JPS6321556A - Dna塩基配列決定装置 - Google Patents
Dna塩基配列決定装置Info
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- JPS6321556A JPS6321556A JP61164647A JP16464786A JPS6321556A JP S6321556 A JPS6321556 A JP S6321556A JP 61164647 A JP61164647 A JP 61164647A JP 16464786 A JP16464786 A JP 16464786A JP S6321556 A JPS6321556 A JP S6321556A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はDNA上の塩基配列を迅速に決定するD N
A塩基配列決定装置に関するものである。
A塩基配列決定装置に関するものである。
[従来の技術]
DNA上の塩基配列決定には従来オートラジオグラフィ
ーが用いられてきた。すなわち第4図に示すように配列
決定をしようとするDNA1の両末端をa、bとすると
、まずaを持ちアデニン塩基Aの所で切断された一部の
DNAファミリーを炸裂する。他の3種の塩基チミン(
T)、シトシン(C)、グラニン(G)についても同様
のファミリー2を得る。これらを放射性リンでラベルし
ておき、泳動ゲル3を有するゲル電気泳動にかけるが、
DNA断片5をファミリー毎に異なる泳動レーン上を泳
動方向4に泳動させる。泳動終了後に写真フィルムにパ
ターンを転写し、オートラジオグラムを得る。これを泳
動速度が早く泳動距離の長い順に読んでゆけば配列6が
決定できる。しかし、この方法ではラジオアイソトープ
を使用する必要があり、手間と時間がかかる難点があっ
た。
ーが用いられてきた。すなわち第4図に示すように配列
決定をしようとするDNA1の両末端をa、bとすると
、まずaを持ちアデニン塩基Aの所で切断された一部の
DNAファミリーを炸裂する。他の3種の塩基チミン(
T)、シトシン(C)、グラニン(G)についても同様
のファミリー2を得る。これらを放射性リンでラベルし
ておき、泳動ゲル3を有するゲル電気泳動にかけるが、
DNA断片5をファミリー毎に異なる泳動レーン上を泳
動方向4に泳動させる。泳動終了後に写真フィルムにパ
ターンを転写し、オートラジオグラムを得る。これを泳
動速度が早く泳動距離の長い順に読んでゆけば配列6が
決定できる。しかし、この方法ではラジオアイソトープ
を使用する必要があり、手間と時間がかかる難点があっ
た。
そこでラジオアイソトープ標識に代わって蛍光体でラベ
ルする方式が検討されている。
ルする方式が検討されている。
光を用いる方法では、蛍光ラベルしたDNA断片をゲル
中に泳動させるが、泳動開始部から15〜20cm下方
に各泳動路毎に光励起部と光検出器を設けておき、ここ
を通過するDNAフラグメントを順に計測する。検出時
間から泳動スピードすなわちDNA断片の大きさがわか
る。
中に泳動させるが、泳動開始部から15〜20cm下方
に各泳動路毎に光励起部と光検出器を設けておき、ここ
を通過するDNAフラグメントを順に計測する。検出時
間から泳動スピードすなわちDNA断片の大きさがわか
る。
第5図および第6図はその例である6第5図の例では泳
動ゲル7として板状のものを用い、光源8からの励起光
を泳動板に直角方向から入射させ、斜め横から蛍光を蛍
光検出用光電増倍管9を用いて検出回路10によって検
出している。又、部分反射板119反射板12を用いて
励起光の一部をモニター用泳動ゲル部に導びき、モニタ
ー光検出器13.検出回路14でモニタ一部の光を検出
し、データ処理機15でデータ処理し、D N A断片
から光のみを検出し、出力機器16に出力するようにな
っている(昭和58年度科研総合研究A、研究成果報告
集P20〜25参照)。一方、第6図ではガラス管を用
いて円柱状のゲル19を作成し用いている(特開昭60
−22’0860号参照)。
動ゲル7として板状のものを用い、光源8からの励起光
を泳動板に直角方向から入射させ、斜め横から蛍光を蛍
光検出用光電増倍管9を用いて検出回路10によって検
出している。又、部分反射板119反射板12を用いて
励起光の一部をモニター用泳動ゲル部に導びき、モニタ
ー光検出器13.検出回路14でモニタ一部の光を検出
し、データ処理機15でデータ処理し、D N A断片
から光のみを検出し、出力機器16に出力するようにな
