JPS63218100A

JPS63218100A - 給油所の地下タンク用液中ポンプ

Info

Publication number: JPS63218100A
Application number: JP4208887A
Authority: JP
Inventors: 松村　博
Original assignee: Tokyo Tatsuno Co Ltd
Current assignee: Tokyo Tatsuno Co Ltd
Priority date: 1987-02-24
Filing date: 1987-02-24
Publication date: 1988-09-12
Anticipated expiration: 2010-08-16
Also published as: JPH0776040B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、自動車等へガソリンを給油する給油所に設置
する地下タンク用の液中ポンプに関する。

〔従来の技術〕

かかる給油所には、従来周知のごと（、給油所敷地の地
下に地下タンクを埋設し、ここにガソリンを貯蔵してお
き、地上に地上固定式あるいは懸垂式の給油装置を設置
し、前記地下タンクと給油装置とを゛給油配管で連通し
地下タンク内のガ２ノリンをポンプで給油装置に送り込
むようにしている。

ところで、このガソリン汲上げ用のポンプの設置場所と
して、地下タンクの容量が例えばＩＯＫ　Ｌと比較的小
さなものの場合は、地上固定式の給油装置では地上のア
イランド上に立設した給油機ケース内に、また懸垂式の
給油装置では地上にポンプ室などを設けてこの内部にポ
ンプを設置し、このポンプで地下のタンクから地上の給
油装置にガソリンを汲上げている。

しかし、地下タンクの容量が例えば３０Ｋ　Ｌのように
大きなものになり揚程が大きくなったり、あるいは小容
量のタンクでも地中深くに埋設して揚程が大きくなると
、ポンプを地上に設置したのでは充分な汲上げ能力が得
られず、このため地下タンク内に液中ポンプ（サブマー
ジプルポンプ）を設置してこのポンプで地下からガソリ
ンを地上へ圧送するようにする。

この液中ポンプは、これが設置される地下タンク内の液
体であるガソリンによってポンプモータを冷却する構造
のものであるため、従来、タンク内へのガソリン補給を
目的として設けたタンク内ガソリンの残量を示す液位液
量測定手段によりりンク内のガソリン残量を知り、これ
によりガソリンが空に近くなると人間の判断でポンプの
駆動を停止してモータの焼付きを防ぐようにしていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしかかる手段では、液位液量測定手段の表示を見過
したり、あるいは見誤るなどして、タンク内が空になっ
ているのを看過し、ポンプの駆動を続行することがあり
、その結果、ポンプモータが加熱してこれがタンク内の
ガソリンペーパーに引火し火災発生の危険がある。

また、例えば給油途中にタンクが空になると途中から空
気を汲上げることとなるため、空気が給油量として測定
され、客に対し損害を与えることとなり営業上好ましく
ない。

本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、地下タン
ク内のガソリンがなくなると自動的に液中ポンプの駆動
を停止して、ポンプモーターの加熱を防止し給油所にお
ける火災発生などの危険を未然に防ぐとともに、給油量
に対しいわゆるガソリンの空売りを防止できる給油所の
地下タンク用液中ポンプを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は前記目的を達成するため、地下タンクに液位測
定手段を設け、該液位測定手段がらの液位信号により液
中ポンプを制御することを要旨とするものである。

〔作用〕

本発明によれば、地下タンクに設けた液位測定手段から
の液位信号が液中ポンプのポンプモータ回路に出力され
、この出力にもとづいてポンプモータが制御され、例え
ばタンク内のガソリン液位が一定以下になるとポンプモ
ータが自動的に停止する。

〔実施例〕

以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明の給油所の地下タンク用液中ポンプΦ実
施例を示す駆動回路図、第２図は本発明の液中ポンプを
設置した給油所の説明図で、まず給油所の構成から説明
すると、図中１．１°・・・は地上固定式の給油装置を
示し、これは給油所の敷地上に設置したアイランド２上
に給油機ケースｌａ＋ｌ　ａ　ｆ・・・を立設したもの
で、該給油機ケースｌａ。

１ａｆ・・・には先端に給油ノズル３，３１・・・を有
する給油ホース４，４″・・・が吊下され、給油ノズル
３．３ｇ・・・のノズル掛け５，５′・・・には該給油
ノズル３．３′・・・の掛は外しに連動してオン、オフ
するノズルスイッチ６．６１・・・が設けである。

図中７は給油所敷地の地下に埋設したガソリン貯蔵用の
地下タンクを示し、該地下タンク７内に液中ポンプ１１
を設置し、この液中ポンプ１１の上部に連結した圧送管
８を給油装置に連結する給油管９と地表近くに設けたボ
ックスｌｏ内で連結した。

さらに、この地下タンク７内に液位測定手段１２の測定
部１２−１としてタンク内ガソリンの残量管理用として
ガソリンの液位を検出する静電容量式の液位測定部を納
め、他方、給油所内の事務所１３に液位測定手段１２の
演算表示部１２−２　、入出力装置（ＰＯ５）１４と、
地下タンク７が一定以下になるとこれを報知する報知器
１５、各給油装置１．１”・・・の元電源をオン、オフ
するメインスイッチ１６を設ける。

このようにして第１図の液中ポンプ１１のモータ駆動回
路図に示すように、各給油装置１．１１・・・のメイン
スイッチ１６とノズルスイッチ６．６１・・・と液中ポ
ンプ１１のポンプモータ１７のオンオフスイッチ１８と
を直列接続し、液位測定手段１２の液位が一定以下にポ
ンプモータ１７のオンオフスイッチ１８と報知器１５と
に導入した。なお、このスイッチ１８は常時は閉じてい
るＢ接点スイッチである。

