JPS63221379A

JPS63221379A - 陳列装置

Info

Publication number: JPS63221379A
Application number: JP62056254A
Authority: JP
Inventors: 橋川　享昭
Original assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Current assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date: 1987-03-11
Filing date: 1987-03-11
Publication date: 1988-09-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、内部に商品を陳列して展示する陳列ケース、
陳列棚等の陳列装置に関する。

（従来の技術）従来の陳列装置は、内部の陳列空間に商品を陳列させる
という単一機能しか有していないため。

陳列されている商品の紹介や案内等を表示する際には１
表示札を別個に設け、陳列装置の上や陳列装置内部に設
置するといったことが一般的に行われていた。

（本発明が解決しようとする問題点）従って従来は、商品紹介や商品案内等の表示手段によっ
て６陳列装置内に陳列される商品を引き立てるというこ
とが考えられていないばかりか、表示札の設置によって
、逆に陳列装置周りが煩雑になり美観を損ない易いとい
う問題点を有していた。

（問題点を解決するための手段）本発明は、上述のような問題点を解決することを目的と
してなされたもので、この目的達成のために、本発明で
は、複数の相互に交差しない導電線を透明電気絶縁材料
からなる基体部に配設して導電性透明体が構成され、該
導電性透明体が内部の陳列空間を透視可能な透視面側に
設けられ、かつ、前記導電性透明体には電気表示素子が
取り付けられ、該電気表示素子は、前記導電性透明体内
の導電線を給電手段としている陳列ケースとした。

（作　用）従って、本発明の陳列装置は、電気表示素子が取り付け
られているために、物を陳列する機部に付加して表示機
能を備えている。

更に、電気表示素子は、導電性透明体内の目ではほとん
ど認識することができない極細の導電線を給電手段とし
ているために、電気表示素子が導電性透明体が提供する
透明空間の中で給電手段なしに独自に電気表示している
ような意外性を演出することができる。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面により詳述する。

まず、陳列ケースを例にとって第１図〜第４図を参照し
ながら第１実施例の構成について説明する。

本実施例の陳列ケースは、第１図に示すように、基盤１
　、ｈにガラスケース２を設置してケース本体３が構成
され、上面２ａ及び四方の側面２ｂ。

２ｃ　、２ｄ　、２ｅがケース内部の陳列空間が透視で
きる透視面になっている。そして、第２図に示すように
、前記ケース本体３の上面２ａ及び前面２ｂの内側には
導電性透明体１０が張設され、かつ、前面２ｂに位置す
る該導電性透明体１０の内面にはネオン管２０が取り付
けられている。

この導電性透明体１０は、第３図に示すように、無彩色
もしくは有彩色の透明電気絶縁材料（樹脂、ガラス等）
からなる基体部１１に、導電メツシュ１２を埋設したも
のである。

基体部１１は、透明絶縁材料からなる二枚の透明板１３
．１４によって構成されている。これら二枚の透明板１
３．１４の構成材料は、同種であっても異種であっても
よい。

導電メツシュ１２は、前記二枚の透明板１３゜１４の間
に配設されており、第４図に示すように、平行に並設さ
れた電気絶縁線１６を組材として、該電気絶縁線１６に
直交させて複数の導電線１５を平行に組み込むことで、
網状に構成されている。

前記導電線１５は、直径または幅０．１ｇｏ＋以下の極
細素線によって形成されており、この素線は、金線、銀
線、銅線、亜鉛線、ステンレス線等の金属素線から形成
される他、ポリエステル線等の樹脂素線の表面に金属を
蒸着もしくはメッキすることによって形成される。

また、電気絶縁線１６も、直径または、輻０．１ｓ層以
下の極細素線によって形成されており、この素線は、ポ
リエステル線、ナイロン線等の樹脂素線によって形成さ
れる。

Ｊ二連のように、導電性透明体１０は、導電メツシュ１
２を構成する導電線１５及び電気絶縁線１６として極細
素線を用いているために、全体が無彩色もしくは有彩色
の透明体としてみえる。

尚、隣接する導電線１５の間隔及び隣接する電気絶縁線
１６の間隔は、見る人の透明感を考慮して設定される０
例えば、直径０．１腸層程度の導電線１５及び電気絶縁
線１６を用いる場合には、隣接する各線の間隔は、それ
ぞれ１０ｍｍ程度以上に粗く設定するのが１ましく、ま
た、直径２０ＩＬ■程度の導電線１５及び電気絶縁線１
６を用いる場合には、隣接する各線の間隔は、１ｍｇｍ
程度に密に設定することができる。

ネオン管２０は１文字の形に形どられてケース本体３の
内部に陳列される商品の紹介や案内をするもので、正端
子及び負端子が、それぞれ異なる導電線１５に接続され
ている。尚、各端子を導電線１５に接続する際には、基
体部１１を構成する透明板１３．１４の一部を溶剤等に
より溶かして、ノ＾体部１１に埋設されている導電線１
５の一部を外部に露出させて接続する。

また、これらの導電線１５は、それぞれ基盤ｌ内に内蔵
されたコイルコード等を介して電源１７に接続されてい
る。

従って、前記ネオン管２０を、導電線１５を給電手段と
して点灯させることができる。

また、本実施例の陳列ケースは、ケース本体３全体が透
明体で形成されていて、ネオン管２０が目では認識する
ことができない程極細の導電線１５を給電手段としてい
るために、このネオン管２０が、ケース本体３が提供す
る透明空間の中で給電手段なしに点灯しているような意
外性を演出することができる。

