JPS63211461A - 電子取引システム - Google Patents

電子取引システム

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JPS63211461A
JPS63211461A JP62044549A JP4454987A JPS63211461A JP S63211461 A JPS63211461 A JP S63211461A JP 62044549 A JP62044549 A JP 62044549A JP 4454987 A JP4454987 A JP 4454987A JP S63211461 A JPS63211461 A JP S63211461A
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JP
Japan
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card
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JP62044549A
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English (en)
Inventor
Shunichi Nakajima
俊一 中島
Takeo Tamada
玉田 丈夫
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、ICカードのような携帯可能媒体により取
引を行なう電子取引システムに関する。
(従来の技術) 現在のクレジットカードによる買掛取引はオフライン式
によって行われるのは一般的である。このオフライン式
取引システムでは、カードのエンボス情報をレシートに
転写し、利用者のサインと共にこのレシートが取引の証
拠としてオフラインで取扱われる。即ち、このオフライ
ンでは、取引店はホストコンピュータと接続された端末
を必要としないので、クレジット会社は多くの加盟店を
募り易いが、取引時に利用者の信用残高が分らない欠点
があり、高額取引では、取引店がセンターに電話問合わ
せを行っているのが現状である。
また、最近では、磁気ストライプを有するクレジットカ
ードを用い、ホストコンピュータに接続されたカードリ
ーダ/ライタによってクレジットカードの磁気ストライ
プを読取り、ホストコンピュータへオンラインで取引情
報を送信するオンライン方式が使用され始めているが、
このオンライン方式は一般商店では普及しにくい。即ち
、クレジット会社は複数あり、これらの会社に接続され
るオンライン端末装置は高価であるので、小商店等では
とても設置できない上、磁気ストライブ内の情報量はこ
の種の一般クレジット取引記録用には不十分である。そ
こで、ICメモリとCPUを内蔵した所望ICカードを
用いた第1ライン方式が研究され、ICカードの国際規
格化も審議されている。ICカードの情報の入出力はI
Cカードに設けた電気接点または疑似磁気ストライプ出
力で行われる。従って、このICカードへの情報入出力
には端末装置が必要となる。このようにICカードは多
機能性、情報量等の観点からは、を効であるが、世界各
国の小商店にICカードの端末装置を広く普及させるこ
とは困難である。
(発明が解決しようとする問題点) 従来からのオフライン方式では、信用残高が把握できな
い。磁気ストライプを有するカードを用いると、信用残
高を把握できるが、この場合には、商店に端末装置を設
置する必要がある。また、磁気ストライプはデータ容量
が少なく、多機能化、情報量の増加を実現できない。多
機能化及び情報量の増加のためにICカードを用いると
、商店に端末装置が必要となり、1台の端末装置で複数
のクレジット会社のホストコンピュータと取引しようと
すると、端末装置の標準化が必要である。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 利用者により所持され少なくとも金額データを入力する
入力キー1少なくとも利用者の口座データ及び前記入力
キーにより入力された金額データを記憶するメモリ手段
、前記人カキ−により入力されたデータを表示する表示
手段、前記メモリ手段に記憶されたデータを音圧により
出力する発音体を有する利用者用携帯可能媒体と、少な
