JPS63218748A - 耐ストレスクラツク性及び耐衝撃性が良好なる樹脂組成物 - Google Patents

耐ストレスクラツク性及び耐衝撃性が良好なる樹脂組成物

Info

Publication number
JPS63218748A
JPS63218748A JP5187787A JP5187787A JPS63218748A JP S63218748 A JPS63218748 A JP S63218748A JP 5187787 A JP5187787 A JP 5187787A JP 5187787 A JP5187787 A JP 5187787A JP S63218748 A JPS63218748 A JP S63218748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
weight
resin composition
parts
polyphenylene ether
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5187787A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Hosonuma
細沼 信行
Kunio Toyama
外山 邦雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP5187787A priority Critical patent/JPS63218748A/ja
Publication of JPS63218748A publication Critical patent/JPS63218748A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐衝撃性及び耐ストレスクラック性に優れた
熱可塑性樹脂組成物に関する。更に詳しくは、(a)ポ
リフェニレンエーテル樹脂20−40重゛訃部、(b)
スチレン系樹脂10−20重量部、及び(c)ポリオレ
フィン系重合体30−60重量部と、一般式A−B−f
’A−B)nで示される(ここにAはビニル芳香族ブロ
ック、Bは共役ジエン系炭化水素ブロック)特定の鎖状
共1合体70−70−1tO部からなる予備混練組成物
とを配合してなる樹脂組成物に関する。
〔従来の技術〕
ボ’J 7 エニレンエーテルは機械的性質、眠気的性
質、耐熱性が優れており、しかも吸水性が小さく、寸法
安定性が良い等の性質により、近年、非常に注目されて
いる樹脂である。しかし、ポリ7エ二レンエーテル樹脂
単独では一般に加工性及び衝撃強度が劣るため多くの工
朶的用途においては、ポリスチレン、あるいは、ゴム補
強ポリスチレンとのブレンド物として使用され°ている
一方、工業部品や電気部品等の形状がよりvi雑になっ
てきているのもまた、近年の傾向であり、樹脂の性質に
ついても、ますます高度のものが要求されるようになり
、特に耐衝撃性、耐油性において上に示したような樹脂
では、これらの用途に十分対応できなくなってきている
このような要求を満たすため、ポリオレフィン系重合体
を添加する技術がいくつか提示されている。例えば、特
公昭1IJ−7069号公報には、ポリフェニレンエー
テル樹脂とポリオレフィン系重合体とよりなる樹脂組成
物が提示されているが、目的とする改良効果が不十分で
ある。十分な効果を得るため、ポリオレフィン樹脂の没
を増加させると成形品に剥離が生じ好ましくない。特開
昭j3−7 / / j r 号公報ICLL 、(a
) yt?リフエニレンエーテル樹脂、(b)ポリスチ
レン樹脂、(C)ポリオレフィン系重合体と水素化ブロ
ック共重合体との予備配合混合物、及び、(d)水素化
ブロック共重合体からなる樹脂組成物が記載されている
。しかしながら、使用されるブロック共重合体は水素化
ブロック共重合体であり、特定のゴム状弾性体である。
又・目的の効果を発揮させるには、対照実験に明示され
ているように予備配合混合物単独の添加では十分でなく
、対応する水素化プロ・ツク共重合体の共存が不可欠で
あることが示されている。又、特開昭5tt−rrqt
o号公報には、(a)ポリフェニレンエーテル樹脂、(
b) A −B −A型ブロック共重合体、(c)ポリ
オレフィン系重合体よりなる樹脂組成物が明示されてい
る。上記発明は、本文記述及び実施例よりポリスチレン
系樹脂を含んでいない系である。
かつ、(b)成分と(C)成分の予備混練を行わず、か
つ(b)のブロック共重合体が特定のA−B−A型ブロ
ック共重合体である。又、改良効果も十分でない。