更に、導電性透明体ｌＯの中の導電メツシュ１２は、透
明電気絶縁材料からなる透明板１３．１４に両側から挟
まれていて表面には露出していないため、感電防止され
ていて安全である。

次に、第２実施例〜第４実施例について説明する。

尚、第２実施例〜第４実施例ご説明するにあたり、第１
実施例と同様の構成には同じ符号を付けて説明を省略す
る。また作用についても第１実施例と同様の作用は説明
を省略する。

まず、第５図に示す第２実施例は、導電性透明体ｌＯに
、発光ダイオード３１を表示素子とする表示パネル３０
を組み込んだもので、各発光ダイオード３１はそれぞれ
独立して導電性透明体１０内の導電線１５に接続されて
いる。

従って、この表示パネル３０によって、種々の文字ある
いは模様を表示することができ、更に、メツセージ等の
可変情報を繰り返し流していくこともできる。

次に、第６図及び第７図に示す第３実施例について説明
する。

この実施例は、内部の陳列空間が棚板５で区画されてい
る陳列棚４に適用した例で、棚板５を導電性透明体ｌＯ
で形成し、この導電性透明体ｌＯに発光ダイオード４０
を取り付けた例である。

尚、この陳列棚４は四方の側面４ａ、４ｂ、４ｃ、４ｄ
がガラスや透明プラスチック等の絶縁性透明体で形成さ
れて透視面となっている。′前記導電性透明体１０は、
商品がａＭされる水平部５１と、その一端から下方に延
設された垂直部５２とで構成されており、該垂直部５２
は、陳列棚４の前面４ａに近接して配置されている。

前記発光ダイオード４０は、前記導電性透明体１０の垂
直部５２の前面に取り付けられ、それらの配列によって
商品名や商品案内等が表示されている。尚、６は基盤で
ある。

また、発光ダイオード４０に対し、一つの文字を表示す
る単位毎に独立してスイッチを設けることにより、例え
ば、文字を一字づつ左から右へと順次点灯させていき、
最後に全部の文字を同時に゛点灯させる状態を繰り返す
等の複雑な点灯制御が可能となる。

また、発光ダイオード４０を赤、緑、黄等と多色用いる
ことにより、更に、種々の点灯制御ができる。

次に、第８図及び第９図に示す第４実施例について説明
する。

この実施例は、自動販売機に組み込まれた陳列ケースに
適用した例で、この陳列ケースは、販売機の前面に凹設
された凹部７と、その凹部７を覆うカバー８とでケース
本体９が構成されており、前記カバー８に導電性透明体
ｌＯが用いられ、該導電性透明体１０の内面側に発光ダ
イオード４０が円形状の配列状態で取り付けられている
。即ち、この陳列ケースは、カバー８が設けられた前面
が透視面となっている。

また、導電性透明体ｌＯの発光ダイオード取付部分は、
第９図に示すように、前方へ半球状に突設されていて、
発光ダイオード４０によって表示される円形模様が立体
的に見えるようになっている。

以Ｌ、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発
明に含まれる。

例えば、実施例では、電気表示素子としてネオン管９発
光ダイオードを用いたが、電球、蛍光灯、ニレ、クトロ
ルミネセンス、液晶パネル、磁性流体パネル等を用いて
もよい。

また、導電性透明体にスピーカを組み込んで、更に、こ
のスピーカの給電手段を導電性透明体内の導電線とする
こともできる。

また、導電メツシュは基体部の一方の表面寄りに偏在さ
せてもよいし、基体部の表面に熱融着等によって半分埋
設したり、接着する等によって露出させてもよい、この
ような導電性透明体の態様及び導電性透明体内の導電メ
ツシュの態様は、木願出願人が先に出願した特願昭６２
−５５８５号を参考にされたく、ここでは省略する。

更に、実施例では、導電線が電気絶縁線に組み込まれて
なる導電メツシュを基体部に配設したが、導電線のみを
相互に交差しないように平行状に基体部に配設してもよ
い。

（発明の効果）以北説明してきたように、本発明の陳列装置にあっては
、表示機能を備えているために、陳列装置周りを煩雑に
することなく陳列された商品の紹介や案内等を表示する
ことができる。

更に、電気表示素子が、導電性透明体が提供する透明空
間の中で給電手段なしに独自に電気表示しているような
意外性を演出することができ、内部の陳列空間に陳列さ
れた商品を引き立てることができるという効果が得られ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明第１実施例の陳列ケースを示す斜視図、
第２図は第１実施例の陳列ケースの断面図、第３図は導
電性透明体の断面図、第４図は導電メツシュを示す平面
図、第５図は第２実施例の陳列ケースを示す斜視図、第
６図は第３実施例の陳列棚を示す斜視図、第７図は第３
実施例の陳列棚の要部を示す断面図、第８図は第３実施
例の陳列ケースが設けられた自動販売機を示す斜視図、
第９図は第３実施例の要部を示す断面図である。１０・・・導電性透明体１１・・・基体部１５・・・導電線２０・・・ネオン管（電気表示素子）３１．４０・・・発光ダイオード（電気表示素子）特　
　許　　出　　願　　人積水化学１＝業株式会社代表者　廣１）諜＾　　　　　２−ノーーー＼駈１　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ｒｎ第３図ｍ−、と−′

Claims

【特許請求の範囲】１）複数の相互に交差しない導電線を透明電気絶縁材料
からなる基体部に配設して導電性透明体が構成され、該導電性透明体が内部の陳列空間を透視可能な透視面側
に設けられ、かつ、前記導電性透明体には電気表示素子
が取り付けられ、該電気表示素子は、前記導電性透明体内の導電線を給電
手段としていることを特徴とする陳列ケース。