JPS63216226A - 真空トリガギヤツプ - Google Patents
真空トリガギヤツプInfo
- Publication number
- JPS63216226A JPS63216226A JP4867287A JP4867287A JPS63216226A JP S63216226 A JPS63216226 A JP S63216226A JP 4867287 A JP4867287 A JP 4867287A JP 4867287 A JP4867287 A JP 4867287A JP S63216226 A JPS63216226 A JP S63216226A
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- JP
- Japan
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- electrode
- trigger
- insulator
- vacuum
- main electrode
- Prior art date
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- Granted
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- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、真空トリガギャップに係り、特にトリガ放電
特性に優れた電極構造に関するものである。
特性に優れた電極構造に関するものである。
(従来の技術)
真空トリガギャップは、第5図に示すように絶縁円筒1
の両端開口部を端板2a、2bにより閉塞して真空容器
3を形成し、この真空容器3の内部には、接離自在とし
た固定電極4および可動電極5を配設して構成されてい
る。しかして、固定電極4は、端板2aに気密に取付け
られた固定通電軸6の端部に取付けられており、可動電
極5は、端板2bにベローズ7を介して気密に取付けら
れた可動通電軸8の端部に取付けられており、シールド
9は、固定電極4および可動電極の周りを包囲するよう
に真空容器3に取付けられ、ベローズ7上部を包囲する
シールド10が可動通電軸8に取付けられ、固定通電軸
6の軸心に穿設した孔に絶縁物を施して挿着したトリガ
電極が設けられ、これに接続したトリガ電極11が固定
通電軸6の外部に伸びている。
の両端開口部を端板2a、2bにより閉塞して真空容器
3を形成し、この真空容器3の内部には、接離自在とし
た固定電極4および可動電極5を配設して構成されてい
る。しかして、固定電極4は、端板2aに気密に取付け
られた固定通電軸6の端部に取付けられており、可動電
極5は、端板2bにベローズ7を介して気密に取付けら
れた可動通電軸8の端部に取付けられており、シールド
9は、固定電極4および可動電極の周りを包囲するよう
に真空容器3に取付けられ、ベローズ7上部を包囲する
シールド10が可動通電軸8に取付けられ、固定通電軸
6の軸心に穿設した孔に絶縁物を施して挿着したトリガ
電極が設けられ、これに接続したトリガ電極11が固定
通電軸6の外部に伸びている。
(発明が解決しようとする問題点)
第6図および第7図は、それぞれ固定電極4の平面図お
よびA−A線に沿った縦断面図を示し、主電極12の中
心に絶縁物13を介してトリガ電極14が設けられ、こ
の1−リガ電極14はトリガリード11に接続されてい
る。このように構成された真空トリガギャップでは、電
流遮断時の主電極間に流れるアーク電流によって電極の
中心付近の電流密度が高くなるため、電極の溶融消耗が
激しく、特に絶縁物13の劣化が著しかった。
よびA−A線に沿った縦断面図を示し、主電極12の中
心に絶縁物13を介してトリガ電極14が設けられ、こ
の1−リガ電極14はトリガリード11に接続されてい
る。このように構成された真空トリガギャップでは、電
流遮断時の主電極間に流れるアーク電流によって電極の
中心付近の電流密度が高くなるため、電極の溶融消耗が
激しく、特に絶縁物13の劣化が著しかった。
本発明の目的は、上述の欠点に鑑みてなされたプを提供
することにある。
することにある。
(問題点を解決するための手段および作用)本発明は、
真空容器内にそれぞれ導電軸を介して一対のflを極を
配設するとともに、この電極の一方にトリガ放電部を設
ける真空トリガギャップにおいて、トリガ放電部を設け
る電極を、導電軸と同心円状に主電極とこの外側にトリ
ガ電極を配設するとともに、この主電極とトリガ電極の
間を絶縁物の沿面で絶縁し、かつこの沿面に段差を設け
るかまたはトリガ電極の高さを主電極の高さより小さく
した構成とし、トリガ放電部を電極の中心より半径方向
の離れた位置に設けることによって、電流遮断時のアー
クによる絶縁物やトリガ電極の損傷や劣化を抑制し、ま
た、沿面に段差を設けるか、またはトリガ電極の高さを
主電極の高さより小さくすることによって、多頻度でト
リガ放電を行った場合に沿面の一部をアークによる劣化
から防ぎまたは投入時の衝撃でトリガ電極が損傷するの
を抑制するようにしたものである。
真空容器内にそれぞれ導電軸を介して一対のflを極を
配設するとともに、この電極の一方にトリガ放電部を設
ける真空トリガギャップにおいて、トリガ放電部を設け
る電極を、導電軸と同心円状に主電極とこの外側にトリ
ガ電極を配設するとともに、この主電極とトリガ電極の
