JPS63206819A

JPS63206819A - キ−入力装置

Info

Publication number: JPS63206819A
Application number: JP62039697A
Authority: JP
Inventors: Montarou Nishimori; 門太郎西森
Original assignee: Minolta Co Ltd
Current assignee: Minolta Co Ltd
Priority date: 1987-02-23
Filing date: 1987-02-23
Publication date: 1988-08-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、コンピュータやコンピュータ応用機器などの
各種電子機器に情報を入力するためのキー人力装置に関
する。

（従来の技術およびその問題点）コンピュータやコンピュータ応用機器などの電子機器に
は情報を入力するために多数のキースイッチからなるキ
ー人力装置が用いられる。

キー人力装置の最も単純な構成は、多数のキースイッチ
の各端子と電子機器の本体の人力ボートとをそれぞれ独
立した信号線で接続し、各キースイッチからの信号を個
別に人力ボートに伝達することである。しかしこの構成
によると、キースイッチが装着されるキーボードや操作
パネルと入力ボートを有する本体との間を結ぶ信号線の
数がキースイッチの数に応じて増大し、これによって端
子の数やコネクタの極数も増大し、接触不良や断線など
による故障の発生率が高くなるとともに、配線実装のた
めの設計や作業、または保守作業の簡易化を著しく阻害
し、特に小型化ないしは集積化を指向する電子機器にお
いてその小型化をさまたげるという問題を有していた。

この問題を解決するため、特公昭５３−２０３３１号公
報記載のキー人力装置が提案された。これは、２つの信
号線群をマトリクス状に配し、その各交点にキースイッ
チを接続するようにしたもので、このように構成された
キーボードと本体側との間の信号線はかなり減少するが
、しかし例えば３０個のキースイッチに対してなお１１
本の信号線が必要であり、また各キースイッチを識別す
るための制御回路も複雑となる欠点を有する。

（問題点を解決するだめの手段）本発明は、上記の問題に鑑み成され、キースイッチの側
と本体側との間の信号線や端子の数を大幅に減少させる
ことのできるキー人力装置を提供することを目的とし、
その技術的手段は、複数のキースイッチおよびこれらキ
ースイッチに接続された複数の抵抗素子よりなる可変抵
抗回路と、該可変抵抗回路の抵抗値に応じた値のアナロ
グ電圧を発生させる電圧発生部と、該電圧発生部からの
アナログ電圧をデジタル信号に変換するＡＤ変換部とを
有し、前記可変抵抗回路は、前記キースイッチの複数個
が同時に押されたときの抵抗値とキースイッチの一個の
みが押されたときの抵抗値とが一致しないよう前記各抵
抗素子の値が設定されてなることを特徴とする。

（作用）いずれかのキースイッチが押されることによって可変抵
抗回路の抵抗値がそのキースイッチに対応した値に変化
し、電圧発生部からのアナログ電圧はそのキースイッチ
に対応した値となる。このアナログ電圧はＡＤ変換部に
よってデジタル信号に変換され、これが入力ポートなど
を介し制ｊｎ部などで判別され、押されたキースイッチ
が認識される。このときに、複数のキースイッチが押さ
れた場合と単一のキースイッチが押された場合とは区別
して認識される。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図において、キーボードＫには、多数のキースイッ
チＳＷ１〜ＳＷ６、およびこれら各キースイッチＳＷＩ
〜ＳＷ６にそれぞれ直列に接続された抵抗Ｒ１〜Ｒ６が
設けられており、各スイッチＳＷＩ〜ＳＷ６と各抵抗Ｒ
１〜Ｒ６の直列接続体は互に並列に接続され、その両端
の端子２．３を出力とする可変抵抗回路１が形成されて
いる。

本体Ｍには、定電圧電源ＶＣに接続された定電圧端子４
、可変抵抗回路１の抵抗値ＲＡとの分圧比によって可変
抵抗回路１の抵抗値に応じた値のアナログ電圧ＶＡを発
生させるための基準抵抗ＲＢ、アナログ電圧ＶＡをデジ
タル信号に変換するＡＤ変換器５、および入力ポートを
有したマイクロコンピュータなどからなる制御部６が設
けられている。

