JPS63221887A - 電極反応を利用したｐＨ調整法 - Google Patents
電極反応を利用したｐＨ調整法Info
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- JPS63221887A JPS63221887A JP5468487A JP5468487A JPS63221887A JP S63221887 A JPS63221887 A JP S63221887A JP 5468487 A JP5468487 A JP 5468487A JP 5468487 A JP5468487 A JP 5468487A JP S63221887 A JPS63221887 A JP S63221887A
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Landscapes
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ａ）産業上の利用分野
使用された工場用水のｐＨは生産工程によって、酸性又
はアルカリ性に変化する場合がある。このような工場用
水を下水道に放流する場合には公害防止管理規程に従っ
て許容ｐＨ範囲に調整せねばならない。また、冷却水の
ように循環して再使用する場合も同様にｐＨの調整が必
要な場合がある。
はアルカリ性に変化する場合がある。このような工場用
水を下水道に放流する場合には公害防止管理規程に従っ
て許容ｐＨ範囲に調整せねばならない。また、冷却水の
ように循環して再使用する場合も同様にｐＨの調整が必
要な場合がある。
このように使用した工場用水を目的のＰＨに調整する分
野。
野。
ｂ）従来の技術
工場用水が酸性となった場合には水酸化ナトリウムで、
アルカリ性となった場合は硫酸で目的のＰＨに調整して
いた。
アルカリ性となった場合は硫酸で目的のＰＨに調整して
いた。
Ｃ）発明が解決しようとする問題点
ｐＨ調整に必要な薬品を節約する。薬品の溶解や希釈に
伴なう作業工程が省略できると同時に危険な作業から開
放される。
伴なう作業工程が省略できると同時に危険な作業から開
放される。
ｄ）問題点を解決しようとするための手段第１図に示す
ような電池を構成する。すなわち、槽の中間に陰極液と
陽極液とを分離するための隔膜として多孔質７μミナ板
を設ける。陽極としてカーボン板と陰極として例えば軟
鋼板を陽極室と陰極室に入れ、外部を導線で結ぶ。処理
しようとする工場用水を陰極室と陽極室に入れる。この
結果、両極で電極反応が起こる。そして工場用水が酸性
であるときは陰極液がｐＨ調整されて中性となる。工場
用水がアルカリ性であるときは陰極液がｐＨ調整されて
中性となる。
ような電池を構成する。すなわち、槽の中間に陰極液と
陽極液とを分離するための隔膜として多孔質７μミナ板
を設ける。陽極としてカーボン板と陰極として例えば軟
鋼板を陽極室と陰極室に入れ、外部を導線で結ぶ。処理
しようとする工場用水を陰極室と陽極室に入れる。この
結果、両極で電極反応が起こる。そして工場用水が酸性
であるときは陰極液がｐＨ調整されて中性となる。工場
用水がアルカリ性であるときは陰極液がｐＨ調整されて
中性となる。
このようにしてｐＨ調整された工場用水は、排水として
扱われる場合は下水道へ放流される。冷却水のように循
環水として扱われるときはポンプによって汲み上げられ
て工程にもどる。
扱われる場合は下水道へ放流される。冷却水のように循
環水として扱われるときはポンプによって汲み上げられ
て工程にもどる。
ｅ）作用
ｐＨ調整される工場用水と利用する電極反応との関係に
ついて述べる。
ついて述べる。
酸性となった工場用水を中性とする場合について以下に
述べる。
述べる。
陽極では反応
２Ｈ＋＋２ｅ−→■２
が起こる。この結果陽極室の酸性の工場用水はＨ＋濃度
が減少することによって、酸性から中性へとなる。
が減少することによって、酸性から中性へとなる。
アルカリ性となった工場用水を中性とする場合について
述べる。
述べる。
陰極では反応
Ｆ ｅ −＋ Ｆｅ −）−２ｅ−
が起こる。Ｆｅ は工場用水中のＯＲ−とＨ２Ｏと反
応する。すなわち Ｆ ｅ ＋２０ Ｈ−→Ｆ ｅ （ＯＨ） ２Ｆ ｅ
＋ ２ Ｈ２Ｏ→Ｆ ｅ （ＯＨ） ２ ＋ ２
Ｈ＋この反応で生じたＨ＋は工場用水中の０■−と反応
する。
応する。すなわち Ｆ ｅ ＋２０ Ｈ−→Ｆ ｅ （ＯＨ） ２Ｆ ｅ
＋ ２ Ｈ２Ｏ→Ｆ ｅ （ＯＨ） ２ ＋ ２
Ｈ＋この反応で生じたＨ＋は工場用水中の０■−と反応
する。
Ｈ−１−ＯＨ−→Ｈ２０
上述のように陰極室のアルカリ性の工場用水はＯＨ−濃
度の減少によって、アルカリ性から中性へとなる。
度の減少によって、アルカリ性から中性へとなる。
実施例１
前述の第１図中、陽極にカーボン板（作用面積３５ｄ）
を、陰極に軟鋼板（作用面積４２ｄ）を用いた。
を、陰極に軟鋼板（作用面積４２ｄ）を用いた。
酸性となった工場用水の模擬液として０．０３５％塩酸
溶液を、アルカリ性となった工場用水の模擬液として０
．０５％水酸化ナトリウム溶液を用いて実施した場合に
ついて述べる。塩酸溶液の場合陽極液のｐＨは２．０１
から６．９０になった。水酸化ナトリウム溶液の陰極液
のｐＨは１２．４６ から７４２となった。
溶液を、アルカリ性となった工場用水の模擬液として０
．０５％水酸化ナトリウム溶液を用いて実施した場合に
ついて述べる。塩酸溶液の場合陽極液のｐＨは２．０１
から６．９０になった。水酸化ナトリウム溶液の陰極液