次に動作について説明すると、まず給油所の開店時にメ
インスイッチ１６をオンにして各給油装置１．１’・・
・の元電源を入れる。そして給油装置ｌで給油を行うに
は、ノズル掛け５から給油ノズル３を外せばこれに連動
してノズルスイッチ６がオンし、スイッチ１８は常時閉
じているので、ポンプモータ１７に通電する。その結果
、液中ポンプ１１が駆動し、地下タンク７内のガソリン
がこの液中ポンプ１１により圧送管８内に圧送され、さ
らに給油管９．給油ホース４を通って給油ノズル３がら
吐出される。

この間、地下タンク７内のガソリンの液位及び液量は液
位測定手段１２で計測され、タンク内残量の管理がなさ
れているが、いま、地下タンク内のガソリンの液位が一
定以下になると液位測定手段１２からの信号が液中ポン
プ１１のモータ駆動回路に出力し、スイッチ１８が開い
てポンプモータ１７への通電を断つ。

その結果、例えば給油中に地下タンク７内のガソリンの
液位が一定以下になると、ポンプモータ１７の回転が止
まり、液中ポンプ１１の駆動が停止しする。同時に、液
位測定手段１２からの信号は報知器１５にも出力され、
これが作動して地下タンク７内のガソリンが空になった
ことを知らせる。

よって、給油作業者は、地下タンク７内のガソリンが空
になったこと、そしてこのために液中ポンプ１１の駆動
が停止したことを知り、給油作業を停止する。

なお、前記した実施例では液中ポンプ１１の圧送管８と
液位測定手段１２の測定部１２−１の出力端子とは、そ
れぞれ別個に設けたボックス１０．１９内に顕出させた
が、他の例として第３図に示すように、液中ポンプ１１
と液位測定手段１２ａとしての液面計とを隣接して設け
、圧送管８と出力端子とを１つのボックス２０内にまと
めて収めボックスを共用することもできる。

また、第３実施例として第４図に示すように、タンク内
残量管理用の液面計２１とは別個に、液中ポンプ１１の
ための液位測定手段１２ｂとしてフロートスイッチを液
中ポンプ１１の下部に取付け、地下タンク内の液位が一
定以下になると該フロートスイッチからの出力信号にも
とづいて液中ポンプ１１のポンプモータ１７の回転を停
止することも可能である。

さらに第５図に示すように第４実施例として、地下タン
ク７ａ、７ｂ、７ｃを複数個設置した場合は、中央の地
下タンク７ｂにのみ前記第２実施例で示したように液位
測定手段１２ａと液中ポンプ１１と抱き合わせるように
して隣接して設け、中央の地下タンク７ｂと左右の地下
タンク７ａ、７ｃとをサイフオン管２２ａ　、　２２ｂ
でそれぞれ連結することも考えられる。この場合は、液
中ポンプ１１を設けた中央の地下タンク７ｂからのみガ
ソリンが送り出されることとなるが、中央の地下タンク
７ｂとその左右の地下タンク７ａ、７ｃとはサイフオン
管２２ａ　、２２　ｂで連結しであるので、中央の地下
タンク７ｂの液位変動に応じてその左右の地下タンク？
ａ、７ｃからサイフオン管２２ａ　、２２　ｂを介して
サイフオン作用によりガソリンが供給される。

その結果、３つの地下タンク７ａ、７ｂ、７ｃの液位は
常に同じレベルに保たれ、中央の地下タンク７ｂの液位
のみを計測することにより他の地下タンク７ａ、７ｃの
液位も知ることができる。なお、図中２３は、サイフオ
ン管２２ａ　、２２　ｂの設置時などに管内の空気を抜
くための開口を覆うカップリングを示す。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明の給油所の地下タンク用液中ポ
ンプは、地下タンク内にガソリンがなくなるとこれを検
知して自動的に液中ポンプの駆動を停止するので、ポン
プモータが加熱してこれがタンク内のガソリンペーパー
に引火して火災を発生させるなどの危険を未然に防止で
き、給油所の安全を向上できる。

また、給油中に地下タンクが空になって、空気を給油量
として計測するいわゆる空売りを防止できるので、営業
上給油量に損害を与えることを防げるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の給油所の地下タンク用液中ポンプの実
施例を示す駆動回路図、第２図は本発明の液中ポンプを
設置した給油所の説明図、第３図〜第５図は液中ポンプ
の他の設置例を示す正面図である。１．１°・・・給油装置ｌａ、ｌａ”・・・給油機ケース２・・・アイランド　　　３．３１・・・給油ノズル４
、、４　’・・・給油ホース５．５°・・・ノズル掛け６．６′・・・ノズルスイッチ７．７ａ、７ｂ、１ｃ・・−地下タンク８・・・圧送管
　　　　　９・・・給油管１０・・・ボックス　　　　
１１・・・液中ポンプ１２．１２　ａ　、１２　ｂ　・
−液位測定手段１２−１・・・測定部　　　　１２−２
・・・演算表示部１３・・・事務所　　　　　１４・・
・入出力装置１５・・・報知器１６・・・メインスイッ
チ１７・・・ポンプモータ　　１８・・・スイッチ１９
・・・ボックス　　　　２０・・・ボックス２１・・・
液面計　　　　　２２ａ　、２２　ｂ・・・サイフオン
管２３・・・カップリング出願人　　　株式会社東京タツノ第１図第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

地下タンクに液位測定手段を設け、該液位測定手段から
の液位信号により液中ポンプを制御することを特徴とし
た給油所の地下タンク用液中ポンプ。