くとも店舗識別データを保持し、この店舗識別データを
音圧により出力する発音体を有する店舗用携帯可能媒体
と、これら両携帯可能媒体の発音体から音圧で発生した
少なくとも利用者口座データ、金額データ及び店舗識別
データ信号を伝送する手段と、この伝送手段を介したデ
ータ信号を受け、利用者口座と店舗口座との間で金額の
振替処理を行なうホストコンピュータを有することを特
徴とする電子取引システムが提供される。
[作用] 個人用携帯可能手段及び店舗用携帯可能手段に設けられ
た発音体から音圧により口座データなどが出力され、音
響結合によりホストコンピュータと交信されることによ
り利用者口座と店舗口座との間で金額振替処理ができる
[実施例] 第1図において、携帯可能端末媒体としてのICカード
1は電話器2またはカードリーダ/ライタ3に装着され
る。電話器2及びカードリーダ/ライタ3は電話交換網
4に接続される。電話器2はダイヤル方式及びブツシュ
ホンのいずれてもよい。カードリーダ/ライタ3はカー
ド1に設けられる電気接点を介してICカード1に対し
てデータの読取り/書込みを行なう。電話交換網4は電
話回線を介して地区システム11の網制御装置5に接続
される。網制御装置5は48回線を有し、同時に複数の
加入店からの呼出しに対応できる。
網制御装置5は音声応答ユニット6、音声認識装置7及
びモデム8に接続される。音声応答ユニット6は音声合
成でデータを出力する。合成方式は、例えばパーコール
方式等の合成方式であり、音声単位を組合わせて、連続
音を作り出す。音声認識装置は複合類似度方式を採用し
、不特定話者の単語を認識し、50種の認識単語数を存
する。
モデム8は300ビット/秒の送信速度を有し、変調方
式として2進のF S X (Frequency S
hirtKeying)方式を採用している。低チャン
ネルでの公称中心周波数は1080Hz、高チャンネル
では1750Hzで全二重通信できる。
音声応答ユニット6、音声認識装置7及びモデム8は制
御部9に接続され、この制御部9によりホストコンピュ
ータ10との交信が制御される。ホストコンピュータ1
0はカード所持者毎と加入店毎の取引記録を有し、加入
床からの呼出しに応じて今回の取引の可否及びその取引
結果の決裁等の処理を行なう演算部と大容量のメモリに
より構成される。ホストコンピュータ10は同時に他の
地区のホストコンピュータ10°とも接続されており、
受持ち地区以外のカード所持者による取引の場合にはホ
ストコンピュータ10と10°との間の連絡により、即
時に必要な情報を転送する。
取引結果の決裁情報は地区内加入者の取引の場合にホス
トコンピュータ10内のメモリに記録され、地区外のカ
ード使用者の取引の場合には該当地区のホストコンピュ
ータ10°のメモリに転送され、記憶される。
ホストコンピュータ10と10°との相互間の連絡は取
引前と取引終了後の2回だけであり、処理済の情報の転
送のみを行なう。加入床の端末2.3とホストコンピュ
ータ10との接続はカード所持者の地区に関係なく、加
入床の地区内での取引に限られる。両地区は国際間にま
たがることがあるが、この方式によれば通信費は安価と
なる。
第2図には、ICカード1が示されている。このICカ
ード1には、アルファベット、数字、記号を表示できる
20桁液晶表示器101が設けられる。この表示器10
1の下部に20種のフラットキ一群102が設けられる
。このフラットキ一群102において、取引種別キーグ
ループ103は社会共通(健康保険、運転免許)用キー
、クレジット取引用キー、銀行取引用キー、会社内(給
与入金、出張精算、食堂使用)用キーを含んでいる。フ
ァンクションキーグループ104は計算機としての他に
各使用目的に応じた機能を果たすキーを含む。キーグル
ープ105は数字キーであるが、アルファベットを人力
できる。
接触子群106はICカードリーダ/ライタ3用の8ピ
ンの電気接点であり、ICカードに対して必要な情報の
入力、出力を行なう。接触子群106の下部に発音体1
07が設けられる。この発音体107が゛電話器2に対
設されることによりデータが電話回線を介してホストコ
ンピュータ10に伝送される。
第3図はICカード1の表面を示している。この面に設
けられるエンボス部illは有効期限、個人名、クレジ
ットカード会社コードを浮出しにより示されている。ホ
