JPS63217201A - 帯状の材料の小さな厚さ変動を測定するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は帯状の材料、特に写真の原紙の小さな厚さ変動
を測定する装置に関する。

帯状の材料の製造若しくは加工において、例えば帯状の
物品の圧延に際し、圧延装置間若しくは圧延装置とリー
ルとの間の張力が帯状の材料の引張り力を一様にするた
めに測定されねばならない。

圧延の際の帯状の圧延物品の張力を測定するための装置
において、２つの圧延装置若しくは圧延装置とリールと
の間に配置され圧延ベルトに圧力下で接触する張力測定
装置を用いてベルトの幅にわたってベルト張力の一様な
分配を監視し、圧延ベルトのそれぞれ両側に配置された
張力測定装置が一緒に差異測定兼指示装置を制御するよ
うになっていることは公知である　（ＤＥ−ＰＳ６７８
０２１号公報）。

さらに、並べて配置され弾性的に支承された複数のロー
ラ及びローラ間に配置された支持ローラを介して帯状の
材料を走行させ、帯状の材料の厚さの変動に際して弾性
的に支承されたローラに生じた位置変動を検出して、電
気的な制御信号を形成することも公知である。

ＤＤ−ＰＳ２８１９４号公報により、共通の軸に複数の
ローラを浮遊するように支承して配置し、ローラが帯状
の材料に接触していて、材料の通過を少なくとも３つの
箇所で検出し、電気的な張力信号を形成して、この張力
信号が圧延ローラの位置を変えるために使用されること
も公知である。

公知のすべての装置は、極めて高価であるばかりでなく
、製造器具、例えば圧延台を制御して帯状の物品の厚さ
を均一に調節するためにしか適していない。

さらに、直方体の測定ヘッドを備えた装置を用いて帯状
の材料の厚さを測定することは公知であり　（ＤＥ−Ｏ
３３２３１９６５号公報）、この場合測定ヘッドの孔内
に上下動可能にばね弾性的に支承され電気的な信号を発
生する測定フイーラが配置されており、測定ヘッド及び
測定フイーラが測定しようとする表面に接触している。

このような装置では被覆された帯状ペーパをロールに巻
く場合に隆起部として帯状ペーパに生じる厚さの差異を
測定しようとするものである。帯状ペーパは例えばポリ
エチレンで被覆された写真の原紙である。

実際にこの装置は極めて不正確に作動し・特に厚さ変動
の小さい場合には測定結果が信頼できない。

発明が解決しようとする問題点 従って、本発明の課題は、冒頭に述べた形式の測定装置
を改善して、帯状材料、特に写真の被覆された原紙の厚
さを厚さ変動が小さくかつロールの巻取り堅さが変化す
る場合にも測定できるようにすることである。

問題点を解決するための手段 前記課題を解決するために本発明の構成では、ばね負荷
され軸線方向に運動可能な測定フイーラが半径方向及び
軸線方向に運動可能なブロックの中央の孔内に支承され
ており、測定フイーラの測定尖端が検査しようとする表
面と接触しており、この場合ブロックがケーシング内に
配置され、測定しようとする表面を滑動するようになっ
ており、外側の縦縁部がリブを備えていて測定フイーラ
と一緒にロールの周面を滑動するようになっている。

発明の利点 本発明に基づく装置によって、帯状の材料の厚さが特別
な方法で装置を軸線方向に帯状の材料自体の上ではなく
、すでにロールに巻かれた材料の上で移動させることに
よって測定される。厚さの変動はペーパロールの周方向
に延びる隆起部の形成によって顕著になる。

本発明に基づく装置は手動で若しくは台車に配置して機
械的にロールの表面上を軸線方向に移動さ仕られ、この
場合測定フイーラの尖端及び測定フイーラを収容するブ
ロックのロール表面に向いた面がロールの表面を走査す
る。

ブロックをブロック内に配置された測定フイーラと一緒
に収容するケーシングは側縁部に配置されたリプで以て
ロールの周面に載っていて、ブロック及び測定フイーラ
の運動に影響を及ぼさない。ケーシングはもっばら、ブ
ロック及１−抽１つうノー９八ｈｌｚ　５スナ白プ開廂
詔ａ＋七４ト→ｉかつ装置の変動する操作力をペーパロ
ールに負荷しないように作用している。従って、ロール
に対する装置の重量及びロールの周面にわたる運動に無
関係に測定フイーラ及び測定フイーラを収容するブロッ
クがロールの表面を走査できる。

測定フイーラをブロック内に配置したことによて、測定
フイーラが公知の装置におけるようにロールの柔らかい
箇所でブロックの下縁部を越えて押し込まれることはな
い。これによつてロールの柔らかい箇所によでそこなわ
れることのないダイヤグラムが得られる。

