JPS63216910A - クロム鉱石等の流動層環元方法 - Google Patents
クロム鉱石等の流動層環元方法Info
- Publication number
- JPS63216910A JPS63216910A JP4982487A JP4982487A JPS63216910A JP S63216910 A JPS63216910 A JP S63216910A JP 4982487 A JP4982487 A JP 4982487A JP 4982487 A JP4982487 A JP 4982487A JP S63216910 A JPS63216910 A JP S63216910A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ore
- char
- fluidized bed
- reduction
- separated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 24
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 24
- 239000011651 chromium Substances 0.000 title claims abstract description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 16
- 239000003245 coal Substances 0.000 claims abstract description 14
- 238000005453 pelletization Methods 0.000 abstract description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 abstract description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 32
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 9
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 238000003723 Smelting Methods 0.000 description 8
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 8
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 8
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 7
- 239000008188 pellet Substances 0.000 description 7
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 5
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 5
- 239000002893 slag Substances 0.000 description 5
- 239000003575 carbonaceous material Substances 0.000 description 4
- 238000011946 reduction process Methods 0.000 description 4
- 239000000571 coke Substances 0.000 description 3
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- 238000007670 refining Methods 0.000 description 3
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N Sulfur Chemical compound [S] NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 150000002431 hydrogen Chemical class 0.000 description 2
- 229910052500 inorganic mineral Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 2
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 2
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 2
- 239000011707 mineral Substances 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011574 phosphorus Substances 0.000 description 2
- 229910052717 sulfur Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011593 sulfur Substances 0.000 description 2
- 239000004215 Carbon black (E152) Substances 0.000 description 1
