JPS6321142Y2 - - Google Patents
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- JPS6321142Y2 JPS6321142Y2 JP1981039991U JP3999181U JPS6321142Y2 JP S6321142 Y2 JPS6321142 Y2 JP S6321142Y2 JP 1981039991 U JP1981039991 U JP 1981039991U JP 3999181 U JP3999181 U JP 3999181U JP S6321142 Y2 JPS6321142 Y2 JP S6321142Y2
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- Japan
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- wire
- arm
- wires
- television receiver
- movable part
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 3
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、受像機本体と可動部との間に信号系
線材と電源系線材とを配線するようにしたテレビ
ジヨン受像機に関するものである。
線材と電源系線材とを配線するようにしたテレビ
ジヨン受像機に関するものである。
周知のようにテレビジヨン受像機には電気的な
調整箇所が非常に多数あり、従来から受像機本体
の内部、前面パネル、後面パネル等に非常に多数
の調整ボリユーム等が設けられている。しかしな
がらこれらが各所に分散されたものは調整作業が
極めて面倒である。そこで本考案者は、受像機本
体に対して出し入れ自在の可動部を設け、この可
動部に電気的調整手段を設けることを検討した。
こうすれば調整作業が極めて容易になる。
調整箇所が非常に多数あり、従来から受像機本体
の内部、前面パネル、後面パネル等に非常に多数
の調整ボリユーム等が設けられている。しかしな
がらこれらが各所に分散されたものは調整作業が
極めて面倒である。そこで本考案者は、受像機本
体に対して出し入れ自在の可動部を設け、この可
動部に電気的調整手段を設けることを検討した。
こうすれば調整作業が極めて容易になる。
ところでこの場合、可動部と受像機本体との間
に配線される電線等の線材は、可動部の可動に伴
つて適当に可動出来るものでなくてはならない。
しかしながら可動部へ配線される線材は非常に多
数であり、単に線材を結束紐等によつて束ねる程
度では、受像機本体内部において可動部の可動に
伴つて線材が不規則かつ不安定に動き易い。従つ
て例えば50〜100本もの非常に多数の線材を保持
する場合及び/又は可動部の可動ストロークが比
較的大きい場合等においては、可動部の可動に伴
つて不規則かつ不安定に動く線材が受像機本体内
部で各種の部品や構造部に不測に接触したり、引
つ掛かる等してシヨートや断線等の不都合を招い
たり、或いは線材の引つ掛かりにより可動部の円
滑な可動を阻害してしまうと言つた問題が生じ
る。
に配線される電線等の線材は、可動部の可動に伴
つて適当に可動出来るものでなくてはならない。
しかしながら可動部へ配線される線材は非常に多
数であり、単に線材を結束紐等によつて束ねる程
度では、受像機本体内部において可動部の可動に
伴つて線材が不規則かつ不安定に動き易い。従つ
て例えば50〜100本もの非常に多数の線材を保持
する場合及び/又は可動部の可動ストロークが比
較的大きい場合等においては、可動部の可動に伴
つて不規則かつ不安定に動く線材が受像機本体内
部で各種の部品や構造部に不測に接触したり、引
つ掛かる等してシヨートや断線等の不都合を招い
たり、或いは線材の引つ掛かりにより可動部の円
滑な可動を阻害してしまうと言つた問題が生じ
る。
そこでさらに本考案者は、可動部と受像機本体
との間にその可動部の可動に伴つて屈伸されるア
ームを設け、このアームに線材を保持させること
を検討した。しかしながら可動部と受像機本体と
の間に配線される線材は多数の信号系線材と多数
の電源系線材とが必要であり、その信号系線材は
多数の信号線が集中している部分である。従つて
信号系線材と電源系線材とを近接してアームに配
