JPH053256Y2 - - Google Patents

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JPH053256Y2
JPH053256Y2 JP4621087U JP4621087U JPH053256Y2 JP H053256 Y2 JPH053256 Y2 JP H053256Y2 JP 4621087 U JP4621087 U JP 4621087U JP 4621087 U JP4621087 U JP 4621087U JP H053256 Y2 JPH053256 Y2 JP H053256Y2
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JP
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liquid
pressurizing chamber
piezoelectric element
chamber
blocking member
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JP4621087U
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JPS63152668U (ja
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、塗料、印字に使用されるインクその
他の任意な液滴を必要なタイミングで噴射する液
体噴射装置に関する。
「従来の技術」 液体加圧室の体積変化によつて液体を噴射する
衝撃加圧噴射型のインクジエツトは、圧電素子に
より加圧室の弾性壁を加圧することにより加圧室
の内容積を収縮、膨張させ液滴を噴射するもので
あるが、圧電素子の圧力が液体供給口と液体噴射
口の両方に分散し、液体加圧室の内容積を充分に
収縮しないと液滴の噴射が行われないという問題
点があつた。このため、従来のメタルダイヤフラ
ム形のインクジエツトは、加圧室内を円形圧電素
子を備えた変位増幅室とインク噴出室とにメタル
ダイヤフラムで仕切り二重構造にしているが、構
造が複雑であるという問題点があつた。デユアル
パス形のインクジエツトは、矩形圧電素子により
構成された加圧室内をインク供給通路と圧力発生
室とに仕切り、圧電素子がたわむと圧力発生室内
のインクに圧力波が発生し、ノズルよりインクが
柱状となつて吐出され、同時にインク供給通路の
インクもノズルへ吸引されるものであり、やはり
二重構造を必要とした。また、マイクロバルブ形
のインクジエツトは、加圧室が円筒形圧電素子で
構成され、加圧室のインク供給側に逆流を防止す
るマイクロバルブを設け、ノズル側に供給側との
液体抵抗をバランスさせる流体抵抗素子を組込ん
だものであるが、部品点数が多く、構造が複雑で
あるとともに、マイクロバルブの拡開縮少が充分
でないという問題があつた。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は、上記の問題点に鑑みてなされたもの
であり、極めて簡単な構造でもつて、良好に液滴
を噴射する液体噴射装置を提供することを目的と
する。
「問題点を解決するための手段」 上記目的に沿う本考案の構成は、液体加圧室の
内部に、液体供給口に近接して遮断部材を固設
し、かつ該遮断部材と液体加圧室の弾性壁の内面
との間に間隙を形成したことを特徴とする。
「作用」 上記構成によれば、圧電素子が液体加圧室の体
積を縮少する方向にたわんだ時、液体加圧室の弾
性壁の内面と遮断部材との間隙が縮小され、液体
供給口側の経路に分散される圧力が弱められ液体
噴射口側の圧力が高められるとともに、圧電素子
が逆方向にたわんだ時には、前記弾性壁の内面と
遮断部材との間隙が拡開されるため、液体加圧室
に液体が充分に供給され、液体噴射に必要な体積
収縮量が確保される。
「実施例」 次に第1図および第2図により本考案の実施例
の構造を説明する。
第1図の側断面図および第2図の下面図におい
て、円形に形成された液体加圧室5の一端には液
体供給口1が形成されており、この液体供給口1
にはインク、塗料などの液体を入れたタンク2が
連通されている。液圧加圧室5の他端にはノズル
状の液体噴射口6が形成されている。液体加圧室
5、液体供給口1および液体噴射口6の基本構成
素材はガラスである。加圧室5の内部にはガラス
を素材とした突起状の遮断部材3が、液体供給口
1に近接して固設されている。加圧室5の弾性壁
7の外面には円形の圧電素子4が弾性壁7を基板
として配設されている。遮断部材3と弾性壁7と
の間には間隙8が形成されている。
「実施例の作動」 上記構成において、圧電素子4に負極性パルス
が印加されると、圧電素子4が第1図の上側へ凸
にたわむため、遮断部材3と弾性壁7との間隙8
が拡開され、タンク2の水頭圧により供給口1お
よび間隙8を通つて加圧室5に液体が容易に供給
される。圧電素子4に正極性パルスが印加される
と、圧電素子4が第1図の下側へ凸にたわむた
め、遮断部材3と弾性壁7との間隙8が縮小され
るとともに、加圧室5の体積が縮小するため、加
圧室5の液圧が充分に上昇する。この液圧の上昇
により噴射口6の先端から液滴が印字面9などに
噴射される。なお、圧電素子4へのパルス印加を
停止すると、圧電素子4の変形が止まり、噴射口
6の先端から液体の漏出がない状態で噴射装置の
作動が停止する。
「数値的性能例」 上記実施例の構造において、液体供給口1に対
するタンク2の水頭圧を−10mmとし、液体噴射口
6の直径を70μmとしたとき良好な結果を得るこ
とができた。
「考案の効果」 以上述べたように、本考案の液体噴射装置は上
記の構成を有するものであり、遮断部材により流
体加圧室から液体供給口への液体の戻りを遮断す
ることができるため、液体加圧室の収縮体積に等
しい量の大部分が噴射口側へ移動し、更に圧電素
子が上側へ凸にたわむ時には遮断部材と弾性壁と
の間隙が充分に拡開されるため、加圧室に液体が
充分に供給されるので、圧電素子の効率が向上
し、装置が小形化され、対応粘度が向上されると
ともに、負極性パルス印加による供給時間の短縮
を図ることができ、また、構造も極めて簡単であ
るなどの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は下面図である。 1……液体供給口、2……タンク、3……遮断
部材、4……圧電素子、5……液体加圧室、6…
…液体噴射口、7……弾性壁、8……間隙、9…
…印字面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 液体加圧室の体積変化によつて液体を噴射させ
    る液体噴射装置であつて、前記液体加圧室の一端
    に形成せる液体噴射口と、他端に形成せる液体供
    給口を備えるとともに、前記液体加圧室の弾性壁
    の外面に圧電素子を配設された液体噴射装置にお
    いて、 前記液体加圧室の内部に、前記液体供給口に近
    接して遮断部材を固設し、 かつ該遮断部材と液体加圧室の弾性壁の内面と
    の間に間隙を形成したことを特徴とする液体噴射
    装置。
JP4621087U 1987-03-27 1987-03-27 Expired - Lifetime JPH053256Y2 (ja)

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JP4621087U JPH053256Y2 (ja) 1987-03-27 1987-03-27

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JP4621087U JPH053256Y2 (ja) 1987-03-27 1987-03-27

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Publication Number Publication Date
JPS63152668U JPS63152668U (ja) 1988-10-06
JPH053256Y2 true JPH053256Y2 (ja) 1993-01-26

Family

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