ログラムシール112はカードの偽造を困難とするため
に設けられる。顔写真113がカラーにて印刷される。
矢印114は従来の磁気カードと同様にして用いるとき
のカード挿入方向を示す。磁気ストライブは設けられて
いないが、ICカード1内の磁場発生機能により、疑似
出力を発生するので、磁気カードリーダを備えた銀行の
自動入出金装置にも適用できる。
第4図及び第5図に示すようにICカード1には、マイ
クロプロセッサ及びメモリ回路を構成する半導体集積回
路モジュールが内蔵されている。
カードの一端部に設けられたインターフェース部、即ち
接触子106がカードリーダなどの外部装置と半導体集
積回路モジュールとを電気的に接続する。
接触子10Bとは異なる位置に透明偏向体を埋込んだ表
示器101が設けられる。この表示器101の位置は後
述するように半導体集積回路モジュール及び接触子と重
畳しない位置であればどの箇所でもよいが、第1の実施
例に示すように接触子106とは反対側の端部に設ける
のが好ましい。
表示器101は少なくともカード1に内蔵された表示体
に対応する部分を透明偏向体で形成することが望ましい
が、上面基板の前面を透明材で形成してもよい。
第4図によると、カード1は一対のカバー基板118及
び120と、このカバー基板118及び120に挟持さ
れる埋込基板122と、コアシート材124とを熱圧管
して一体的に構成される。
上面カバー基板11gには、接触子106のための孔1
15並びに発音体107の音圧透過のだめの多数の孔1
08が穿設され、キーボード部はキートップの印刷が成
された導電性ゴムで形成される。また、表示窓116は
透明プラスチック偏向部材により形成される。
埋込基板122には、プリント基板及び液晶表示器10
1を嵌合させる部品嵌合部123が設けられる。
部品嵌合部123は埋込基板122を貫通して設けられ
ているが、埋込基板の厚みによって凹部状に形成できる
埋込基板の部品嵌合部123内にプリント基板12Bが
嵌合保持される。プリント基板の一端には、カバー基板
118の接触子用孔115に対応して複数の入出力接触
子10Bが設けられ、また孔108に対して発音体10
7が設けられる。更に、基板12Bには、少なくともマ
イクロプロセッサ及びメモリを構成する半導体集積回路
モジュール128及び130並びに超薄型液晶表示素子
132が設けられ、基板126に設けられたプリント配
線及び接触子10Gに接続される。また、プリント基盤
126の接触数106が設けられた面には各キーに対応
した接点パターン 142が設けられている。
プリント基板12B上の入出力接触子106に対して半
導体集積回路モジュール128及び130と液晶表示器
132とが基板126の反対側面に設けられる。
コアシート部材124には、半導体集積回路モジュール
の挿入孔134及び液晶表示素子の挿入孔138が設け
られる。更に、下面カバー基板1201には、プリント
基板126による発熱を発散させるための金属箔138
が設けられており、この金属箔138にも半導体集積回
路モジュール128及び130並びに発音体107を嵌
合する凹部140及び141が設けられる。
埋込基板122とコアシート部材124を別体に構成し
たが、両部材を一体形成することができる。
また、プリント基板126上の入出力接触子106と反
対側に半導体集積回路モジュール128及び130と表
示器132とを設け、埋込基板の厚みによって同一面上
にとなるように構成してもよい。
第5図に示すプリント基板126の断面図によると、プ
リント基板126上に半導体集積回路モジュール128
及び液晶表示器132とが設けられ、夫々基板上のプリ
ント配線142に電気的に接続される。
液晶表示素子132の液晶層144は一対のボリエ゛−
テルサルフォンフイルム基板14Bによって挟持される
。下面フィルム基板146には、偏向体148及び反射
体150が順次配設される。フィルム基板146の液晶
層側内面には、夫々透明導電膜152が形成される。
半導体集積回路モジュール128.130を載置するプ
リント基板12Bと液晶表示素子を構成する一対のフィ
ルム基板の一方とが一体構造とされ、液晶表示素子の一
方透明導電膜152とプリント基板上の配線とが直接接
続されているが、集積回路モジュール128を載置する
プリント基板126と液晶表示素子132とは別体に構
成されてもよい。
