応が起き、TiCの
非常に薄い層を形成する。或いは、イオンブレーティン
グ法により、Ti#14をcll、のガス雰囲気中でプ
ラズマ放電のエネルギーを利用してTiC膜を形成する
。 以上述べた様に本実施例素子では、Siサブマウント1
1上に熱伝導率の高いダイヤモンド膜12を形成し、そ
の上にTi、 Geの薄膜を介してGaAs /へ1G
aAs層を成膜し半導体レーザを作成しており、従来の
ように熱伝導の悪い厚いGaAs基板を介在していない
ので、半導体レーザからの熱をほぼ直接的にダイヤモン
ド膜12のコーティングされたs1サブマウント11に
効率的に逃がすことができる。 これにより、雰囲気温度が高いような状態での使用、例
えば車載用コンパクトディスクに使用されても放熱上の
問題を解決することができる。 尚、前記Siサブマウント11の代わりに、Cuなどの
金属や、SiCなどのセラミックを用いてもよい。 また、前記実施例ではダイヤモンド膜上にゲルマニウム
の単結晶膜を形成したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、ダイヤモンド膜上に形成するのは、GaA
sの格子定数と近似している原子の単結晶膜であれば良
い。 前記実施例では、ダイヤモンド膜とゲルマニウム膜との
密着性を高めるために炭化層を有するTi膜を設けたが
、本発明はこれに限定されるものではなく、密着性を高
めるには例えばWJI!f等の他の膜を用いても良い。
【発明の効果】
本発明は放熱板としてのサブマウントの表面にダイヤモ
ンド膜を形成し、該ダイヤモンド膜上に再結晶により単
結晶膜を形成し、該単結晶膜上に直接、半導体エピタキ
シャル族を成長させているので、能動層で発生した熱は
効率良くサブマウントに伝達されることになり、半導体
素子の熱特性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の具体的な一実施例に係る半導体素子の
構成を示した断面図。第2図はその半導体素子に使用さ
れているダイアモンド膜の成膜装置を示した構成図。第
3図は他の実施例の半導体素子の構成を示した断面図。 第4図は半導体素子の取り付は構造を示した斜視図。第
5図は従来の半導体素子の構成を示した断面図である。 11・・・Siサブマウント 12パダイヤモンド膜1
3゛・・ゲルマニウム膜 14゛・・炭化層を有するT
i膜 21°°n型GaAs基板 41−n型GaAs
層22.42−n型At)I Ga1−m As層 2
3.43GaAs層 24.44−P型AIX Ga+
−x As層 25.45−P型GaAs層 30.6
0−3in、層 31.61−P型オーミック電極 3
2.62−n型オーミック電極 33.63°・−スト
ライブ溝  51−石英反応管 52・−ホルダ 56
−マイクロ波電源 54・・−整合器 55・−・アイ
ソレータ 53−・−・導波管 第1図 第2図 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)放熱板であるサブマウントの表面に設けられるダ
    イヤモンド膜と、 該ダイヤモンド膜上に再結晶化によって形成された単結
    晶膜と、 該単結晶膜上に成長させた半導体エピタキシャル膜とか
    らなることを特徴とする半導体素子。
  2. (2)前記ダイヤモンド膜と前記単結晶膜との間に、前
    記ダイヤモンド膜と接する界面側に炭化層を有するチタ
    ン膜を形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の半導体素子。
  3. (3)前記ダイヤモンド膜は、低圧合成法により形成さ
    れたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導
    体素子。
JP5557787A 1987-03-11 1987-03-11 半導体素子 Pending JPS63222419A (ja)

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