線すると、電源系線材からの不用輻射等、信号系
線材への悪影響が無視出来ない問題となる。なお
信号系線材と電源系線材とを分離して配線すると
なると、可動部と受像機本体との間のアームが2
列必要になり、コスト及びスペースフアクターの
面から不利になる。
との間にその可動部の可動に伴つて屈伸されるア
ームを設け、このアームに線材を保持させること
を検討した。しかしながら可動部と受像機本体と
の間に配線される線材は多数の信号系線材と多数
の電源系線材とが必要であり、その信号系線材は
多数の信号線が集中している部分である。従つて
信号系線材と電源系線材とを近接してアームに配
線すると、電源系線材からの不用輻射等、信号系
線材への悪影響が無視出来ない問題となる。なお
信号系線材と電源系線材とを分離して配線すると
なると、可動部と受像機本体との間のアームが2
列必要になり、コスト及びスペースフアクターの
面から不利になる。
そこで本考案は、可動部の可動に伴つて可動さ
れる線材が受像機本体内部で散らばつて他の部品
や構造部に不測に接触したり、引つ掛かつたりす
るような不都合を確実に防止出来、しかもその際
に安価かつ容易に信号系線材と電源系線材とのシ
ールド効果を高めることが出来るようにしたテレ
ビジヨン受像機を提供しようとするものである。
れる線材が受像機本体内部で散らばつて他の部品
や構造部に不測に接触したり、引つ掛かつたりす
るような不都合を確実に防止出来、しかもその際
に安価かつ容易に信号系線材と電源系線材とのシ
ールド効果を高めることが出来るようにしたテレ
ビジヨン受像機を提供しようとするものである。
以下本考案をモニター用テレビジヨン受像機に
適用した一実施例を図面に基づき説明する。
適用した一実施例を図面に基づき説明する。
先ずモニター用テレビジヨン受像機1のキヤビ
ネツト2内で陰極線管3の下部に本考案で言う可
動部を構成するドロアーシヤーシ4が配置されて
いる。このドロアーシヤーシ4はその左右両側面
4aに設けられた左右一対のガイドレール5によ
つてキヤビネツト2内の本体シヤーシ6上に設け
られた左右一対のガイドレール7に係合保持され
て水平方向に移動自在に構成されている。そして
このドロアーシヤーシ4はキヤビネツト2の前面
パネル2aに設けられた開口8から第2B図及び
第3B図に示す如く外方に引出すことが出来るよ
うに構成されている。なおドロアーシヤーシ4は
第2B図及び第3B図の引出し状態で各ガイドレ
ール5,7間に設けられたストツパー(図示せ
ず)にて停止され、開口8外に完全に抜け落ちて
しまうことを防止される。またドロアーシヤーシ
4をキヤビネツト2内に第2A図及び第3A図の
如く押込んだ時には、そのドロアーシヤーシ4の
前面パネル4bにて開口8が閉塞されるように構
成されている。なおドロアーシヤーシ4の前面パ
ネル4bには複数の操作つまみ9類や引出し用の
把手10等が取付けられており、把手10を握つ
て上記の引出し及び押込みを行うように構成され
ている。
ネツト2内で陰極線管3の下部に本考案で言う可
動部を構成するドロアーシヤーシ4が配置されて
いる。このドロアーシヤーシ4はその左右両側面
4aに設けられた左右一対のガイドレール5によ
つてキヤビネツト2内の本体シヤーシ6上に設け
られた左右一対のガイドレール7に係合保持され
て水平方向に移動自在に構成されている。そして
このドロアーシヤーシ4はキヤビネツト2の前面
パネル2aに設けられた開口8から第2B図及び
第3B図に示す如く外方に引出すことが出来るよ
うに構成されている。なおドロアーシヤーシ4は
第2B図及び第3B図の引出し状態で各ガイドレ
ール5,7間に設けられたストツパー(図示せ
ず)にて停止され、開口8外に完全に抜け落ちて
しまうことを防止される。またドロアーシヤーシ
4をキヤビネツト2内に第2A図及び第3A図の
如く押込んだ時には、そのドロアーシヤーシ4の
前面パネル4bにて開口8が閉塞されるように構
成されている。なおドロアーシヤーシ4の前面パ
ネル4bには複数の操作つまみ9類や引出し用の
把手10等が取付けられており、把手10を握つ
て上記の引出し及び押込みを行うように構成され
ている。
ところでドロアーシヤーシ4には受像機1の電
気的調整手段である調整回路13が設けられてい
て、例えばコンバージエンス関係調整用、Vサイ
ズ関係調整用、セツトアツプサイズ調整用、信号
関係調整用の如き整整頻度の高い複数の調整基板
