JPS6320965Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6320965Y2 JPS6320965Y2 JP1983101269U JP10126983U JPS6320965Y2 JP S6320965 Y2 JPS6320965 Y2 JP S6320965Y2 JP 1983101269 U JP1983101269 U JP 1983101269U JP 10126983 U JP10126983 U JP 10126983U JP S6320965 Y2 JPS6320965 Y2 JP S6320965Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- optical waveguide
- input
- distribution circuit
- output
- Prior art date
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- Expired
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- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 34
- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims description 17
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 12
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 12
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、光フアイバ通信システム等において
用いられる光分配回路、特に基板に形成された光
導波路による、複数個の入力端のうちの任意の入
力端から入力した光がすべての複数個の出力端に
分配される平面型光分配回路に関する。
用いられる光分配回路、特に基板に形成された光
導波路による、複数個の入力端のうちの任意の入
力端から入力した光がすべての複数個の出力端に
分配される平面型光分配回路に関する。
近年、光半導体素子や光フアイバの高品質化が
進み、光フアイバ通信の実用化が急速に進展して
いる。ことにデータ伝送系においては、その有用
性が有望視されているが、その場合同一情報を多
端末に送ることができる光分配回路は欠くことの
できないデバイスの一つである。
進み、光フアイバ通信の実用化が急速に進展して
いる。ことにデータ伝送系においては、その有用
性が有望視されているが、その場合同一情報を多
端末に送ることができる光分配回路は欠くことの
できないデバイスの一つである。
従来、基板に形成された光導波路による平面型
光分配回路としては、佐野氏等による昭和58年３
月電子通信学会論文誌のJ66−Ｃ巻254頁〜255頁
のグレーデツドインデツクス形屈折率分布をもつ
厚膜埋込み形ミキシング導波路に示されたよう
に、集束形二次元光導波路をミクシング部に、集
束形光フアイバを入出力の光フアイバに用いたも
のがある。しかし、この平面型光分配回路では、
集束形二次元光導波路のコア厚は集束形光フアイ
バのコア径より大きくなつており、前記光導波路
と光フアイバとの結合損失が大きくなつて低損失
な光分配回路が得られないという欠点を有してい
た。
光分配回路としては、佐野氏等による昭和58年３
月電子通信学会論文誌のJ66−Ｃ巻254頁〜255頁
のグレーデツドインデツクス形屈折率分布をもつ
厚膜埋込み形ミキシング導波路に示されたよう
に、集束形二次元光導波路をミクシング部に、集
束形光フアイバを入出力の光フアイバに用いたも
のがある。しかし、この平面型光分配回路では、
集束形二次元光導波路のコア厚は集束形光フアイ
バのコア径より大きくなつており、前記光導波路
と光フアイバとの結合損失が大きくなつて低損失
な光分配回路が得られないという欠点を有してい
た。
本考案の目的は、上述の欠点を除去し、入出力
の光フアイバとして集束形光フアイバを用いたと
きに小型で低損失な平面型光分配回路を提供する
ことにある。
の光フアイバとして集束形光フアイバを用いたと
きに小型で低損失な平面型光分配回路を提供する
ことにある。
本考案によれば、基板に形成された集束形二次
元光導波路をミクシング部として用いた平面型光
分配回路において、前記光導波路のコア層の厚さ
を前記光導波路の端面に接続される多数本の集束
形光フアイバのコア径より小さくしたことを特徴
とする平面型光分配回路が得られる。
元光導波路をミクシング部として用いた平面型光
分配回路において、前記光導波路のコア層の厚さ
を前記光導波路の端面に接続される多数本の集束
形光フアイバのコア径より小さくしたことを特徴
とする平面型光分配回路が得られる。
以下、図面を参照して本考案を詳細に説明す
る。
る。
第１図は本考案による平面型光分配回路を示す
概略図で、ａは平面図、ｂは側面図である。第２
図は本考案の効果を説明するための図である。こ
の平面型光分配回路は、ミクシング部としての二
乗屈折率分布の二次元光導波路１の両端面に入出
力の集束形光フアイバ１０〜１４，１０′〜１
４′が光学的に結合するように配列されている。
この二次元光導波路１は、光フアイバの作製等で
知られるCVD法により石英ガラス基板２上にク