ここで、八り変換器５の分解能が８ビツトであるとし、
そのリファレンス電圧ＶＲＥＦ　（定電圧電源ＶＣの電
圧に等しい）を５■とし、入力電圧ＶＩＮと出力データ
とは第１表の関係にあるとする。

（以下余白）第１表県下余白）したがって、例えば、ＡＤ変換器５への人力電性ｖＩＮ
がＶ　Ｉ　Ｎ　−０，０５（Ｖ）である場合には、であ
るので、出力データＤは、Ｄ、〜。讃００００００１１　（１０進では３）となる
。

さて、基準抵抗ＲＢおよび抵抗Ｒ１〜Ｒ６の抵抗値は第
２表のとおりである。

第　　　２　　　表したがって、例えばキースイッチＳＷＩをオンにすると
、ＡＤ変換器５への入力電圧ＶＩＮ　（アナログ電圧Ｖ
Ａに等しい）は、Ｖ　ｒ　Ｎ　＝　　　　　　　　　　　　　　　　ｘ５
．ｏ００１５４７＋　　１０００ −１．９６３　　（Ｖ）となり、であるので、出力データＤは、Ｄ７〜。＝０１１００１００　（１０進では１００）と
なる。

全てのキースイッチＳＷＩ〜ＳＷ６について同様に計算
し、出力データＤを求めると第３表のようになる。

（以下余白）第　　３　　表ＡＤ変換器５の出力データＤは、制御部６の入力ボート
へ入力され、制御部６は第２図に示すフローチャートに
したがって処理を行い押されたキースイッチを認識する
。

第２図のフローチャートを説明すると、まずステップＳ
１において、入力データＤが９７　（１０進での値、以
下同様とする）以上であるか否かを判定し、ノーであれ
ばステップＳ１４で全てのキースイッチＳＷＩ〜ＳＷ６
がオフであると判断する。イエスであればステップＳ２
へ進む。ステップＳ２では、入力データＤが１０４以上
であるか否かを判定し、ノーであればステップＳ３でキ
ースイッチＳＷＩがオンであると判断する。イエスであ
ればステップＳ４へ進む。以下、ステップ３４〜Ｓ１３
において、同様にしてどのキースイッチがオンであるか
を判断していく。

さて、キースイッチＳＷＩ〜ＳＷ６のうちの複数個が同
時に押された場合について説明する。例えばキースイッ
チＳＷ１およびＳＷ２が同時に押された場合では、抵抗
Ｒ１とＲ２とが並列に接続されることとなり、その値は
、Ｒ１＋　Ｒ２１５４７＋１３８１となり、キースイッチＳＷ６のみが押されたときの抵抗
Ｒ６の値８９０Ωよりも低く、これによる出力データＤ
は１３９以上となるので、第２図のステップ３１２にお
いてイエスと判定され、ステップＳ１４で全てのキース
イッチがオフであると判断される。つまり、各キースイ
ッチに対応する抵抗Ｒ１〜Ｒ６のうちの抵抗値の大きい
上位２個の並列抵抗値が抵抗Ｒ１〜Ｒ６のうちの最も低
い抵抗値よりも低い値となるようにこれらの抵抗値を設
定しであるので、２個以上のキースイッチが押された場
合には全てのキースイッチがオフであると判断され、他
のキースイッチがオンであると誤って認識するのが防止
されている。

ところで、第２図のフローチャートによる入力データＤ
の判断では、入力データＤが単一の値でなくてもある範
囲内の値であるときにも対応するキースイッチがオンで
あるとしている０例えば、キースイッチＳＷＩがオンで
あると判断されるためには、入力データＤが１００でな
くても９７〜１０３の範囲内であれば、すなわち、入力
電圧ＶＩＮが１．９５３　（Ｖ）でなくても、１．８８
５〜２．０２１　Ｖの範囲内の電圧であればよいのであ
る。これを全てのキースイッチＳＷＩ〜ＳＷ６について
示すと第４表のようになる。

（以下余白）第４表このように、入力データＤにある範囲の許容幅を設けて
いるので、抵抗Ｒ１〜Ｒ６や基準抵抗ＲＢの誤差または
温度による抵抗値変動、および外来ノイズなどの影響に
よって、キースイッチを押しているにもかかわらずオン
であると判定されないという事態の発生が防止されてい
る。

