JPS63215462A - ロ−タリ形サ−ボバルブ - Google Patents

ロ−タリ形サ−ボバルブ

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JPS63215462A
JPS63215462A JP4966387A JP4966387A JPS63215462A JP S63215462 A JPS63215462 A JP S63215462A JP 4966387 A JP4966387 A JP 4966387A JP 4966387 A JP4966387 A JP 4966387A JP S63215462 A JPS63215462 A JP S63215462A
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Tsuneo Tanaka
常雄 田中
Katsuhisa Mori
勝久 森
Seiji Arakawa
荒川 清治
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Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の動力舵取装置等に使用するロータリ
形サーボバルブに関する。
(従来技術) 自動車の動力舵取装置に使用するロータリ形サーボバル
ブは、第3図及び第4図に示す如く、相対回動可能に互
いに嵌合するロータリ弁部材3゜とスリーブ弁部材40
よりなり、その分配孔44゜45から出力される油圧の
差圧(操舵圧力)の圧力特性としては、第6図に示すよ
うな2段折れ特性が要求される。これは操舵ハンドルを
回動していった場合、手動操舵トルクが小さいうちはア
シスト力が生じないようにし、手動操舵トルクがある値
p以上になるとゆるやかにアシスト力が増大し、更に手
動操舵トルクが増大して値q以上になると急激にアシス
ト力が増大するようにして、操舵中立位置付近において
は操舵ハンドルの復元力を保ち、操舵ハンドルを大きく
回動した場合にはその回動角に応じてアシスト力の比率
を増大させて、手動操舵トルクの増大を防ぐためである
このような圧力特性を得るためには例えば特開昭80−
15265号公報に示す技術があり、この技術において
は第7図及び第8図に示す如く、両弁部材30.40の
嵌合部に、一方の弁部材に設けられて中立位置において
他方の弁部材のランド部31とオーバーラツプしない制
御ランド411を有する圧力制御用ランド対部分z1と
、一方の弁部材に設けられて中立位置において他方の弁
部材のランド部31とオーバラップする調整ランド部4
12を有する圧力特性調整用ランド対部分z2とを交互
に配置して、同嵌合部に複数の供給室RO,R6及び排
出室R3,R4と此等両室の間に位置する複数の制御室
R1,R2を形成し、前記圧力制御用ランド対部分Z1
には前記両弁部材30.40の相対回動に伴って前記供
給室RO。
と制御室R1の間の連通面積を次第に縮小するように絞
り制御する第1面取り36を形成し、前記圧力特性調整
用ランド対部分Z2には前記両弁部材30.40の前記
相対回動に伴って前記供給室R6と排出室R3の間の連
通面積を次第に増大するように絞り制御する第2面取り
1及びこの第2面取りの作用に引き続いて同連通面積を
次第に縮小するように絞り制御する第3面取り38を形
成しており、第2面取り10作用開始位置は、第8図に
示す如く、両部材30.40が中立位置x0から相対回
動じて制御ランド部411がランド部31とオーバラッ
プを開始する位置x2と一致させている。
この従来技術によれば、第7図に示す中立位置からスリ
ーブ弁部材40を左向きに回動した場合は、供給室RO
と制御室R1の間の連通面積および排出室R4と制御室
R2の間の連通面積は第1面取り36の作用により第9
図の特性曲線aに示す如く減少し、一方、供給室R6と
排出室R3の間の連通面積は第2及び第3面取り1,3
8の作用により第9図の特性曲線りに示す如く最初は閉
じており一旦増大した後に減少する。これにより、供給
ボート51と排出ボート52の間の絞り部による開口面
積の変化特性は、全体として第9図のiに示すような特
性曲線でもって減少するものとなる。一方、供給ポンプ
50からは一定流量の作動流体が供給されるので、絞り
部上流側(供給孔43、供給室RO,R6及び制御室R
2)の圧力は、第1面取り36のみによる場合は第9図
のdに示す如く1段折れ特性で上昇するが、第2面取リ
1が作用を開始する位置X2を越えれば第2及び第3面
取り1,38の作用も受けるのでjに示すような2段折
