JPS63209882A - 感熱記録紙 - Google Patents

感熱記録紙

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JPS63209882A
JPS63209882A JP62043707A JP4370787A JPS63209882A JP S63209882 A JPS63209882 A JP S63209882A JP 62043707 A JP62043707 A JP 62043707A JP 4370787 A JP4370787 A JP 4370787A JP S63209882 A JPS63209882 A JP S63209882A
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JP
Japan
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paper
layer
thermal
recording
pigment
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Application number
JP62043707A
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English (en)
Inventor
Shigehisa Tamagawa
重久 玉川
Tetsuo Fuchizawa
淵澤 徹郎
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発8Aは、熱ヘッド、熱インなどによる記録を行なう
感熱記録紙に関するものであり、さらに詳しくは熱ヘッ
ドと感熱発色層とのステイツヤングおよび熱ヘッドへの
パイリングがなく、高速記録においてもドツトの再現性
が良く、鮮明で濃度の高い記録が得られる感熱記録紙に
関するものである。
(従来技術) 近年、ファクシミリ、ブリ/ターなどの発達は著しく、
特に、特公昭μj−/弘03Pなどに記載されているよ
うなりリスタルバイオレットラクトンなどの無色染料と
フェノール化合物を塗布し友感熱記録紙と熱ヘッドとの
組合せくよる感熱記録方式が、これらの装置に広く採用
されている。
この感熱記録方式は、記録紙が一次発色であり、現像が
不要、記録装置が簡易化できる、記録紙、記録装置のコ
ストが安い、ノンインパクトで1、騒音がない、などの
多くの利点があり、低速の記録方式としての地位を確立
した。しかし、感熱記録の大きな欠点は、静電記録など
他の記録方式に比して記録速度が遅いことであ夛、採用
範囲が高速記録に迄、及んでいないのが現状である。
感熱記録において、高速記録が出来ない最も大きな原因
は、熱ヘッドとこれに接触する感熱記録紙の間の熱伝導
が充分に行なわれず、充分な記録濃度が得られないこと
である。ドツト状の電気抵抗発熱体が集合し比熱ヘッド
は記録信号により発熱し、熱ヘッドに接触している感熱
発色層を溶融、発色させる。鮮明で濃度の高い記録を得
るためには、ドツト再現性の良いこと、即ち、熱ヘッド
と感熱発色層がなるべく密着して、熱伝導が効率良く行
なわれ、高速記録信号に完全に対応して、感熱発色層上
に完全に発色した、熱ヘッドのドツト発熱体の形状に対
応したドツトが形成されることが必要である。しかし、
現状では、熱ヘッドで発生する熱量の数ノーセントが感
熱発色層に伝導されるに過ぎず、熱伝導の効率は極めて
低い。
熱ヘッドと感熱発色層がなるべく密着するように、感熱
発色層の平滑性を向上させる方法がいくつか提案されて
いる。
特公昭!コーコoi仏コ号には、感熱発色層の表面をベ
ック平滑度で200〜1000秒に表面処理することが
記載されている。特開昭j4(−771213号には、
ベック平滑度400〜10θO秒では!−tミリ秒程度
の熱パルスにしが対応できず、lミリ秒以下の高速記録
には、感熱発色層の表面をベック平滑度で1100秒以
上に平滑化処理することが必要であると記載されている
ベック平滑贋金/100秒以上にすると、圧力により発
色カブリが発生する九め、使用する原紙をあらかじめ、
ベック平滑度!Qo秒以上に平滑性を向上させて、発色