のｐＨは１２．４６ から７４２となった。
実施例２
陽極及び陰極は実施例１と同様にして冷却水のような循
環水の場合について述べる。
環水の場合について述べる。
水ガラス製造工程で熔融した水ガラスを搬出する性にす
るための実験を行なった。その結果、陰極室の冷却水は
９．３０から７．６５になった。すなわちアルカリ性か
ら中性へとなることを示した。
るための実験を行なった。その結果、陰極室の冷却水は
９．３０から７．６５になった。すなわちアルカリ性か
ら中性へとなることを示した。
発明の効果
工場用水のｌを薬品を使わずに、電極反応を利用して、
酸性となった工場用水は中性へとアルカリ性となった工
場用水もアルカリ性へと調整できた。
酸性となった工場用水は中性へとアルカリ性となった工
場用水もアルカリ性へと調整できた。
その結果薬品代の節約ができた。薬品の溶解や希釈にと
もなう危険から開放された。また、薬品の溶解や希釈の
工程が省略され省力化に役立つ。実施例では説明上軟鋼
板を用いたが軟鋼板とはくず鉄を意味する。したがって
安価な方法である。
もなう危険から開放された。また、薬品の溶解や希釈の
工程が省略され省力化に役立つ。実施例では説明上軟鋼
板を用いたが軟鋼板とはくず鉄を意味する。したがって
安価な方法である。
第 １ 図 ２池の構造
手続補正書（方式）
６２名技特第 ８８ 号
昭和６２年ざ刀り日
１、事件の表示
昭和６２年特許願第５４６８４号
２、発明の名称
電極反応を利用したｐ Ｉ−Ｉ調整法
３、補正をする者
事件との関係 特許出願人
住 所（〒１００）東京都千代田区霞が関１丁目３番１
号氏名（１１４）工業技術院長 飯 塚 幸 三６、補
正により増加する発明の数 ０ 明細書中第５ペ一ジ第１９行に以下のとおり加入します
。
号氏名（１１４）工業技術院長 飯 塚 幸 三６、補
正により増加する発明の数 ０ 明細書中第５ペ一ジ第１９行に以下のとおり加入します
。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の実施の態様を示す正面図である。」
Claims (1)
- 本発明は、ｐＨの調整を必要とする工場用水中に電極を
浸して電池を構成し、工場用水が使用によって酸性とな
った場合には中性へとアルカリ性となった場合も中性へ
と、目的のｐＨに調整することに関するものである。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5468487A JPS63221887A (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 | 電極反応を利用したｐＨ調整法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5468487A JPS63221887A (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 | 電極反応を利用したｐＨ調整法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63221887A true JPS63221887A (ja) | 1988-09-14 |
Family
ID=12977619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5468487A Pending JPS63221887A (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 | 電極反応を利用したｐＨ調整法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63221887A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0739880A (ja) * | 1993-07-30 | 1995-02-10 | Japan Steel Works Ltd:The | 電磁水処理方法及びその装置 |
| US5630934A (en) * | 1993-06-16 | 1997-05-20 | Enpar Technologies Inc. | In-situ treatment system for inhibiting the formation of, and for alleviating, acidity in water |
-
1987
- 1987-03-10 JP JP5468487A patent/JPS63221887A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5630934A (en) * | 1993-06-16 | 1997-05-20 | Enpar Technologies Inc. | In-situ treatment system for inhibiting the formation of, and for alleviating, acidity in water |
| JPH0739880A (ja) * | 1993-07-30 | 1995-02-10 | Japan Steel Works Ltd:The | 電磁水処理方法及びその装置 |
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