又、特開昭lt−103337号公報には、(a)ポリ
フェニレンエーテル樹11M、(b)ポリオレフィン、
Iff合体、及びジブロック又はラジアルテレブロック
共重合体よりなる樹脂組成物が、さらに、特開昭5q−
iooisq号公報には、(a)ポリフェニレンエーテ
ル樹脂、(b)ポリオレフィン系重合体、及び・共役ジ
エンのジブロック共重合体からなる樹脂組成物の記載が
みられる。両発明ともポリスチレン系樹脂を含まない系
である。又、予備混練を行わず、さらには、ブロック共
重合体が前記の特定のブロック共重合体である。一方、
その他さらに、ポリフェニレンエーテル樹脂及びポリス
チレン系樹脂に、ポリオレフィン系重合体をポリマーブ
レ/ドする技術としては、特開昭!3−/211319
号、特開昭36−!;/J56号、特開昭5r−ioJ
sst号、特開昭60−1111739号、特開昭40
−1207177号、特開昭to−iio7ar号、特
開昭6/−2230!≠号等の公報に開示の技術がある
前記公報に開示された技術のうち、耐衝撃性の改良にか
かわる技術を実行して得られる組成物は、ある程度の耐
衝撃性等の改良効果は認められるものの、用途によって
は十分満足できるものではない。上記の公知方法により
、十分満足できる高度の耐衝撃性等の改良効果を達成す
るためには、これらに記載されたポリオレフィン系重合
体及びブロック共重合体の配合量を増加する必要があり
、このような場合には成形品の剥離や成形品の外観、剛
性、耐熱性の低下が起こるなどの問題を生じてしまい、
実用上極めて好ましくない。
さらに、上記の公知方法のうち、幾つかの方法は、スト
レスクラック性も改良されることが、本発明を達成する
過程で判ったが、実用上の問題を十分解決できるほどで
はない。
〔発明が解決1.ようとする問題点〕 本発明は、ポリフェニレンエーテル樹脂のmhだ性能を
低下させることなく、耐衝撃性及び耐ストレスクラック
性良好のポリ7工エレンエーテル系樹脂組成物を得るた
めになされたものである。
本発明は、ポリオレフィン系重合体30〜60重11部
と一般式A  BAA  B)nで示される(ここにA
はビニル芳香族ブロックを、Bは共役ジエン系炭化水素
ブロックを示す)鎖状共重合体70−10重量部とから
なる予備混線組成物を用いることにより著しい改良効果
が得られることを見いだしたことに基づきなされたもの
である。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明は、(
a)ポリフェニレンエーテル樹脂、(b)ポリスチレン
系樹脂、(C)ポリオレフィン系重合体と特定の一般式
A−B(−A−B)nで表わされる鎖状共重合体とから
なる予備混線組成物よりなるポリ7工4レンエーテル系
樹脂組成物である。
本発明の特徴の一つは、ポリフェニレンエーテル樹脂の
優れた性能を低下させることなく、耐衝撃性及び耐スー
トレスクラック性を改良するために通常のエラストマー
に代えて、ポリオレフィン系重合体と特定のA−B(A
−B)n型ブロック共重合体との予備混練組成物を用い
るところにある。
本発明の樹脂組成物は、電子類Wk纜によってモルホロ
ジーを観察すると、特徴のある構造を形成(−でいる。
すなわち、予備混合なしに添加されたポリオレフィン系
重合体及びブロック共重合体は、大部分、各々単独で分
散しているのに対し、本発明の樹脂組成物は、ポリフェ
ニレンエーテル樹脂さポリスチレン樹脂よりなる均質な
樹脂マトリックス中に、体積平均粒子径o、i−o、s
μの微粒子として分散し、そのミクロ構造は、分散ポリ
オレフィン系重合体をブロック共重合体が被覆した二層
構造を有している。本発明の樹N組成物は、この二層構
造体を形成していることによって、ポリフェニレンエー
テル樹脂とポリスチレン樹脂のマトリックス相と分散ポ
リオレフィン系重合体との密着性が8m的に向上してい
ると推定される。その結果、両相の応力の伝達がスムー
ズに行われ、本発明の目的である大幅な衝撃強度の向上
、耐ストレスクラック性の向上環が達成されているもの
と推定される。このようなミクロ構造とこのミクロ構造
に基因すると推定される本発明の作用効果を発揮させる
には、ポリオレフィン系重合体とA−R(A−B)n型
ブロック共重合体を溶融予備混練することが必須である
と同時に、鎖状ブロック共重合体の選択が重要な因子で
ある。重量発明はこのような観点から、A  tlc−
A−B)n型ブロック共重合体であって、A成分の含有
量が3!−60重量%であり、かつ、重量平均分子量が
 j O,Q 00〜.3; Q O,000であるエ
ラストマーを使用すること、及び、ポリオレフィン系重