14a〜14dを集合して取付けてある。そして
ドロアーシヤーシ4を第2B図及び第3B図の如
く引出すことによつて上記調整回路13をキヤビ
ネツト2外に露呈させ、陰極線管3の再生画面を
実際に見ながら、各調整基板14a〜14dに取
付けられている複数の調整ボリユーム15a〜1
5dを夫々手動調整して、所望の回路調整を行う
ことが出来るように構成されている。
気的調整手段である調整回路13が設けられてい
て、例えばコンバージエンス関係調整用、Vサイ
ズ関係調整用、セツトアツプサイズ調整用、信号
関係調整用の如き整整頻度の高い複数の調整基板
14a〜14dを集合して取付けてある。そして
ドロアーシヤーシ4を第2B図及び第3B図の如
く引出すことによつて上記調整回路13をキヤビ
ネツト2外に露呈させ、陰極線管3の再生画面を
実際に見ながら、各調整基板14a〜14dに取
付けられている複数の調整ボリユーム15a〜1
5dを夫々手動調整して、所望の回路調整を行う
ことが出来るように構成されている。
しかして上記調整回路13の調整箇所は約80箇
所もの非常に多数であり、この調整回路13とキ
ヤビネツト2内の後面側に設けられた本体回路1
6との間に配線される電線等からなる線材17は
信号系線材17a及び電源系線材17bを合わせ
て合計約100本もの極めて多数となつている。な
お信号系線材17aと電源系線材17bとによつ
て本考案で言う第1の線材と第2の線材とが構成
されているが、これら第1及び第2の関係は互い
に逆でも良い。
所もの非常に多数であり、この調整回路13とキ
ヤビネツト2内の後面側に設けられた本体回路1
6との間に配線される電線等からなる線材17は
信号系線材17a及び電源系線材17bを合わせ
て合計約100本もの極めて多数となつている。な
お信号系線材17aと電源系線材17bとによつ
て本考案で言う第1の線材と第2の線材とが構成
されているが、これら第1及び第2の関係は互い
に逆でも良い。
次に上記線材17を保持する為の線材保持装置
20を説明する。
20を説明する。
先ずこの線材保持装置20には屈伸部材21が
用いられており、この屈伸部材21は第4図に示
されるように互いに同一構造体にて構成された断
面形状がほぼコ字状をなす一対のアーム部22,
23にて構成されている。これらのアーム部2
2,23は例えばアルミニウム等の金属製の剛体
にて形成されている。なお断面ほぼコ字状の金属
製の両アーム部22,23は折り曲げ等によつて
極めて容易に加工することが出来る。そして両ア
ーム部22,23の一端22a,23aは回動連
結部である連結ピン24によつて相互に回動自在
に連結されていて、両アーム部22,23はその
連結ピン24を中心とした回動作用にて屈伸され
るように構成されている。また両アーム部22,
23の他端22b,23bには夫々断面ほぼコ字
状をなす一対のブラケツト25,26が上記連結
ピン24と平行な連結ピン27,28によつて相
互に回動自在に連結されている。そして一方のブ
ラケツト25は上記本体回路16に近接された位
置で前記本体シヤーシ6上の一側部に固着された
取付金具29にネジ止め等にて固着され、また他
方のブラケツト26は前記ドロアーシヤーシ4の
後面4cの一端側にネジ止め等にて固着されてい
る。そして上記取付け状態で屈伸部材21の両ア
ーム部22,23は水平状に配置され、ドロアー
シヤーシ4が第2A図及び第3A図の如くキヤビ
ネツト2内に押込まれることによつて、両アーム
部22,23はV字状に屈曲されて折り畳まれ、
またドロアーシヤーシ4が第2B図及び第3B図
の如くキヤビネツト2外に引出されることによつ
て、両アーム部22,23はそのV字状態が開か
れるように引き伸ばされるように屈伸される。
用いられており、この屈伸部材21は第4図に示
されるように互いに同一構造体にて構成された断
面形状がほぼコ字状をなす一対のアーム部22,
23にて構成されている。これらのアーム部2
2,23は例えばアルミニウム等の金属製の剛体
にて形成されている。なお断面ほぼコ字状の金属
製の両アーム部22,23は折り曲げ等によつて
極めて容易に加工することが出来る。そして両ア
ーム部22,23の一端22a,23aは回動連
結部である連結ピン24によつて相互に回動自在
に連結されていて、両アーム部22,23はその
連結ピン24を中心とした回動作用にて屈伸され
るように構成されている。また両アーム部22,
23の他端22b,23bには夫々断面ほぼコ字