間を絶縁物の沿面で絶縁し、かつこの沿面に段差を設け
るかまたはトリガ電極の高さを主電極の高さより小さく
した構成とし、トリガ放電部を電極の中心より半径方向
の離れた位置に設けることによって、電流遮断時のアー
クによる絶縁物やトリガ電極の損傷や劣化を抑制し、ま
た、沿面に段差を設けるか、またはトリガ電極の高さを
主電極の高さより小さくすることによって、多頻度でト
リガ放電を行った場合に沿面の一部をアークによる劣化
から防ぎまたは投入時の衝撃でトリガ電極が損傷するの
を抑制するようにしたものである。
(実施例)
以下1本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図および第2図は、それぞれ真空トリガギャップの固
定電極の平面図およびA−AIIiIに沿った縦断面図
を示す0両図において、固定電極20は、中心に円板状
の主電極21を設け、この主電極21の外側に絶縁物2
2の沿面を介してリング状のトリガ電極23を均等な間
隔をもって同心円状に設け、かつ絶縁物22の沿面に段
差24を形成した構成となっている。ここで、主電極2
1とトリガ電極23は、絶縁物22の上部に固定され、
かつ絶縁物22の段差の低い側に主電極21.高い側に
トリガ電極23が配置されている。なお、トリガ電極2
3は、従来のものと同様にトリガ電極リード11に接続
されている。
1図および第2図は、それぞれ真空トリガギャップの固
定電極の平面図およびA−AIIiIに沿った縦断面図
を示す0両図において、固定電極20は、中心に円板状
の主電極21を設け、この主電極21の外側に絶縁物2
2の沿面を介してリング状のトリガ電極23を均等な間
隔をもって同心円状に設け、かつ絶縁物22の沿面に段
差24を形成した構成となっている。ここで、主電極2
1とトリガ電極23は、絶縁物22の上部に固定され、
かつ絶縁物22の段差の低い側に主電極21.高い側に
トリガ電極23が配置されている。なお、トリガ電極2
3は、従来のものと同様にトリガ電極リード11に接続
されている。
このように構成することにより、電流遮断時のアークは
電極中心に集中するから、トリガ放電部の損傷や劣化を
抑制することができる。また、この構成におけるトリガ
放電は、最初に主電極21とトリガ電極23間の絶縁物
22の沿面で放電が開始し。
電極中心に集中するから、トリガ放電部の損傷や劣化を
抑制することができる。また、この構成におけるトリガ
放電は、最初に主電極21とトリガ電極23間の絶縁物
22の沿面で放電が開始し。
沿面放電によって絶縁物22の段差24を飛越えて。
主電極21とトリガ電極23間で放電が発生する。この
放電により、主電極21とトリガ電極23間の間隙であ
る絶縁沿面はアークにさらされるが、絶縁物22の沿面
上に設けられている段差24の壁面(内周面)は、トリ
ガ放電のアークによる劣化を抑制し、多頻度のトリガ放
電を可能にする。
放電により、主電極21とトリガ電極23間の間隙であ
る絶縁沿面はアークにさらされるが、絶縁物22の沿面
上に設けられている段差24の壁面(内周面)は、トリ
ガ放電のアークによる劣化を抑制し、多頻度のトリガ放
電を可能にする。
なお、本発明は、上記した実施例に限定されるものでは
なく種々変形実施できる。第3図および第4図は、それ
ぞれ他の実施例の固定電極の平面図およびA−A線に沿
った縦断面図を示す。両図において、固定電極25は、
中心に円板状の主電極26を設け、この主電極26の外
側に絶縁物27の沿面を介してリング状のトリガ電極2
8を均等な間隔をもって円心円状に設け、かつ主電極2
6の高さをht+トリガ電極28の高さをh2としたと
き、hl)h、の関係となるように構成したものである
。
なく種々変形実施できる。第3図および第4図は、それ
ぞれ他の実施例の固定電極の平面図およびA−A線に沿
った縦断面図を示す。両図において、固定電極25は、
中心に円板状の主電極26を設け、この主電極26の外
側に絶縁物27の沿面を介してリング状のトリガ電極2
8を均等な間隔をもって円心円状に設け、かつ主電極2
6の高さをht+トリガ電極28の高さをh2としたと
き、hl)h、の関係となるように構成したものである
。
このように構成することにより、上記した実施例と同様
に電流遮断時のアークによるトリガ放電部の損傷や劣化
を抑制できる。また、この構成における投入動作は、最
初に可動電極5と固定電極25の主電極26(高さh□
)とが接触し、これによって投入動作が完了する。トリ
ガ放電が多頻度になる場合には、トリガ電極にスパッタ
の少ない材料を選定するが、このような材料は、脆いた
め外部からのw!I撃による損傷に注意を必要とす・る
が、上記したように投入動作時は可動電極5と固定電極
25の主電極26(高さhz)とが確実に接触し、投入
動作が完了するためトリガ電極28(高さha)は投入
動作による外部からのWI撃が殆どなく、投入動作によ
る損傷を抑制することができる。
に電流遮断時のアークによるトリガ放電部の損傷や劣化
を抑制できる。また、この構成における投入動作は、最
初に可動電極5と固定電極25の主電極26(高さh□
)とが接触し、これによって投入動作が完了する。トリ
ガ放電が多頻度になる場合には、トリガ電極にスパッタ
の少ない材料を選定するが、このような材料は、脆いた
め外部からのw!I撃による損傷に注意を必要とす・る
が、上記したように投入動作時は可動電極5と固定電極
25の主電極26(高さhz)とが確実に接触し、投入