ボリエーテルサルフォンフイルム基板を用いた液晶表示
素子によれば、フィルム基板146を0.21厚み以下
にすることができるので、反射体の厚みが0.1mmで
も表示素子全体を0.61以下に形成することができ、
従来のガラス基板液晶表示素子では達成できない超薄型
表示器付きICカードが提供できる。
半導体集積回路モジュール及び液晶表示器の電源はカー
ド内に高分子フィルムを用いたシート状電池が内蔵され
ている(図示せず)。
上下面の一対のカバー基板と、これらに挟持される埋込
基板を同一の大きさに構成しているが、カバー基板の終
端部に夫々対向する凸状部を設け、埋込基板をカバー基
板外周より小さく構成してもよい。
発音体107はセラミック材料による圧電ブザーにより
構成され、駆動回路は半導体集積回路モジュール128
内に構成されたプッシュプル方式のドライバ(図示せず
)を採用し、圧電素子の両端に接続される。
次に、ICカードの回路を第6図を参照して説明する。
接触子106はシリアル変換インタフェイス201を介
してデータバスBUSに結合される。データバスBUS
はCPU202、データメモリ203、プログラムメモ
リ204、外部インクフェイス205及びカレンダ・時
計回路206に結合され、更に、液晶表示器101を駆
動する液晶制御ドライバ211に結合される。外部イン
タフェイス205はキーボード102、磁気発生素子2
12及び圧電素子107に接続される。水晶発振子21
0はCP U 202へ基準クロックを入力するために
設けられ、水晶発振子213はカレンダ・時計回路20
6に基準クロックを供給する。電源214はカードの回
路素子に給電するためカードに収納されるシート状電池
である。
次に、上記取引システムの動作を説明する。例えばレス
トランにてクレジットカードを使用する場合について第
7図及び第8図を参照して説明する。客が食事を済まし
、レジに来ると、店員は請求書を客に提示する。客は請
求額にチップの額を加算して、請求書の合計欄を埋める
。客は個人のクレジットカード]を取出し、このカード
1のキーグループ103の“CRIEDIT CARD
”キーを押す。
このとき、液晶表示器101に“INPUT YOUR
IDC0DE (I Dコードを入力して下さい)″が
表示される。この表示に従って客は文字・数字キーグル
ープ105の数字キーを順次押して4桁のIDコード(
暗証番号)“1234”をカード1に入力する。IDコ
ードが正しく入力されると、表示器101は“OK$、
?”を表示する。このとき、支払い金額、$25.50
を数字キーによって入力すると、表示器101に“$2
5.50? DEC,12−02”が表示される。金額
を確認して、客はキーグループ105のYESキーを押
し、請求書と共にカード1を店員に渡す。
店員は受は取ったクレジットカード1のキーグループ1
03の“CREDIT CARD”キーを押す。このと
き、表示器101に“INPUT YO,UR5HOP
 C0DE (店のコードを入力して下さい)″が表示
される。この表示に従って、10桁の自店コード(88
2−453−1825)を数字キーグループ105によ
って入力すると、表示器101は“g82−t5a−t
e25. YES ?”を表示する。店員は店のコード
を確認して、“YES″キーを押すと、表示器101は
“OK、 $      ?”を表示する。このとき、
店員は受取り金額、$25.50を数字キーによって入
力する。表示器101に“C1+RGIE Is $ 
25.50?”が表示される。
このとき、“YES”キーが押されると、客の入力した
金額と一致するとき表示器101に“PUSII 5−
E−N−D”が表示される。文字・数字キーグループ1
05にて文字“S# “E”N” 1D″が順次入力さ
れると、表示器101は“CALL CENTER”を
表示する。
上記の動作を第6図の回路に基づいて説明する。
IDコードはプログラムメモリ204に記憶されており
、キーボード102によりIDコードが入力されると、
CP U 202が登録されたIDコードと入力IDコ
ードとを照合する。照合が合致すると、以降の取引情報
の入力が可能となり、“OK。
$、?”が表示器101に表示される。非合致なら“T
RY IT AGAIN”が表示される。非合致が所定
回数発生すれば、以降このカードは取引情報の受入れを
