JPS6321419Y2 - - Google Patents

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JPS6321419Y2
JPS6321419Y2 JP1980041013U JP4101380U JPS6321419Y2 JP S6321419 Y2 JPS6321419 Y2 JP S6321419Y2 JP 1980041013 U JP1980041013 U JP 1980041013U JP 4101380 U JP4101380 U JP 4101380U JP S6321419 Y2 JPS6321419 Y2 JP S6321419Y2
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JP
Japan
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ink
pressure chamber
displacement mechanism
diaphragm
supply port
Prior art date
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JP1980041013U
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JPS56143050U (ja
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、インクジエツトヘツドに関するもの
であつて、堅牢な構造を有し、インク滴噴出時に
おけるインク供給口へのインクの逆流を軽減して
インク噴出口から安定にインク滴を噴出できるヘ
ツドを提供するものである。
インクジエツトヘツド(以下ヘツドという)の
一種に、インク供給口とインク噴出口と内部体積
を変化させる変位機構とを有し内部体積の変化に
応じて内部に充填されたインクをインク滴として
噴出するとともに内部にインクを取り込むように
構成された圧力室を含むものがある。
第1図は、このようなヘツドの一例を示す構成
説明図であつて、10はベース、20は可撓板、
30は圧電素子40は導管である。ベース10
は、上部が開口された容器として形成されてい
る。このベース10の側壁にはインクの供給口1
1およびインクの噴出口12が設けられている。
可撓板20は、ベース10の上部開口面を塞ぐよ
うにして取り付けられている。これらベース10
を可撓板20により、インクの充填される圧力室
Pが構成されることになる。圧電素子30は、可
撓板20の表面に取り付けられている。この圧電
素子30は、印加される電気信号に応じて伸縮変
位する。このような圧電素子30の変位は可撓板
20に伝達され、圧力室P内の体積が変化するこ
とになる。すなわち、可撓板20および圧電素子
30は、圧力室Pの内部体積を変化させる変位機
構を構成している。導管40は、インク供給口1
1とインクタンク(図示せず)とを連結するもの
である。このような構成において、圧力室P内に
はインクが充填されている。このような状態で変
位機構が駆動されて圧力室P内の体積が減少する
ことにより内部に充填されたインクはインク滴と
して噴出口12から噴出され、圧力室P内の体積
が増加することにより内部にはインクタンクから
インクが取り込まれる。
ところで、このような構成によれば、圧力室の
内部体積を変化させる変位機構が外部に露出した
構造となつているために、外部からの衝撃等によ
つて変位機構が損傷されるおそれがある。また、
ヘツドを配置するのにあたつては、変位機構に外
力が作用しないように考慮しなければならず、操
作性が制限されることになる。また、このような
従来の構成によれば、圧力室Pにインクを供給す
るインク供給口11におけるインクの流れに対す
る抵抗は可撓板20の変位に拘らずほぼ一定であ
り、インク滴を噴出させるために圧力室P内の体
積を減少させた場合にインク供給口11からイン
クが逆流してインク噴出口12からインク滴が安
定に噴出されないおそれがある。
本考案は、このような欠点を解決したものであ
つて、以下、図面を用いて詳細に説明する。
第2図は、本考案の一実施例を示す構成説明図
であつて、50,60は圧力室Pを構成するベー
ス、70は変位機構として用いるダイヤフラムで
ある。ベース50,60はそれぞれ一方の面が開
口された容器として形成されたものであり、ベー
ス50の底面のほぼ中央にはインク供給口51が
設けられ、ベース60の底面のほぼ中央にはイン
ク噴出口61が設けられている。これらベース5
0,60は、ダイヤフラム70を挾むようにして
端面を重ね合わせて固着されている。ダイヤフラ
ム70は、圧力室P内でのインクの流通を妨げな
いようにして圧力室P内に取り付けられている。
このダイヤフラム70の内部には、ダイヤフラム
70内の体積を変化させるための流体(気体ある
いは液体)が外部の流体源(図示せず)からパイ
プ71を介して加えられる。ダイヤフラム70の
可撓板72,73間の距離l0は、加えられる流体
の量に応じて変位する。また、ダイヤフラム70
は、供給口51の開口端と可撓板72との間隙が
g0になるようにしてベース50側に片寄つて取り
付けられている。なお、供給口51には、導管4
0を介してインクタンク(図示せず)が連結され
ていて、圧力室P内にはインクが充填される。