状をなす一対のブラケツト25,26が上記連結
ピン24と平行な連結ピン27,28によつて相
互に回動自在に連結されている。そして一方のブ
ラケツト25は上記本体回路16に近接された位
置で前記本体シヤーシ6上の一側部に固着された
取付金具29にネジ止め等にて固着され、また他
方のブラケツト26は前記ドロアーシヤーシ4の
後面4cの一端側にネジ止め等にて固着されてい
る。そして上記取付け状態で屈伸部材21の両ア
ーム部22,23は水平状に配置され、ドロアー
シヤーシ4が第2A図及び第3A図の如くキヤビ
ネツト2内に押込まれることによつて、両アーム
部22,23はV字状に屈曲されて折り畳まれ、
またドロアーシヤーシ4が第2B図及び第3B図
の如くキヤビネツト2外に引出されることによつ
て、両アーム部22,23はそのV字状態が開か
れるように引き伸ばされるように屈伸される。
次に上記屈伸部材21の両アーム部22,23
のコ字状部内31にはその長手方向に適当間隔置
きに複数個の第1の線材係止具32が取付けら
れ、また両アーム部22,23の上面部であるコ
字状部外33にもその長手方向に適当間隔置きに
複数個の第2の線材係止具34が取付けられてい
る。そして第5図〜第7図に示されるように、両
アーム部22,23のコ字状部内31に沿つて前
記線材17のうち信号系線材17aが引き繞らさ
れ、これらは複数の第1の線材係止具32によつ
て保持されている。また両アーム部22,23の
コ字状部外33に沿つては前記線材17のうち電
源系線材17bが引き繞らされ、これらは複数の
第2の線材係止具34によつて保持されている。
なお第1及び第2の線材係止具32,34として
は例えばプラスチツク成形品が用いられ、何れも
線材17を極く簡単に挿入して係止することが出
来るような構造部品となつている。なお信号系線
材17aと電源系線材17bとがそれぞれ別個の
第1及び第2の線材係止具32,34によつて保
持されるので、線材17の交換作業時に信号系線
材17aと電源系線材17bとが混乱するような
ことは全くない。
のコ字状部内31にはその長手方向に適当間隔置
きに複数個の第1の線材係止具32が取付けら
れ、また両アーム部22,23の上面部であるコ
字状部外33にもその長手方向に適当間隔置きに
複数個の第2の線材係止具34が取付けられてい
る。そして第5図〜第7図に示されるように、両
アーム部22,23のコ字状部内31に沿つて前
記線材17のうち信号系線材17aが引き繞らさ
れ、これらは複数の第1の線材係止具32によつ
て保持されている。また両アーム部22,23の
コ字状部外33に沿つては前記線材17のうち電
源系線材17bが引き繞らされ、これらは複数の
第2の線材係止具34によつて保持されている。
なお第1及び第2の線材係止具32,34として
は例えばプラスチツク成形品が用いられ、何れも
線材17を極く簡単に挿入して係止することが出
来るような構造部品となつている。なお信号系線
材17aと電源系線材17bとがそれぞれ別個の
第1及び第2の線材係止具32,34によつて保
持されるので、線材17の交換作業時に信号系線
材17aと電源系線材17bとが混乱するような
ことは全くない。
以上の如く構成されたテレビジヨン受像機1に
よれば、可動部であるドロアーシヤーシ4の出し
入れ、即ち可動に伴つて屈伸部材21の両アーム
部22,23が多数の線材17を保持した状態で
屈伸されることになり、その多数の線材17は両
アーム部22,23にて動きを規制されて一定の
動き、即ち水平面内での屈伸動作のみを行う。こ
の結果多数の線材17がキヤビネツト2内で不測
に散らばり、ドロアーシヤーシ4の可動に伴つて
不安定に動いてキヤビネツト2内の各種の部品や
構造部に不測に接触したり、引つ掛かる等してシ
ヨートや断線等の不都合を招いたり、或いはその
引つ掛かりによつてドロアーシヤーシ4の可動が
阻害されたりするような不都合が全く発生せず、
線材17の保護と、ドロアーシヤーシ4の円滑な
可動とを図り得る。
よれば、可動部であるドロアーシヤーシ4の出し
入れ、即ち可動に伴つて屈伸部材21の両アーム
部22,23が多数の線材17を保持した状態で
屈伸されることになり、その多数の線材17は両
アーム部22,23にて動きを規制されて一定の
動き、即ち水平面内での屈伸動作のみを行う。こ
の結果多数の線材17がキヤビネツト2内で不測
に散らばり、ドロアーシヤーシ4の可動に伴つて