- 229910000604 Ferrochrome Inorganic materials 0.000 description 1
- WGLPBDUCMAPZCE-UHFFFAOYSA-N Trioxochromium Chemical compound O=[Cr](=O)=O WGLPBDUCMAPZCE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000423 chromium oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 1
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 1
- 239000003979 granulating agent Substances 0.000 description 1
- 229930195733 hydrocarbon Natural products 0.000 description 1
- 150000002430 hydrocarbons Chemical class 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Manufacture Of Iron (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
鉄鉱石、クロム鉱石等の溶融還元法における、予備還元
のためのクロム鉱石等の流動層還元方法に関するもので
ある。
のためのクロム鉱石等の流動層還元方法に関するもので
ある。
[従来の技術]
溶融還元法とは、炭材を還元剤として鉄鉱石、クロム鉱
石等の金属酸化物を溶融状態で還元するプロセスである
。該溶融還元法においては溶融還元炉より多量の還元性
ガスが発生する関係上、該還元性ガスの利用及び溶融還
元炉での負荷を少なくする目的で予備還元が行なわれて
いる。
石等の金属酸化物を溶融状態で還元するプロセスである
。該溶融還元法においては溶融還元炉より多量の還元性
ガスが発生する関係上、該還元性ガスの利用及び溶融還
元炉での負荷を少なくする目的で予備還元が行なわれて
いる。
従来行なわれている予備還元法は第2図に示すように、
微粉化クロム鉱石aにコークス等の還元剤すと造粒剤C
を加えて、造粒器dで生ペレットeを造粒し、該生ペレ
ットeを乾燥機rで乾燥後、重油等の燃料gの空気りに
よる燃焼により1200〜1350℃の高温に維持され
るロータリーキルン型の還元炉1内で、コークスj等の
還元性物質を供給することにより還元雰囲気を調整して
6〜8時間還元し、還元生成物である還元ペレットkを
溶融還元炉用原料として、次の溶融還元工程に供給する
ようにしている。
微粉化クロム鉱石aにコークス等の還元剤すと造粒剤C
を加えて、造粒器dで生ペレットeを造粒し、該生ペレ
ットeを乾燥機rで乾燥後、重油等の燃料gの空気りに
よる燃焼により1200〜1350℃の高温に維持され
るロータリーキルン型の還元炉1内で、コークスj等の
還元性物質を供給することにより還元雰囲気を調整して
6〜8時間還元し、還元生成物である還元ペレットkを
溶融還元炉用原料として、次の溶融還元工程に供給する
ようにしている。
[発明が解決しようとする問題点]
このように、酸化クロムのような難還元性の金属酸化物
を還元する場合、予め炭材等の還元剤すと微粉化クロム
鉱石aを混合してベレットとし、該ペレットを還元炉l
で昇温還元するため、以下のような問題点がある。
を還元する場合、予め炭材等の還元剤すと微粉化クロム
鉱石aを混合してベレットとし、該ペレットを還元炉l
で昇温還元するため、以下のような問題点がある。
(D 還元生成物が還元ペレットに状であるため、還
元剤と還元クロム鉱との分離ができない。
元剤と還元クロム鉱との分離ができない。
(ト)還元ペレッ)kが溶融還元工程にそのまま入るた
め、還元剤の割合が多くなってスラグ量が多くなり、溶
融エネルギーの必要量も多くなる。
め、還元剤の割合が多くなってスラグ量が多くなり、溶
融エネルギーの必要量も多くなる。
■ 還元剤として石炭、コークス等の炭材を使用すると
、炭材中のリンP、イオウS等の不純物が製品中に混入
し、製品品質が低下する。
、炭材中のリンP、イオウS等の不純物が製品中に混入
し、製品品質が低下する。
これを防ぐためには、後処理をする等、余分の費用が必
要となる。
要となる。
■ 溶融物中のスラグ量が多くなり、溶融還元工程にお
ける精錬時間が長くなって、生産性が低い。
ける精錬時間が長くなって、生産性が低い。
(V) 精錬時間が長くなると、耐火物が1500〜
1700℃の状態で長時間加熱されるため、耐火物の損
傷が著しい。
1700℃の状態で長時間加熱されるため、耐火物の損
傷が著しい。
[問題点を解決するための手段]
本発明は上述の問題点を解決し、クロム鉱石をペレット
化することなく予備還元し得るようにすることを目的と
してなしたもので、予熱した鉱石に石炭を加えて流動層
内で還元し、還元後に還元鉱とチャーとに分離し、分離
したチャーを粉砕、微粉化して鉱石と混合し、チャーを
燃焼することにより鉱石を予熱すると共に、前記還元時
に生成する還元性排ガスにより更に鉱石を予熱し且つ燃
焼したチャーの天分を分離することを特徴とするクロム
鉱石等の流動層還元方法にかかるものである。
化することなく予備還元し得るようにすることを目的と
してなしたもので、予熱した鉱石に石炭を加えて流動層
内で還元し、還元後に還元鉱とチャーとに分離し、分離
したチャーを粉砕、微粉化して鉱石と混合し、チャーを