っている(昭和58年度科研総合研究A、研究成果報告
集P20〜25参照)。一方、第6図ではガラス管を用
いて円柱状のゲル19を作成し用いている(特開昭60
−22’0860号参照)。
図において、17はビームスキャナー、18は光モニタ
−,20は反射鏡、21はレンズ、22はフィルター、
23は光トラップである。いずれの場合も1つの泳動路
に1ケの検出器9を具備している。
−,20は反射鏡、21はレンズ、22はフィルター、
23は光トラップである。いずれの場合も1つの泳動路
に1ケの検出器9を具備している。
[発明が解決しようとする問題点]
これらDNA塩基配列決定装置に必要な事項は、各泳動
路で泳動速度が等しいこと、および、多種類のDNA試
料の解析を同時に行なえることである。前者を克服する
には泳動ゲルを均一な温度に保つと共に、泳動路の間隔
を小さくして条件をそろえる必要がある。しかし、光電
子増倍管を用いる通常の方法では光電子増倍管径で泳動
路の中心間距離が制限され、10mm以上にせざるを得
ない。
路で泳動速度が等しいこと、および、多種類のDNA試
料の解析を同時に行なえることである。前者を克服する
には泳動ゲルを均一な温度に保つと共に、泳動路の間隔
を小さくして条件をそろえる必要がある。しかし、光電
子増倍管を用いる通常の方法では光電子増倍管径で泳動
路の中心間距離が制限され、10mm以上にせざるを得
ない。
また、多数の泳動路を狭い領域に設けるのは光照射法や
検出器のサイズに何らかの工夫が必要であった。
検出器のサイズに何らかの工夫が必要であった。
[問題を解決するための手段]
上記課題を解決するために、本発明では電気泳動ゲルを
泳動路と直角をなす直線状に光照射すると共に光学レン
ズを用いて蛍光画像をイメージ増巾器上あるいは光ダイ
オードアレイ上に結像させて測定している。
泳動路と直角をなす直線状に光照射すると共に光学レン
ズを用いて蛍光画像をイメージ増巾器上あるいは光ダイ
オードアレイ上に結像させて測定している。
[作用]
測定しようとする泳動部の巾を約100rBにとる。
この中に泳動帯を25〜30ケ設ける。受光部にイメー
ジインテンシファイヤを用いる場合には有径径が約20
m+nφ(1画素径20〜30μ)であるので5:1の
縮小画像をレンズにより生成する。
ジインテンシファイヤを用いる場合には有径径が約20
m+nφ(1画素径20〜30μ)であるので5:1の
縮小画像をレンズにより生成する。
泳動帯の中心間隔は4〜3mmであり、イメージインテ
ンシファイキー上では0.8〜Q 、 6 m+nとな
るが各泳動帯を十分に区別してl!開できる。光ダイオ
ードアレーを用いる場合にも、チャネル数500〜10
00のものを用いれば上記同様、各泳動帯を流れるDN
Aを独立に計測することができる。
ンシファイキー上では0.8〜Q 、 6 m+nとな
るが各泳動帯を十分に区別してl!開できる。光ダイオ
ードアレーを用いる場合にも、チャネル数500〜10
00のものを用いれば上記同様、各泳動帯を流れるDN
Aを独立に計測することができる。
[実施例]
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。レー
ザ光8から出た光はミラー12で曲げられて泳動板3を
横方向から照射する。この時径の細い(0,5〜0.2
mmφ)レーザー光はゲル保持板のガラスあるいは石英
板の隙間からゲル3を泳動路に直角方向から照射する。
ザ光8から出た光はミラー12で曲げられて泳動板3を
横方向から照射する。この時径の細い(0,5〜0.2
mmφ)レーザー光はゲル保持板のガラスあるいは石英
板の隙間からゲル3を泳動路に直角方向から照射する。
照射領域に蛍光ラベルDNAが到達すると蛍光を発する
。各泳動路からの蛍光はレンズ24によりイメージイン
テンシファイヤ26の受光部に結像25する。この信号
は増巾されて光ダイオードアレー27で電気信号に変換
されて計測される。ダイオードアレー27は泳動方向と
直角に照射ラインに平行におかれているイメージインテ
ンシファイヤー26の有効径は20〜25ff1mφで
ある。蛍光像はレンズ24により1/4〜115縮少さ
れて結像する。
。各泳動路からの蛍光はレンズ24によりイメージイン
テンシファイヤ26の受光部に結像25する。この信号
は増巾されて光ダイオードアレー27で電気信号に変換
されて計測される。ダイオードアレー27は泳動方向と
直角に照射ラインに平行におかれているイメージインテ
ンシファイヤー26の有効径は20〜25ff1mφで
ある。蛍光像はレンズ24により1/4〜115縮少さ