写真の原紙のでこぼこは、これまではエマルジョン化の
前に規定できなかつた。従って、エマルジョンされた原
紙の不良品の割合が高くなっていた。

走査過程は、ブロックが測定フイーラと一緒に隆起部に
達すると、ブロックの前縁部が隆起部の傾斜面に沿って
上り、この場合測定フイーラは半径方向にブロックから
ブロックの前端部が隆起部の頂点に達するまで次第に走
出しかつ、引き続く運動に際し戻され、ブロックが隆起
部の頂点を越えて隆起部の反対側に傾倒した後には、測
定フイーラが再び走出し、相応の運動経過が反対側で繰
り返される。測定フイーラは有利にはブロックの縦中心
線上に配置されている。ケーシング内での測定フイーラ
の軸線方向の運動が電気的な信号を生ぜしめ、この信号
が適当な形式で処理されかつ表示される。

被覆材料、例えば写真の帯状の原紙のポリエチレンの厚
さの変動は、スリットノズルのリップ、ひいてはノズル
幅が所定の箇所で変化し、そこでポリエチレンが別の箇
所よりも多く流出することに起因している。このような
厚さの変動は巻取りに際し原紙にへこみとして残される
ような原紙の過度な伸張を生せしめかつ、光学的な乳剤
の付着に際し不都合である。これはカラーエマルジョン
にも当てはまる。それというのは厚い箇所において別の
箇所よりもエマルジョンがわずかに行なわれ、現像され
た写真に色むらができるからである。

測定ブロックの長さは正確な測定にとって測定フイーラ
を走査しようとする周面にできるだけ垂直に載設するた
めに重要である。極めて長い測定ブロックが論理的には
もっとも有利である。しかしながら測定ブロックは見込
まれる隆起部のベース幅のほぼ２倍に相応する長さを有
していると中し分のない結果が得られる。この幅は経験
から得られる。有利には、測定フイーラを収容する測定
ブロックの長さは形成されるであろう隆起部のベース幅
の複数倍である。

測定フイーラを軸線方向運動可能に保持するブロックは
適当な材料、例えばプラスチック若しくは金属、例えば
軽金属から成っている。ブロックの、ロールの周面に接
触する而はできるだけ滑らかであって若しくは小さい摩
擦係数を有している。ブロックを鋼から構成して、ロー
ルの周面と接触する面を研摩し若しくは硬くクロムめっ
きすることも可能であり、これによで摩擦抵抗が可能な
限り小さくなる。

実施例 第１図から明らかなように、測定装置自体は秤状のフレ
ームｌに配置されており、フレーム■は車輪２を有して
いる。秤状のフレームｌはカバー３を備えており、カバ
ーは操作部材として役立つ。フレーム！内には底部４が
設けられており、底部には測定過程に必要な電気的な装
置５が配置されている。底部４内には切欠き６が設けら
れており、切欠き内にはケーシング７が所定の遊び８を
置いて配置され、従ってわずかに運動可能である。ケー
シング７は、測定フィーラｌＯを備えたブロック９が周
面で走査されるロールに関して軸線方向にも半径方向に
も、走査しようとするペーパロールを考慮して運動させ
られるように構成されている。このためにブロック９が
両方の端部にピン１１を有しており、ピンは相応の大き
さの切欠き１２内に位置している。

ブロック９は図面で見て上方及び下方へ並びに右側及び
左側へ運動できる。ケーシング７自体も軽く運動可能で
あって、ピン１３に支えられており、ピン１３がブロッ
ク１４に取り付けられており、ブロックは底部４に結合
されている。ケーシング７の側方の長手縁部！５はリブ
を備えており、リブが周面を滑動するようになっていて
かつ、ブロック９から周面の変形に基づき測定結果に影
響を及ぼさないように充分に遠く離れている。

ブロック９は測定フイーラｌＯと一緒にもっばら自重で
周面に載っているのに対して、ケーシング７はリブ１５
で以てブロックを測定フイーラと一緒に周面上でもっば
ら案内している。

従って、ケーシング７は幅方向よりも長手方向に、ブロ
ック９を受容するために必要であるよりも長くなってい
るとよい。

測定フイーラ１０によって若しくは検出尖端１６の往復
運動によって生ぜしめられる電気的な信号は導線１７を
介して適当な変換器若しくは指示装置若しくは類似のも
のに供給され、変換器若しくは指示装置が周面の相応の
輪郭を記録する。ロールの周面は第２図では線２２によ
って示しである。

周面２２は隆起部１８を有している　（第３図）。この
隆起部を検出して、その大きさを規定したい。このため
に、本発明の装置ではブロック９が測定フイーラ１０と
一緒に周面に沿って運動させられる。隆起部１８はロー
ルの周方向に延びている。