合体と鎖状ブロック共重合体との比率を30−乙O/7
0〜参〇(重量部)に設定することによって達成された
ものである。
上記によって得られた本発明の樹脂組成物は、従来の技
術によってなされた樹脂組成物に対し、成形品の剥離の
全くない、耐熱性、弾性率を損なうことのない、耐衝撃
性、耐ストレスクラック性が大幅に優れた樹脂liI成
物であり、工業的利用価値の大きな成形材料となってい
る。
本発明の樹脂組成物において用いられるポリフェニレン
エーテル樹脂ハ、式 (式中Q、Q’、Q”及びq“はそれぞれ水素、ハロゲ
ン、炭化水素基、ハロ炭化水素基、炭化水素オキシ基、
及びハロ炭化水素オキシ基からなる群から選択し、nは
単量体単位の合計数を表わし、少なくとも10以上の整
数である) のホモ重合体及び共重合体である。
特に好ましいのはボ’)C2,t−ジメチル−/、を−
フェニレン)エーテル及びλ、6−シメチルフエノール
と2.J、4− )リメチルフェノールの共重合体であ
る。
本発明で用いられるスチレン系樹脂とは、具体的には、
一般式 (式中Rは水素、炭素原子数/〜μのアルキル基又はハ
ロゲンであり、2はビニル基、水素又は炭素原子数/〜
ダのアルキル基からなる群より選択したl員であり、p
は/〜!である) を有するビニル芳香族単量体から誘導された重合体単位
を少なくとも50モル%有するものである。
本発明に好適なスチレン樹脂は、ポリスチレン、ポリク
ロロスチレン、ポリα−メチルスチレンのごとき単独重
合体、並びにゴム変性耐衝撃性スチレン樹脂、例えば、
天然又は合成ゴムで変性されたポリスチレンである。又
、スチレン含有共重合体、例えば、スチレン−アクリロ
ニトリル共重合体、スチレン−アクリロニトリル−α−
メチルスチレン共重合体、スチレン−アクリロニトリル
−ブタジェン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重
合体等が挙げられる。
スチレン系樹脂は、20重量部以下で用いられる・l0
重量部をこえると、最終組成物の耐熱性が低下して好ま
しくない。
次に、本発明で用いられるポリオレフィン系重合体とは
、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイソブチレン、
エチレンとプロピレンの共重合体のみならず、エチレン
と有機エステル、例えば、エチレンビニルアセテート、
エチレンエチルアクリレート、エチレンメチルアクリレ
ート等との共重合体であることができる。又、例えばこ
れらのものを無水マレイン酸、マレイン酸などで化学変
性してもよい。これらは市場で入手でき、あるいは既知
の方法で作ることができる。
又、本発明で用いられるA−B−(−A−B)n型ブロ
ック共重合体きは、下記の一般式で示されるゴム状弾性
体である。  A−BAA  B)nここに、Aはビニ
ル芳香族炭化水素、Bは共役ジエン系炭化水素であり、
nはl−2の整数である。かつ、A成分の含有量は、3
7−30重量%であり1ブロック共重合体のltl平均
分子量は、!rQOQO〜jOQ、000 、好ましく
は10CLOOO−110(AOOOである。上述の要
件を満たさない場合において、目的とする改良効果が乏
しい。
上述のビニル芳香族炭化水素としては、スチレン10−
メチルスチレン、p−メチルスチレン、p −tart
 −メチルスチレン、l、3−ジメチルスチレン、α−
メチルスチレン、ビニルナフタレン、ビニルアントラセ
ン等で、特に一般的なものとしてはスチレンが挙げられ
る。これらは1種のみならず一種以上の混合物として用
いてもよい。又、共役ジエン系炭化水素としては、炭素
数がダないしlの/対の共役二重結合を有するジオレフ
イ/であり、例えば、l、3−ブタジェン・2−メチル
/、3−ブタジェン(イソプレン)、2.3−ジメチル
八3−ブタジェン、l、3−ペンタジェン、/、!−ヘ
キサジエン等が挙げられるが、特に一般的なものトシて
は、/、3−ブタジェン、イソプレンが挙げられる。こ
れらは1種のみならず一種以上の混合物として用いても
よい。これらは、公知の方法で製造し得る。
ポリオレフィン系重合体とA−BAA−B )n型ブロ
ック共重合体の予備混練組成物の比率は、30〜to:
yo−μO(重量部)、好ましくは33−33:6j〜
3j(重量部)である。ポリオレフィン樹脂が60部を
こえると、最終樹脂組成物において、本発明においても
成形品が剥離気味となり好ましくない。一方、30部未
満では最終樹脂組成物において、目的となる改良効果が
乏しい。
この予備混線組成物は、(a)ポリフェニレンエーテル
樹脂、(b)スチレン系樹脂の合計700重量部に対し