禁止する。即ち、このIDカードは使用できなくなる。
上記ステップはプログラムメモリ204に予めプログラ
ムされており、キーグループ103のキーの種別により
ステップが選択される。自店コードおよび取引金額等は
データメモリ 203に一時記憶される。日付データ“
DEC,12−02”は取引月日及び同日に行われた一
連の取引番号を示し、カレンダ・時計回路206の日付
とデータメモリ 203内の取引番号とを合成して形成
される。月日と取引番号はホストコンピュータに送信す
るデータとして重要であり、このデータがないと同一取
引(客が1回しかセットしない)にもかかわらず複数回
送信され、登録される虞れがある。
データメモリ 203は16KBの容量があり、32回
の取引まで、月日、一連取用番号、金額、店コードが記
憶できる。これらの記憶データはキーボード102によ
り呼出し、順次表示し、後日に取引内容をチェックでき
る。
また、データメモリ203には、短縮コードと対応する
電話番号が記憶され、短縮番号がキー人力されると、電
話番号が発音体107から音声にて出力するようにでき
る。また、センターの電話番号をICカード1のデータ
メモリ203に記憶し、短縮コードの入力でセンターの
電話番号を発音させることができる。
次に、取引内容をホストコンピュータ10に送信する流
れについて説明する。上述のように“CALLCENT
ER″が表示されると(第7図(B)) 、店員は電話
器でセンター(地区システム> 11を呼出す。
センター11は呼出しに応答してモデム8を介して(ピ
ッの音に相当する)返答信号を出力する。
センターから応答があると、店員はキーグループ104
のキー(NEXT)を押す。このとき、表示器101に
“PUT CARD ON PIIONE”が表示され
る。店員はこの表示に従ってカード1を電話器2の送話
口に当接する。“PUT CARD ON PIION
B”の表示から5秒後に“5ENDING、 KEEP
 ON”が点滅表示される。この間に、データメモリ 
203のデータが外部インクフェイス205を介して発
音体、即ち圧電素子107に入力される。圧電素子10
7はデータに応じて振動し、データを音として出力する
。尚、この音データ発生のときには、カード1に内蔵さ
れたCPUにより音データはスクランブルされてから送
り出される。これにより、店員が客のIDコード゛を録
音し、解析して悪用することを防止する。
音データは電話器2の送話器から入力され、電話回線を
介してセンター11に伝送される。センター11では、
音データが処理され、ホストコンピュータ10が加入店
コードの登録の有無、カード所持者(客)のIDコード
を確認し、また、同時に取引限度額を調べる。必要なチ
ェックが全て完了し、データの受付が可能となると、取
引データは登録される。登録が完了する頃に表示器10
1に“LISTEN INTOPH0NE“が表示され
る。この表示を確認すると、店員はカード1を電話器2
から外し、電話器2を耳に当てる。このとき、電話器2
から登録完了を示す音(ピッ)が発せられると、カード
1のキー(YES)が押される。表示器101はこのと
き“RECORDED THANK You“を表示す
る。
これにより、取引が終了したことを店員が知ることがで
きる。尚、“RECORDED THANK You”
の表示は5秒後に自動的に消去する。
受信不良等により取引データの登録が確認できない場合
には、カード1の表示器101に“PLITCARD 
ON PIIONE AGAIN”が表示される。この
とき、NEXTキーを再度押し、カード1を受話器に当
てる。
上記実施例において、入力端末として電話器2を用いて
いるが、音圧を入力できる専用の音圧入力器を用いても
よい。カードはCPUメモリ、電源、発音体を有し、セ
ンターには、受信と音声応答機能とを有するので、カー
ドと電話器とだけでオンラインで取引ができる。そのた
め、加入店は高価な端末機を必要としないので、クレジ
ット会社は加入店の応募がしやすくなる。
この実施例のような取引システムによって次のような効
果を得ることができる。
(1)記録された取引内容を確認できるので、誤って受
信されたときは訂正することができるので安心して取引
が行なえる。
(2)  カードをいつ電話器に当てたらよいかの表示
がなされるので、センターとの交信が間違いなく行なえ
る。