ラツド層３、コア層４、クラツド層５が形成され
ている。そのコア層の厚さは38μm、NAは0.20に
なつており、長さは５cmである。一方入出力の集
束形光フアイバ１０〜１４，１０′〜１４′は、ほ
ぼ二乗の屈折率分布をもつコア径50μm、NA0.20
のもので、この光フアイバのクラツドによるフラ
クシヨン損失低減のために外径を60μm、にして
ある。このように、二次元光導波路１のコア層４
の厚さを入出力の集束形光フアイバ１０〜１４，
１０′〜１４′のコア径より小さくし、二次元光導
波路１と入出力の集束形光フアイバ１０〜１４，
１０′〜１４′の結合損失を低減し、結合損失約
1.5dBを得た。この結合損失の低減は第２図に示
すように結合損失が最小となるような、入出力の
集束形光フアイバ１０〜１４，１０′〜１４′のコ
ア径に対する二次元光導波路１のコア層の最適な
厚さが存在するためである。ここで、第２図にお
いて、af、bfはそれぞれ光フアイバのコア径、ク
ラツド径、agは二次元光導波路のコア層の厚さ、
Lfは入力の光フアイバと光導波路との結合損失
と光導波路と出力の光フアイバとの結合損失の和
である。なお、光導波路１のコア層の厚さに最適
値があるのは、入力の集束形光フアイバ１０〜１
４と二次元光導波路１との結合では、入力の集束
形光フアイバ１０〜１４のコア径で規格化した二
次元光導波路１のコア層の厚さが大きくなるにつ
れその結合損失は低減するのに対し二次元光導波
路１と出力の集束形光フアイバ１０′〜１４′との
結合では、出力の集束形光フアイバ１０′〜１
４′のコア径で規格化した二次元光導波路１のコ
ア層４の厚さが大きくなるにつれてその結合損失
が増大するためである。第２図によれば、光導波
路１のコア層４の厚さが入出力の集束形光フアイ
バ１０〜１４，１０′〜１４′のコア径の６〜８割
程度が最も結合損失が小さくなる。
概略図で、ａは平面図、ｂは側面図である。第２
図は本考案の効果を説明するための図である。こ
の平面型光分配回路は、ミクシング部としての二
乗屈折率分布の二次元光導波路１の両端面に入出
力の集束形光フアイバ１０〜１４，１０′〜１
４′が光学的に結合するように配列されている。
この二次元光導波路１は、光フアイバの作製等で
知られるCVD法により石英ガラス基板２上にク
ラツド層３、コア層４、クラツド層５が形成され
ている。そのコア層の厚さは38μm、NAは0.20に
なつており、長さは５cmである。一方入出力の集
束形光フアイバ１０〜１４，１０′〜１４′は、ほ
ぼ二乗の屈折率分布をもつコア径50μm、NA0.20
のもので、この光フアイバのクラツドによるフラ
クシヨン損失低減のために外径を60μm、にして
ある。このように、二次元光導波路１のコア層４
の厚さを入出力の集束形光フアイバ１０〜１４，
１０′〜１４′のコア径より小さくし、二次元光導
波路１と入出力の集束形光フアイバ１０〜１４，
１０′〜１４′の結合損失を低減し、結合損失約
1.5dBを得た。この結合損失の低減は第２図に示
すように結合損失が最小となるような、入出力の
集束形光フアイバ１０〜１４，１０′〜１４′のコ
ア径に対する二次元光導波路１のコア層の最適な
厚さが存在するためである。ここで、第２図にお
いて、af、bfはそれぞれ光フアイバのコア径、ク
ラツド径、agは二次元光導波路のコア層の厚さ、
Lfは入力の光フアイバと光導波路との結合損失
と光導波路と出力の光フアイバとの結合損失の和
である。なお、光導波路１のコア層の厚さに最適
値があるのは、入力の集束形光フアイバ１０〜１
４と二次元光導波路１との結合では、入力の集束
形光フアイバ１０〜１４のコア径で規格化した二
次元光導波路１のコア層の厚さが大きくなるにつ
れその結合損失は低減するのに対し二次元光導波
路１と出力の集束形光フアイバ１０′〜１４′との
結合では、出力の集束形光フアイバ１０′〜１
４′のコア径で規格化した二次元光導波路１のコ
ア層４の厚さが大きくなるにつれてその結合損失
が増大するためである。第２図によれば、光導波
路１のコア層４の厚さが入出力の集束形光フアイ
バ１０〜１４，１０′〜１４′のコア径の６〜８割
程度が最も結合損失が小さくなる。
ここでは、５ポートの光分配回路について述べ
たが、ポート数は限定されない。
たが、ポート数は限定されない。
集束形二次元光導波路１は、CVD法以外の方
法例えばイオン交換法等によつて製造して良いこ
とは言うまでもない。
法例えばイオン交換法等によつて製造して良いこ
とは言うまでもない。
また、集束形二次元光導波路１の両端面に入出
力の集束形光フアイバ１０〜１４，１０′〜１
４′を設けたが、集束形二次元光導波路１の片端
面に入出力の集束形光フアイバを設け、集束形二
次元光導波路１の入出力の集束形光フアイバが設
けられていない端面に反射膜を設けたものでも良
い。
力の集束形光フアイバ１０〜１４，１０′〜１
４′を設けたが、集束形二次元光導波路１の片端
面に入出力の集束形光フアイバを設け、集束形二
次元光導波路１の入出力の集束形光フアイバが設
けられていない端面に反射膜を設けたものでも良
い。
以上、この考案による平面型分配回路につい
て、実施例を用いて詳細に説明したが、この考案
による平面型分配回路は、ミクシング部の集束形
二次元光導波路１のコア層３の厚さが前記光導波
路１に接続される入出力の集束形光フアイバ１０
〜１４，１０′〜１４′のコア径より小さくなつて
いるため、前記光導波路１と前記光フアイバ１０
〜１４，１０′〜１４′との高効率な結合が得ら
