JPS6321266A - 潜熱発生装置 - Google Patents

潜熱発生装置

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JPS6321266A
JPS6321266A JP16244186A JP16244186A JPS6321266A JP S6321266 A JPS6321266 A JP S6321266A JP 16244186 A JP16244186 A JP 16244186A JP 16244186 A JP16244186 A JP 16244186A JP S6321266 A JPS6321266 A JP S6321266A
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chamber
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air
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combustion gas
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根津 松二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えばコンクリート部材部材を加熱促進養生
するための熱付与手段として用いるに好適な潜熱発生装
置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、養生すべきコンクリート部材、例えば工場で予
め打ち込まれるプレキャストコンクリート部材は、工場
内において直接又は間接的に熱せられることにより、該
コンクリート部材自体が発熱硬化して、製品化されるよ
うになっている。
ところで従来は、コンクリート部材を加熱促進養生する
ための熱付与手段として、ジェットヒータによる熱風付
与方式又はボイラによる蒸気付与方式のものが知られて
いる。上記ジェットヒータによる場合には比較的に短時
間で熱風を発生させることができるが、ボイラによる場
合には上記コンフート部材の養生時に通常4〜5tの水
を加熱して用いるため、この水を暖めて蒸気を発生させ
得るまでのウオーミングアツプに2時間位の時間を必要
としている。
[発明が解決しようする問題点] 従来は、以上のように、ジェットヒータによる熱風ある
いはボイラによる蒸気を用いてコンクリート部材を加熱
促進養生するようになっているが、上記熱風による場合
には、蒸気に比し伝熱量が小さいばかりでなく熱バラン
スが悪く、コンクリート部材表面を均一に加熱すること
が難しいと1/(う問題があり、また上記蒸気による場
合には、ドライ空気に比し伝熱量は大きくできるが燃料
費が高くつき、更にボイラが密閉構造であることから高
圧が発生し、その安全管理が必要になるという難点があ
った。
本発明は叙上の点に鑑み、高圧を生ずることなく蒸気を
含む空気を短時間で発生させることのできる開放型の潜
熱発生装置を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明の潜熱発生装置は、筐体内を複数の室に画成し、
これら各室をその延長方向の一方側で千鳥状に連結して
直列状の第1の流体流通路を形成するとともに、上記各
室内には室延長方向に沿わせて多数の筒体を併設し、こ
れら筒体をその長手方向の一端側で各室間に亙り千鳥状
に連結して上記第1の流体流通路内に隔絶された直列状
の複数の第2の流体流通路を形成し、かつ上記第1の流
体流通路はループを形成したブロワを有する空気循環経
路内に設置してその内部には上流側に設置した給水具か
ら空気と共に水を給送するとともに、上記第2の流体流
通路内には上記第1の流体流通路内の流体流れ方向とは
逆方向へ燃焼ガスを送り込み、これら第1および第2の
流体流通路間で熱交換を行なわしめて蒸気を含む空気を
発生させるようにしたものである。
[作用] 本発明においては、第2の流体流通路内の燃焼ガスから