て7重量部以上、20重量部未満で使用する。
20重量部以上になると、本来ポリフェニレンニーfル
系材料が持っている剛性、耐熱性良好等の性質が損なわ
れ好ましくない。
本発明における予備混練組成物の製造には、樹脂の混線
に一般に使用される押出機、ニーダ−等及び、ゴムの混
線加工に一般に使用されるロールミキサー、バンバリー
ミキサ−等の溶融混練法が使用される。
本発明の組成物に目的に応じて、従来公知の添加剤、例
えば、リン酸エステル類、メラミン系難燃剤、ハロゲン
系難燃剤、赤リン等の難燃剤、ポリブテン、低分子量ポ
リエチレン、ミネラルオイル、エポキシ化大豆油、ポリ
エチレングリコール、脂肪酸エステル類等の可塑剤、亜
リン酸エステル類、ヒンダードフェノール類\アルカノ
ールアミン類、酸アミド類、ジチオカルバミン酸金J!
!塩類、無機硫化物類、金属酸化物類等の安定剤、各種
紫外線吸収剤、着色剤、離型剤等を7種又は2種以上添
加することができる。
さらに、本発明の組成物には補強用充填剤、例えば−ガ
ラス繊維、ガラスフレーク、炭素繊維、各種金lA繊維
、各種金属フレーク、アスベスト、ウオラストナイト、
炭酸カルシウム、タルク、雲母、酸化亜鉛、チタン酸カ
リウム、酸化チタン、ガラスピーズなどを配合し、さら
に高い剛性、耐熱性を有する充填剤含有樹脂組成物を得
ることができる。
充填剤として、炭素繊維等の導電性充填剤を選べば、導
電性、電磁波シールド性等の機能を付与できることは、
本発明の組成物においても例外ではない。
本発明の最終樹脂組成物を得る方法としては、押出m、
エニーー、ロールミキサー、バンバリーミキサ−等で溶
融混合する方法を用いることができる。好ましくは押出
機によって製造される。
このようにして得た本発明の樹脂組成物は、従来公知の
任意の成形加工方法、例えば、押出成形、射出成形、中
空成形などによってシート、発泡体、フィルム、各種形
状の射出成形品、中空成形品、圧空成形品、真空成形品
等極めて多種多様にわたる実用上有用な製品に容易に成
形加工できる。
以下に本発明の実施例なもって説明するが、本発明は以
下の実施例により限定されるものではない。
本実施例中、部は重量部を示す。又、物性値は下記の方
法により測定した。
耐熱性:厚さ腫“の射出成形試験片を使用し、JIS−
に7.207に従って荷重/l〆V−で加熱変形温度(
以下H,D、T、と略記する)を測定した。
衝撃強さ:厚さイの射出成形試験片を使用し、ASTM
−D−631に従ってノツチ付アイゾツト衝撃強さを測
定した(測定温度23℃)。
mケ弾性ys : ASTM−Dyqo0ストレスクラ
ック性:圧縮成形機を用いて、樹脂組成物をコSO℃で
成形し、厚さ311m、輻/ J、7 mCI+ 、長
さ/2Q簡の試験片サンプルを作成する。この試験片を
10℃で2を時間、熱風乾燥機でアニーリングして残留
歪を取り除く。次いでこの試験片の一方端を星和理工製
クリープ破断測定機に保持し、他方端に/に4の荷重を
セットし1荷重セット側から201111の位置にシャ
フトグリースD(佐藤特殊製油製)o、コクを塗布した
のち、コ3°C,SO%湿度の恒温室に保持して破断ま
での時間を測定する。破断までの時間が長いほどストレ
スクラック性が良好である。
剥離性:厚さWの射出成形試験片を使用し、その破断面
を観察した。
○評価ランク ○;全く剥離しない Δ;若干剥離する ×;特にひどく剥離する 外 観:厚さイ′の射出成形試験片のゲート側の光沢を
カラコンピューターSMjCH(スガ試験機■製)で測
定した。光沢の程度は数値で示した。数値が大きいほど
光沢が優れていることを示す。
又、本実施例及び比較例で使用した原料は、第1表に示
したもののほかに以下のものである。
ポリフェニレンエーテル ; ηsp/c −0,!;
6  (クロロホルム013%溶液)のポリ(2,6−
シメチルフエニレンーハ≠−エーテル)。(以下 PpEと略記する) スタイロンQH1j  :旭化成工業■製ハイインパク
トポリスチレン スタイロンtrs”、旭化成工業■製ポリスチレンポリ
エチレンM−/703:旭化成工Wl銖製低密度ポリエ
チレン(MFRO,J、密度O0り/7 )ポリエチレ
ン量−乙r2o ;旭化成工業■製低密度ポリエチレン
(MFRλO1密度0.9/j )ポリエチレンF−r
27o  :旭化成工朶(!@製低密度ボリエチレン(
MFR7,0、密度0.922 )ポリエチレンLM−
214018:旭化成工業■製直鎖状低密度ポリエチレ
ン(MFROJ 、密度0092≠)JSRFP07P
 :日本合成ゴム■製エチレンーグロビレンターポリマ