動作が完了するためトリガ電極28(高さha)は投入
動作による外部からのWI撃が殆どなく、投入動作によ
る損傷を抑制することができる。
本発明は、以上のように構成されているから、電流遮断
時のアークによるトリガ放電部の損傷や劣化を抑制し、
また、トリガ放電時の絶縁物の沿面の損傷や劣化または
トリガ放電が多頻度の場合における投入動作の衝撃に対
し1〜リガ電極の損傷を抑制することができる。
時のアークによるトリガ放電部の損傷や劣化を抑制し、
また、トリガ放電時の絶縁物の沿面の損傷や劣化または
トリガ放電が多頻度の場合における投入動作の衝撃に対
し1〜リガ電極の損傷を抑制することができる。
第1図は本発明の一実施例の固定電極を示す平面図、第
2図は第1図のA−A線に沿って切断し矢印方向に見た
縦断面図、第3図は本発明の他の実施例の固定電極を示
す平面図、第4図は第3図のA−A線に沿って切断し矢
印方向に見た縦断面図、第5図は従来の真空トリガギャ
ップの構成を示す縦断面図、第6図は従来の真空トリガ
ギャップの固定電極を示す平面図、第7図は第6図のA
−A線に沿って切断し矢印方向に見た縦断面図である。 3・・・真空容器 6・・・固定通電軸8・・・
可動通電軸 20・・・固定電極21・・・主電極
22・・・絶縁物23・・・トリガ電極
24・・・段差代理人 弁理士 猪股祥晃(ほか1名
)第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
2図は第1図のA−A線に沿って切断し矢印方向に見た
縦断面図、第3図は本発明の他の実施例の固定電極を示
す平面図、第4図は第3図のA−A線に沿って切断し矢
印方向に見た縦断面図、第5図は従来の真空トリガギャ
ップの構成を示す縦断面図、第6図は従来の真空トリガ
ギャップの固定電極を示す平面図、第7図は第6図のA
−A線に沿って切断し矢印方向に見た縦断面図である。 3・・・真空容器 6・・・固定通電軸8・・・
可動通電軸 20・・・固定電極21・・・主電極
22・・・絶縁物23・・・トリガ電極
24・・・段差代理人 弁理士 猪股祥晃(ほか1名
)第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 真空容器内にそれぞれ導電軸を介して一対の電極を配設
するとともに、この電極の一方にトリガ放電部を設ける
真空トリガギャップにおいて、前記トリガ放電部を設け
る電極を、前記導電軸と同心円状に主電極とこの外側に
トリガ電極を配設するとともに、この主電極とトリガ電
極の間を絶縁物の沿面で絶縁し、かつこの沿面に段差を
設けるかまたはトリガ電極の高さを主電極の高さより小
さくしたことを特徴とする真空トリガギャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4867287A JPH0777103B2 (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 | 真空トリガギヤツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4867287A JPH0777103B2 (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 | 真空トリガギヤツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63216226A true JPS63216226A (ja) | 1988-09-08 |
JPH0777103B2 JPH0777103B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=12809814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4867287A Expired - Lifetime JPH0777103B2 (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 | 真空トリガギヤツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0777103B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016088405A1 (ja) * | 2014-12-01 | 2016-06-09 | 三菱電機株式会社 | 回路投入器及び回路投入システム |
-
1987
- 1987-03-05 JP JP4867287A patent/JPH0777103B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016088405A1 (ja) * | 2014-12-01 | 2016-06-09 | 三菱電機株式会社 | 回路投入器及び回路投入システム |
JPWO2016088405A1 (ja) * | 2014-12-01 | 2017-04-27 | 三菱電機株式会社 | 回路投入器及び回路投入システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0777103B2 (ja) | 1995-08-16 |
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