熱を奪って第1の流体流通路内に発生した蒸気を含む空
気は、該第1の流体流通路内に滞留することなく直ちに
これに連なる装置外の空気流通路ヘブロワによって強制
的に引き込まれるため、装置内に高圧が発生することが
なく、また蒸気を含む空気を発生させ得るまでのウオー
ミング時間が短時間ですみ、燃料費を節約することがで
きる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明する。第1
図は本発明の潜熱発生装置の全体構成を概略的に示す縦
断面図、第2図はその横断面図である。図において、(
1)は筐体、 (2a)、(2b)、(2c)、(2d
)はこの筐体内空間を平面的に見て4つの室(A)、(
B)、(C)、(D)(第3図(a))に画成する隔壁
、(3a) 、 (3b) 、 (3c)はこれら各室
(A) 、(B) 、(C) 、(D)のそれぞれを更
に上下方向に4つの室に区画する仕切壁である。この仕
切壁(3a) 、 (3b) 、 (3c)によって上
下に区画された室は、それぞれ平面的に画成された各室
(A) 、 (B) 、 (C) 、 (D)に符号1
,2,3゜4を付して示しである(第3図(b)の展開
図参照)。上記隔壁は、第4図および第5図(a) 、
(b)に示すように、隔壁(2a)の室(A3)部位下
方に切欠部(4a)が、隔壁(2b)(7)室(Bl)
、(B2)部位ニソレぞれ前記同様の切欠部(4b) 
、 (4c)が、更に該隔壁(2b)の室(B3)部位
下方に複数の小孔(4d)が、隔壁(2C)の室(B3
)部位下方および室(B4)部位にそれぞれ前記同様の
切欠部(4e)、(4F)が、隔壁(2d)の室(C2
)部位に前記同様の切欠部(4g)が、それぞれ形成さ
れており、これらは後述する燃焼ガス、蒸気を含む空気
、ドレンの通路を構成する。
然して、(5a)、 (5b) 、 (5c) 、 (
5d)は各室(A3) 。
(B3) 、 (C3) 、 (B3)内にそれぞれ複
数併設された燃焼ガス用配管で、これらはその両端部が
上下の仕切壁(3b) 、 (3c)を貫通して設置さ
れており、それぞれが上方の室(A2) 、 (B2)
 、 C02) 、 ([12)から下方の室(A4)
、(B4)、(04)、(B4)へ至る連通路を形成し
ている。また、これら配管(5a)、(5b)、(5c
)、(5d)にはその外周にそれぞれ多数のフィン(6
)が設けられている。(7a)、(?b)、(7c)、
(?d)は各室(A2) 、(B2) 。
(C2)、([12)内にそれぞれ複数併設された蒸気
を含む空気用配管で、これらはその両端部が上下の仕切
壁(3a) 、 (3b)を貫通して設置されており、
それぞれが上方の室(AI)、(Bl)、(01)、(
Di)から下方の室(A3) 、 (B3) 、 (0
3) 、 (B3)へ至る連通路を形成している。(8
)は室(C1)内に設置された放水ノズルで、給水タン
ク(8)内の水を給送されるようになっている。上記給
水タンク(8)は図示しない給水源に接続されており、
該タンク内には常に一定量の水が貯留されるようになっ
ている。(11)は−端が室(CI)に連結された管体
から成る空気用の回収ダクト、(12)は同じく一端が
室(Dl)に連結された空気用の吐出ダクトであって、
その管路の途中には吸引用のブロワ(13)が設けられ
ており、これら各ダクトは図示しない空気循環経路の一
部を構成する。(14)は燃焼バーナ(15)を備えた
燃焼室であり、室(A4)のみに連通している。(16
)は筐体(1)よりも上方へ延出せしめて設けた排気筒
であり、その下端は室(B4)に連結されている。(1
7)は一端が室(B3)の下部に連結されたドレンパイ
プで、その他端はドレンポンプ(18)を介して上記給
水タンク(8)の上部に連結されている。(18)は−
端が上記給水タンク(9)内の下方へ挿入されるととも
に他端が放水ポンプ(20)を介して上記ノズル(8)
に連結接続された給水パイプ、(21)はドレンセンサ
、(22)は上記給水タンク(8)内のドレンの水位が
高くなってドレンパイプ(17)の上方端から筐体(1