燃焼することにより鉱石を予熱すると共に、前記還元時
に生成する還元性排ガスにより更に鉱石を予熱し且つ燃
焼したチャーの天分を分離することを特徴とするクロム
鉱石等の流動層還元方法にかかるものである。
[作 用]
鉱石に微粉化されたチャーが加えられ、予熱炉内で酸素
若しくは空気等の酸素含有ガスが供給されてチャーが燃
焼し、鉱石が加熱される。
若しくは空気等の酸素含有ガスが供給されてチャーが燃
焼し、鉱石が加熱される。
又、還元炉からの水素及び未燃ガス含有の高温ガスによ
り鉱石が更に加熱されると共にチャーの燃焼後灰分が吹
き飛ばされ、チャーや灰分含量の少ない加熱鉱石が得ら
れる。
り鉱石が更に加熱されると共にチャーの燃焼後灰分が吹
き飛ばされ、チャーや灰分含量の少ない加熱鉱石が得ら
れる。
該加熱鉱石に石炭が加えられ、還元炉内でシリタリング
を生ずることなく流動層還元される。
を生ずることなく流動層還元される。
還元された鉱石からチャーが分離され、微粉化された後
鉱石の予熱に使用される。又、還元炉から排出される水
素等を含有する高温排ガスは、鉱石の予熱、天分の除去
等に使用される。
鉱石の予熱に使用される。又、還元炉から排出される水
素等を含有する高温排ガスは、鉱石の予熱、天分の除去
等に使用される。
[実 施 例]
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の方法を実施するための予備還元設備で
あり、気流層式、噴流層式若しくは流動層式の予熱炉1
と流動層還元炉2とを予熱鉱石輸送ライン3により直列
に接続し、前記予熱炉lに微粒化したクロム鉱石を供給
する鉱石供給ライン4及び酸素若しくは空気等の酸素含
有ガス供給ライン5を接続し、前記流動層還元炉2の取
出口に分離器Bを設けて、還元鉱を還元鉱取出ライン7
に及びチャーをチャー取出ライン8に夫々分離し得るよ
うにし、該チャー取出ライン8を破砕機9に接続し、微
粉化したチャーを微粉化チャー輸送ライン10により前
記予熱炉1に供給し得るようにしである。
あり、気流層式、噴流層式若しくは流動層式の予熱炉1
と流動層還元炉2とを予熱鉱石輸送ライン3により直列
に接続し、前記予熱炉lに微粒化したクロム鉱石を供給
する鉱石供給ライン4及び酸素若しくは空気等の酸素含
有ガス供給ライン5を接続し、前記流動層還元炉2の取
出口に分離器Bを設けて、還元鉱を還元鉱取出ライン7
に及びチャーをチャー取出ライン8に夫々分離し得るよ
うにし、該チャー取出ライン8を破砕機9に接続し、微
粉化したチャーを微粉化チャー輸送ライン10により前
記予熱炉1に供給し得るようにしである。
前記流動層還元炉2の頂部に細粒石炭を供給する石炭供
給ライン11を接続し、該流動層還元炉2の底部にガス
予熱器■2を有する還元ガス供給ライン13を接続し、
該流動層還元炉2上部と前記予熱炉l下部とを排ガスラ
イン14により連絡しである。図中、15は予熱炉排ガ
スラインを示す。
給ライン11を接続し、該流動層還元炉2の底部にガス
予熱器■2を有する還元ガス供給ライン13を接続し、
該流動層還元炉2上部と前記予熱炉l下部とを排ガスラ
イン14により連絡しである。図中、15は予熱炉排ガ
スラインを示す。
次に、本発明の流動層還元方法を説明する。
水素H2、窒素N2、メタンCH4、COG。
LDG等を単独で又は混合したガスを、メタン等の炭化
水素ガスが分解しない程度にガス予熱器12で高温に加
熱して還元ガス供給ライン13から流動層還元炉2に供
給し、該炉2内を1100〜1300℃に保持すると共
に、予熱鉱石輸送ライン3からの予熱クロム鉱石(粒径
lll1!以下)と石炭供給ライン11から供給される
例えば粒径1mm以上の石炭とを流動化し、還元する。
水素ガスが分解しない程度にガス予熱器12で高温に加
熱して還元ガス供給ライン13から流動層還元炉2に供
給し、該炉2内を1100〜1300℃に保持すると共
に、予熱鉱石輸送ライン3からの予熱クロム鉱石(粒径
lll1!以下)と石炭供給ライン11から供給される
例えば粒径1mm以上の石炭とを流動化し、還元する。
石炭供給ライン11から流動層還元炉2内へ投入された
石炭は、直ちに分解し水素、メタン等のガス分と炭素分
であるチャーに変る。これらの水素、メタン及び固体炭
素はクロム鉱石の還元剤として非常に有効であり、還元
が促進される。しかも、石炭から揮発分のなくなった状
態のチャーは流動還元時に問題となる焼結を防止する。
石炭は、直ちに分解し水素、メタン等のガス分と炭素分
であるチャーに変る。これらの水素、メタン及び固体炭
素はクロム鉱石の還元剤として非常に有効であり、還元
が促進される。しかも、石炭から揮発分のなくなった状
態のチャーは流動還元時に問題となる焼結を防止する。
流動層還元炉2内で還元された後、還元クロム鉱とチャ
ーは分離器6により分離され、還元クロム鉱は還元鉱取
出ライン7により次工程の溶融還元工程に送られる。
ーは分離器6により分離され、還元クロム鉱は還元鉱取
出ライン7により次工程の溶融還元工程に送られる。
又、分離器6により分離したチャーをチャー取出ライン
8から破砕機9に送って破砕し、微粉化チャー輸送ライ
ン10により予熱炉1に燃料用として供給する。該微粉
化チャーは予熱炉l内で燃え易い大きさにすると共に、
該微粉化チャーの燃焼後の天分が予熱炉排ガスと一緒に
予熱炉排ガスライン15から予熱系外に排出し得る程度
の大きさとする。
8から破砕機9に送って破砕し、微粉化チャー輸送ライ
ン10により予熱炉1に燃料用として供給する。該微粉
化チャーは予熱炉l内で燃え易い大きさにすると共に、
