JPS63220207A - 回転多面鏡偏向装置の取付け方法 - Google Patents
回転多面鏡偏向装置の取付け方法Info
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- JPS63220207A JPS63220207A JP5438687A JP5438687A JPS63220207A JP S63220207 A JPS63220207 A JP S63220207A JP 5438687 A JP5438687 A JP 5438687A JP 5438687 A JP5438687 A JP 5438687A JP S63220207 A JPS63220207 A JP S63220207A
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- Japan
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 13
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
- G02B26/08—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
- G02B26/10—Scanning systems
- G02B26/12—Scanning systems using multifaceted mirrors
- G02B26/121—Mechanical drive devices for polygonal mirrors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、レーザプリンタ、レーザファクシミリ、デジ
タル複写機、製版プロッタ等のレーザ走査光学系を用い
る回転多面鏡偏向装置に関する。
タル複写機、製版プロッタ等のレーザ走査光学系を用い
る回転多面鏡偏向装置に関する。
従来技術
従来、この種のレーザ走査光学系としては、プレオブジ
ェクティブ型走査光学系と、ポストオブジェクティブ型
走査光学系とが知られている。
ェクティブ型走査光学系と、ポストオブジェクティブ型
走査光学系とが知られている。
第3図にプレオブジェクティブ型のレーザ走査光学系の
概略を示す。まず、レーザ光源1から射出されたレーザ
ビームはレンズ等を介して矢印方向に回転駆動される多
面鏡2(所謂、ポリゴンミラー)の一つの反射面2aに
照射される。そして、この反射面2aで反射されたレー
ザビームはfθレンズ3を介して感光体等の像面4側に
向かう。
概略を示す。まず、レーザ光源1から射出されたレーザ
ビームはレンズ等を介して矢印方向に回転駆動される多
面鏡2(所謂、ポリゴンミラー)の一つの反射面2aに
照射される。そして、この反射面2aで反射されたレー
ザビームはfθレンズ3を介して感光体等の像面4側に
向かう。
ここで、多面鏡2で反射されたレーザビームは最初に同
期検知素子5に入射され、■ライン走査毎の画像信号ク
ロックの位相同期がとられる。このような同期の下にA
点からB点まで像面4上の主走査が行なわれるものであ
る。このように、偏向器としての多面鏡2の後に結像レ
ンズ(fOレンズ3)を持つプレオブジェクティブ型は
、現在、レーザプリンタ等において主流として用いられ
ている。この方式は、レーザビームの像面4−ヒでの走
査位置が多面鏡2の回転角速度のみに依存するため、多
面鏡2による反射点のバラツキ(各反射面2aの回転軸
からの距離のバラツキ)があっても、主走査ライン上の
同期検知素子5 (A点)〜画像終端(B点〉までの走
査時間については、各反射面2a間でバラツキを生じな
い。もつとも、これは同期検知素子5が第3図に示した
場合のように像面4上又は像面4と等測的な位置に配置
されている場合であり、例えばfeレンズ3と像面4と
の中間に配置させたような場合には、各反射面2aの反
射点バラツキに従い像面4上での始端A〜終端B間の走
査時間にバラツキを生ずる。この走査時間のバラツキは
ジターと称され、画像上では主走査方向と垂直方向の直
線が多面鏡2の一回転の周期に対応して揺らぎ、画像品
質が低下するものとなる。
期検知素子5に入射され、■ライン走査毎の画像信号ク
ロックの位相同期がとられる。このような同期の下にA