)内ヘドレンが逆流するのを防止するために設けられた
給水オーバブローリミットスイッチ、(23)はドレン
コックである。(24a) 、 (24b) 。
(24c)はそれぞれ室(B3) 、 (A3) 、 
(B3)内の仕切壁(3c)上に設けた仕切板で、これ
により各室(03) 。
(B3) 、 (A3) 、(B3)内に順次所定量の
ドレンを一時的に貯留して加熱することができる。
次に、上記構成を有する本発明の潜熱発生装置の動作に
ついて第6図(a) 、 (b)をも参照しながら説明
する。まず、バーナ(15)によって暖められた燃焼ガ
スは、第1.4図中に一点鎖線で示す如く、燃焼室(1
4)から室(A4)内に進入し、室(A3)内の各燃焼
ガス用配管(5a)内から室(A2)に至る上昇経路を
通り、この室(A2)から隔壁(2b)の切欠部(4C
)を通過して室(B2)に進入する。この室(B2)内
に進入した燃焼ガスは、室(B3)内の各燃焼ガス用配
管(5b)内から室(B4)に至る下降経路を通り、こ
の室(B4)から隔壁(2C)の切欠部(4f)を通過
して室(C4)に進入する。そして、この室(C4)内
に進入した燃焼ガスは、室(C3)内の各燃焼ガス用配
管(5C)内から室(C2)に至る上昇経路を通り、こ
の室(C2)から隔壁(2d)の切欠部(4g)を通過
して室(B2)に進入する。更に、この室(B2)内に
進入した燃焼ガスは、室(B3)内の各燃焼ガス用配管
(5d)内から室(B4)に至る下降経路を通り、この
室(B4)から排気筒(16)を経て外方へ排出される
。上記燃焼ガスの全経路を符号のみで示すと下記のとお
りである。
第6図(b)は上記燃焼ガスの経路を更に簡略化して示
したものである。
これに対し、回収ダク) (11)から室(CI)内へ
送り込まれた空気は、第1.4図に実線で示す如く、こ
(7) 室(CI)内においてノズル(8)から噴射さ
れた水と共に室(C2)内の空気用配管(7C)内から
室(C3)下方に至る下降経路を通り、この室(C3)
から隔壁(2c)の切欠部(4e)を通過して室(B3
)に進入する。前記下降経路中、空気と水は、室(C2
)内においては空気用配管(7C)と交差する燃焼ガス
と、また室(C3)内においては前記室(C2)に向か
って燃焼ガス用配管(5C)内を上昇してくる燃焼ガス
と、それぞれ熱交換を行なう。この時、空器用配管(7
C)から室(C3)内に滴下してくる水は、燃焼ガス用
配管(5c)の外周面およびフィン(6)上方より順次
伝 O い、一部が蒸気となって上記空気と共に室(B3)に向
い他は温水となって仕切板(24a)で区画された室(
B3)の床に溜まる。この床に溜まった温水は、更に床
すなわち仕切壁(3c)を介して下方の室(C4)内の
燃焼ガスと熱交換を行ない暖められ、その水位が仕切板
(24a)よりも高くなると室(B3)内へ流入する。
この室(B3)内に流入した温水は隔壁(2b)の小孔
(4d)で通じる室(A3)内の仕切板(24b)で区
画された室(B3)の床に溜まり、上記同様仕切板(3
c)を介して下方の室(B4)内の燃焼ガスと熱交換を
行ない、その水位が仕切板(24b)よりも高くなると
室(A3)およびこれに隔壁(2a)の切欠部(4a)
で連通ずる室(B3)の双方に流入する。モしてれら各
室(A3) 、 (B3)に流入した温水は、上記同様
仕切板(3c)を介して下方の室(A4)、(口4)内
の燃焼ガスと熱交換を行ない更に加熱され蒸気を発生す
るが、もしその水位が室(B3)内の仕切板(24c)
よりも高くなりこれを越えた場合にはドレンポンプ(1
8)が動作し、前記仕切板(24c)を越えた温水を給
水タクン(9)内に回収する。この給水タンク(8)内
の水位が高くなり危険水位に近くなると、給水オーバブ
ローリミットスイッチが動作し、図示しない給水源より
の水の供給を停止する。
一方、上記室(B3)内に進入した蒸気を含む空気(以
下、湿り空気という)は、該室(B3)内の燃焼ガス用
配管(5b)内を下降してくる燃焼ガスと熱交換を行な
いながら上方へ向い、室内の空気用配管(7b)から室
