JPS6321736Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6321736Y2 JPS6321736Y2 JP14952683U JP14952683U JPS6321736Y2 JP S6321736 Y2 JPS6321736 Y2 JP S6321736Y2 JP 14952683 U JP14952683 U JP 14952683U JP 14952683 U JP14952683 U JP 14952683U JP S6321736 Y2 JPS6321736 Y2 JP S6321736Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leak
- fuel
- intake port
- passage
- injection nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 13
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 13
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 3
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はデイーゼルエンジンの燃料噴射ノズル
からの戻り(リークオフ)燃料の回路装置に関す
るものである。
からの戻り(リークオフ)燃料の回路装置に関す
るものである。
ポツシユタイプの噴射ポンプ、噴射ノズルを使
用する場合、その燃料回路は第1図のように、噴
射ノズルaの高圧部より洩れて戻る燃料を燃料タ
ンクbにもどすパイプcを備えている。通常この
リークオフ燃料はエンジン燃料消費量の0.3%程
度の微小量である。多シリンダエンジンの場合各
シリンダの噴射ノズルに対しリークオフパイプが
必要なため燃料流量は少いがエンジン全体として
の配管費用としては、かなりの経費になつてい
た。
用する場合、その燃料回路は第1図のように、噴
射ノズルaの高圧部より洩れて戻る燃料を燃料タ
ンクbにもどすパイプcを備えている。通常この
リークオフ燃料はエンジン燃料消費量の0.3%程
度の微小量である。多シリンダエンジンの場合各
シリンダの噴射ノズルに対しリークオフパイプが
必要なため燃料流量は少いがエンジン全体として
の配管費用としては、かなりの経費になつてい
た。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは、リークオフ燃料を
燃料タンクに戻さず吸気ポートに供給して燃焼さ
せることにより配管の簡素化を図ることにある。
て、その目的とするところは、リークオフ燃料を
燃料タンクに戻さず吸気ポートに供給して燃焼さ
せることにより配管の簡素化を図ることにある。
以下、本考案を第2図以下を参照して説明す
る。
る。
図面中1はシリンダヘツドであり、2はロツカ
ハウジングである。ロツカハウジング2の中央部
にはノズルホルダ部3が設けてあり、ノズルホル
ダ部3はロツカハウジング2の外壁部4に脚部5
を介して保持されている。シリンダヘツド1には
ノズル保持孔6と吸気ポート7と排気ポート8と
が設けてある。前記ノズルホルダ部3からノズル
保持孔6にかけて噴射ノズル9が設けてある。
ハウジングである。ロツカハウジング2の中央部
にはノズルホルダ部3が設けてあり、ノズルホル
ダ部3はロツカハウジング2の外壁部4に脚部5
を介して保持されている。シリンダヘツド1には
ノズル保持孔6と吸気ポート7と排気ポート8と
が設けてある。前記ノズルホルダ部3からノズル
保持孔6にかけて噴射ノズル9が設けてある。
ロツカハウジング2には外壁部4から脚部5を
経てノズルホルダ部3の孔10にかけて挿入孔1
1が形成してあり、この挿入孔11にコネクタチ
ユーブ12が挿入してあり、コネクタチユーブ1
2は噴射ノズル9に接続してある。
経てノズルホルダ部3の孔10にかけて挿入孔1
1が形成してあり、この挿入孔11にコネクタチ
ユーブ12が挿入してあり、コネクタチユーブ1
2は噴射ノズル9に接続してある。
図面中13は吸気バルブ、14は排気バルブ、
23は燃料供給管である。
23は燃料供給管である。
ロツカハウジング2の脚部5には噴射ノズル9
のリークオフ出口15に通じる通孔16が形成し
てあり、またロツカハウジング2の脚5には通孔
16に通じる縦孔17が形成してあり、シリンダ
ヘツド1の吸気ポート7の中間仕切壁部18には
吸気ポート7に通じる横孔19が形成してあり、
またシリンダヘツド1には縦孔17を横孔19に
通じる縦孔20が形成してあつて、通孔16、縦
孔17,20、横孔19でリークオフ通路21を
構成している。
のリークオフ出口15に通じる通孔16が形成し
てあり、またロツカハウジング2の脚5には通孔
16に通じる縦孔17が形成してあり、シリンダ
ヘツド1の吸気ポート7の中間仕切壁部18には
吸気ポート7に通じる横孔19が形成してあり、
またシリンダヘツド1には縦孔17を横孔19に
通じる縦孔20が形成してあつて、通孔16、縦
孔17,20、横孔19でリークオフ通路21を
構成している。
しかして、噴射ノズル9より出たリークオフ燃
料はリークオフ通路21を介して吸気ポート7に
滴下される。
料はリークオフ通路21を介して吸気ポート7に
滴下される。
このリークオフ通路21は各シリンダ毎に独立
に設けることにより各シリンダへの燃料の供給量
にバラツキが出るのを防止する。また吸気ポート
7へのリークオフ通路21の開口部22はできる
限り空気流速の大きくなる部分を選ぶことにより
滴下する燃料をミスト化してシリンダ内に入つた
時に燃焼し易くすることが重要である。
に設けることにより各シリンダへの燃料の供給量