れ特性で上昇するものとなる。一方、絞り部下流側(排
出孔33、排出室R3,R4及び制御室R1)の圧力は
0のままである。しかして、この絞り部上流及び下流側
の圧力が分配孔44.45より出力されてパワーシリン
ダ16の両室16a、16bに印加されるので、操舵圧
力の特性曲線は、第9図のjに示す如く、中立位置xO
からオーバラップ開始位置x2までの問はあまり変化し
ない圧力不感帯域を有する2段折れ特性となる。
(発明が解決しようとする問題点) かか名従来技術においては、制御室R1,R2と供給室
RO及び排出室R3,R4の間の連通面積は、オーバラ
ップ開始位置x2に達するまでは急激ではあるが連続し
て変化するので、前記操舵圧力の特性曲線jは前記圧力
不惑帯域内においても多少の圧力上昇を伴い、このため
多少のアシスト力が生ずるので操舵中立位置付近におい
て操舵ハンドルの復元力が減少し操舵安定性の低下をま
ねくという問題がある。本発明は第2面取りを改良して
このような問題を解決しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) このために、本発明によるロータリ形サーボ弁は、第1
図〜第5図に例示する如く、相対回動可能に互いに嵌合
するロータ弁部材30とスリーブ弁部材40よりなり、
此等両弁部材の嵌合部には、一方の弁部材に設けられて
中立位置において他方の弁部材のランド部31とオーバ
ーラツプしない制御ランド411を有する圧力制御用ラ
ンド対部分21と、一方の弁部材に設けられて中立位置
において他方の弁部材のランド部31とオーバラップす
る調整ランド部412を有する圧力特性調整用ランド対
部分z2とを交互に配置して、同嵌合部に複数の供給室
RO,R6及び排出室R3,R4と此等両室の間に位置
する複数の制御室R1゜R2を形成し、前記圧力制御用
ランド対部分Z1には前記両弁部材30.40の相対回
動に伴って前記供給室ROと制御室R1の間の連通面積
を次第に縮小するように絞り制御する第1面取り36を
形成し、前記圧力特性調整用ランド対部分z2には前記
両弁部材30.40の前記相対回動に伴って前記供給室
R6と排出室R3の間の連通面積を次第に増大するよう
に絞り制御する第2面取り37及びこの第2面取りの作
用に引き続いて同連通面積を次第に縮小するように絞り
制御する第3面取り38を形成してなり、前記両弁部材
30゜40が中立位置から相対回動して前記制御ランド
部411が前記他方の弁部材のランド部31とオーバラ
ップするまでの問は同制御ランド部411の両側に位置
する前記制御室R1,R2の間の差圧がほぼ一定となる
圧力不感帯域を備えてなるロータリ形サーボバルブにお
いて、前記第2面取り37は前記制御ランド部411が
前記他方の弁部材のランド部31とオーバラップを開始
する以前より前記供給室R6と排出室R3の間の連通面
積の増大を開始するよう形成したことを特徴とするもの
である。
(作用) かかる本発明においては、ロータ弁部材30とスリーブ
弁部材40が中立位置から相対回動すれば、供給室RO
,R6と排出室R3,R4の間に形成される絞り部の開
口面積は、第5図(A)の特性曲線Cに示す如く次第に
減少する。これにより供給室RO,R6内の圧力は第1
面取り36の作用により第5図(B)の特性曲線eに示
す如く2段折れて次第に増大するものとなる。しかして
、第2面取り37は制御ランド部411とランド部31
のオーバラップ開始位置X2よりも手前の位置x1から
作用を開始するので、位置X2以後において第2面取り
が作用を開始するようにした従来技術に比して、位置x
2以前の圧力不惑帯域における圧力上昇が減少する。一
方、排出室R3゜R4内の圧力は、ロータ弁部材30と
スリーブ弁部材40が相対回動してもほぼ0のままであ
る。
従って、本発明を動力舵取装置に使用した場合の操舵圧
力の特性曲線は、第5図(B)のeに示す如く、オーバ
ラップ開始位置に達するまでの圧力上昇が少ない圧力不
感帯域部分と、オーバラップ開始位置以後の2段折れで
上昇する部分とからなるものとなる。
(発明の効果) 上述の如く、本発明によれば、供給室内の圧力の特性曲
線は圧力不感帯域においては圧力上昇が減少し、それ以
後において2段折れで上昇するものとなるので、本発明
を動力舵取装置に使用すれば操舵中立位置付近において
アシスト力が生ずることが少なくなり、従ってハンドル
の復元力が確保されて操舵安定性を高めることができ、
また操舵ハンドルを大きく回動した場合にはその回動角
に応じてアシスト力の比率が増大して手動操舵トルクの
増大を防ぐことができる。