カブl防止している。特開昭!!−/!jぶortでは
、感熱発色層表面の表面あらさRal/ 、Jμm以下
、光沢度を23%以下にすることが記載されている。
以上述べ次子滑性を向上させるための従来技術はいずれ
もスーパーカレンダー、マシンカレンダー、クロスカレ
ンダーなどのカレンダー処理のみで感熱発色層の平滑性
を向上させている。カレンダー処理は、原紙のみ、また
は原紙及び感熱紙、′!之は感熱紙のみに行なわれる。
これらのカレンダー処理によム平滑性を向上させた感熱
紙は、平滑性が向上して記録濃度が向上するほど、ステ
ィッキング、パイリングが増加するので、実際には、平
滑性を適当なレベルに抑えて、記録濃度とスティッキン
グ、ノイリングを適当にバランスさせている。従来技術
では、平滑性のレベルをどこにおいても、記録濃度ま之
は記録安定性の点で高速記録用には実用性がない。
スティッキングとは、熱ヘッドと感熱発色層が接着し、
剥離音を発生したり、ドツト再現性が低下し九りする現
象であり、パイリングとは感熱発色層の熱溶融物が熱ヘ
ッドに堆積して、記録濃度、ドツト再現性の低下をおこ
す現象であり、いずれも安定し比記録を妨害する現象で
ある。
又、感熱紙へのカレンダー処理のもり−っの欠点は、圧
力による発色カブリが発生し、記録紙の地肌部分の濃度
が大きくなってしまうことである。
一方、原紙へのカレンダー処理も、坪量ムラに起因する
いわゆるベコ、ナヮメジヮ等の発生の為、その処理に限
度のあるのが現状である。以上の通り、カレンダー処理
による感熱発色層の平滑化、記録濃度向上は必然的に限
定され、高速記録用として十分満足なものが得られてい
ない。
(発明の目的〕 本発明の目的は上記の欠点を改良した感熱記録紙、すな
わち、熱ヘッドと感熱発色層とのステッΦングがなく、
高速記録においてもドツトの再現性が良く、かつ、記録
濃度の高い感熱記録紙を供給することである。
(発明の構成) 本発明の目的は、紙支持体上に感熱発色層を設けてなる
感熱記録紙において、核紙支持体が原紙上に疎水性ポリ
マーと顔料を含むコ層の下塗り層を有する紙支持体であ
ることを特徴とする感熱記録紙により達成された。
すなわち、顔料/疎水性ポリマーの重量比が0゜3〜コ
である第1層と顔料/疎水性ポリマーが3〜10である
第2層の下塗り層を原紙上に順次、設は九紙支持体にす
ることにより、上記特性のいずれをも満足した感熱記録
紙の得らnることを見い出した。又、本発明の効果をよ
り高める為、紙支持体ノコブ吸水度(J l5−P−t
i aoVc規定される)t−Jtf/m2以下にする
ことが好ましい。
以下、本発明に用いる紙支持体の構成、および吸水度を
低い値とする几めの具体的手段について説明する。
紙支持体に用いる原紙は、木材パルプを主原料とし、こ
れを抄紙して製造する。木材ノ餐ルブとしては、針葉樹
・魔ルプ、広葉樹パルプのいずれも使用可能であるが、
短繊維で平滑性の出やすい広葉樹パルプがより好ましい
なお、必要に応じて、木材/qルゾの一部をポリエチレ
ン、ポリプロピレン等からなる合成パルプ、あるいはポ
リエステル、ポリビニルアルコール、ナイロン等からな
る合成繊維に置き換えてもよい。
原紙中には、ロジ/、パラフィンワックス、高級脂肪酸
塩、アルケニルコノ・り酸塩、脂肪酸無水物、アルキル
ケテンダイマーのような内添サイズ剤を加えてもよい。
上記内添サイズ剤の添加によシ、コツプ吸水度f2!f
/m”以下としておくことが好ましい。
原紙自体のコツプ吸水度は20f/m  以下であるこ
とがさらに好ましい。
内添サイズ剤以外の内添薬品として、ポリアクリルアミ
ド、スターチ、ポリビニルアルコール、メラミンホルム
アルデヒド縮合物等の紙力増強41 i無水マレイン酸
共重合体とポリアルキレンポリアミンとの反応物、高級
脂肪酸四級アンモニウム塩等の柔軟化剤;炭酸カルシウ
ム、メルク、クレイ、カオリン、二酸化チタン、尿素樹
脂微粒子等の填料;硫酸バンド、ポリアミドポリアミン
エピクロルヒドリン等の定着剤;染料;螢光染料等を必
要に応じて原紙中に添加してもよい。
本発明の感熱記録紙に用いる紙支持体は、以上述べ念よ
うな原紙に疎水性ポリマーの塗布層を設けることで、感
熱層を設ける側の面のコツプ吸水度fJ?/m  以下
とすることが好ましい。