点からB点まで像面4上の主走査が行なわれるものであ
る。このように、偏向器としての多面鏡2の後に結像レ
ンズ(fOレンズ3)を持つプレオブジェクティブ型は
、現在、レーザプリンタ等において主流として用いられ
ている。この方式は、レーザビームの像面4−ヒでの走
査位置が多面鏡2の回転角速度のみに依存するため、多
面鏡2による反射点のバラツキ(各反射面2aの回転軸
からの距離のバラツキ)があっても、主走査ライン上の
同期検知素子5 (A点)〜画像終端(B点〉までの走
査時間については、各反射面2a間でバラツキを生じな
い。もつとも、これは同期検知素子5が第3図に示した
場合のように像面4上又は像面4と等測的な位置に配置
されている場合であり、例えばfeレンズ3と像面4と
の中間に配置させたような場合には、各反射面2aの反
射点バラツキに従い像面4上での始端A〜終端B間の走
査時間にバラツキを生ずる。この走査時間のバラツキは
ジターと称され、画像上では主走査方向と垂直方向の直
線が多面鏡2の一回転の周期に対応して揺らぎ、画像品
質が低下するものとなる。
一方、ポストオブジェクティブ型走査光学系は、第4図
に示すように偏向器としての多面鏡2の前にミラー6と
ともに結像レンズ7を持つものである。この方式の場合
、同期検知素子5が像面4にあっても、反射点のバラツ
キによって反射点・像面間の距離りがδ分変化するので
、同期検知(A点)からそのラインの終端(B点)との
間の走査時間にバラツキが発生するものである。
に示すように偏向器としての多面鏡2の前にミラー6と
ともに結像レンズ7を持つものである。この方式の場合
、同期検知素子5が像面4にあっても、反射点のバラツ
キによって反射点・像面間の距離りがδ分変化するので
、同期検知(A点)からそのラインの終端(B点)との
間の走査時間にバラツキが発生するものである。
もつとも、現在レーザプリンタ等において採用されてい
るのは、プレオブジェクティブ型走査光学系が殆どであ
り、かつ、同期検知素子4が第5図の如く像面4に設置
されているため、反射点バラツキによるジターは、原理
的に発生しない配置構成となっている。又、ポストオブ
ジェクティブ型走査光学系にあっても、像面湾曲が大き
いという光学系の特性−し、距離りを非常に大きくとっ
ているため、反射点バラツキによるジターは軽減されて
いる。
るのは、プレオブジェクティブ型走査光学系が殆どであ
り、かつ、同期検知素子4が第5図の如く像面4に設置
されているため、反射点バラツキによるジターは、原理
的に発生しない配置構成となっている。又、ポストオブ
ジェクティブ型走査光学系にあっても、像面湾曲が大き
いという光学系の特性−し、距離りを非常に大きくとっ
ているため、反射点バラツキによるジターは軽減されて
いる。
しかし、高密度書込み系ではジターが問題となる。・又
、ポストオブジェクティブ型においても、例えば電子通
信学会論文誌” 85.3月、VoQJ68の「fOレ
ンズを使用しないレーザプリンタ用走査光学系」に示さ
れるような特殊な例では距離りを小さくできるので、反
射点バラツキによるジターが大きな問題となる。
、ポストオブジェクティブ型においても、例えば電子通
信学会論文誌” 85.3月、VoQJ68の「fOレ
ンズを使用しないレーザプリンタ用走査光学系」に示さ
れるような特殊な例では距離りを小さくできるので、反
射点バラツキによるジターが大きな問題となる。
更には、ポストオブジェクティブ型にあっても、第5図
に示すように反射面8aが走査方向(回転方向)に曲率
を持つシリンダ面としてなる多面鏡8を用いたものもあ
る(特開昭59−274324号公報参照)。しかし、
この方式による場合には、反射点バラツキによって反射
面・像面間の距離りが変化し、かつ、反射点バラツキに
よってレーザビームの入射位置も変化する。即ち、第6
図はこの様子を示すものであり、反射面8aのバラツキ
に伴う反射点バラツキδに起因してレーザビームの入射
位置が実線と仮想線の如くずれてしまい、反射面の法線
もφ、φ′の如く変化し、より大きな走査時間のずれを
生ずるものである。なお、第6図中、点Pは反射面8a
の曲率中心を示す。
に示すように反射面8aが走査方向(回転方向)に曲率
を持つシリンダ面としてなる多面鏡8を用いたものもあ
る(特開昭59−274324号公報参照)。しかし、
この方式による場合には、反射点バラツキによって反射