測定過程は、ブロック９がほぼ半分だけ隆起部の頂点に
載った場合に行なわれる。従って、ブロック９が左側へ
どれだけ運動させられたかの程度で測定フイーラ１０の
検出尖端１６がブロック９から走出し、ばね負荷されて
ぃてかつロールの周面に接触したままである。

ブロック９が測定フイーラ１０と一緒に左側へ引き続き
運動さ仕られると、検出尖端１６は隆起部１８の斜面を
隆起部１８の頂点１９に向かって滑動して再びブロック
９内に戻される。

このような過程は隆起部の左側では、ブロック９が左へ
傾倒して、縁部２０が周面に接触するのに対して、縁部
２１が周面２２から離れることによって逆向きに行なわ
れる。

例えば原紙の容融液状のポリエチレンの被覆によって生
じる個々の厚さはきわめてわずかであるが、規定の厚さ
の達成に際し、エマルジョンされた原紙を後で露光及び
現像する場合に不都合に作用する。従って個々の原紙の
隆起部の規定は可能ではなく、複数の原紙が重ねられか
つ材料厚さが例えば原紙をロールに２００回若しくはそ
れ以上巻き付けることによって加算される場合に可能で
ある。

ブロック９の長さしは少なくとも形成される隆起部のベ
ース幅を有しており、ブロックの全長は２Ｌの長さであ
る。しかしながら、ブロックは有利には例えば４Ｌの長
さであり、これはもちろん検査しようとする材料の種類
及び支持装置などに左右される。

ブロック９は適当な材料、例えばプラスチック若しくは
金属から成っており、検査しようとするロールの周面と
接触する面はできるだけわずかな摩擦抵抗しか生ぜしめ
ないようにしたい例えば写真の原紙のＰＥ−被覆層の厚
さ変動は、隆起部の高さ若しくは傾斜角が所定の寸法に
達した場合に特に不都合に作用し、過度な伸張が生じ、
原紙の被覆に際して原紙の厚さの変動部若しくは隆起部
においてカラーエマルジョンの厚さが変化し、その結果
縞模様の色むらが原紙の現像の後にはっきりと現れる。

従ってブロック全長と隆起部高さとの間のある一定の望
ましい関係があり、これによで検出フイーラ１６の軸線
方向運動性が影響される。このような関係は被覆された
材料の使用目的に応じて確かめられる。写真のＰＥ−被
覆された原紙にとって前記関係は以下に述べる式で求め
られ： この場合、 Ｘは検出フイーラ１６の軸線方向の行程高さ ｈは形成される隆起部１８の臨界高さ １はブロック９の半分の長さ ａは隆起部１８の半分のベース幅である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に基づく装置の概略的な縦断面図、第２
図は第１図の線Ａ−Ｂに沿った横断面図、第３図は測定
過程の概略図である。 ｌ・・フレーム、２・・車輪、３・・カバー、４・・底
部、５・・装置、６・・切欠き、７・・ケーシング、８
・・遊び、９・・ブロック、ｌＯ・・測定フイーラ、２
・・ピン、１２・・切欠き、１３・・ピン、１４・・ブ
ロック、１５・・リブ、！６・・検出尖端、！７・・導
線、１８・・隆起部、１９・・頂点、２０及び２１・・
縁部、２２・・表面 ９・・・ブロック １ｏ・−世１１定フイーラ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、帯体の材料の小さな厚さ変動を測定するための装置
   であって、直方体のブロックを備えており、ブロック内
   に上下動可能な測定フイーラを配置してあり、測定フイ
   ーラが巻かれた帯状の材料の表面と接触している形式の
   ものにおいて、ブロック（９）がケーシング（７）内に
   運動可能にかつ重量軽減して支承されており、ケーシン
   グが検査しようとする表面に測定フイーラの両側で線接
   触していてかつ、材料の表面を移動可能な台車状のフレ
   ーム（１）によって連行されるようになっていることを
   特徴とする、帯状の材料の小さな厚さ変動を測定するた
   めの装置。 ２、測定フイーラ（１０）が調節可能にブロック（９）
   内に配置されている請求項１記載の装置。 ３、検査しようとする表面とのブロック（９）の線状の
   接触がケーシングの縦縁部の条片（１５）の形成によっ
   て行なわれている請求項１又は２記載の装置。 ４、ケーシング（７）が方形の横断面及び方形の輪郭を
   有しており、相対する端面に切欠き（１２）が形成され
   ており、切欠き内にブロック（９）のピン（１１）が係
   合している請求項１から３のいずれか１記載の装置。 ５、台車状のフレームのピン（１３）及びブロック（１
   ４）から成る連行部材が、帯状の材料のローラの周面を
   フレームの移動する場合にケーシング（７）を連行する
   ようになっている請求項１から４のいずれか１記載の装
   置。