JPS6322076Y2 - - Google Patents

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JPS6322076Y2
JPS6322076Y2 JP2735680U JP2735680U JPS6322076Y2 JP S6322076 Y2 JPS6322076 Y2 JP S6322076Y2 JP 2735680 U JP2735680 U JP 2735680U JP 2735680 U JP2735680 U JP 2735680U JP S6322076 Y2 JPS6322076 Y2 JP S6322076Y2
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JP
Japan
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blade
plate
board
lower blade
inorganic
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Expired
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JP2735680U
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JPS56132094U (ja
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  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は無機質板材の切断装置に関する。
従来、石綿スレート板等の最終仕上げ工程にお
いて、製品板材の周囲を切りそろえ寸法を規格化
することが行なわれる。
そして、この仕上げ工程における裁断装置とし
てはプレスカツター、あるいは、丸鋸切断装置な
どが用いられ、いずれも切断端面の形状が直線状
端面とされていた。
従つて、互に突き合わせ接合される壁板などの
ような場合には問題はないが、例えば屋根瓦など
のように、板材の一端縁を露程させて、葺き並べ
るような板材の場合、上記端縁が直線的に切りそ
ろえられていると屋根上に構成される葺き上げパ
ターンが規則的な外観となつてしまい、人工的な
感じとなり、自然物を用いたような外観状態とは
なりにくかつた。
本願考案は、このような要請に鑑み、切断線は
規格寸法に沿つた線とし得るにもかかわらず、切
断端面の状態はきわめて変化に富む平面形状とし
得る無機質板材の切断装置を提供することを目的
としてなされたものであつて、石綿スレート板な
どの無機質板材が載置される下盤と、前記無機質
板材を押圧固定する上盤と、前記下盤面より出没
自在に設けられた下刃と、該下刃に対し喰い違う
位置に平行間隔を有して前記上盤に支持された上
刃とからなり、前記下刃の上縁は断続する斜面を
有した鋸歯状刃とされていることを特徴とするも
のである。
次に、この考案を実施例により説明する。
第1図はこの考案の実施例の要部断面図、第2
図は切断時を示す実施例の要部断面図を示すもの
である。
この考案の無機質板材の切断装置1は、石綿ス
レートなどの無機質板材2が載置される下盤3
と、無機質板材2を押圧固定するよう上下動可能
とされた上盤4と、前記下盤3の上面31より出
没自在に設けられた下刃5と、該下刃5に対し喰
い違う位置に平行間隔lを有して対向され、上盤
に支持された上刃6とから構成され上記下刃5
は、第3図に示すように断続する斜面51を有し
た鋸歯状刃とされている。
上記実施例において、下盤3は、基台7に対し
ばね32,33により支持され、基台7に固定さ
れた下刃5に対し、下盤3が下降,上昇すること
により下刃5が下盤3の上面31より出没するよ
う構成されている。
また、上盤4には、下刃5と対向する位置より
上刃6に至る間に押え金具41が設けられ、この
押え金具41は上盤4内に上下摺動可能に摺嵌さ
れ、さらにばね42により下方向へ弾撥付勢され
ている。
次に、この考案の実施例の作動を説明する。
第1図の状態より上盤4を下降させると、ま
ず、押え金具41が板材2の切断個所に接触し、
押圧する。さらに上盤4を下降させていくと、上
盤4と共に下盤3がばね32,33の弾撥力に抗
して下降し、基台7に固定された下刃6が下盤3
の上面31より頭出し、板材2に喰い込み始め
る。このとき、下刃5と上刃6とは間隔lを隔て
て対向配置されているから、両刃間において生じ
るせん断応力により板材2は第2図に示したよう
に切断面21を斜面として切断される。しかも、
この切断面21は板材2の割れにより形成される
から、不規則な凹凸状面とされ、平坦な面とはさ
れない。
また、切断時においては、下刃6の上端縁は鋸
歯状刃とされているから、切断開始時の板材2に
対する喰い込み性が良く、押え金具41により切
断個所が押圧されていることと相俟つて切断面の
状態が不規則な凹凸面とされるにもかかわらず、
切断線は一直線状に規制されるのである。
尚、下刃5の鋸歯状端縁を形成する斜面51の
傾斜角βは上記喰い込み性を良好とするため3゜以
上とすることが望ましくまた、上下刃間の間隔l
が大きくなるほど、これに応じて角度を大きくし
ていくのが望ましい。
例えば、間隔lと板材2の厚みとがほぼ等しい
場合は斜面の傾斜角βを6゜又はこれ以上とされ
る。
また、上記実施例における下刃5の断面形状は
第4図に示すように方形状とされているが、板材
が破壊強度の低い、例えば軽カル板、石膏ボード
などのようなものの場合、下刃5の初期喰い込み
性を良くして切断部分以外に破壊が広がらないよ
うにするため、第5図に示すように、下刃5の刃
先側面52,52をテーパ面とされる。尚、第6
図は第5図の側面図を示すものである。
第7図は、この考案の実施例により切断された
板材の切断面の状態を示し、切断線2Aはほぼ直
線状とされているのに対し、切断面2Bは割れ破
壊によつて生じる不規則な凹凸とされ、幾可学的
な平面状態とは全く異なつた状態とされるのであ
る。
この考案は以上のように構成されているので、
板材の切断面の形状が、きわめて変化性に富む自
然な状態のものとすることができ、また、下刃の
刃先を刃歯状としたから板材への喰い込み性が良
く裁断時における負荷を少なくすることができ、
また、切断線をそろえるのにも役立ち、寸法が規
格化されているにもかかわらずその切断面の形状
がきわめて変化に富む板材を多量に裁断加工する
ことができるなど種々の実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の要部断面図、第2
図は実施例の使用状態を示す要部断面図、第3図
は実施例の要部側面図、第4図は第3図の−
線断面図、第5図は他の実施例の要部断面図、第
6図は第5図の側面図、第7図は、この考案の実
施例により得られた切断面を示す要部斜視図であ
る。 1……無機質板材の切断装置、2……無機質板
材、3……下盤、4……上盤、5……下刃、6…
…上刃、51……斜面、l……間隔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 石綿スレート板などの無機質板材が載置される
    下盤と、前記無機質板材を押圧固定する上盤と、
    前記下盤面より出没自在に設けられた下刃と、該
    下刃に対し喰い違う位置に平行間隔を有して前記
    上盤に支持された上刃とからなり、前記下刃の上
    縁は断続する斜面を有した鋸歯状刃とされている
    ことを特徴とする無機質板材の切断装置。
JP2735680U 1980-03-03 1980-03-03 Expired JPS6322076Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2735680U JPS6322076Y2 (ja) 1980-03-03 1980-03-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2735680U JPS6322076Y2 (ja) 1980-03-03 1980-03-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56132094U JPS56132094U (ja) 1981-10-06
JPS6322076Y2 true JPS6322076Y2 (ja) 1988-06-17

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ID=29623318

Family Applications (1)

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JP2735680U Expired JPS6322076Y2 (ja) 1980-03-03 1980-03-03

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JP (1) JPS6322076Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0521377Y2 (ja) * 1987-01-19 1993-06-01
GB2427522B (en) * 2005-06-22 2008-07-16 Gp Acoustics Compound Loudspeaker

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56132094U (ja) 1981-10-06

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