不安定に動いてキヤビネツト2内の各種の部品や
構造部に不測に接触したり、引つ掛かる等してシ
ヨートや断線等の不都合を招いたり、或いはその
引つ掛かりによつてドロアーシヤーシ4の可動が
阻害されたりするような不都合が全く発生せず、
線材17の保護と、ドロアーシヤーシ4の円滑な
可動とを図り得る。
なお両アーム部22,23を垂直面内で屈伸さ
せるように配置することも可能であるが、図面に
示したように水平面内で屈伸させるように配置し
た場合には、ドロアーシヤーシ4の水平移動スペ
ースを利用し、その水平移動スペース内に両アー
ム部22,23を配置することが出来て、キヤビ
ネツト2内のスペースフアクターが非常に良くな
る。
せるように配置することも可能であるが、図面に
示したように水平面内で屈伸させるように配置し
た場合には、ドロアーシヤーシ4の水平移動スペ
ースを利用し、その水平移動スペース内に両アー
ム部22,23を配置することが出来て、キヤビ
ネツト2内のスペースフアクターが非常に良くな
る。
ところで両アーム部22,23によつて線材1
7を保持するに当たつて、信号系線材17aを両
アーム部22,23のコ字状部内31に保持し、
電源系線材17bを両アーム部22,23のコ字
状部外33に保持するようにして、これら信号系
線材17aと電源系線材17bとを金属製の両ア
ーム部22,23を介して互いに分離して保持さ
せるようにしたので、電源系線材17bからの不
用輻射等、信号系線材17aへの悪影響が極力防
止され、両アーム部22,23にシールド効果を
発揮させることが出来る。特に信号系線材17a
はコ字状部内31において金属によつて開繞され
ているので、調整回路13等からのシールドも行
うことが出来る。
7を保持するに当たつて、信号系線材17aを両
アーム部22,23のコ字状部内31に保持し、
電源系線材17bを両アーム部22,23のコ字
状部外33に保持するようにして、これら信号系
線材17aと電源系線材17bとを金属製の両ア
ーム部22,23を介して互いに分離して保持さ
せるようにしたので、電源系線材17bからの不
用輻射等、信号系線材17aへの悪影響が極力防
止され、両アーム部22,23にシールド効果を
発揮させることが出来る。特に信号系線材17a
はコ字状部内31において金属によつて開繞され
ているので、調整回路13等からのシールドも行
うことが出来る。
以上、本考案の一実施例に付き述べたが、本考
案はモニター用テレビジヨン受像機に限定される
ことなく、各種のテレビジヨン受像機に適用する
ことが出来る。
案はモニター用テレビジヨン受像機に限定される
ことなく、各種のテレビジヨン受像機に適用する
ことが出来る。
なお実施例では一対のアーム部を回動自在に連
結したが、3個以上のアーム部を回動自在に連結
するものでも良い。また本考案で言う可動部は実
施例に示されたドロアーシヤーシに限定されるも
のではない。
結したが、3個以上のアーム部を回動自在に連結
するものでも良い。また本考案で言う可動部は実
施例に示されたドロアーシヤーシに限定されるも
のではない。
本考案は上述したように、可動部の可動に伴つ
て屈伸される複数個のアーム部にて電線等の線材
保持させ、その線材を一定の動きに規制させて可
動させるように構成したものであるから、電気的
な調整作業を極めて容易に行えるように可動部を
設ける際に、テレビジヨン受像機内部で線材が散
らばつて可動部の可動に伴つて受像機内の各種部
品や構造部に不測に接触したり、引つ掛かる等し
てシヨートや断線等の不都合が発生するようなこ
とを確実に防止出来て、線材の保護と可動部の円
滑な可動とを図り得る利点がある。
て屈伸される複数個のアーム部にて電線等の線材
保持させ、その線材を一定の動きに規制させて可
動させるように構成したものであるから、電気的
な調整作業を極めて容易に行えるように可動部を
設ける際に、テレビジヨン受像機内部で線材が散
らばつて可動部の可動に伴つて受像機内の各種部
品や構造部に不測に接触したり、引つ掛かる等し
てシヨートや断線等の不都合が発生するようなこ
とを確実に防止出来て、線材の保護と可動部の円
滑な可動とを図り得る利点がある。
しかも本考案は、上述のようにアーム部に線材
を保持させる際、金属製のアーム部を断面ほぼコ
字状に形成し、そのアーム部のコ字状部内とコ字
状部外とに信号系線材と電源系線材とを分離して
保持させるように構成したものであるから、信号