このような構成において、ダイヤフラム70内
に加える流体量を変化させてダイヤフラム70内
の体積を変化させることにより、インクが充填さ
れた圧力室P内の体積も変化することになり、第
1図と同様に、圧力室P内へのインクの取り込み
および圧力室P内からのインクの噴出が行なわれ
ることになる。ここで、本考案によれば、変位機
構70はベース50,60で形成される圧力室P
内に配置されているので、外部衝撃等による変位
機構70の損傷を防止することができ、操作性の
向上やヘツドの長寿命化等を図ることができる。
また、変位機構70の変位による圧力室P内の体
積変化を大きくすることもできる。なお、変位機
構70は、インクの腐蝕に強い材質で構成した
り、あるいは表面に耐腐蝕膜を設けておくことが
望ましい。
また、第2図の構成によれば、ダイヤフラム7
0内の体積変化に応じて供給口51の開口端とダ
イヤフラム70の可撓板72との間隙g0も変化す
る。すなわち、ダイヤフラム70内の体積が増加
する状態での間隙g1はg0よりも狭くなり、インク
タンクに向かうインクの流れに対して大きな抵抗
として作用する。一方、ダイヤフラム70内の体
積が増加した状態から元の体積に復帰する状態で
の間隙はg1からg0に変化し、圧力室P内に向かう
インクの流れに対する抵抗は小さくなる。このよ
うな間隙g0の変化によつて、インクのインクタン
クへの逆流が減少でき、安定なインク滴噴出動作
による高品質の記録結果が得られる。
なお、第2図の実施例では、ダイヤフラム70
をベース50側に片寄らせて配置した例について
示したが、ベース50と60とのほぼ中間位置に
配置して供給口51の開口端をダイヤフラム70
の可撓板72との間隙が所定の値になるように突
出させてもよい。
また、変位機構70はダイヤフラムに限るもの
ではなく、ベローズや袋状体等、内部に加えられ
る流体の量に応じて外形が変位するものであれば
よい。
以上説明したように、本考案によれば、堅牢な
構造を有し、インク噴出口から安定にインク滴を
噴出できるヘツドが実現でき、実用的効果は大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のヘツドの一例を示す構成説明
図、第2図は本考案の一実施例を示す構成説明図
である。 40……導管、50,60……ベース、70…
…変位機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 インク供給口およびインク噴出口を有し、内部
    にインクが充填される圧力室と、 内部に連通したパイプを有し、このパイプを介
    して内部に加えられる流体の量に応じて外形が膨
    脹収縮変化するように形成され、この外形の膨脹
    収縮変化に応じて外形の一部とインク供給口との
    微小間隙が変化するように前記圧力室内に配置さ
    れた変位機構とを具備し、 前記変位機構の内部に加える流体量を変化させ
    ることによつて前記圧力室の内部に充填されたイ
    ンクをインク滴として噴出させるとともに圧力室
    内部にインクを取り込むように構成されたことを
    特徴とするインクジエツトヘツド。
JP1980041013U 1980-03-28 1980-03-28 Expired JPS6321419Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980041013U JPS6321419Y2 (ja) 1980-03-28 1980-03-28

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JP1980041013U JPS6321419Y2 (ja) 1980-03-28 1980-03-28

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JPS56143050U JPS56143050U (ja) 1981-10-28
JPS6321419Y2 true JPS6321419Y2 (ja) 1988-06-13

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ID=29636400

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4944060A (ja) * 1972-09-04 1974-04-25
JPS524835A (en) * 1975-06-20 1977-01-14 Siemens Ag Liquid drop operation type printing mechanism
JPS5451837A (en) * 1977-09-30 1979-04-24 Ricoh Co Ltd Ink jet head device

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5068621U (ja) * 1973-10-26 1975-06-19

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Publication number Publication date
JPS56143050U (ja) 1981-10-28

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