れて結像する。
また、各チャンネルの径は20〜30μmφ程度であり
有効径内に結像した蛍光像25は約1000分割された
状態で測定される。計測を行なおうとするゲル上の蛍光
像(aからbまで)の長さをLocmとすると500チ
ヤンネルの光ダイオードアレー27を用いると上記蛍光
画像は0.2n+mずつに分割されて計測される事にな
る。
有効径内に結像した蛍光像25は約1000分割された
状態で測定される。計測を行なおうとするゲル上の蛍光
像(aからbまで)の長さをLocmとすると500チ
ヤンネルの光ダイオードアレー27を用いると上記蛍光
画像は0.2n+mずつに分割されて計測される事にな
る。
−泳動路あたり10チヤンネルあれば十分であるが、泳
動時の泳動帯の広がりやゆがみを考えて一泳動帯あたり
3〜4+amとるのが実用的である。この場合でも泳動
奇数として25以上が確保できる。
動時の泳動帯の広がりやゆがみを考えて一泳動帯あたり
3〜4+amとるのが実用的である。この場合でも泳動
奇数として25以上が確保できる。
イメージインテンシファイヤーおよびダイオードアレー
に更に大きなものを用いる事により泳動奇数を増す事が
できる。
に更に大きなものを用いる事により泳動奇数を増す事が
できる。
DNA上の塩基配列決定をする場合泳動帯を4本1組で
使用するが上記の例ではこれらは約15IllD内にお
さめる事ができ温度むらなどによる泳動帯相互の泳動条
件の違いを無視できる程度に小さくできる。
使用するが上記の例ではこれらは約15IllD内にお
さめる事ができ温度むらなどによる泳動帯相互の泳動条
件の違いを無視できる程度に小さくできる。
第2図はレーザ光がゲル3内に入射する部分を示すもの
である。レーザー光33はガラス側板30の端面から直
角に入射する。この端面ば平面で乱反射やレンズ作用は
ない、ガラスとゲルの界面で部分反射がおこるが、再反
射してゲル3中に入る量は一次光に比べると極端に弱く
無視できる。
である。レーザー光33はガラス側板30の端面から直
角に入射する。この端面ば平面で乱反射やレンズ作用は
ない、ガラスとゲルの界面で部分反射がおこるが、再反
射してゲル3中に入る量は一次光に比べると極端に弱く
無視できる。
この端面は入射光33およびゲルを保持しているガラス
板の平面に直角とし、ガラス側板30を通過する光ビー
ムが偏向されてガラス板等を照射しないようにしている
。
板の平面に直角とし、ガラス側板30を通過する光ビー
ムが偏向されてガラス板等を照射しないようにしている
。
レーザー光34はゲル中を通過し出射端面に到達するが
、ここで再びガラス側板31に入射する。
、ここで再びガラス側板31に入射する。
この時、界面で強く反射されるが、第2図に示したよう
に、ガラス面をビーム軸方向と80°あるいはそれ以下
の角度に傾けて反射光35が測定部で励起光から数m4
れるようにし、測定する上で妨害とならないようにして
いる。図において32はスペーサーである。このスペー
サ32はゲル3の厚みを一定に保持するためのものであ
るが、スペーサーを側面が透明なガラス板で構成するこ
とによりガラス側板と兼用することもできる。このガラ
ススペーサーはゲル保持ガラス板に固定あるいは一体で
作ることもできる。
に、ガラス面をビーム軸方向と80°あるいはそれ以下
の角度に傾けて反射光35が測定部で励起光から数m4
れるようにし、測定する上で妨害とならないようにして
いる。図において32はスペーサーである。このスペー
サ32はゲル3の厚みを一定に保持するためのものであ
るが、スペーサーを側面が透明なガラス板で構成するこ
とによりガラス側板と兼用することもできる。このガラ
ススペーサーはゲル保持ガラス板に固定あるいは一体で
作ることもできる。
またゲルから出射されるレーザービームを90’反射鏡
を二度用いて再度ゲル中に導入する事もできる。これに
より二カ所で泳動DNAの検出を行ない相補的なデータ
ーを得ることができる。
を二度用いて再度ゲル中に導入する事もできる。これに
より二カ所で泳動DNAの検出を行ない相補的なデータ
ーを得ることができる。
この蛍光計測における問題点の1つに背景光(散乱光や
ゲルから出る蛍光)の影響をいかに補正するかがある。
ゲルから出る蛍光)の影響をいかに補正するかがある。
背景光強度が常に一定であれば良いが光源のゆらが、照
射部内にある物質のゆらがなどにより変化する。また、
実施例で採用した横入射方式では泳動路上の光照射部を
DNAフラグメントが通過するたびに、光の吸収がおこ
りそこより光出射側の照射光強度は小さくなる。多くの