(実施例) 先ず本実施例による動力舵取装置の本体の全体構造を説
明する。第3図に示す如く、互いに固定されたギヤハウ
ジング10と弁ハウジング11内に軸受1B、18aを
介して回動自在に支持された出力軸12のピニオン12
aは、これと交差する方向に摺動可能に支持されたラッ
ク軸15のラック歯15aと噛合し、ラック軸15には
パワーシリンダ16のピストン17が固定される(第4
図参照)と共に回路のリンク機構を介して操向車輪が連
結されている。両ハウジング10.11内には、また、
ハンドル軸を介して操舵ハンドルに連結される入力軸1
3が、出力軸12と同軸的に軸受19,19aを介して
支持され、この両軸12、】3はトーションバー14に
より弾性的に相対回動可能に互いに連結されている。こ
の両軸12.13の間には本発明によるロータリ形サー
ボバルブ20が設けられ、このロータリ形サーボバルブ
20は入力軸13に形成されたロータ弁部材30と、そ
の外周面及び弁ハウジング11の内周面11aに回動自
在に嵌合されて結合ピン25により出力軸12に連結さ
れたスリーブ弁部材40よりなり、供給ボート51.排
出ボート52及び一対の給排水−)53.54を有する
ロータリ型の4ボート絞り切換弁を形成している。
第4図に示す如く、スリーブ弁部材40の内周には8個
の凹溝42が形成され、此等各凹溝42の間にはランド
部41 (411,412)が形成されている。またロ
ータ弁部材30の外周には、スリーブ弁部材40の各凹
溝42に対応する8個のランド部31が形成され、此等
各うンド部310間には凹溝32が形成されている。ス
リーブ弁部材40のランド部41 (411,412)
には、ひとつおきに供給孔43が開口され、各供給孔4
3は供給ポンプδOからの圧力流体が供給される供給ボ
ート51に連通されている。此等供給孔43が開口され
たランド部41のうち直径方向に対向する一対のもの(
以下これを調整ランド部412という)は幅広に形成さ
れ、図示の中立状態においては、ロータ弁部材30の2
つのランド部31.31に跨ってオーバラップしている
。また供給孔43が開口された残りの一対のランド部4
1(以下これを制御ランド部411という)及び他のラ
ンド部41は、図示の中立状態においては、ロータ弁部
材3002つのランド部31,31の間に位置して何れ
もオーバラップしていない。第1図に示す如く、ロータ
弁部材30の凹溝32のうち供給孔43が連通される4
個は供給室RO及びR6を形成し、それ以外の4個は排
出室R3及びR4を形成し、各排出室R3,R4はそれ
ぞれに対応する凹溝32に開口された排出孔33、入力
軸13とトーションバー14の間の通路55及び入力軸
13に設けられた貫通孔56を経てリザーバ56に通じ
る排出ボート52に連通されている。スリーブ弁部材4
0の凹溝42のうち制御ランド部411の両側に位置す
る2対のものは制御室R1及びR2を形成し、各制御室
R1,R2に間口された2対の分配孔44.45はパワ
ーシリンダ16の両室16a、16bにそれぞれ連通す
る一対の給排水−)53.54に連通されている。
また、スリーブ弁部材40の凹溝42のうち調整ランド
部412の両側に位置する2対のものは調整室R5,R
5を形成している。
次に両弁部材30,40の各ランド部31,41 (4
11,412)の位置関係及びランド部31に形成され
る面取りにつき、第1図及び第2図により説明する。な
お、以下の説明においては、両弁部材30.40が相対
回動の中立位置にある状態における位置関係を述べるこ
ととし、相対回動角の最大値を01で示す。
第1図及び第2図(A)に示す如く、制御ランド部41
1は、その両横に対峙するロータ弁部材30の2つのラ
ンド部31とオーバラップすることなく同一の角度θ2
をおいて離れている。この2つのランド部31はそれぞ
れの外方に位置するスリーブ弁部材40のランド部41
とも同一の角度θ2をおいて離れており、それぞれの両
端エツジにはゆるやかに傾斜した第1面取り36が角度
範囲θ3(=01−02)に亘って形成されている。ま
た、調整ランド部412は、第1図及び第2図(B)に
示す如く、その両横に対峙するロータ弁部材30の2つ
のランド部31と同一角度θ4(〉θ2)だけオーバラ
ップしており、この2つのランド部31のオーバラップ
側エツジにはゆるやかに傾斜した第2面取り37が角度
範囲θ5(〉θ4−θ2)に亘って形成されている。更
に第2面取り37が形成されたランド部31の各他端は
、第2図(C)に示す如くランド部41から前記角度θ
4をおいて離れており、そのエツジにはゆるやかに傾斜