−(EPDM ) (ムーニー粘度70.比重0.rt) り7プレンA;旭化成工業■製A−B−A−B型スチレ
ン−ブタジェンブロック共重合体 (スチレン含量参〇重量%) 製造例〔ブロック共重合体の製造〕 窒素雰囲気下においてシクロヘキサン溶媒中でn−ブチ
ルリチウムを触媒として、第1表に示した仕込モノマー
量に従ってA1部の七ツマ−を約70℃で重合し、モノ
マーが実質的に完全に重合した後、B1部の七ツマ−を
添加して重合した。添加したモノマーが実質的に完全に
重合した後、同様の方法で順次At 、82部を逐次的
に重合させて線状のブロック共重合体を得た。第1表に
おいて仕込モノマー量がOのステップは、そのステップ
の重合を省略したことを意味する。
得られた各ブロック共重合体には、安定剤として2.I
I−ジーtart−ブチル−p −1レゾール、トリス
ノニルフェニル7オスフアイト及びフェノチアジンをブ
ロック共重合体700重量部に対してそれぞれO35重
量部添加した。
なお、第1表中、Bdはブタジェン、Stはスチレンを
それぞれ示す。
実施例1 まず、ポリエチレンM /703の30部とタフプレン
Aの30部及び酸化防止剤としてフェノチアジンの一部
を、ナカタニ機械■製NAS型二軸ペント式押出機を用
いて、コ00″C1押出機回転数60フ、吐出mダに4
/hrで溶融混練して、予備混練組成物を作成する。次
いで、PPEtr部、スタイ四ンQHlIO3の32部
、上記の予備混練組成物lO弧安定剤としてマーク I
O30(アデカアーガス社製)0.12部をブレンダー
にて混合し、二軸押出機を使用し、最高シリンダ一温度
290℃の条件下で押出してペレットを得1.240″
Cにて射出成形機で試験片を作成し、試験に供した。
結果を第2表に示したが、本発明で規定するエラストマ
ーを配合した熱可塑性樹脂組成物は耐衝撃性、ストレス
クラック性に優れることが判る。
実施例−〜3 実施例1において、タフプレンAを第7表のブロック共
重合体l及び−に置き替えて、実施例/と全く同じ手順
で実施例−及び3を行った。結果は第2表に示した。本
発明の目的にかなった組成物が得られたことが判る。
実施例μ〜7 実施例/において、ポリエチレンM /70.3を、そ
れぞれポリエチレンM−4!20.ポリエチレンF−2
270,ポリエチレンLM−21101S、 JSRE
P07pに1き替えて、実施例1と全く同じ手順で実施
例tI〜7を行った。結果は第2表に示した。本発明の
目的にかなった組成物が得られたことが判る。
実施例! 実施例/において、ポリエチレンM /703とり7プ
レンAとの混練比を3ニーにしたほかは、実施例1と全
く同じ手順で試験に供した。結果は第2表に示した。本
発明の目的にかなった組成物が得られたことが判る。
実施例9 実施例/において、予備混練組成物を75部添加したほ
かは、実施例1と全く同じ手順で試験に供した。結果は
第2表に示した。本発明の目的にかなった組成物が得ら
れたことが判る。
比較例/ 実施例/において、予備混練組成物に置き替えて、ポリ
エチレンM /703とタフプレンAとな予備混練する
ことなしに、各々5部ずつ添加したほかは、実施例/と
全く同じ手順で試験に供した。
結果は第2表に示した。ストレスクラック性が十分良好
でなく、成形品に剥離がみられる。
比較例コ 実施例1において、タフプレンAを第1表のブロック共
重合体−に置き替えて、実施例1と全く同じ手順で試験
に供した。結果は第2表に示した。
ストレスクラック性が十分良好でなく、成形品に剥離が
みられる。
比較例3 実施例/において、タフプレンAを第1表のブロック共
重合体3に置き替えて、実施例1と全く同じ手順で試験
に供した。結果は第2表に示した。
ストレスクラック性が十分良好でない。
比較例グ 実施例1において、ポリエチレンM /703とタフプ
レンAとの混練比を7:3にしたほかは、実施例1と全
く同じ手順で試験に供した。結果は第2表に示した。ス
トレスクラック性が十分良好でなく、成形品に剥離がみ
られる。
比較例j 実施例1において、ポリエチレンM /703とタフプ
レンAとの混練比をl:IIにしたほかは、実施例1と
全く同じ手順で試験に供した。結果は第2表に示した。
ストレスクラック性が十分良好でないことが判る。
比較例6 実施例/において、予備配合混合物に置き替えて、ポリ
エチレンM /703を70部添加したほかは、実施例
1と全く同じ手順で試験に供した。結果は第−表に示し
た。耐衝撃性、ストレスクランク性が良好でないことが
判る。又、成形品には薄層剥離がみられる。
比較例7 実施例1において、予備配合混合物に置き替えて、タフ
プレンAを10部添加したほかは、実施例1と全く同じ