系線材と電源系線材とをコスト及びスペースフア
クターの面から不利な2列のアーム等によつて分
離するような必要なしに、電源系線材からの不用
輻射等、信号系線材への悪影響を極力防止するこ
とが出来て、安価かつ容易にシールド効果を著し
く高めることが出来る。
を保持させる際、金属製のアーム部を断面ほぼコ
字状に形成し、そのアーム部のコ字状部内とコ字
状部外とに信号系線材と電源系線材とを分離して
保持させるように構成したものであるから、信号
系線材と電源系線材とをコスト及びスペースフア
クターの面から不利な2列のアーム等によつて分
離するような必要なしに、電源系線材からの不用
輻射等、信号系線材への悪影響を極力防止するこ
とが出来て、安価かつ容易にシールド効果を著し
く高めることが出来る。
さらに本考案によれば、上述のようにシールド
効果の高い金属製のアーム部が折り曲げ等によつ
て極めて容易に加工出来る断面ほぼコ字状を呈し
ており、しかも線材の保持には線材係止具を用い
ているから、アーム部に特殊な加工を施すことな
く線材を保持させることが出来る。
効果の高い金属製のアーム部が折り曲げ等によつ
て極めて容易に加工出来る断面ほぼコ字状を呈し
ており、しかも線材の保持には線材係止具を用い
ているから、アーム部に特殊な加工を施すことな
く線材を保持させることが出来る。
また本考案は、アーム部に線材を保持させる際
に、信号系線材と電源系線材とをそれぞれ別個の
第1及び第2の線材係止具によつて保持させるよ
うに構成したものであるから、線材の交換作業時
に信号系線材と電源系線材とが混乱するような恐
れは全くなく、これら線材の交換作業を極めて容
易にかつ正確に行うことが出来る。
に、信号系線材と電源系線材とをそれぞれ別個の
第1及び第2の線材係止具によつて保持させるよ
うに構成したものであるから、線材の交換作業時
に信号系線材と電源系線材とが混乱するような恐
れは全くなく、これら線材の交換作業を極めて容
易にかつ正確に行うことが出来る。
図面は本考案をモニター用テレビジヨン受像機
に適用した一実施例を示したものであつて、第1
図は全体の斜視図、第2A図はドロアーシヤーシ
をキヤビネツト内に押込んだ状態の水平断面平面
図、第2B図はドロアーシヤーシをキヤビネツト
外に引出した状態の水平断面平面図、第3A図は
第2A図の垂直断面側面図、第3B図は第2B図
の垂直断面側面図、第4図は一対のアーム部の斜
視図、第5図は一対のアーム部に線材を保持させ
た状態の斜視図、第6図は第5図−線での拡
大断面図、第7図は第5図−線での拡大断面
図である。 なお図面に用いた符号において、1……モニタ
ー用テレビジヨン受像機、2……キヤビネツト、
4……ドロアーシヤーシ、13……調整回路、1
6……本体回路、17……線材、17a……信号
系線材、17b……電源系線材、21……屈伸部
材、22,23……アーム部、24……連結ピ
ン、31……コ字状部内、32……第1の線材係
止具、33……コ字状部外、34……第2の線材
係止具である。
に適用した一実施例を示したものであつて、第1
図は全体の斜視図、第2A図はドロアーシヤーシ
をキヤビネツト内に押込んだ状態の水平断面平面
図、第2B図はドロアーシヤーシをキヤビネツト
外に引出した状態の水平断面平面図、第3A図は
第2A図の垂直断面側面図、第3B図は第2B図
の垂直断面側面図、第4図は一対のアーム部の斜
視図、第5図は一対のアーム部に線材を保持させ
た状態の斜視図、第6図は第5図−線での拡
大断面図、第7図は第5図−線での拡大断面
図である。 なお図面に用いた符号において、1……モニタ
ー用テレビジヨン受像機、2……キヤビネツト、
4……ドロアーシヤーシ、13……調整回路、1
6……本体回路、17……線材、17a……信号
系線材、17b……電源系線材、21……屈伸部
材、22,23……アーム部、24……連結ピ
ン、31……コ字状部内、32……第1の線材係
止具、33……コ字状部外、34……第2の線材
係止具である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 テレビジヨン受像機本体と、このテレビジヨン
受像機本体に対して出し入れ自在に構成されかつ
そのテレビジヨン受像機の電気的調整手段が設け
られた可動部と、断面形状がほぼコ字状をなす金
属製のアーム部と、上記アーム部のコ字状部内に
第1の線材係止具によつて保持される第1の線材
と、上記アーム部のコ字状部外に第2の線材係止