なお、原紙表面に公知の表面サイズ剤を塗布し、その上
に疎水性ポリマーの塗布層を設けてもよい。
表面サイズ剤の例としては、ポリビニルアルコール、ス
ターチ、ポリアクリルアミド、ゼラチン、カゼイ/、ス
チレン無水マレイン酸共重合体、アルキルケテンダイマ
ー、ポリウレタン、エポキシ化脂肪酸アミド等を挙げる
ことができる。表面サイズ剤を使用する場合も、内添サ
イズ剤の添加と同様に、疎水性ポリマーの塗布層を設け
る前のコツプ吸水度を2Jf/m  以下としておくこ
とが好ましく、20f/m  以下としておくことがさ
らに好ましい。コツプ吸水度を2 、t p、/m  
以下とする九めには、内添サイズ剤および/または表面
サイズ剤を木材バルブ当り/、0乃至J、0重量%使用
することが好ましい。
塗布層に用いる疎水性ポリマーは、ガラス転移点が一2
0oC乃至jO6Cのポリマーが好ましい。ポリマーは
、ホモポリマーでもコポリマーでもよい。また、コポリ
マーの場合、一部に親水性の繰り返し単位を有していて
も全体として疎水性であればよい。上記疎水性ポリマー
の例としては、スチレ/−ブタジェン・コポリマー、メ
チルメタクリレート−ブタジェン・コポリマー、アクリ
ロニトリル−ブタジェン嗜コポリマー、スチレ/−アク
リル酸エステル・コポリマー、メテルメタクIJL/−
)−アクリル酸エステル・コポリマー、オよびスチレン
−メタクリレート−アクリル酸エステルコポリマー等を
挙げることができる。
紙支持体のコツプ吸水度をより低い値とする九めに、上
記疎水性ポリマーは、架橋構造を有していることがさら
に好ましい。疎水性ポリマーに架橋構造を導入するには
、紙支持体の製造時に疎水性ポリマーと共に公知の硬化
剤(架橋剤)を使用すればよい。上記硬化剤の例として
は、/、J−ビス(ヒニルスルホニル)−2−グロ/q
ノール、メチレンビスマレイミド等の活性ビニル系化合
物;コ、弘−ジクロローt−ヒドロキシ−5−)リアジ
ン・ナトリウム塩、コ、ダージクロローt−ヒドロキシ
−5−)リアジン、N、N/−ビス(コークロロエチル
力ルパミル)ピペラジン等の活性ハロゲン系化合物;ビ
ス(コ、3−エポキシグロピル)メチルプaピルアンモ
ニウム・p−)ルエンスルホン酸塩等のエポキシ系化合
物;およびl。
λ−ジ(メタンスルホンオキシ)エタン等のメタンスル
ホン酸エステル化合物等を挙げることができる。上記硬
化剤は、疎水性ポ14マー当りOol乃至1011LI
k%の範囲で使用することが好ましく、θ、J乃□至!
重f%の範囲で使用することがさらに好ましい。
疎水性ポリマーの塗布層には、熱ヘッドと感熱発色層と
のステラヤング防止塗布層の平滑性の向上、製造時の層
形成を容易にする等の目的で顔料を添加することが好ま
しい。上記顔料としては、公知の塗布紙(コート紙、ア
ート紙、バライタ紙等)に用いられる顔料を使用するこ
とができる。
顔料の例としては、炭酸カルシウム、二酸化チタン、硫
酸バリウム、 タルク、クレイ、カオリン、焼成カオリ
ン、水酸化アルミニウム、無定型シリカ、結晶型シリカ
等の無機顔料1およびポリスチレン樹脂、アクリル樹脂
、尿素ホルマリン樹脂等の有機顔料を挙げることができ
る。
疎水性ポリマーに対する顔料の比率ヲ小さくするほど、
コブ吸水度は減少して好ましいが、逆に、下塗り紙での
裏面とのプaツキングおよび感熱記録紙としての熱へ゛
ラドと感熱発色層とのステッキフグの問題が生じ好まし
くない。従って7層の下塗シで両特性を満足させるのは
非常に困難である。
この為には、疎水性ポリマーに対する顔料のit比率が
0.j−2である第1層と疎水性ポリマーに対する顔料
の重量比が3〜10である第2層の下塗り層金原紙上に
順次塗布することが極めて効果的である。さらに好まし
くは、上記紙支持体のコブ吸水度を397m  以下に
することが望ましい。
紙支持体のコツプ吸水度をより低い値とするために、疎
水性ポリマーの塗布層に耐水化剤を添加してもよい。上
記耐水化剤の例としては、ポリアミドポリアミンエピク
ロルヒドリン樹脂、メラミンホルムアルデヒド樹脂、尿
素ホルマリン樹脂、ポリアミドポリウレア樹脂、グリオ
キザール樹脂等を挙げることができる。これらのうちで
は、ホルマリンを含まないポリアミドポリアミンエビク
ロルヒドリ/樹脂およびポリアミドポリウレア樹脂が特