れ、低損失で小型等の特長を具備しており、光通
信システムに特に良く適合する。
て、実施例を用いて詳細に説明したが、この考案
による平面型分配回路は、ミクシング部の集束形
二次元光導波路１のコア層３の厚さが前記光導波
路１に接続される入出力の集束形光フアイバ１０
〜１４，１０′〜１４′のコア径より小さくなつて
いるため、前記光導波路１と前記光フアイバ１０
〜１４，１０′〜１４′との高効率な結合が得ら
れ、低損失で小型等の特長を具備しており、光通
信システムに特に良く適合する。
第１図ａ，ｂは、本考案の一実施例を示すため
の概略図、第２図は本考案の効果を説明するため
の図で、集束形光フアイバのコア径で規格化した
集束形二次元光導波路のコア厚に対する結合損失
の変化が示されている。 図において、１……集束形二次元光導波路、２
……石英ガラス基板、３，５……クラツド層、４
……コア層、１０〜１４，１０′〜１４′……入出
力の集束形光フアイバ。
の概略図、第２図は本考案の効果を説明するため
の図で、集束形光フアイバのコア径で規格化した
集束形二次元光導波路のコア厚に対する結合損失
の変化が示されている。 図において、１……集束形二次元光導波路、２
……石英ガラス基板、３，５……クラツド層、４
……コア層、１０〜１４，１０′〜１４′……入出
力の集束形光フアイバ。
Claims (1)
- 基板上に形成された集束形二次元光導波路から
成るミクシングと、このミクシング部の光導波路
両端面にそれぞれ接続した複数の集束形光フアイ
バとを有する平面型光分配回路において、前記光
導波路のコア層の厚さ前記光導波路の端面に接続
される多数本の集束形光フアイバのコア径の60〜
80％としたことを特徴とする平面型光分配回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10126983U JPS608903U (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 平面型光分配回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10126983U JPS608903U (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 平面型光分配回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS608903U JPS608903U (ja) | 1985-01-22 |
| JPS6320965Y2 true JPS6320965Y2 (ja) | 1988-06-10 |
Family
ID=30239213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10126983U Granted JPS608903U (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 平面型光分配回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608903U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62192845U (ja) * | 1986-05-26 | 1987-12-08 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5788422A (en) * | 1980-09-24 | 1982-06-02 | Siemens Ag | Star-shaped coupler for multi-mode optical fiber and manufacture thereof |
| JPS57150814A (en) * | 1981-03-13 | 1982-09-17 | Nec Corp | Optical distributing circuit |
| JPS58209709A (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 多モ−ド光フアイバ−用スタ−カプラ及びその製造方法 |
-
1983
- 1983-06-29 JP JP10126983U patent/JPS608903U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5788422A (en) * | 1980-09-24 | 1982-06-02 | Siemens Ag | Star-shaped coupler for multi-mode optical fiber and manufacture thereof |
| JPS57150814A (en) * | 1981-03-13 | 1982-09-17 | Nec Corp | Optical distributing circuit |
| JPS58209709A (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 多モ−ド光フアイバ−用スタ−カプラ及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS608903U (ja) | 1985-01-22 |
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