具によつて保持される第2の線材とを有し、 上記第1及び第2の線材のうち一方を信号系線
材、他方を電源系線材にて構成して、これら第1
及び第2の線材を上記可動部と上記テレビジヨン
受像機本体との間に配線し、 上記アーム部には複数個のアーム部を回動自在
に連結するための回動連結部を設け、この回動連
結部によつて連結された複数個のアーム部の一端
を上記可動部に取付けると共に他端を上記テレビ
ジヨン受像機本体に取付け、上記可動部の可動に
伴つて上記複数個のアーム部が一定の動きに規制
されて屈伸されるように構成したテレビジヨン受
像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981039991U JPS6321142Y2 (ja) | 1981-03-20 | 1981-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981039991U JPS6321142Y2 (ja) | 1981-03-20 | 1981-03-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57154230U JPS57154230U (ja) | 1982-09-28 |
JPS6321142Y2 true JPS6321142Y2 (ja) | 1988-06-10 |
Family
ID=29837104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981039991U Expired JPS6321142Y2 (ja) | 1981-03-20 | 1981-03-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6321142Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0341499Y2 (ja) * | 1985-10-30 | 1991-08-30 | ||
JP2561365Y2 (ja) * | 1991-12-24 | 1998-01-28 | ティーオーエー株式会社 | 交換式演奏機器ユニットの支持・スライド構造 |
JP4680153B2 (ja) * | 2006-08-30 | 2011-05-11 | 株式会社タムラ製作所 | 引出装置 |
JP5584493B2 (ja) * | 2010-03-04 | 2014-09-03 | 株式会社ディスコ | レーザー加工装置 |
JP2012156197A (ja) * | 2011-01-24 | 2012-08-16 | Yaskawa Electric Corp | 電気機器 |
JP6120155B2 (ja) * | 2012-08-22 | 2017-04-26 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
TWI556711B (zh) * | 2015-05-05 | 2016-11-01 | King Slide Works Co Ltd | 理線裝置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4968700U (ja) * | 1972-09-29 | 1974-06-14 | ||
JPS4973796U (ja) * | 1972-10-11 | 1974-06-26 | ||
JPS4973783U (ja) * | 1972-10-12 | 1974-06-26 | ||
JPS5619575Y2 (ja) * | 1977-04-26 | 1981-05-09 | ||
JPS5731629Y2 (ja) * | 1977-11-14 | 1982-07-12 | ||
JPS54104995U (ja) * | 1978-01-09 | 1979-07-24 |
-
1981
- 1981-03-20 JP JP1981039991U patent/JPS6321142Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57154230U (ja) | 1982-09-28 |
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