該微粉化チャーの燃焼後の天分が予熱炉排ガスと一緒に
予熱炉排ガスライン15から予熱系外に排出し得る程度
の大きさとする。
該予熱炉lには鉱石供給ライン4から例えば粒径l1m
1以下の粉状クロム鉱(クロムサンド)を供給して前記
微粉化チャーと混合し、酸素/空気供給ライン5から酸
素若しくは空気等の酸素含有ガスを導入し、微粉化チャ
ー及び後述の水素、未燃ガスを燃焼して粉状クロム鉱を
予熱すると共に、前記流動層還元炉2から排出される1
100℃以上で水素、未燃ガスを含む排ガスを排ガスラ
イン14により該予熱炉lに導いて粉状クロム鉱を更に
予熱する。すなわち、該高温の排ガスは予熱炉l内を下
部から上部に流れて、粉状クロム鉱を直接に予熱すると
共に排ガス中の水素及び未燃分も燃焼して予熱に寄与し
、更に燃焼したチャーの灰分を予熱炉l向上部に吹き上
げ、予熱炉排ガスライン15から灰分と共に排出する。
1以下の粉状クロム鉱(クロムサンド)を供給して前記
微粉化チャーと混合し、酸素/空気供給ライン5から酸
素若しくは空気等の酸素含有ガスを導入し、微粉化チャ
ー及び後述の水素、未燃ガスを燃焼して粉状クロム鉱を
予熱すると共に、前記流動層還元炉2から排出される1
100℃以上で水素、未燃ガスを含む排ガスを排ガスラ
イン14により該予熱炉lに導いて粉状クロム鉱を更に
予熱する。すなわち、該高温の排ガスは予熱炉l内を下
部から上部に流れて、粉状クロム鉱を直接に予熱すると
共に排ガス中の水素及び未燃分も燃焼して予熱に寄与し
、更に燃焼したチャーの灰分を予熱炉l向上部に吹き上
げ、予熱炉排ガスライン15から灰分と共に排出する。
従って、予熱炉1の下部から粒径1■以下のチャーや天
分を含まない予熱された粉状クロム鉱が、予熱鉱石輸送
ライン3を経て流動層還元炉2に送られ、以上の操作に
より予備還元される。
分を含まない予熱された粉状クロム鉱が、予熱鉱石輸送
ライン3を経て流動層還元炉2に送られ、以上の操作に
より予備還元される。
なお、本発明のクロム鉱石等の流動層還元方法は上述の
実施例のみに限定されるものではなく、クロム鉱石以外
の鉄鉱石等の他の鉱石にも適用し得ること等本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
実施例のみに限定されるものではなく、クロム鉱石以外
の鉄鉱石等の他の鉱石にも適用し得ること等本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
[発明の効果]
以上述べたように本発明のクロム鉱石等の流動層還元方
法によれば、下記の如き種々の優れた効果を発揮する。
法によれば、下記の如き種々の優れた効果を発揮する。
(D 予熱鉱石と石炭とを流動層内で高温接触させて還
元するようにしたので、従来のように鉱石と還元剤をペ
レット化する必要がなく、還元後に還元鉱石とチャーを
分離することが可能である。
元するようにしたので、従来のように鉱石と還元剤をペ
レット化する必要がなく、還元後に還元鉱石とチャーを
分離することが可能である。
(ID 分離したチャーを鉱石の予熱に利用すること
ができ、燃料として有効に利用できる。
ができ、燃料として有効に利用できる。
[相] 予熱鉱石の流動層還元の際に生成する高温の排
ガスを、鉱石の予熱に使用することができるため熱エネ
ルギーを有効に回収することができる。
ガスを、鉱石の予熱に使用することができるため熱エネ
ルギーを有効に回収することができる。
■ [相]の高温排ガスを予熱炉内に導入するようにし
たので、鉱石の予熱のために燃焼したチャーの灰分を除
くことができ、該灰分が流動層還元炉内等に入らないよ
うにすることができ、スラグ量が軽減される。
たので、鉱石の予熱のために燃焼したチャーの灰分を除
くことができ、該灰分が流動層還元炉内等に入らないよ
うにすることができ、スラグ量が軽減される。
■ 流動層還元後、チャーを分離することができるので
、溶融還元炉でのスラグ量の軽減と炭材中の有害元素(
イオウ、リン等)の減少を図ることができる。
、溶融還元炉でのスラグ量の軽減と炭材中の有害元素(
イオウ、リン等)の減少を図ることができる。
[相] 溶融還元炉においてスラグ量が著しく軽減され
るため、溶解エネルギーが少なく、精錬時間が短かくな
り、−回のフェロクロム又はステンレス溶製量が増加し
、生産性が大幅に向上する。
るため、溶解エネルギーが少なく、精錬時間が短かくな
り、−回のフェロクロム又はステンレス溶製量が増加し
、生産性が大幅に向上する。
第1図は本発明の流動層還元方法の実施に使用する予備
還元設備の一例を示す説明図、第2図は従来の還元設備
の一例を示す説明図である。 ■は予熱炉、2は流動層還元炉、3は予熱鉱石供給ライ
ン、4は鉱石供給ライン、6は分離器、7は還元鉱取出
ライン、9は破砕機、10は・ 微粉化チャー輸送ラ
イン、11は石炭供給ライン、13は還元ガス供給ライ
ン、14は排ガスライン、15は予熱炉排ガスラインを
示す。
還元設備の一例を示す説明図、第2図は従来の還元設備
の一例を示す説明図である。 ■は予熱炉、2は流動層還元炉、3は予熱鉱石供給ライ
ン、4は鉱石供給ライン、6は分離器、7は還元鉱取出
ライン、9は破砕機、10は・ 微粉化チャー輸送ラ
イン、11は石炭供給ライン、13は還元ガス供給ライ
ン、14は排ガスライン、15は予熱炉排ガスラインを
示す。
Claims (1)
- 1)予熱した鉱石に石炭を加えて流動層内で還元し、還
元後に還元鉱とチャーとに分離し、分離したチャーを粉
砕、微粉化して鉱石と混合し、チャーを燃焼することに
より鉱石を予熱すると共に、前記還元時に生成する還元