面・像面間の距離りが変化し、かつ、反射点バラツキに
よってレーザビームの入射位置も変化する。即ち、第6
図はこの様子を示すものであり、反射面8aのバラツキ
に伴う反射点バラツキδに起因してレーザビームの入射
位置が実線と仮想線の如くずれてしまい、反射面の法線
もφ、φ′の如く変化し、より大きな走査時間のずれを
生ずるものである。なお、第6図中、点Pは反射面8a
の曲率中心を示す。
何れにしても、反射点バラツキはジターの原因となり得
るが、このような反射点バラツキが発生する要因として
は次のような点が考えられる。
るが、このような反射点バラツキが発生する要因として
は次のような点が考えられる。
■ 多面鏡の中心軸と各反射面の距離のバラツキ■、多
面策を回転させるモータのラジアル方向の軸ずれ ■ 多面鏡の中心とモータ軸中心との同軸度これらの内
、■■の項目について、単体の部品精度の向上により対
処したとしても、多面鏡とモータとの組付けにおいて雨
音の同軸度、即ち■の項目が悪ければ、反射点バラツキ
を生じ、ジターを発生するものとなる。
面策を回転させるモータのラジアル方向の軸ずれ ■ 多面鏡の中心とモータ軸中心との同軸度これらの内
、■■の項目について、単体の部品精度の向上により対
処したとしても、多面鏡とモータとの組付けにおいて雨
音の同軸度、即ち■の項目が悪ければ、反射点バラツキ
を生じ、ジターを発生するものとなる。
そこで、従来の多面鏡とモータ軸との嵌合方式を見ると
、第7図(a)に示すように、モータ9のモータ軸10
上に多面鏡11中心に形成した1「x金穴12を直接嵌
合させてなるもの、又は同図(b)に示すようにモータ
軸10上に圧入笠により固定してなる取付は部材13上
に嵌合穴12を嵌合させるようにしたものがある。何れ
にしても、嵌合穴12の直径(内径)dPの方が軸側の
直径(軸径)dMより大きく、d p> d Mなる寸
法関係に設定されており、dP−dMが両者間のクリア
ランスとなる。
、第7図(a)に示すように、モータ9のモータ軸10
上に多面鏡11中心に形成した1「x金穴12を直接嵌
合させてなるもの、又は同図(b)に示すようにモータ
軸10上に圧入笠により固定してなる取付は部材13上
に嵌合穴12を嵌合させるようにしたものがある。何れ
にしても、嵌合穴12の直径(内径)dPの方が軸側の
直径(軸径)dMより大きく、d p> d Mなる寸
法関係に設定されており、dP−dMが両者間のクリア
ランスとなる。
このような嵌合方式において、モータ軸10と多面鏡1
1との同軸度を出すためには、モータ軸10(又は取付
は部材13)と嵌合穴12との間のクリアランスをでき
るだけ小さくする必要がある。しかし、両者間のクリア
ランスを小さく(嵌合状態をきつく)すると、両者間の
組付は性が悪化する。かつ、多面鏡11の嵌合穴12の
内径部とモータ軸10とが噛り、モータ軸10に対して
多面鏡11が傾いて取付くこととなる。この結果、反射
面が面倒れして走査ピッチムラを生じ、画像品質が低下
するものとなる。
1との同軸度を出すためには、モータ軸10(又は取付
は部材13)と嵌合穴12との間のクリアランスをでき
るだけ小さくする必要がある。しかし、両者間のクリア
ランスを小さく(嵌合状態をきつく)すると、両者間の
組付は性が悪化する。かつ、多面鏡11の嵌合穴12の
内径部とモータ軸10とが噛り、モータ軸10に対して
多面鏡11が傾いて取付くこととなる。この結果、反射
面が面倒れして走査ピッチムラを生じ、画像品質が低下
するものとなる。
目的
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、モータ
軸と多面鏡の嵌合穴との嵌合状態の点から、組付は性が
よい状態で同軸度を向上させて、反射点バラツキを軽減
させ得る回転多面鏡偏向装置を得ることを目的とする。
軸と多面鏡の嵌合穴との嵌合状態の点から、組付は性が
よい状態で同軸度を向上させて、反射点バラツキを軽減
させ得る回転多面鏡偏向装置を得ることを目的とする。
構成
本発明は、上記目的を達成するため、複数の反射面を有
する多面鏡と、この多面鏡を回転させるモータとを備え
た回転多面鏡偏向装置において、互いに嵌合させる前記
モータのモータ軸径dMと、前記多面鏡の嵌合穴の内径
dPとの関係を同一温度条件下ではdに≧dPに設定し
、前記モータ軸と多面鏡の嵌合穴との嵌合時には少なく
