JPS63205508A - 充電機付き電子式表示計測器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野） 本発明は、ノギスやマイクロメータなどの電子式表示を
行う計測器における、電源に充電機を有した場合の発電
モータの駆動機構に関するものである。

〔発明の概要〕

本発明は充電機付き電子式表示計測器の測定用移動体と
は別に発電モータ、充電素子１表示素子を有した、発・
充電・表示用の第２の移動体を付加させる事により、精
度を要求する測定とは別に、効率良く発電するために第
２の移動体のみスライドさせる事を可能としたものであ
る。又、測定する場合は、測定カーソルと一体とする構
造とし、その一部を電子回路の表示用スイッチとした事
を特徴としている。

〔従来の技術〕

従来、充電機付き電子式表示ノギスにおいては、第２図
のＡと８に示す様に、ノギスの測定用カーソルに発電モ
ータ、充電素子９表示素子が一体となった構造、ようす
るに移動体がひとつである構造となっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、従来の技術である発電・充電機構が測定用カー
ソルと一体となった構造では、精度を良く測定するため
にシラクリ仕上っているカーソルを発電するために何回
もスライドする事になり、それも、発電効率を高くする
ためには手速く連続してスライドする必要があり、これ
では、従来の技術では、シラクリ仕上っているためにス
ライドが重く、手が疲れてしまい効率も悪くなる。又、
何回もスライドする、それも、連続スライドる事となる
と、測定用カーソルの劣化につながる事になる。それは
又、測定精度を要求する計測器においては、精度を低下
させると言う致命的重大欠点となる事は言うまでもなく
、実使用に対してそぐわない事は容易に判断出来る。本
発明は、上記のような問題点を解決するための駆動構造
を提供するものである。

〔発明の目的〕

本発明は、充Ｎ機付き電子式表示計測器を実使用に対し
て支障のない製品として、提供する事を目的としている
。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、上記問題点を解決するために、測定用カーソ
ルである第１の移動体とは別に発電モータ、充電素子１
表示素子を有する、発電行為のみをするための第２の移
動体を設けた、いわゆる測定・発電：別移動体構造とし
た。

（作用） 上記、手段を施す事により、前記、問題点である計測器
としては致命的重大欠点な、測定精度低下につながるカ
ーソルの劣化を防止する事が可能であり、又、発電効率
を高めるための連続スライド作動をする事も可能となり
、実使用に対応する充電機付き電子式表示計測器となり
得る。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図においてスケール１には、カーソル２が係合して
おり、カーソル２は、スケール１に設置された案内溝１
Ｂにガイドされスケール１に平行にスライドする。発・
充電・表示モジュール３には、発電ロータ３Ｇと発電コ
イル３Ｄで構成される発電用モータ、ならびに発電した
電流を整流して、表示素子を駆動するための回路を設け
た回路ブロック３Ｅ、および、充電素子（キャパシタな
ど）５と表示素子３Ｃと、発電ロータ３Ｇを増速するた
めの増速輪列３Ｆ、その輪列の初段の入力軸には、スケ
ール１に一体として作られたラック１Ａと噛み合うビニ
オン３Ａが設置されている。

発電は、両端が０−レットを仕上げされている発電・充
電・表示モジュール３をつかみスライドする事により、
ラック１Ａと噛み合ったビニオン３Ａが回転し増速輪列
３Ｆが駆動させられ、発電ロータ３Ｇを回転させる事に
より、発電ロータ３Ｇに設けられた磁石が、発電コイル
３Ｄに誘起電流を発生させて発電される。

発電された電流は、回路ブロック３Ｅ内に設けられた整
流回路により整流されて充電素子５に蓄えられる。

計測を行う場合は、発・充電・表示モジュール３をカー
ソル２に一体として連結する事により、表示用スイッチ
４を通じて電源がＯＮされて、カーソルとスケールに取
りつけられた測定センサーの働きにより行われる事とな
る。そして、その情報を回路ブロック３Ｅ内の表示駆動
回路で処理して、表示素子３Ｃにて表示される駅である
。この時、計測に用いられる電気エネルギーは、充電素
子を電源としている事になる。

発電駆動構造の初段であるラック１Ａは、第４図のＡと
ＢとＣに示すように様々な方法を施す（変える）事によ
り、手に安全で手ざわりも良く、見ばえも良い対策が可
能となる。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように測定用移動体と発電行為
のみ行うための発・充電・表示用移動体の２つの移動体
とする事によって、又、ラックの方法を変化させ様々な
方法に対応する事により、次のような効果を有するもの
である。

■操作が簡単である。

■カーソルの劣化防止となる。（信頼性向上）■計ａＩ
ＩＩｓの生命である測定精度が維持出来る。

■発電行為のみのために、測定に捕られれずに効率の良
い設計に集中出来る。

■指の疲労が軽少である。

■手に安全で見ばえのある設計が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図のＡと８は本発明の実施例を示す平面図と断面図
であり、第２図のＡとＢは従来の実施例を示す平面図と
断面図である。第３図は充電機付き電子式表示計測器の
回路ブロック図であり、第４図のＡとＢとＣは、本発明
の実施例でラックの方法を変えた場合の図である。 １・・・スケール １Ａ・・・ラック １Ｂ・・・案内溝 １Ｃ・・・はす歯ラック １Ｏ−ＦＪＩＩＩ８１Ｓ材 ２・・・カーソル ３・・・発・充電・表示モジュール ３Ａ・・・発電機駆動用ピニオン ３Ｂ・・・カーソルストッパネジ ３Ｃ・・・表示素子 ３Ｄ・・・発電コイル ３Ｅ・・・回路ブロック ３Ｆ・・・増速輪列 ３Ｇ・・・発電ロータ ４・・・表示用スイッチ ５・・・充電素子 出願人　　セイコー電子工業株式会社 蚕 禦− ６！！ う 繊

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）電子式表示を行う計測器の電源として、発電モー
   タと充電用キャパシタなどの充電素子を持つ充電機付き
   電子式表示計測器において、前記、発電モータと、前記
   、充電素子、および表示素子を有する第１の移動体と、
   測定用スケールのカーソルである第２の移動体の両移動
   体を有する充電機付き電子式表示計測器。
2. （２）前記、第１の移動体の発電モータを駆動する歯車
   を、前記、計測器本体の一部に設けられたラックに噛み
   合わせ、前記、第１の移動体のみのスライドにより、前
   記、発電モータを駆動する特許請求の範囲第１項記載の
   充電機付き電子式表示計測器。
3. （３）前記、計測器本体の一部に設けられたラックを斜
   めラックとした特許請求の範囲第１項記載の充電機付き
   電子式表示計測器。
4. （４）前記、計測機本体の一部に設けられたラックをゴ
   ムなどの摩擦部材にし、又、前記、摩擦部材と相対する
   、前記、第１の移動体内発電モータを駆動する車をゴム
   やローレット仕上げ金属などの摩擦部材とした特許請求
   の範囲第１項記載の充電機付き電子式表示計測器。