にバラツキが出るのを防止する。また吸気ポート
7へのリークオフ通路21の開口部22はできる
限り空気流速の大きくなる部分を選ぶことにより
滴下する燃料をミスト化してシリンダ内に入つた
時に燃焼し易くすることが重要である。
このように微量のミスト化された燃料を吸気ポ
ート7に供給することは吸気バルブ13のシート
面に適度な潤滑皮膜を形成することとなり従来高
過給デイーゼルエンジンで問題となつている吸気
バルブ13のシート部分の摩耗に対してもその改
善効果が期待される。
ート7に供給することは吸気バルブ13のシート
面に適度な潤滑皮膜を形成することとなり従来高
過給デイーゼルエンジンで問題となつている吸気
バルブ13のシート部分の摩耗に対してもその改
善効果が期待される。
第5図に示すものは本考案の他の実施例であ
り、これは噴射ノズル9がシリンダヘツド1に設
けてある場合であつてリークオフ通路21はシリ
ンダヘツド1内に形成してある。
り、これは噴射ノズル9がシリンダヘツド1に設
けてある場合であつてリークオフ通路21はシリ
ンダヘツド1内に形成してある。
本考案は以上詳述したように、噴射ノズル9の
リークオフ出口15を吸気ポート7にリークオフ
通路21を介して連通し、このリークオフ通路2
1の吸気ポート7への開口部22を吸気ポート7
の空気流速が極大になる部分に設けたから、リー
クオフ燃料を燃料タンクに戻さず吸気ポート7に
供給して燃焼させることにより配管の簡素化を図
ることができる。
リークオフ出口15を吸気ポート7にリークオフ
通路21を介して連通し、このリークオフ通路2
1の吸気ポート7への開口部22を吸気ポート7
の空気流速が極大になる部分に設けたから、リー
クオフ燃料を燃料タンクに戻さず吸気ポート7に
供給して燃焼させることにより配管の簡素化を図
ることができる。
また、吸気ポート7内で空気流速が極大となる
部分にリークオフ通路21が開口させてあるため
滴下したリークオフ燃料はミスト化され吸気バル
ブ13のシート面に適度な潤滑皮膜を形成するこ
ととなり従来高過給デイーゼルエンジンで問題と
なつている吸気バルブシート部の摩耗に対してそ
の改善が可能になる。
部分にリークオフ通路21が開口させてあるため
滴下したリークオフ燃料はミスト化され吸気バル
ブ13のシート面に適度な潤滑皮膜を形成するこ
ととなり従来高過給デイーゼルエンジンで問題と
なつている吸気バルブシート部の摩耗に対してそ
の改善が可能になる。
第1図はデイーゼルエンジンの燃料系の説明
図、第2図は本考案一実施例の燃料リークオフ回
路装置を備えたエンジンの一部省略した縦断面
図、第3図は第2図A−A線に沿う断面図、第4
図は第2図B−B線に沿う断面図、第5図は本考
案一実施例の構成説明図である。 7は吸気ポート、9は噴射ノズル、21はリー
クオフ通路、22は開口部。
図、第2図は本考案一実施例の燃料リークオフ回
路装置を備えたエンジンの一部省略した縦断面
図、第3図は第2図A−A線に沿う断面図、第4
図は第2図B−B線に沿う断面図、第5図は本考
案一実施例の構成説明図である。 7は吸気ポート、9は噴射ノズル、21はリー
クオフ通路、22は開口部。
Claims (1)
- 噴射ノズル9のリークオフ出口15を吸気ポー
ト7にリークオフ通路21を介して連通し、この
リークオフ通路21の吸気ポート7への開口部2
2を吸気ポート7の空気流速が極大になる部分に
設けたことを特徴とするデイーゼルエンジンの燃
料リークオフ回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14952683U JPS6057770U (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | デイ−ゼルエンジンの燃料リ−クオフ回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14952683U JPS6057770U (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | デイ−ゼルエンジンの燃料リ−クオフ回路装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6057770U JPS6057770U (ja) | 1985-04-22 |
JPS6321736Y2 true JPS6321736Y2 (ja) | 1988-06-15 |
Family
ID=30331899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14952683U Granted JPS6057770U (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | デイ−ゼルエンジンの燃料リ−クオフ回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6057770U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2652809B2 (ja) * | 1989-10-12 | 1997-09-10 | 日野自動車工業株式会社 | 4弁ポート式シリンダヘッドにおける吸気ポート構成方法 |
-
1983
- 1983-09-29 JP JP14952683U patent/JPS6057770U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6057770U (ja) | 1985-04-22 |
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