とも何れか一方を熱変形させてdM<dPなる径状態と
して嵌合させたことを特徴とするものである。
する多面鏡と、この多面鏡を回転させるモータとを備え
た回転多面鏡偏向装置において、互いに嵌合させる前記
モータのモータ軸径dMと、前記多面鏡の嵌合穴の内径
dPとの関係を同一温度条件下ではdに≧dPに設定し
、前記モータ軸と多面鏡の嵌合穴との嵌合時には少なく
とも何れか一方を熱変形させてdM<dPなる径状態と
して嵌合させたことを特徴とするものである。
以下、本発明の第一の実施例を第1図及び第2図を参照
して説明する。まず、本実施例に用いられる多面鏡15
は前述したようなプレオブジェクティブ型走査光学系、
ポストオブジェクティブ型走査光学系の何れであっても
適用し得るものである。この多面鏡15は周面に複数の
反射面15aを備えたもので、その中心には嵌合穴15
bが形成されている。そして、このような多面鏡15を
回転駆動させるモータ16が設けられている。このモー
タ16はモータハウジング17の中心にベアリング18
を介してモータ軸19を回転自在に支持し、このモータ
軸19に固着したモータロータ部20を備え、かつ、モ
ータロータ部20の磁極2】に対向するコイル22を備
えてなる。そして、モータロータ部20上部は1)41
記多面鏡15の嵌合穴15bに対する嵌合部20aとさ
れている。
して説明する。まず、本実施例に用いられる多面鏡15
は前述したようなプレオブジェクティブ型走査光学系、
ポストオブジェクティブ型走査光学系の何れであっても
適用し得るものである。この多面鏡15は周面に複数の
反射面15aを備えたもので、その中心には嵌合穴15
bが形成されている。そして、このような多面鏡15を
回転駆動させるモータ16が設けられている。このモー
タ16はモータハウジング17の中心にベアリング18
を介してモータ軸19を回転自在に支持し、このモータ
軸19に固着したモータロータ部20を備え、かつ、モ
ータロータ部20の磁極2】に対向するコイル22を備
えてなる。そして、モータロータ部20上部は1)41
記多面鏡15の嵌合穴15bに対する嵌合部20aとさ
れている。
又、モータ軸19自身は前記嵌合穴1.5 b内をt′
Y通し、前記多面fi15を抜は止め部材23によって
モータロータ部20のモータ座面20b上に押付けられ
ている。
Y通し、前記多面fi15を抜は止め部材23によって
モータロータ部20のモータ座面20b上に押付けられ
ている。
しかして、本実施例の嵌合取付は方法について説明する
。まず、本実施例ではモータロータ部20の嵌合部20
aをモータ軸とみなし、その軸径をdMとする。一方、
多面鏡15の嵌合穴15bの内径はdPとする。そして
、組付は前においては、同一温度条件下でdに、dPの
関係が、dM≧dPなる関係を満足するように、モータ
軸部(嵌合部20a)及び多面鏡15の嵌合穴が加工さ
れる。即ち、嵌合穴15bの方が小径である。
。まず、本実施例ではモータロータ部20の嵌合部20
aをモータ軸とみなし、その軸径をdMとする。一方、
多面鏡15の嵌合穴15bの内径はdPとする。そして
、組付は前においては、同一温度条件下でdに、dPの
関係が、dM≧dPなる関係を満足するように、モータ
軸部(嵌合部20a)及び多面鏡15の嵌合穴が加工さ
れる。即ち、嵌合穴15bの方が小径である。
この結果、このままの状態では両者の嵌合が困難である
。そこで、本実施例では、嵌合組付けに際しては、例え
ばモータ軸部側、即ちモータロータ部2oの嵌合部20
aを、その収縮量がdM−dPより大きくなるように熱
変形、具体的には冷却処理した状態で嵌合を行なわせる
ものである。
。そこで、本実施例では、嵌合組付けに際しては、例え
ばモータ軸部側、即ちモータロータ部2oの嵌合部20
aを、その収縮量がdM−dPより大きくなるように熱
変形、具体的には冷却処理した状態で嵌合を行なわせる
ものである。
つまり、嵌合時には嵌合部20aの冷却処理により、d
M<dPなる関係となっており、多面鏡15とモータ軸
19(モータロータ部20)とは同軸度のよい嵌合状態
で組付けられることになる。
M<dPなる関係となっており、多面鏡15とモータ軸
19(モータロータ部20)とは同軸度のよい嵌合状態
で組付けられることになる。
又、嵌合時にdM<dPなる関係を満足させるためには
、モータ軸19側を冷却する熱変形に限らず、例えば多
