JPS63209449A - スタ−タ用コンミの固定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエンジンを始動するスタータのコンミテータに
係り、特にセラミック絶縁を使用した円筒体と、コンミ
片の固定に関する。

〔従来の技術〕

従来は、特開昭５９−１３２７５１号に記載のように、
セラミック円筒体に溶融した銅を流し込んでコンミ片を
形成していた。また特開昭６０−１４１１４９号に記載
のようにセラミック円筒体に銅を溶射してコンミ片を形
成していた。しかしいずれもコンミ片として銅面形体を
セラミック円筒体に挿入する方法はとっていなかった。

これはセラミックが高硬度のため、銅面形体の固定がむ
ずかしいためである。

（発明が解決しようとする問題点〕 上記公知技術は、溶融した銅をセラミック円筒体に付着
させるものであり、溶解装置を必要とし、製造費も割高
の原因となる０本発明の目的は、このような装置を必要
とせず簡単な構造で、セラミック円筒体に、銅面形体の
コンミ片を装着することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、円筒体とコンミ片の両端面に、耐熱性のあ
るセラミック体またはこれ相当の絶縁体を差し入れて、
遠心力によるコンミ片の飛出しを防止することにある。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図により説明す
る。

セラミック絶縁で形成された円筒体１の外周に複数個の
溝を形成し、この溝にコンミ片２を差し込み、コンミ片
２を円筒体１の両端部に予め、保持リング５が入るよう
な溝を加工しておき１両側から保持リング５を圧入する
。保持リング５はセラミックまたは耐熱性のある絶縁体
である。

保持リング５を固渋程度に圧入することにより、遠心力
によりコンミ片２が飛出すこともなく軸方向に移動し脱
落することもない。コンミ片２の材質は銅または、銅合
金の良導体である。コンミ片２の端部にはライザ３を形
成し、１２１機子コイル（図示せず）と接続するためそ
の先端部に切込４を設けている。円筒体１．コンミ片２
．保持リング５の相互間の隙間を少なくするためにエポ
キシなどの樹脂体を含浸させることも可能である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、銅などの溶解する装置が不要で、コン
ミ片として胴回形体を本発明以外の方法で円筒体に装着
させるには、複雑な加工が必要となり、高硬度のセラミ
ックを加工するには高価となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すコンミテータ装置の断
面図、第２図は第１図の左視図である。 １・・・円筒体、２・・・コンミ片、５・・・保持リン
グ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、セラミック絶縁を使用した円筒体とその周囲に複数
   個のコンミ片を有するエンジン始動用スタータのコンミ
   テータにおいて、円筒体とコンミ片の両端部に絶縁体で
   できた保持リングを差し入れてコンミ片の飛出しを防止
   したことを特徴とするスタータ用コンミの固定装置。