(B1)に至る上昇経路を通り、この室(Bl)から隔
壁(2b)の切欠部(4b)を通過して室(A1)に進
入する。上記空気用配管(7b)内を通過中は室内の燃
焼ガスと熱交換を行なう。次に、上記室(A1)内に進
入した湿り空気は、室(A2)内の空器用配管(7a)
内から室(A3)下方に至る下降経路を通り、この室(
A2)から隔壁(2a)の切欠部(4a)を通過して室
(B3)に進入する。この下降経路中における燃焼ガス
との熱交換の態様は、前述の室(C)部のものと同様で
ある。そして、上記室(B3)に進入した湿り空気は、
該室(B3)内を上方へ向い、室(B2)内の空気用配
管(7d)から室(Dl)に至る上昇経路を通り、この
室(旧)から吐出ダク) (12)へ吸引され、図示し
ない空気循環経路を経て、回収ダク) (11)内へ環
流されてくる。上記室(D)部での上昇経路中における
燃焼ガスとの熱交換の態様は、前述の室(B)部のもの
と同様である。このような湿り空気の流れはブロワ(1
3)によって発生する。上記湿り空気の全経路を符号の
みで示すと下記のとおりである。
+1D 第6図(a)は上記湿り空気の経路を更に簡略化して示
したものである。この第6図(a)と同図(b)との比
較からも明らかなように、本発明の潜熱発生装置は、湿
り空気が燃焼ガスの下流側よりこれの上流側に向けて次
第に加熱されながら各室(B3) 、 (B3) 、(
A3) 、 (B3)内に溜まった温水からの蒸気の供
給をも受け、ブロワ(13)の吸引力によって強制的に
吐出されるため、熱交換効率が高く、湿Z り空気発生までのウオーミング時間も2〜3分で済み、
燃料費の節約が可能となり、更に高圧の発生もなく安全
である。
第8図乃至第12図は、燃焼ガス用配管および空器用配
管を水平状態に設置した本発明の他の実施例を示すもの
である。図中、第1図乃至第6図のものと同一符号は同
−又は相当部分を示す。この横型の潜熱発生装置は、前
述の実施例のものと基本的に同じであるが、燃焼ガスお
よび湿り空気のいずれも水平方向に流れる経路を有する
点、室(B3)上に新たに該室(B3)に連通ずる室(
E)を設けるとともにこの室(E)内にはノズル(8)
を配置し、このノズル(8)から噴射される水が室(B
3)内の燃焼ガス用配管(5c)に側方より交差する如
く伝い落るようにしている点、および筐体(1)内に新
たに室(A5) 、 (B5) 、 (05) 、 (
B5)を形成し、燃焼ガスの通路となる室(A4)、(
B4)、(04)、(04)内には仕切壁(3c) 、
 (3d)を貫通せしめて空器用配管(?a′)。
(7b ’ )、 (7c ’ )、 (7d ” )
を設置して前記室(A5)、 (85) 、 C05)
 、 ([15)を湿り空気の管寄せ室に形成した点が
前述の実施例のものと異なっている。
すなわち、バーナ(15)によって暖められた燃焼ガス
は、第7,10図中に一点鎖線で示す如く、燃焼室(1
4)から室(A4)内に進入し、室(A3)内の各燃焼
ガス用配管(5a)から室(A2)に至る水平右方向経
路(第7図参照)を通り、この室(A2)から隔壁(2
b)の切欠部(4C)を通過して室(B2)に進入する
この室(B2)内に進入した燃焼ガスは、室(B3)内
の各燃焼ガス用配管(5b)内から室(B4)に至る水
平左方向経路を通り、この室(B4)から隔壁(2C)
の切欠部(4f)を通過して上方の室(C4)に進入す
る。そして、この室(C4)内に進入した燃焼ガスは、
室(C3)内の各燃焼ガス用配管(5c)内から室(C
2)に至る水平右方向経路を通り、この室(C2)から
隔壁(2d)の切欠部(4g)を通過して室(B2)に
進入する。更に、この室(B2)内に進入した燃焼ガス
は、室(I13)内の各燃焼ガス用配管(5d)内から
室(04)に至る水平左方向経路を通り、この室(B4
)から排気筒(16)を経て外方へ排出される。上記燃
焼ガスの全経路を符号のみで示すと下記のとおりである
UP         BACK          
    FORE第12図は上記燃焼ガスの経路を更に
簡略化して示したものである。