手順で試験に供した。結果は第−表に示した。外観が良
好でないことが判る。
(以下余白) 実施例io〜/、2 比較例r〜9 各成分を第2表に示した部数で配合し、実施例1と同じ
方法で試験に供した。結果を第3表に示した。
本発明で規定した配合比の熱可塑性樹脂組成物は、ポリ
フェニレンエーテル系材料の特徴である耐熱性を有しつ
つ、耐衝撃性、ストレスクラック性に優れることが判る
。一方、本発明から外れる配合比では、剛性の低下、耐
熱性の低下等が起こり、本来ポリフェニレンエーテル系
材料が有している優れた性質が失なわれてしまっている
ことが判る0 〔発明の効果〕 、本発明は、上記のように、ポリフェニレンエーテル系
樹脂が本来有している剛性、耐熱性等の優れた性能を低
下させることなく、耐衝撃性及びストレスクラック性を
改良することができ、ポリフェニレンエーテル系樹脂の
応用分野を飛躍的に拡大するものであり、工業上の意鶴
は大きい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕(a)ポリフェニレンエーテル樹脂20〜80重
    量部、(b)スチレン系樹脂80〜20重量部、及び(
    c)ポリオレフィン系重合体30〜60重量部と一般式
    A−B−(A−B)_nで示される(ここにAはビニル
    芳香族ブロック、Bは共役ジエン系炭化水素ブロック、
    nは1又は2の整数、A成分の含有量;35〜50重量
    %)鎖状共重合体70〜40重量部からなる予備混練組
    成物とよりなる樹脂組成物。 〔2〕ポリオレフィン系重合体がポリエチレン、ポリプ
    ロピレン、ポリイソブチレン、エチレンとプロピレンの
    共重合体、エチレンと有機エステルの共重合体、及び前
    記のいずれかの混合物のうちより選ばれた特許請求の範
    囲第1項に記載の樹脂組成物。 〔3〕前記のA−B−(A−B)_n型ブロック共重合
    体のA成分の含有量が35〜50重量%であり、重量平
    均分子量で50,000〜500,000の分子量を有
    するエラストマーである特許請求の範囲第1項記載の樹
    脂組成物。 〔4〕ポリフェニレンエーテル樹脂が、ポリ(2,6−
    ジメチル−1,4−フェニレン)エーテルである特許請
    求の範囲第1項記載の樹脂組成物。 〔5〕スチレン系樹脂がポリスチレンである特許請求の
    範囲第1項記載の樹脂組成物。 〔6〕スチレン系樹脂が、ゴム変性高耐衝撃性ポリスチ
    レンである特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。
JP5187787A 1987-03-09 1987-03-09 耐ストレスクラツク性及び耐衝撃性が良好なる樹脂組成物 Pending JPS63218748A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5187787A JPS63218748A (ja) 1987-03-09 1987-03-09 耐ストレスクラツク性及び耐衝撃性が良好なる樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5187787A JPS63218748A (ja) 1987-03-09 1987-03-09 耐ストレスクラツク性及び耐衝撃性が良好なる樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63218748A true JPS63218748A (ja) 1988-09-12

Family

ID=12899109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5187787A Pending JPS63218748A (ja) 1987-03-09 1987-03-09 耐ストレスクラツク性及び耐衝撃性が良好なる樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63218748A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5159027A (en) * 1989-01-27 1992-10-27 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Stabilized polyphenylene ether resin and process for the preparation of the same