(3)取引金額の入力ミスがチェックされると共に客及
び加入店は相手の暗証を知らないかぎり、有効な金額が
キー人力できないので、不正が防止できる。
(4)本人以外がカードを悪用しようとしてもカードは
動作しないので安心である。即ち、ICカードは磁気ス
トライプと異なり、電気的にROM内容を読取ることが
極めて難しく、電気接点からは出力されないようにして
おけば、キー人力による試し入力以外に暗証を盗用でき
なく、従って不正使用者によるカードデータの解読を防
止することができる。
(5)  後刻、カード所持者が取引記録を順次表示さ
せて店により発行されたレシートをチェックすることが
できる。
(6)誤受信またはノイズによる誤送に対してデ−夕を
再送することができる。
(7)限られたメモリスペースの中に常に最新の複数の
取引が記憶されるように構成されているので、チェック
に便利であり、しかもメモリがオーバーフローすること
がない。メモリ機能により電話メモとして利用できる。
(8)  カードへの入力や高速入出力がやり易い電気
接点式の端末を用いたオンライン取引と、入力はできず
、交信のスピードも遅いが特別な端末を必要としないオ
ンライン取引との両方が扱える。
上記実施例では、表示器によりセンターと対話を行なっ
ているが、次に、音声認識によってセンターと対話を行
なう実施例を説明する。この場合、センター11を呼出
すまでは第7図Bの“CALLCENTER“の表示ま
で先の実施例と同じである。この後、センター11を電
話で呼出すと、第8図Aに示すようにセンター11から
は音声合成にて、“こちらは東芝クレジットセンターで
す。毎度ありかとうございます。お取引記録の用意がで
きております。カードのNEXT”のボタンを押した後
、カードを送話器に当てて下さい。“の応答が受話器か
ら発生される。店員はこの応答に従ってカード1の“N
EXT”キーを押す。この後、カードからの発信が開始
される。即ち、カード1の発音体107から音データが
発信し、電話器2の送話器を介してセンター11に伝送
される。センター11では、音データが処理され、ホス
トコンピュータ10が加入店コードの登録の有無、カー
ド所持者(客)のIDコードを確認し、また、同時に取
引限度額を調べる。必要なチェックが全て完了し、デー
タの受付が可能となると、取引データは登録される。
センター11で取引が登録されると、センター11の音
声応答ユニット6から合成音により“取引内容は記録い
たしました。これから確認いたしますのでよろしければ
合図音につづいて「どうぞ」とお答え下さい。ピッ”が
受話器から発せられる。これに応答して店員が“どうぞ
”と返答すると、この音声はセンター11の音声認識装
置7により認識される。ホストコンピュータ10は“ど
うぞ”の返答に応答して音声応答ユニット6に次のよう
な合成音を発生させる。“レストラン トミ一様からの
日本太部 様のお買上げは25ドル50セントでした。
よろしければ合図音につづいて「はい」とお答え下さい
。ピッ”この合成音に対して店員が“はい”と返答する
と、センター11は“ご利用いただきましてありがどう
ございました。カードのrYEsJボタンを押してカー
ドをお言様にお返し下さい。”と送信する。これにより
、取引及び登録が完了する。
受信不良または確認の読取りミスにより店員が“いいえ
“と答えると、“もう一度NEXTキーを押してカード
を受話器に当てて下さい”のメツセージが発せられる。
このときには、カードからの発信が再度、行われる。
次に、個人カード1と自店カードIAとを用いてセンタ
ーと交信する実施例を第8図(B)および第8図(C)
を参照して説明する。
自店カードIAは構造上は個人カード1と同じであるが
、第9図に示すようにITEM l、ITEM 2、I
TEM 3及びITEM Xの4つのキーを有していて
、これらキーは色々な目的に利用される。
客は支払いにおいて個人カード1のキーグループ103
の“CREDIT CARD”キーを押すと、液晶表示
器101に“INPUT YOURID C0DE (
I Dコードを入力して下さい)”が表示される。この
表示に従って客は文字・数字キーグループ105の数字
キーを順次押して4桁のIDコード(暗証番号)“12
34”をカード1に入力する。IDコードが正しく入力
されると、表示器101は“OK。
$、?゛を表示する。このとき、支払い金額、$25.
