JPS6321332Y2 - - Google Patents

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JPS6321332Y2
JPS6321332Y2 JP17811784U JP17811784U JPS6321332Y2 JP S6321332 Y2 JPS6321332 Y2 JP S6321332Y2 JP 17811784 U JP17811784 U JP 17811784U JP 17811784 U JP17811784 U JP 17811784U JP S6321332 Y2 JPS6321332 Y2 JP S6321332Y2
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JP
Japan
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permanent magnet
plate
magnetic
magnet pieces
conductive plate
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JP17811784U
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JPS6195444U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えば車輌のギヤボツクス等に装着さ
れるマグネツトフイルタに係るものである。
(従来の技術) 従来のこの種のマグネツトフイルタは例えば実
公昭58−31798号公報に示すように、ドレンプラ
グの先端に永久磁石片を固定して構成され、ギヤ
ボツクス等に螺装され、前記永久磁石片によつて
ギヤボツクス内の油に混入する鉄粉を吸着するよ
うに構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら前記従来のマグネツトプラグはギ
ヤボツクス内における油の流れを主体として配慮
された最も効果的な鉄粉吸着個所に取付けること
ができず、油抜きを最重要視した箱底部の最も低
い部分に取付けられていた。また永久磁石片の大
きさもドレンプラグの径によつて制約され更に永
久磁石片の吸着面はドレンプラグ先端の方向に限
られ、十分な鉄粉吸着効果が得られなかつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような問題点を解決するために提
案されたものであつて、間隙を存して配設された
一双の永久磁石片の各裏面及び外周面に亘つて磁
性金属製導磁板を包覆するとともに、同導磁板の
中央部に前記両永久磁石片の間隙に嵌入する突隆
条を設けてなることを特徴とするマグネツトフイ
ルタに係るものである。
(作用) 本考案に係るマグネツトフイルタは前記したよ
うに板状永久磁石片を主体とする板状に構成され
ているので、ギヤボツクス等の内壁面等に適当な
取付手段を介して取付けられ、前記永久磁石片及
び同永久磁石片を包覆する導磁板の磁性によつ
て、前記ギヤボツクス内に流れる油中に混入する
鉄粉を吸着するものである。
(考案の効果) 本考案に係るマグネツトフイルタは前記したよ
うに板状に構成されているので、前記従来のドレ
ンプラグ先端に永久磁石片が固定されたマグネツ
トプラグと相違して取付個所が制約されることが
なく、ギヤボツクス等内の油の流れに適合して最
も鉄粉吸着効果の優れた個所に取付けることがで
きる。
また本考案に係るマグネツトフイルタは板状に
構成されているので、ドレンプラグと関係なく広
い面積を占めるように取付けられ、取付方向を自
由に選択できることと相俟つて、鉄粉吸着効果を
向上しうるものである。
更に本考案によれば板状永久磁石片の裏面及び
外周面に亘つて磁性金属製導磁板が包覆されてい
るので、本考案に係るマグネツトフイルタの磁性
吸着力が増大するとともに、永久磁石片が前記導
磁板によつて保護される。
更にまた本発明においては一双の板状永久磁石
片が互いに間隙を存して配設され、同各板状永久
磁石片の裏面及び外周面を包覆する磁性金属製導
磁板の中央部に前記両永久磁石片間々隙に嵌入す
る突隆条が設けられているので、導磁板の極が中
央部に導かれ、より強力に且つ有効に鉄粉等を吸
着することができるものであり、前記突隆条は同
時に前記一双の板状永久磁石片の保持部の用を兼
ねるものである。
(実施例) 以下本考案を図示の実施例について説明する。
1は互いに間隙を存して配設された板状永久磁
石片、2は鋼板等より構成された磁性金属製導磁
板で、前記各永久磁石片1の裏面及び外周面を被
覆するとともに、中央部に前記両永久磁石片1,
1間の間隙に嵌着する突隆条2aが設けられ、同
突隆条2aと導磁板2の外周面立上り片及び底面
とによつて前記両永久磁石片1,1を抱着してい
る。
また前記導磁板2における突隆条2aの両側及
び自由端部両側より突出片3が曲成され、本マグ
ネツトフイルタをギヤボツクスA等の内壁面に設
けた凹部Bの内壁面C間に嵌合したとき、同内壁
面Cと前記導磁板2との間に前記突出片3が圧着
され、前記マグネツトフイルタが確実にギヤボツ
クス内に取付けられるように構成されている。
更にまた前記導磁板2の自由端中央より垂直上
方に、吸着面の方向性を確認するための突片4が
突設され、組付時のミスを防止しうるようになつ
ている。
図示の実施例によれば前記したように、マグネ
ツトフイルタが板状に構成されているので、ドレ
ンプラグと関係なく、鉄粉吸着率の最も良好な個
所に所要の方向に取付けることができ、前記一双
の板状永久磁石片1,1が広い鉄粉吸着面を有す
ることと相俟つて、鉄粉吸着効果が増大する。
また前記一双の板状永久磁石片1,1がその裏
面及び外周面を前記導磁板2で包覆されているの
で磁性吸着力が増大し、更に前記一双の永久磁石
片1,1間の間隙に嵌入する突隆条2aが前記導
磁板2の中央部に設けられているので、同導磁板
2の極が中央部に導かれ、より強力、且つ有効に
鉄粉を吸着することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るマグネツトフイルタの一
実施例を示す平面図、第2図はその正面図、第3
図はその側面図、第4図は第1図の矢視−
図、第5図は前記マグネツトフイルタの取付状態
を示す横断平面図、第6図及び第7図は夫々第5
図の矢視−図並に矢視−図である。 1……板状永久磁石片、2……磁性金属製導磁
板、2a……突隆条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 間隙を存して配設された一双の永久磁石片の各
    裏面及び外周面に亘つて磁性金属製導磁板を包覆
    するとともに、同導磁板の中央部に前記両永久磁
    石片の間隙に嵌入する突隆条を設けてなることを
    特徴とするマグネツトフイルタ。
JP17811784U 1984-11-26 1984-11-26 Expired JPS6321332Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17811784U JPS6321332Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17811784U JPS6321332Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6195444U JPS6195444U (ja) 1986-06-19
JPS6321332Y2 true JPS6321332Y2 (ja) 1988-06-13

Family

ID=30735680

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JP17811784U Expired JPS6321332Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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