これに対し、回収ダク) (11)から室(C1)内へ
送り込まれた空気は、第7.11図中に実線で示す如く
、一部が室(E)内に進入してこの室(E)内において
ノズル(8)から噴射された水と共に、室(C3)の頂
壁(3e)に形成した多数の孔(3f)を通り室(C3
)内に進入するとともに、他は上記室(CI)から空気
用配管(7C)を通り室(C3)内に進入し、これらは
室(C3)内で合流して更にこの室(C3)から空器用
配管(7c′)内を通り室(C5)に至る水平左方向経
路を進み、この室(C5)から隔壁(2C)の切欠部(
4e)を通過して下方の室(B5)に進入する。上記水
平左方向経路中、隔壁(2c)で区画された室(C3)
の床に溜まるドレンは、室(C4)内の最下部に位置す
る空器用配管(7c′)内から室(C5)を通り、更に
上記切欠部(4e)を通過して下方の室(B5)に滴下
する。この滴下した室(B5)内のドレンは室(B4)
内の最下部に位置する空気用配管(7b”)内から室(
B3)へ、更に室内の最下部に位置する空器用配管(7
b)内から室(Bl)内へも進入し、これらは床板(3
g)を介して下方より暖められ、一部が蒸気となって上
記空気と共に室(A1)に向い、他は温水となって床に
溜まる。そして、もし前記床に溜った温水の水位が室(
B5)内の仕切板(24)よりも高くなりこれを越えた
場合にはドレンポンプ(18)が動作し、前記仕切板(
24)を越えた温水を給水タンク(9)内に回収する。
その後のドレン回収動作は前述の実施例と同様であり、
その説明は省略する。
一方、上記室(B5)に進入した湿り空気は、空気用配
管(7b′)内から室(B3)へ、更にこの室(B3)
から空気用配管(7b)内を通過して室(B1)へ至る
水平右方向経路を通り、この室(B1)から隔壁(2b
)の切欠部(4b)を通過して室(A1)に進入する。
次に、この室(A1)内に進入した湿り空気は、空気用
配管(7a)内から室(A3)内へ、更にこの室(A3
)から空気用配管(?a ′)内を通過して室(A5)
へ至る水平左方向経路を通り、この室(A5)から隔壁
(2a)の切欠部(4a)を通過して上方の室(B5)
に進入する。そして、この室(B5)に進入した湿り空
気は、空気用配管(7d ′)内から室(B3)へ更に
この室(B3)から空気用配管(7d)内を通過して室
(Ill)へ至る水平右方向経路を通り、この室(旧)
から吐出ダクト(12)へ吸引され、図示しない空気循
環経路を経て、回収ダク) (11)内へ環流されてく
る。上記水平左右経路中における湿り空気と燃焼ガスと
の熱交換態様は、これらの流れ方向を逆に設定した前述
の実施例と基本的に同様である。上記湿り空気の全経路
を符号のみで示すと下記のとおりであ第12図(a)は
上記湿り空気の経路を更に簡略化して示したものである
。この第12図(a)と同図(b)との比較からも明ら
かなように、この実施例のものも前述の第1図乃至第6
図の実施例同様、湿り空気が燃焼ガスの下流側よりこれ
の上流側に向けて次第に加熱されながら各室(B5) 
、 (B3) 、(Bl)内に溜まった温水からの蒸気
の供給をも受け、ブロワ(13)の吸引力によって強制
的に吐出されるように構成している。この実施例におい
ては、排気筒(16)を含む装置の高さ寸法を縮減でき
るという利点がある。
なお、上記各実施例では筐体内を平面的に見て4つの室
に画成したものを示したが、これを3つの室又は5つの
室等に画成しても良く、その設定態様は適宜選択し得る
ものであり、このような場合にも上記各実施例同様の効
果を奏する。
また、上記各実施例では本発明の潜熱発生装置をコンク
リート部材を加熱促進養生するための熱付与手段として
用いたものを示したが、これに限らず、例えば木材等の
養生あるいはビニールハウス等の暖房用熱付与手段に適
用し得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、第2の流体流通路
内の燃焼ガスから熱を奪って第1の流体流通路内に発生
した蒸気を含む空気は、該第1の流体流通路内に滞留す
ることなく直ちにこれに連なる装置外の空気流通路ヘブ