に好ましい。上記耐水化剤は、疎水性ポリマー当りOo
l乃至IO重重量%範囲で使用することが好ましく、0
.2乃至!重量%の範囲で使用することが好筐しい。
上記塗布層を原紙上に塗布する方法としては、公知のデ
ィップコート法、エアーナイフコート法、カーテンコー
ト法、ローラーコート法、ドクターコート法、グラビア
コート法等を用いることができる。
上記塗布層の塗布量としては第1層として3〜/jf/
m2、第一層として7〜1097m2が好ましい。
なお、紙支持体の平滑性を向上させる目的で、上記塗布
層の塗布時、または塗布後、クロス牛ヤV/ダーまたは
スーパーキャレンダーのようなΦヤレンダー処理を実施
することが好ましい。
次に本発明で用いる感熱塗液について述べる。
感熱塗液は一般的に、発色剤及び顕色剤を各々別々にボ
ールミル等の手段を用い、水溶性高分子溶液中で分散を
行う。発色剤又は顕色剤の微粒化物を得る念めにはボー
ルミルに例をとると、粒径の異ったボールを適当な混合
比で使用し、十分な時間をかけて分散することにより達
成される。また模型サンドミル(商品名ダイノミル)等
の使用も有効である。
得られ次発色剤及び顕色剤の分散液は混合され無機顔料
、ワックス類、高級脂肪酸アミド、金属石ケン、さらに
必要に応じ、紫外線吸収剤、酸化防止剤、ラテックス系
バインダー等を加え塗液とする。これらの添加剤は分散
時に加えても何ら差しつかえない。
塗液は、一般に発色剤としての塗布量がO,コf/m 
 ないし/、097m  となるように支持体上に塗布
される。
本発明に用いられる発色剤としては、一般の感圧記録紙
、感熱記録紙等にかられているものであれば特に制限さ
れない。具体的な例を上げれば、(1)トリアリールメ
タン系化合物例えば、J、!−ビス(p−ジメチルアミ
ノフェニル)−ぶ−ジメチルアミノフタリド(クリスタ
ル・バイオノット・ラクトン)、’−(p−ジメチルア
ミノフェニル)−3−(/、コーラメチルインドール−
3−イル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニ
ル)−3−(ノーフェニルインドール−3−イル)フタ
リド、3,3−ビス−(p−エチルカルバゾール−3−
イル)−3−ジメチルアミノフタリド、33−ビス−(
−一フェニルインドールー3−イル)−1〜ジメチルア
ミノフタリド、等;(2)ジフェニルメタン系化合物、
例えば、4A、4cmビスージメチルアミノベ/ズヒド
リンペンジルエーテル、N−へロフェニルロイコオーラ
ミン、N−J。
g、j−)ジクロロフェニルロイコオーラミン等;(3
)キサンチン系化合物、例えば、ローダミンB−アニリ
ノラクタム、3−ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミ
ノフルオラン、3−ジエチルアミン−7−ブチルアミノ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(J−クロロア
ニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−t−メチル
−7−アニリツフルオラン、3−ピペリジノ−ルーメチ
ル−7−アニリノラクタム/、3−エチル−トリルアミ
ノ−4−ifルー7−アニリツフルオラン、3−シクロ
ヘキシル−メチルアはノーぶ−メチル−7一アニリノフ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−ぶ−クロロ−7−(β
−エトキシエチル)アミノフルオラン、3−ジエチルア
ミノ−6−りael−7−(r−クロログロビル〕アミ
ノフルオラン、3−ジエチルアミノ−ぶ−りaロー7−
アニリツフルオラン、J−N−シクロへ中シルーN−メ
チルアミノーt−メチル−7−アニリツフルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−フェニルフルオラン等;(4)
チアジン系化合物、例えば、ベンゾイルaイコメテレン
ブルー、p−ニトロベンゾイル日イコメチレンプルー等
;(5)スピロ系化合物、例えば、3−メチル−スピロ
−ジナフトピラン、3−エチル−スピロ−ジナフトピラ
ン、3−ベンジルスピロ−ジナフトピラン、J−メチル