面鏡15側を加熱することにより内径apを広げる熱変
形でもよく、又はモータ軸15側の冷却と多面鏡15の
加熱との組合せにより行なうようにしてもよい。
、モータ軸19側を冷却する熱変形に限らず、例えば多
面鏡15側を加熱することにより内径apを広げる熱変
形でもよく、又はモータ軸15側の冷却と多面鏡15の
加熱との組合せにより行なうようにしてもよい。
ここで、より実際的な具体例を挙げて説明する。
例えば、多面鏡15及びモータ軸部(モータロータ部2
0)ともその材質がAQ製であり、同一温度25°Cな
る条件下でdP=11.998mm、(1間=12..
000mmとして、dM≧dPなる関係を満足するよう
に形成したものを用意した。そして、嵌合時には、モー
タロータ部20側を5℃まで冷却する一方、多面鏡15
は45°Cまで加熱した。
0)ともその材質がAQ製であり、同一温度25°Cな
る条件下でdP=11.998mm、(1間=12..
000mmとして、dM≧dPなる関係を満足するよう
に形成したものを用意した。そして、嵌合時には、モー
タロータ部20側を5℃まで冷却する一方、多面鏡15
は45°Cまで加熱した。
この結果、軸径dMの変形量ΔdM、内径d りの変形
量ΔdPは、 ΔdM= 12,0OOX2X]、O−’X (5−2
5)= −=L 8X I O−’ ΔdP = 4.8XIO−’ となる。よって、変形後には、dP=12.0028m
m、dM=l l、9952mmとなり、dM〈cip
の関係を満たし、7.6μmなるクリアランスによる嵌
合取付けが可能となったものである。つまり、嵌合組付
は時点では両者間にクリアランスがあるので、多面鏡1
5はモータロータ部20のモータ座面20bに従って取
付くことになり、モータ軸19に対して傾いて取付けら
れるようなことはない。
量ΔdPは、 ΔdM= 12,0OOX2X]、O−’X (5−2
5)= −=L 8X I O−’ ΔdP = 4.8XIO−’ となる。よって、変形後には、dP=12.0028m
m、dM=l l、9952mmとなり、dM〈cip
の関係を満たし、7.6μmなるクリアランスによる嵌
合取付けが可能となったものである。つまり、嵌合組付
は時点では両者間にクリアランスがあるので、多面鏡1
5はモータロータ部20のモータ座面20bに従って取
付くことになり、モータ軸19に対して傾いて取付けら
れるようなことはない。
なお、本実施例においても、多面鏡15の形状として、
例えば第5図で説明したように、各反射面15aが走査
方向(回転方向)に曲率を持つシリンダ面としてなるも
のを用いるようにすれば、同軸度がよい本実施例におい
ては、反射点のバラツキの少ないものとなる。
例えば第5図で説明したように、各反射面15aが走査
方向(回転方向)に曲率を持つシリンダ面としてなるも
のを用いるようにすれば、同軸度がよい本実施例におい
ては、反射点のバラツキの少ないものとなる。
効果
本発明は、上述したようにモータ軸の軸径と多面鏡の嵌
合穴の内径とにつき、最初は同一温度条件下で前者の方
が径大状態としておき、嵌合時に熱変形させて前者が後
者よりも径小となるようにして嵌合させたので、多面鏡
はモータ軸に対して同軸度の良好なる状態で容易に嵌合
取付けさせることができ、この結果、多面鏡の反射点の
バラツキが減少して良好なる偏向動作を行なわせ得るも
のとなる。
合穴の内径とにつき、最初は同一温度条件下で前者の方
が径大状態としておき、嵌合時に熱変形させて前者が後
者よりも径小となるようにして嵌合させたので、多面鏡
はモータ軸に対して同軸度の良好なる状態で容易に嵌合
取付けさせることができ、この結果、多面鏡の反射点の
バラツキが減少して良好なる偏向動作を行なわせ得るも
のとなる。
第1図は本発明の第一の実施例を示す分解斜視図、第2
図は取付は後の構造を示す断面図、第3図はプレオブジ
ェクティブ型走査y台学系の動作原理を示す平面図、第
4図はポストオブジェクティブ型走査光学系の動作原理
を示す平面図、第5図はその変形例を示す平面図、第6
図はその一部を拡大して示す平面図、第7図は従来の嵌
合方式を示す断面図である。 15・・多面鏡、15a・・反射面、15b・・嵌合穴
、16・・・モータ、19・・モータ軸、20a・・・
嵌合部 、 出 願 人 株式会社 リ コ −′ ) 代理人 相 木 明、1.。 :づ・1 30図 シ」 3u図