泳動路上の光照射部を同時にDNAフラグメントが通過
するとその影響が無視できなくなる。このような場合で
も本発明の装置では十分な補正ができる。第3図はいく
つかの泳動帯の光照射部をDNA試料が同時に通過した
場合の信号を示した。
射部内にある物質のゆらがなどにより変化する。また、
実施例で採用した横入射方式では泳動路上の光照射部を
DNAフラグメントが通過するたびに、光の吸収がおこ
りそこより光出射側の照射光強度は小さくなる。多くの
泳動路上の光照射部を同時にDNAフラグメントが通過
するとその影響が無視できなくなる。このような場合で
も本発明の装置では十分な補正ができる。第3図はいく
つかの泳動帯の光照射部をDNA試料が同時に通過した
場合の信号を示した。
各ピーク間の谷間が零とならないのは背景光などによる
。背断光強度が変化するとピーク強度も増減し、小さな
ピークではwt察がむつかしくなる。
。背断光強度が変化するとピーク強度も増減し、小さな
ピークではwt察がむつかしくなる。
背景光強度の変化すなわちゆらぎは照射光の強度変化あ
るいは照射領域にある物質の濃度変化などによるが主な
原因は前者である。いま信号強度aの変化に注目する。
るいは照射領域にある物質の濃度変化などによるが主な
原因は前者である。いま信号強度aの変化に注目する。
このピーク中の背景光部分を除去して測定を行ないたい
わけであるが、aに含まれる背景光強度は位置的に近い
bおよびCの背景光強度とあまり差がないと考えられる
。そこでbおよびCの強度の平均値をaにおける光強度
から差し引くことにより背景光の補正を行なうことがで
きる。
わけであるが、aに含まれる背景光強度は位置的に近い
bおよびCの背景光強度とあまり差がないと考えられる
。そこでbおよびCの強度の平均値をaにおける光強度
から差し引くことにより背景光の補正を行なうことがで
きる。
ダイオードアレーの受光面の縦方向の長さは1厘ffl
程度であり、この検出器を用いた時の泳動路上の位置分
解能は5mmとなってしまう。しかし、本発明では、細
い径のレーザー光で特定の場所を照射することにより塩
基検出時の分解能を高くすることができる。
程度であり、この検出器を用いた時の泳動路上の位置分
解能は5mmとなってしまう。しかし、本発明では、細
い径のレーザー光で特定の場所を照射することにより塩
基検出時の分解能を高くすることができる。
[発明の効果]
本発明によれば、泳動パネル上に隣接した数多くの泳動
帯を設ける事ができるのでいくつものDNA等の塩基配
列決定を並列して行なえる。この結果塩基配列決定の迅
速化に大きな効果がある。
帯を設ける事ができるのでいくつものDNA等の塩基配
列決定を並列して行なえる。この結果塩基配列決定の迅
速化に大きな効果がある。
更に、本発明ではDNA泳動路の両脇のゲル部からの発
生をモニターし泳動路上からの発光強度を補正できるの
で高感度検出が達成できる。
生をモニターし泳動路上からの発光強度を補正できるの
で高感度検出が達成できる。
また、縦方向の分離能はレーザー径に規定し、受光部の
長さを長くしであるために検出器の設定などが容易にな
る利点がある。
長さを長くしであるために検出器の設定などが容易にな
る利点がある。
本発明では検出部をイメージ増巾器とダイオードアレイ
で構成したが、高感度ダイオードアレーあるいは二次元
ダイオードアレーを用いて同様の効果を得ることもでき
る。
で構成したが、高感度ダイオードアレーあるいは二次元
ダイオードアレーを用いて同様の効果を得ることもでき
る。
第1図は本発明の一実施例を示すDNA塩基配列決定装
置の斜視図、第2図はレーザー光入射部の部分構成図、
第3図は多数試料の検出例を示す特性図、第4図は従来
のDNA塩基配列決定のプロセスを示す説明図、第5図
および第6図は従来のDNA断片検出装置の構成図であ
る。 1・・・解析しようとするDNA断片、2・・・D N
Aファミリー、3・・・泳動板、4・・・泳動方向、
3・・・泳動中のDNA群(DNAバンド)、6・・・
決定された塩基配列、7・・・泳動用ゲル、8・・・レ
ーザー光源、9・・・蛍光検出用光電増倍管、10.1
4・・・検出回路、11・・・部分反射板、12・・・
反射板、13・・・モニター光検出器、15・・・デー
ター処理機、16・・・出力機器、17・・・ビームス
キャナー、18・・・光モニタ−,19・・・チューブ
状ゲルカラム、20・・・反射fi、21・・・レンズ
、22・・・フィルター、23・・・光トラップ、24
・・・結像用レンズ、25・・・a−b蛍光像、26・
・・イメージ増巾器、27・・・光ダイオードアレー、