ナフト−(3−メトキシ−ベンゾ)−スピロピラン等、
或いは、これらの混合物を挙げることができる。これら
は、用途及び希望する特性により決定される。
本発明に使用される顕色剤としてはフェノール誘導体、
芳香族カルボ/酸誘導体が好ましく、特にビスフェノー
ル類が好ましい。−具体的KFi、フェノール類として
、p−オクチルフェノール、p−tert−7’チルフ
エノール、p−フェニルフェノール、2.コビス(p−
ヒドロキシ)プロパン、/、/−ビス(p−ヒドロキシ
フェニル)ペンタン、/、/−ヒス(p−ヒドロキシフ
ェニル)へキサ7.2.2−ビス(p−ヒドロキシフェ
ニル)ヘキサン、l、l−ビス(p−ヒドロキシフェニ
ル)−ノーエチルーヘキサン、!、2−ビス(4c−ヒ
ドロキシ−3,j−ジクロロフェニル)フロノをンなど
があげられる。
芳香族カルボン酸誘導体としては、p−ヒドロキシ安息
香酸、p−ヒドロキシ安息香酸ブチル、p−ヒドロキシ
安息香酸ブチル、p−ヒドロキシ安息香酸べ/ジル、3
.j−ジ−α−メチルベンジルサリチル酸及びカルボ/
酸においては、これらの多価金属塩などがあげられる。
これらの顕色剤は、希望するm度で融解させ発色反応を
生じさせるために低融点の熱可融性物質との共融物とし
て添加し九)、ま九、低融点化合物が顕色剤粒子の表面
に融着している状態として添加することが好ましい。
ワックス類としては、ノぐラフインワックス、カルナバ
ワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレ
ンワックスの他高級脂肪酸アξド例えば、ステアリン酸
アミド、エチレンビスステアロアミド、高級脂肪酸エス
テル等があげられる。
金属石ケンとしては、高級脂肪酸多価金属塩即ち、ステ
アリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン
酸カルシウム、オレイン酸亜鉛等があげられる。
無機顔料としては、カオリ/、焼成カオリン、タルク、
ろう石、ケイソウ土、炭酸カルシウム、水酸化アルミニ
ウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、酸化チ
タン、炭酸バリウムなどがあげられる。
こ九らの無m顔料は吸油量が40xl/100?以上で
平均粒子径が3μm以下であることが好ましい。吸油性
無機顔料については記録層中に乾燥重量!〜jO重量第
、好ましくは10−10重量%配合するのが望ましい。
これらはバインダーの中に分散されて塗布される。バイ
ンダーとしては、水溶性のものが一般的であり、゛ポリ
ビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、ヒド
ロキシプロビルセルロース、エデレ/−無水マレイン酸
共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、インブ
チレン−無水マレイン酸共重合体、ポリアクリル酸、デ
ンプン誘導体カゼイン、ゼラチン等があげられる。
また、これらのバインダーに耐水性を付与する目的で耐
水化剤(ゲル化剤、架橋剤)を加え九り、疎水性ポリマ
ーのエマルジョン、具体的には、スチレン−ブタジェン
ゴムラテックス、アクリル樹脂エマルジョン等を加える
こともできる。
バインダーは記録層中に乾燥を量で10〜30重量嘱で
反応する。更に消泡剤、螢光染料、着色染料などの各種
助剤を適宜必要に応じて塗液中に添加することができる
かかる記録層を形成するための塗液はグレード塗布法、
エアナイフ塗布法、グラビア塗布法、ロールコーティン
グ塗布法、スプレー塗布法、ディラグ塗布法、パー塗布
法、エクストルージョン塗布法等の従来公知の塗布方法
が利用可能である。
記録層を形成する塗液の支持体への塗布量は限定される
本のではないが、通常、乾燥重量で3〜/If/m、好
ましくはa〜toy7m  の範囲である。
(発明の効果) 疎水性ポリマーと顔料を含む2層の下塗り層を有する紙
支持体を用い九本発明に係る感熱記録紙によシ得られる
効果は、記録時、感熱ヘッドとのステッキングがなく、
かつ、高い記録濃度と良好なドツト再現性の得られるこ
とである。
(発明の実施例) 以下、実施例により本発明を具体的に説明するが本発明