50を数字キーによって入力すると、表示器101に“
$25.50? DEC,12−02”が表示される。
金額を確認して、客はキーグループ105のYESキー
を押し、請求書と共にカード1を店員に渡す。
店員は客のカードを受取ると、まず自店のカードの(レ
ストラン売上げを示す)ITEM lのキーを押す。こ
のとき、自店カードIAの表示器101に“PUT C
ARD ON PIIONB”が表示される。この指示
に従って、自店カードIAを送話器に当てる。自店カー
ドIAの発音体107からダイヤル音(ダイャルを回し
た音と同じ音)を発生する。このダイヤル音に対応する
信号は地区センター毎に加入病の電話番号に対応して予
め加入病カードに記録されている。ダイヤル音の発生が
終了すると、自店カードIAに“LISTEM INT
OPH0NE”が表示される。第8図(B)に示すよう
にセンター11からは音声合成にて、“こちらは東芝ク
レジットセンターです。毎度ありかとうございます。お
取引記録の用意ができております。お店のカードの“N
EXT”のボタンを押した後、カードを送話器に当てて
下さい。“の応答が受話器から発生される。
店員はセンター11からの応答に従って自店カードIA
の“NEXT”キーを押す。カードは送話器に対設され
、カードから発信が開始される。即ち、自店カードIA
の発音体107から店のデータが音データとして発信さ
れ、電話器2の送話器を介してセンター11に伝送され
る。センター11では、受信データが処理され、ホスト
コンピュータIOが加入店コードの登録の有無等を確認
すると、“あなたのお店は、レストラン トミー 様で
すね。よろしければ合図音につづいて「はい」とお応え
下さい。ピッ”のメツセージが合成音にて発せられる。
店員がこのメツセージを聞いて“はい“と答えると、セ
ンター11からは“お客様のカードの“NEXT”ボタ
ンを押した後、カードを送話器にあてて下さい。”のメ
ツセージが合成音にて発生される。
この後、カードからの発信が開始される。即ち、客カー
ド1の発音体107から音データが発信し、電話器2の
送話器を介してセンター11に伝送される。センター1
1では、音データが処理され、ホストコンピュータ10
がカード所持者(客)のIDコードを確認し、また、同
時に取引限度額を調べる。
必要なチェックが全て完了し、データの受付が可能とな
ると、取引データは登録される。センター11で取引が
登録されると、センター11の音声応答ユニット6から
合成音により“取引内容は記録いたしました。これから
確認いたしますのでよろしければ合図音につづいて「ど
うぞ」とお答え下さい。ピッ”が受話器から発せられる
これに応答して店員が″どうぞ”と返答すると、この音
声はセンター11の音声認識装置7により認識される。
ホストコンピュータ10は“どうぞ“の返答に応答して
音声応答ユニット6に次のような合成音を発生させる。
“レストラン トミ一様からの日本太部 様のお買上げ
は25ドル50セントでした。よろしければ合図音につ
づいて「はい」とお答え下さい。ピッ”この合成音に対
して店員が“はい′と返答すると、センター11は“ご
利用いただきましてありがとうございました。カードの
“YES”ボタンを押してカードをお客様にお返し下さ
い。”の送信する。これにより、取引及び登録が完了す
る。
このような加入病カード(自店カード)を利用するシス
テムによると、自店コードは予め記憶されているので、
センターとの交信時のコードなどの入力の手間が掛から
ず、入力ミスを生じることがない。カードを所持しない
人がカード受取り人(加入病)としてセンターにアクセ
スできないので、不正取引は減少する。カードは安価で
あり、今加入店に配布しても費用は多くかからない。加
入病は複数のクレジットカード会社と取引するが、各社
毎に単に1枚ずつカードを持つだけで、各社とのオンラ
イン決裁ができる。
客と加入病との取引が特別な手続なしに1対1で対応で
きる。特別な手続とは、例えば同一の取引番号を夫々の
カードから入力して合致した時に行なう手続である。
加入病は複数のクレジット会社と取引しているセンター
を呼出すときにも便利で誤りがない。
上記実施例では、カード1は一方側にインターフェース
のための接触子106と発音体107とが設けられてい
るが、接触子106は第10図に示すように裏面側(キ
ーボード102側)に設け、発音体107は第11図に
示すように表面側に設けることができる。なお、第12