性排ガスにより更に鉱石を予熱し且つ燃焼したチャーの
灰分を分離することを特徴とするクロム鉱石等の流動層
還元方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4982487A JPS63216910A (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | クロム鉱石等の流動層環元方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4982487A JPS63216910A (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | クロム鉱石等の流動層環元方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63216910A true JPS63216910A (ja) | 1988-09-09 |
Family
ID=12841847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4982487A Pending JPS63216910A (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | クロム鉱石等の流動層環元方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63216910A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03183710A (ja) * | 1989-12-12 | 1991-08-09 | Kawasaki Steel Corp | 粉状鉄鉱石の循環流動層予備還元方法 |
-
1987
- 1987-03-04 JP JP4982487A patent/JPS63216910A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03183710A (ja) * | 1989-12-12 | 1991-08-09 | Kawasaki Steel Corp | 粉状鉄鉱石の循環流動層予備還元方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0063924B2 (en) | Methods for melting and refining a powdery ore containing metal oxides and apparatuses for melt-refining said ore | |
US8764875B2 (en) | Method and apparatus for coproduction of pig iron and high quality syngas | |
AU716931B2 (en) | Direct reduction of metal oxide agglomerates | |
US6210462B1 (en) | Method and apparatus for making metallic iron | |
JP4069493B2 (ja) | 還元鉄の製造方法 | |
EP1408124A1 (en) | Method for producing feed material for molten metal production and method for producing molten metal | |
JPH11279611A (ja) | 回転炉床式加熱炉内における酸化鉄の急速還元方法及び装置 | |
KR20010074502A (ko) | 강력한 산화철 직접환원 및 고상 폐기물 최소화에 의한제강방법 | |
US4434001A (en) | Method for manufacturing metal from fine-grain metal-oxide material | |
JPS60169543A (ja) | フエロマンガンの製造方法 | |
JPS63216934A (ja) | クロム鉱石等の流動層環元方法 | |
JPS63216910A (ja) | クロム鉱石等の流動層環元方法 | |
US3832158A (en) | Process for producing metal from metal oxide pellets in a cupola type vessel | |
JPS59129707A (ja) | 金属酸化物の直接精錬法およびその装置 | |
JPH0784624B2 (ja) | 金属酸化物を含有する粉状鉱石からの溶融金属製造方法 | |
JP3823361B2 (ja) | 溶融還元炉による低燐銑の製造方法 | |
JP3451901B2 (ja) | 移動型炉床炉の操業方法 | |
JP4774611B2 (ja) | 移動型炉床炉の操業方法 | |
JPS62227022A (ja) | 鉄鉱石の予熱・還元装置 | |
JPS5928605B2 (ja) | 金属酸化物の製錬方法およびその装置 | |
JPH1129807A (ja) | 溶銑製造方法 | |
JPS62228882A (ja) | 鉄鉱石予備還元装置 | |
KR101448083B1 (ko) | 용선 제조 설비 및 이를 이용한 용선 제조 방법 | |
JPS62227020A (ja) | 溶融還元炉で発生した還元ガスの改質・加熱方法 | |
JPH10168508A (ja) | 溶銑製造方法 |