はこれに限定されるものではない。
実施例 LBKPrO部、NBKP20部fディスクリファイナ
−により、カナティア/フリーネス30Occに叩解し
次のち、炭酸カル79470部、カナオンスターデフ部
、アルキルケテンダイマーサイズ剤0.2部、いずれも
絶乾ノルゾに対する重量パーセントで添加し、長網抄紙
機により坪量蓼J P/m  、 70μの原紙を抄造
した。この原紙を用い第1表に示す組成のコ層の下塗9
層をエアーナイフコーターにより塗布し本発明の紙支持
体を得九。(試料A/−43)  同様にして、7層の
下塗り層からなる紙支持体及び下塗り層のない紙支持体
を作成し、比較例とし九。(試料ムグ〜烹7) 実施例
訃よび比較例の紙支持体に感熱塗液を塗布して感熱紙を
得次。この感熱紙に感熱記録を行ない記録濃度を測定し
友。又、記録時の感熱ヘッドとのステイツΦング発生の
状況を観察しその結果を第2表に示す。
なお、感熱塗液の製造法、塗布方法及び感熱記録濃度の
測定方法について以下に示す。
感熱塗液の製造法 クリスタルバイオレットラクトンJO#f10%ポリビ
ニルアルコール(ケン化度りt%重合度J00)水溶液
とともに300!ボールミル中で一昼夜分散し次。同様
に2.タービス(≠−ヒドロキシフェニル)プロパンコ
Okgを10%ポリビニルアルコール水溶液とともに3
00βボールミル中で一昼夜分散し友0両分散液を、ク
リスタルバイオレットラクトンと2,2−ビス(≠−ヒ
ドロキシフェニル)プロノンの比が/:3重量比となる
ように混合し、さらに混合液コO#に対し、zHの軽質
炭酸カルシウムを添加、十分に分散させて塗液とし九。
感熱塗液の童布法 エアーナイフコーターで原紙の片面に固型分で4f/m
  になるように塗布し、to cの熱風ドライヤー中
で乾燥し、マシンカレンダーを掛は念。
感熱記録濃度の測定方法 記録速度lドツト当シコiり秒、記録密度主走査方向!
ドツト/mm、副走査方向tドツト/mm。
熱ヘッドのエネルギー!Qミリジュール/ rn m 
2でベタ発色を行なつ次。記録濃度はjlonmの反射
濃度を測定し次。
第2表 第2表の結果から、本発明による感熱記録紙はステッキ
ング性、記録濃度、ドツトの再現性のいずれに対しても
優れた特性を有していることが明らかである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙支持体上に感熱発色層を設けてなる感熱記録紙
    において、該紙支持体が原紙上に疎水性ポリマーと顔料
    を含む2層の下塗り層を有する紙支持体であることを特
    徴とする感熱記録紙。
  2. (2)原紙に接する下塗り層(第1層)中の顔料/疎水
    性ポリマーの重量比が0.1〜2であり、感熱発色層に
    接する下塗り層(第2層)中の顔料/疎水性ポリマーの
    重量比が3〜10であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の感熱記録紙。
  3. (3)紙支持体のコブ吸水度(JIS−P−8140に
    より規定される)が5g/m^2以下であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の感熱記録紙。
JP62043707A 1987-02-26 1987-02-26 感熱記録紙 Pending JPS63209882A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02103178A (ja) * 1988-10-13 1990-04-16 Mitsubishi Paper Mills Ltd 感熱記録材料
JPH02204086A (ja) * 1989-02-01 1990-08-14 Honshu Paper Co Ltd 感熱記録体
WO2004114015A1 (en) * 2003-06-17 2004-12-29 Newpage Corporation Binder selection for coated photographic base stock

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