28・・・蛍光信号、30.31・・・ガラス側板、3
6・・・測定部。 πへ 第1a 第2図 第3E 現“1/X、+ペン矛ル 菊44 え b、、−l
置の斜視図、第2図はレーザー光入射部の部分構成図、
第3図は多数試料の検出例を示す特性図、第4図は従来
のDNA塩基配列決定のプロセスを示す説明図、第5図
および第6図は従来のDNA断片検出装置の構成図であ
る。 1・・・解析しようとするDNA断片、2・・・D N
Aファミリー、3・・・泳動板、4・・・泳動方向、
3・・・泳動中のDNA群(DNAバンド)、6・・・
決定された塩基配列、7・・・泳動用ゲル、8・・・レ
ーザー光源、9・・・蛍光検出用光電増倍管、10.1
4・・・検出回路、11・・・部分反射板、12・・・
反射板、13・・・モニター光検出器、15・・・デー
ター処理機、16・・・出力機器、17・・・ビームス
キャナー、18・・・光モニタ−,19・・・チューブ
状ゲルカラム、20・・・反射fi、21・・・レンズ
、22・・・フィルター、23・・・光トラップ、24
・・・結像用レンズ、25・・・a−b蛍光像、26・
・・イメージ増巾器、27・・・光ダイオードアレー、
28・・・蛍光信号、30.31・・・ガラス側板、3
6・・・測定部。 πへ 第1a 第2図 第3E 現“1/X、+ペン矛ル 菊44 え b、、−l
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、DNA断片を分離検出するDNA塩基配列決定装置
において、多数のDNA断片泳動路を有する平板型電気
泳動装置、該電気泳動装置の泳動路にレーザー光を照射
する光励起用レーザ光源、レーザー光によって照射され
たDNA断片からの光を検出し電気信号に変換するレン
ズシステムおよび光ダイオードアレーを具備する事を特
徴とするDNA塩基配列決定装置。 2、特許請求の範囲第1項記載のDNA塩基配列決定装
置において、レーザーで照射される上記電気泳動装置の
ゲル上のラインおよび上記光ダイオードアレーの配列方
向が上記電気泳動装置内のDNA断片の泳動方向と直角
であることを特徴とするDNA塩基配列決定装置。 3、特許請求の範囲第1項記載のDNA塩基配列決定装
置において、試料泳動部の外側から出る光をモニターし
、試料泳動部からの光信号強度を補正する手段を具備す
ることを特徴とするDNA塩基配列決定装置。 4、特許請求の範囲第1項記載のDNA塩基配列決定装
置において、該電気泳動装置の励起光入射部ゲル端面を
平面ならしめる透明導入窓を設けたことを特徴とするD
NA塩基く列決定装置。 5、特許請求の範囲第1項記載のDNA塩基配列決定装
置において、該電気泳動装置の励起光出射側に励起光と
直角な面から10゜以上傾いている部材を設けたことを
特徴とするDNA塩基配列決定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61164647A JPS6321556A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | Dna塩基配列決定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61164647A JPS6321556A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | Dna塩基配列決定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6321556A true JPS6321556A (ja) | 1988-01-29 |
Family
ID=15797153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61164647A Pending JPS6321556A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | Dna塩基配列決定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6321556A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1986-07-15 JP JP61164647A patent/JPS6321556A/ja active Pending
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