JPS63215933A - 風洞試験模型の支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、航空機等の風洞試験模型の支持装置に関する
。

〔従来の技術〕

対称面を持つ航空機の機体の対称面を風洞壁とする半模
型の試験の場合、従来の模型の支持装置では、第５図に
示すよ５に模型１が風洞壁２に金具３を介して固定され
ていた。この支持装置では、模型１が風洞壁２に固定さ
れているために機体の上下動（風洞内では左右）を模擬
することができなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このように従来の模型支持装置では機体全体の剛体とし
ての動きを模擬することができなかった。

本発明は、機体全体の剛体運動を模擬できる風洞試験模
型の支持装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、上記問題点を解決し目的を達成するために１
次のような手段を講じた。すなわち、模型が取付けられ
た機体重量相当の重量を有する台車を風洞外壁に固定さ
れたガイドレールの上を風洞壁に沿って移動できるよう
にし、かつ台車と風洞壁とを結合するバネを設けた。

〔作　用〕

このような手段を講じたことにより、機体が飛行中に経
験する上下動等の振動を風洞試験で模擬することができ
るようになった。

〔実施例〕

第１図〜第４図に本発明の一実施例を示す。第１図〜第
４図に示すようＫこの模型支持装置は。

イアリング付ガイドレール４１台車５、台車に取付けら
れた重り６、バネ７及びバネ固定用金具８とで構成され
ている。風洞壁２を対称面とする航空機の半模型１は１
台車５の下方に伸びる一対の取付部９によって台車５に
固定され、この台車５は、風洞壁２に固定された一対の
イアリング付ガイドレール４の上を移動できるようにな
っている。

また、台車５は、前記ガイドレール４の方向に撓むこと
ができる一対のバネ７によって風洞壁２に固定されたバ
ネ固定用金具８と結合されている。

さらに１台車５の上には重り６が積まれている。

また、風洞壁２には、上記取付部が挿入され、かつ台車
５がガイドレール４上で移動できるようＫするために１
上記ガイドレール４の方向に伸びる切欠き１０が設けら
れている。かくして模型１は風洞壁２に沿って並進運動
することが可能となる。

このよ５ＫＩＩＩ成された本実施例の模型支持装置は次
のように作動する。バネ７０強さと重り６０重量を適当
に選び模型の固有振動数を模擬すべき機体の固有振動数
に合わせる。

このようにして気流Ｖの中に模型を置くと、模型は、模
擬すべき機体に合わされた固有振動を有し、風洞壁に沿
ってバネを撓ませながら並進運動を行うことができるの
で、対象とする機体の上下振動を模擬した運動を行なう
ことができる。

なお、上記実施例においては、台車５に重り６を取付け
ているが、台車自身の重量に重りの機能をもたせてもよ
い。

また、バネ７は一対投けられているが、いづれか一方を
省略することも可能である。

〔発明の効果〕

本発明によれは、摸戯全体が風洞壁に対して運動でき、
かつその運動の固有振動数を予め設定することができる
ため、対象機体の振動運動を模擬できる風洞試験模型支
持装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は、本発明の一実施例を示す図面で、第
１図は正面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３図
は第２図のＢ−Ｂ断面図、第４図は平面図である。第５
図は従来装置を示す正面図である。 図面中、 １は模型　　　　　　２は風洞壁 ４はガイドレール　　５は台車 ７はバネ をそれぞれ示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 風洞壁外側に固定されたガイドレール、模型に固定され
   上記ガイドレールに支持されガイドレール上を風洞壁面
   に沿つて移動できる台車及び上記台車と風洞壁とを結合
   するバネを具備したことを特徴とする風洞試験模型の支
   持装置。