図は発音体107をキーボード側に設けたカード1及び
IAを電話器2に当てる時の状態を示し、第13図は発
音体107を個人情報面(表面)側に設けたカードIB
を電話器2に当てる時の状態を示している。この場合、
表示器が電話器により邪魔されないので、表示器が見易
くなる。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によると格別な端末装置を
設置していなくてもオンラインによって取引ができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に従った電子取引システム
のブロック回路図、第2図は個人ICカードの裏面図、
第3図は個人ICカードの表面図、第4図はICカード
の展開斜視図、第5図はICカードの断面図、第6図は
ICカードのブロック回路図、第7図は表示対話による
電子取引システムの動作を説明するテーブルフローチャ
ート図、第8図は音声合成対話による電子取引システム
の動作を説明するテーブルフローチャート図、第9図は
加入病ICカードの裏面図、第10図及び第11図は発
音体を表面側に設けたICカードの裏面図及び表面図、
第12図は第2図のICカードを電話器に当てた時の斜
視図、そして第13図は第10図及び第11図に示すI
Cカードを電話器に当てた時の斜視図。 1・・・ICカード、2・・・電話器ζ4・・・電話交
換網、5・・・網制御装置、6・・・音声応答ユニット
、7・・・音声認識装置、8・・・モデム、9・・・制
御部、10・・・ホストコンピュータ、11・・・セン
ター、101・・・表示器、102・・・キーボード、
106・・・接触子、107・・・発音体。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第3図 (B) 第7図 (A) 第8図 (B) 第8図 (C) 第11図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 利用者により所持され少なくとも金額データを
    入力する入力キー、少なくとも利用者の口座データ及び
    前記入力キーにより入力された金額データを記憶するメ
    モリ手段、前記入力キーにより入力されたデータを表示
    する表示手段、前記メモリ手段に記憶されたデータを音
    圧により出力する発音体を有する利用者用携帯可能媒体
    と、少なくとも店舗識別データを保持し、この店舗識別
    データを音圧により出力する発音体を有する店舖用携帯
    可能媒体と、これら両携帯可能媒体の発音体から音圧で
    発生した少なくとも利用者口座データ、金額データ及び
    店舗識別データ信号を伝送する手段と、この伝送手段を
    介したデータ信号を受け、利用者口座と店舗口座との間
    で金額の振替処理を行なうホストコンピュータを有する
    ことを特徴とする電子取引システム。
  2. (2) 前記ホストコンピュータは利用者用携帯可能媒
    体及び店舗用携帯可能媒体から同一の伝送手段を介して
    データが連続して伝送されたとき1つの取引であると認
    識することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    電子取引システム。
  3. (3) 前記伝送手段は電話器及び電話回線で構成され
    、前記店舗用携帯可能媒体にはセンタコンピュータの電
    話番号が記憶され、この電話番号情報が前記発音体から
    音圧で出力されるように構成したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の電子取引システム。
JP62044549A 1987-02-27 1987-02-27 電子取引システム Pending JPS63211461A (ja)

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JP62044549A JPS63211461A (ja) 1987-02-27 1987-02-27 電子取引システム

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JPS63211461A true JPS63211461A (ja) 1988-09-02

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