ロワによって強制的に引き込まれるため、装置内に高圧
が発生することがなく、また蒸気を含む空気を発生させ
得るまでのウオーミング時間が短時間ですみ、燃料費を
節約することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例の全体構成を概略的に示
す縦断面図、第2図はその横断面図、第3図(a)は筐
体内の画成態様を平面的に示す説明図、第3図(b)は
第3図(a)の展開図、第4図は隔壁を示す斜視図、第
5図(a)、(b)はいずれも第4図の隔壁を角度を変
えて示す正面図、第6図(a)は第1図のものにおける
湿り空気の流れを簡酪化して示す説明図、第6図(b)
は第1図のものにおける燃焼ガスの流れを簡略化して示
す説明図、第7図は本発明の他の実施例を示す第1図相
当図、第8図は第7図のものの第2図相当図、第9図(
a) 、(b)はいずれも第7図のものの第3図(a)
 、 (b)相当図、第10図(a)、(b)はいずれ
も第7図のものの第4図(a)、(b)相当図、第11
図(a)。 (b)はいずれも第7図のものの第5図(a)、(b)
相当図、第12図(a)、(b)はいずれも第7図のも
のの第6図(a) 、 (b)相当図である。 (1)・・・筐体、 (2a)、(2b)、(’2c)、(2d) −隔壁、
(3aL(3b)、(3c)、(3d) −仕切壁、(
4a)、(4b)、(4c)、(4e)、((4f)、
(4g)−切欠部、(8)・・・放水ノズル(給水具)
、 (11)・・・回収ダクト、 (12)・・・吐出ダクト、 (13)・・・ブロワ、 (15)・・・燃焼バーナ。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 の C− 飄 ■         Φ 一 手続補正書(方式) 1.事件の表示 昭和61年特許願第162441号 2、発明の名称 潜熱発生装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 〒103 6、補正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄。 7、補正の内容 明細書第21頁第6〜7行の「第10図(a)、(b)
は・・・第4図(a)、(b)相当図、」という記載を
「第10図は第7図のものの第4図相当図、」と補正す
る。 以  上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)筐体内を複数の室に画成し、これら各室をその延
    長方向の一方側で千鳥状に連結して直列状の第1の流体
    流通路を形成するとともに、上記各室内には室延長方向
    に沿わせて多数の筒体を併設し、これら筒体をその長手
    方向の一端側で各室間に亙り千鳥状に連結して上記第1
    の流体流通路内に隔絶された直列状の複数の第2の流体
    流通路を形成し、かつ上記第1の流体流通路はループを
    形成したブロワを有する空気循環経路内に配置してその
    内部には上流側に設置した給水具から空気と共に水を給
    送するとともに、上記第2の流体流通路内には上記第1
    の流体流通路内の流体流れ方向とは逆方向へ燃焼ガスを
    送り込み、これら第1および第2の流体流通路間で熱交
    換を行なわしめて蒸気を含む空気を発生させるようにし
    たことを特徴とする潜熱発生装置。
  2. (2)上記各室内に併設した筒体は筐体内に設けられた
    管寄せ室を介して連通接続されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の潜熱発生装置。
  3. (3)上記ブロワは上記空気循環経路内における第1の
    流体流通路下流側に配置されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項又は第2項記載の潜熱発生装置。
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