しかし、このような許容幅を設ける必要がない場合は、
キースイッチの個数を４５個まで設けても、複数のキー
スイッチが同時に押されたときに全てのキースイッチが
オフであると判断し、誤った認識を防止することが可能
である。

すなわち、第３図に示すように、４５個のキースイッチ
ＳＷＩ〜５Ｗ４５および抵抗Ｒ１〜Ｒ４５によって可変
抵抗回路１１を構成し、各抵抗Ｒ１−Ｒ４５の値を第５
表に示すようにすると、抵抗値の大きい上位２個の抵抗
Ｒ１およびＲ２の並列抵抗値は、Ｒ１＋Ｒ２１５３４＋
１５１０となり、抵抗値の最も低い抵抗Ｒ４５の７６６（Ω）よ
りも低い値となって、複数のキースイッチが押されたこ
とを識別し、誤ったキースイッチの認識を防止できるの
である。

（以下余白）上述の実施例では、複数個のキースイッチが押された場
合に、ＡＤ変換器５に入力される入力電圧ＶＩＮが単一
のキースイッチが押された場合における入力電圧ＶＩＮ
の最も高い電圧よりも高くなるようにしているから、制
御部６における処理が非常に行い易く、しかも誤動作、
土たは判断や認識の誤りが発生する可能性が極めて低い
。しかし、複数個のキースイッチが押された場合におい
て、そのときの入力電圧ＶＡＮが単一のキースイッチが
押されたときの各入力電圧の中間の電圧となるようにし
てもよく、そのようにすることによってさらに多数のキ
ースイッチを設けてこれらを誤りな（判断または認識す
ることが可能である。

つまり、複数のキースイッチが同時に押されたときの入
力電圧ＶＩＮがいずれの単一のキースイッチが押された
ときの入力電圧ＶＩＮとも相違するように可変抵抗回路
１．１１、特に各抵抗Ｒ１〜Ｒ４５の抵抗値を設定して
おくことによって、複数のキースイッチが同時に押され
た場合でも判断または認識の誤りを防止することができ
る。

また、上述の実施例においては、キーボードにと本体Ｍ
とは２本の信号線のみで接続されており、信号線および
端子の数が大幅に減少している。したがって、これらを
接続するためのコネクタは極数の少いものでよく、接触
不良や断線などによる故障の発生率が低（、実装および
保守が容易であり、機器の小型化が計れる。

上述の実施例において、基準抵抗ＲＢを定電圧電源ＶＣ
の側に設けるようにしてもよい。ＡＤ変換器５は、例え
ば制御部にマイクロコンピュータを用い、このマイクロ
コンビ二一夕に内臓されたＡＤ変換器を用いることとし
てもよい。

（発明の効果）本発明によると、キースイッチの側と本体側との間の信
号線および端子の数を大幅に減少させることができ、接
触不良や断線などによる故障の発生率が低く、実装およ
び保守が容易となり、機器の小型化を計ることができる
。しかも、複数のキースイッチが同時に押された場合に
おいて、これが単一のキースイッチが押されたものと誤
って判断されることがない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図はキー人力装置の
回路図、第２図は制御部の処理を示すフローチャート、
第３図は可変抵抗回路の他の実施例を示す回路図である
。ＳＷＩ〜Ｓ　Ｗ４５・・・キースイッチ、Ｒ１へＲ４５
・・・抵抗（抵抗素子）、ＲＢ・・・基準抵抗（電圧発
生部）、１．１１・・・可変抵抗回路、５・・・ＡＤ変
換器（ＡＤ変換部）。出順人　　ミノルタカメラ株式会社第１３窮　３図

Claims

【特許請求の範囲】

複数のキースイッチおよびこれらキースイッチに接続さ
れた複数の抵抗素子よりなる可変抵抗回路と、該可変抵
抗回路の抵抗値に応じた値のアナログ電圧を発生させる
電圧発生部と、該電圧発生部からのアナログ電圧をデジ
タル信号に変換するＡＤ変換部とを有し、前記可変抵抗
回路は、前記キースイッチの複数個が同時に押されたと
きの抵抗値とキースイッチの一個のみが押されたときの
抵抗値とが一致しないよう前記各抵抗素子の値が設定さ
れてなることを特徴とするキー入力装置。