US5296540A (en) * 1989-10-06 1994-03-22 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Shaped resin article comprising polyphenylene ether

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5159027A (en) * 1989-01-27 1992-10-27 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Stabilized polyphenylene ether resin and process for the preparation of the same
USRE35695E (en) * 1989-01-27 1997-12-16 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Stabilized polyphenylene ether resin and process for the preparation of the same
US5296540A (en) * 1989-10-06 1994-03-22 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Shaped resin article comprising polyphenylene ether

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4732928A (en) Highly elastic thermoplastic elastomer composition
US4764559A (en) Polyphenylene ether-polypropylene resin composition
JP4776074B2 (ja) 水素添加ブロック共重合体
EP1151041B1 (en) Semi-transparent blends of polyphenylene ether, styrenic resins, and elastomeric block copolymers
JP4901065B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
EP0373834B1 (en) Hydrogenated diene copolymer-containing resin composition and process for producing the same
JPH07316416A (ja) ポリフェニレンエーテル系樹脂組成物
JP3860304B2 (ja) 樹脂組成物の製造方法
US6376606B1 (en) Semi-transparent blends of polyphenylene ether and styrenic copolymers
CA1267741A (en) Polyphenylene ether resin compositions containing olefin polymer or copolymer
CA2011754A1 (en) Resin composition
JP3185193B2 (ja) 樹脂組成物
JPH0374272B2 (ja)
JPS63218748A (ja) 耐ストレスクラツク性及び耐衝撃性が良好なる樹脂組成物
JPH0616924A (ja) ウエルド特性の改良された樹脂組成物
JP4841074B2 (ja) 樹脂組成物、及び樹脂改質用ブロック共重合体
JPH07304908A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPH03185058A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP3853919B2 (ja) 樹脂組成物
JPS63245453A (ja) 耐ストレスクラツク性及び耐衝撃性良好なる樹脂組成物
JPH0578582B2 (ja)
JPH05230322A (ja) 水添ブロック共重合体組成物
JPH0253849A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
JPS6154337B2 (ja)
JPH0292957A (ja) 耐ストレスクラック性及び耐衝撃性の改良された熱可塑性樹脂組成物