した第3面取り38が角度範囲θ6(=01−04)に
亘って形成されている。
すなわち第2及び第3面取り37.38が形成されたラ
ンド部31の角度幅は、調整ランド部412の両側の調
整室R5を形成する凹溝42の角度幅と等しくなってお
り、このランド部31と凹溝42が完全に一致したとき
、第2及び第3面取り37.38による開口面積は互い
にほぼ等しくなるように定められている。
このように両弁部材30.40の間には、第1図に示す
如く、中立状態においては両横に対峙するランド部31
とオーバラップしない制御ランド部411を中心とする
圧力制御用ランド対部分Z1と、中立位置においては両
横に対峙するランド31とオーバラップする調整ランド
部412を中心とする圧力特性調整用ランド対部分Z2
が交互に配置され、この両うンド対部分Zl、Z2jm
より各複数の供給室RO,R6、排出室R3,R4、制
御室Rj、R2及び調整室R5が形成され、圧力制御用
ランド対部分Z1には第1面取り36が形成され、圧力
特性調整用ランド対部分Z2には第2及び第3面取り3
7.38が形成されている。
次に、ロータ弁部材30に対しスリーブ弁部材40を第
2図に示す如く中立位置XOから左向に回動した場合に
おける、各室の間に形成される絞り部の連通面積の変化
状態を第5図(A)により説明する。供給室ROと制御
室R1の間の連通面積及び排出室R4と制御室R2の間
の連通面積は同様に変化し、その和は第5図(A)の特
性曲線aに示す如く、スリーブ弁部材40が中立位置X
Oから、制御ランド部411がオーバラップを開始する
位置X2(相対回動角はθ2)まで回動するまでは急激
に減少するが、それ以後は第1面取り36の作用により
ゆるやかに減少し、位置X4(相対回動角は最大値θ1
)に達すれば連通面積は0となって回動を停止する。す
なわち、供給室ROと排出室R3の間に形成される絞り
部の連通面積は特性曲線aに示す如く変化するものとな
る。
一方、供給室ROと制御室R2の間の連通面積及び排出
室R3と制御室R1の間の連通面積は、スリーブ弁部材
40が中立位置XOから停止位置X4まで回動するにつ
れてほぼ一様に急激に増大する。また、供給室R6と調
整室R5の間の連通面積は第2面取り37が作動を開始
する位置X1を過ぎればスリーブ弁部材40の回動につ
れて第5図(A)の特性曲線fの如く1段折れで増大し
、一方、調整室R5と排出室R3の間の連通面積は第3
面取り38の作用によりスリーブ弁部材40の回動につ
れて特性曲線gの如く1段折れで減少する。従って、供
給室R6と排出室R3の間に形成される絞り部の連通面
積は特性曲線すに示す如く、スリーブ弁部材40が位置
x1まで回動する問は0であるが、それ以後は次第に増
大して調整室R5を形成する凹溝42がランド部31と
完全に一致する位置X3(相対回動角はθ4)に達し、
それ以後は再び減少して位置X4に達すれば連通面積は
Oとなる。
しかして、供給室ROと排出室R3の間の絞り部(特性
曲線a)と、供給室R6と排出室R3の間の絞り部(特
性曲線b)は互いに並列であるので、供給ボート51と
排出ボート52の間に形成される絞り部の開口面積の変
化特性は、第5図(A)のCに示す如く、中立位置XO
から位置X1までの間及び位置X4においては特性曲線
aと一致し、位置X1から位置X3までの間では第2W
i取り37の作用により特性曲線aから次第に増大側に
離れ、位置X3から位置X4までの間では第3面取り3
8の作用により特性曲線aに次第に接近してこれと一致
するものとなる。
供給ポンプ50から供給ボート51に供給される作動流
体は流量が一定であるので、排出ボート52との間に形
成される前記絞り部の上流側、すなわち供給孔43、供
給室RO,R6及び制御室R2内の圧力は、ロータ弁部
材30に対してスリーブ弁部材40が左向に回動すれば
、前記絞り部の開口面積の特性曲線Cに応じて、第5図
(B)の特性曲線eに示す如く変化する。すなわち、特
性曲線eは、中立位置xOから位置x1までの間及び位
置x4においては第1面取り36のみの場合の特性曲線
dと一致するが、位置x1から位置x2までの間では特
性曲線dよりも圧力の上昇が減少して次第に下方に離れ
、位置X2から位置X3まての間では圧力上昇の割合は
増大するが特性曲線dよりは次第に下方へ離れ、位置x
3を過ぎれば圧力上昇の割合が急激になって位置x4に
達する2段折れ特性となる。このように制御ランド部4
11がランド部31とオーバラップを開始する位置x2
以前より、第2面取り37は供給ボート51と排出ボー
ト52との間の連通を開始するので、位置x2までの圧