図は取付は後の構造を示す断面図、第3図はプレオブジ
ェクティブ型走査y台学系の動作原理を示す平面図、第
4図はポストオブジェクティブ型走査光学系の動作原理
を示す平面図、第5図はその変形例を示す平面図、第6
図はその一部を拡大して示す平面図、第7図は従来の嵌
合方式を示す断面図である。 15・・多面鏡、15a・・反射面、15b・・嵌合穴
、16・・・モータ、19・・モータ軸、20a・・・
嵌合部 、 出 願 人 株式会社 リ コ −′ ) 代理人 相 木 明、1.。 :づ・1 30図 シ」 3u図
Claims (1)
- 複数の反射面を有する多面鏡と、この多面鏡を回転させ
るモータとを備えた回転多面鏡偏向装置において、互い
に嵌合させる前記モータのモータ軸径d_Mと、前記多
面鏡の嵌合穴の内径d_Pとの関係を同一温度条件下で
はd_M≧d_Pに設定し、前記モータ軸と多面鏡の嵌
合穴との嵌合時には少なくとも何れか一方を熱変形させ
てd_M<d_Pなる径状態として嵌合させたことを特
徴とする回転多面鏡偏向装置の取付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5438687A JPS63220207A (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 | 回転多面鏡偏向装置の取付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5438687A JPS63220207A (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 | 回転多面鏡偏向装置の取付け方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63220207A true JPS63220207A (ja) | 1988-09-13 |
Family
ID=12969245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5438687A Pending JPS63220207A (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 | 回転多面鏡偏向装置の取付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63220207A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0709744A2 (en) | 1994-10-31 | 1996-05-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Cylindrical body manufacturing method and apparatus, cylindrical body, developing sleeve, photosensitive drum, and developing apparatus |
-
1987
- 1987-03-10 JP JP5438687A patent/JPS63220207A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0709744A2 (en) | 1994-10-31 | 1996-05-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Cylindrical body manufacturing method and apparatus, cylindrical body, developing sleeve, photosensitive drum, and developing apparatus |
US5842962A (en) * | 1994-10-31 | 1998-12-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Cylindrical body for an image forming apparatus |
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