力不感帯域における圧力上昇は第2面取り37による連
通面積の増大分だけ減少する。一方、前記絞り部の下流
側、すなわち排出孔33、排出室R3,R4及び制御室
R1内の圧力は両弁部材30.40が前記方向に相対回
動してもほぼOのままである。スリーブ弁部材40がロ
ータ弁部材30に対し右向に回動した場合は、供給孔4
3、供給室RO,R6及び制御室R1内の圧力が特性曲
線eに示す如く上昇し、排出孔33、排出室R3,R4
及び制御室R2内の圧力がほぼOのままとなる。
この制御室R1,R2は第4図に示す如く、分配孔44
.45及び給排ボート53.54を経て動力舵取装置の
パワーシリンダ16の左右室16a、18bに連通され
るので、本実施例によれば、操舵中立位置を中心とする
圧力不感帯域においてはアシスト力の上昇が減少し、従
ってハンドルの復元力が確保されて操舵中立位置付近に
おける操舵安定性を高めることができ、また操舵ハンド
ルを大きく回動した場合にはその回動角に応じてアシス
ト力の比率を増大して、手動操舵トルクの増大を防ぐこ
とができる。
なお、上記実施例においては、各面取り36゜37.3
8は全てロータ弁部材3oのランド部31に形成したが
、その一部または全部をスリーブ弁部材40のランドg
B41に形成してもよい。また、第2面取り37を形成
する角度範囲θ5は角度範囲04以下には限らず、圧力
制御ランド対部分Z1の特性曲線dに応じて角度範囲0
4以上としてもよいし、また面取り形状に変化を与える
ことにより圧力の変化特性を自由に調整することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明によるロータリ形サーボバルブ
の一実施例を示し、第1図は要部の断面展間図、第2図
は第1図の各部を拡大した詳細断面図、第3図はロータ
リ形サーボバルブを備えた動力舵取装置の縦断面図、第
4図はロータリ形サーボバルブの横断面図、第5図はバ
ルブ回動角に対する連通面積及び圧力の特性図、第6図
は手動操舵トルクに対する操舵、圧力の特性図、第7図
〜第9図はそれぞれ従来技術の第1図、第2図及び第5
図相当図である。 符号の説明 20◆・・ロータリ形サーボバルブ、30・・・ロータ
弁部材、31・・・ランド部、36・・・第1面取り、
37争・・第2面取り、38Φ・・第3面取り、4o・
・・スリーブ弁部材、41・・・ランド部、411・・
・制御ランド部、41   2・・・調整ランド部、R
O,R6・・・供給室、R1,R2Φ1制御室、R3,
R4,、拳排出室、Zl・・・圧カ制御用ランド対部分
、Z2・・・圧力特性、調整用ランド対部分。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 相対回動可能に互いに嵌合するロータ弁部材とスリーブ
    弁部材よりなり、此等両弁部材の嵌合部には、一方の弁
    部材に設けられて中立位置において他方の弁部材のラン
    ド部とオーバーラツプしない制御ランドを有する圧力制
    御用ランド対部分と、一方の弁部材に設けられて中立位
    置において他方の弁部材のランド部とオーバラップする
    調整ランド部を有する圧力特性調整用ランド対部分とを
    交互に配置して、同嵌合部に複数の供給室及び排出室と
    此等両室の間に位置する複数の制御室を形成し、前記圧
    力制御用ランド対部分には前記両弁部材の相対回動に伴
    って前記供給室と制御室の間の連通面積を次第に縮小す
    るように絞り制御する第1面取りを形成し、前記圧力特
    性調整用ランド対部分には前記両弁部材の前記相対回動
    に伴って前記供給室と排出室の間の連通面積を次第に増
    大するように絞り制御する第2面取り及びこの第2面取
    りの作用に引き続いて同連通面積を次第に縮小するよう
    に絞り制御する第3面取りを形成してなり、前記両弁部
    材が中立位置から相対回動して前記制御ランド部が前記
    他方の弁部材のランド部とオーバラップするまでの問は
    同制御ランド部の両側に位置する前記制御室の間の差圧
    がほぼ一定となる圧力不惑帯域を備えてなるロータリ形
    サーボバルブにおいて、前記第2面取りは前記制御ラン
    ド部が前記他方の弁部材のランド部とオーバラップを開
    始する以前より前記供給室と排出室の間の連通面積の増
    大を開始するよう形成したことを特徴とするロータリ形
    サーボバルブ。
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